JP2803581B2 - 内燃機関用フィルタ再生装置 - Google Patents

内燃機関用フィルタ再生装置

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JP2803581B2
JP2803581B2 JP6273641A JP27364194A JP2803581B2 JP 2803581 B2 JP2803581 B2 JP 2803581B2 JP 6273641 A JP6273641 A JP 6273641A JP 27364194 A JP27364194 A JP 27364194A JP 2803581 B2 JP2803581 B2 JP 2803581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンから
排出される排気ガス中に含まれるパティキュレート(粒
子状物質)を捕集する内燃機関用フィルタを高周波エネ
ルギーを利用して再生する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地球環境保全に関して、近年世界各国
気汚染物質の排出規制がコ・ジェネレーションなどの
固定発生源や自動車などの移動発生源に対して強化され
る動きにある。特に、自動車の排気ガスに関する規制は
従来の濃度規制から総量規制へ移行され規制値自体も大
幅な強化がなされようとしている。
【0003】自動車の中でもディーゼル車は窒素酸化物
と同時にパティキュレートの排出規制の強化が行われ
る。燃料噴射時期遅延などの燃焼改善による従来の排気
ガス中の汚染物質低減対策だけでは排出ガス規制値を達
成することは不可能とされ、現状では排気ガスの後処理
装置の付設が不可欠である。この後処理装置はパティキ
ュレートを捕集するフィルタを有するものである。
【0004】しかし、ディーゼル内燃機関を使用する時
間とともにパティキュレートはフィルタに目詰まりを発
生させ、捕集能力を大幅に低下させるとともに排気ガス
の流れを悪くするためにエンジン出力低下あるいはエン
ジン停止の原因となる。したがって、フィルタの捕集能
力を再生させるための技術開発が進められている。
【0005】ディーゼルエンジン排ガス中に含まれるパ
ティキュレートは600℃程度から燃焼することが知ら
れている。パティキュレートをこの温度域に昇温するた
めの手段方式として、バーナによる加熱方式、電気ヒー
ター方式あるいは高周波加熱方式などが考えられてい
る。
【0006】本発明者らは昇温効率の良さ、安全性ある
いは再生制御性の良さなどを考慮して高周波加熱方式に
よるフィルタ再生装置を開発してきた。
【0007】高周波加熱方式すなわちマイクロ波方式に
よるフィルタ再生装置としては、たとえば特開昭59−
126022号公報がある。同公報に開示されている装
置を図7に示す。図7において、1はエンジン、2は排
気マニホールド、3は排気管、4は排気分岐管、5はフ
ィルタ、6はフィルタ5を収納した加熱室、7は高周波
発生装置、8は高周波発生装置7の発生したマイクロ波
を加熱室6に導く導波管、9はマイクロ波反射板、10
は空気ポンプ、11は空気供給路、12は高周波発生手
段7の駆動電源、13はマフラー、14は空気切換バル
ブ、15は排気ガス流切換バルブである。
【0008】上記した構成において、エンジンの排気ガ
スは排気ガス流切換バルブ15によってフィルタ5に導
かれたり、直接大気へ排出されたりする。パティキュレ
ート捕集サイクルにおいて、排気ガスはフィルタ5に導
かれ排気ガス中に含まれるパティキュレートはフィルタ
5に捕集されるが前述したようにフィルタ5の捕集能力
は有限である。捕集能力が限界に達すると排気ガス流切
換バルブ15が制御され排気管3への排気ガスは遮断さ
れ排気ガスのすべては排気分岐管4を経て大気に排出さ
れる。この間にフィルタ5の再生が行われる。このフィ
ルタ再生サイクルにおいてパティキュレートを加熱する
エネルギは高周波発生装置7からまた燃焼に必要な空気
が空気ポンプ10より同時に供給される。所定の時間を
経てフィルタ再生が完了すると排気ガス流切換バルブ1
5が再び制御されてフィルタ5に排気ガスが導かれる。
この捕集と再生のサイクルがくり返される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成において、パティキュレートを高周波のエネルギーで
発火点まで温度上昇させるには、次のような困難な点が
あった。
【0010】すなわち、内燃機関は乗用車やバスなどの
移動体に搭載されることが多く、電気エネルギーは搭載
された二次電池より供給されることになる。このため、
フィルタの再生装置を搭載する場合に電池容量を大きく
