JP2021004499A - 医療用ブース - Google Patents

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Shigeharu Hanaki
茂晴 花木
康弘 北澤
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Abstract

【課題】プライバシーを確保した状態で、安全に治療することができる医療用ブースを提供すること。【解決手段】間仕切り310から構成される側壁300と、天井パネル101と、を有し、内部に使用者の治療スペース50が設けられる医療用ブース10である。医療用ブース10は室内に設置され、治療スペース50は室内の空間から分離されており、天井パネル101に冷暖房装置200が設けられ、側壁300および/または天井パネル101に、使用者の治療状態を外部に報知する報知部150が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、各家庭の室内あるいは病院、診療所などの医療施設内に設置され、使用者のための治療スペースが設けられる医療用ブースに関する。
従来、病室など広い空間において、患者のプライバシーを確保するため、カーテンを用いて空間を仕切り、個室状の区画を形成することが行われている。しかし、カーテンを用いて空間を仕切る場合は、カーテンが容易に移動するので隙間を生じ易く、プライバシーを確保することは難しい。
そこで、カーテンに代えて、複数の間仕切パネルを接続して医療用ブースを構成し、医療用ブース内に個室空間を形成することも行われている。
例えば、特許文献1(特開2019−82082号公報)には、プライバシーを確保した状態で広い区画を確保することができる間仕切パネル装置が提案されている。
特許文献1に記載の間仕切パネル装置は、空間を共有スペースに沿って個室状区画に仕切る間仕切パネル装置であって、個室状区画の開口端部には、互いに回動可能に接続される複数の間仕切パネルから成る間仕切パネル群が回動可能に取付けられており、間仕切パネル群の複数の間仕切パネルの幅方向の合計の長さが開口端部間の距離よりも長尺である。
また、特許文献2(特開2002−138697号公報)には、採光、換気等を確保しつつ多床室から個室に容易に変更可能にする病棟施設が提案されている。
特許文献2に記載の病棟施設は、コア部に対して廊下を介して配置される個室群を備える病棟施設において、前記個室群は、廊下を基準として全体が平面視で凸型形状に構成され、隣り合う柱間に壁により形成される第1の室スペースと、第1の室スペーに対して、両側に開口部を有して突出し壁により形成される第2の室スペースを備え、第1の室スペースには、中央部に通路を有するように両側に間仕切り壁が設けられ、これにより、2つの病室が区画形成され、第2の室スペースには、中央部に間仕切り壁が設けられ、これにより、2つの病室が区画形成されている。
しかし、特許文献1に記載の間仕切パネル装置および特許文献2に記載の病棟施設では、共有スペースに開口する大きい出入口が形成されるので、共有スペース側から個室内を容易に視認することができ、プライバシーが十分に確保されているとはいえない。
そこで、各家庭、医療施設などにおいて、個室状態を確保するためさらに以下の発明が提案されている。
特許文献3(特開平5−264058号公報)では、使用者が不快感を感じるおそれの少ない冷暖房装置が提案されている。
特許文献3に記載の冷暖房装置によれば、個室の天井板に冷暖房ユニットからの調温空気を吹出す吹出口を多数設け、個室の壁及び床に輻射用の加熱器を設けたので、個室内の使用者に対して吹出口から気流による空調が行われると共に、壁及び床からは輻射熱による空調が行われ、個室内の使用者は頭寒足熱の快適な空調を体感することができる。
特許文献4(特開2004−198039号公報)では、机に向かって仕事等を行う場合に、使用者に対しては顔に暖気が当らず、しかも、足元が温かくかつ天井からは床面に向けて給気されて頭部が涼しい頭寒足熱状態を維持できる空気調和システム及び個室ユニットが提案されている。
特許文献4に記載の発明では、冷暖房装置と、天井側から床面に向けて給気する給気手段とを備える。冷暖房装置からの暖気と、給気手段からの給気とで空気調和空間を形成する。空気調和空間に配置した机の天板の下方において天板手前から天板奥側へと排気を流して空気調和空間から排出する排気口を設けた。排気口を机の天板よりも下方位置に設けたものである。
