JP2804259B2 - 容量性負荷の駆動装置 - Google Patents

容量性負荷の駆動装置

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JP2804259B2
JP2804259B2 JP8326439A JP32643996A JP2804259B2 JP 2804259 B2 JP2804259 B2 JP 2804259B2 JP 8326439 A JP8326439 A JP 8326439A JP 32643996 A JP32643996 A JP 32643996A JP 2804259 B2 JP2804259 B2 JP 2804259B2
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thyristor
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光彦 奥津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の容量性負荷を駆
動する駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ELパネル,圧電素子等容量性負荷は一
般に高電圧駆動となりその駆動回路には高耐圧が要求さ
れる。また容量性負荷の駆動回路は一般に負荷を充電す
る為のソース側スイッチと一旦充電された負荷を放電す
るためのシンク側スイッチとを具備する必要がある。
【0003】ELパネルなどの容量性マトリクス負荷の
駆動回路は多数の出力チャンネルを集積化することが要
望されるが、集積化に際しては駆動回路の消費電力低減
が重要な課題である。消費電力低減及び負荷電流駆動能
力向上をはかり特開昭60−208119号記載の様にサイリス
タを用いた駆動回路例もある。これを図2に示す。図2
において、電源端子201にアノードを、出力端子3に
カソードをそれぞれ接続したサイリスタ8と、サイリス
タ8のカソードゲートにカソードを、カソードにアノー
ドをそれぞれ接続したダイオード9と、コレクタをサイ
リスタ8のアノードゲートに、エミッタを抵抗12を介
して電源端子202にそれぞれ接続したNPNトランジ
スタ11と、コレクタをサイリスタ8のカソードゲート
に、エミッタを電源端子202にそれぞれ接続したNP
Nトランジスタ10とが設けられ出力部を構成してい
る。NPNトランジスタ10,11のベースは、ロジッ
ク回路206からの信号に応じ上述の出力部の駆動を行
うバッファ回路207内のPMOSトランジスタ71,
72のドレインにそれぞれ接続しており、またPMOS
トランジスタ71,72のソースは低圧電源端子204
に接続している。ロジック回路206は入力端子205
の入力信号に応じバッファ回路207の制御を行うもの
であり、出力部を多数チャンネル集積化した場合などは
シフトレジスタ及びラッチ回路で構成される。出力端子
3に接続した容量性負荷の駆動につき以下説明する。
【0004】今電源端子201は正の高電圧VHPに、電
源端子202はGNDにバイアスされているものとす
る。容量性負荷13を正の高電圧VHPに充電する場合
は、NPNトランジスタ10をオフ状態としサイリスタ8
をオンすれば良い。サイリスタ8のオン駆動はバッファ
回路207内のPMOSトランジスタ71をオンとしNP
Nトランジスタ11をオンすることによりサイリスタ8
のアノードゲートよりゲート駆動電流を引き抜いて行
う。このゲート駆動電流は高電圧VHPにバイアスされた
電源端子201よりもたらされる。
【0005】次に高電圧VHPに充電された容量性負荷1
3を放電する場合はサイリスタ8はオフ状態としNPN
トランジスタ10をオンすれば良い。NPNトランジス
タ10はバッファ回路207内のPMOSトランジスタ
72をオンとし低圧電源端子204よりベース電流を供
給することによりオンする。図2の回路では容量性負荷
13の放電電流はダイオード9を介してNPNトランジ
スタ10に流れる為、サイリスタ8のカソードゲート・
カソード間が逆バイアスされまたサイリスタ8のカソー
ドゲートはNPNトランジスタ10によりGND側にバ
イアスされるためサイリスタ8の誤動作を防止すること
ができる。
【0006】図2の駆動回路をELパネル走査側電極の
駆動に適用した場合につき以下説明する。
【0007】ELパネルは順次選択的に高電圧が印加さ
れる走査側電極と、これに同期して発光・非発光データ
に応じて比較的低い電圧が印加されるデータ側電極とが
互いに交差して設けられ、両電極間にEL層が形成され
たものである。走査側電極とデータ側電極とに挟まれた
