JP2799658B2 - 冷暖房システム - Google Patents
冷暖房システムInfo
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- JP2799658B2 JP2799658B2 JP5088197A JP8819793A JP2799658B2 JP 2799658 B2 JP2799658 B2 JP 2799658B2 JP 5088197 A JP5088197 A JP 5088197A JP 8819793 A JP8819793 A JP 8819793A JP 2799658 B2 JP2799658 B2 JP 2799658B2
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- Japan
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- cold
- hot water
- ceiling panel
- ceiling
- cooling
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井輻射方式と対流方
式を併用した冷暖房システムに関するものである。
式を併用した冷暖房システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年冷温水式冷暖房の普及に伴い、天井
輻射式冷暖房の長所が見直されているが、天井輻射方式
は設備コストが高い上に、室温の立ち上がりあるいは立
ち下がり時間が長く、また冷房時には天井面に結露し易
いという問題があるために、一般に普及するまでには至
っていない。
輻射式冷暖房の長所が見直されているが、天井輻射方式
は設備コストが高い上に、室温の立ち上がりあるいは立
ち下がり時間が長く、また冷房時には天井面に結露し易
いという問題があるために、一般に普及するまでには至
っていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑み、天井面で輻射冷暖房を行いながら対流式冷暖房
機で室内の除湿を行うことによって天井面の結露を防止
し、暖房立ち上がり時間及び冷房立ち下がり時間を短縮
することができる対流輻射併用方式を提供し、対流式冷
暖房と天井輻射式冷暖房とに１台の室外機を共用させる
ことにより、設備コストの低減を図ることを目的とする
ものである。
に鑑み、天井面で輻射冷暖房を行いながら対流式冷暖房
機で室内の除湿を行うことによって天井面の結露を防止
し、暖房立ち上がり時間及び冷房立ち下がり時間を短縮
することができる対流輻射併用方式を提供し、対流式冷
暖房と天井輻射式冷暖房とに１台の室外機を共用させる
ことにより、設備コストの低減を図ることを目的とする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による冷暖房シス
テムは、図１に示すように、天井パネル１に埋設したパ
イプ２を天井パネル１の下面に貼着された金属板３に接
触させて、パイプ２に冷温水を循環させるようにした天
井輻射方式と、冷温水が循環する熱交換器４に室内空気
を通すようにした対流方式とを併用して、対流式熱交換
器４と天井パネル１とに室外機５を共用せしめると共
に、天井パネル用配管系において、天井パネル１と循環
ポンプ６を通る循環路Ａと、室外機５からの冷温水供給
路Ｂとが合流する合流路７を設けると共に、上記循環路
Ａに設けた水温センサ８の出力により、上記冷温水供給
路Ｂに設けた制御弁９の開度を制御する制御手段を備え
た点に特徴を有するものである。
テムは、図１に示すように、天井パネル１に埋設したパ
イプ２を天井パネル１の下面に貼着された金属板３に接
触させて、パイプ２に冷温水を循環させるようにした天
井輻射方式と、冷温水が循環する熱交換器４に室内空気
を通すようにした対流方式とを併用して、対流式熱交換
器４と天井パネル１とに室外機５を共用せしめると共
に、天井パネル用配管系において、天井パネル１と循環
ポンプ６を通る循環路Ａと、室外機５からの冷温水供給
路Ｂとが合流する合流路７を設けると共に、上記循環路
Ａに設けた水温センサ８の出力により、上記冷温水供給
路Ｂに設けた制御弁９の開度を制御する制御手段を備え
た点に特徴を有するものである。
【０００５】
【作用】対流式熱交換器へ供給する冷温水の温度は、暖
房時には８０℃付近の高温、冷房時には７℃付近の低温
であるから、これをそのまま天井パネルに供給すると、
天井面を一様な温度で加熱あるいは冷却することができ
ないが、上記の構成によれば、室外機側から合流路７に
供給される冷温水は、流量の多い循環路Ａの水と混合し
て、瞬時に天井輻射に適した中間的な温度に変換され、
また室温が定常値に達して、循環路Ａの水温センサ８の
出力により冷温水供給路Ｂの制御弁９の開度が絞り込ま
れた時にも、循環ポンプ６によって循環路Ａの流量は殆
ど変化しないので、天井面は常に一様な温度に維持され
る。
房時には８０℃付近の高温、冷房時には７℃付近の低温
であるから、これをそのまま天井パネルに供給すると、
天井面を一様な温度で加熱あるいは冷却することができ
ないが、上記の構成によれば、室外機側から合流路７に
供給される冷温水は、流量の多い循環路Ａの水と混合し
て、瞬時に天井輻射に適した中間的な温度に変換され、
また室温が定常値に達して、循環路Ａの水温センサ８の