しなければならず、装置の価格が高くならざるを得なか
った。さらに、電池の過放電による電池上がりの危険性
もあった。
【0011】また、パティキュレート加熱燃焼時には、
その捕集重量密度や成分によって燃焼時の発熱量が異な
り、加熱エネルギーや燃焼用の気体の供給具合を調整し
なければ、フィルタが異常加熱のため温度が上昇しすぎ
て、ひび割れなどの破損を起こしたり、再生が十分に行
われないという現象があった。それを回避するために
は、パティキュレートの捕集密度に応じて、それぞれ異
なった再生制御を行なわなければならない。さらに、必
要以上にパティキュレートが捕集されるとフィルタの圧
損が高くなり、エンジンを損傷する可能性があるため、
フィルタに捕集されたパティキュレートの量を測定する
必要があった。
【0012】従来、パティキュレートの捕集量を検出す
るには、フィルタの排気ガス上流と下流の圧力差による
ものや、捕集時間に頼るものが考えられていた。しかし
ながら、圧力差で検出するためには内燃機関の排気ガス
流量と温度を逐次正確に測定することを要し装置が複雑
になることと、圧力測定部がパティキュレートで詰まっ
て正確な圧力が測定できない困難さがあった。また、捕
集時間すなわち、内燃機関の動作時間でパティキュレー
ト捕集量を推定する方法では、内燃機関の負荷が大きい
場合や高速回転する場合と、アイドリング状態では単位
時間当たりのパティキュレート発生量が2倍以上ちがう
ので、実用的な捕集量は推定できなかった。
【0013】本発明は上記課題を解決するもので、フィ
ルタに捕集されたパティキュレート量を精度よく検出す
るために、高周波をフィルタに供給しその減衰量でパテ
ィキュレート量を検出でき、かつ、その際に電池消費量
を節約可能な排ガス浄化装置を実現することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関用フィ
ルタ再生装置は上記目的を達成するため、下記構成とし
ている。
【0015】パティキュレートの捕集量を検出するため
に、フィルタの収納されている加熱室に高周波を供給す
る高周波発生装置と受信する高周波受信部を設け、高周
波発生装置からの高周波がフィルタのパティキュレート
に吸収される割合を高周波受信部で得られる高周波量で
判定する。
【0016】そして、フィルタの加熱再生をするとき
は、同じ高周波発生装置からマイクロ波を給電して高周
波によりパティキュレートを加熱燃焼し、フィルタを
生させている。すなわち、電池の消費を抑制するため
に、フィルタを加熱再生するときは大きな電力を供給
し、捕集されたパティキュレート量を計測するときに
は、小さな電力を供給するとよい。
【0017】従って、内燃機関の排気ガス中に含まれる
パティキュレートを捕集するフィルタと、前記パティキ
ュレートを加熱するための高周波を発生する高周波発生
装置と、前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波
受信部からなる捕集量検出手段と、前記高周波発生装置
に電力を供給するための二次側に高圧コンデンサと高圧
ダイオードを備えた高圧トランス電源と、前記高圧コン
デンサの容量を切り替える高圧リレーを備え、少なくと
も前記捕集量検出手段の検出信号が所定値以上の場合に
前記高圧リレーによって前記高圧コンデンサの容量を小
さく切り替え、高周波出力を切り替える構成としてい
る。
【0018】また、内燃機関の排気ガス中に含まれるパ
ティキュレートを捕集するフィルタと、前記パティキュ
レートを加熱するための高周波を発生する高周波発生装
置と、前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波受
信部からなる捕集量検出手段と、前記高周波発生装置に
電力を供給するための高圧トランス電源と、前記高圧ト
ランス電源に電力を供給するDC−ACインバータ電源
を備え、前記DC−ACインバータのスイッチング素子
の駆動デューティー比を前記捕集量検出手段の検出信号
に応じて異なるデューティー比に切り替え、高周波出力
を切り替える構成としている。
【0019】また、内燃機関の排気ガス中に含まれるパ
ティキュレートを捕集するフィルタと、前記パティキュ
レートを加熱するための高周波を発生する高周波発生装
置と、前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波受
信部からなる捕集量検出手段と、前記高周波発生装置に
電力を供給するための高圧トランス電源と、前記高圧ト
ランス電源に電力を供給するDC−ACインバータ電源
とを備え、前記DC−ACインバータ電源のインバータ
トランスは二次巻線の途中にタップを設け、少なくとも
前記捕集量検出手段の検出信号が所定値を以上の場合に