部分が1つの画素となっており等価的に容量性負荷であ
る。その発光開始電圧は特開昭60−97394 号にも記載の
様に200(V)程度と高電圧である。またELパネル
は分極効果を有する為交流駆動が行われる。すなわちE
L画素を一旦ある電圧極性で充電,発光した後この放電
を行ってもEL画素内部に先に印加した電圧極性を打ち
消す方向に分極が発生し、再度同極性の電圧印加により
充電,発光させた場合発光輝度が低下することになる。
そこで一旦発光させたEL画素を再度発光する場合に
は、前回と逆極性の電圧を印加する必要がある。このよ
うなELパネルの駆動方法を述べた例としては、シャー
プ技報,1987年第38号「TF−ELディスプレイ
の双方向性Push-Pull 対称駆動方式」などの文献があ
る。
【0008】図2の駆動回路を多数チャンネル集積化
し、上記ELパネルの走査側電極の駆動に適用した例を
図3に示す。
【0009】図3において、電源端子201及び電源端
子202を共通端子として図2におけるサイリスタ8,
NPNトランジスタ10,11及び抵抗12に相当する
サイリスタ81,82,…,NPNトランジスタ10
1,102,…,111,112,…及び抵抗121,12
2,…等が各チャンネルごとに設けられている。各チャ
ンネルにおける出力端子31,32,…は各々1本の走
査側電極に相当する。またC1,C2等は各々1本のデ
ータ側電極に相当し、それら両電極間に接続する容量性
負荷311,312等は各々1画素に相当する。以降容
量性負荷311,312等を画素311,312等と記
すことにする。
【0010】走査側電極の駆動回路は前記文献例にも記
載の様に、データ側電極に対し正・負両極性の高電圧を
印加するためその電源ラインすなわち図3における電源
端子201,202,204などはフローティングとし
制御信号はホトカプラ等を用いて入力される。また低圧
電源端子204は常に電源端子202を基準として5
(V)程度の電位が保たれる。
【0011】まず走査側電極31に正の高電圧VHPを印
加して画素の充電,発光を行う場合につき述べる。
【0012】いま電源端子201が正の高電圧VHPに、
電源端子202が0(V)にバイアスされ、またデータ
側電極C1 が0(V)に、C2 が電圧VD にバイアスさ
れているものとする。なおEL画素の発光開始電圧をV
T とすれば、VHP>VT で且つVHP−VD <VT の関係
にあるものとする。この状態でサイリスタ81のみをオ
ンすることにより走査側電極31に正の高電圧VHPが送
出される。このとき画素311の両端電圧はVHPとな
り、発光開始電圧VT を超えるため画素311は発光す
る。一方、画素312の両端電圧はVHP−VD となる
為、発光開始電圧にVT に達せず画素312は発光しな
い。この様にデータ側電極に印加される比較的低い電圧
D により選択された走査側電極(上記の場合走査側電
極31)上の画素の発光・非発光を決めることができ
る。
【0013】上記正の高電圧VHPによる画素の充電,発
光(或いは非発光)を行った後は、次の駆動タイミング
に備え画素の放電を行う。走査側電極31上の画素の放
電はNPNトランジスタ101をオンすれば良い。以上
で走査側電極31の駆動が終了し、次の走査側電極32
が選択,駆動される。この様にして全走査側電極が選
択,駆動し終えると再び最初の走査側電極31の選択に
戻るが、EL画素の分極の為、今回は前回とは逆極性の
電圧印加とする必要がある。そこで今度は電源端子20
2を負の高電圧VHNに、電源端子201を0(V)にバ
イアスし、NPNトランジスタ101のみをオンとし走
査側電極31に負の高電圧VHNを送出する。ここでVHN
は|VHN|<VT で且つ|VHN|+VD >VT の関係に
あるものとする。
【0014】いまデータ側電極C1 が0(V)、C2
電圧VD にバイアスされていたとすると、画素311は
その両端電圧が|VHN|であるから発光開始電圧VT
達せず発光しない。一方画素312はその両端電圧が|
HN|+VD となるから発光開始電圧VT を超え発光す
る。
【0015】この負の高電圧VHNによる画素の充電,発
光(或いは非発光)後は、サイリスタ81をオンし走査
側電極31上の画素を放電し次の走査側電極32の選択
に移行する。
【0016】前記文献例においては、1走査電極ごとに
印加電圧の極性を反転する駆動法となっているが、いず
れにしても1走査電極についてみた場合毎回電圧極性を
反転して選択,駆動されることになる。このため電源端
子201,202は外部スイッチング素子により印加電
圧が切換えられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来回路では、サ
