JP2801597B2 - 空中線 - Google Patents

空中線

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JP2801597B2
JP2801597B2 JP62324420A JP32442087A JP2801597B2 JP 2801597 B2 JP2801597 B2 JP 2801597B2 JP 62324420 A JP62324420 A JP 62324420A JP 32442087 A JP32442087 A JP 32442087A JP 2801597 B2 JP2801597 B2 JP 2801597B2
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悦夫 三好
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、無線通信装置に使用する空中線に関する
ものである。 〔従来の技術〕 第6図は、例えば車両に取付けた従来の空中線の斜視
図であり、図において、(1)は車両、(2)は車両
(1)の導電体で構成された特定面、(3)は特定面
(2)と直角方向に電気的に絶縁して取付けた空中線の
放射器である。 第7図は、第6図のY−Y′軸に平行断面したY−
Y′断面略図のE面であり、(4)は空中線の放射器
(3)の給電点、(5)は特定面(2)から空中線の放
射器(3)の片端までの間隔Cである。 第8図は、第7図のE面側における空中線の指向特性
を示す図であり、(6)は空中線の放射器(3)のE面
指向特性角度を示すものであり、(7)は空中線の放射
器(3)のE面における指向特性を示す。 第9図は、第6図のX−X′軸に平行断面したX−
X′断面略図のH面である。 第10図は、第9図のH面側における空中線の指向特性
であり、(8)は空中線の放射器(3)のH面指向特性
角度を示すものであり、(9)は空中線の放射器(3)
のH面における指向特性を示す。 次に動作について説明する。 車両(1)の導電体で構成された特定面(2)は、空
中線の放射器(3)に給電点(4)から給電すると、電
磁界的には地板として作用し、空中線の放射器間隔C
(5)の空中線となり、E面における空中線の指向特性
は(7)となり、H面における空中線の指向特性は
(9)となり、E面指向特性角度(6)の0゜方向及び
H面指向特性角度(8)の0゜方向において、その指向
性は最小値か又は、最小値に近い値となる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の空中線は以上のように構成されているので、車
両の特定面の前方E面及びH面の0゜方向に対して電磁
界が弱く、無線の相手局がこの方向に位置する場合は、
通信が出来なくなるか又は不安定となる欠点があつた。 また、特定面と空中線の放射器の片端の間隔がλ/4必
要であるので、車両を車庫に入れる時は、前方に多くの
空間が必要であるなどの問題点があつた。 この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、車両の特定面の前方E面及びH面の0゜方
向に対して電磁界の最小点が生じない様にできるととも
にモノポールの空中線の放射器で、特定面の前方に対し
てはダイポール比より大きな指向特性を得ることができ
る空中線を目的とする。 また、車両の特定面と空中線が放射器の片端間隔がλ
/4以下で構成できる空中線を得ることを目的とする。 [課題を解決するための手段] この発明に係わる空中線は、移動体の前面に電気的に
絶縁して固定され、上記前面に垂直方向に延びる垂直部
及びこの垂直部の先端に連続して折り曲げられ、上記前
面と平行、かつ、鉛直方向に延びる平行部を有し、上記
前面を地板及び反射板として機能させる線状の放射器
と、上記垂直部の固定部に設けられ、上記放射器に給電
する給電手段とを具備し、上記平行部と上記前面との間
隔及び上記折り曲げ部分から上記平行部の先端までの放
射器長を上記間隔が上記放射器長よりも短い範囲で交互
に調整することにより、上記間隔及び放射器長を上記移
動体の前方に単峰の最大値を有し、水平面における広が
りが、垂直面における広がりよりも大きな指向特性を呈
するように設定したものである。 [作用] この発明に係わる空中線は、移動体の前面に電気的に
絶縁して固定され、上記前面と上記放射器の平行部との
間隔及び上記放射器長を上記間隔が上記放射器長よりも
短い範囲で相互に調整することにより、上記移動体の前
方に単峰の最大値を有し、水平面における広がりが、垂
直面における広がりよりも大きな指向特性を呈する。 [実施例] 以下、この発明の一実施例について説明する。 第1図において、(10)は空中線の放射器であり、移
動体の前面を導体で構成し、この前面に電気的に絶縁し
て固定され、上記前面に垂直方向に延びる垂直部及びこ
の垂直部の先端に連続して折り曲げられ、上記前面と平
行、かつ、鉛直上方に延びる平行部を有する。 第2図は、第1図のY−Y′軸に平行断面したY−
Y′断面略図E面であり、(11)は車両の特定面(2)
から空中線の放射器(10)の折り曲げ部までの間隔A、
(12)は空中線の放射器(10)の折り曲げ部から空中線
の放射器(10)の片端までの放射器長Bを示す。 第3図は、第2図のE面側における空中線の指向特性
であり、(13)は空中線の放射器(10)のE面における
指向特性を示す。 第4図は、第2図のX−X′軸に平行断面したX−
X′断面略図のH面である。 第5図は、第4図のH面側における空中線の指向特性
であり、(14)は空中線の放射器(10)のH面における
