JP2802681B2 - 硬貨保留払出装置における硬貨返却機構 - Google Patents

硬貨保留払出装置における硬貨返却機構

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、公衆電話機、自動販売機などに用いられる硬
貨保留払出装置における硬貨返却機構に関する。
従来の技術 従来、公衆電話機或いは自動販売機などに用いられる
硬貨保留払出装置は、硬貨の投入口から投入された硬貨
の正偽を磁気センサーにより判別して、正貨と偽貨の通
路を区別する正偽の選別機構と、投入硬貨の径を選別し
てその径の大小によって硬貨を異なる通路に導く径の選
別機構と、通路内に保留される不正硬貨を開披動作によ
り返却通路に排出する排出機構とを備えて成る硬貨選別
装置と、この硬貨選別装置によって選別された硬貨を受
容して径の大小に応じて即ち全種別に複数の硬貨を保留
する硬貨保留部と、該硬貨保留部に保留されている硬貨
を使用度数に応じて硬貨収納通路に払出す払出し機構
と、使用終了硬貨保留部に保留されている残存硬貨の全
てを返却通路に導く硬貨返却機構とから構成され、前記
硬貨返却機構を、例えば公衆電話機においてはその送受
話器を掛止める傾動可能なフックに、また、自動販売機
においては手動返却レバーに夫々連動して成るものであ
った。
発明が解決しようとする課題 ところが上記した従来の硬貨保留払出装置によれば、
残存の保留硬貨を返却する場合、硬貨保留部に保留され
ている残存硬貨の総合重量に抗して硬貨返却機構を作動
させる必要があるので、硬貨返却機構を電話機のフック
と連動するときには、送受話器の重さよりも硬貨返却機
構の動作荷重を軽くする必要があり、その動作荷重を軽
くするためには、硬貨返却機構を軽量化したり、或いは
硬貨返却機構の復帰用弾力を弱くする必要がある。しか
しながら、硬貨返却機構を軽量化したり、その復帰用弾
力を弱いものとするときは、復帰動作が不安定となり、
残存の保留硬貨の全てが返却されなかったり、或いは硬
貨詰りが生じたりする惧れがあり、この惧れを解消する
ための機械的設計も亦面倒であった。このような公衆電
話機における上記した惧れは、硬貨返却機構を自動販売
機における返却レバーに連動したときの返却レバーの不
充分な手動操作によっても生じる惧れがあった。
問題点を解決するための手段 そこで、本願は、上記した従来のものの不都合を改善
するために、投入硬貨を選別する硬貨選別装置と、この
硬貨選別装置により選別された硬貨を受容して複数枚保
留する硬貨保留部と、この硬貨保留部の最前位に連続し
て保留硬貨を返却口に導く返却通路と、常態で前記硬貨
保留部と返却通路との連続位置に突出して硬貨の保留状
態を保持し、作動時に前記硬貨保留部の最前位より没入
して硬貨保留部と返却通路との連通状態を許容する返却
片を有した硬貨返却作動部と、この硬貨返却作動部を返
却却指令信号により一定時間作動する駆動部とから成
り、前記硬貨返却作動部が、前記返却片を傾動作用によ
り硬貨保留部と返却通路との連続位置で出没するゲート
板と、上下動によって、前記ゲート板に傾動作用を付与
する昇降杆と、付勢バネにより上昇方向で昇降杆と圧接
し、この状態から駆動部により昇降杆を下降方向に押圧
する垂直回動可能な作動レバーとから構成したことを特
徴とする硬貨保留払出装置における硬貨返却機構を提供
するものであり、好ましくは作動レバーが側方に延びる
部分を有し、かつ駆動部が、冷却指令信号により駆動す
るモータと、このモータにより回転して前記作動レバー
の側方に延びる部分に作用する作用ピンを有した回転体
と、この回転体に設けたカム部と作用して、回転体が1
回転したときモータの通電回路を開くマイクロスイッチ
とから成る。また上記において、作動レバーに、硬貨選
別装置に設けた排出機構の作動用開披レバーを操作する
押圧片を設け、また停電時などに便利なように硬貨冷却
