JP2802456B2 - カテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法 - Google Patents
カテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法Info
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- JP2802456B2 JP2802456B2 JP3222027A JP22202791A JP2802456B2 JP 2802456 B2 JP2802456 B2 JP 2802456B2 JP 3222027 A JP3222027 A JP 3222027A JP 22202791 A JP22202791 A JP 22202791A JP 2802456 B2 JP2802456 B2 JP 2802456B2
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- carbon atoms
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- alkali metal
- hydrochloride
- derivative hydrochloride
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交感神経興奮作用を有
し、眼内圧の低下、気管支拡張剤として使用される塩酸
エピネフリン等のカテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法
に関する。
し、眼内圧の低下、気管支拡張剤として使用される塩酸
エピネフリン等のカテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】従来よ
り、エピネフリン(アドレナリン)等のカテコラミン誘
導体の遊離塩基は不安定であるため、通常塩酸塩として
製造されており、その方法としては(a)遊離塩基を化
学量論量の塩酸で処理する一般的方法、(b)アンモニ
アを作用させ、抽出後、塩化水素で飽和させる方法(特
公昭61−47820号公報)、(c)塩化セシウムを
作用させる方法(特公昭61−47820号公報)等が
知られている。
り、エピネフリン(アドレナリン)等のカテコラミン誘
導体の遊離塩基は不安定であるため、通常塩酸塩として
製造されており、その方法としては(a)遊離塩基を化
学量論量の塩酸で処理する一般的方法、(b)アンモニ
アを作用させ、抽出後、塩化水素で飽和させる方法(特
公昭61−47820号公報)、(c)塩化セシウムを
作用させる方法(特公昭61−47820号公報)等が
知られている。
【0003】しかしながら、これらの方法は以下の点で
工業的に好ましい方法とは言えない。即ち、(a)法で
は遊離塩基が不安定であることから、最終生成物が変色
し、また塩酸塩とする段階で収率、純度の低下を招く。
(b)法は収率が50%以下であり、遊離塩基の不安定
性から変動しやすい。(c)法では収率は比較的高い
が、用いるセシウムの価格が高く経済的とはいえない。
また最終生成物に微量のセシウム金属が残留するという
問題が指摘される。本発明における目的化合物が時に医
薬の分野で使用されることからも、見逃してはならない
問題点である。以上のような問題点を有することから、
収率よくしかも安全性に問題のない工業的に有利な方法
の開発が当業界では期待されているが、未だ有用な方法
は見い出されていない。
工業的に好ましい方法とは言えない。即ち、(a)法で
は遊離塩基が不安定であることから、最終生成物が変色
し、また塩酸塩とする段階で収率、純度の低下を招く。
(b)法は収率が50%以下であり、遊離塩基の不安定
性から変動しやすい。(c)法では収率は比較的高い
が、用いるセシウムの価格が高く経済的とはいえない。
また最終生成物に微量のセシウム金属が残留するという
問題が指摘される。本発明における目的化合物が時に医
薬の分野で使用されることからも、見逃してはならない
問題点である。以上のような問題点を有することから、
収率よくしかも安全性に問題のない工業的に有利な方法
の開発が当業界では期待されているが、未だ有用な方法
は見い出されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するため鋭意検討した結果、本発明に至った。即
ち、本発明の要旨は、式(1)
解決するため鋭意検討した結果、本発明に至った。即
ち、本発明の要旨は、式(1)
【化3】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立に炭素数1〜2
2のアルカノイル基であり、R3 は炭素数1〜5の直鎖
又は分枝鎖のアルキル基である)で表される化合物に、 QCOO- M+ (式中、Qは炭素数1〜4のアルキル基であり、Mはア
ルカリ金属である)で表される化合物を反応させ、生成
する過塩素酸アルカリ金属塩を除去し、次いで塩化水素
で処理することを特徴とする式(2)
2のアルカノイル基であり、R3 は炭素数1〜5の直鎖
又は分枝鎖のアルキル基である)で表される化合物に、 QCOO- M+ (式中、Qは炭素数1〜4のアルキル基であり、Mはア
ルカリ金属である)で表される化合物を反応させ、生成
する過塩素酸アルカリ金属塩を除去し、次いで塩化水素
で処理することを特徴とする式(2)
【化4】 (式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同意義である)
で表されるカテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法に関す
る。
で表されるカテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法に関す
る。
【0005】R1 およびR2 で表される炭素数1〜22
のアルカノイル基としては、ホルミル、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバ
レリル、2−メチルブタノイル、ピバリル、3−メチル
ペンタノイル、3,3−ジメチルブタノイル、2,2−
ジメチルペンタノイル、ドコサノイル、7,7−ジメチ