イリスタ81のオン駆動電流すなわちゲート駆動電流は
NPNトランジスタ11を介して電源端子201から電
源端子202へ流れるが、電源端子201は電源端子2
02に対して高電位にあるため、ゲート駆動電流による
消費電力が大きくなるという問題がある。これについて
は特願昭63−15829 号記載のようにロジック回路206
内にワンショット回路を設けPMOSトランジスタ71
及びNPNトランジスタ11をパルス動作させることに
よりサイリスタ8のゲート駆動電流を実効的に低減し、
消費電力低減をはかることも可能であるが、ロジック回
路の複雑化ひいてはチップ面積の増大にもつながる。ま
たこのパルス駆動の場合、一旦サイリスタ8がオンした
後ゲート電流が無くなるためサイリスタ8を流れる電流
すなわち画素充電々流等がサイリスタ8の保持電流以下
となるとサイリスタ8がオフしてしまう為画素の充電々
圧を低下させるという問題もある。また図3の如く多数
チャンネル集積化した場合、従来回路構成では電源端子
201,202間には高電位差が生じる為出力端子間が
外部で短絡されると隣接チャンネル間で電源端子201
〜ソース側スイッチング素子(例えばサイリスタ81)
〜シンク側スイッチング素子(例えばNPNトランジス
タ102)〜電源端子202の経路で短絡電流が流れる
ことがある。すなわち例えば走査側電極31を選択して
正の高電圧VHPを印加し、他の走査側電極32,…は0
V、よってNPNトランジスタ102,…等をオンする
ような場合である。上記短絡電流を制限し集積回路の破
壊を防止するにはソース側或いはシンク側スイッチング
素子に電流制限機能を持たせねばならない。図2,図3
の例ではシンク側にNPNトランジスタを用いこれをは
たしている。
【0018】以上の如く従来回路では負荷駆動電流能力
に制限を与えねばならない場合がある。これはパネルの
大型化に伴いますます電流駆動能力を必要とされるEL
表示装置への適用の上で問題である。
【0019】本発明の目的は、上述の問題を解決した容
量性負荷の駆動に適した駆動回路を備える表示装置を提
供するものであり、具体的には回路を複雑化することな
く消費電力を低減し、またサイリスタを用いた場合にサ
イリスタの保持電流の影響を無くすことのできる駆動回
路を備える表示装置を得ることにある。
【0020】本発明の他の目的は、実施例の説明から明
らかになろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的の1つは、駆動
回路を第2の電源端子と出力端子との間にソース側スイ
ッチング素子を、また出力端子と第1の電源端子との間
にシンク側スイッチング素子を設け、第2の電源端子は
第1の電源端子より所定電位だけ高く保持され、かつ両
電源端子には一方が正の高圧電源,負の高圧電源または
接地電位に接続されているときは他方がフローティング
状態が保持されるように構成することにより達成され
る。ここでいう所定電位とは、ソース側及びシンク側の
各スイッチング素子をオンオフ制御する制御部を駆動す
るに十分な大きさで高圧電源の電圧より小さい値をい
う。
【0022】
【作用】出力端子に正の高電圧VHPを送出する時は、例
えば第2の電源端子に正の高電圧VHPを印加し第1の電
源端子はフローティングとしてソース側スイッチング素
子をオンする。第2の電源端子は第1の電源端子に対し
常に5(V)程度の低電位差に保たれる為、この場合第
1の電源端子は第2の電源端子の正の高電位VHPよりも
5(V)程度低い電位となる。サイリスタ等のソース側
スイッチング素子のオン駆動電流は第2の電源端子より
第1の電源端子へ向かって流すことにより得ることがで
き、よってその消費電力を大幅に低減することができ
る。このため前記パルス駆動等の手段を用いなくても消
費電力の問題を解決することができ、またさらに必要な
期間オン駆動電流を流し続けることによりサイリスタを
用いた場合の保持電流の問題も回避することができる。
【0023】出力端子に負の高電圧VHNを送出する時
は、例えば第1の電源端子に負の高電圧VHNを印加し第
2の電源端子をフローティングとしてシンク側スイッチ
ング素子をオンする。シンク側スイッチング素子のオン
駆動電流は第2の電源端子より供給することができるた
め、その消費電力は小さい。
【0024】以上述べたようにソース側,シンク側いず
れのスイッチング素子も低圧電源にて駆動することがで
き、よってスイッチング素子としてトランジスタを用い
た場合はその駆動電流すなわちベース電流も大きく設定
することができる為、スイッチング素子の負荷電流駆動
能力を向上することができる。また、第1の電源端子,
第2の電源端子はいずれか一方に高電圧が印加されると