出力により冷温水供給路Ｂの制御弁９の開度が絞り込ま
れた時にも、循環ポンプ６によって循環路Ａの流量は殆
ど変化しないので、天井面は常に一様な温度に維持され
る。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示したもので、天
井パネル１は冷温水循環用の銅パイプ２を埋設すると共
に、このパイプ２を天井パネル１の下面に貼着されたア
ルミ板３に接触させて構成したもので、下がり天井内に
設けられている対流式室内機５は冷温水が循環する熱交
換器４に室内空気を通すようにしたものであり、室外機
５は対流式熱交換器４と天井パネル１とに共用されてい
る。なお室外機５は他の部屋の冷暖房装置や浴室乾燥機
等にも共用される集中式のものでもよい。対流式室内機
５や浴室乾燥機等には、暖房時には８０℃の温水、冷房
時には７℃付近の冷水を供給しても差し仕えないが、天
井輻射式冷暖房の場合は、天井パネル１の全面を均一な
温度で加熱あるいは冷却する必要があるため、両方式共
用の室外機５から直接天井パネル１に冷温水を供給する
ことができない。そこで天井パネル用配管系において
は、天井パネル１と循環ポンプ６を通る循環路Ａと、室
外機５からの冷温水供給路Ｂを形成すると共に、両流路
Ａ，Ｂが合流する合流路７を設け、更に循環路Ａに設け
た水温センサ８の出力により、冷温水供給路Ｂに設けた
制御弁９の開度を制御する制御装置（図示せず）を設け
たものである。
井パネル１は冷温水循環用の銅パイプ２を埋設すると共
に、このパイプ２を天井パネル１の下面に貼着されたア
ルミ板３に接触させて構成したもので、下がり天井内に
設けられている対流式室内機５は冷温水が循環する熱交
換器４に室内空気を通すようにしたものであり、室外機
５は対流式熱交換器４と天井パネル１とに共用されてい
る。なお室外機５は他の部屋の冷暖房装置や浴室乾燥機
等にも共用される集中式のものでもよい。対流式室内機
５や浴室乾燥機等には、暖房時には８０℃の温水、冷房
時には７℃付近の冷水を供給しても差し仕えないが、天
井輻射式冷暖房の場合は、天井パネル１の全面を均一な
温度で加熱あるいは冷却する必要があるため、両方式共
用の室外機５から直接天井パネル１に冷温水を供給する
ことができない。そこで天井パネル用配管系において
は、天井パネル１と循環ポンプ６を通る循環路Ａと、室
外機５からの冷温水供給路Ｂを形成すると共に、両流路
Ａ，Ｂが合流する合流路７を設け、更に循環路Ａに設け
た水温センサ８の出力により、冷温水供給路Ｂに設けた
制御弁９の開度を制御する制御装置（図示せず）を設け
たものである。
【０００７】暖房時に天井パネルに供給される温水の適
温は４０℃前後、冷房時に天井パネルに供給される冷水
の適温は１７〜２０℃であって、制御装置の操作部で設
定されるようになっており、天井パネル１には常時循環
ポンプ６によりほぼ一定流量の水が供給され、循環路Ａ
の水温センサ８の出力に応じて、冷温水供給路Ｂ側から
適量の冷却水あるいは熱湯が混入され、循環路Ａの水温
が設定温度に維持される。なお合流路７では温度差のあ
る水流を均一に混合する必要があるので、合流路７に使
用される配管はある程度長くするのが望ましいが、この
合流路７に図２に示したような混合用タンク１０を使用
すれば、一層高い攪拌効果が得られる。同図において、
タンク本体１０は例えば内寸で６０ｍｍφ×２００ｍｍ
の中空円筒状の銅製のもので、両端部に各一対のパイプ
接続用入口１１及び出口１２を有し、高温と低温の２種
類の水を混合して同一温度にするものである。
温は４０℃前後、冷房時に天井パネルに供給される冷水
の適温は１７〜２０℃であって、制御装置の操作部で設
定されるようになっており、天井パネル１には常時循環
ポンプ６によりほぼ一定流量の水が供給され、循環路Ａ
の水温センサ８の出力に応じて、冷温水供給路Ｂ側から
適量の冷却水あるいは熱湯が混入され、循環路Ａの水温
が設定温度に維持される。なお合流路７では温度差のあ
る水流を均一に混合する必要があるので、合流路７に使
用される配管はある程度長くするのが望ましいが、この
合流路７に図２に示したような混合用タンク１０を使用
すれば、一層高い攪拌効果が得られる。同図において、
タンク本体１０は例えば内寸で６０ｍｍφ×２００ｍｍ
の中空円筒状の銅製のもので、両端部に各一対のパイプ
接続用入口１１及び出口１２を有し、高温と低温の２種
類の水を混合して同一温度にするものである。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、対流式冷
暖房と天井輻射式冷暖房を併用することによって、熱輻
射による快適な冷暖房を行うと同時に、冷房時の結露を
防止し定常温度に達するまでの時間を短縮し得るという
利点があり、また天井パネル用配管系において、天井パ
ネルと循環ポンプを通る循環路と室外機からの冷温水供
給路とが合流する合流路を設けて、循環路に設けた水温
センサの出力により冷温水供給路に設けた制御弁の開度
を制御するようにしたので、対流式冷暖房機へ供給して
いる冷温水の温度を中間的な温度に変換して、天井面を
一様な温度で加熱あるいは冷却することができように
し、それによって室外機の共用を可能にし設備コストを
低減し得るという利点がある。
暖房と天井輻射式冷暖房を併用することによって、熱輻
射による快適な冷暖房を行うと同時に、冷房時の結露を
防止し定常温度に達するまでの時間を短縮し得るという
