JP2800229B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JP2800229B2 JP2800229B2 JP1042353A JP4235389A JP2800229B2 JP 2800229 B2 JP2800229 B2 JP 2800229B2 JP 1042353 A JP1042353 A JP 1042353A JP 4235389 A JP4235389 A JP 4235389A JP 2800229 B2 JP2800229 B2 JP 2800229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- induction heating
- unit
- control unit
- wiring
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加熱して調理を行なうための加熱調理器の製
造装置に関する。
造装置に関する。
従来の技術 従来、この種の可熱調理器は調理のために発生する熱
と、発熱量を必要に応じて制御する制御装置が一体構造
で構成されていた。また、より高精度の出力制御や、よ
り複雑な温度制御シーケンスを実現するにはマイクコン
ピュータ（以下マイコン）などの電子制御装置を使用す
る調理器が普及しつつあるが、電子部品は熱に弱いた
め、操作部や制御部は発熱部から出来るだけ離れた位置
に配置するのが一般的であった。すなわち、制御部は発
熱部を直接制御するため、発熱部に近い場所に配置され
るが、操作部は使い勝手を犠牲にして、発熱部からの熱
の影響を最小限にすべく発熱部から離れた位置に配置
し、制御部との間を多数の電線で接続していた。
と、発熱量を必要に応じて制御する制御装置が一体構造
で構成されていた。また、より高精度の出力制御や、よ
り複雑な温度制御シーケンスを実現するにはマイクコン
ピュータ（以下マイコン）などの電子制御装置を使用す
る調理器が普及しつつあるが、電子部品は熱に弱いた
め、操作部や制御部は発熱部から出来るだけ離れた位置
に配置するのが一般的であった。すなわち、制御部は発
熱部を直接制御するため、発熱部に近い場所に配置され
るが、操作部は使い勝手を犠牲にして、発熱部からの熱
の影響を最小限にすべく発熱部から離れた位置に配置
し、制御部との間を多数の電線で接続していた。
発明が解決しようとする課題 従来の調理器よりさらに複雑な制御や、より操作性の
良い構造を実現するには、従来の操作部と発熱部の制御
部間に、より多くの配線数が必要となり、より長い配線
となって実装が複雑になる一方で、外部からの雑音によ
って誤動作を引き起こし信頼性が低下する場合が増加し
た。本発明は上記課題に鑑み、配線数の低減を図るとと
もに誤動作に対する信頼性の向上を図ることを目的とす
る。
良い構造を実現するには、従来の操作部と発熱部の制御
部間に、より多くの配線数が必要となり、より長い配線
となって実装が複雑になる一方で、外部からの雑音によ
って誤動作を引き起こし信頼性が低下する場合が増加し
た。本発明は上記課題に鑑み、配線数の低減を図るとと
もに誤動作に対する信頼性の向上を図ることを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する本発明は、加熱コイルを含み前記
加熱コイルに高周波電力を供給する誘電加熱部と、前記
誘導加熱部を制御する誘導加熱制御部と、前記誘導加熱
部の制御状態を設定する入力装置および前記誘導加熱部
の制御状態を表示する表示部を有する操作部を備え、前
記誘導加熱制御部と前記操作部間の配線中を複数ビット
の直列コード化された信号を順次時系列に伝送すると共
に、前記表示部は前記配線を介さずに入力した前記入力
装置の制御情報と、前記配線を介して入力した前記誘導
加熱制御部の出力信号に応じて表示内容を変更してなる
ものである。
加熱コイルに高周波電力を供給する誘電加熱部と、前記
誘導加熱部を制御する誘導加熱制御部と、前記誘導加熱
部の制御状態を設定する入力装置および前記誘導加熱部
の制御状態を表示する表示部を有する操作部を備え、前
記誘導加熱制御部と前記操作部間の配線中を複数ビット
の直列コード化された信号を順次時系列に伝送すると共
に、前記表示部は前記配線を介さずに入力した前記入力
装置の制御情報と、前記配線を介して入力した前記誘導
加熱制御部の出力信号に応じて表示内容を変更してなる
ものである。
作用 上記構成によれば、表示部は誘導加熱制御部と操作部
間に設けられた複数ビットの直列コード化された信号を
順次時系列に伝送する配線を介さずに入力装置から入力
した信号に応じて表示内容を変更する構成であるので、
操作部から誘導加熱制御部への信号伝送量を低減すると