前記インバータトランスの二次巻線の接続タップを切り
替えインバータの巻数比を小さくする構成としている。
【0020】さらに、内燃機関の排気ガス中に含まれる
パティキュレートを捕集するフィルタと、前記パティキ
ュレートを加熱するための高周波を発生する高周波発生
装置と、前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波
受信部に得られる物理量を検出する捕集量検出手段と、
前記捕集量検出手段からの信号に基づき前記高周波発生
装置を制御する制御部と、前記高周波発生装置に電力を
供給するための高圧トランス電源と、前記高圧トランス
電源に電力を供給するDC−ACインバータ電源とを備
え、前記高圧トランス電源の高圧トランスは一次巻線の
途中にタップを設け、少なくとも前記捕集量検出手段の
検出信号が所定値を以上の場合に前記高圧トランスの一
次巻線の接続タップを切り替え高圧トランスの巻数比を
小さくする構成としている。
【0021】さらに、また、前記高圧トランス電源に電
池から電力を供給する構成としている。
【0022】
【作用】本発明は上記構成によって、下記の作用を有す
る。
【0023】すなわち、本発明の内燃機関用フィルタ再
生装置は、内燃機関の運転中にはフィルタに捕集された
パティキュレート量を測定するために、高周波発生装置
より高周波をフィルタに供給し、受信部での高周波の減
衰量によってパティキュレート捕集量を判定している。
そして、所定のパティキュレートが捕集され、フィルタ
を再生するは、同じ高周波発生装置の高周波によりパ
ティキュレートを加熱昇温し、助燃気体を供給して燃焼
させる。このときの燃焼制御は助燃気体の流量を調整す
ることで、フィルタの耐熱温度を越えないように燃焼さ
せる。
【0024】フィルタに高周波を供給する高周波発生装
置は、電池からエネルギーを供給される。内燃機関の運
転中に捕集量を検出するための高周波量は、加熱燃焼さ
せるときより少なくて良い。したがって、高周波発生装
置の出力を変化させて、低出力で捕集量検出をし、高出
力で加熱再生を行う。こうすることによって、電池消費
を抑制する構成にしている。
【0025】パティキュレート量の検出は、フィルタに
供給された高周波をフィルタの側面に設けた受信部で受
信し、その減衰量を測定する方法で行う。すなわち、減
衰量が多いほどパティキュレートに高周波が多く吸収さ
れていることになり捕集量が多いと判断できる。
【0026】このとき高周波を発生させるために、電池
からの電力エネルギーをDC−ACインバータで商用A
C電源と同じ電圧と周波数に変換し、高周波電源を駆動
する。パティキュレート量の検出時の高周波は、フィル
タを加熱しないので少ない量でよく、電気エネルギーも
加熱再生時の3分の1程度または、それよりも少なくて
もよい。その高周波を受信部で受け、その信号の強さに
より捕集されたパティキュレートの捕集量を検出する。
パティキュレートの捕集量が増加すると受信部にあらわ
れる捕集量検出信号は減衰によって減少する。したがっ
て、少なくとも捕集量検出信号が所定値を越えている場
合にはフィルタの目詰まりが発生していない状態なので
高周波出力は少なくてよい。
【0027】フィルタにパティキュレートが所定量以上
捕集されたことを検出すると、フィルタの再生が必要に
なるので、自動的に、もしくは、手動で再生を開始す
る。フィルタの再生時は、パティキュレートを高周波で
加熱燃焼させるために、高周波発生装置からの高周波出
力が増加するように変化させる。
【0028】高周波出力を変化させる手段のひとつとし
て、高周波電源の二次側に設けた倍電圧整流用の高圧コ
ンデンサの容量を切り替えている。高圧コンデンサの容
量を小さくすると、二次側のインピーダンスが大きくな
り高周波発生装置の出力が少なくなる。こうして、消費
電力を抑制することで、電池の消耗を少なくすることが
可能となる。
【0029】また、高周波出力を変化させる別の手段と
して、電池のDC電源をAC電源に変換するためのAC
−DCインバータ電源のスイッチング素子のオンオフ・
デューティー比を変えている。デューティー比が大きい
(オン時間が大きい)と、インバータの出力電圧が大き
くなり高周波出力が増える。フィルタの加熱再生時はオ
ン時間の割合を大きくし出力を増加させ、フィルタがパ
ティキュレートを捕集時には、デューティー比を小さく
して消費エネルギーを節約する。
【0030】さらに、AC−DCインバータ電源のイン
バータトランスの二次巻線にタップを設け、二次巻線の
タップを切り替えることで、二次電圧を変化させること
で、高周波出力を変化させることができる。すなわち、
二次インダクタンスが大きく巻数比が高いほど二次電圧
が高くなるため高周波出力が大きい。
