JP2801267B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2801267B2
JP2801267B2 JP15049789A JP15049789A JP2801267B2 JP 2801267 B2 JP2801267 B2 JP 2801267B2 JP 15049789 A JP15049789 A JP 15049789A JP 15049789 A JP15049789 A JP 15049789A JP 2801267 B2 JP2801267 B2 JP 2801267B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、同色系の記録剤の染料濃度が異なる2種類
以上の記録剤を使用した記録装置に関する。
[従来の技術] 第3図は、産業上の利用分野で述べた一般的な記録装
置の模式的正面図である。1はプラテンであり、不図示
の記録紙を巻き付け、記録時に副走査のための所定の回
転をする。2は、ラインフィードモータであり、ギア3
を介してプラテン1の回転軸に回転を伝達する。4はプ
ラテン1に平行配設された不図示のガイドカバーに摺動
自在に取り付けられたインクジェット記録ヘッド(以下
ヘッドと略称する)であり、複数のインク液滴噴射用ノ
ズル5を備えている。ヘッド4は、後述する8色のイン
クに対し1対1に対応する8本のノズルを有している。
6はヘッド4をプラテン1の長手方向に往復移動させる
ベルト、7および8は、ベルト6の両端に配設されるプ
ーリ、9はプーリ8を回転させるキャリッジモータであ
る。
10は、プラテン1の表面近傍に配設されて被記録体の
有無を検出する紙センサ、11はヘッド4に装着されるエ
ンコーダセンサ、12はプラテン1に平行に固定配置され
ると共にエンコーダセンサ11が対向するよう配置される
リニアエンコーダ、13はヘッド4がホームポジションに
あることを検出するホームポジションセンサである。14
は装置の未使用時にノズル5の先端部におけるインク液
の乾燥を防止するために用いられるキャップ、15はキャ
ップ14をヘッドに対し前後進させる駆動源となるキャッ
プモータ、16はキャップ14がヘッド4に装着されたこと
を検知するキャプセンサである。
第4図は、第3図の装置の制御系の構成を示す図であ
る。CPU20は制御の中核を成すもので、操作パネル上に
設けられたスイッチ群21、キャリッジモータ9を駆動す
るDCサーボ正逆反転回路22、ラインフィードモータ2を
駆動するステッピングモータ駆動回路23、コンピユータ
などの外部の制御装置から転送された記録データDに基
づいてデータの処理を行う画像処理回路26、画像処理回
路26により処理されたデータにより記録ヘッド4からイ
ンク液滴を吐出駆動させるヘッドドライバー24、各種の
センサ群25、エンコーダセンサ11、ホームポジションセ
ンサ13が接続されている。
このような構成のもとに、スイッチ群21中のプリント
スイッチが押下されることにより記録動作が開始され、
まず紙センサ10により記録紙が有ることを確認した上で
ラインフィードモータ2が数ステップ駆動され、プラテ
ン1が回転し、記録紙が記録開始位置にセットされる。
ヘッド4がキャップ14に密着していた状態から、開状態
になるようキャップモータ15を駆動してキャップセンサ
16で確認する。続いてキャリッジモータ9が記録ヘッド
4を主走査方向に一定速度で走行するように速度制御し
ながら往復移動させる。これと同期してラインフィード
モータ2が駆動されて記録紙を一行ずつ送る。この間、
データDに基づいて画像処理回路26によって処理された
データがヘッドドライバ24に送られ、インク液滴吐出の
駆動信号が記録ヘッド4に印加され、記録ヘッド4のノ
ズル5からインク液滴が噴出され、文字、画像が記録さ
れる。記録が終了すると、キャップ14をヘッド4に押し
付け、インクの乾燥を防止する。
階調記録について: フルカラーの画像を記録するため、インクは、シア
ン:c3、マゼンタ:m3、イエロー:y、ブラック:bの
4色に加えて、やや染料濃度の薄いシアン:c2、さ
らに染料濃度の薄いシアン:c1、やや染料濃度の薄い
マゼンタ:m2、さらに染料濃度の薄いマゼンタ:m1、の
計8色を使い分けて各種の色表現および広い範囲の濃度
表現を行っている。
8色の各インクは、ノズルからインク液滴を噴射させ
る駆動信号の電圧レベル:Vopを制御して、インク液滴の
体積を変化させている。このインク液滴の体積は、記録
濃度と相関がある。
第5図に駆動信号の電圧レベル:Vop(V)に対する各
