JP2801130B2 - ブレーキシステム - Google Patents

ブレーキシステム

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JP2801130B2
JP2801130B2 JP5220202A JP22020293A JP2801130B2 JP 2801130 B2 JP2801130 B2 JP 2801130B2 JP 5220202 A JP5220202 A JP 5220202A JP 22020293 A JP22020293 A JP 22020293A JP 2801130 B2 JP2801130 B2 JP 2801130B2
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキシステ
ムに関する。トレーラ用として意図されているが、本発
明に係るシステムは、トラクタを含む他のタイプの車両
にも応用可能である。
【0002】
【従来の技術】車両のブレーキ制御に対する要求、特に
ヘビーデューティの商業用車両への要求は、最近その複
雑性を増している。そのような要求の1つに、アンチロ
ック・ブレーキシステム(ABS)を提供することがあ
る。そこでは、1つ又は複数のブレーキされた車輪のロ
ッキングないし当初ロッキングが検出され、ブレーキレ
ベルが、そのようなロッキングを避けるように制御され
る。これまで、ヘビーデューティ車両の制御機構は、ブ
レーキにパワーを与える媒体が圧力下の空気である場合
には、通常、気体制御論理に基づいてきているが、ブレ
ーキ制御に対するますます複雑な要求のために、電子制
御ブレーキシステム(EBS)の採用に至った。
【0003】車両がトレーラまたはセミトレーラである
場合には、以後は本明細書では共にトレーラと称するこ
とにするが、このトレーラは、電子制御ブレーキシステ
ム又は空気制御ブレーキシステムを有するトラクタによ
って引かれている可能性がある。電子制御ブレーキシス
テムを有するトレーラを与えることが望ましいのであろ
うが、もしそれが備わっている場合でも、そのシステム
は、電子制御ブレーキシステムを有していないトレーラ
での使用とも互換でなければならない。EP−A−47
8952には、そのような互換性を有するブレーキシス
テムが開示されているが、この場合には、電子制御され
たブレーキ圧力に加えて、バックアップ用のブレーキ圧
力が、トレーラ車両からの制御された空気圧信号にだけ
応答して、トレーラ上のレゼルボワールから提供され
る。このバックアップ用のブレーキ圧力は、電子制御さ
れたブレーキ圧力が不存在の場合にはバックアップ用の
ブレーキ圧力を選択するセレクタに通常は連続的に供給
される。このブレーキシステムは、圧力により動作する
トレーラ・ブレーキ弁を含み、従って、その製造が比較
的複雑で潜在的な費用が必要となるバックアップ用のブ
レーキ圧力システムを有するという短所がある。
【0004】
【発明の概要】本発明の1つの目的は、上記の互換性の
要件を充足しながら、EP−A−478952の有する
上述の短所を回避する又は軽減する車両用の電子制御ブ
レーキシステムを与えることである。
【0005】本発明の1つの特徴によれば、車両のブレ
ーキシステムが提供されて、流体圧ブレーキ要求信号に
応答し電気ブレーキ要求信号を与えることが可能なトラ
ンスデューサ手段と、電気ブレーキ要求信号に応答する
電子制御手段と、電子制御手段によって与えられたブレ
ーキ動作信号に応答するブレーキ弁手段とを備え、ブレ
ーキ弁手段は、ブレーキ動作信号に従って決定される圧
力(以下ではブレーキ圧と呼ぶ)下でブレーキ適用のた
めの少なくとも1つのアクチュエータにそのソースから
流体を供給するように設けられている。
【0006】車両はトレーラでかまわない。その場合、
トラクタ上の流体ソースへの接続のための供給結合と、
停止ライト及び(又は)トラクタ車両上の連続的な電源
への接続のための電気的結合とが備わっている。
【0007】トレーラは、トラクタ車両上の流体圧ブレ
ーキ要求信号の供給への接続のための要求信号結合が備
わっている。
【0008】電子制御手段は、ブレーキ弁手段に関連し
て提供される電気的に動作可能な弁手段が提供される。
この電気的に動作可能な弁手段は、流体圧ブレーキ動作
信号を、流体を前記少なくとも1つのブレーキ・アクチ
ュエータに、前記流体圧ブレーキ動作信号の値に従って
供給する供給弁手段に提供し得る。
【0009】前記電気ブレーキ動作信号に応答する前記
電気的に動作可能な弁手段は、2つのソレノイド弁を備
え、その第1の弁は、第2のソレノイド弁にそれぞれ流
体を提供及び供給停止の状態の間で動作可能であり、こ
れに対して、前記第2のソレノイド弁は、前記第1のソ
レノイド弁からの流体の通過を提供して前記流体圧ブレ
ーキ動作信号を前記供給弁手段に提供する状態と、流体
の排出と前記流体圧ブレーキ動作信号の減少とを与える
第2の状態との間で動作可能である。
【0010】以下で図面を参照して行う2つのソレノイ
ド弁の構成に関しては、その2つのソレノイド弁のソレ
ノイドの付勢を、ブレーキが、その2つの弁が第1の条
件すなわち第1のソレノイドが前記第2の条件にあり第
2のソレノイドが前記第1の条件にあるブレーキ保持条
件と、その2つの弁がその第2の条件にあるブレーキの
解放との間で段階的に制御されるように構成されてい
る。
【0011】ソレノイド弁は、前記第2の弁の適切な付
勢/消勢とそれぞれ組み合わされた場合に、付勢された
際には、前記第1の弁は前記第2の状態を想定してブレ
ーキを与えず、消勢された際には、前記第1の弁は前記
第1の状態を想定してブレーキを与えるように配列され
ている。以下で述べる第5の実施例の第2第3第4その
他の好適なモードと同様に、第2の場合には、両方のソ
レノイド弁が付勢されていない限り、ブレーキが提供さ
れないように構成されている。
【0012】第5の実施例の好適な動作モードにおい
て、電気動作弁手段が与えられ、トランスデューサ手段
が流体圧ブレーキ要求信号の不存在を検出した場合に
は、電気動作弁手段へ流体が移動するのを阻止する。
【0013】第1の場合には、少なくとも車両が通常に
動作している、すなわち、車両がブレーキされていない
場合にはブレーキシステムへの電気供給が要求される。
これに対して、第2の場合には、システムへの電気供給
は、ブレーキの時だけ付勢されるトラクタの電気回路す
なわちその停止ライト回路から得られる。
【0014】第1の場合には、電力供給のいかなる停止
もブレーキ適用を許容する。
【0015】第1の実施例の場合と同様に第1の場合の
第1の代替例では、電源が存在する場合とそうでない場
合との両方の場合に、手段がソースからの流体を、前記
電気動作弁手段に与えるように提供される。この手段
は、ソースと電気動作弁手段との間の少なくともソース
の方向の開いた通信内の通路を備える。この場合に、全
ブレーキ適用は、運転手の制御なしに自動的に生じる。
【0016】第1の場合の第2の代替例では、このシス
テムは、前記ソースからの流体を、電源が存在する場合
には前記電気的動作可能弁手段に与え、電源が不存在の
場合にはその供給を中断させる電気緊急供給手段と、流
体圧ブレーキ要求信号を、前記電気的動作可能弁手段を
介して供給弁手段に与える要求信号供給手段とを含む。
電気的故障の場合には、これは、流体圧ブレーキ要求信
号にシステムの電気的素子が介入することなく直接に応
答して、ブレーキが徐々に提供されることを可能にす
る。
【0017】更に詳しくは、このシステムは、通路内に
提供されて前記ソースからの流体を該流体に作用する前
記電気的動作可能弁手段に与える要求信号制御弁を備
え、電気的動作可能弁手段の上流にあって、前記要求信
号に対する通路に接続された第1のインレットと前記ソ
ースからの前記通路に接続された第2のインレットと電
気的動作可能弁手段に接続されたアウトレットとを有す
るシャトル弁が存在している。よって、前記要求信号制
御弁が前記ソースからの前記流体の供給を制限するとき
には、前記上流シャトル弁は、前記要求信号が電気的動
作可能弁手段へ流れることを許容し、他方で、前記要求
信号制御弁が前記ソースからの流体のより制限されない
または自由な供給を許容するときには、シャトル弁は、
前記要求信号が前記電気的動作可能弁手段に流れること
を妨げる。
【0018】第2の場合において、電源のいかなる故障
も自動的なブレーキ適用をもたらさない。電源の故障を
検出し、その場合には警告を与える電気緊急供給手段が
提供されている。
【0019】第2の場合において、このシステムは、流
体圧ブレーキ要求信号を供給弁手段に供給する要求信号
供給手段を含んでおり、前記ソースから前記少なくとも
1つのブレーキアクチュエータへの流体の供給を制御す
る。
【0020】要求信号供給手段は電気緊急供給手段を提
供し、第1の状態においては前記ブレーキ要求信号の前
記供給弁手段への供給を阻止し、第2の状態においては
前記ブレーキ要求信号の前記供給弁手段への供給を許容
する電気的動作可能要求信号制御弁を備えている。
【0021】第2の場合の第1の代替例においては、第
2第3第4の実施例と同様に、要求信号制御弁が前記要
求信号のための通路内に提供され、直接にそれに作用す
る。
【0022】(下流の)シャトル弁が、電気的動作可能
弁手段の下流に提供されており、前記電気的動作可能弁
手段に接続された第1のインレットと、前記要求信号制
御弁に接続された第2のインレットと、前記供給弁手段
に接続されたアウトレットとを有している。
【0023】第2の場合の第2の代替例においては、第
5の実施例の好適な動作モードと同様に、要求信号制御
弁が通路内に提供され、前記ソースからの流体を該流体
に作用する前記電気的動作可能弁手段に与え、電気的動
作可能弁手段の上流にあって、前記要求信号に対する通
路に接続された第1のインレットと前記ソースからの前
記通路に接続された第2のインレットと電気的動作可能
弁手段に接続されたアウトレットとを有する(上流)シ
ャトル弁が存在している。よって、前記要求信号制御弁
が前記ソースからの前記流体の供給を制限するときに
は、前記上流シャトル弁は、前記要求信号が電気的動作
可能弁手段へ流れることを許容し、他方で、前記要求信
号制御弁が前記ソースからの流体のより制限されないま
たは自由な供給を許容するときには、シャトル弁は、前
記要求信号が前記電気的動作可能弁手段に流れることを
妨げる。
【0024】流体圧ブレーキ動作信号に応答する供給弁
手段は、好ましくは、1つ又は複数のリレー弁を備えて
おり、しかし、1つ又は複数の線内部の弁を備える。
【0025】流体圧ブレーキ動作信号を制御する手段が
提供されて、アンチロックブレーキ機能を提供するよう
に動作する。
【0026】電子制御手段は、ABS機能を提供するた
めに、車輪ロッキング又は最初の車輪ロッキングを検出
して前記電気ブレーキ動作信号が車輪ロックを防止する
あるいは維持するように制御する手段に応答する。電子
制御手段は、1つ又は複数の他の車輛動作パラメータに
応答する。このパラメータは、たとえば、車輛のサスペ
ンションシステムに関連して動作する1つ又は複数のセ
ンサに検出され得る車輛重量などである。
【0027】本発明のもう1つの特定の特徴において、
前記システムがマルチチャンネルシステムであり、複数
のブレーキ弁手段を備え、電子制御手段は、前記ブレー
キ弁手段に対して複数の別々の電気ブレーキ動作信号を
提供する。
【0028】電子制御手段は、複数の車輛速度センサか
らの入力を備え、複数のEBSブレーキ動作信号と複数
のABSブレーキ信号を与える。
【0029】この電子制御手段は、ブレーキ弁手段に電
気的には接続されながら、離れたディスクリートなユニ
ットとして提供され得る。
【0030】このシステムがシングルチャンネルシステ
ムであり、単一のブレーキ弁手段を備え、電子制御手段
が、前記ブレーキ弁手段に対して1つの電気ブレーキ動