作動部の昇降に手動用操作部を設けて成るものである。
作用 しかして、硬貨選別装置により選別された硬貨は硬貨
保留部に導かれて該硬貨保留部に保留され、この状態で
冷却指令信号により駆動部が作動すると、硬貨返却作動
部が一定時間作動し、この作動過程で返却片が硬貨保留
部から没入するので硬貨保留部と返却却通路とが連通
し、硬貨保留部内の全ての保留硬貨が返却通路から返却
口に返却される。具体的には、返却指令信号により駆動
部の駆動モータが回転し、これにより回転体も回転し
て、硬貨返却作動部を構成する作動レバーが下向きに傾
動し、この作動レバーが昇降杆を付勢バネに抗して下方
に押圧する。すると、昇降杆は返却片を設けたゲート板
を傾動し、これによって返却片が硬貨保留部の位置から
没入して硬貨保留部と返却通路とが連通して残存の保留
硬貨は返却口に返却される。これら一連の動作は前記回
転体の一回転により行われ、回転体が一回転するとマイ
クロスイッチが駆動モータの回路を開いて駆動モータは
停止する。上記において作動レバーに、硬貨選別装置に
設けた排出機構の作動用開披レバーを操作する押圧片を
設けて成る場合には、作動レバーが下向きに傾動したと
き、開披レバーも下方に押圧されて、排出機構が作動し
て磁気センサーに吸着されている不正硬貨が返却口に排
出される。また、硬貨返却作動部の昇降に手動用操作部
を設けて成る場合には、停電時などにおいて手動により
保留硬貨を返却することができる。
実施例 以下、図面と共に本願の実施例を詳述する。第1図は
本願の硬貨保留払出装置の総体を示す正面図で、該装置
は、金属板から成る縦長方形状の取付板(1)の内面上
部左位置に、電話機に備えてある硬貨投入口より投入し
た硬貨を受容して、該硬貨の径、例えば百円硬貨と十円
硬貨の金種を選別する選別部を内部に有し、かつ、正貨
と偽貨とを判別する磁気センサー(2)を備えた正偽選
別機構部(3)を装備した公知の硬貨選別装置(4)を
取り外し可能に組付けると共に、その下方位置に、前記
硬貨選別装置(4)で選別された径を異にする硬貨の夫
々を受容して複数枚保留する硬貨保留部(5)a,(5)
bと、使用金額に応じて硬貨を収納部に導く硬貨収納通
路(6)と、残存する保留硬貨を返却する返却通路
(7)と、前記硬貨選別装置(4)より排出された不正
硬貨を返却する不正硬貨返却通路(8)とを配設した通
路形成部(9)が設けてある。また、第2図から明らか
なように前記取付板(1)の内面上端部には、左右方向
に延びる作動レバー(10)の基端部を垂直傾動自在に枢
着aしてあり、この作動レバー(10)の遊端部(11)は
第7図で示すように屈曲段部(12)を介して一段低く形
成され、この遊端部(11)の屈曲部位置には、押圧ロー
ラ(13)が回動自在に枢着してあり、前記作動レバー
(10)の基端部前面に、横方向に延びる押圧片(14)が
突設してある。前記硬貨選別装置(4)における磁気セ
ンサー(2)を備えた正偽選別機構部(3)は、第1図
で示すように従来と同様に右側部が枢着されると共に、
スプリング(15)により常時内方に付勢されて主板(1
6)との間に硬貨通路を形成し、開披レバー(17)を復
元弾圧に抗して操作したとき、前記スプリング(15)に
抗して前記硬貨通路を開いて偽貨を排出する排出機構
(18)を備えており、前記開披レバー(17)が前記押圧
片(14)により作動レバー(10)と連動して操作され
る。第2,3図で示すように前記通路形成部(9)は、取
付板(1)の前面に重合して該通路形成部(9)の基面
を形成する垂直な後面板(19)の前面に、仕切板(20)
と前面板(21)とを順次重合固定して前記後面板(19)
と仕切板(20)との間に前記硬貨選別装置(4)により
選別された硬貨を受容して例えば百円硬貨を例えば5枚
程度保留する移動方向で前下がりの通路から成る第1保
留部(5)aと、例えば十円硬貨を例えば5枚程度保留