インクの記録濃度(O.D.)の特性を示す。ここで、例え
ば、シアン色についてc1とc2のオーバーラップする部分
はc1とc2の両方のインクを交互に吐出させ滑らかな濃度
勾配を表現している。1本のノズルから出るインクは、
その体積が大きいほど記録濃度が高い。このことから、
シアン色とマゼンタ色との表現については、記録濃度が
高いほど被記録媒体に吐出されるインク液の体積の総和
は多い、とは必ずしも言えない。また、ブラック色につ
いては、ブラック:bのノズルから吐出されるインク以外
に、シアン,マゼンタ,イエローの3色を適度に混ぜ合
わせて薄いブラックを表現している。このことから、ブ
ラック色もやはり、記録濃度が高いほど被記録媒体に吐
出されるインク液の体積の総和は多い、とは必ずしも言
えない。さらに、フルカラーで表現する任意の色につい
ては、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4色を
適度に混ぜ合わせて表現しているため、記録濃度が高い
ほど被記録媒体に吐出されるインク液の体積の総和は多
い、とは言えない。
また、通常の記録紙は、紙面からの反射光が人間の目
に入るのに対し、オーバーヘッドプロジェクターでは、
ランプから発した光がOHPシートを透過してスクリーン
上に写しだされた画像が人間の目に入る。通常スクリー
ンはOHPシートよりも数倍広い面積である。このためOHP
シートへの記録は、より高い濃度の記録のみが重要とな
り、薄い濃度の記録はほとんど不要である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、通常の記録紙に比べ、OHPシートは、受容
層のインク吸収特性は、記録時のインク吸収量が記録紙
の約半分と、少ない特性である。この為、通常の記録紙
に記録するのと同じように同量のインクOHPシートに記
録すると、インクのたれや、OHPシート上でのインクの
期待されない混色が発生し、記録画像を著しく乱してい
た。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、被記録媒
体の種類に応じた記録を行うことにより被記録媒体の種
類にかかわらず高品位の記録を行えるようにすることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、複数種の被記録媒
体に2種類以上の同色系の染料濃度が異なる記録剤を記
録可能な記録手段と、被記録媒体の種類に応じて前記記
録手段による記録を制御する制御手段とを有し、前記制
御手段は特定の被記録媒体への記録時は、前記2種類以
上の同色系の染料濃度の異なる記録剤の中で、染料濃度
が低い記録剤を用いずに染料濃度が高い記録剤を用いて
記録を行うように前記記録手段を制御すること特徴とす
る。
また、本発明においては、前記記録剤は水または有機
溶剤を主成分とする液体であることを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば例えばOHPシートの記録時には、同色
系の染料濃度の異なるインクの内、濃度が最も濃いイン
クのみを使用する。具体的には、第5図において、従来
はc1,c2,c3,m1,m2,m3,y,bの8色を使用していたもの
を、c3,m3,y,bの4色のみを使用する。なお、通常の記
録紙では、8色を従来のように使用する。この為、従来
の装置で発生していたOHPシート記録時のインクのたれ
や、OHPシート上でのインクの期待されない混色が発生
しなくなり、品位の高い記録が行えるようになった。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、実施例の記録方法のフローチャートを示
す。また、第2図はその記録方法を実施した制御系のブ
ロック図を示す。実施例の記録装置の機械的構成は、従
来と同様で、第3図のごとくでよい。
このような構成のもとに、スイッチ群21中のプリント
スイッチが押下されると記録動作が開始され、まずS1で
紙センサ10により記録媒体の有無の検出および、有る場
合の判別を行う。OHPシートには判別マークが有り、記
録媒体が、通常の紙なのか、OHPシートなのか、それと
も無しなのかを判別する。判別により、無しの場合に
は、S2でエラー表示して終了となる。
紙の場合には、S3で画像処理回路A:27により、送られ
てきたデータDを処理してヘッドドライバー24に送り、
S4で記録ヘッド4の8本のノズルからインク液滴を選択
的に吐出させる。画像処理A:27は、従来の画像処理回路
と同じ働きをする。
OHPシートの場合には、S5で画像処理回路B:28によ