作信号を提供し得る。
【0031】電子制御手段は、少なくとも1つの車輛速
度センサからの入力を備え、1つのEBSブレーキ動作
信号と1つのABSブレーキ信号を与える。
【0032】この電子制御手段は、ブレーキ弁手段に電
気的には接続されながら、離れたディスクリートなユニ
ットとして提供され得る。
【0033】他方、この電子制御手段は、ブレーキ弁手
段と一体化できて、好ましくは、共通のハウジング内に
取り付けられる。
【0034】電気ブレーキ要求信号に応答してABS機
能を与える電子制御手段の別の構成として、電子制御手
段は、EBSブレーキ動作信号だけを提供し、更に、電
子ABS制御手段とここで呼ぶ更なる電子制御手段も提
供され得る。このABS制御手段は、中間的流体圧ブレ
ーキ動作信号をABSの要求に従って修正することによ
って、最終的にブレーキ圧を決定する前記流体圧ブレー
キ動作信号がABS信号成分を含む。
【0035】本発明の第3のより特定の特徴において、
このシステムはマルチチャンネルシステムであって、単
一のブレーキ弁手段を備え、前記電子制御手段は前記ブ
レーキ弁手段に対する単一の電気ブレーキ動作信号を提
供し、前記ブレーキ弁手段は、複数の中間的ブレーキ動
作信号と、前記中間的流体圧ブレーキ動作信号が供給さ
れる複数のABS供給弁とを提供し、よって、前記中間
的流体圧ブレーキ動作信号を、ABSの要求に従って各
ABS供給弁により、修正する。
【0036】ABS供給弁は、ソレノイド動作リレー弁
を備え得る。
【0037】ABS供給弁は、ソレノイド動作線内部弁
を備え得る。
【0038】電子制御手段は、ブレーキ弁手段と一体化
されており、好ましくは、一体化したユニットとして、
1つのハウジング内に提供され得る。
【0039】電子制御手段は、前記一体化ユニットとは
離れても提供され得る。
【0040】また、電気的動作可能弁手段は、ABS供
給弁とは別に提供され得る。
【0041】この場合に、EBS機能を有する電子制御
ユニットは、電気的動作可能弁手段と、好ましくは同一
のハウジング内に、一体化されている。
【0042】また、この場合に、好ましくは前記ハウジ
ングの中の前記一体化したユニットの中に、電気的動作
可能弁手段と供給弁手段と共に一体化され得る。この電
子制御ユニットは、EBSとABSとの両機能を提供
し、また、マルチチャンネルシステムが提供され、AB
S機能の少なくともいくつかのチャンネルは、前記一体
化したユニットの中で一体化され、前記電子制御ユニッ
トと一体化している更なる電子制御ユニットによって提
供される。
【0043】このシステムは、トラクタから供給される
ように構成され、流体の前記ソースを提供して少なくと
も1つのブレーキアクチュエータに供給する圧力下の流
体に対する空気だめを含む。
【0044】このシステムは、トラクタから供給される
流体供給のどのような途絶でも検出し、その場合にはブ
レーキを適用するように動作するように構成された手段
を含む。
【0045】流体圧の供給の停止は、所定のレベル以下
への前記流体圧の下降に応答して電気圧力停止信号を前
記電子制御手段に提供するトランスデューサ手段によっ
て判断され、前記電子制御手段は、前記圧力停止信号に
応答して、電気ブレーキ動作信号を前記ブレーキ弁手段
に提供し、前記空気だめからの流体を前記少なくとも1
つのアクチュエータに供給する。
【0046】好ましくは、この電子制御手段は、前記ブ
レーキ弁手段に、制御された態様でブレーキ圧を供給さ
せる。
【0047】また、前記流体圧の供給停止は、圧力感知
性の緊急トランスデューサ弁によって検出され、この弁
は、前記流体圧が所定の値以下まで下降したことに応答
し、前記空気だめからの流体圧を前記少なくとも1つの
アクチュエータに導く。
【0048】緊急トランスデューサ値は、電気的動作可
能弁手段と供給弁手段との一体化されたユニットとは別
々、好ましくは共通のハウジング内に提供され得る。
【0049】システムが前記上流のシャトル弁と共に提
供されている第2の場合の第2の代替例においては、第
2のシャトル弁が提供され、前記要求信号制御弁に接続
された第1のインレットと前記緊急トランスデューサ弁
に接続された第2のインレットと前記上流シャトル弁の
前記第2のインレットに接続されたアウトレットとを有
しており、よって、流体は、前記緊急トランスデューサ
弁が前記空気だめからの流体圧を、所定の値以下に下降
した前記流体圧に応答して方向付ける場合には、前記要
求信号制御弁をバイパスできる。
【0050】システムが前記下流のシャトル弁と共に提
供されている第2の場合の第1の代替例においては、第
2のシャトル弁が提供され、前記要求信号制御弁に接続
された第1のインレットと、前記緊急トランスデューサ
弁に接続された第2のインレットと、前記下流のシャト
ル弁の前記第2のインレットに接続されたアウトレット
とを有している。
【0051】電子制御手段は、電気ブレーキ要求信号入
力を有しており、この入力は、トラクタ上のそのような
信号のアウトレットに、もしそのようなアウトレットが
EBSを備えたトラクタ上に提供されているならば、接
続される。この場合には、本発明に係るシステムのトラ
ンスデューサ手段は、使用されないままであり、しか
し、もちろん、もしトレーラがEBSをもたないトラク
タに接続されているならば、使用可能である。
【0052】このシステムは、複数のモジュールを備え
ており、1つのモジュールは前記電子制御手段を提供
し、第2のモジュールは緊急供給弁手段を提供し、少な
くとも1つの第3のモジュールは前記電気的動作可能弁
手段を提供する。
【0053】本発明の別の特徴によれば、電気ブレーキ
要求信号に応答する電子制御手段と当該ブレーキ弁手段
に前記電子制御手段によって供給されるブレーキ動作信
号に応答するブレーキ弁手段とを含むブレーキシステム
を有するトレーラが提供される。前記ブレーキ弁手段
は、流体をそのソースから、前記ブレーキ動作信号に従
って決定されるブレーキ圧の下でのブレーキ適用のため
の少なくとも1つのアクチュエータに供給されるように
構成されている。
【0054】
【実施例】以下で述べるブレーキシステムのそれぞれ
は、トラクタに接続するためのトレーラに応用されるこ
とが意図されている。トラクタは、電子制御ブレーキシ
ステムあるいは気体制御ブレーキシステムを備えている
かどうかにかかわらず、通常、完全なシステム圧のコン
プレッサ及び空気だめと、その空気をリリース可能な流
体コネクタによってトレーラに供給するアウトレットと
を有していると想定される。更に、このシステムは、ト
レーラのブレーキに要求されるブレーキレベルを表す圧
力のアウトレットを含む。トレーラのこのアウトレット
もまたリリース可能なコネクタを備えているが、このア
ウトレットは、液圧ブレーキ要求信号を提供するものと
して参照される。トラクタは、恒久的にオンである電源
及び(又は)トレーラのブレーキライトに電力を供給す
るように意図され得るようなブレーキ中にだけオンにな
る電源を提供する。
【0055】図面では、矢印を付してある線は、説明す
る素子の間の電気的接続を表す。矢印なしの線は、圧力
下の流体を搬送するパイプを表しており、以下の実施例
では、この流体は空気である。
【0056】図1及び図2は、本発明に係るブレーキシ
ステムの第1の実施例を示す。このシステムは、トラク
タへの3つの接続を有している。すなわち、トラクタの
空気圧システムからの全システム圧下の空気を受け取る
パイプ10及び取り外し可能なコネクタ11と、トラク
タからの流体圧ブレーキ要求信号を受け取るパイプ12
及び取り外し可能なコネクタ13と、システムにトラク
タの恒久的にオンの電気アウトレットからの電力を提供
する電線14及び取り外し可能なコネクタ15とであ
る。空気供給パイプライン10は、非帰還弁16を介し
て、空気だめ17まで延長し、この空気だめは、空気を
線18を通って図1のブレーキ弁手段19に供給する。
図1及び図2の破線で示される構成要素は、好ましく
は、ディスクリートなユニットとして単一のハウジング
内に取り付けられている。非帰還弁16の前には、圧力
スイッチ20が線10から離れた位置に分岐しており、
緊急流体トランスデューサ手段として機能し、また、ト
ラクタからトレーラに供給された空気の圧力に応答し、
その圧力が所定の値よりも小さい場合すなわちコネクタ
11が故障の場合に電気信号を提供する。圧力スイッチ
20は、電気線21によって主電子制御ユニット22に
接続される。コントローラ22には、線14を介して電
力が供給される。トラクタから流体圧ブレーキ要求信号
が供給されるパイプ12はトランスデューサ23に達し
ており、トランスデューサ23は、直接または機械的な
要素等を介して、コントローラ22に達する線24上
に、流体圧ブレーキ要求信号に依存し電気ブレーキ要求
信号である電気的出力を提供する。
【0057】コントローラ22もまた、線25上の、車
両の負荷又は負荷の部分すなわち車両の車軸またはボギ
ーが運ぶ車両負荷の比率をベロー26に伴う適切なトラ
ンスデューサ26によって検出した車軸またはボギー
に伴うエアサスペンション・ベロー26内の空気圧によ
って表わす電気的信号を受け取る。車両がエアサスペン
ション以外のサスペンションたとえば機械的なばねのサ
スペンションを備えている場合には、車両の負荷信号
は、あるサスペンション部分の他の部分に対する位置を
検出してコントローラにその位置を表す電気信号を手続
するように動作する位置センサから与えられる。
【0058】ブレーキシステムが、ABS機能を提供す
ることを要求される場合には、コントローラ22は、車
輪9におけるセンサ8から車輪速度信号を受け取り得
る。
【0059】コントローラ22は、ケーブル27を介し
てブレーキ弁手段19への出力を有する。ブレーキ弁手
段19は、パイプ28を介して対応するブレーキアクチ
ュエータ29に達する加圧空気のアウトレットを有す
る。ブレーキ弁手段19の内部的構成要素は、図2に示
されている。
【0060】図2は、ブレーキ弁手段19の内部では、
動作要素が、2つのソレノイド弁とリレー供給弁
30と圧力/電気トランスデューサ31とから成ってい
ることを示している。ブレーキ弁手段19の内部では、
空気だめ17からパイプ18を介しての空気供給は、通
路32によって、リレー弁30の入力に達しており、リ
レー弁30の出力通路33は、ブレーキアクチュエータ
29に達するパイプ28に達しており、ブレーキ圧を与
える。通路32から分岐している通路34は、2つのソ
レノイド弁を介して通路35に連続して延長して
おり、以下で説明するソレノイド弁の動作によっ
て決定されるように、トランスデューサ31とリレー弁
30の制御入力36とに空気を供給し、ブレーキ動作信
号を提供する。
【0061】ソレノイド弁は、従来のように、弁要素
37と、動作ソレノイド38と、リターンばね39
とから成るように示されている。弁要素37のポー
トの構成は、ソレノイドが付勢されることによって弁要
素がばね39の動作に対して変位した場合に、通路3
4からの空気の流れがそれに続くソレノイド弁に接続
されないようになっている。ソレノイド38が消勢さ
れている場合には、これが図に示されている状態である
が、そのような接続が提供される。ソレノイド弁はま
た、弁要素37bと動作ソレノイド38とリターンば
ね39とから成り、しかし、弁要素のポートは、ソレ
ノイドが図示の状態で消勢された場合には、空気の流れ
の通路が、弁を通って通路35まで提供され、それに対
して、ソレノイドが付勢された場合には、通路35から
の圧力下のいかなる空気も大気中に排出される。弁の排
出ポートは、40で示されている。
【0062】トランスデューサ31は、通路35の中の
圧力に対応して、線41上をコントローラ22まで電気
的フィードバックを提供する。
【0063】2つのソレノイド弁は、コントロー
ラ22の提供する電気信号に従ってそのソレノイドを付