ともに、入力装置での入力設定動作から表示部での設定
表示までを遅延無く行うことができ、使用者が違和感を
持つのを避けることができる。また、入力装置と表示装
置を接続する信号線が多くなっても、操作部に入力装置
と表示部の両者が配置されるので両者を接続する信号線
を極めて短くすることが可能で、外部からの強電界がそ
の回路に雑音を誘導してして誤入力や誤表示を引き起こ
すのを避けることができる。
間に設けられた複数ビットの直列コード化された信号を
順次時系列に伝送する配線を介さずに入力装置から入力
した信号に応じて表示内容を変更する構成であるので、
操作部から誘導加熱制御部への信号伝送量を低減すると
ともに、入力装置での入力設定動作から表示部での設定
表示までを遅延無く行うことができ、使用者が違和感を
持つのを避けることができる。また、入力装置と表示装
置を接続する信号線が多くなっても、操作部に入力装置
と表示部の両者が配置されるので両者を接続する信号線
を極めて短くすることが可能で、外部からの強電界がそ
の回路に雑音を誘導してして誤入力や誤表示を引き起こ
すのを避けることができる。
また、誘導加熱部の状態を検知する各種センサーが多
くなっても、加熱コイルや他の誘導加熱部の部品に誘導
加熱制御部を近接させ、操作部と誘導加熱制御部間の配
線以外の配線（各種センサーと誘導加熱制御部までの配
線を含む）を最短化することで誘導加熱制御部を小型化
し、内外から到来する高周波電磁界が、誘導加熱制御部
の回路に誘起する雑音レベルを低減し、それに対して誤
動作のない安定な加熱動作をさせることができる。
くなっても、加熱コイルや他の誘導加熱部の部品に誘導
加熱制御部を近接させ、操作部と誘導加熱制御部間の配
線以外の配線（各種センサーと誘導加熱制御部までの配
線を含む）を最短化することで誘導加熱制御部を小型化
し、内外から到来する高周波電磁界が、誘導加熱制御部
の回路に誘起する雑音レベルを低減し、それに対して誤
動作のない安定な加熱動作をさせることができる。
また、上記のように高周波電磁界の影響を受けにくく
するために、操作部と誘導加熱制御部個々の配線をそれ
ぞれ最短化する結果、長くなる誘導加熱制御部と操作部
間の配線中を複数ビットの直列コード化された信号が順
次時系列に伝送されるので、前記の入力装置で入力され
た制御情報は、任意のタイミングで「１」、「０」のデ
ジタル信号を送受信して、ノイズマージンを大きくし、
さらに前記の誘導加熱制御部と操作部間の配線線数を最
小限とすることで、入力装置の入力した設定情報を、こ
の信号線の一部あるいは全部に及ぶ広い周波数範囲で生
じる高周波の電磁界の影響を受けず誘導加熱制御部に正
確に伝送することができる。したがって、強い高周波磁
界を発生する加熱コイルあるいは前記加熱コイルに高周
波電流を供給する誘導加熱部を内蔵し、また、加熱コイ
ル側の筐体外壁がセラミックプレートなどの絶縁物で構
成され、電子レンジ等のように、加熱庫で電波を遮蔽し
たり、金属板などで外郭をすべて遮蔽して電磁界による
誤動作を防止することの困難な誘導加熱調理器におい
て、誘導加熱部の磁界や外部から到来する高周波強電磁
界が誘導加熱制御部に、周波数帯域にわたって生じる高
周波雑音を誘起し誤動作を引き起こすなど、誘導加熱制
御部の動作が不安定となることを回避することができ
る。
するために、操作部と誘導加熱制御部個々の配線をそれ
ぞれ最短化する結果、長くなる誘導加熱制御部と操作部
間の配線中を複数ビットの直列コード化された信号が順
次時系列に伝送されるので、前記の入力装置で入力され
た制御情報は、任意のタイミングで「１」、「０」のデ
ジタル信号を送受信して、ノイズマージンを大きくし、
さらに前記の誘導加熱制御部と操作部間の配線線数を最
小限とすることで、入力装置の入力した設定情報を、こ
の信号線の一部あるいは全部に及ぶ広い周波数範囲で生
じる高周波の電磁界の影響を受けず誘導加熱制御部に正
確に伝送することができる。したがって、強い高周波磁
界を発生する加熱コイルあるいは前記加熱コイルに高周
波電流を供給する誘導加熱部を内蔵し、また、加熱コイ
ル側の筐体外壁がセラミックプレートなどの絶縁物で構
成され、電子レンジ等のように、加熱庫で電波を遮蔽し
たり、金属板などで外郭をすべて遮蔽して電磁界による
誤動作を防止することの困難な誘導加熱調理器におい
て、誘導加熱部の磁界や外部から到来する高周波強電磁
界が誘導加熱制御部に、周波数帯域にわたって生じる高
周波雑音を誘起し誤動作を引き起こすなど、誘導加熱制
御部の動作が不安定となることを回避することができ
る。
また、複数ビットの直列コード化された信号が順次時
系列に伝送される誘導加熱制御部と操作部間の配線を介
して入力した誘導加熱制御部の出力信号に応じて表示部
の表示内容が変更される構成であるので、同時に任意の
