JP2802799B2 - ステンレス粗溶湯の脱燐、脱硫方法及びそれに使用するフラックス - Google Patents

ステンレス粗溶湯の脱燐、脱硫方法及びそれに使用するフラックス

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、Cr鉱石溶融還元法により溶製されたステン
レス粗溶湯を経済的に脱燐、脱硫する方法に関する。
〔従来の技術〕
Crを含む鉄合金の脱燐は、Crを含まない普通銑の脱燐
法のように強い酸化精錬法を適用しても、Crが優先的に
酸化され、脱燐は進行しなかった。
従来の含Cr溶銑の脱燐法は2種に大別される。その1
つは特開昭52−22506号公報に代表される還元脱燐法と
称される方法である。この方法はカルシウム(Ca)もし
くは分解によってカルシウムを生成する物質(CaC等)
を含むフラックスを用い、非酸化性雰囲気下で 3(Ca)+2(P)→(Ca3P2) なる反応によって鋼中のPをカルシウム化合物とし、ス
ラグ中に除去する方法である。
もう一方は、酸化脱燐法と称される方法である。酸化
脱燐法も2種に大別される。その1つは特開昭58−3101
1号公報のBaOを含むフラックスを用いる方法、特公昭57
−32688号公報のアルカリ金属炭酸塩(K2CO3、Li2CO3
Na2CO3等)を含むフラックスを用いる方法に代表される
高塩基性フラックスを用いる方法である。
それに対し、特開昭63−60222号公報、特公昭63−481
号公報に代表される比較的低塩基度のCaO−CaF2系フラ
ックスを用いる方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の含Cr溶鉄の脱燐法のうち、還元脱燐法は脱燐処
理後のスラグが水分と接触すると、悪臭が甚だしく、か
つ極めて毒性の強いフォスフィン(PH3)ガスを生成す
るため、スラグを工業的規模で安全に処理する上で多大
の困難を伴う重大な欠点がある。
一方、酸化脱燐法で酸化バリウム、アルカリ金属炭酸
塩といった高塩基度フラックスを用いた場合、高価であ
るために工業的規模で使用した際に著しい処理コストの
増大を招く。
CaO−CaF2系フラックスを用いた場合には、高塩基度
フラックスを用いた場合よりも安価に脱燐処理を行うこ
とができるが、CaO濃度が高いと滓化が悪くなるため、
特開昭63−60222号公報ではCaO:20〜50重量%、CaF2:25
〜80重量%(酸化鉄を除いた割合)、特公昭63−481号
公報ではCaO:10重量%以上40重量%未満、CaF2:40重量
%越え80重量%以下といった組成に限定している。こう
いった組成のスラグはスラグの滓化は良いと考えられる
が、CaF2濃度が高いため実機に適用した場合、用いる精
練容器(例えば取鍋)の耐火物損耗が大きく、また、Ca
O濃度が低いため、低塩基度で脱燐能力が小さいという
問題がある。
酸化鉄の添加は酸化力を与え、スラグの流動性を確保
するためとされているが、後に述べるように、本発明者
の研究の結果、Fe2O3添加量により脱燐能力を制御する
ことができると考えられる。
以上含Cr溶鉄の脱燐を実施する際の問題点を挙げた
が、Cr鉱石の溶融還元を施して溶製される[Cr]≧5重
量%、[C]≧5重量%のステンレス粗溶湯に関しても
Crを含むことから同様の問題点を存在する。
さらにCr鉱石の溶融還元を実施する際に、多量の炭材
をCr鉱石の還元剤として使用するため、この炭材からの
P濃度上昇が生じ、Cr鉱石の投入量が制限される場合が
あるため、より一層脱燐技術が必要となる。
Cr鉱石の溶融還元実施により、溶融還元前[S]≒0.