勢させる。通常は、ブレーキの適用がない場合には、弁
のソレノイド弁38は付勢された状態にあり、それ
によって、通路34からソレノイド弁への空気の流れ
は提供されないような接続になっている。通路35内の
いかなる圧力も、弁のソレノイドの付勢によって大気
中に排出され、その後に弁は消勢され、よって結果的
にブレーキは適用されない。通路35内の圧力がたとえ
ば通路内の空気の熱膨張によって上昇する場合には、こ
れは、トランスデューサ31によって検出され、コント
ローラ22が弁の一時的な付勢を行って、ブレーキの
適用を防止する。ブレーキ適用が要求される場合には、
のソレノイドの消勢の結果として、通路35への空
気の供給と、その中の圧力の上昇とが生じて、リレー弁
30に通路32から通路33へと空気を通過させる。通
路35内でのリレー弁のための制御空気圧が、トランス
デューサ31によって検出されて、その圧力が要求され
る値に達するまでコントローラ22にフィードバックさ
れ、その際には、コントローラはソレノイド弁の再度
の付勢を行い、一方、ソレノイド弁は、通路35内の
要求される圧力が保たれるように消勢されたままであ
る。ブレーキの適用は、通常はコントローラ22によっ
てアレンジされ、ソレノイド弁のそのような動作
によって、通路35内の圧力、ひいては、リレー弁30
を通じてブレーキアクチュエータに適用される圧力が、
EBS又はEBS且つABSシステムの動作と互換な段
階的な様態で増加する。ブレーキ適用がもはや要求され
ない場合には、ソレノイド弁の連続的な付勢とソレノ
イド弁の再度の付勢とが、通路35からの大気への空
気の排出と、したがって、制御された段階的な様態での
ブレーキの解放を生じさせる。
【0064】線14上でのシステムへの電気の供給が途
絶えた場合には、ソレノイド弁の両方が消勢さ
れ、電気的緊急供給手段を提供して、直ちに完全なブレ
ーキ適用を提供する。圧力スイッチ20によって検出さ
れた空気提供が途絶えた場合には、それによって、コン
トローラ22は反応して、制御された様態でのブレーキ
適用を生じさせ、ブレーキの試みは段階的に最大値まで
上昇し、よって、流体緊急供給手段を提供する。
【0065】上述のようなスキームを全体的には有して
いるシステムにおいても、ソレノイド弁の厳密な
構成とブレーキの適用と解放とを生じさせる付勢及び消
勢の要求は、上述のものとは異なり得る。
【0066】コントローラ22は、トレーラがEBSを
有しておりシステムが電気ブレーキ要求信号への適切な
アウトレットを有している場合には、直接に、破線45
に示されるように、トレーラから電気ブレーキ要求信号
を受けることがある。この場合には、コントローラは、
トランスデューサ23によって提供されたものよりはむ
しろそのような信号に直接に応答する。
【0067】ここではシングルチャンネルシステムが示
されているが、望むのならば、この実施例は、たとえば
2または3チャンネルシステムのマルチチャンネルシス
テムにおいても利用できる。この場合には、コントロー
ラ22は、ブレーキ弁手段19の対応する数に所望の数
の出力を提供される。たとえば、2チャンネルシステム
に対しては2ブレーキ弁手段19であり、3チャンネル
システムに対しては3ブレーキ弁手段19である。
【0068】ABS機能が要求される場合には、対応す
る数の車輪速度センサが提供される。通常は、各チャン
ネルに対して2つのセンサであり、これらの車輪センサ
は、コントローラ22にそれぞれの車輪速度信号を提供
し、コントローラ22は、各出力を適切な1つ又は複数
のケーブル27から個々のブレーキ弁手段19に導く。
【0069】複数のブレーキ弁手段19が、トレーラ上
に所望のように配置され得る。それらは、空気だめ17
からの別々の供給線と共に提供されるか、又は、空気だ
め17からの空気を提供されるマニフォールド上に設け
られ得る。
【0070】図3及び図4は、本発明の更なる実施例を
示している。図3はシステムの全体的なレイアウトを示
し、図4はその部分を更に詳細に示している。
【0071】このシステムは、トレーラへの4つの接続
を有している。すなわち、トラクタの空気圧システムか
らの全システム圧下の空気を受け取る取り外し可能なコ
ネクタ111付きのパイプ110と、トラクタからの流
体圧ブレーキ要求信号を受け取るパイプ112及び取り
外し可能なコネクタ113と、システムに、もし提供さ
れれば、トラクタの恒久的にオンの電気アウトレットか
らの電力を提供する電線114及び取り外し可能なコネ
クタ115と、システムにトラクタのブレーキが適用さ
れた場合にたとえばトラクタの停止ライト回路から電力
を提供するコネクタ117をそなえた電線116とであ
る。トラクタが恒久的にオンの電気アウトレットを有し
ている場合には、システムは好ましくはそこから電力を
得るが、しかしそうでない場合には、以下で説明するシ
ステムは、ブレーキの間だけ電力を必要とし、よって、
どのようなトラクタでも備えている停止ライト回路から
電力を得る。電線114、116は、電子コントローラ
118に接続されており、パイプ110、112は、そ
の内部のレイアウトは図4に示されている緊急トランス
デューサ弁119に接続されている。緊急トランスデュ
ーサ弁119のすべての構成要素は図3及び図4の破線
の内部に示されており、好ましくは単一のハウジング内
にディスクリートなユニットとして取り付けられる。2
本の電線120、121は、トランスデューサ弁119
とコントローラ118との間に延長する。空気供給パイ
プ122は、トランスデューサ弁119から全システム
圧の空気だめ123に伸びており、パイプ124は、空
気だめ123からの空気をブレーキ弁手段125に供給
する。ブレーキ弁手段125のすべての構成要素は図3
及び図4の破線の内部に示されており、好ましくは単一
のハウジング内にディスクリートなユニットとして取り
付けられる。パイプ126は、ブレーキ弁手段125か
ら伸びており、ブレーキアクチュエータ127にブレー
キ圧の空気を供給する。ブレーキ弁手段の内部の構成要
素は、図4に詳細に示されている。コントローラ118
はまた、エアサスペンションベロー129に伴う圧力ト
ランスデューサと車輪109に対する車輪速度センサ1
08とから線128上で、負荷に従属する電気信号を受
け取り、電線130によってブレーキ弁手段125と通
信する。
【0072】緊急トランスデューサ弁119は、パイプ
112上で提供される流体圧ブレーキ要求信号に応答し
て対応する電気信号を線121上をコントローラ118
に供給する圧力トランスデューサ131を含む。流体圧
ブレーキ要求信号は、また、通路132によって、付勢
すると閉じ消勢すると解放するソレノイド弁133に印
加される。ソレノイド弁133は、コントローラ118
からの線120上の電力供給によって付勢され、消勢さ
れ解放すると、その圧力がブレーキ要求を表す空気をシ
ャトル弁134に供給することができる。パイプ110
上のシステムの空気供給は、通路135を介して、弁部
材を構成する線内部(インライン)弁136になされ、
通路135を介して供給される空気の圧力によって移動
すると、接続通路137と非帰還弁138からのシステ
ムの空気を、空気だめ123に至るパイプ122に供給
する。線内部弁136に空気圧の供給がない場合には、
その弁の部材は、パイプ122を通路139との間に通
信が行われる図4の位置を想定しており、ここで、通路
139は、ソレノイド弁133によって空気が供給され
得るのと反対の側のシャトル弁134まで伸びている。
これに対し、通路137は、非帰還弁138によって閉
じられる。線内部弁136の弁の部材が上記の第1の位
置にある場合には、シャトル弁134まで伸びる通路1
39は大気に開かれている。
【0073】図4は、ブレーキ弁手段125の動作要素
を詳細に示している。図1及び図2に示されたブレーキ
弁手段19に関しては、これらの動作要素は、2つの連
続するソレノイド弁と、リレー供給弁140と、
圧力フィードバック電気信号を線142上をコントロー
ラに供給する圧力トランスデューサ141とを備えてい
る。更に、ブレーキ弁手段は、ブレーキ弁手段のソレノ
イド弁から伸びる通路とトランスデューサ弁119の
シャトル弁134から伸びるパイプ144に接続された
通路とにそれぞれ関連する対向した弁シーティングの間
を移動可能な弁要素を有している。シャトル弁143
は、パイプ144をソレノイド弁とに接続された対向
する通路のうちでより高い圧力にあるものからの空気
を、リレー弁140と圧力トランスデューサ141とに
供給する。
【0074】ブレーキ弁手段125のソレノイド弁
は、図1及び図2の実施例のブレーキ弁手段19の対
応するソレノイド弁とは、弁の部材の構成が異なってい
るという点で異なる。ソレノイド弁のソレノイドが付
勢されると、弁は空気の通過を許容し、ソレノイドが消
勢されれば弁は閉じられて空気の通過は遮断される。ソ
レノイド弁の弁部材は、ソレノイドが付勢された場合
に空気の通過を許容し、消勢された場合には図面に示さ
れているような空気をシャトル弁143から大気中に排
出するような位置を占める。ブレーキが適用されていな
い2つのソレノイド弁の通常の動作条件が、図示
されている、すなわち、ソレノイドは両方とも消勢され
ている。
【0075】通常の動作条件においては、線内部の弁1
36は、図示されているのとは異なる位置にシステムの
空気によって移動させる弁部材を有しており、それによ
って、シャトル弁134に空気の供給がない間は空気が
空気だめ123に供給され、シャトル弁に通じる通路1
39は大気中に排出される。コントローラ118は、ソ
レノイド弁133のソレノイドを付勢して、その弁は閉
じられる。したがって、パイプ144を通過するシャト
ル弁143への空気の供給はない。流体圧ブレーキ要求
信号は、トランスデューサ131によってコントローラ
118に供給される電気信号に変換され、コントローラ
118は、ブレーキ弁手段125のソレノイド弁
の動作を制御する。ブレーキ適用が要求された際には、
ソレノイド弁の両方が付勢されて、リレー弁14
0におけるブレーキ動作空気圧を段階的に増加させ、そ
れによって、その弁は、ブレーキアクチュエータに空気
を比例して供給する。ブレーキのレベルが維持されるこ
とが要求されると、ソレノイド弁は消勢され、他方、
ソレノイド弁は付加的に消勢されて示されている位置
に戻り、この際、ソレノイドの付勢は制御されており
ブレーキレベルの段階的な低減を生じる。そのブレーキ
の間に、圧力トランスデューサ141は、リレー弁14
0を動作させている圧力のコントローラにフィードバッ
ク信号を提供し、これによって、弁140からブレーキ
アクチュエータへ運ばれるブレーキ圧の表現を与える。
【0076】システムへの電力供給がいかなる意味でも
途絶えるとすると、それによって、ソレノイド弁133
は消勢され、図示された位置に戻る。これが起こると、
手段118が提供されて、運転者に警告が与えられ、
運転手がブレーキを適用すると、流体圧ブレーキ要求信
号がシャトル弁134に送信されて、パイプ144を介
してシャトル弁143に至る。この条件で、流体圧ブレ
ーキ要求信号がリレー弁140を動作して、直接に、対
応するブレーキを適応させる。シャトル弁143は、そ
のような条件の間は、自動的に動作して、パイプ144
に沿って供給された空気の、消勢されたソレノイド弁
を介しての大気中への排出を防止する。よって、弁13
3は、運転手への警告を介しての電気緊急供給手段を提
供する。
【0077】パイプ110においてトラクタからのシス
テムの空気供給に何らかの故障がある場合には、線内部
の弁136は、圧力感知緊急トランスデューサ弁として
機能し、図4に示された条件を仮定する。この条件で
は、空気だめ123からシャトル弁134へ、そして更
に、パイプ144を通過してシャトル弁143及びリレ
ー弁140への空気の流れの経路が提供される。これに
