JP2802827B2 - 吊上げチェーンの昇降装置 - Google Patents

吊上げチェーンの昇降装置

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JP2802827B2
JP2802827B2 JP2274166A JP27416690A JP2802827B2 JP 2802827 B2 JP2802827 B2 JP 2802827B2 JP 2274166 A JP2274166 A JP 2274166A JP 27416690 A JP27416690 A JP 27416690A JP 2802827 B2 JP2802827 B2 JP 2802827B2
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wheel
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Inventor
誠 松田
一也 関戸谷
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三井造船エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、スタッカークレーンなどの吊上げ
チェーンの昇降装置に関する。
[従来の技術] スタッカークレーンなどの昇降装置において吊上げチ
ェーンは、吊上げ動作に従って繰り上げられたチェーン
がたれ下がり、周囲での作業の邪魔になることが多く、
このため、従来は、繰り上げたチェーンを端末から順
々に桶状の容器内に溜めてしまう方法(第2図参照)、
チェーンの端部を支柱の上部に固定し、繰り上げたチ
ェーンをU字状に保持させる方法(第3図参照)、一
定の間隔でチェーンからアームを突出させ、このアーム
を支柱に設けた2本の支持部材に引っ掛けて繰り上げら
れたチェーンを保持させる方法(第4図参照)、などが
行われている。
[発明が解決しようとする課題] 上記したの方法は、構造が簡単であり、チェーンの
収納量に制限がない、などのメリットがある反面、チェ
ーンがからまってスムースな繰り出しができないことが
ある。また、上記のの方法では、チェーンの収納量は
自から吊上げストロークの2分の1であり、繰り上げら
れたチェーンが大きく垂れ下がることになり、依然とし
て作業の邪魔になることが多い。更に、上記のの方法
では、一定の間隔でチェーンからアームが突出している
ため、チェーンの駆動形態に制約があり、一般的ではな
い。
上記の如く、従来の方法にはそれぞれ一長一短があり
限られたスペースの中でスムースなチェーン捌きを行え
るものではなかった。
本発明は、上記に鑑み、限られたスペースの中で、繰
り上げられたチェーンを周囲での作業の障害物とならな
いように処理すること、及び、チェーンの繰り出し、戻
しがトラブルを発生させることなくスムースに行い得る
改良されたチェーンの昇降装置を明らかにすることを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本発明に係る吊上げチェーンの昇
降装置は、回転することによりチェーンを繰り上げる駆
動輪と、該駆動輪と共に回転することにより該駆動輪に
より繰り上げられたチェーンをU字状にたぐる案内駆動
輪とを有すると共に、前記駆動輪を回転する駆動源と前
記案内駆動輪を回転する駆動源とをそれぞれ別々に設
け、案内駆動輪と駆動輪によるチェーンの取り込みスピ
ードの差を両者の回転スピードの違いにより任意に設定
するようにしたこと、を特徴とするものであり、次の如
き態様を包含する。即ち、(1)案内駆動輪が複数個で
あり、直列状に配置されていること、(2)案内駆動輪
が複数個であり互いに同軸に設けられていること、
(3)案内駆動輪が駆動輪と同径であり、案内駆動輪が
駆動輪の回転数の整数分の1であること、(4)案内駆
動輪が駆動輪と異なる径のものであり両者が同一の回転
数で回転するものであること、(5)吊上げチェーンの
終端が支柱の上部位置に固定されているものであるこ
と、(6)支柱の上部位置に案内輪が設けられており、
この案内輪に、終端非固定のチェーンの終端から一定の
長さ分が懸架されていること、(7)前記の態様におい
て、チェーンの端部におもりが設けられていること、
(8)案内駆動輪が複数個であり、これらが同一の回転
数で回転するものであること、(9)案内駆動輪が複数
個であり、これらが異なる回転数で回転するものである
こと、(10)案内駆動輪によってU字状にたぐり上げら
れたチェーンにおけるU字状の下端部が他のU字状部分
にわたって全てほぼ同一の高さであること、(11)案内
駆動輪によってU字状にたぐり上げられたチェーンにお
けるU字状部分の下端部の高さが、それぞれのU字状部
分によって不揃いであること、(12)吊上げチェーンが
ワイヤであること、(13)案内駆動輪によってU字状に
たぐり上げられたチェーンの周囲が篭状部材により囲ま
れていること、である。
[実施例] 以下、本発明を添付の図面に従って詳細に説明する。
第1図において、1はスタッカークレーンの支柱であ
り、基台2の上部に立てられており、図示しないレール
に沿って走行する。3はチェーン又はワイヤであり、そ
の終端4は支柱1に固定されている。チェーン3は、案
内駆動輪5、駆動輪6、案内輪7・8を経由して図示し
ない昇降台に連結されている。
第3図に示す従来例と比較すれば明らかなように、本
発明の昇降装置では、駆動輪6の回転により繰り上げら
れたチェーン3は、案内駆動輪5の回転により図の如く
U字状にたぐり上げられ、その量Lは、例えば、チェー
ン取り込み量の4分の1に設定されており、案内駆動輪
5によるチェーン3の取り込みスピードは、駆動輪6に