【0031】さらに、また、他の方法として、高周波電
源の高圧トランスの一次巻線にタップを設けて、高圧ト
ランスの巻数比を変えることで、高周波出力を変化させ
ることも可能である。すなわち、高圧トランスの入力イ
ンピーダンスを変えることにより、高周波発生装置に印
加する電圧を変化させ高周波出力を変えている。
【0032】上記のように高周波発生装置の出力をパテ
ィキュレートの捕集時には少なくすることで消費電力を
抑制し、電池の容量を小さくすることができる。また、
捕集されたパティキュレート量を検出するために高周波
を供給する時間は、所定周期毎(数十分程度)に短時間
(数十秒)で検出することで、電池の電力消費を抑制し
ている。
【0033】以上のような構成とすることで装置の電力
消費が少なくすることが可能なため、電池が小さくでき
経済的で低コストの内燃機関用フィルタ再生装置が実現
できる。
【0034】
【実施例】以下本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0035】第1の実施例を図1、図2に示す。図1に
おいて、16は内燃機関、17は排気ガスを排出する排
気管、18は排気管17の途中に設けられた加熱室、1
9は加熱室18内に収納され排気ガスが通過する間に排
気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するフィル
タ、20は加熱室18に給電する高周波を発生させる高
周波発生装置としてのマグネトロン、21は高周波発生
装置20の発生した高周波を加熱室18に伝送する導波
管、22は加熱室18に酸素を含む気体を供給する送風
手段である。この気体は開閉バルブ23を制御すること
により排気管17への流入が実行され、排気管17内を
流通して加熱室18に配流される。
【0036】内燃機関が動作しているとき、排気ガスは
排気管17内を流れフィルタ19に流入される。フィル
タ19はウォールフロータイプのハニカム構造体で構成
され、排気ガスに含まれるパティキュレートを捕集する
機能を有している。フィルタ19に捕集されたパティキ
ュレートの量が増大すると、フィルタ19における排ガ
スの流れに対する圧力損失が増大し内燃機関であるエン
ジンの負荷が増加するとともに最悪の場合にはエンジン
停止に至る。したがって、フィルタ19に所定のパティ
キュレートが捕集されるとフィルタ19を再生する必要
がある。フィルタの再生時には、バルブ31で排気ガス
がバイパス管32へ流れるように切り替える。33は消
音装置である。
【0037】高周波発生装置20としてのマグネトロン
から出た高周波は、導波管21を介して伝送され、加熱
室18内では定在波となって分布し、フィルタに捕集さ
れたパティキュレートを加熱する。パティキュレートの
加熱分布は電波の分布によって決まる。
【0038】捕集されたパティキュレートの物理量また
は重量は、加熱室18に設けられた高周波受信部24に
あらわれる信号によって検出される。高周波受信部24
の信号は検波回路25で検波整流される。高周波受信部
24と検波部25とからなる捕集量検出手段の信号によ
り制御部27はパティキュレートの捕集量を判別する。
その値を表示装置で表示し、フィルタの再生に必要な時
期を報知する。また、フィルタの加熱再生の際には、捕
集量に応じて制御部27の信号を変化させる。すなわ
ち、送風装置22の動作タイミングと高周波発生装置2
0の導通タイミングを捕集量に応じて変化させる。26
は温度センサであり、排気ガスの温度を測定することで
フィルタの目詰まりを監視するとともに、捕集量検出手
段の温度補正を行う。
【0039】28は高周波電源であり高圧トランスと高
圧コンデンサおよび高圧ダイオードからなる。高周波電
源28はAC電源電圧を昇圧整流し高周波発生装置20
に高圧直流電圧を印加して、高周波を発生させる。
【0040】29はDC−ACインバータであり、電池
DC電源30をスイッチングしてAC電源に変換する。
【0041】図2に、本発明の内燃機関用フィルタ再生
装置の回路図を示す。図1と同じ構成要素は同符号をつ
け、説明を省略する。
【0042】高周波電源28は高圧トランス34、高圧
コンデンサ35、36、高圧ダイオード37により構成
される。高周波発生装置20としてのマグネトロンは約
4kVの直流電圧によって駆動され、高周波を発振す
る。高圧コンデンサ35、36は高圧切替スイッチ38
により並列接続され容量が変化する。高圧トランス34
の出力電圧が同じ場合、高周波の出力を高くするために
は高圧コンデンサの容量を大きくして高周波発生装置の
導通期間を長くすることで出力を増加することが可能で
ある。また、逆に高圧コンデンサの容量が小さい場合は
高周波出力が小さくなり、消費電力も少なくなる。高圧