ルオクタノイル等が挙げられ、直鎖でも分岐鎖のいずれ
でもよい。R3 で表される炭素数1〜5のアルキル基と
しては直鎖でも分岐鎖のいずれでもよく、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s
ec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ネオペンチル等
が挙げられる。Qで表される炭素数1〜4のアルキル基
としてはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、t−ブチルが挙げられる。
Mで表されるアルカリ金属としてはリチウム、ナトリウ
ム、カリウム等が挙げられ、好ましくはカリウムであ
る。
のアルカノイル基としては、ホルミル、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバ
レリル、2−メチルブタノイル、ピバリル、3−メチル
ペンタノイル、3,3−ジメチルブタノイル、2,2−
ジメチルペンタノイル、ドコサノイル、7,7−ジメチ
ルオクタノイル等が挙げられ、直鎖でも分岐鎖のいずれ
でもよい。R3 で表される炭素数1〜5のアルキル基と
しては直鎖でも分岐鎖のいずれでもよく、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s
ec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ネオペンチル等
が挙げられる。Qで表される炭素数1〜4のアルキル基
としてはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、t−ブチルが挙げられる。
Mで表されるアルカリ金属としてはリチウム、ナトリウ
ム、カリウム等が挙げられ、好ましくはカリウムであ
る。
【0006】本発明の方法はまず式(1)の化合物を極
性のある有機溶媒に溶解し、該化合物とQCOO- M+
で表される脂肪酸アルカリ金属塩とを反応させる。ここ
で、極性のある有機溶媒としては特に限定されるもので
はなく例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等あるいはこれらの混合物が例示される。脂肪酸ア
ルカリ金属塩の使用量は式(1)の化合物に対して1.
0〜5.0倍モル、好ましくは1.0〜1.3倍モルで
ある。脂肪酸アルカリ金属塩の使用量が1.0倍モルよ
りも少ないと反応は完結しない。5.0倍モルよりも多
いと未反応として残り経済的でない。反応温度は通常0
〜80℃、好ましくは15〜30℃の温度で、1〜2時
間程度で終了する。次いで、生成する過塩素酸アルカリ
金属塩をろ過により除去した後、塩化水素を過剰量吹き
込み、0〜5℃で1〜3時間攪拌させて式(2)の化合
物を生成させる。得られる目的化合物の単離精製は、例
えば抽出、濾過、クロマトグラフィー等の公知の方法で
適宜行われる。
性のある有機溶媒に溶解し、該化合物とQCOO- M+
で表される脂肪酸アルカリ金属塩とを反応させる。ここ
で、極性のある有機溶媒としては特に限定されるもので
はなく例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等あるいはこれらの混合物が例示される。脂肪酸ア
ルカリ金属塩の使用量は式(1)の化合物に対して1.
0〜5.0倍モル、好ましくは1.0〜1.3倍モルで
ある。脂肪酸アルカリ金属塩の使用量が1.0倍モルよ
りも少ないと反応は完結しない。5.0倍モルよりも多
いと未反応として残り経済的でない。反応温度は通常0
〜80℃、好ましくは15〜30℃の温度で、1〜2時
間程度で終了する。次いで、生成する過塩素酸アルカリ
金属塩をろ過により除去した後、塩化水素を過剰量吹き
込み、0〜5℃で1〜3時間攪拌させて式(2)の化合
物を生成させる。得られる目的化合物の単離精製は、例
えば抽出、濾過、クロマトグラフィー等の公知の方法で
適宜行われる。
【0007】
【実施例】以下、実施例および参考例により本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等に何
ら限定されるものではない。 実施例1 d,l−m,p−ジピバリルエピネフリン塩酸塩の製造 14.9g(0.033モル)のd,l−m,p−ジピ
バリルエピネフリン過塩素酸塩をメタノールに溶解し、
これに3.9g(0.040モル、1.2当量)の酢酸
カリウムのメタノール溶液を室温で攪拌しながら滴下し
た。1.5時間攪拌した後、過塩素酸カリウムを濾過し
て除き、濾液に1.5当量の塩化水素を吹き込み、0℃
で2時間攪拌した。減圧下でメタノールを除去して無定
形固体を得た。残留物を酢酸エチルから再結晶して1
1.1g(0.029モル)のd,l−m,p−ジピバ
リルエピネフリン塩酸塩を得た(収率87%、融点16
0〜161℃)。IRスペクトルおよびNMRスペクト
ルは標準品のそれと完全に一致した。
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等に何
ら限定されるものではない。 実施例1 d,l−m,p−ジピバリルエピネフリン塩酸塩の製造 14.9g(0.033モル)のd,l−m,p−ジピ
バリルエピネフリン過塩素酸塩をメタノールに溶解し、
これに3.9g(0.040モル、1.2当量)の酢酸
カリウムのメタノール溶液を室温で攪拌しながら滴下し
た。1.5時間攪拌した後、過塩素酸カリウムを濾過し
て除き、濾液に1.5当量の塩化水素を吹き込み、0℃
で2時間攪拌した。減圧下でメタノールを除去して無定
形固体を得た。残留物を酢酸エチルから再結晶して1
1.1g(0.029モル)のd,l−m,p−ジピバ
リルエピネフリン塩酸塩を得た(収率87%、融点16
0〜161℃)。IRスペクトルおよびNMRスペクト
ルは標準品のそれと完全に一致した。
【0008】参考例1 37.9g(0.084モル)のd,l−m,p−ジピ
バリルエピネフリン過塩素酸塩を温水に溶解し、窒素気
流下、0℃で1.0当量のアンモニア(25%水溶液)
を攪拌しながら滴下した。溶液を酢酸エチルで抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液に1.