025重量%が溶融還元後、[S]=0.007〜0.012重量%
まで脱硫されるが、次工程の脱炭炉における脱硫負荷軽
減のためにはさらに低濃度であることが望ましい。
本発明は前記問題を解決したステンレス粗溶湯の脱
燐、脱硫技術を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、溶融還元法によって溶製された[Cr]≧5
重量%、[C]≧5重量%のステンレス粗溶湯を取鍋に
出湯し、しかる後、溶湯面上のスラグを除滓した後、Ca
O:40重量%以上60重量%未満、CaF2:20重量%以上40重
量%未満、酸化鉄:10重量%以上30重量%以下、その他
の不純物からなるフラックスを溶湯中にインジェクショ
ンすることを特徴とするステンレス粗溶湯の脱燐、脱硫
方法である。
この場合、フラックスインジェクション中及びフラッ
クスインジェクション後の溶湯上のスラグ成分のうち、
酸化鉄成分を以下の範囲 5重量%≦(T.Fe)−(M.Fe) ≦17重量% に保つようにフラックス中の酸化鉄混合量を調節すると
脱燐率を高めることができる。
ただし、 (T.Fe):スラグ中全鉄量 重量% (M.Fe):スラグ中金属鉄量 重量% である。また上述の本発明に用いるフラックスは、 CaO :40重量%以上60重量%未満 CaF2 :20重量%以上40重量%未満 酸化鉄:10重量%以上30重量%以下 残分が不可避的不純物からなることを特徴とする。
〔作用〕
取鍋に溶製されたステンレス粗溶湯を出湯した後、転
炉内から流出したスラグの除滓は、次に脱燐フラックス
をインジェクションした際の脱燐効率を上げるために必
須条件であり、残留スラグができるだけ少ないことが望
ましい。
Cr鉱石溶融還元法により溶製されたステンレス粗溶湯
は[Cr]≧5重量%、[C]≧5重量%、温度1500〜16
00℃といった組成、温度である。従来の研究から高
[C]の方が脱燐しやすく、さらに脱燐反応を阻害する
[Si]も[Si]≦0.03%と脱燐に好条件にある。
フラックスについては、工業的に使用するに当たり処
理コストが安価であるCaO−CaF2−Fe2O3系フラックスを
選択した。
CaOは普通鋼の脱燐処理にも用いられ、他の高塩基性
酸化物と比べ安価である。CaO量はフラックスの脱燐能
を考えた場合多い程好ましいが完全に未滓化で処理後も
粉状のままでは脱燐反応に寄与しないため、60重量%未
満に制限され、効果的な脱燐を行おうとすれば40重量%
以上必要である。
ステンレス粗溶湯を、転炉型の溶融還元炉を使用して
製造するには、Cr生鉱石又は一部還元したCr鉱石を効率
よく溶融還元し、所定のステンレス鋼成分にするためCr
鉱石の溶融還元前にCrを含まない溶銑段階で脱Si、脱P
処理を行うのがよい。
Cr鉱石溶融還元炉における溶融還元時の温度は炉の耐
火物を溶損させずに酸化クロムの還元速度の速い1550〜
1620℃とするのがよい。
第1図に高周波溶解炉で溶湯10kgにフラックス400gを
上添加した実験の結果を示す。横軸にフラックス中CaO
混合率を取っているが、フラックスはFe2O3を20重量%
混合し、残部はCaF2となっている。1450℃で実験した結
果、CaOが40重量%以上60重量%未満で最も脱燐率が高
くなっている。CaOが40重量%未満でも脱燐はするが、
脱燐はほぼCaO原単位と比例するため、CaOの割合が低い
と大量のフラックスが必要となってしまう。
媒溶剤にはCaF2を用いたが、これはCaCl2などの媒溶
剤と比較し、安価であり、ヒュームの発生がないためで
ある。CaF2を20重量%以上40重量%未満と限定したのは
20重量%未満では媒溶剤としての効果がなくスラグが滓
化しないためであり、40重量%未満としたのは40重量%
以上ではスラグの滓化が良くなり過ぎ、耐火物の損耗が
大きくなるからである。またCaOが40重量%未満でCaF2
が40重量%以上ではスラグの滓化が良い反面、復燐も大
きく、脱燐処理の効果が失われる。
酸化剤に酸化鉄を選択したのは、Cr鉱石のようなCr2O
3を含む物質を添加した場合、スラグの滓化が非常に悪
く脱燐しにくいため、不適当であることと、酸化鉄はメ
タル/スラグ界面の酸素ポテンシャルを高める効果が大
