JP2804264B2 - コントロールケーブル - Google Patents

コントロールケーブル

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JP2804264B2
JP2804264B2 JP62010989A JP1098987A JP2804264B2 JP 2804264 B2 JP2804264 B2 JP 2804264B2 JP 62010989 A JP62010989 A JP 62010989A JP 1098987 A JP1098987 A JP 1098987A JP 2804264 B2 JP2804264 B2 JP 2804264B2
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Japan
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liner
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control cable
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ptfe
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康夫 関
雅樹 田中
一雄 水渕
修 倉重
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日本ケーブル・システム 株式会社
三井・デュポンフロロケミカル 株式会社
中興化成工業 株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/26Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
    • F16C1/267Details of the inner surface of the sheathing or tube, e.g. coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2208/00Plastics; Synthetic resins, e.g. rubbers
    • F16C2208/20Thermoplastic resins
    • F16C2208/30Fluoropolymers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコントロールケーブルに関する。さらに詳し
くは、高温高荷重下における耐磨耗性が改良されたライ
ナーが設けられてなるコントロールケーブルに関する。 [従来の技術および問題点] コントロールケーブルは、基本的に平鋼線などを螺旋
巻きして形成した導管と金属素線を撚り合せて形成した
内索とからなり、また多くのばあい導管と内索の接触に
よって生ずる磨耗を抑えるためにライナーと称される合
成樹脂製のチューブが導管の内周に配置されている。 したがって、ライナーに要求される性質は耐磨耗性、
可撓性、潤滑性、防音性、耐スティックスリップ性など
があり、また使用環境によっては耐熱性、耐寒性、耐薬
品性、耐油性などが要求される。 このような性質が要求されるライナーの材料の1つと
してポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEという)
を単独使用または主成分とする成形材料がある。配合す
る他の成分としては、たとえばポリフェニレンサルファ
イドやグラファイト、ガラス、金属、金属酸化物の粉末
などが知られている。 PTFE系のライナーは、PTFE粉末混合物をペースト押出
成形したのち焼成して作製されるが、PTFE単独使用のラ
イナーは高荷重下での耐磨耗性に劣り、それを改善する
べくグラファイトなどを配合するときは、チューブ成形
品においてグラファイトなどとPTFEとの間にクラックが
生じ、耐久性に劣ると共に摺動感に劣る(操作時にザラ
ザラしたフィーリングとなる)。 本発明の目的は、PTFE系のライナーにおいて、高温高
荷重下においても耐磨耗性にすぐれ、かつ摺動感にもす
ぐれた耐久性に富むライナーが設けられてなるコントロ
ールケーブルを提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、比重2.20以下のPTFE100重量部と(B)オ
キシベンゾイルポリエステル1〜6重量部と(C)ポリ
フェニレンサルファイド1〜5重量部とからなる組成物
でライナーを形成することにより、前記目的が達成され
ることを見出し、完成されたものである。 [実施態様] 本発明で主成分として用いるPTFEは比重2.20以下であ
り、いわゆる成形用のフッ素樹脂として用いられてお
り、潤滑性や耐熱性に優れているものである。 本発明で用いるオキシベンゾイルポリエステルとして
は、住友化学工業(株)製のエコノールなどがあげられ
る。 PTFEとオキシベンゾイルポリエステルの配合割合は、
PTFE100部(重量部、以下同様)に対して1〜6部であ
る。この範囲を上廻るときはフィーリングがわるく(ザ
ラザラ感)、ケーブル荷重効率の低下が生じ、また下廻
るときは耐摩耗性が低下する。 さらに耐摩耗性、潤滑性を高め、かつ高価なオキシベ
ンゾイルポリエステルの添加量を減らすために、増量材
としてポリフェニレンサルファイド(以下、PPSとい
う)を加えればよい。PPSの添加量は、PTFE100部に対し
