JP2804020B2 - 電子レンジ用の補助調理装置 - Google Patents

電子レンジ用の補助調理装置

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JP2804020B2 JP9151391A JP15139197A JP2804020B2 JP 2804020 B2 JP2804020 B2 JP 2804020B2 JP 9151391 A JP9151391 A JP 9151391A JP 15139197 A JP15139197 A JP 15139197A JP 2804020 B2 JP2804020 B2 JP 2804020B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジに係り、
特に製作工程が簡易化され使用後に容易に保管しうる電
子レンジ用の補助調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジの調理室の内部には調理物を
刺して調理(すなわち、串焼き)を行うための補助調理
装置が備えられる。このような従来の補助調理装置は韓
国特許公開番号95−11973号に開示されている
が、これを図10に基づき説明する。
【0003】調理室の底面または調理用トレーに置かれ
補助調理装置の全体を支持する支え台4に固定台3が取
り付けられている。固定台3には空間部3aが形成され
ており、この空間部3aに蓋板11が挿入される。蓋板
11にはバーベキューが刺される刺し台2が取り付けら
れ、刺し台2のそばには刺し台に刺された調理物の釣り
合いを保つための支持刺し台9が備えられる。
【0004】しかし、前述した従来の電子レンジの補助
調理装置は、小さく刻んだ肉のように体積の小さい調理
物を刺せる補助刺し台が備えられていないので体積が小
さい調理物は調理できない短所があった。
【0005】前述した短所を解消するために図11及び
図12のような補助調理装置が開発された。
【0006】図11を説明すれば、体積の大きい調理物
を刺せる主刺し台21が支持部材22に取り付けられて
いる。そして、体積の小さい調理物を刺すための補助刺
し台23が溶接などで結合部材24に対して取り付けら
れており、結合部材24は支持部材22に取り付けられ
る。
【0007】図12を説明すれば、支持部材26に補助
刺し台29が溶接などで結合されており、主刺し台28
は結合部材27に取り付けられている。この結合部材2
7が支持部材26に取り付けられ使われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来の電子レンジ用の補助調理装置は、補助刺し台を
支持部材または結合部材に取り付けるための別途の工程
を必要とし、その製作工程が複雑な短所があった。ま
た、補助刺し台を補助調理装置から取り外せなくて使用
後保管し難い短所があった。
【0009】従って、本発明は前述した事情に鑑みて案
出されたもので、その目的は補助刺し台を補助調理装置
に刺し込み及び引き抜き自在にして組立性を向上させた
電子レンジ用の補助調理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、調理室に置かれ調理物に刺される補助
調理装置を備える電子レンジにおいて、前記補助調理装
置は、前記調理室に置かれる支持部材と、前記支持部材
に取り付けられ体積の大きい調理物が刺される主刺し台
と、前記支持部材に取り付けられる結合部材と、前記結
合部材に刺し込み及び引き抜き自在な体積の小さい調理
物が刺される多数の補助刺し台を含む構成である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の実施の形態を説明する。
【0012】図1は本発明による補助調理装置が電子レ
ンジに設けられた図であって、調理室110と電装品室
(図示せず)を有する電子レンジ本体100が備えられ
る。前記調理室110の底面の外側にはモータ120が
設けられ、内側にはモータ120により回転される調理
用トレー130が備えられる。
【0013】前記調理用トレー130は連結部材13
1、ガラス皿132、ローラ133及び必要に応じて備
えられるバーベキュー皿134と油皿135を含む。詳
細に説明すれば、前記連結部材131はモータ120の
回転力をガラス皿132に伝達し、前記ローラ133は
調理室110の底面とガラス皿132との間に位置され
ガラス皿を支持する。バーベキュー調理を行う場合は前
記ガラス皿132上にバーベキュー皿134が置かれ、
前記バーベキュー皿134上には油を受け止めるための
油皿135が置かれる。111はヒータである。
【0014】前記油皿の上には調理物を刺して調理する
ための本発明の一実施形態による補助調理装置200が
置かれるが、これを図2、3、4に基づき説明する。
【0015】本発明による補助調理装置200は支持部
材210aと主刺し台220と補助刺し台230及び結
合部材240aを含む。前記支持部材210aは調理室
の底または調理用トレー上に置かれ補助調理装置が安定
的に立つように支える。前記主刺し台220は支持部材
210aと一体に形成され、前記結合部材240aは支
持部材210aに主刺し台220に取り付けられる。前
記補助刺し台230は結合部材240aに刺され、小さ
く刻んだ肉などのような小さい調理物が刺される。それ
ぞれを詳細に説明する。
【0016】前記支持部材210aは切開された環状の