り、送られてきたデータDを処理してヘッドドライバー
24に送り、S6で記録ヘッド4の4本のノズルからインク
液滴を選択的に吐出させる。すなわち、高い濃度のイン
クのみを使用して記録する。
ここでスイッチA:29およびスイッチB:30は、CPU20か
らの信号Sにより、記録データ:Dからヘッドライバー24
までの間にある画像処理回路A:27と画像処理回路B:28を
切り替える役割をする。
記録動作の詳細は、従来と同様である。記録が終了す
ると、キャップ14をヘッド4に押し付け、インクの乾燥
を防止する。
OHPシートでは淡い色の記録が重要でないため、高い
濃度のインクのみを使用した濃度レンジで十分な階調性
が得られる。
[他の実施例] 上記実施例では、OHPシート記録時に、8色インクの
うち4色のみを選択する手段をハードウェアで行った
が、これは、ソフトウェアで処理しても良い。
さらに上記実施例では、液体のインクを使用した例を
示したが、シート状のインクを使用した熱記録装置の記
録方法においても、OHPシートのインク受容層のもつ問
題点およびより高い濃度の記録への要求は同じであり、
同様の記録方法が有効である。
以上説明したように、通常の白色の記録紙への記録に
加えて、無色透明なOHPシートにも記録できるインクジ
ェット記録装置で、記録色の濃度を変化させるため、同
色系の染料濃度が異なる2種類以上のインクを使用した
記録装置において、OHPシートの記録時には、同色系の
染料濃度の異なるインクでは、濃度が最も濃いインクの
みを使用するように制御した。
この為、従来の装置で発生していたOHPシート記録時
のインクの吸収不足によるたれや、OHPシート上でのイ
ンクの期待されない混色が発生しなくなり、品位の高い
記録が行えるようになった。
さらに、高速記録が可能となる利点がある。従来は、
8本のノズル全てを使用していたのに対し、4本のノズ
ルだけを使用するため、未使用のノズル部を紙面に対し
主走査させなくて良い。未使用の淡いインクのノズルを
少なくとも1本以上、ヘッドの主走査方向に対しヘッド
の端側に配置することにより、その部分の走査時間が短
縮される。すなわち、記録時間が短縮される。
シート状のインクを使用した熱記録装置においては、
淡インクのプリント時間分が短縮される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、被記録媒体の種
類に応じた記録を行うことにより被記録媒体の種類にか
かわらず高品位の記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例のフローチャート、 第2図は、同実施例の制御系のブロック図、 第3図は、記録装置の模式的正面図、 第4図は、従来例の記録装置の制御系のブロック図、 第5図は、インク吐出のためのヘッド駆動電圧レベルV
opに対する各インクの記録濃度の特性を示す図である。 1……プラテン 2……ラインフィードモータ、 3……ギア、 4……記録ヘッド、 5……ノズル、 6……ベルト、 7,8……プーリー、 9……キャリッジモータ、 10……紙センサ、 11……エンコーダセンサ、 12……リニアエンコーダ、 13……ポームポジションセンサ、 14……キャップ、 15……キャップモータ、 16……キャップセンサ、 20……CPU、 21……DCサーボ正逆反転回路、 23……ステッピングモータ駆動回路、 24……ヘッドドライバ、 25……センサ群、 27……画像処理回路A、 28……画像処理回路B、 29……スイッチA、 30……スイッチB。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の被記録媒体に2種類以上の同色系
    の染料濃度が異なる記録剤を記録可能な記録手段と、 被記録媒体の種類に応じて前記記録手段による記録を制
    御する制御手段とを有し、 前記制御手段は特定の被記録媒体への記録時は、前記2
    種類以上の同色系の染料濃度の異なる記録剤の中で、染
    料濃度が低い記録剤を用いずに染料濃度が高い記録剤を
    用いて記録を行うように前記記録手段を制御すること特
    徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録剤は水または有機溶剤を主成分と
    する液体であることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
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