きはもう一方の電源端子がフローティング状態となるた
め、駆動回路全体が印加された高電圧の電位に上昇或い
は下降する。よって駆動回路を多数チャンネル集積化し
た場合において隣接チャンネルの出力端子間が外部で短
絡されたとしても駆動回路内部に高圧電源の短絡電流が
流れることは無い。短絡した出力端子に接続している負
荷が同時に駆動されるのみである。そのため駆動回路の
ソース側,シンク側いずれのスイッチング素子も電流制
限機能を特に必要とせず、よっていずれのスイッチング
素子をもサイリスタを用いソース,シンク共に電流駆動
能力を容易に向上させることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1により説
明する。
【0026】図1において、電源端子4にアノードをダ
イオード16のアノードにカソードをそれぞれ接続した
サイリスタ15と、カソードを出力端子3に接続したダ
イオード16と、出力端子3にアノードを電源端子2に
カソードをそれぞれ接続したサイリスタ14と、が設け
られ出力部を構成している。サイリスタ14のカソード
ゲートはバッファ回路7内のPMOSトランジスタ73
のドレインに接続し、またPMOSトランジスタ73の
ソースは電源端子4に接続している。サイリスタ15の
アノードゲートはバッファ回路7内のNMOSトランジ
スタ74のドレインに接続し、NMOSトランジスタ7
4のソースは電源端子2に接続している。また入力端子
5の入力信号に応じてバッファ回路7及び出力部を制御
する為のロジック回路6が設けられている。また入力端
子5にアノードを電源端子4にカソードをそれぞれ接続
したダイオード17と、電源端子2にアノードを入力端
子5にカソードをそれぞれ接続したダイオード18とが
設けられている。容量性負荷13は出力端子3に接続し
ている。電源端子2と4との間に低電圧源VB が接続さ
れている。低電圧源VB はトランス等により絶縁された
フローティング電源で電源端子4を電源端子2に対して
常に5V程度の電位に保持している。電源端子4は外部
スイッチング素子S1 を介して正の高圧電源VHPに、外
部スイッチング素子S2 を介して接地電位に、また外部
スイッチング素子S3 を介して負の高圧電源VHNに接続
されている。電源端子2は外部スイッチング素子S4
介して正の高圧電源VHPに、外部スイッチング素子S5
を介して接地電位に、また外部スイッチング素子S6
介して負の高圧電源VHNに接続されている。尚、入力端
子5に入力する制御信号は、ホトカプラ等のアイソレー
タを用いて入力する。以下、この動作につき説明する。
【0027】まず出力端子3に正の高電圧VHPを送出す
る場合は、外部スイッチング素子S1 をオン、外部スイ
ッチング素子S2 ,S3 ,S4 ,S5 ,S6 をオフした
状態でサイリスタ15をオンする。サイリスタ15はバ
ッファ回路7内のNMOSトランジスタ74をオンとし
アノードゲートからゲート駆動電流を引き抜きオンする
ことができる。このゲート駆動電流は低電圧電源VB
り供給され電源端子4と電源端子2との間で流れる為そ
の消費電力は小さい。容量性負荷13の充電々流は電源
端子4〜サイリスタ15〜ダイオード16〜容量性負荷
13〜GNDの経路で流れる。
【0028】正の高電圧VHPに充電された容量性負荷1
3を放電する場合は外部スイッチング素子S1 ,S2
3 ,S4 ,S6 をオフ、外部スイッチング素子 5
オンした状態でサイリスタ14をオンする。サイリスタ
14はバッファ回路7内のPMOSトランジスタ73を
オンとしカソードゲートにゲート駆動電流を供給するこ
とによりオンする。このゲート駆動電流もやはり低電圧
VBにより供給され電源端子4と電源端子2との間で流
れる為、消費電力は少なくてすむ。容量性負荷13の放
電電流はサイリスタ14を介して電源端子2へ流れる。
【0029】次に負の高電圧VHNで容量性負荷13を充
電する場合は、外部スイッチング素子S1 ,S2
3 ,S4 ,S5 をオフ、外部スイッチング素子S6
オンとし電源端子2に負の高電圧VHNを印加しサイリス
タ14をオンする。サイリスタ14がオンすると容量性
負荷13より電源端子2へ向かって充電電流が流れ、容
量性負荷13は負の高電圧VHNに充電される。ここでサ
イリスタ14のゲート駆動電流は上記同様低電圧電源V
B より供給され電源端子4と電源端子2との間で流れ
る。
【0030】負の高電圧VHNに充電された容量性負荷1
3を放電する場合は外部スイッチング素子S1 ,S3
4 ,S5 ,S6 をオフ、外部スイッチング素子S2
オンとし、電源端子4を0(V)にバイアスしサイリス
タ15をオンする。サイリスタ15は前記同様PMOS