利点があり、また天井パネル用配管系において、天井パ
ネルと循環ポンプを通る循環路と室外機からの冷温水供
給路とが合流する合流路を設けて、循環路に設けた水温
センサの出力により冷温水供給路に設けた制御弁の開度
を制御するようにしたので、対流式冷暖房機へ供給して
いる冷温水の温度を中間的な温度に変換して、天井面を
一様な温度で加熱あるいは冷却することができように
し、それによって室外機の共用を可能にし設備コストを
低減し得るという利点がある。
【図１】本発明の一実施例配管系統図。
【図２】同上に用いる混合用タンクの斜視図。
１ 天井パネル ２ パイプ ３ 金属板 ４ 熱交換器 ５ 室外機 ６ 循環ポンプ ７ 合流路 ８ 水温センサ ９ 制御弁 １０ 混合用タンク １１ 入口 １２ 出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 博 大阪市中央区平野町四丁目１番２号 大 阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 渡辺 潔 大阪市都島区片町２丁目10番５号 株式 会社熊谷組 大阪支店内 (72)発明者 山代 響 大阪市都島区片町２丁目10番５号 株式 会社熊谷組 大阪支店内 (72)発明者 鈴木 信男 茨木県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社土浦工場内 (72)発明者 辰巳 有孝 茨木県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社土浦工場内 (56)参考文献 特開 平４−48140（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24F 5/00 101
Claims (1)
- 【請求項１】 天井パネルにパイプを埋設し、パイプに
冷温水を循環させるようにした天井輻射方式と、冷温水
が循環する熱交換器に室内空気を通すようにした対流方
式とを併用して、対流式熱交換器と天井パネルとに室外
機を共用せしめると共に、天井パネル用配管系におい
て、天井パネルと循環ポンプを通る循環路と、室外機か
らの冷温水供給路とが合流する合流路を設けると共に、
上記循環路に設けた水温センサの出力により、上記冷温
水供給路に設けた制御弁の開度を制御するようにしたこ
とを特徴とする冷暖房システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088197A JP2799658B2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 冷暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088197A JP2799658B2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 冷暖房システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272911A JPH06272911A (ja) | 1994-09-27 |
| JP2799658B2 true JP2799658B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13936181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5088197A Expired - Fee Related JP2799658B2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 冷暖房システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2799658B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5624443B2 (ja) * | 2010-12-02 | 2014-11-12 | 株式会社ササクラ | 冷房装置 |
| CN110081539B (zh) * | 2019-03-29 | 2021-06-18 | 太原理工大学 | 一种用于数据机房的高效对流辐射耦合换热的空调系统 |
| JP2021004499A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | コマニー株式会社 | 医療用ブース |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0448140A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP5088197A patent/JP2799658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06272911A (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980515 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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