タイミングで「１」、「０」のデジタル信号が送受信し
て、ノイズマージンを大きくし、さらに誘導加熱制御部
と操作部間の信号線数を最小限とすることで、誘導加熱
部の発生する磁界や、外部から到来する強電界の影響で
誘導加熱部や操作部が誤動作することなく、誘導加熱制
御部で検知する誘導加熱部の動作状況に応じて、表示部
の内容を変更し、使用者に報知することができる。
系列に伝送される誘導加熱制御部と操作部間の配線を介
して入力した誘導加熱制御部の出力信号に応じて表示部
の表示内容が変更される構成であるので、同時に任意の
タイミングで「１」、「０」のデジタル信号が送受信し
て、ノイズマージンを大きくし、さらに誘導加熱制御部
と操作部間の信号線数を最小限とすることで、誘導加熱
部の発生する磁界や、外部から到来する強電界の影響で
誘導加熱部や操作部が誤動作することなく、誘導加熱制
御部で検知する誘導加熱部の動作状況に応じて、表示部
の内容を変更し、使用者に報知することができる。
また、表示部は誘導加熱制御部と操作部間の配線を介
さずに入力した入力装置の制御情報と、前記配線を介し
て入力した誘導加熱制御部の出力信号に応じて表示内容
を変更する構成であるので、誘導加熱制御部からの信号
を入力装置からの情報により、補正して使用者に報知す
ることができるのできめ細かな表示が可能となり操作性
が高くなる。
さずに入力した入力装置の制御情報と、前記配線を介し
て入力した誘導加熱制御部の出力信号に応じて表示内容
を変更する構成であるので、誘導加熱制御部からの信号
を入力装置からの情報により、補正して使用者に報知す
ることができるのできめ細かな表示が可能となり操作性
が高くなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図において、入力装置１の出力は変調器２に接続
され、変調器２の出力は表示装置３へ接続されるととも
に復調器５へ接続される。操作部４は入力装置１、表示
装置３と変調器２で構成されている。復調器５の出力は
トライアック６へ接続され、トライアック６と発熱ヒー
タ７の直列回路が商用電源８に電源スイッチ９を介して
接続されており、制御部10は復調器５とトライアック６
で構成されている。
され、変調器２の出力は表示装置３へ接続されるととも
に復調器５へ接続される。操作部４は入力装置１、表示
装置３と変調器２で構成されている。復調器５の出力は
トライアック６へ接続され、トライアック６と発熱ヒー
タ７の直列回路が商用電源８に電源スイッチ９を介して
接続されており、制御部10は復調器５とトライアック６
で構成されている。
次にその動作について説明する。使用者は発熱ヒータ
７の希望制御指令をキー操作や音声入力により入力装置
１にインプットし、変調器２へ入力される。変調器２は
入力信号に基き入力された命令を使用者へフィードバッ
クするため表示装置３に表示出力を出す。変調器２は、
入力装置１からの命令を予め定められたビット数で区切
られて順次送られる一連の直列コード化されたデジタル
信号を復調器５に供給する。ここで直列コードの長さを
長く設定すればより多くの種類の命令を送信することが
可能であり、基本構成を変更する事なしに入力できる命
令数を増やすことが出来、機器の性能を向上出来る。
７の希望制御指令をキー操作や音声入力により入力装置
１にインプットし、変調器２へ入力される。変調器２は
入力信号に基き入力された命令を使用者へフィードバッ
クするため表示装置３に表示出力を出す。変調器２は、
入力装置１からの命令を予め定められたビット数で区切
られて順次送られる一連の直列コード化されたデジタル
信号を復調器５に供給する。ここで直列コードの長さを
長く設定すればより多くの種類の命令を送信することが
可能であり、基本構成を変更する事なしに入力できる命
令数を増やすことが出来、機器の性能を向上出来る。
変調器２からのコード化された順次信号は復調器５に
よって入力装置１の設定に従いトライアックへオン・オ
フ信号を発生しヒータ７の導通時間を制御して発熱量を
使用者の希望に応じて制御する。
よって入力装置１の設定に従いトライアックへオン・オ
フ信号を発生しヒータ７の導通時間を制御して発熱量を
使用者の希望に応じて制御する。
この第一の実施例の具体例としては、例えばジャー炊
飯器があげられる。すなわち第１図の操作部４を蓋部に
備え、制御部10とトライアック６、ヒータ７を本体部を
実装することで操作性・見易さを実現すると共に、蓋部
のヒンジを通過しなければならない操作部と制御部間の
配線数を、複雑な制御項目に拘らず少なくし信頼性と作
業性を向上する。
飯器があげられる。すなわち第１図の操作部４を蓋部に
備え、制御部10とトライアック６、ヒータ７を本体部を
実装することで操作性・見易さを実現すると共に、蓋部