トランジスタ74をオンすることにより電源端子4から
電源端子2へ向かってゲート駆動電流を流すことにより
オンできる。サイリスタ15のオンにより、容量性負荷
13の放電々流が電源端子4からサイリスタ15,ダイ
オード16を介して容量性負荷13へ流れる。
【0031】尚、本実施例においては、電源端子2或い
は電源端子4のいずれか一方のみで容量性負荷13の充
放電を行うことも可能である。例えば、電源端子2のみ
で負荷の充放電をしようとする場合、容量性負荷13に
電流を供給するとき即ち正の高電圧VHPへの充電及び負
の高電圧に充電した後の放電において、電源端子2から
ダイオード18−ダイオード17−サイリスタ15−ダ
イオード16−出力端子3の経路で電流を流すことがで
きる。一方、容量性負荷13より電流を引き抜く場合に
ついては、前記実施例の説明と同様にサイリスタ14を
オンすればよい。
【0032】電源端子4のみを使用する場合について
も、ダイオード18,17の経路を利用することで同様
に容量性負荷13の充放電が可能である。
【0033】以上の様に高電圧を印加する端子を共有化
した場合、図1における外部スイッチング素子群S1
2 ,S3 またはS4 ,S5 ,S6 のうちいずれか一方
を削減することができる。
【0034】また、本実施例によれば、容量性負荷13
の正、負の高電圧駆動が可能であり、しかもソース側ス
イッチング素子,シンク側スイッチング素子のいずれも
5V程度の低電圧系で制御することができる為、高圧ス
イッチング素子の駆動における消費電力を大幅に低減で
き集積化に有利な駆動回路を得ることができる。図1に
おいては、負荷駆動電流能力を向上するためにスイッチ
ング素子としてサイリスタ14,15を用いているが、
スイッチング素子をトランジスタとしても同様の動作を
行うことができる。但しトランジスタの場合はサイリス
タのゲート駆動電流に対し一般に大きなベース電流を必
要とし、また負荷電流駆動能力の点からもサイリスタの
方が有利である。サイリスタを用いた場合の問題点とし
て保持電流があるが、本実施例によればゲート駆動電流
の消費電力を大幅に低減する効果がある為必要な期間ゲ
ート電流を流し続けることによりこれを解決できる。一
般にサイリスタのオンに必要なゲート電流は100(μ
A)〜数百(μA)程度であり、図1における電源端子
2,4間の電位差を5(V)とすれば、ゲート駆動電流
による消費電力は100(μA)×5(V)=0.5(m
W)程度と極めて小さい。なお図1におけるサイリスタ
14,15及びダイオード16は高耐圧素子であり、サ
イリスタ14は順・逆両方向に高耐圧を有しているもの
とする。また、ダイオード18,17はロジック回路6
がCMOSトランジスタで構成される場合は、その入力
ゲート保護素子として一般に設けられるものでありこれ
を利用しても良い。
【0035】以上の如く本実施例は電源端子2,4のい
ずれか一方をフローティング状態とすることにより、容
量性負荷の正,負高電圧駆動が可能となるため、電源ラ
インをフローティングとして駆動されるELパネル走査
側駆動回路として最適である。
【0036】図4は、図1に示される本発明の第1の実
施例をELパネル走査側電極の駆動に適用した例で各電
源端子への電位付与手段は省略して示してある。
【0037】図4において、電源端子2及び4を共通端
子として図1に示す回路の出力部が多数チャンネル設け
られ、各チャンネルにおける出力端子31,32,…等
は各々EL表示パネルの1本の走査側電極に接続してい
る。またC1 ,C2 ,…などはデータ側電極を示し、E
L層の両側に並設される走査側電極とデータ側電極とが
交差したところがEL画素311,312となる。また
電源端子4は常に電源端子2を基準として5(V)程度
の高電位に保たれているものとする。
【0038】EL表示パネルは前記の如く分極効果を有
するため、毎回印加電圧の極性を反転して画素の発光を
行う。図4において、いま走査側電極31を選択しこれ
を正の高電圧VHPに充電して発光する場合は、電源端子
2はフローティングとし電源端子4に正の高電圧VHP
印加する。なお、この電圧印加は図1に示すダイオード
18,17の如く電源端子2から電源端子4へ向かう電
流経路が有れば、電源端子2,4のいずれでも良い。電
源端子4に正の高電圧VHPを印加した状態でサイリスタ
151のみをオンすることにより、走査側電極31に正
の高電圧VHPが送出される。このときデータ側電極
1 ,C2 ,…等の電位状態に応じ走査側電極31上の
画素311,312,…等を発光させることができる。
【0039】次いで走査側電極31上の画素311,3
12…等の放電を行う場合は、電源端子4をフローティ