さらに、特許文献5(特開2007−262875号公報)では、地震などで敏速に屋外に避難する事の出来ない高齢者の安否確認、健康管理等ができるバリアフリーな介護管理装置システムが提案されている。
特許文献5に記載の発明によれば、耐震強化ボックス型フレームを使用者住宅の一室に組立て安眠できるシェルター機能を備える事で、地震時いち早くシェルターに避難でき、地震災害時の安否確認が容易にできる。寝具側に浴槽トイレを備えている為にトイレ入浴時歩く事無く使用でき、寝具を覆うカーテンを設ける事により季節事に変わる気温、夜と朝の急激な温度変化を防ぎ一定の室温を得ることができる。テレビカメラモニターを用い電話回線を通じ随時、医師、看護士による対話、問診することで高齢者の不安を解消し、老いて暮らしする人をサポートする。
特開2019−82082号公報 特開2002−138697号公報 特開平5−264058号公報 特開2004−198039号公報 特開2007−262875号公報
特許文献3〜5に記載のブースにおいては、使用者のプライバシーを確保することができる。しかし、例えば、患者がブース内で透析治療を受けている間に、血圧が急に低下するなど患者の様態が急変する場合では、特許文献3〜5のブースでは迅速な対応が難しい。
例えば、人工透析する場合に、患者は週3回、1回当たり4時間程度ベッドまたはリクライニングシート上に横たわった状態で透析治療をする。
血液透析を受ける場合、患者は主に次のような動作をする。
自身の前腕の皮下に設けられた血液透析用の自己血管の内シャントに、透析装置の血液回路を形成するチューブの針を接続する。患者が血液透析のための動作を開始すると、透析装置で血液透析が開始される。具体的には、血液ポンプが駆動し、チューブを通って患者から脱血された血液が血液回路を通ってダイアライザへ導かれ、ダイアライザを経由した血液は血液回路及びチューブの針を通って患者の血管へ送血される。血液透析が行われている間、このような血液回路による体外循環が維持される。
このような透析治療では、医療スタッフ(医師、看護師など)は患者の安否状態を常時、監視しておかなければならず、患者に対して長時間の監視が必要になる。
さらに、従来のブースでは、対流式空調システムが採用されている。この空調システムは、熱交換により冷やされた冷風または暖められた温風をブースに設けた吹出口からブース内へ吹き出すことにより室内を空調している。
このような対流式空調システムでは、冷風あるいは温風が患者の体に当たるため過度の温冷感を患者に与えるとともに、長時間風が当たることで皮膚が乾燥することがある。すなわち、透析治療においては、病状による血行の悪さと血液透析する際の機械的に行われる温度調整によって体温調整や温度の感じ方が健常者とは異なるため、体表面に少しの風が当っても不快感を受けることがある。また、透析治療に限らず、免疫治療など、長時間を要する治療を行う場合に、患者の体の同じ所に冷風または温風が長時間あたることで、不快感を受けることがある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、プライバシーを確保した状態で、安全に治療することができる医療用ブースを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、患者の様態が急変した場合でも迅速な対応が可能である医療用ブースを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、空調時の送風によって不快感を受けるおそれのない医療用ブースを提供することにある。
(1)
一局面に従う医療用ブースは、間仕切りから構成される側壁と、天井パネルと、を有し、内部に使用者の治療スペースが設けられる医療用ブースであって、医療用ブースは室内に設置され、治療スペースは室内の空間から分離されており、天井パネルに冷暖房装置が設けられ、側壁および/または天井パネルに、使用者の治療状態を外部に報知する報知部が設けられている。
この場合、使用者に個室の環境を提供でき、また報知部によって使用者の状態を外部に報知することで、室内の空間から分離した環境で使用者のプライバシーを確保しながら使用者は安全に治療することができる。