胴体213と胴体213の両端から内側に延伸した支持
脚212a、212bを備える。前記支持脚212a、
212bは支持部材210aをさらに安定的に立たせ
る。前記支持脚212bは支持部材210aの中心まで
延長され、支持脚212bの端部から前記主刺し台22
0が垂直上向きに延長される。支持部材210aの中心
まで延長された支持脚212bから主刺し台220を一
体に形成したのは調理物が刺された時、偏心させなくす
るためである。
【0017】前記支持部材210aには多数個の補助刺
し台230を刺し込み及び引き抜けるよう結合部材24
0aが取り外し自在に取り付けられる。前記結合部材2
40aの中心部には前記主刺し台220が貫通できるよ
うに縦方向に貫通孔241が形成される。そして、前記
貫通孔241を中心として多数の挿入孔242が半径方
向に形成される(図3参照)。前記貫通孔241と挿入
孔242のサイズは主刺し台220と補助刺し台230
をそれぞれ刺し込んだり引き抜けるよう適宜に形成され
る。前記結合部材240aの上面には結合部材240a
の外側及び挿入孔242と連通される第1遊動防止溝2
43が形成される。前記第1遊動防止溝243には後述
する補助刺し台230の連結棒232が挿入され、補助
刺し台230が任意に回転されることを防止する。ま
た、前記結合部材240aの底面には結合部材240a
が支持部材210aに取り付けられた時、回転されるこ
とを防止する第2遊動防止溝244が形成される。前記
第2遊動防止溝244は結合部材240aの外側及び前
記貫通孔241と連通され、主刺し第220と連結され
た支持脚212bが第2遊動防止溝244に挿入され
る。すると、結合部材240aは回転しなくなる。前記
結合部材240aは支持部材210aに取り付けられ支
持部材を補助する機能も果たす。
【0018】前記補助刺し台230は多数回ベンディン
グされ形成される。すなわち、前記挿入孔242に刺さ
れる垂直の結合棒231と前記結合棒231の一端部か
ら水平に延長され前記第1遊動防止溝243に挿入され
る連結棒232を有する。また、前記連結棒232の一
端から垂直に上向きに延長され調理物に刺される刺し棒
232を含む。前記刺し棒233に調理物を刺し、前記
連結棒232が第1遊動防止溝243に挿入されるよう
結合棒231を挿入孔242に刺す。すると、補助刺し
第230は遊動されず結合部材240aに取り付けられ
る。
【0019】第2実施形態であって、本発明による補助
調理装置の主刺し台220は支持部材と別設されること
もある。これを図5、6、7に基づき説明する。
【0020】前記支持部材210bは略三角形になった
多数の羽根部215と前記羽根部215を一体に連結さ
せるリング状の胴体部216を有する。そして、前記結
合部材240bには主刺し台220が一体に取り付けら
れ、補助刺し台230が分離自在に取り付けられる。
【0021】詳細に説明すれば、結合部材240bには
前記主刺し台220が取り付けられる結合孔246と前
記補助刺し台230が刺される挿入孔242及び前記第
1遊動防止溝243が形成される。また、前記結合部材
240bの外周面には係止枠247が形成されるが、前
記係止枠247は胴体部216に係止され結合部材24
0bが支持部材210bの下側に離脱することを防止す
る。かかる構造の補助調理装置200も補助刺し台23
0を結合部材240bに刺し込んだり引き抜けるよう備
えられる。
【0022】本発明による補助調理装置は前述した図2
のように、支持部材210aと主刺し台220を一体に
製作しうる。また、図5のように支持部材210bと主
刺し台220を別に製作して取り付けられる。すなわ
ち、主刺し台220を結合部材240bに一体に取り付
け、結合部材240bを支持部材210bに取り付ける
構造で製作することもできる。また、図8及び図9に示
したように、第3及び第4実施形態のような構造で製作
することもできる。
【0023】図8に示した支持部材210cは図2に示
した支持部材210aと結合部材240aを一体にした
ものである。そして、図9に示した支持部材210dは
図5に示した支持部材210bと結合部材240bが一
体になったものである。すなわち、支持部材と結合部材
と主刺し台を一体にし、補助刺し台のみを結合部材から
取り付け及び取り外し自在にしたものである。
【0024】本発明による補助調理装置の結合部材はテ
フロン材で備えられる。これは、結合部材、支持部材、
主刺し台及び補助刺し台が金属材で形成されていれば、
その接触部位でスパークが発生することがあるが、これ
を防ぐためである。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による電子レ
ンジ用の補助調理装置は、補助調理装置から補助刺し台
を刺し込んだり引き抜けるよう製作されるので、補助刺
し台を補助調理装置に取り付けるための工程が省かれ組
立性が向上される一方、補助調理装置の使用後に保管し
やすい利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による補助調理装置が設けられた電子
レンジの側断面図である。
【図2】 本発明による補助調理装置の一実施形態を示
した分解斜視図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図2の各部材を結合した斜視図である。
【図5】 本発明による補助調理装置の他の実施形態を
示した分解斜視図である。
【図6】 図5のV−V線断面図である。