1〜5部である。この範囲を超えるときは表面平滑性が
落ち、潤滑性が低下することがある。 またグラファイト、二硫化モリブデンおよび比重2.23
以上の低分子量PTFEから選ばれた1種または2種以上の
固体潤滑剤を配合するときは、さらに潤滑特性が向上す
る。固体潤滑剤の添加量としては成形用フッ素樹脂100
部に対して5部以下、好ましくは2〜4部である。5部
を超えて添加しても潤滑特性の向上はみられない。 かかる組成物を押出成形してチューブ状にしたのち33
0〜450℃、好ましくは330〜390℃の高温にて焼成するこ
とにより、本発明に用いるライナーがえられる。 かくしてえられたライナーは、後述するごとく高温高
荷重下における耐磨耗性にすぐれ、このライナーを用い
て作製した本発明のコントロールケーブルは高温高荷重
下での耐久性にすぐれ、かつ摺動感にもすぐれている。 つぎに本発明のコントロールケーブルを実施例に基づ
いて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。 実施例1 PTFEファインパウダー100部とオキシベンゾイルポリ
エステル(住友化学工業(株)製のエコノールE−10
0)6部、ポリフェニレンサルファイド4部を混合し、
ついでナフサ18部を添加して均一に分散させ、えられた
混合物をシリンダーに充填して圧縮しプリフォームを成
形した。このプリフォームをペースト押出しナフサを揮
発したのち390℃で焼成して内径3.7mm、外形5.8mmのラ
イナーを作製した。 ついで、厚さ1.3mm、幅2.4mmの1本の平鋼線を密に螺
旋状に巻きつけて、その上にポリプロピレンの保護層を
押出成形してコーティングした導管の内周に、長さ700m
mの前記ライナーを挿入し、それに直径0.6mmの鋼素線19
本を撚り合わせた直径3mm、長さ1000mmの単撚の表面に
潤滑剤を塗布した内索を挿通して本発明のコントロール
ケーブルを製造した。 実施例2〜3および比較例1〜5 第1表に示す組成の成形材料を用い、溶融押出成形に
より実施例1と同様にしてライナーを成形し、このライ
ナーを用いて実施例1と同様にしてコントロールケーブ
ルを作製した。 第1表中、PFAはテトラフルオロエチレン−パーフル
オロ(アルキルビニルエーテル)共重合体である。試験例 実施例1〜3および比較例1〜5でそれぞれ作製した
コントロールケーブルの高温高荷重下における耐久性を
調べた。結果を第2表に示す。測定方法はつぎのとおり
である。 (測定方法) コントロールケーブル(1)を、第1図に示すように
半径150mmで180゜の反転状態となるように測定装置に取
り付け、さらに内索(2)にバネ(3)による負荷(ス
トロークエンドで最大10kg)をかけて、内索(2)の他
端をストローク30mm、サイクル数30cpmで往復摺動させ
た。 そのときの力の伝達効率({負荷荷重(W)/他端の
引っ張り力(F)}×100(%))が往復摺動の繰り返
し回数の増加によってどのように変化するかを測定し
た。なお第1図の(S)はそれぞれ内索(2)の張力を
測定するためのストレインゲージである。環境温度は14
0℃に維持した。 さらに、摺動感についても調べた。結果を第3表に示
す。測定方法はつぎのとおりである。 (測定方法) 実施例1〜3および比較例1〜5で作製したコントロ
ールケーブルを実際に手動で操作して、操作時のザラザ
ラ感および摺動音を調べた。 [発明の効果] ライナーとしてPTFEとオキシベンゾイルポリエステル
とPPSとを含む組成物から成形したものを用いることに
より、高温高荷重下における耐久性および摺動感にすぐ
れたコントロールケーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は試験例で使用した耐久性試験機の概略説明図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 康夫 兵庫県氷上郡氷上町上新庄131 (72)発明者 田中 雅樹 尼崎市七松町2丁目21番7号 (72)発明者 水渕 一雄 清水市梅ヶ谷167−4 (72)発明者 倉重 修 横浜市泉区上飯田町975−7 (56)参考文献 特開 昭51−36255(JP,A) 特開 昭58−19397(JP,A) 特開 昭60−231009(JP,A) 実開 昭55−106722(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.導管と内索とそれらの間に介在するライナーとから
    なるコントロールケーブルであって、該ライナーが
    (A)比重2.20以下のポリテトラフルオロエチレン100
    重量部と(B)オキシベンゾイルポリエステル1〜6重
    量部と(C)ポリフェニレンサルファイド1〜5重量部
    とからなる組成物を押出成形して形成されてなるコント
    ロールケーブル。 2.導管と内索とそれらの間に介在するライナーとから
    なるコントロールケーブルであって、該ライナーが
    (A)比重2.20以下のポリテトラフルオロエチレン100
    重量部と(B)オキシベンゾイルポリエステル1〜6重
    量部と(C)ポリフェニレンサルファイド1〜5重量部
    と(D)グラファイト、二硫化モリブデンおよび比重2.
    23以上の低分子量ポリテトラフルオロエチレンから選ば
    れた1種または2種以上とからなる組成物を押出成形し
    て形成されてなるコントロールケーブル。
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