また、報知部が設けられることで、使用者(患者)を診察する医療スタッフ(医者や看護師など)の診察やバイタルチェックといった診療行為の効率を向上させることができる。
(2)
第2の発明にかかる医療用ブースは、一局面に従う医療用ブースにおいて、報知部は、使用者の健康を確認するための計測器、使用者の状態をモニターするカメラ、外部と連絡するテレビカメラ、使用者を治療する治療装置、およびナースコール装置の少なくともいずれか1つと接続されてもよい。
この場合、使用者の治療中に異変が起きたような場合でも、報知部によって外部の者が使用者の異変に容易に気付くことができる。また、報知部が設けられることで、使用者(患者)を診察する医療スタッフ(医者や看護師など)の診察やバイタルチェックといった診療行為の効率を向上させることができる。
また、カメラによって患者の状態をモニターすることができるため、複数の患者が同時にナースコールをした場合でも、医療スタッフは患者の緊急度合いを判断して適切な対応をすることができる。
(3)
第3の発明にかかる医療用ブースは、一の局面または第2の発明にかかる医療用ブースにおいて、冷暖房装置は、冷水または温水が流れる配管、および冷水または温水を配管内に循環させるポンプを含んでもよい。
この場合、本発明の冷暖房装置は、天井パネルに冷温水管を配管することで冷暖房が行えるため、従来の冷暖房装置のような室内機が不要となり、天井パネルの厚みを薄く設計することができる。したがって、限りある室内空間に医療用ブースを設置する場合であっても、医療用ブース内の天井高さを十分に確保することができる。
また、冷水または温水によって医療用ブース内の雰囲気温度をコントロールすることができるため、従来の空調用冷媒を使用する場合と異なり強制対流をファンで行う必要がない。したがって、対流式空調システムのように冷温風が患者の体に直接当たることがなく、過度の温冷感を患者に与えたり皮膚が乾燥したりファンの騒音も生じないため、透析治療など長時間を要する治療を行う場合にも、患者に不快感を与えることがない。
また、冷暖房の冷媒に水を用いるものであるため、医療用ブースの設営後は循環ポンプに水を供給するだけで冷暖房装置を稼働させることができる。すなわち、専門の空調業者がいなくとも医療用ブースを設営して簡単に使用することができるため、例えば、災害地において簡易の診療所として医療用ブースを使用することもできる。
また、この場合、冷水または温水によって冷暖房が行えるので安全であり、また循環ポンプを医療用ブースの外側に設置しあるいは側壁の外面に取り付けることにより、ポンプの駆動による振動および騒音が医療用ブース内に伝達することを極力抑えることができる。さらに、冷暖房装置が組み込まれた天井パネルを側壁の上部に取り付けるだけで、医療用ブースに冷暖房装置を簡単に組み付けることができる。
(4)
第4の発明にかかる医療用ブースは、一の局面から第3の発明のいずれかにかかる医療用ブースにおいて、天井パネルは、冷暖房装置が配設される第1の領域と、第1の領域以外の第2領域と、を有し、第2領域に、照明器具および報知部が配設され、報知部は、使用者の状態をモニターするカメラ、および外部と連絡するテレビカメラを含んでもよい。
この場合、天井パネルに冷暖房装置、照明器具および報知部が配設されるので、天井パネルを高機能化することで治療スペースを極力広く使用することができる。さらに、天井パネルを取り付けることにより、様々な機能を同時に医療用ブースに付与できるので、施工性も向上する。
また、医療用ブースの用途および目的にあわせて、適宜必要な機能を備えた天井パネルを選択して、医療用ブースを設営し、又は天井パネルを交換することができる。
(5)
第5の発明にかかる医療用ブースは、一の局面から第4の発明のいずれかにかかる医療用ブースにおいて、冷暖房装置は、輻射熱を放射する熱輻射部を含んでもよい。
この場合、温風または冷風によって暖房または冷房するものではなく、熱輻射部からブース内へ輻射熱を放射するので、使用者は温風、冷風が当たることによる不快感を受けることがない。
さらに、本発明にかかる医療用ブースは、次のように構成してもよい。
(A)
報知部は、側壁の入り口付近に設けられた表示部を含み、表示部は、緊急時に表示部が点灯または表示部の色が変化するように構成されている。