する移動方向で前下がりの通路から成る前記第1保留部
(5)aと並列する第2保留部(5)bと、この保留部
(5)a,(5)bの前方に位置し、該保留部(5)a,
(5)bから払出される硬貨を硬貨収納部に導く垂直状
の硬貨収納通路(6)とが形成され、前記後面板(19)
と前面板(21)との間には硬貨保留部(5)a,(5)b
の前方位置からそれらと反対方向に傾斜して硬貨保留部
(5)a,(5)bに保留されている残存硬貨を共通の返
却口に導く返却通路(7)が形成され、さらに前記仕切
板(20)と前面板(21)との間には前記硬貨選別装置
(4)の排出機構(18)により排出される不正硬貨を返
却口に導く不正硬貨返却通路(8)が形成されている。
さらにまた、前記取付板(1)の内面には、使用金額に
応じてその払出し信号により硬貨保留部(5)a,(5)
bに保留されている硬貨を硬貨収納通路(6)に払出す
ための硬貨払出し作動部(22)と、前記硬貨保留部
(5)a,(5)bに保留されている残存硬貨を返却通路
(7)に導くために硬貨返却作動部(23)とが装備され
ている。前記硬貨払出し作動部(22)は第4図及び第9
図で示すように、仕切板(20)の右側部の前面上下位置
に垂直回動自在に枢止される横長の支軸(24)の一側部
に、前記仕切板(20)に設けた出入孔(25)より貫通し
て常態で前記硬貨保留部(5)a,(5)bの前端部位置
に突出して保留されている最前位の硬貨をその前方で受
け止める出没自在の受取片(26)を、また、硬貨一枚の
間隔に相当して離れた他端部には、前記仕切板(20)に
設けた阻止孔(27)に位置し、かつ、前記受止片(26)
と相対的に出没して受止片(26)が硬貨保留部(5)a,
(5)bから没入して最前位の硬貨の受止めを解いてと
き、硬貨保留部(5)a,(5)b内に突出して硬貨保留
部(5)a,(5)bに保留されている後続の硬貨が硬貨
収納通路(6)に移行しないように一時的に受け止める
阻止片(28)を一体に有して成る作動部材(29)と、前
記仕切板(20)の上端部に設けた突出部(20)′の前面
に固設し、払出し信号により作動杆(30)を作動して前
記支軸(24)を垂直回転する電磁作動体(31)とから成
り、しかして第10図(イ)に示す硬貨の保留状態におい
て電磁作動体(31)の作動により支軸(24)がほぼ半回
転したとき同図(ロ)で示すように、阻止片(28)が保
留部(5)の前端部位置に突出して二枚目以降の保留硬
貨の前進を阻止すると共に、受止片(26)が硬貨保留部
(5)の前端部位置から没入して最前位の一枚目の保留
硬貨を硬貨収納通路(6)に導き、このようにして払出
し信号により保留硬貨は一枚毎硬貨収納通路(6)に払
出される。前記硬貨返却作動部(23)は、第5図,第7
図及び第8図で示すように、前記後面板(19)の背面中
間部に、上端が枢止部bにより垂直回動自在に枢止され
て下方に延び、その下部が前記取付板(1)との間に介
装したバネ(32)により、常時前方に付勢されて、前面
上下位置に設けた前記硬貨保留部(5)a,(5)bの通
路線上で前下がりに傾斜する返却片(33)a,(33)bを
常態で前記後面部(19)に設けた上下出没孔(34)a,
(34)bより前記硬貨保留部(5)a,(5)bと返却通
路(7)との連続位置に夫々突出して硬貨保留部(5)
a,(5)bの一部を形成して、硬貨保留部(5)a,
(5)b内に保留されてある最前位の保留硬貨を受ける
ゲート板(35)と、後面板(19)の背面上部に設けた支
持片(36)に上下動自在に支持され、かつ、付勢バネ
(37)により常時上方に付勢されて上部に有する段面
(38)が前記作動レバー(10)に設けた押圧ローラ(1
3)と圧接すると共に、下降時にその下端に設けた傾斜
部(39)と開閉部材(35)の上部に設けた傾斜部(40)
との作用によりゲート板(35)を付勢部材(32)に抗し