きいためである。本発明者が10kg高周波溶解炉でフラッ
クス上添加実験を実施した結果、脱燐は第2図に示すよ
うにメタル/スラグ界面の酸素ポテンシャルにより制御
され得ることがわかった。
ここで第2図の横軸のPo2は例えば『鉄と鋼.74(198
8)p1701〜1709』に示される正則溶体モデルによるFe−
FeO平衡の式より求めたものである。
メタル/スラグ界面のPo2=10−10.5(atm)まではPo
2が高くなる程高脱燐率が得られ、それ以上高くなると
脱燐率は低下する。実際にはPo2には他のスラグ成分(C
aO、CaF2、SiO2、MgO等)も関連してくるが、酸化鉄分
である(FeO)、(Fe2O3)が高い程、Po2は高くなる。
すなわち、添加するフラックスの酸化鉄(Fe2O3)量に
よりメタル/スラグ界面のPo2が制御でき、Po2=10-12
〜10-10(atm)に維持することにより、高脱燐が得られ
るということになる。
第3図に10kg高周波溶解炉実験を行ったときのスラグ
中酸化鉄分{(T.Fe)−(M.Fe)}と脱燐率の関係を示
す。スラグ中酸化鉄分が増加するほどスラグ/メタル界
面のPo2が高くなり、(T.Fe)−(M.Fe)≒10重量%に
脱燐率のピークがある。第2図と比べばらつきが大きく
なるのは他のスラグ成分(CaO、CaF2、SiO2等)の影響
と考えられる。20%以上の脱燐率を得ようとすれば 5重量%≦(T.Fe)−(M.Fe) ≦17重量% の範囲にするのが望ましい。
17重量%以下としたのはそれ以上では溶湯中のCr酸化
が大きくなりすぎ、Cr歩留が悪くなり、またスラグの流
動性を悪くするためでもある。
スラグ中酸化鉄分を上記範囲にするためには、インジ
ェクション深さ、温度、攪拌力、残留スラグ等の処理状
況によって異なるが、おおむねフラックス中酸化鉄分を
10重量%以上30重量%以下にすることで達成できる。特
にフラックス中の酸化鉄分を20重量%前後とすれば、最
も効果的に脱燐をすることができる。
酸化鉄が30重量%を越えるとステンレス粗溶湯中のCr
の酸化ロスが多くなってしまう。そこで効果的に脱燐を
行うことができる範囲として酸化鉄を10重量%以上30重
量%未満とした。
その他の不純物は5重量%以下が望ましい。製鋼用原
料を使用する場合、不可避的に不純物が原料中に含ま
れ、少量であればスラグの融点降下に作用するが、5重
量%を越えると塩基度が低下し、脱燐能力が低下するた
めである。
溶湯中にフラックスをインジェクションすると限定し
たのは、小規模の実験では本フラックスを溶湯上に上置
きしてある程度の滓化が起るが、工業的規模で実施する
場合、溶湯上に上置きする方法ではArバブリングによる
攪拌を行っても未滓化、未反応部分が多くフラックスが
有効に脱燐に寄与しないことからである。フラックスイ
ンジェクションにした場合、フラックスへ熱が供給され
やすく、CaO濃度が高くても滓化がよくなり、トランジ
トリー反応も期待でき、反応効率が高くなる。また、反
応領域を一定の高酸素ポテンシャルに維持できるという
効果がある。
フラックス量は20〜70kg/t溶湯が望ましい。20kg/t未
満では高い脱燐効果が得られず、70kg/tを越えると脱燐
処理時の温度降下が大きすぎ、後の脱炭処理を行うこと
が困難となるからである。
また、本フラックスを使用すると脱燐と同時に脱硫反
応も同時に進行し、[S]<0.001といった低濃度にす
ることも可能である。第4図に10kg高周波溶解炉実験を
行ったときのスラグ中酸化鉄分{(T.Fe)−(M.Fe)}
と脱硫率の関係を示す。{(T.Fe)−(M.Fe)}≦17重
量%の範囲で70%以上の脱硫率が得られることがわか
る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示す。
トピードカー内で溶銑に粉体吹き込みランスを用いて
脱珪剤、脱燐剤を吹き込み、[Si]≦0.01重量%、
[P]≦0.015重量%に脱Si、脱Pした後、処理後の溶
銑約60tを1200〜1250℃で上底吹転炉に装入し、1550℃
に昇温後、半還元クロムペレット約35t、コークス約28t
を添加しつつ、上吹ランス及び底吹羽口から酸素を吹精
して、5.5%C−15%Cr−0.040%Pなる組成からなるス