切替スイッチ38は、制御部27の信号により閉じて高
圧コンデンサ35、36を並列接続し、高周波発生装置
の電力供給を変化させる。
【0043】電池30には、内燃機関から得た動力を電
力に変換するオルタネータ39が並列接続され、内燃機
関の動作中に電池30が充電される。電池DC電源30
の出力には、DC−ACインバータ29が接続されDC
電源をAC電源に変換している。このときの変換周波数
と電圧は商用電源に近いものとして、汎用的なマグネト
ロン20駆動用の高圧電源28を使用可能としている。
このため、高圧電源28を共通化できる。DC−ACイ
ンバータ29はスイッチング部40とトランス部41と
からなり電池電源30をスイッチング部40で交流に変
化させてトランス部41で所定の電圧に昇圧している。
【0044】捕集量検出手段42は、高周波受信部24
と検波部25とからなる。高周波受信部24は同軸線路
で構成されている。検波部25は、高周波の余分な周波
数成分をフィルタ回路により除去し、整流して制御部2
7に信号を送る。
【0045】43は温度検出部で、フィルタを通過する
排気ガスや再生燃焼の気体の温度を測定して制御部27
に信号を送る。温度検出センサは熱電対またはサーミス
タなどが使用される。
【0046】図3に高周波受信部の断面の詳細図を示
す。19はフィルタ、43はフィルタの外周にありフィ
ルタ19と加熱室壁面44を断熱するとともに、フィル
タを保持しているフィルタ保持材である。加熱室壁面4
4には凹部45が設けられ高周波受信部24が挿入され
ている。高周波受信部24は先端が中心導体を突き出し
た構成となるセミリジッドケーブルからなり外部導体
加熱室壁面と同電位なっている。このように構成するこ
とで、中心導体受信アンテナとして働き高周波による
電界の大きさに応じた電力がケーブルを通じて伝送され
る。中心導体のアンテナ長を変えることで、捕集量検出
感度を調整可能な構成となっている。
【0047】図1、図2において、内燃機関16が動作
して、パティキュレートをフィルタ19に捕集している
ときの動作を説明する。制御部27から定期的(数十分
毎)に、約10秒程度、接点46、47を導通させる信
号を送出する。このとき高圧電源の切替部38はオープ
ン状態で高圧コンデンサの容量は少ない状態である。接
点46、47が導通するとAC−DCインバータ29が
動作し、高周波発生装置20に電力が供給される。高周
波発生装置20からの高周波はフィルタ19に捕集され
たパティキュレートで減衰されて、高周波受信部24に
到達する。したがって、その受信された高周波の減衰量
量でパティキュレート量を検出する。この際、高圧コン
デンサの容量を小さく切り替えているので、電力消費量
は少ない。フィルタ19にパティキュレートが所定量捕
集されると表示装置に捕集量を表示して、フィルタの目
詰まり状況を報知する。所定量以上のパティキュレート
が捕集されると、フィルタの再生をする必要が生じるた
め、内燃機関の使用者に報知する構成となっている。
【0048】フィルタの加熱燃焼再生は、自動的または
手動で行う。再生開始命令が出されると、制御部27は
高圧コンデンサ切り替え部38を閉じて高圧コンデンサ
35、36を並列接続してコンデンサ容量を増加させ
る。そして接点46、47、48を所定のタイミングで
閉じることにより、パティキュレートを加熱して、助燃
気体を供給し燃焼除去する。
【0049】フィルタの加熱再生は、次のような順序で
行われる。再生命令後、排気ガスはバルブ31により切
り替えられ、バイパス管32を通って排出される。高圧
コンデンサ切替部38が高圧コンデンサの容量を大きく
するように切り替わる。フィルタ19の再生制御指令が
制御部27より発せられる。この制御部27の指令に基
づいて、高周波発生装置20に駆動電力が供給される。
このとき接点47を導通させることによりインバータ電
源29から電力が高圧トランス33供給される。高周波
発生装置20からの高周波は導波管21を伝送して加熱
室18内に給電される。この際、捕集されたパティキュ
レートの物理量に応じて高周波の供給時間が異なる。適
当な時間経過後、フィルタ19のパティキュレートは燃
焼可能温度に到達する。この後に、送風手段22が制御
され適当な流量の気体をフィルタ19へ供給する。こう
してフィルタ19のパティキュレートが燃焼を始め、時
間を経てフィルタ19のほぼ全域のパティキュレートが
燃焼し除去される。なお、高周波発生装置20の動作は
フィルタ19全域のパティキュレート燃焼が完了するま
で継続する必要はなく、フィルタ19のパティキュレー
トが燃焼状態に移行した後、適当な時期に停止させたり
高周波出力を低下させたりすることができる。この場合
下流側に存在するパティキュレートに対して、パティキ