のヒンジを通過しなければならない操作部と制御部間の
配線数を、複雑な制御項目に拘らず少なくし信頼性と作
業性を向上する。
また、ほかの応用例としては電磁誘導加熱調理器が考
えられる。電磁調理器は安全性と清潔性の特徴があるの
でテーブルや流し台などに組み込まれる事が多いが、操
作部と加熱ユニット部を分離して設置する。その時に操
作部と制御部間の配線数が多いと設置性が低下すると共
に外来ノイズによる誤動作を生じ易く成るが、本実施例
により基本的に解決出来る。
えられる。電磁調理器は安全性と清潔性の特徴があるの
でテーブルや流し台などに組み込まれる事が多いが、操
作部と加熱ユニット部を分離して設置する。その時に操
作部と制御部間の配線数が多いと設置性が低下すると共
に外来ノイズによる誤動作を生じ易く成るが、本実施例
により基本的に解決出来る。
第２図に基づいて第二の実施例を説明する。
操作部４は入力装置１、表示装置３と変調器２と復調
器21で構成されている。誘導加熱部30は商用電源８に電
源スイッチ９を介して接続され、全波整流器32で直流に
整流された後、スイッチングトランジスタ31により加熱
コイル33と共振コンデンサ34の共振回路を励振し加熱コ
イル33に対向する金属製調理容器を誘導加熱する。
器21で構成されている。誘導加熱部30は商用電源８に電
源スイッチ９を介して接続され、全波整流器32で直流に
整流された後、スイッチングトランジスタ31により加熱
コイル33と共振コンデンサ34の共振回路を励振し加熱コ
イル33に対向する金属製調理容器を誘導加熱する。
制御部10は加熱容器の異常温度を検出する感温素子15
と誘導加熱部30の動作を制御するインバータ制御回路16
と復調器５と変調器51から成っている。
と誘導加熱部30の動作を制御するインバータ制御回路16
と復調器５と変調器51から成っている。
この実施例の作用は入力装置１で受け付けられた使用
者の設定は変調器２でコード化された後、復調器５へ伝
達され設定に応じてインバータ制御回路16に誘導加熱部
30の動作部制御命令が与えられる。誘導加熱部30が空鍋
などの異常状態になった時には、感温素子15が異常温度
を検出しインバータ制御回路16が異常信号を変調器51を
介して操作部４の復調器21に伝え、誘導加熱部30の異常
を表示装置３に表示し使用者に警告を与える。
者の設定は変調器２でコード化された後、復調器５へ伝
達され設定に応じてインバータ制御回路16に誘導加熱部
30の動作部制御命令が与えられる。誘導加熱部30が空鍋
などの異常状態になった時には、感温素子15が異常温度
を検出しインバータ制御回路16が異常信号を変調器51を
介して操作部４の復調器21に伝え、誘導加熱部30の異常
を表示装置３に表示し使用者に警告を与える。
発明の効果 以上のように本発明は誘導加熱制御部と操作部間の配
線の配線中を複数ビットの直列コード化された信号を順
次時系列に伝送する構成のため、機器上面で負荷鍋に対
向して配置され、負荷鍋底に強力な高周波磁力線を放射
し、広い占有面積を有し、かつ開磁路構成の加熱コイル
あるいは前記加熱コイルに高周波電流を供給する誘導加
熱部を同一筐体内に搭載し、その発生する磁界が筐体内
全体に及ぶとともに、加熱コイルが存在するために電子
レンジのように筐体全体を導電金属板で覆って、外部高
周波電磁界の到来を遮蔽することが困難な誘導加熱調理
器にあって、導電金属板で遮蔽せずとも誘導加熱制御部
および操作部が加熱コイルあるいは前記加熱コイルに高
周波電流を供給する誘導加熱部で発生する広周波数帯域
の高周波雑音および外来雑音電波に対して誤動作なく安
定に動作する誘導加熱調理器を提供することができる。
線の配線中を複数ビットの直列コード化された信号を順
次時系列に伝送する構成のため、機器上面で負荷鍋に対
向して配置され、負荷鍋底に強力な高周波磁力線を放射
し、広い占有面積を有し、かつ開磁路構成の加熱コイル
あるいは前記加熱コイルに高周波電流を供給する誘導加
熱部を同一筐体内に搭載し、その発生する磁界が筐体内
全体に及ぶとともに、加熱コイルが存在するために電子
レンジのように筐体全体を導電金属板で覆って、外部高
周波電磁界の到来を遮蔽することが困難な誘導加熱調理
器にあって、導電金属板で遮蔽せずとも誘導加熱制御部
および操作部が加熱コイルあるいは前記加熱コイルに高
周波電流を供給する誘導加熱部で発生する広周波数帯域
の高周波雑音および外来雑音電波に対して誤動作なく安
定に動作する誘導加熱調理器を提供することができる。
また、表示部は複数ビットの直列コード化された信号
を順次時系列に伝送する操作部と誘導加熱制御部間の配
線を介さず入力装置から入力した制御情報と、前記の配
線を介して入力した前記誘導加熱制御部の出力信号に応
じて表示内容を変更してなるので操作部から誘導加熱制