よる取り込み量の2分の1に設定されている。
上記した案内駆動輪5と駆動輪6によるチェーン3の
取り込みスピードの差は、両者の回転スピード若しくは
直径ないしギヤ数の違いにより任意に設定することがで
き、案内駆動輪が駆動輪と同径であり、案内駆動輪が駆
動輪の回転数の整数分の1である態様、或いは、案内駆
動輪が駆動輪と異なる径のものであり両者が同一の回転
数で回転するものである態様、などのように自由に設定
可能である。
案内駆動輪5は、駆動輪6と全く別の駆動源により駆
動される。
案内駆動輪5を複数個にすることも有効であり、例え
ば、2個設ければ、2回のたぐり上げを行うことにな
り、図示の実施態様では、チェーン3のたるみ量Lを、
例えば、繰り上げ量の6分の1に設定することができ
る。
上記の態様において、U字状にたぐり上げられたチェ
ーン3におけるU字状の下端部が他のU字状部分にわた
って全てほぼ同一の高さである態様と、異る高さである
態様とが包含される。
案内駆動輪5が複数個である、とは、複数個の案内駆
動輪5が、チェーン3の運動方向に直列に離間して設け
られている直列型の態様と、図示の案内駆動輪5と同軸
に複数個が配置されている並列型の態様が含まれる。更
に後者の態様において、夫々の案内駆動輪5が同一の回
転数で回転する態様と、別々の回転数で回転する態様と
が包含される。
図示の実施態様においては、チェーン3の終端4が支
柱1の上部位置に固定されているが、上記した多くの実
施態様を適用する場合には、例えば支柱1の上部位置に
案内輪が設けられており、この案内輪に、終端非固定の
チェーンの終端から一定の長さ分だけ懸架させておく態
様、この様な態様において、チェーン3の端部に錘を設
けておく態様、などの採用も可能である。
尚、本発明の昇降装置によれば、チェーン3の繰り上
げ、繰り出しを狭い範囲で行うことができるので、更
に、図示しないが、案内駆動輪5によってU字状にたぐ
り上げられたチェーン3の周囲を、例えば、篭状の部材
により囲んでしまうことにより、周囲での作業中に、取
扱物品などを誤ってチェーン3にからめたりする事故を
防止することができる。
[発明の効果] 本発明の昇降装置によれば、第1図から明らかなよう
に、繰り出されたチェーン3の垂み量Lを大巾に少なく
することができ、その下面スペースでの作業に支障をき
たすことがなく、また、繰り上げられたチェーン3は、
駆動輪6の回転に同期して回転する案内駆動輪5の回転
に従ってたぐり上げられるから、マルファンクションが
発生する度合が低く安全度が高い、チェーンの駆動形態
に関係なく適用することができる、など多くのメリット
があり、頭記した課題が解決される。
更に、本発明の昇降装置によれば、駆動輪6を回転す
る駆動源と案内駆動輪5を回転する駆動源とをそれぞれ
別々に設け、案内駆動輪5と駆動輪6によるチェーンの
取り込みスピードの差を両者の回転スピードの違いによ
り任意に設定するようにしたため、案内駆動輪5を駆動
輪6の回転に何ら影響されることなく独自に回転駆動さ
せることが可能となり、案内駆動輪5によってU字状に
たぐり上げられるチェーンのたるみ形態を、その下端部
が全てほぼ同一の高さとなるようにしたり、又は不揃い
となるようにしたりすることが、案内駆動輪5自体を交
換等することなく案内駆動輪5の回転スピードを変える
だけで容易に変更可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の昇降装置を実施した概略図、第2図〜
第4図は従来例を示す概略図である。 図中において各符号は下記を指示する。 1……支柱 2……基台 3……チェーン 4……チェーン終端 5……案内駆動輪 6……駆動輪 7……案内輪 8……案内輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66F 9/07 B66F 9/07 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66D 1/36 B66D 3/26 B66F 7/02 B65G 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転することによりチェーンを繰り上げる
    駆動輪と、該駆動輪と共に回転することにより該駆動輪
    により繰り上げられたチェーンをU字状にたぐる案内駆
    動輪とを有すると共に、前記駆動輪を回転する駆動源と
    前記案内駆動輪を回転する駆動源とをそれぞれ別々に設
    け、案内駆動輪と駆動輪によるチェーンの取り込みスピ
    ードの差を両者の回転スピードの違いにより任意に設定
    するようにしたことを特徴とする吊上げチェーンの昇降
    装置。
JP2274166A 1990-08-10 1990-10-11 吊上げチェーンの昇降装置 Expired - Fee Related JP2802827B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21227290 1990-08-10
JP2-212272 1990-08-10

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JPH04179696A JPH04179696A (ja) 1992-06-26
JP2802827B2 true JP2802827B2 (ja) 1998-09-24

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JPH04179696A (ja) 1992-06-26

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