ュレートの燃焼熱が送風手段22からの気体の流れにそ
って熱伝達される。フィルタ再生が終了すると、終了表
示を行う。その後、バルブ31が制御され、フィルタ1
8に排気ガスが流入され、パティキュレート捕集が再び
行われる。
【0050】上記構成においては、フィルタの再生時
は、バイパス管32に排気ガスを流していたが、バイパ
ス管32の替わりに、もう一つ排気ガスフィルタと再生
装置を設けて、交互に捕集再生してもよい。
【0051】パティキュレートの捕集状態を知る検出手
段として加熱室内の高周波の電界を高周波受信部でもと
めるものを示したが、それに加えて、温度センサによる
フィルタの温度情報や、エンジン動作時間の積分値など
の情報を組合せることによって一層の捕集量精度の向上
が図れる。すなわち、温度情報によりパティキュレート
の誘電損失の温度特性を補正することが可能であり、ま
た、エンジン動作時間情報により再生後のフィルタに残
る未燃焼パティキュレート量を推定可能となる。
【0052】図4に、本発明の他の実施例の内燃機関用
フィルタ再生装置の回路図を示す。図2と同じ構成要素
は同符号をつけ、説明を省略する。
【0053】図4において、高周波電源28は高圧トラ
ンス34、高圧コンデンサ49、高圧ダイオード37に
より構成される。高周波発生装置20としてのマグネト
ロンは約4kVの直流電圧によって駆動され、高周波を
発振する。
【0054】パティキュレートをフィルタ19に捕集し
ているときの動作を説明する。制御部27から定期的
(数十分毎)に、約10秒程度、接点46、47を導通
させる信号を送出する。接点46、47が導通するとA
C−DCインバータ29が動作し、高周波発生装置20
に電力が供給される。この際、インバータ29のスイッ
チング素子の駆動デューティーオンオフ比は、1:2程
度以下ににしている。デューティー比が小さいのでイン
バータ29の出力電圧が抑制され、高周波出力は、デュ
ーティー比1:1の時の3分の1以下となる。高周波発
生装置20からの高周波はフィルタ19に捕集されたパ
ティキュレートで減衰されて、高周波受信部24に到達
する。したがって、その受信された高周波の減衰量量で
パティキュレート量を検出する。
【0055】フィルタの加熱燃焼再生は、自動的または
手動で行う。再生開始命令が出されると、制御部27は
インバータのスイッチング素子の駆動デューティー比を
ほぼ1:1として、高周波出力を増加してパティキュレ
ートを加熱する。そして接点46、47、48を所定の
タイミングで閉じることにより、パティキュレートを燃
焼除去する。再生命令後、排気ガスはバルブ31により
切り替えられ、バイパス管32を通って排出される。高
圧コンデンサ切替部38が高圧コンデンサの容量を大き
くするように切り替わる。フィルタ19の再生制御指令
が制御部27より発せられる。フィルタ再生が終了する
と、終了表示を行い、バルブ31が制御され、フィルタ
18に排気ガスが流入され、パティキュレート捕集が再
び行われる。
【0056】図5に、本発明の他の実施例の内燃機関用
フィルタ再生装置の回路図を示す。図2と同じ構成要素
は同符号をつけ、説明を省略する。
【0057】図5において、高周波電源28は高圧トラ
ンス34、高圧コンデンサ49、高圧ダイオード37に
より構成される。高周波発生装置20としてのマグネト
ロンは約4kVの直流電圧によって駆動され、高周波を
発振する。
【0058】パティキュレートをフィルタ19に捕集し
ているときの動作を説明する。インバータ電源29のト
ランス部41の二次巻線には、中間タップ52が設けて
ありタップ切り替え部53は、二次電圧が低くなるよう
に切り替えられている。制御部27から定期的(数十分
毎)に、約10秒程度、接点46、47を導通させる信
号を送出する。接点46、47が導通するとAC−DC
インバータ29が動作し、高周波発生装置20に電力が
供給される。この際、インバータ29のトランス部41
の二次出力電圧はトランスの巻数比が少なくなるよう
に、出力がタップ52に切り替えられている。高圧トラ
ンスの一次電圧が小さいので、高周波出力は少なく抑制
される。高周波発生装置20からの高周波はフィルタ1
9に捕集されたパティキュレートで減衰されて、高周波
受信部24に到達する。したがって、その受信された高
周波の減衰量量でパティキュレート量を検出する。
【0059】フィルタの加熱燃焼再生は、自動的または
手動で行う。再生開始命令が出されると、インバータ2
9のトランス部41の二次巻線は、タップ切り替え部5
1が巻数比が高くなるようにタップ切り替えされる。こ
うして、高周波出力を増加してパティキュレートを加熱
する。そして接点46、47、48を所定のタイミング
で閉じることにより、パティキュレートを燃焼除去す