ングとし電源端子2を0(V)にバイアスしてサイリス
タ141をオンする。放電々流は走査側電極31よりサ
イリスタ141を介して電源端子2へ流れ放電できる。
【0040】以上で走査側電極31の選択を終了し、次
の走査側電極32の選択に移行する。全走査電極を順次
選択した後は再び走査側電極31の選択に戻るが、今度
は画素への印加電圧極性を反転する為、負の高電圧VHN
を出力端子から送出する必要がある。この場合電源端子
4をフローティングとし電源端子2へ負の高電圧VHN
印加しサイリスタ141のみオンする。サイリスタ14
1のオンにより走査側電極31に負の高電圧VHNが送出
され、データ側電極C1 ,C2 ,…等の電位状態に応じ
走査側電極31上の画素311,312,…などを発光
させることができる。
【0041】次いでこれを放電する場合、電源端子2を
フローティングとし電源端子4を0(V)にバイアスし
サイリスタ151をオンする。放電々流は電源端子4よ
りサイリスタ151,ダイオード161を介して走査側
電極31へ流れ、走査側電極31上の画素311,31
2,…などを放電できる。
【0042】以上の如く本実施例によればELパネルの
走査電極の駆動が可能である。走査電極は一般に数百本
以上で構成され、その駆動回路は多数チャンネルを集積
化する必要がある。本実施例は消費電力を大幅に低減す
る効果を有する為、その集積化に極めて有利である。ま
たELパネルは近年大型化の傾向に有り、これに伴ない
負荷電流が増大する為駆動回路の電流駆動能力が問われ
ることになる。本実施例の如くサイリスタを用いること
により、消費電力を増大することなく上記要求に答える
ことができ、ELパネルの走査電極駆動に最適な駆動回
路を得ることができる。
【0043】図5に本発明の第2の実施例を示す。
【0044】図5においては、図1の実施例に加えサイ
リスタ15のアノード・アノードゲート間にスイッチン
グ素子76を、サイリスタ14のカソード・カソードゲ
ート間にスイッチング素子75を、設けている。サイリ
スタ14,15のオン駆動に関しては、スイッチング素
子75,76をオフ状態としておき第1の実施例同様P
MOSトランジスタ73またはNMOSトランジスタ7
4によりオン駆動することができる。この実施例では電
源端子2,4への電位付与手段は第1の実施例と同一で
あり省略してある。以下、スイッチング素子75,76
を設けたことによる効果につき説明する。
【0045】一般にサイリスタはその耐圧信頼性を確保
するためにカソードゲート・カソード間またはアノード
ゲート・アノード間に抵抗を挿入する。またトランジス
タにあってはベース・エミッタ間に抵抗が挿入される。
この抵抗は小さい程誤動作を防止できるが、その分抵抗
へのリーク電流が増えるため、ゲート駆動電流或いはベ
ース電流を増大させることになる。さらにサイリスタの
場合、印加電圧の上昇率いわゆるdv/dtが大きいこ
とによって誤点弧する性質を有する。これに対しても抵
抗により、dv/dt印加時に接合内を流れる電流を抵
抗側にバイパスさせサイリスタ誤動作を防止する方策が
とられる。この場合も抵抗値が小さい程dv/dtに対
して誤動作しにくくすることができる。
【0046】図5の実施例では、スイッチング素子7
5,76を設けることによりゲート駆動電流を増大させ
ることなくサイリスタ14,15の誤動作を防止できる
様にしている。例えば電源端子4に正の高電圧VHPが印
加され、サイリスタ15はオフ状態を保つ場合、スイッ
チング素子76をオンする。これによりサイリスタ15
のアノード・アノードゲート間が短絡される為、サイリ
スタ15の誤動作を防止することができる。また電源端
子2に負の高電圧VHNが印加され、サイリスタ14がオ
フ状態を保つ場合はスイッチング素子75をオンするこ
とでカソードゲート・カソード間を短絡し誤動作を防止
することができる。
【0047】スイッチング素子75,76はいずれも電
源端子4と電源端子2との間で動作させることができる
為高耐圧素子を用いる必要はなく、例えば低圧のMOS
トランジスタなどで構成することができ集積化に不利と
なることはない。
【0048】本実施例によれば、前記第1の実施例の効
果に加え駆動回路の誤動作を容易に防止することができ
るという効果を奏することができる。
【0049】この実施例についても、図4に示したよう
に出力端子3をEL表示装置の各走査電極に接続するこ
とができる。
【0050】図6に本発明の第3の実施例を示す。
【0051】図6では図1の実施例に加え電源端子4と
サイリスタ15のアノードとの間にスイッチング素子1
9、またサイリスタ15のアノード側にカソードを電源