て背面方向に押圧して返却片(33)a,(33)bを硬貨保
留部(5)a,(5)bの通路から没入させる昇降杆(4
1)と、前記操作レバー(10)を下方に傾動する駆動部
(42)とからなり、前記昇降杆(41)の上端には、手動
によりこれを下方に押圧するための押圧部(43)が設け
てある。前記駆動部(42)は前記後面板(19)の右上部
位置に設けた取付部(44)に開設した厚み方向で連通す
る大径部(45)と小径部(46)とから成る円孔(47)
と、この大径部(45)に回転自在に嵌合する鍔部(48)
の前面に小径部(46)を貫通して取付部(44)の前面に
膨出するカム部(49)を有し、かつ、背面に、作動レバ
ー(10)の遊端部(11)と作用する作用ピン(50)を突
設した回転体(51)と、この回転体(51)を冷却指令信
号により回転する駆動モータ(52)と、前記取付部(4
4)の前面に取り付けられた前記カム部(49)と作用し
て回転体(51)の回転を一回転に規制するためのマイク
ロスイッチ(53)とから構成されている。(54)は前記
硬貨保留部(5)a,(5)bの先端部である受止部(2
6)と阻止片(28)との間に設けた保留硬貨の有無を検
知する光センサー、(55)は収納通路(6)に設けた硬
貨の通過を検知するセンサーである。
しかして、使用に際し、投入口に径の異なる例えば百
円硬貨と十円硬貨とを複数枚投入すると、投入した硬貨
は、硬貨選別装置(4)により選別されたのち夫々硬貨
保留部(5)a,(5)bに導かれ、その導かれた最初の
硬貨は夫々受止片(26)と返却片(33)とにより受止め
られて硬貨保留部(5)a,(5)bに例えば5枚程度保
留される。そして、この状態において例えば通話がなさ
れ或いは物品が販売されると、払出し信号により既に述
べたように硬貨払出し作動部(22)が作動して保留硬貨
が一枚づつ硬貨収納通路(6)に払出される。そして通
話が終了し、或いは所要の物品の販売が終了して例えば
送受話器をフックに掛け、或いは返却用レバーを操作す
ると、それらの作動により返却指令信号が発生して硬貨
返却作動部(23)が作動する。即ち返却指令信号により
駆動モータ(25)が回転すると、回転体(51)も回転
し、この回転により作用ピン(50)も作動レバー(10)
の遊端部(11)を下方に押圧して作動レバー(10)を下
向きに傾動する。すると、作動レバー(10)の押圧ロー
ラ(13)が昇降杆(41)の上部断面(38)を下方に押圧
し、昇降杆(41)は付勢バネ(37)の付勢に抗して下降
し、昇降杆(41)の傾斜部(39)とゲート板(35)の傾
斜部(40)との作用によりゲート板(35)をバネ(32)
の付勢に抗して第5図実線の状態から同図仮想線の状態
に傾動し、これによって返却片(33)a,(33)bが硬貨
保留部(5)a,(5)bの通路から没入するので、硬貨
保留部(5)a,(5)bと返却通路(7)とが連通し、
かつ、硬貨払出し作動部(22)の受止片(26),(26)
が突出状態にあることにより硬貨保留部(5)a,(5)
b内の全ての保留硬貨が返却通路(7)から返却口に返
却される。また、回転体(51)の回転により作動レバー
(10)が下向きに傾動したとき、押圧片(14)に圧接し
ている開披レバー(17)も下方に押圧されて排出機構
(18)が作動するので、もし、硬貨選別装置(4)にお
いて不正硬貨が通路内に詰まっているときは、排出機構
(18)の作動により不正硬貨は不正硬貨返却通路(8)
を介して返却口に返却される。これら一連の動作は回転
体(51)の一回転により行われ、回転体(51)が一回転
すると、マイクロスイッチ(53)が駆動モータ(52)の
回路を開いて回転体(51)の回転は停止する。
発明の効果 以上のように本願によれば、返却指令信号により駆動
部を駆動した後は、硬貨返却作動部が強制的に作動され
て、保留部に残存している全ての保留硬貨は返却される