より、全強度のブレーキ適用が生じる。これは、空気供
給のそのような途絶がトレーラシステムへの電力供給を
伴うか否かにかかわらず生じる。というのは、空気だめ
123からシャトル弁134へのシステムの圧力の適用
が、ソレノイド弁133が図示された位置にある場合に
は、シャトル弁134に印加され得るいかなる流体圧ブ
レーキ要求信号をも打ち消すからである。よって、弁1
36は流体緊急供給手段を提供する。
【0078】単一チャンネルシステムが図示されている
が、望むのならば、この実施例は、たとえば2または3
チャンネルシステムのマルチチャンネルシステムにおい
ても利用できる。この場合には、コントローラ118
は、ブレーキ弁手段125の対応する数に所望の数の出
力を提供される。たとえば、2チャンネルシステムに対
しては2ブレーキ弁手段125であり、3チャンネルシ
ステムに対しては3ブレーキ弁手段125である。
【0079】ABS機能が要求される場合には、対応す
る数の車輪速度センサが提供される。通常は、各チャン
ネルに対して2つのセンサであり、これらの車輪センサ
は、コントローラ118にそれぞれの車輪速度信号を提
供し、コントローラ118は、各出力を適切な1つ又は
複数のケーブル130から個々のブレーキ弁手段125
に導く。
【0080】複数のブレーキ弁手段125が、トレーラ
上に所望のように配置され得る。それらは、空気だめ1
23からの別々の供給線と共に提供されるか、又は、空
気だめ123からの空気を提供されるマニフォールド上
に設けられ得る。
【0081】図5及び図6は、図3及び図4のシステム
と類似的に、トラクタからのシステム空気圧及び流体圧
ブレーキ要求信号それぞれに対する取り外し可能なコネ
クタ211、213を備えた2つの流体圧接続210、
212を有している。また、トラクタの恒久的にオンで
ある電源又はブレーキの間だけオンである電源への代替
的な接続に対する取り外し可能なコネクタ215、21
7を備えた2つの電線214、216もある。両方の電
源は、接続箱201まで延長し、そこから線204、2
05が、それぞれ、図5の多機能弁203に組み込まれ
たブレーキコントローラと、ABSコントローラ202
とまで延長している。ここで説明したすべての構成要素
は図5及び図6の破線の内部に示されており、好ましく
は単一のハウジング内にディスクリートなユニットとし
て取り付けられる。
【0082】ABSコントローラ202は、1つ又は複
数の車輪速度センサ202から車輪速度信号を受け取
る。図5には、更に、パイプ210、212が、多機能
弁203まで延長しており、システム圧力下の空気だめ
(レゼルボワール)223が弁203に接続されている
ことが示されている。多機能弁203は、パイプ250
において流体圧アウトレットを提供するように構成さ
れ、中間ブレーキ動作信号を表しており、これが、2つ
のABSリレー弁251に印加されて、ブレーキ圧の空
気をそれぞれのブレーキアクチュエータ252に供給す
る。多機能弁203とABSリレー弁251は、ブレー
キ弁手段225を含む。
【0083】図6は、多機能弁203内部の構成要素を
詳細に示している。これらの構成要素の多くとそれらの
相互関係は、図4に関して説明したものと同様であり、
類似の様態で動作する。そのような類似の構成要素に関
しては、図4の場合の参照番号に2を付して表してい
る。したがって、この多機能弁203は、メイン電子ブ
レーキコントローラ218と、線内部の弁236と、隣
接非帰還弁238と、以上は図4の場合と同様に動作し
ており、そしてシャトル弁234とを備えている。電子
コントローラは、エアサスペンション298に関連する
トランスデューサ299からの負荷信号を受け取り、及
び(又は)機械的なサスペンションに関してはトランス
デューサ297から受け取る。トラクタからの流体圧ブ
レーキ要求信号を送信するパイプ212は、圧力トラン
スデューサ231とソレノイド弁233とに接続し、こ
れらはそれぞれコントローラ208に電気的な接続を有
する。これらは、図4の実施例のソレノイド弁
同様にコントローラに接続され、動作する2つのソレノ
イド弁であり、また、ソレノイド弁とシャ
トル弁234とから図4の実施例と同様に空気を受け取
るように接続されているシャトル弁243である。線2
42上をコントローラにフィードバック信号を提供する
圧力トランスデューサ241があり、これは、パイプ2
50における多機能弁からの出力の圧力を表している。
そのパイプ内の圧力によって表される中間的流体圧出力
は、2つのABSリレー弁251に与えられる。
【0084】ABSリレー弁251それぞれは、空気を
その対応するブレーキアクチュエータ252にそれに供
給される流体圧ブレーキ動作信号に従って供給する機能
を有するリレー弁を含む。リレー弁が応答する流体圧ブ
レーキ動作信号は、以下で説明するように修正された多
機能弁203からの出力である。リレー弁に加えて、各
ABS弁251は、以下で説明するようなソレノイド弁
を有しており、そのような弁がABSコントローラ20
2と共に機能してアンチロッキング動作を提供すること
を可能にする。ABSコントローラ202は、ブレーキ
アクチュエータ252を有する対応する車輪に関連する
速度センサからの電気的入力を有し、このABSコント
ローラは、そのような車輪の初期のロッキングを検出し
線208に沿ってABS弁まで指示電気信号を送る電子
回路手段を含むことを理解されたい。
【0085】図7は、図解的に、ABSリレー弁251
の1つの構成を示している。それは、弁本体260を含
み、その上部は、比較的大きな直径の円筒形スペース2
61を定義し、その中では、環状弁部材264が導かれ
ており、この部材は、その上端において、チャンバ26
3、261の間の通信を提供するアパーチャを囲む弁台
座265に規定される弁形成がある。接続266は、シ
ステムの空気だめからチャンバ263への空気の排出を
与える。弁部材264の下には、開口267が、その弁
部材264の中心を通過し得るいかなる空気の大気への
排出を提供する。弁部材264は、ばね268によって
上向きにバイアスされたばねである。
【0086】ピストン262の上のチャンバ261内の
スペースは、パイプ269を通じて、それに流体圧ブレ
ーキ動作信号を与える。
【0087】ABSリレー弁のこれらの構成要素の動作
は、以下の通りである。ブレーキ動作が要求されていな
い場合には、パイプ269に沿って圧力は供給されず、
ピストン262は、チャンバ261内を自由に移動する
ことができる。弁部材264は、ばね268と弁部材の
下の空気の圧力とによって台座265に固定されてい
る。ブレーキの適用が要求される場合には、ピストン2
62の上のスペースへのパイプ269を通じての空気の
移動によって、ピストンが下向きに移動し、よって、ピ
ストンの下への延長部が弁部材264に接触し、後者を
台座265から遠ざける。同時に、ピストン262の弁
部材264との接触によって、弁部材264の中心を通
じての大気に対して開いている開口267へのいかなる
通信も防止される。接続266を介して供給される空気
だめからの圧力下の空気は、弁部材264が台座265
から下向きに移動する際には、弁台座265を通過して
アウトレット270を通って関連するブレーキアクチュ
エータに供給されることが可能である。ブレーキアクチ
ュエータに供給されるブレーキ圧は、動作ピストン26
2の構成によって、パイプ269によってピストンの上
に供給されるブレーキ動作圧に比例している。
【0088】上述のリレー弁は、多機能弁203からパ
イプ250の対応する枝に接続された2つのソレノイド
弁272、273を介してパイプ269を通ってブレー
キ動作信号を受け取る。ソレノイド弁272は、弁のソ
レノイドが付勢されていない場合には弁が空気を通過さ
せる構造を有する弁部材を有している。弁のソレノイド
が付勢されると、その空気の通路は閉じられる。ソレノ
イド弁273は、付勢されていない場合には、空気の通
路を与え、付勢されると、弁の下側から空気の大気への
放出を与える。この2つのソレノイド弁は、その両者が
消勢されると、それらを連続して通過する空気の通路を
与え、非帰還弁275を含むバイパスパイプ274は、
弁273の下側から弁272の上側に向いた空気の流れ
を与えるが、逆方向の空気の流れは許容しない。
【0089】通常のブレーキの下で、アンチロッキング
制御が行われていない場合には、ソレノイド弁272、
273は、パイプ269を介してのリレー弁への修正さ
れない空気の流れを与える。当初の車輪ロッキングがA
BSコントローラによって検出される場合には、ソレノ
イド弁272が付勢されて、パイプ269内の空気圧の
いかなる上昇も許容しない。これに対して、ソレノイド
弁273が付勢されてパイプ269内のどんな空気でも
大気に排出されることを許容し、よって、リレー弁に与
えられるブレーキ動作信号の圧力を低下させ、よって、
ブレーキ効果を低下させる。通常の動作モードは、ブレ
ーキ効果を段階的に変化させる。
【0090】ABS動作を提供するソレノイド弁27
2、273は、図解とは異なる構成を有している。たと
えば、弁の付勢によってブレーキの増加・低減を生じさ
せることの要求は、異なる構成を取り得るし、また、1
つあるいは両方の弁のポート構成も異なり得る。
【0091】圧力及び(又は)電気的圧力がない場合の
動作を含む動作の別の詳細は、図3及び図4で説明した
のと同様である。
【0092】図5、図5、図7で示した実施例は、マル
チチャンネルABSが与えられる場合には効果的であ
る。マルチチャンネルABSにおいては、車両の複数の
車輪が車輪速度センサを備えており、個々の車輪あるい
は車両の車軸において与えられるブレーキの試みは、そ
の車輪または車軸における車輪ロッキング条件の検出に
従って制御される。本発明のこの実施例においては、多
くのABSリレー弁がABSブレーキが個別的に制御さ
れる車輪または車軸の数に対して要求されるので、単一
の多機能弁及びEBSブレーキコントローラが提供され
る必要があり、そこからの流体圧ブレーキ動作信号が供
給される。多機能弁の機械的な構成に関しては、複数の
ABSリレー弁が要求されるようにボルトで固定される
出力マニフォールドを含むのが便利である。これは、多
機能ABSの経済的な構成である。
【0093】図8は、図5〜図7と類似のシステムを示
しているが、特に、シングルチャンネル動作用に適合し
ているものである。対応する項目に関しては、図5〜図
7と同じ参照番号が、3を付して、図8でも用いてあ
る。
【0094】この実施例が図5〜図7と異なっている点
は、図5〜図7の実施例の別々のEBS及びABSコン
トローラ218、202の代わりに、単一の合成された
EBS/ABSコントローラ300が与えられ、それ
に、車両速度信号が1つ又は複数の車両速度センサ、こ
の例ではセンサ302、302、から供給される点
である。
【0095】結果的に、これまでの実施例のABSリレ
ー弁251が不要であり、代わりに、通常のリレー供給
弁301が与えられる。多機能弁303は、単一の流体
圧ブレーキ動作信号を与え、これは、EBS及び(又
は)ABSに依存するが、これらは、ブレーキ圧をアク
チュエータ352に与える供給弁301に供給される。
【0096】望むのならば、単一の流体圧ブレーキ動作
信号が、複数の供給弁301に供給され得る。ほかの点
では、この実施例とその機能は、多機能弁303がAB
S制御だけでなくEBS制御も図3及び図4の実施例と
類似の様態で提供するということを除けば、上述の実施
例と同一である。但し、図3及び図4の実施例では、コ
ントローラ118と緊急トランスデューサ弁119とブ
レーキ弁手段125はディスクリートな素子であった。
多機能弁303及び供給弁301は、ブレーキ付勢手段
325を含む。
【0097】図9は、本発明に係る更なる実施例を示し
ている。対応する項目に関しては、図3及び図4と同様
の参照番号を4を付して用いてある。
【0098】このシステムは、トラクタへの4つの接続
を有している。すなわち、図3及び図4の接続110、
112、114、116それぞれに対応して、2つのパ
イプ410、412と、2つの電気線414、416と
を対応する接続と共に有している。以下で説明するシス
テムは、通常は、常に線414から電力を得ている。し
かし、望めば、このシステムは、ブレーキライト電源を
用いて動作することも可能である。
【0099】電線414、416は、電子コントローラ
418に達しており、他方パイプ410、412は、緊
急トランスデューサ弁419に達している。この緊急ト
ランスデューサ弁419の構成要素は、図9では点線で
表されている。
【0100】空気供給パイプ412は、トランスデュー
サ弁419から全システム圧下の空気だめ423に達し
ており、パイプ424は、その空気を空気だめ423か
らブレーキ弁手段425に供給している。ブレーキ弁手
段425の構成要素は、図9の点線内に示されている。
パイプ426は、ブレーキ弁手段425に達しており、
ブレーキ圧の空気をブレーキアクチュエータ427に供
給する。コントローラ418は、線428によってエ
アサスペンションベロー429に関連する圧力トランス
デューサ428からの電気信号428を受け取る。もし
望めば、トランスデューサ428がエアサスペンション
のより近くに与えられて、コントローラ418に電気的
に接続される。コントローラ418は、また、車輪40
9に対する車輪速度センサ408からの電気信号を受け
取って、電線430を介してブレーキ弁手段425と通
信する。
【0101】緊急トランスデューサ弁419は、圧力ト
ランスデューサ431を含み、これは、電子制御ユニッ
ト418に関連して示されており、しかし、これは、電
線を用いてユニット418に接続させて所望の位置に離
しておくことも可能である。トランスデューサ431
は、パイプ412上に与えられる流体圧ブレーキ動作信
号に応答して、対応する電気信号をコントローラ418
に送る。流体圧ブレーキ動作信号は、また、通路432
によって、好ましくは通常は示した位置にバイアスされ
るシャトル弁443の第1のインレット443に与え
られる。
【0102】システムのパイプ410上の空気供給は、
通路435を介して、線内部の弁436に供給される。
この弁436は、通路435を通過する空気圧によって
移動される際には、システムの空気を、接続通路437
と非帰還弁438とを通過して、空気だめ423に達し
ているパイプ422にまで供給する。線内部の弁436
に空気圧が加えられない場合には、その弁部材は、図9
の位置を想定し、そこでは、パイプ422と第2のシャ
トル弁434の第2のインレット436に至る通路4
39との間に通信が行われ、第2のシャトル弁434の
第1のインレット434は、ソレノイド動作要求信号
制御弁433に接続され、それに対して、通路437は
非帰還弁438によって閉じられる。線内部の弁436
の弁部材は、その第1の位置にあって、第2のシャトル
弁434に至る通路439は、大気に解放されている。
弁434は、好ましくは、示された位置に通常バイアス
されている。
【0103】要求信号制御弁433は、付勢されて閉
じ、消勢されて解放する。弁433は、コントローラ4
18からの線400上の電源によって付勢されて、付勢
され、そして解放すると、第2のシャトル弁434に供
給空気を与える。
【0104】第2のシャトル弁434のアウトレット4
34は、シャトル弁443の第2のインレット443
に接続されている。
【0105】ブレーキ弁手段425は、直列接続され線
445によってリレー弁440に接続された2つのソレ
ノイド弁と、圧力フィードバック電気信号をコン
トローラ418に、線442上を空気が与えられている
ことにより供給する圧力トランスデューサ441とを含
む。望むのならば、トランスデューサ441は、線44
5に近く又は内部に置かれ、電気的にコントローラ41
8に接続されている。シャトル弁443は、2つのイン
レットに関連する対向した弁台座の間で移動可能な弁要
素を有しており、シャトル弁443は、いずれかのより
高圧であるインレットからの空気をアウトレット443
に供給する。シャトル弁443は、弁の上流に
配置されており、ここでは上流シャトル弁と呼部ことに
する。それは、線443を介して弁に接続されてい
る。
【0106】ブレーキ弁手段425のソレノイド弁
は、図3及び図4の実施例のブレーキ弁手段とは、そ
の弁部材の構成が図1及び図2の構成であるという点で
異なっている。
【0107】通常は、ブレーキ適用がない場合には、要
求信号制御弁433は、トランスデューサ431が線4
12上のブレーキ要求信号の不存在を検出することによ
って消勢される。よって線422の供給空気は、ブロ
ックされて、通路422からソレノイド弁への
空気の流れは生じない。弁からリレー弁440への通
路445のどのような圧力も、シャトル弁443、43
4と弁433を介して大気中に排出され、ブレーキの適
用は生じない。
【0108】ブレーキの適用が要求される際には、要求
信号制御弁433のソレノイドの付勢の結果として、空
気が通路445に供給され、その中の圧力によってリレ
ー弁440は空気を通路424から通路426に流す。
リレー弁440の制御空気圧は、通路445内において
トランスデューサ441によって検出され、圧力が要求
値に達するまでコントローラ418に供給される。要求
値に達した場合には、コントローラは、ソレノイド弁
を付勢し、他方ソレノイド弁は消勢されたままであ
り、要求された圧力が通路445内で保たれる。ブレー
キ適用は、通常、コントローラ418によって規制さ
れ、ソレノイド弁のそのような動作によって、通
路445内の圧力と、更にリレー弁440を通過してブ
レーキアクチュエータに与えられる圧力は、EBS及び
ABSシステムの動作と類似の段階的な態様で増加す
る。ブレーキ適用がもはや要求されない場合には、ソレ
ノイド弁の連続的な付勢とソレノイド弁の再度の付
勢によって、空気は通路445から大気中に排出され、
よって、ブレーキを制御された段階的な態様で解放す
る。トランスデューサ441が線445内の大気圧ない
しそれに近い圧力を検出する際に、コントローラ418
は、要求信号制御弁433とソレノイド弁を消勢
させる。
【0109】もし望むならば、代替的なしかしやや好適
ではない動作モードが提供され、そこでは、要求信号制
御弁433を消勢することによって、ブレーキへの空気
の供給を阻止するのではなく、ソレノイド弁によ
って行う。この場合には、ソレノイド弁は、付勢され
た位置にあり、よって、通路443からソレノイド弁
への空気の流れは与えられない。弁からリレー弁4
40への通路445のどのような圧力も、ソレノイド弁
bの付勢によって、シャトル弁443、434と弁43
3を介して大気中に排出され、ソレノイド弁はその後
消勢され、結果的にブレーキの適用は生じない。通路4
45内の圧力がたとえば通路内の空気の熱膨張によって
上昇しても、それは、トランスデューサ441によって
検出され、コントローラ418が、弁の一時的な付勢
を行ってブレーキ適用を阻止する。ブレーキ適用が要求
される際には、弁のソレノイドの消勢の結果、通路4
45内に空気が供給され、その中の圧力が上昇し、よっ
て、リレー弁440は通路424から通路426へと空
気を流す。リレー弁440の制御空気圧は、通路445
の中では、トランスデューサ441によって検出され、
その圧力が要求値に達するまでコントローラ418に与
えられる。要求値に達した際には、コントローラによっ
て、ソレノイド弁の再度の付勢が生じ、他方、ソレノ
イド弁は消勢されたままであり、それにより、要求さ
れた圧力が通路445内で保たれる。ブレーキの適用
は、通常、コントローラ418によって規制され、ソレ
ノイド弁のそのような動作によって、通路445
内の圧力したがってブレーキアクチュエータにリレー弁
440を介して加えられる圧力は、EBS及びABSシ
ステムの動作と類似の段階的な態様で増加する。ブレー
キ適用がもはや要求されていない場合、ソレノイド弁
の連続的な付勢及びソレノイド弁bのソレノイドの再度
の付勢によって、通路445からの大気中への空気の排
出を生じ、よって、制御された段階的な態様で、ブレー
キを解放する。
【0110】この代替的な動作モードでは、ブレーキが
オフのときにソレノイドaが付勢されるので、線412
への連続的な電力供給が必要である。望むのであれば、
要求信号制御弁は、通常動作中は、連続的に付勢され得
る。
【0111】通常動作条件の下では、線内部の弁436
は、その弁部材をシステムの空気によって図示された以
外の位置に駆動し、よって、空気は空気だめ423に供
給される。他方で、第2のシャトル弁434には空気は
供給されず、これは、シャトル弁に至る通路439は大
気中に排出されるからである。運転者がブレーキの適用
を要求すると、流体圧ブレーキ要求信号がトランスデュ
ーサ431によって電気信号に変換されて、これはコン
トローラ418に供給される。コントローラ418は要
求信号制御弁433を付勢することによって、その弁は
解放して空気をシャトル弁443に供給し、上述のブレ
ーキ弁手段125のソレノイド弁の動作を制御す
る。
【0112】システムへの電気供給が全体的にであれ、
あるいは、単に弁433の故障によってであれ、又は、
弁433が何らかの理由で動作不能になり、一方でシス
テムあるいは線410上の緊急空気供給は維持されてい
るにもかかわらず、途絶えた場合には、その結果とし
て、要求信号制御弁433が消勢されて、図示した位置
に戻る。この場合には、手段418が提供されて、運
転者には警告が与えられる。そして、運転者がブレーキ
を適用しようとすると、流体圧ブレーキ要求信号が上流
のシャトル弁433に送信されて、この弁が、その第2
のインレット443における供給空気の不存在のため
に、また、線439が弁436によって大気中に排出さ
れるために、図の通常のバイアスされた位置から移動す
る。これにより、要求信号はアウトレット443を介
してパイプ443を通ってソレノイド弁に印加され
る。この条件で、流体圧ブレーキ要求信号が、リレー弁
440を動作させて、直接に、ブレーキを対応させて適
応することになる。手動のブレーキ要求圧力の解放のと
きには上流のシャトル弁443の弁部材はバイアスされ
てインレット443を閉じるが、制御線445の中の
圧力は、線444、422を介しての空気の排出によ
って解放されていて、弁433は、もちろん、消勢され
る。弁433だけが動作不能であり何らかのEBSの故
障が生じた場合には、ABS機能は依然としてソレノイ
によって提供される。したがって、弁433
は、電気緊急供給手段を提供する。
【0113】トラクタからのシステム空気供給にパイプ
410において何らかの理由で途絶えた場合には、線内
部の弁436が流体緊急供給手段を提供して、図9の状
態を想定する。この場合には、それは、空気だめ423
から第2のシャトル弁434へ、よって、パイプ444
を介してシャトル弁443への空気の流れのための経路
を提供する。シャトル弁443の通常のバイアス条件の
ために、第2のインレット443での供給空気は、ア
ウトレット443とソレノイドに与えられる。
【0114】電気供給が維持されていれば(しかし、ブ
レーキが要求された際にはシステム空気供給は途絶する
場合には)、要求制御弁433は、ブレーキが要求され
るときには付勢され、よって、空気だめ423からの供
給空気は、線422と弁433とを介して第2のシャ
トル弁434のインレット434aに与えられ、また、
弁436と線439とを介して第2のインレット434
bにも与えられる。弁434は通常第2のインレット4
34を閉じるようにバイアスされているが、空気は、
第1のインレット434からアウトレット434
流れる。空気は、アウトレット434から、その通常
のバイアスされた条件のために第1のインレット443
を閉じる上流の弁の第2のインレット443へと流
れ、第2のインレット443からの空気をソレノイド
に与える。
【0115】電気の供給が維持されるので、ソレノイド
は、ブレーキ適用の間は、EBS及びABSモ
ードで機能する。
【0116】電気の供給が維持される(しかし、ブレー
キが要求されない際にはシステム空気供給は途絶える)
場合には、要求制御弁433は消勢された状態のままで
あり、供給空気は、線422と弁433とを介して第
2のシャトル弁434の第1のインレット434に与
えられることはない。その代わりに、供給空気は、弁4
36と線439とを介して第2のインレット434
与えられ、更に、アウトレット434に至る。空気
は、アウトレット434から、その通常のバイアスさ
れた条件のために第1のインレット443を閉じる上
流の弁の第2のインレット443へと流れ、第2のイ
ンレット443からの空気をソレノイドに与え、ソ
レノイド弁は付勢され得ないので、空気は自由に
流れ、ブレーキは自動的に適用される。
【0117】空気の供給だけでなく電気の供給も途絶え
た場合には、要求信号制御弁433は維持され、又は、
ブレーキが既に要求された際には、消勢されて、第2の
シャトル弁434の第1のインレット434への流れ
を止め、これにより、弁433による線の中の空気の第
1のインレット434への排出のために、第2のイン
レット434から上流のシャトル弁の第2のインレッ
ト443への、したがって、ソレノイドへの流れが
許容される。電気供給が途絶えると、ソレノイド弁
は、単に、空気のリレー弁440への自由な流れを許
容して、ブレーキを適用し、よって、ABS機能は得ら
れない。
【0118】通常の条件下で運転者がブレーキを要求す
る際には、シャトル弁443の通常のバイアスによっ
て、変換された圧力は、要求を示し、弁433は、直ち
に付勢されて空気を空気だめ423からソレノイド
供給する。要求圧力信号が運転者によって除去され、弁
433のソレノイドは要求がゼロに達し線422が大
気中に排出されるとすぐに消勢される。
【0119】トラクタの車両上で停止ライト電力だけが
使用可能である場合には、要求信号制御弁433は消勢
されて、ブレーキは要求されず、よって、通常の空気供
給条件においては、供給空気はソレノイド弁まで
達しない。
【0120】ブレーキが要求される場合には、ブレーキ
ライト電力が使用可能であり、トランスデューサ431
が制御信号圧力を検出する際に、弁433は付勢され
て、供給空気を弁に与える。通常のEBS及びA
BS制御を用いることができる。
【0121】いかなる理由であってもEBS及び(又
は)ABS機能がブレーキライト電力供給条件下で要求
されない場合には、要求信号制御弁433は、ブレーキ
要求の際に付勢されないように構成され、よって、シス
テムの空気は弁433によって阻止される。この場合
に、制御信号空気は弁に、上述のように線432
と上流のシャトル弁443を介して与えられる。弁
は、もし望むのならばABS機能を提供することがで
きる。
【0122】マルチチャンネルABS機能を提供するこ
とが望まれる場合には、2つ又はそれ以上の線内部AB
S弁が、線426の中のリレー弁440の下流に提供さ
れる。この場合には、弁は、EBS機能だけを提
供する。
【0123】好ましくは、緊急トランスデューサ弁41
9とブレーキ動作弁425のすべての構成要素は、ディ
スクリートなユニットとして、好ましくは、図9の点線
内に図示されるように単一のハウジング内に共に備え付
けられる。
【0124】圧力が生じ始める空気供給ゼロの状態から
出発して、ブレーキは、空気が与えられるにつれて、流
体緊急供給弁436とシャトル弁とに適用され、他方
で、空気だめ(レゼルボワール)423では圧力が増加
する。所定の圧力において、流体緊急供給弁436はそ
のばねバイアスを克服して、ブレーキは大気中に排出さ
れ、空気だめには圧縮空気が供給され続ける。このと
き、車両は動き始める準備ができている。
【0125】空気供給のブレーキのときには、流体緊急
供給弁436は図示の位置に戻り、システムが停止ライ
トで電力供給されているさいに、全ブレーキが空気だめ
から自動的に適用される。システムが恒久的に電力を供
給されている場合には、運転者は、依然として制御とA
BSとを規制して、あるいは、システムは、自動的に、
ブレーキを、地域的な規則が要求する所にしたがって、
ABS制御を用いて適用する。電気緊急供給弁(要求信
号制御弁)433は、システムの停止ライトによる動作
を許容する。電力の供給がない場合には、弁433は、
図示された位置にあって、ブレーキはオフのままであ
る。電力が供給されると、弁433は付勢されて、圧縮
空気をシャトル弁を介して弁からソレノイド弁
に供給し、変調し、ブレーキ適用のためのリレー
弁440に供給する。要求信号制御弁433は、また、
付勢のときにそれが効率的にシャトル弁443における
制御空気供給を阻止し、制御圧力がブラインドパイプに
おいて上昇することを許容する点において、よい全体的
な応答を保証する。トランスデューサ431とシャトル
弁443との間のパイプの容積は小さい。更に、それ
は、通常は、におけるソレノイドをオフにし、これ
は、高性能のソレノイドにしてはよいことである。
【0126】ブレーキが適用されているときに電気供給
が停止すれば、電気緊急供給弁433は、それ自身とシ
ャトル弁434との間の線の中の空気をダンプし、引い
ている車両からの制御された空気がソレノイド弁
を通過してリレー弁に与えられることを許容し、ゆるや
かなプッシュスルーのブレーキ適用を行う。
【0127】すべての圧力トランスデューサ431、4
28、441は、プリントされた回路ボードB上に位置
しており、ピエゾ電気的なストレーン・ゲージトランス
デューサを備え得る。
【0128】図9にしめした2S/1Mシステムにおい
ては、ソレノイド弁は、EBS機能を提供するだ
けではなく、ABS機能をも提供する。上述のように、
マルチチャンネルABSは、単に、図9のリレー弁44
0の下流のABSリレー弁Rを加えることによって達成
される。そのようなレイアウトは、図10に示されてお
り、2S/1Mシステムにとっては経済的な構成であ
る。
【0129】しかし、その利点は、より高いレベルのシ
ステムには継続せず、ドローバー(draw bar=
フルトレーラ)バージョンは、潜在的に高価である。し
たがって、修正されたものにおいては、図9に示した一
体化したシステムは、3つのサブアセンブリないし構成
要素に分割されている。第1の構成要素は、コントロー
ラ418であり、第2は、緊急供給弁ESVであり、第
3は、電気・空気リレー弁EPRVである。
【0130】図1にしめしたように、ESVは、圧力感
知性の流体緊急供給弁436と、電気緊急供給または要
求信号制御弁433と、シャトル弁434、443とを
備えている。これらの構成要素は、図9に関して説明し
たものと全く同様に動作する。ブレーキ要求線412と
供給線410とは、この弁に達しており、空気だめ供給
422もまたこの弁に接続されている。
【0131】ESV弁は、一端がコントローラ418
に、他端が電磁リレー弁に、直接にボルトで固定されて
いるような構成である。供給A1−3、B1−3は、マ
ニフォールド内に配置されており、3Mシステムに対し
ては3つまでの電磁リレー弁を提供する。
【0132】図12に示されたEPRVは、ソレノイド
とリレー弁440とを備えており、図9に関し
て説明したものと同様である。
【0133】EPRVは、フィードバックポートがコン
トローラ418のトランスデューサ441に接続されて
すなわちクランプされて備え付けられた場合には、EB
Sリレー弁と同様に動作する。離れて備え付けられた場
合には、フィードバックポートは閉じられて、単純なA
BS弁として操作し得る。
【0134】コントローラ418の2つのバージョンが
提供され得る。2S/1MシステムのコントローラCT
LR1は、簡略化されたバージョンであって、最少の3
つのトランスデューサ431、428、441を図のよ
うに含む。そのような設計になっているのは、それが、
ESVにボルトで固定されているのに対して、図13に
示すようにEPRVから直接にフィードバック空気を受
け取るからである。
【0135】より大きなコントローラが図14〜図16
のCTLR2に示されており、5つの圧力トランスデュ
ーサすなわちトランスデューサ431、428、それに
3つのフィードバックトランスデューサ441を有して
いる。コントローラCTLR2は、直接にESVに備え
付けられて、圧力フィードバック目的の各EPRVに直
接のチャンネルを提供する。
【0136】2S/1M形式のESVは、コストを節約
するために、あるギャラリーのドリルによる穴空けをし
ない。すべてのトランスデューサは、コスト節約のため
に、単一のプリント回路ボード上に配置されている。
【0137】図14では、2S/2Mシステムが、2−
2ポートのEPRVの利用によって与えられており、コ
ントローラへの第3のチャンネルフィードバックポート
はブロックされている。3Mシステムは、単に図15に
示した更なるEPRV上にボルトで固定することによっ
て得られる。
【0138】これ以上のシステムの利点は、フル又はド
ローバートレーラの場合に得られる。図16にしめした
ように、EPRV1は、通常は、前車軸に対するEBS
弁として機能するが、EPRV2は、ABS制御のない
EBS弁としてだけ機能する。したがって、それは、空
気をトレーラの後部に供給し、そこで、EPRVの更な
る対がABSモードでのみ機能していて後部ブレーキを
制御する。後部のエアサスペンションは、同一のポート
から、第3のEPRVによって通常用いられるものと同
様に変換される。
【0139】以上で説明したシステムそれぞれにおい
て、ブレーキコントローラ22、118、218、30
0、418は、車両の負荷信号を受ける。コントローラ
は、各負荷信号に応答して、それが受け取るブレーキ要
求信号の大きさに関連して、システムによって提供され
るブレーキのレベルを決定する。よって、システム内の
コントローラは、通常流体圧ブレーキシステムで与えら
れる負荷感知弁の機能を想定している。
【0140】以上のどの実施例でも、もし望むのであれ
ば、EBS電気制御入力線145、245、345、4
46が提供されて、コントローラ22、118、21
8、300、418をトレーラのEBS電気出力線に接
続する。よって、もし望むのであれば、トレーラからの
EBS制御が与えられる。この場合には、上述の実施例
は、コントローラ22などへの電気入力が圧力トランス
デューサによって空気ブレーキ要求信号線に発生し、ト
レーラからのEBS信号が使用不可能であったり、トラ
クタ上やトレーラ上や接続点で不調であったりした際に
は、バックアップブレーキを提供し得る。
【0141】シャトル弁434、443は、従来型のシ
ャトル弁を備えており、そこでは、弁部材は通常1つの
インレットの1つの弁台座に固定されているが、そのバ
イアスに対抗して第2のインレットの別の弁台座に、第
2のインレットにおいてよりもその1つのインレットに
おける適切により高い空気圧によって固定することも可
能である。しかし、もし望むのであれば、2つのインレ
ットからあるアウトレットに適切な圧力差に従って空気
を供給することのできる他の任意の適切な弁手段を提供
し得る。そのような代替的な弁手段は、トランスデュー
サ手段によって検出される空気圧に従って電気的に動作
され得る。すべてのそのような弁は、ここでは、シャト
ル弁と称される。
【0142】以上の詳細な説明、冒頭の特許請求の範
囲、及び図面に開示された特徴は、特定の形式で表現さ
れたものに過ぎず、単に開示された機能を実行するため
の手段であって、これら開示された結果を達成するため
の方法やプロセスは、別の形式においても、本発明を実
現するために、個別的にも組み合わせにおいても利用さ
れ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキシステムの第1の実施例
の図解である。
【図2】図1のブレーキシステムの部分の更に詳細な図
解である。
【図3】本発明に係るブレーキシステムの更なる実施例
の図解である。
【図4】図3のブレーキシステムの部分の更に詳細な図
解である。
【図5】本発明に係るブレーキシステムの更に更なる実
施例の図解である。
【図6】図5のブレーキシステムの部分の更に詳細な図
解である。
【図7】図5のブレーキシステムの部分の更に詳細な図
解である。
【図8】本発明に係るブレーキシステムの更に更なる実
施例の図解である。
【図9】本発明に係るブレーキシステムの更に更なる実
施例の図解である。
【図10】図9の実施例の1つの形を有するトレーラの
平面図の図解である。
【図11】緊急供給弁(ESV)の図解である。
【図12】電磁リレー弁(EPRV)の図解である。
【図13】本発明のトレーラへの4つの応用例の図解で
ある。
【図14】本発明のトレーラへの4つの応用例の図解で
ある。
【図15】本発明のトレーラへの4つの応用例の図解で
ある。
【図16】本発明のトレーラへの4つの応用例の図解で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−246859(JP,A) 実公 昭49−30177(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 13/66 B60T 8/58 B60T 15/36

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレ−ラ車両のブレーキシステムであっ
    て、前記トレーラ車両上に、流体圧力源(123、22
    3、323、423)と前記トレーラ車両の流体圧力ア
    ウトレットに接続可能な結合手段(111、211、3
    11、411)とを含むトレーラ流体圧力供給システム
    と、前記トレーラ車両の流体圧力ブレーキ要求信号アウ
    トレットに接続可能な別の結合手段(113、213、
    313、413)からこのトランスデューサ手段に伝送
    される流体圧力ブレーキ要求信号に応答して前記流体圧
    力ブレーキ要求信号に従属する電気的ブレーキ要求信号
    を提供することのできるトランスデューサ手段(13
    1、231、331、431)と、前記電気的ブレーキ
    要求信号に応答して電気的ブレーキ動作信号を提供する
    電子制御手段(118、218、300、418)と、
    インレットとアウトレットとを有する電気的動作可能弁
    手段()を含み前記電気的ブレーキ動作信号に応
    答するブレーキ適用のためのブレーキ弁手段(125、
    225、325、425)と、前記電気的動作可能弁の
    インレットを前記流体圧力源(123、223、32
    3、423)に接続する手段と、を含むブレーキシステ
    ムにおいて、 前記ブレーキ弁手段は、前記電気的動作可能弁のアウト
    レットを供給弁手段(140、251、301、44
    0)に接続する手段(143、243、343、44
    3)を更に含み、 前記電気的動作可能弁手段()は、前記電気的ブ
    レーキ動作信号に応答して、前記電気的動作可能弁のア
    ウトレットにおいて、前記流体圧力ブレーキ要求信号に
    従属する流体圧力ブレーキ動作信号を、前記供給弁手段
    に提供し、 前記供給弁手段は、前記供給弁手段が受け取った前記流
    体圧力ブレーキ動作信号に応答して、前記受け取られた
    流体圧力ブレーキ動作信号に従って前記供給弁手段によ
    って決定されるブレーキ圧力の下で、ブレーキ適用のた
    めに、前記流体圧力源から少なくとも1つのアクテュエ
    ータ(127、252、352、426)に流体を供給
    し、 前記電気的動作可能弁手段()に加えて、一方
    で、このブレーキシステムへの電気供給の存在に応答し
    て、前記供給弁手段への前記流体圧力ブレーキ要求信号
    の伝送を防止し、他方で、このブレーキシステムへの前
    記電気供給の不存在に応答して、前記供給弁手段への前
    記流体圧力ブレーキ要求信号の伝送を許容し、別のブレ
    ーキ動作信号を前記供給弁手段に提供する電気的動作可
    能要求信号制御弁(133、233、333、433)
    を含む手段を備えることを特徴とするブレーキシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブレーキシステムにおい
    て、前記電気的ブレーキ動作信号に応答する前記電気的
    動作可能弁手段()は、第1()及び第2
    )のソレノイド弁を含み、前記第1のソレノイド弁
    は、前記第1のソレノイド弁が前記第2のソレノイド弁
    への流体の供給を与える第1の条件と前記第1のソレノ
    イド弁が前記第2のソレノイド弁への流体の供給を防止
    する第2の条件との間で動作可能であり、前記第2のソ
    レノイド弁は、前記第2のソレノイド弁が前記第1のソ
    レノイド弁からの流体の移動を与えて前記流体圧力ブレ
    ーキ動作信号を前記供給弁手段(140、251、30
    1、440)に提供する第1の条件と前記第2のソレノ
    イド弁が流体の排気を提供し流体圧力ブレーキ動作信号
    を減少させる第2の条件との間で動作可能であることを
    特徴とするブレーキシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のブレーキシステムにおい
    て、前記ソレノイド弁()は、付勢された際に
    は、前記第1の弁は前記第2の条件を想定してブレーキ
    の作動を提供せず、消勢された際には、前記第1の弁は
    前記第1の条件を想定してブレーキの作動を提供するよ
    うに構成されることを特徴とするブレーキシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のブレーキシステムにおい
    て、前記ソレノイド弁()は、両方のソレノイド
    弁が付勢されているのでなければブレーキ作動が与えら
    れないように構成されることを特徴とするブレーキシス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の中の任意の請
    求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記流体圧力
    源(123、223、323、423)への供給におけ
    る圧力が所定の値よりも低くなった場合には、前記流体
    圧力源を前記供給弁手段(140、251、301、4
    40)に接続し前記受け取られたブレーキ動作信号を提
    供する緊急弁手段(136、236、336、436)
    を含むことを特徴とするブレーキシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の中の任意の請
    求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電気的動
    作可能要求信号制御弁(133、233、333、43
    3)は、このブレーキシステムへの電気供給の存在に応
    答して、前記流体圧力源(123、223、323、4
    23)から前記供給弁手段(140、251、301、
    440)への流体の供給を許容して前記供給弁手段への
    前記流体圧力ブレーキ要求信号の伝送を防止し、更に、
    このブレーキシステムへの前記電気供給の不存在に応答
    して、前記流体圧力源から前記供給弁手段への流体の供
    給を中断させて前記流体圧力ブレーキ要求信号の前記供
    給弁手段への伝送を許容し別のブレーキ動作信号を前記
    供給弁手段に与えることを特徴とするブレーキシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の中の任意の請
    求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電気的動
    作可能要求信号制御弁(133、233、333、43
    3)は、前記トランスデューサ手段が流体圧力ブレーキ
    要求信号を検出するのに応答して提供される付勢信号に
    応答して、前記流体圧力ブレーキ要求信号の前記供給弁
    手段への供給を中断し、前記付勢信号の不存在に応答し
    て前記ブレーキ要求信号を前記供給弁手段に供給するこ
    とを特徴とするブレーキシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7の中の任意の請
    求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電気的動
    作可能要求信号制御弁(133、233、333)は、
    前記流体圧力ブレーキ要求信号のためのインレットとア
    ウトレットとを有しており、前記流体圧力ブレーキ要求
    信号の前記インレットから前記アウトレットへの移動を
    許容又は中断するように動作可能であることを特徴とす
    るブレーキシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のブレーキシステムにおい
    て、前記アウトレットはシャトル弁(143、243、
    343)の第1のインレット・ポートに接続され、前記
    シャトル弁の第2のインレット・ポートは前記電気的動
    作可能弁手段()のアウトレットに接続され、前
    記シャトル弁のアウトレット・ポートは、ブレーキ動作
    信号の供給のために前記供給弁手段(140、251、
    301)に接続されていることを特徴とするブレーキシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のブレーキシステムにお
    いて、前記結合手段(111、211、311、41
    1)における流体圧力が所定の圧力よりも低いことに応
    答して、流体を前記流体圧力源(123、223、32
    3)から前記シャトル弁(143、243、343)の
    上流に配置された別のシャトル弁(134、234、3
    34)の第1のインレット・ポートに方向付ける緊急ト
    ランスデューサ弁(136、236、336)を含み、
    前記上流のシャトル弁(134、234、334)の第
    2のインレット・ポートは、前記流体圧力ブレーキ要求
    信号を供給されるように接続され、前記上流のシャトル
    弁のアウトレット・ポートは前記シャトル弁(143、
    243、343)の前記第1のインレットに接続されて
    いることを特徴とするブレーキシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項7の中の任意の
    請求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電気的
    動作可能ブレーキ要求信号制御弁(433)は、前記流
    体圧力源(423)からの流体圧力のためのインレット
    とアウトレットとを有し、前記流体圧力源からの前記流
    体圧力の前記インレットから前記アウトレットへの移動
    を許容又は中断するように動作可能であることを特徴と
    するブレーキシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のブレーキシステムに