る。再生命令後、排気ガスはバルブ31により切り替え
られ、バイパス管32を通って排出される。フィルタ再
生が終了すると、終了表示を行い、バルブ31が制御さ
れ、フィルタ18に排気ガスが流入され、パティキュレ
ート捕集が再び行われる。
【0060】図6に、本発明の他の実施例の内燃機関用
フィルタ再生装置の回路図を示す。図2と同じ構成要素
は同符号をつけ、説明を省略する。
【0061】図6において、高周波電源28は高圧トラ
ンス34、高圧コンデンサ49、高圧ダイオード37に
より構成される。高周波発生装置20としてのマグネト
ロンは約4kVの直流電圧によって駆動され、高周波を
発振する。
【0062】パティキュレートをフィルタ19に捕集し
ているときの動作を説明する。高圧電源28の高圧トラ
ンス34の一次巻線には、中間タップ52が設けてあり
タップ切り替え部53は、二次電圧が低くなるように切
り替えられている。制御部27から定期的(数十分毎)
に、約10秒程度、接点46、47を導通させる信号を
送出する。接点46、47が導通するとAC−DCイン
バータ29が動作し、高周波発生装置20に電力が供給
される。この際、高圧トランス34のの二次出力電圧は
トランスの巻数比が少なくなるように、出力がタップ5
2に切り替えられている。二次電圧が小さいので、高周
波出力は少なく抑制される。高周波発生装置20からの
高周波はフィルタ19に捕集されたパティキュレートで
減衰されて、高周波受信部24に到達する。したがっ
て、その受信された高周波の減衰量量でパティキュレー
ト量を検出する。
【0063】フィルタの加熱燃焼再生は、自動的または
手動で行う。再生開始命令が出されると、高圧電源28
の高圧トランス34の一次巻線は、タップ切り替え部5
3が巻数比が高くなるようにタップ切り替えされる。こ
うして、高周波出力を増加してパティキュレートを加熱
する。そして接点46、47、48を所定のタイミング
で閉じることにより、パティキュレートを燃焼除去す
る。再生命令後、排気ガスはバルブ31により切り替え
られ、バイパス管32を通って排出される。フィルタ再
生が終了すると終了表示を行い、バルブ31が制御さ
れ、フィルタ18に排気ガスが流入され、パティキュレ
ート捕集が再び行われる。
【0064】上記のような構成とすることで、高周波に
よりパティキュレートの捕集量が検出可能で、かつ、高
周波加熱によりフィルタの再生が可能な内燃機関用フィ
ルタ再生装置が実現できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内燃機関用
フィルタ再生装置には以下の効果がある。
【0066】(1)高圧コンデンサの容量を切り替える
ことで、高周波出力を可変する構成をとることで、電源
電圧変動の影響を少なく安定した低出力を得られるの
で、捕集量検出精度の高くすることが可能である。
【0067】(2)DC−ACインバータのスイッチン
グ素子の駆動デューティー比を変えることで、高周波出
力を可変する構成をとることで、高周波出力を変えるた
めの部品が不要になる。
【0068】(3)DC−ACインバータの昇圧トラン
スの二次巻線にタップ切り替えを設けて、高周波を可変
する構成をとることで、高周波電源の高圧トランスは電
子レンジ用などの汎用の電源トランスを用いることがで
き、DC−ACインバータ電源の駆動回路の制御も不要
である。
【0069】(4)高周波電源の高圧トランスの一次巻
線にタップ切り替えを設けて、高周波を可変する構成を
とることで、DC−ACインバータの駆動回路の制御が
不要となるとともに、電源電圧変動の影響を少なく安定
した低出力が得られるので、捕集量検出精度の高い内燃
機関用フィルタ再生装置が可能となる。
【0070】(5)DC−ACインバータを用いて、電
電源をAC電源に変換するため、高周波電源を商用電
源で動作する汎用の電源と共通にできる。また高周波の
出力をパティキュレートの捕集時とフィルタの再生時で
変化させることで省エネルギーとなり、電池容量も少な
くてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における内燃機関用フィルタ
再生装置の構成図
【図2】同内燃機関用フィルタ再生装置の主要部分の回
路構成図
【図3】同内燃機関用フィルタ再生装置の部分詳細図
【図4】本発明の他の実施例における内燃機関用フィル
タ再生装置の主要部分の回路構成図
【図5】本発明の他の実施例における内燃機関用フィル
タ再生装置の主要部分の回路構成図
【図6】本発明の他の実施例における内燃機関用フィル
タ再生装置の主要部分の回路構成図
【図7】従来例の内燃機関用フィルタ再生装置の構成図
【符号の説明】