御部への信号伝送量を低減して伝送手段の簡素化、ある
いは信号伝送時間の短縮による伝送の高速化を可能とす
るとともに、入力装置での入力設定から表示部での表示
までを遅延無くおこない、使用者が操作時に違和感を持
つのを避けることができ、さらには誘導加熱制御部から
の信号を入力装置からの情報に応じて、内外の広周波帯
域の高周波電磁界に対し誤動作無く、誤動作無く補正し
て使用者に報知することができるのできめ細かな表示が
可能となる。
を順次時系列に伝送する操作部と誘導加熱制御部間の配
線を介さず入力装置から入力した制御情報と、前記の配
線を介して入力した前記誘導加熱制御部の出力信号に応
じて表示内容を変更してなるので操作部から誘導加熱制
御部への信号伝送量を低減して伝送手段の簡素化、ある
いは信号伝送時間の短縮による伝送の高速化を可能とす
るとともに、入力装置での入力設定から表示部での表示
までを遅延無くおこない、使用者が操作時に違和感を持
つのを避けることができ、さらには誘導加熱制御部から
の信号を入力装置からの情報に応じて、内外の広周波帯
域の高周波電磁界に対し誤動作無く、誤動作無く補正し
て使用者に報知することができるのできめ細かな表示が
可能となる。
第１図は本発明の一実施例を示したブロック図であり、
第２図は他の実施例を示したブロック図である。 １……入力装置、２……変調器、４……操作部、５……
復調器、７……発熱部、10……制御部。
第２図は他の実施例を示したブロック図である。 １……入力装置、２……変調器、４……操作部、５……
復調器、７……発熱部、10……制御部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−190693（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−239792（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−300181（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−226539（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−119185（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】加熱コイルを含み前記加熱コイルに高周波
電力を供給する誘電加熱部と、前記誘導加熱部を制御す
る誘導加熱制御部と、前記誘導加熱部の制御状態を設定
する入力装置および前記誘導加熱部の制御状態を表示す
る表示部を有する操作部を備え、前記誘導加熱制御部と
前記操作部間の配線中を複数ビットの直列コード化され
た信号を順次時系列に伝送すると共に、前記表示部は前
記配線を介さずに入力した前記入力装置の制御情報と、
前記配線を介して入力した前記誘導加熱制御部の出力信
号に応じて表示内容を変更してなる誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1042353A JP2800229B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1042353A JP2800229B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02222298A JPH02222298A (ja) | 1990-09-05 |
| JP2800229B2 true JP2800229B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12633667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1042353A Expired - Lifetime JP2800229B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800229B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62190693A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-20 | 株式会社東芝 | 調理器 |
| JPH0667016B2 (ja) * | 1986-04-11 | 1994-08-24 | 富士通テン株式会社 | デ−タ伝送方式 |
| JPS63119185A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-23 | 松下電器産業株式会社 | 加熱調理装置 |