指向特性を示す。 次に動作について説明する。 車両(1)の導電体で構成された特定面(2)は、空
中線の放射器(10)に給電点(4)から給電すると、電
磁界的には地板として作用すると共に放射板としても同
時に作用する。任意の周波数において、空中線の放射器
(10)と特定面(2)の間隔A及び空中線の放射器(1
0)の曲げ部からの放射器長Bを相互に変化させ適当な
長さで構成するとE面における空中線の指向特性は(1
3)となり、H面における指向特性は(14)となり、E
面指向特性角度(6)の0゜方向及びH面指向特性角度
(8)の0゜方向において、その指向特性は最大値か又
は、最大値に近い値となる。 また、空中線のE面指向特性(13)及びH面指向特性
(14)は、モノポールの空中線の放射器にもかかわらず
0゜方向に対してダイポール比より大きな利得を得るこ
とができる。 また、特定面(2)と空中線の放射器(10)の曲げ部
までの間隔Aはλ/4より小さくできる。 上記実施例では、車両の特定面(2)に空中線の放射
器(10)を設けたものを示したが、第11図に示すよう
に、地板反射器(16)に空中線の放射器(10)をL字型
に設けた構造の空中線装置(15)であつても良い。 第11図において、(15)は空中線装置、(16)は地板
反射器である。 第12図は、Y−Y′軸の平行断面略図であつて、(1
7)は地板反射器(16)と空中線の放射器の曲げ部まで
の間隔A、(18)は空中線の曲げ部から空中線の放射器
の片端までの放射器長Bである。 第13図はE面側におけるE面指向特性図、第14図はX
−X′軸の平行断面略図、第15図はH面側におけるH面
指向特性図である。 このような構成において、空中線の放射器(10)と地
板反射器(16)の間隔A(17)と放射器長B(18)の相
互を任意の周波数に対して適当に構成すると空中線装置
となり、E面指向特性角度(6)の0゜方向及びH面指
向特性角度(8)の0゜方向において、その指向特性は
最大値か又は、最大値に近い値となる。 また、空中線装置のE面指向特性(13)及びH面指向
特性(14)はモノポール空中線の放射器にもかかわらず
ダイポール比より大きな利得を得ることができる。 また、第16図は車両(1)の特定面(2)の前方に空
中線装置(15)を設けたものである。 第16図は空中線装置(15)を車両(1)の特定面
(2)の前方に取付た斜視図、第17図はY−Y′軸の平
行断面図、第18図はE面側におけるE面指向特性図、第
19図はX−X′軸の平行断面図、第20図はH面側におけ
るH面指向特性図である。 このような構成において、車両の前方におけるE面指
向特性角度(6)の0゜方向及びH面指向特性角度
(8)の0゜方向において、その指向特性は最大値か最
大値に近い値となる。 また空中線装置のE面指向特性(13)及びH面指向特
性(14)はモノポール空中線の放射器にもかかわらずダ
イポール比より大きな利得を得ることができる。 また、車両の前方の無線機の相手方と確実な通話が得
られるものである。 [発明の効果] 以上のように、この発明によれば、移動体の前面に電
気的に絶縁して固定され、上記前面と上記放射器の平行
部との間隔及び上記放射器長を上記間隔が上記放射器長
よりも短い範囲で相互に調整することにより、上記間隔
及び放射器長を上記移動体の前方に単峰の最大値を有
し、水平面における広がりが、垂直面における広がりよ
りも大きな指向特性を呈するように設定したので、上記
移動体と、移動体が移動する経路周辺に展開する基地局
との無線通信が支障無く行われる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例による車両に取付けた空中
線の斜視図、第2図は第1図のY−Y′軸に平行断面し
たY−Y′断面略図、第3図は第2図におけるE面指向
特性図、第4図は第1図のX−X′軸に平行断面したX
−X′断面略図、第5図は第4図におけるH面指向特性
図である。 第6図は従来の車両に取付けた空中線の斜視図、第7図
は第6図のY−Y′軸に平行断面したY−Y′断面略
図、第8図は第7図のE面側におけるE面指向特性図、
第9図は第6図のX−X′軸に平行断面したX−X′断
面略図、第10図は第9図のH面側におけるH面指向特性
図である。第11図〜第15図および第16図〜第20図はそれ
ぞれこの発明の他の実施例を示す構成斜視図,断面図,
指向特性図である。 図中、(1)は車両、(2)は特定面、(4)は給電
点、(10)は空中線の放射器、(15)は空中線装置、
(16)は地板反射器である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.移動体の前面に電気的に絶縁して固定され、上記前
    面に垂直方向に延びる垂直部及びこの垂直部の先端に連
    続して折り曲げられ、上記前面と平行、かつ、鉛直方向
    に延びる平行部を有し、上記前面を地板及び反射板とし
    て機能させる線状の放射器と、上記垂直部の固定部に設
    けられ、上記放射器に給電する給電手段とを具備し、上
    記平行部と上記前面との間隔及び上記折り曲げ部分から
    上記平行部の先端までの放射器長を上記間隔が上記放射
    器長よりも短い範囲で相互に調整することにより、上記
    間隔及び放射器長を上記移動体の前方に単峰の最大値を
    有し、その水平面における広がりが、その垂直面におけ
    る広がりよりも大きな指向特性を呈するように設定した
    ことを特徴とする空中線。
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