端子2にアノードをそれぞれ接続したダイオード20、
を設けた。電源端子への電位付与手段は電源端子2側の
みとした点で第1の実施例と異なっている。以下その動
作につき説明する。
【0052】まず出力端子3に正の高電圧VHPを送出す
る場合、外部スイッチング素子S4 をオンにして電源端
子2に正の高電圧VHPを印加しサイリスタ15をオンす
る。サイリスタ15は、スイッチング素子19及びNM
OSトランジスタ74をオンすることにより、電源端子
4からスイッチング素子19,NMOSトランジスタ7
4を介して電源端子2へゲート駆動電流が流れオンする
ことができる。なお電源端子4は前記同様、低電圧電源
B により常に電源端子2を基準として5(V)程度の
電位に保たれているものとする。出力端子3に容量性負
荷が接続されていれば、電源端子2からダイオード2
0,サイリスタ15,ダイオード16を介して容量性負
荷を正の高電圧VHPに充電できる。なおダイオード20
が無い場合は、電源端子2をフローティングとして電源
端子4に正の高電圧VHPを印加するか、或いは図1の如
く電源端子2から電源端子4へ向かう経路(ダイオード
パス)があれば同様に負荷の充電は可能である。但しこ
の場合、充電々流がスイッチング素子19を介して流れ
るため、スイッチング素子19の電流容量が必要とされ
る。容量性負荷を放電する場合は外部スイッチング素子
5 をオンして電源端子2を0(V)にバイアスし、サ
イリスタ14をオンする。サイリスタ14はPMOSト
ランジスタ73をオンし電源端子4からゲート駆動電流
を供給することによりオンする。このときサイリスタ1
5がまだオン状態にあると、サイリスタ15,14が共
にオン状態となってしまい電源端子4と電源端子2間が
短絡してしまう。
【0053】本実施例ではスイッチング素子19を設け
ることによりこの問題を解決している。すなわちサイリ
スタ14側がオンしようとした時はスイッチング素子1
9をオフすることにより、電源端子4からサイリスタ1
5,14を介して電源端子2へ向かう電流経路を遮断
し、上記短絡を防止できる。サイリスタ15,14等に
電流遮断機能を持たせることよりも容易に実現できる。
スイッチング素子19はサイリスタ15のゲート駆動電
流程度を流せれば良く、また低圧素子で形成できるた
め、例えばMOSトランジスタで良い。また図6の回路
を多数チャンネル集積化する場合は、ダイオード20の
カソード側を共通端子としてサイリスタ15等を設けれ
ば良い。
【0054】本実施例によれば、第1の実施例の効果に
加え容易に誤動作を防止した駆動回路を得ることができ
る。
【0055】図7に本発明の第4の実施例を示す。
【0056】図7では、図6におけるダイオード20を
削除し、代わりに電源端子21をスイッチング素子19
とサイリスタ15との間に設けている。電源端子2は外
部スイッチング素子S5 ,S6 を介して接地電位、負の
高圧電源VHNに接続され、電源端子21は外部スイッチ
ング素子S1 ,S2 を介して正の高圧電源VHP、接地電
位に接続されている。
【0057】図7において、正の高圧電源VHPを出力端
子3に送出する場合は、外部スイッチング素子S5 ,S
6 をオフして、電源端子2をフローティング状態とし、
外部スイッチング素子S1 をオンして電源端子21に正
の高電圧VHPを印加してサイリスタ15をオンする。サ
イリスタ15は前記同様スイッチング素子19,NMOSト
ランジスタ74を共にオンすることにより電源端子4か
らスイツチング素子19,NMOSトランジスタ74を
介し電源端子2へゲート駆動電流が流れオンする。
【0058】出力端子3に接続し、正の高圧電源VHP
充電された容量性負荷を放電する場合、或いは負の高電
圧VHNに充電する場合は、電源端子21はフローティン
グとし電源端子2を0V、或いは負の高電圧VHNにバイ
アスし、前記同様サイリスタ14側をオンすれば良い。
【0059】本実施例によれば、スイッチング素子19
を設けたことにより、前記第3の実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0060】図6及び図7の駆動回路についても図4に
示したように、EL表示装置に適用することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、負荷に電流を供給する
ソース側スイッチング素子及び負荷から電流を引き抜く
シンク側スイッチング素子の制御電流をいずれも低圧電
源より供給,制御することができるため、消費電力を大
幅に低減でき集積化に有利な容量性負荷の駆動回路を得
ることができる。また、この駆動回路をEL表示装置の
駆動に適用すると、低消費電力で電流駆動能力の高いE