5当量の塩化水素を吹き込み、0℃で3時間攪拌した。
減圧下で溶媒を除去し、残留物を酢酸エチルから再結晶
して11.9g(0.031モル)のd,l−m,p−
ジピバリルエピネフリン塩酸塩を得た(収率37%、融
点160〜161℃)。
バリルエピネフリン過塩素酸塩を温水に溶解し、窒素気
流下、0℃で1.0当量のアンモニア(25%水溶液)
を攪拌しながら滴下した。溶液を酢酸エチルで抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液に1.
5当量の塩化水素を吹き込み、0℃で3時間攪拌した。
減圧下で溶媒を除去し、残留物を酢酸エチルから再結晶
して11.9g(0.031モル)のd,l−m,p−
ジピバリルエピネフリン塩酸塩を得た(収率37%、融
点160〜161℃)。
【0009】参考例2 16.0g(0.035モル)のd,l−m,p−ジピ
バリルエピネフリン過塩素酸塩をメタノールに溶解し、
0℃で攪拌しながら6.0g(0.035モル、1.0
当量)のセシウムクロライドのメタノール溶液を滴下し
た。0℃で2時間攪拌した後、濾過してセシウムパーク
ロレイトを除き、減圧下でメタノールを除去した。酢酸
エチルから再結晶させて11.7g(0.030モル)
のd,l−m,p−ジピバリルエピネフリン塩酸塩を得
た(収率85%、融点158〜159℃)。残留セシウ
ムを原子吸光光度法により検査したところ生成物全体の
0.68%であった。
バリルエピネフリン過塩素酸塩をメタノールに溶解し、
0℃で攪拌しながら6.0g(0.035モル、1.0
当量)のセシウムクロライドのメタノール溶液を滴下し
た。0℃で2時間攪拌した後、濾過してセシウムパーク
ロレイトを除き、減圧下でメタノールを除去した。酢酸
エチルから再結晶させて11.7g(0.030モル)
のd,l−m,p−ジピバリルエピネフリン塩酸塩を得
た(収率85%、融点158〜159℃)。残留セシウ
ムを原子吸光光度法により検査したところ生成物全体の
0.68%であった。
【0010】
【発明の効果】本発明の方法によればカテコラミン誘導
体塩酸塩を過塩素酸塩から、収率よく、しかもセシウム
のような金属を混在させることがなく、容易に得ること
ができるので、安全性が高くかつ工業的に有利である。
体塩酸塩を過塩素酸塩から、収率よく、しかもセシウム
のような金属を混在させることがなく、容易に得ること
ができるので、安全性が高くかつ工業的に有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 219/30 C07C 213/08 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立に炭素数1〜2
2のアルカノイル基であり、R3 は炭素数1〜5の直鎖
又は分枝鎖のアルキル基である)で表される化合物に、 QCOO- M+ (式中、Qは炭素数1〜4のアルキル基であり、Mはア
ルカリ金属である)で表される化合物を反応させ、生成
する過塩素酸アルカリ金属塩を除去し、次いで塩化水素
で処理することを特徴とする式(2) 【化2】 (式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同意義である)
で表されるカテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222027A JP2802456B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | カテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222027A JP2802456B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | カテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616603A JPH0616603A (ja) | 1994-01-25 |
JP2802456B2 true JP2802456B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16775948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3222027A Expired - Fee Related JP2802456B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | カテコラミン誘導体塩酸塩の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2802456B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3222027A patent/JP2802456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616603A (ja) | 1994-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |