JP2800426B2 - 内燃機関試験装置の排気管接続装置 - Google Patents

内燃機関試験装置の排気管接続装置

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JP2800426B2
JP2800426B2 JP3009436A JP943691A JP2800426B2 JP 2800426 B2 JP2800426 B2 JP 2800426B2 JP 3009436 A JP3009436 A JP 3009436A JP 943691 A JP943691 A JP 943691A JP 2800426 B2 JP2800426 B2 JP 2800426B2
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利彦 加藤
和彦 三好
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車組立て
工場において、車体に組み込む前の内燃機関に対して性
能試験を行う際に、この内燃機関の排気部に対して試験
装置側の耐熱ホースを接続・分離させるのに採用される
内燃機関試験装置の排気管接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
実開平2−122342号公報に見られる構成が提供されてい
る。この従来構成は、内燃機関を支持自在なベ―ス板に
配管用のジャンクションを設け、このジャンクションに
設けた排気管部に基端が接続した可撓性の耐熱ホ―スを
設け、この耐熱ホ―スの先端に、内燃機関の排気部に連
通自在でかつ吸着自在なアダプタを設けている。
【0003】この従来構成によると、ベ―ス板上に内燃
機関を載置したのち、アダプタを排気部に対向させ、そ
してアダプタを接近動させることで、このアダプタを排
気部に連通し得るとともに、アダプタを排気部に吸着さ
せて固定化し得る。またアダプタの分離は、吸着力に打
ち勝つ力でアダプタを離間動させればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、排気部に対するアダプタの吸着や離脱は手作業に
より行っていたのであり、したがってスペースが狭いこ
とや、離脱時にアダプタが熱いことなどにより、その作
業は容易に迅速に行えなかった。
【0005】本発明の目的とするところは、内燃機関の
排気部に対するアダプタの吸着や離脱を容易に迅速に行
える内燃機関試験装置の排気管接続装置を提供する点に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の内燃機関試験装置の排気管接続装置は、内燃機関
を支持自在なベンチに配管用のジヤンクシヨンを設け、
このジヤンクシヨンに設けた排気管部に基端が接続した
可撓性の耐熱ホースを設け、この耐熱ホースの先端に、
内燃機関の排気部に連通自在でかつ吸着自在なアダプタ
を設け、このアダプタ側を保持して排気部側に吸着・分
離させるロボツトを設け、前記アダプタに、排気部の排
気路に連通する流路と、前記排気部に吸着可能な吸着体
とを設け、前記アダプタの流路内に、先端部が前記排気
路内に挿入可能な筒状のスリーブを径方向へ遊動自在に
嵌め込み、前記アダプタの内部に形成されたテーパ面と
スリーブの底部に形成された被テーパ面とが互いに面接
触し、前記吸着体の吸着力により、前記テーパ面と被テ
ーパ面とを介してスリーブに径方向へのくさび力が生じ
るものである。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、内燃機関をベン
チに支持させたのち、ロボツトで保持してなるアダプタ
を、このロボツトの作動により排気部に対向させ、そし
てアダプタを接近動させることで、このアダプタを排気
部に連通し得るとともに、アダプタを排気部に吸着させ
て固定化し得る。
【0008】またアダプタの分離は、ロボツトの逆作動
により吸着力に打ち勝つ力でアダプタを排気部から離間
動させればよい。尚、前記アダプタを排気部に吸着させ
て固定化した際、排気部に対する吸着体の吸着力によ
り、テーパ面と被テーパ面とを介してスリーブに径方向
へのくさび力が生じるため、このくさび力によってスリ
ーブが径方向へ変移し、これにより、スリーブの先端部
が排気部の排気路内に挿入された状態で排気路の内周面
に圧接し、この圧接力によりスリーブの先端部と排気路
の内周面との間に摩擦力が発生し、以って、前記アダプ
タと排気部との接続による固定化が強固になる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。内燃機関試験装置1のベンチ2は、その平板状の
ベ―ス板3上に複数の受け具4を設けており、そして前
端側に配管用のジャンクション5を設けている。このジ
ャンクション5には、給油管部6、冷却水給水管部7、
冷却水排水管部8、排気管部9などが接続管形式で設け
られている。
【0010】前記排気管部9に基端が接続した可撓性の
耐熱ホ―ス10はステンレス製からなる。この耐熱ホ―ス
10の先端に設けられるアダプタ15は、内部に二又状の流
路16と集合流路17とを形成した本体18と、この本体18の
入口部である二又状の流路16の始端部に形成された広径
の凹部19と、この凹部19の周辺で前記本体18に埋設状に
設けた磁石20(吸着体の一例)と、前記凹部19内に遊動
自在に嵌め込んだ筒状のスリーブ21とからなる。
【0011】ここでスリーブ21は、前記本体18の始端面
から突出する長さに設定してある。また前記本体18の出
口部である集合流路17の終端部に前記耐熱ホ―ス10の先
端が内嵌される。前記凹部19の内底でかつ中心部寄りの
位置には、底に近ずくほど外部側へと傾斜するテーパ面
22が形成され、そしてテーパ面22に対向して前記スリー
ブ21の底部には、同方向に傾斜した被テーパ面23が形成
されている。
【0012】前記アダプタ15は、内燃機関25の排気部26
にスリーブ21を嵌合させることで排気路27に二又状の流
路16が連通し、そして排気部外面28に磁石20を当て付け
て吸着させることで固定する。その際に排気路27の外端
には、前記スリーブ21の突出部が嵌合自在な凹入段部29
が形成されている。
【0013】前記ベンチ2の近くには、前記アダプタ15
側を保持して排気部26側に対して吸着・分離させるロボ
ツト30が設けられる。このロボツト30は作動腕31を有
し、この作動腕31の遊端には、ベース部32に対して三次
元動しかつ前記アダプタ15を保持自在なクランプ部33が
設けられる。
【0014】次に上記実施例において、内燃機関25に対
して耐熱ホース10を接続・分離させる作業を説明する。
ベンチ2の受け具4上に内燃機関25を載置したのち、ジ
ャンクション5側の各種配管が内燃機関25の対応する部
分に接続される。このうち排気系統は、まずロボツト30
のクランプ部33で保持してなるアダプタ15を、作動腕31
の設定された三次元運動により排気部26に対向させ、そ
してアダプタ15を接近動させる。これによりスリーブ21
の突出部が凹入段部29に嵌入し、以てスリーブ21を介し
てアダプタ15の流路16を排気部26の排気路27に連通し得
るとともに、アダプタ15側の磁石20を排気部外面28に吸
着させてアダプタ15を排気部26に固定化し得る。
【0015】その際に、排気部外面28に対する磁石20の
吸着力Aにより、テーパ面22と被テーパ面23を介してス
リーブ21に斜め外方へのくさび力Bが作用し、これによ
りスリーブ21の突出部外端21a を排気部26の凹入段部形
成壁部26a に圧接させ、この圧接力により突出部外端21
a と凹入段部形成壁部26a との間に摩擦力が発生して前
述した接続による固定化を強固に行える。
【0016】このように内燃機関25を試験装置1に送り
込み、ジャンクション5側の各種配管を内燃機関25に対
して接続させた状態で、内燃機関25の運転により所期の
試験に移る。そして内燃機関25で発生し排気部26から排
出される排気ガスは耐熱ホ―ス10などを介して回収され
る。
【0017】なお試験後においてはアダプタ15の分離
は、ロボツト30の逆作動により磁石20の吸着力に打ち勝
つ力でアダプタ15を排気部26から離間動させればよい。
前記アダプタ15を、アルミニウム、焼結金属、セラミッ
クなどで製作したときには軽量化をはかることができ
る。
【0018】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、内燃機関を
ベンチに支持させたのち、ロボツトで保持してなるアダ
プタを、このロボツトの作動により排気部に対向させ、
そしてアダプタを接近動させることで、このアダプタを
排気部に連通できるとともに、アダプタを排気部に吸着
させて固定化することができる。またアダプタの分離
は、ロボツトの逆作動により吸着力に打ち勝つ力でアダ
プタを排気部から離間動させることで行うことができ
る。
【0019】したがってアダプタの接続・分離作業は、
スペースが狭くても、アダプタが熱くても、作業者が手
に触れることなく、ロボツトの作動により容易にかつ迅
速に行うことができる。尚、前記アダプタを排気部に吸
着させて固定化した際、排気部に対する吸着体の吸着力
により、テーパ面と被テーパ面とを介してスリーブに径
方向へのくさび力が生じるため、このくさび力によって
スリーブが径方向へ変移し、これにより、スリーブの先
端部が排気部の排気路内に挿入された状態で排気路の内
周面に圧接し、この圧接力によりスリーブの先端部と排
気路の内周面との間に摩擦力が発生し、以って、前記ア
ダプタと排気部との接続による固定化が強固になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、試験可能状態での側
面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同接続部の分離状態での縦断面図である。
【図5】同接続部の接続状態での縦断面図である。
【図6】同アダプタ部の平面図である。
【図7】同接続部のくさび作用を示す要部の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 内燃機関試験装置 2 ベンチ 5 ジヤンクシヨン 9 排気管部 10 耐熱ホース 15 アダプタ 18 本体 19 凹部 20 磁石 21 スリーブ 21a 突出部外端 22 テーパ面 23 被テーパ面 25 内燃機関 26 排気部 26a 凹入段部形成壁部 28 排気部外面 29 凹入段部 30 ロボツト 31 作動腕 33 クランプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−160838(JP,A) 実開 平2−122342(JP,U) 実開 昭63−40518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 15/00 F16L 37/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関を支持自在なベンチに配管用の
    ジヤンクシヨンを設け、このジヤンクシヨンに設けた排
    気管部に基端が接続した可撓性の耐熱ホースを設け、こ
    の耐熱ホースの先端に、内燃機関の排気部に連通自在で
    かつ吸着自在なアダプタを設け、このアダプタ側を保持
    して排気部側に吸着・分離させるロボツトを設け、前記
    アダプタに、排気部の排気路に連通する流路と、前記排
    気部に吸着可能な吸着体とを設け、前記アダプタの流路
    内に、先端部が前記排気路内に挿入可能な筒状のスリー
    ブを径方向へ遊動自在に嵌め込み、前記アダプタの内部
    に形成されたテーパ面とスリーブの底部に形成された被
    テーパ面とが互いに面接触し、前記吸着体の吸着力によ
    り、前記テーパ面と被テーパ面とを介してスリーブに径
    方向へのくさび力が生じることを特徴とする内燃機関試
    験装置の排気管接続装置。
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KR20030027281A (ko) * 2001-09-28 2003-04-07 현대자동차주식회사 자동차의 테스트 벤치 장착용 배기 장치
GB2547138B (en) * 2013-07-05 2018-03-07 Dyson Technology Ltd An attachment for a handheld appliance

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