ので従来のように送受話器を掛け止めするフックの不充
分な作動或いは返却レバーの不充分な操作による誤動作
の惧れはなく、返却動作が確実となり、かつ、設計並び
に製作にも有効であり、特に請求項2記載の構成によれ
ば、昇降杆の下降動作を充分長く得られるので、硬貨の
返却動作が確実に得られ、また、請求項3記載の構成に
よれば、硬貨選別装置において通路に詰まって不正硬貨
の排出も同時に行うことができ、さらに、請求項4記載
の構成によれば、停電時であっても手動により保留硬貨
を返却することができるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本願の実施例を示し、第1図は総体正面図、第
2図は前面板及び仕切板を外した状態の一部を省略した
正面図、第3図は仕切板の背面図、第4図は仕切板の平
面図、第5図は一部を省略した要部の縦断面図、第6図
は一部を省略した他の縦断面図、第7図は硬貨返却作動
機構の正面構成図、第8図は駆動部の構成を示した要部
の拡大部分縦断面図、第9図は硬貨払出し作動機構の正
面構成図、第10図(イ),(ロ)は硬貨払出し作動機構
を示す略図である。 図中、(4)は硬貨選別装置、(5)は硬貨保留部、
(7)は返却通路、(10)は作動レバー、(14)は押圧
片、(17)は開披レバー、(23)は硬貨返却作動部、
(33)は返却片、(35)はゲート板、(37)は付勢バ
ネ、(41)は昇降杆、(42)は駆動部、(51)は回転
体、(52)は駆動モータ、(53)はマイクロスイッチで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 5/00 - 9/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入硬貨を選別する硬貨選別装置と、この
    硬貨選別装置により選別された硬貨を受容して複数枚保
    留する硬貨保留部と、この硬貨保留部の最前位に連続し
    て保留硬貨を返却口に導く返却通路と、常態で前記硬貨
    保留部と返却通路との連続位置に突出して硬貨の保留状
    態を保持し、作動時に前記硬貨保留部の最前位より没入
    して硬貨保留部と返却通路との連通状態を許容する返却
    片を有した硬貨返却作動部と、この硬貨返却作動部を返
    却指令信号により一定時間作動する駆動部とから成り、
    前記硬貨返却作動部が、前記返却片を傾動作用により硬
    貨保留部と返却通路との連続位置で出没するゲート板
    と、上下動によって、前記ゲート板に傾動作用を付与す
    る昇降杆と、付勢バネにより上昇方向で昇降杆と圧接
    し、この状態から駆動部により昇降杆を下降方向に押圧
    する垂直回動可能な作動レバーとから構成したことを特
    徴とする硬貨保留払出装置における硬貨返却機構。
  2. 【請求項2】作動レバーが側方に延びる部分を有し、か
    つ駆動部が、返却指令信号により駆動するモータと、こ
    のモータにより回転して前記作動レバーの側方に延びる
    部分に作用する作用ピンを有した回転体と、この回転体
    に設けたカム部と作用して、回転体が1回転したときモ
    ータの通電回路を開くマイクロスイッチとから成る請求
    項1記載の硬貨保留払出装置における硬貨返却機構。
  3. 【請求項3】作動レバーに、硬貨選別装置に設けた排出
    機構の作動用開披レバーを操作する押圧片を設けて成る
    請求項1または2記載の硬貨保留払出装置における硬貨
    返却機構。
  4. 【請求項4】硬貨返却作動部の昇降に手動用操作部を設
    けて成る請求項1,2または3記載の硬貨保留払出装置に
    おける硬貨返却機構。
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