L表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明駆動回路の第1の実施例を示す回路図。
【図2】従来の駆動回路を示す回路図。
【図3】従来の駆動回路を適用したEL表示装置の回路
図。
【図4】図1の駆動回路を使用したEL表示装置の回路
図。
【図5】本発明駆動回路の第2の実施例を示す回路図。
【図6】本発明駆動回路の第3の実施例を示す回路図。
【図7】本発明駆動回路の第4の実施例を示す回路図。
【符号の説明】
1,2,4,21…電源端子、3…出力端子、5…入力
端子、6…ロジック回路、7…バッファ回路、8,1
4,141,142…サイリスタ、13…容量性負荷、
16,161,162…高圧ダイオード、31,32…
走査側電極、75,76…低圧スイッチング素子、31
1,312,321,322…EL素子、C1 ,C2
データ側電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 苅谷 忠昭 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 昭62−283717(JP,A) 特開 昭62−64123(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の容量性負荷に接続される複数の駆動
    回路を備え、 駆動回路が、 第1の電源端子と、第2の電源端子と、容量性負荷を接
    続する出力端子と、 第1,第2の主端子及びゲート端子を有し負荷に電流を
    供給するソース側スイッチング素子と、 第1,第2の主端子及びゲート端子を有し負荷から電流
    を引き抜くシンク側スイッチング素子と、 を有し、 ソース側スイッチング素子の第1の主端子が第1の電源
    端子に、第2の主端子が出力端子に、ゲート端子が第1
    のスイッチング素子を介して第2の電源端子にそれぞれ
    接続され、 シンク側スイッチング素子の第1の主端子が出力端子
    に、第2の主端子が第2の電源端子に、ゲート端子が第
    2のスイッチング素子を介して第1の電源端子にそれぞ
    れ接続され、 第1の電源端子及び第2の電源端子のうち一方は高圧電
    源または接地電位に接続され、他方はフローティングと
    し、 第1の電源端子と第2の電源端子との間には高圧電源よ
    りも電圧の低い低圧電源が接続され、 ソース側スイッチング素子のゲート端子には、第1のス
    イッチング素子を介して低圧電源からゲート信号を与
    え、 シンク側スイッチング素子のゲート端子には、第2のス
    イッチング素子を介して低圧電源からゲート信号を与え
    ることを特徴とする容量性負荷の駆動装置。
  2. 【請求項2】複数の容量性負荷に接続される複数の駆動
    回路を備え、 駆動回路が、 第1の電源端子と、第2の電源端子と、容量性負荷を接
    続する出力端子と、 第1,第2の主端子とゲート端子を有し負荷に電流を供
    給するソース側スイッチング素子と、 第1,第2の主端子とゲート端子を有し負荷から電流を
    引き抜くシンク側スイッチング素子と、 を有し、 ソース側スイッチング素子の第1の主端子をスイッチン
    グ素子を介して第1の電源端子に、第2の主端子を出力
    端子に、ゲート端子を第1のスイッチング素子を介して
    第2の電源端子にそれぞれ接続し、 シンク側スイッチング素子の第1の主端子を出力端子
    に、第2の主端子を第2の電源端子に、ゲート端子を
    2のスイッチング素子を介して第1の電源端子にそれぞ
    れ接続し、 スイッチング素子とソース側スイッチング素子の第1の
    主端子との間に第3の電源端子を設け、 第2の電源端子及び第3の電源端子のうち一方は高圧電
    源または接地電位に接続され、他方はフローティングと
    し、 第1の電源端子と第2の電源端子との間には高圧電源よ
    りも電圧の低い低圧電源が接続され、 ソース側スイッチング素子のゲート端子には、第1のス
    イッチング素子を介して低圧電源からゲート信号を与
    え、 シンク側スイッチング素子のゲート端子には、第2のス
    イッチング素子を介して低圧電源からゲート信号を与え
    ることを特徴とする容量性負荷の駆動装置。
  3. 【請求項3】ソース側スイッチング素子の第2の主端子
    がダイオードを介して出力端子に接続されることを特徴
    とする請求項1または2記載の容量性負荷の駆動装置。
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