【図7】 図5の各部材を結合した斜視図である。
【図8】 本発明による補助調理装置のさらに他の実施
形態を示した斜視図である。
【図9】 本発明による補助調理装置のさらに他の実施
形態を示した斜視図である。
【図10】 従来の補助調理装置の斜視図である。
【図11】 従来の補助調理装置の他の例を示した斜視
図である。
【図12】 従来の補助調理装置のさらに他の例を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
100 本体 110 調理室 120 モータ 130 調理用トレー 131 連結部材 132 ガラス皿 134 バーベキュー皿 200 補助調理装置 213 胴体 220 主刺し台 230 補助刺し台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1997 12894 (32)優先日 1997年4月8日 (33)優先権主張国 韓国(KR)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室に置かれ調理物に刺される補助調
    理装置を備える電子レンジにおいて、前記補助調理装置
    は、 前記調理室に置かれる支持部材と、 前記支持部材に取り付けられ、体積の大きい調理物が刺
    される主刺し台と、 前記支持部材に取り付けられる結合部材と、 前記結合部材に刺し込む及び引き抜き自在な体積の小さ
    い調理物が刺される多数の補助刺し台を含むことを特徴
    とする電子レンジ用の補助調理装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は切開された環状に備えら
    れ、前記支持部材の両端は支持部材の内側に延長された
    支持脚で構成され、 前記主刺し台は前記支持脚のうちいずれか一つの端部で
    一体に上向き延設されることを特徴とする請求項1に記
    載の電子レンジ用の補助調理装置。
  3. 【請求項3】 前記結合部材には前記主刺し台が貫通さ
    れる貫通孔と、 前記補助刺し台が刺される挿入孔と、 前記補助刺し台の一側が挿入されるよう前記挿入孔と連
    通され補助刺し台が回転されなくする第1遊動防止溝
    と、 前記補助刺し台と連結された支持脚が挿入されるよう前
    記貫通孔と連通され前記結合部材が回転されなくする第
    2遊動防止溝が備えられることを特徴とする請求項2に
    記載の電子レンジ用の補助調理装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は多数の羽根部と前記羽根
    部を相互連結させる胴体部を有し、 前記胴体部には前記補助刺し台を刺し込み及び引き抜き
    自在にすると共に主刺し台が取り付けられた結合部材が
    取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の電子
    レンジ用の補助調理装置。
  5. 【請求項5】 前記結合部材の外周面には結合部材が支
    持部材の下側に離脱されることを防ぐ係止枠が備えられ
    ることを特徴とする請求項4に記載の電子レンジ用の補
    助調理装置。
  6. 【請求項6】 前記結合部材には前記主刺し台が取り付
    けられる結合孔と、 前記補助刺し台が取り付け及び取り外される挿入孔と、 前記補助刺し台の一側が挿入されるよう前記挿入孔と連
    通され補助刺し台を回転させない第1遊動防止溝が備え
    られることを特徴とする請求項5に記載の電子レンジ用
    の補助調理装置。
  7. 【請求項7】 前記補助刺し台は前記挿入孔に刺し込み
    及び引き抜き自在に形成された結合棒と前記結合棒から
    ベンディング延長され前記第1遊動防止溝に挿入される
    連結棒と前記連結棒からベンディング延長され調理物が
    刺される刺し棒を含むことを特徴とする請求項3または
    6に記載の電子レンジ用の補助調理装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部材と結合部材は一体であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用の補助調
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記結合部材は支持部材に取付け及び取
    り外されることを特徴とする請求項1に記載の電子レン
    ジ用補助調理装置。
  10. 【請求項10】 前記結合部材はテフロン材であること
    を特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用の補助装
    置。
JP9151391A 1996-06-12 1997-06-09 電子レンジ用の補助調理装置 Expired - Fee Related JP2804020B2 (ja)

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KR199615590 1997-04-08
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KR199633442 1997-04-08

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