    おいて、前記アウトレットはシャトル弁(443)の第
    1のインレット・ポート(443)に接続され、前記
    シャトル弁の第2のインレット・ポート(443)は
    前記流体圧力ブレーキ要求信号が供給されるように接続
    され、前記シャトル弁のアウトレット(443)は前
    記電気的動作可能弁手段()の前記インレットに
    接続されていることを特徴とするブレーキシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のブレーキシステムに
    おいて、前記電気的動作可能要求信号制御弁(433)
    は、このブレーキシステムへの電気供給の存在に応答し
    て、前記流体圧力源(423)から前記電気的動作可能
    弁手段()のインレットへの流体の供給を許容
    し、また、前記電気的動作可能弁手段()のイン
    レットへの前記流体圧力ブレーキ要求信号の伝送を防止
    し、更に、このブレーキシステムへの前記電気供給の不
    存在に応答して、前記流体圧力源から前記電気的動作可
    能弁手段()の前記インレットへの流体の供給を
    中断させ、前記電気的動作可能弁手段()の前記
    インレットを排気に接続し、前記流体圧力ブレーキ要求
    信号の前記電気的動作可能弁手段()の前記イン
    レットへの伝送を許容して、別のブレーキ動作信号を前
    記供給弁手段に提供することを特徴とするブレーキシス
    テム。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項7又は請求項1
    1ないし請求項13の中の任意の請求項に記載のブレー
    キシステムにおいて、前記電気的動作可能要求信号制御
    弁(433)は、前記トランスデューサ手段(431)
    が流体圧力ブレーキ要求信号を検出するのに応答して提
    供される付勢信号に応答して、前記流体圧力源(42
    3)から前記電気的動作可能弁手段()のインレ
    ットへのへの流体を供給し、前記付勢信号の不存在に応
    答して前記流体圧力源から前記インレットへの流体の供
    給を中断することを特徴とするブレーキシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項7又は請求項1
    0ないし請求項12の中の任意の請求項に記載のブレー
    キシステムにおいて、前記電気的動作可能要求信号制御
    弁(433)は、前記流体圧力源(423)からの流体
    を電気的動作可能弁手段()に供給して前記流体
    圧力源からの流体に作用し、前記電気的動作可能弁手段
    )の上流において、前記要求信号の経路に接続
    された第1のインレット(443)と前記流体圧力源
    (423)からの前記通路(422)に接続され
    た第2のインレット(443)と前記電気的動作可能
    弁手段()に接続されたアウトレット(443
    )とを有するシャトル弁(443)が設けられ、よっ
    て、前記電気的動作可能要求信号制御弁(433)が前
    記流体圧力源(423)からの流体の供給を制限すると
    きには、前記上流のシャトル弁(443)は前記流体圧
    力ブレーキ要求信号が前記電気的動作可能弁手段(
    )に伝送されることを許容し、他方で、前記電気的動
    作可能要求信号制御弁(433)が前記流体圧力源(4
    23)からの流体に関しての制限の少ない又は自由な供
    給を許容するときには、前記上流のシャトル弁(44
    3)は、流体圧力ブレーキ要求信号が前記電気的動作可
    能弁手段()に流れることを防止することを特徴
    とするブレーキシステム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のブレーキシステムに
    おいて、前記流体圧力源(423)への供給ライン(4
    10)における流体の圧力が所定の値よりも低いことに
    応答して、前記流体圧力源(423)から、前記要求信
    号制御弁(433)に接続された第1のインレット(4
    34)と前記緊急トランスデューサ弁(436)に接
    続された第2のインレット(434)と前記上流のシ
    ャトル弁(443)の第2のインレット(443)に
    接続されたアウトレット(434)とを有する第2の
    シャトル弁(434)へ流体を供給し、よって、前記流
    体圧力源(423)からの流体は、前記緊急トランスデ
    ューサ弁(436)が前記流体圧力が所定の値よりも低
    いことに応答して前記流体圧力源からの圧力を方向付け
    る際に、前記電気的動作可能要求信号制御弁(433)
    をバイパスすることを特徴とするブレーキシステム。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項7又は請求項1
    1ないし請求項13の中の任意の請求項に記載のブレー
    キシステムにおいて、前記電気的動作可能要求信号制御
    弁(433)は、電気的に付勢されたときには、前記流
    体圧力源(423)からの流体を前記電気的動作可能弁
    手段()のインレットに供給し、電気的に消勢さ
    れたときには、前記流体圧力源(423)から前記イン
    レットへの流体の供給を中断して前記電気的動作可能弁
    手段()の前記インレットを排気に接続すること
    を特徴とするブレーキシステム。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし請求項17の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、このブレ
    ーキシステムへの電力供給の不存在を検出して前記不存
    在が生じるときには警告を発する手段(118、21
    、300、418)を更に含むことを特徴とす
    るブレーキシステム。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし請求項18の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記流体
    圧力ブレーキ動作信号を制御する前記電子制御手段(1
    18、300、418)が提供され、アンチロックブレ
    ーキ(ABS)機能を提供するように動作するように構
    成されていることを特徴とするブレーキシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のブレーキシステムに
    おいて、このブレーキシステムはマルチチャンネルシス
    テムであり、複数のブレーキ弁手段を備えており、前記
    電子制御手段は、前記ブレーキ弁手段に対して複数の別
    々の電気ブレーキ動作信号を提供することを特徴とする
    ブレーキシステム。
  21. 【請求項21】 請求項19記載のブレーキシステムに
    おいて、前記システムがシングルチャンネルシステムで
    あり、単一のブレーキ弁手段を備えており、前記電子制
    御手段は、前記ブレーキ弁手段に対して1つのブレーキ
    動作信号を提供することを特徴とするブレーキシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 請求項19記載のブレーキシステムに
    おいて、前記電子制御手段は、EBSブレーキ動作信号
    だけを提供するEBS制御手段(218)と、別の電子
    ABS制御手段(202)とを備え、前記ABS制御手
    段は、中間的流体圧力ブレーキ動作信号をABSの要求
    に従って修正することによって、最終的にブレーキ圧力
    を決定する前記流体圧力ブレーキ動作信号がABS信号
    成分を含み、単一のブレーキ弁手段(225)を備えて
    おり、前記電子制御手段(218)は前記ブレーキ弁手
    段(225)に対する単一の電気ブレーキ動作信号を提
    供し、前記ブレーキ弁手段(225)は、複数の中間的
    ブレーキ動作信号と、前記中間的流体圧力ブレーキ動作
    信号が供給される複数のABS供給弁(251)とを提
    供することによって、前記中間的流体圧力ブレーキ動作
    信号を、ABSの要求に従って各ABS供給弁(25
    1)により、修正することを特徴とするブレーキシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 請求項2ないし請求項21の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電気
    的動作可能弁手段()と前記供給弁手段(14
    0、440)とが一体化したユニットとして提供される
    ことを特徴とするブレーキシステム。
  24. 【請求項24】 請求項1ないし請求項21の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電気
    的動作可能弁手段()が、前記供給弁手段(30
    1)とは別々に提供されることを特徴とするブレーキシ
    ステム。
  25. 【請求項25】 請求項1ないし請求項21又は請求項
    24の中の任意の請求項に記載のブレーキシステムにお
    いて、前記電子制御ユニットが、EBSとABSとの両
    機能を有しており、前記電気的動作可能弁手段(
    )と、好ましくは同一のハウジング内に、一体化して
    いることを特徴とするブレーキシステム。
  26. 【請求項26】 請求項1ないし請求項21の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電子
    制御ユニット(418)が、EBSとABSとの両機能
    を有しており、前記電気的動作可能弁手段()及
    び供給弁手段(440)と一体化したユニットの中で一
    体化していることを特徴とするブレーキシステム。
  27. 【請求項27】 請求項1ないし請求項21又は請求項
    23ないし請求項26の中の任意の請求項に記載のブレ
    ーキシステムにおいて、前記電子制御ユニットが、EB
    SとABSとの両機能を提供し、また、マルチチャンネ
    ルシステムが提供され、ABS機能の少なくともいくつ
    かのチャンネルは、前記一体化したユニットの中で一体
    化され、前記電子制御ユニットと一体化している更なる
    電子制御ユニットによって提供されることを特徴とする
    ブレーキシステム。
  28. 【請求項28】 請求項1ないし請求項27の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、前記電子
    制御手段(118、218、300、418)が追加的
    な電気ブレーキ要求信号入力(145、345、44
    6)を有しており、この入力は、トラクタ上のそのよう
    な信号のアウトレットに専用に接続されることを特徴と
    するブレーキシステム。
  29. 【請求項29】 請求項1ないし請求項28の中の任意
    の請求項に記載のブレーキシステムにおいて、複数のモ
    ジュールを備えており、1つのモジュールは前記電子制
    御手段を提供し、第2のモジュールは緊急供給弁手段を
    提供し、少なくとも1つの第3のモジュールは前記電気
    的動作可能弁手段を提供することを特徴とするブレーキ
    システム。
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