テンレス粗溶湯を溶製した。このステンレス粗溶湯約70
tを溶銑鍋に受鋼し、除滓後溶鋼脱硫用フラックスイン
ジェクション設備において、CaO−CaF2−鉄鉱石からな
るフラックスを溶湯中に吹き込んだ。
フラックス組成及び処理前後の溶湯中成分を第1表に
示す。結果は40kg/t吹き込みを行った後のものである。
また実施例1におけるインジェクション処理中の
[P][S][Cr]の推移を第5図に示す。実施例1の
みさらに50kg/tまで吹込み、[P]=0.014重量%まで
低下した。
実施例1〜4ではフラックス40kg/tを溶湯中へ吹込む
ことにより38〜54%の脱燐率と73%以上の脱硫率が得ら
れた。このときスラグの滓化は比較的良いものであった
が、取鍋れんがの損耗は工程使用時に比べ著しく大きい
ものではなかった。
比較例5ではCaF2濃度50%と高いため、処理中のスラ
グの滓化は非常に良好であったが、取鍋の損耗が実施例
1〜4の約3倍であり、処理後の復燐が大きく15%程度
の脱燐率であった。
比較例6では酸化鉄40%と高くしたために、酸素ポテ
ンシャルが高くなりすぎ、クロムロスが1.1%と最も大
きかった。
比較例7ではCaO濃度を65%と高くしすぎたためにほ
とんど滓化していない状態であり、脱燐率が10%以下で
あった。脱硫もほとんどなされていない。
〔発明の効果〕
本発明方法により、有害なスラグの発生なく、耐火物
の損耗、クロムロスを最小限に押え、安価にかつ高効率
でCr鉱石溶融還元法により溶製されたステンレス粗溶湯
を脱燐、脱硫することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフラックス組成の影響を示すグラフ、第2図は
メタル/スラグ界面の酸素ポテンシャル(正則溶体モデ
ルより)と脱燐率の関係(10kg高周波溶解炉、フラック
ス上添加実験)を示すグラフ、第3図はスラグ中酸化鉄
分と脱燐率の関係を示すグラフ、第4図はスラグ中酸化
鉄分と脱硫率の関係を示すグラフ、第5図は実施例1に
おける[P]、[S]、[Cr]の推移を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜谷 敏和 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社技術研究本部内 (56)参考文献 特開 昭61−288006(JP,A) 特開 昭58−147508(JP,A) 特開 平1−215920(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21C 5/28 C21C 7/064 C21C 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融還元炉において溶製された〔Cr〕≧5
    重量%、〔C〕≧5重量%のステンレス粗溶湯を取鍋に
    出湯し、しかる後、炉内から流出した溶湯面上のスラグ
    を除滓した後、CaO:40重量%以上60重量%未満、CaF2:2
    0重量%以上40重量%未満、酸化鉄:10重量%以上30重量
    %以下、その他の不純物からなるフラックスを溶湯中に
    インジェクションすることを特徴とするステンレス粗溶
    湯の脱燐、脱硫方法。
  2. 【請求項2】フラックスインジェクション中及びフラッ
    クスインジェクション後の溶湯上のスラグ成分のうち、
    酸化鉄成分を以下の範囲 5重量%≦(T.Fe)−(M.Fe) ≦17重量% に保つようにフラックス中の酸化鉄混合量を調節するこ
    とを特徴とする請求項1記載のステンレス粗溶湯の脱
    燐、脱硫方法。 ただし、 (T.Fe):スラグ中全鉄量 重量% (M.Fe):スラグ中金属鉄量 重量%
  3. 【請求項3】CaO:40重量%以上60重量%未満 CaF2:20重量%以上40重量%未満 酸化鉄:10重量%以上30重量%以下 残分が不可避的不純物からなることを特徴とするステン
    レス粗溶湯のインジェクション脱燐、脱硫用フラック
    ス。
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