| JPS63226539A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 重量センサ付加熱調理器 |
| JP2513233B2 (ja) * | 1987-05-30 | 1996-07-03 | 凸版印刷株式会社 | ドアロック遠隔解錠システム |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1042353A patent/JP2800229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02222298A (ja) | 1990-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20080173632A1 (en) | Pan sensor and heat generation unit having the pan sensor and cooking range having the heat generation unit and control method thereof | |
| US3742179A (en) | Induction cooking appliance including wireless transmission of temperature data | |
| US3742178A (en) | Induction cooking appliance including cooking vessel having means for wireless transmission of temperature data | |
| EP1250029B1 (en) | Induction heating cooker | |
| JP2001118661A (ja) | 物体検知システム | |
| US3742175A (en) | Induction cooking appliance including temperature sensing of food in inductively heated vessel with immersion-type temperature sensing means | |
| JP2800229B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| US3177335A (en) | Thermostat probe for combined uhf and infrared energy cooking oven | |
| JP4664763B2 (ja) | 温度検知装置及び高周波加熱器 | |
| US6399931B1 (en) | Microwave oven with door safety switch device | |
| WO2020030457A1 (en) | Household cooking hob | |
| JP5094053B2 (ja) | 高周波加熱装置の運転状態を検出する状態検出装置 | |
| JP5094054B2 (ja) | 高周波加熱装置の運転状態を検出する状態検出装置 | |
| JP4591025B2 (ja) | タッチキーを備えた加熱調理器 | |
| JP2002110330A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| CN210007924U (zh) | 用于烹饪器具的无线通信装置及烹饪器具 | |
| CN208769463U (zh) | 锅具及炊具 | |
| KR0120638Y1 (ko) | 전기밥솥 | |
| KR860001694Y1 (ko) | 전자레인지의 오동작 방지회로 | |
| JP4114547B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| WO2020054515A1 (ja) | 調理器 | |
| JP2517201B2 (ja) | 調理器 | |
| JPH09223575A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JPS60256726A (ja) | 調理器 | |
| KR20200044572A (ko) | 근접센서를 이용하여 대기전력을 감소시키는 조리기기 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070710 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710 Year of fee payment: 11 |