18 加熱室 19 フィルタ 20 高周波発生装置 24 高周波受信部(捕集量検出手段) 27 制御部 28 高圧電源(高圧トランス電源) 29 DC−ACインバータ電源 34 高圧トランス 35、36 高圧コンデンサ 37 高圧ダイオード 38 高圧リレー 41 インバータトランス 50 二次巻線接続タップ 52 一次巻線接続タップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垰 統雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤原 宣彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−310525(JP,A) 特開 平4−301119(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01N 3/02 301 - 341 F01N 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気ガス中に含まれるパティキ
    ュレートを捕集するフィルタと、前記パティキュレート
    を加熱するための高周波を発生する高周波発生装置と、
    前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波受信部か
    らなる捕集量検出手段と、前記高周波発生装置に電力を
    供給するための二次側に高圧コンデンサと高圧ダイオー
    ドを備えた高圧トランス電源と、前記高圧コンデンサの
    容量を切り替える高圧リレーを備え、少なくとも前記捕
    集量検出手段の検出信号が所定値以上の場合に前記高圧
    リレーによって前記高圧コンデンサの容量を小さく切り
    替える構成とした内燃機関用フィルタ再生装置。
  2. 【請求項2】内燃機関の排気ガス中に含まれるパティキ
    ュレートを捕集するフィルタと、前記パティキュレート
    を加熱するための高周波を発生する高周波発生装置と、
    前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波受信部か
    らなる捕集量検出手段と、前記高周波発生装置に電力を
    供給するための高圧トランス電源と、前記高圧トランス
    電源に電力を供給するDC−ACインバータ電源を備
    え、前記DC−ACインバータのスイッチング素子の駆
    動デューティー比を前記捕集量検出手段の検出信号に応
    じて異なるデューティー比に切り替える構成とした内燃
    機関用フィルタ再生装置。
  3. 【請求項3】内燃機関の排気ガス中に含まれるパティキ
    ュレートを捕集するフィルタと、前記パティキュレート
    を加熱するための高周波を発生する高周波発生装置と、
    前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波受信部か
    らなる捕集量検出手段と、前記高周波発生装置に電力を
    供給するための高圧トランス電源と、前記高圧トランス
    電源に電力を供給するDC−ACインバータ電源とを備
    え、前記DC−ACインバータ電源のインバータトラン
    スは二次巻線の途中にタップを設け、少なくとも前記捕
    集量検出手段の検出信号が所定値以上の場合に前記イン
    バータトランスの二次巻線の接続タップを切り替えイン
    バータの巻数比を小さくする構成とした内燃機関用フィ
    ルタ再生装置。
  4. 【請求項4】内燃機関の排気ガス中に含まれるパティキ
    ュレートを捕集するフィルタと、前記パティキュレート
    を加熱するための高周波を発生する高周波発生装置と、
    前記フィルタを収納する加熱室に設けた高周波受信部に
    得られる物理量を検出する捕集量検出手段と、高周波発
    生装置に電力を供給するための高圧トランス電源と、前
    記高圧トランス電源に電力を供給するDC−ACインバ
    ータ電源とを備え、前記高圧トランス電源の高圧トラン
    スは一次巻線の途中にタップを設け、少なくとも前記捕
    集量検出手段の検出信号が所定値以上の場合に前記高圧
    トランスの一次巻線の接続タップを切り替え高圧トラン
    スの巻数比を小さくする構成とした内燃機関用フィルタ
    再生装置。
  5. 【請求項5】前記高圧トランス電源に電池から電力を供
    給する構成とした請求項1ないし請求項4のいずれか1
    記載の内燃機関用フィルタ再生装置。
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