この場合、使用者の治療中に使用者に異変が起こったような場合には、表示部によって医療用ブースの外部の者にその異変を知らせることができる。
(B)
報知部は、使用者の生体情報を検出するバイタルセンサを含み、バイタルセンサのデータに基づいて使用者の安否状態が判断される。
この場合、使用者の生体情報をバイタルセンサによって常時監視することができ、使用者(患者)を診察する医療スタッフ(医者や看護師など)の診察やバイタルチェックといった診療行為の効率を向上させることができる。
(C)
側壁は、複数の間仕切りを連結して構成されている。
この場合、短時間で医療ブースを組み立てることができる。また、生産コストを抑えることができる。
(D)
天井パネルは、治療スペース側に配設される輻射熱を放射可能な放射板と、放射板の上側に配設される冷暖房装置と、冷暖房装置の上側に配設される断熱材と、を有する。
この場合、天井パネルを取り付けるだけで、医療用ブースに冷暖房装置を取り付けることができ、施工性に優れる。種々の機能、構成を有する天井パネルを交換して取り付けることもできる。
(E)
報知部は、さらに手持ちカメラと接続されていてもよい。
この場合、患者が医療スタッフ(特に医師)から診療を受けているときに、手持ちカメラによって患部の様子を医療スタッフに伝えることができる。これにより、医療スタッフは、患者を直接診察する前に患部の様子を知ることができるため、早期に適切な処置をすることができる。
医療用ブースの一例を示す模式的一部切欠斜視図である。 医療用ブースの一例を示す模式的正面図である。 医療用ブースの天井パネルを取り外した状態の模式的断面図である。 医療用ブースの模式的平面図である。 医療用ブースの天井パネルを取り外した状態を示す模式的平断面図である。 医療用ブースの模式的側面図である。 医療用ブースの模式的背面図である。 医療用ブースの模式的平断面図である。 医療用ブースの模式的縦断面図であって、戸袋側縦断面図である。 医療用ブースの模式的縦断面図であって、開口部側縦断面図である。 医療用ブースの模式的縦断面図であって、パネル側縦断面図である。 医療用ブースの模式的縦断面図であって、窓部分のパネル縦断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付す。また、同符号の場合には、それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さないものとする。
[本実施の形態]
図1は本実施の形態の医療用ブース10の模式的一部切欠斜視図、図2はその医療用ブース10の模式的正面図、図3は医療用ブース10の治療スペース50を示した模式的断面図、図4は医療用ブース10の模式的平面図である。
図1〜図4に示すように、医療用ブース10は、間仕切り310から構成される側壁300と、側壁300の上端に配設される天井パネル101と、を有する。医療用ブース10の内部に使用者の治療スペース50が設けられる。
側壁300は複数枚の間仕切り310を連結して構成されている。各間仕切り310は矩形状のパネルからなり、各間仕切り310同士は、ビス、ボルト・ナットなどの連結具によって連結することができる。
側壁300は平面視で四角枠状に構成されている。側壁300の一部に出入口330が形成され、出入口330に扉が取り付けられている。扉は引き戸とすることができ、あるいは出入口330の側縁にヒンジによって開閉可能に連結した開閉扉、折れ戸などとすることができる。以下の実施の形態では、引き戸で構成された扉について説明する。出入口330に扉を設けることによって医療用ブース10内の治療スペース50を室内の空間から分離することができる。図2および図12に示すように、側壁300および/または引き戸340には、適宜窓350を設けてもよい。
図4および図9〜図11に示すように、側壁300の上部に取り付けられた天井パネル101に、冷暖房装置200が設けられている。また、側壁300および/または天井パネル101に、使用者の治療状態を外部に報知する報知部150が設けられている。
上記構成の医療用ブース10は、室内に設置されている。従って、医療用ブース10内に形成された治療スペース50は、室内の空間から分離されている。つまり、治療スペース50は、室内の空間に対し実質的に隔離されていてもよく、あるいは空間上分離されていてもよい。
ここで、室内とは、各家庭の室内であってもよく、病院、診療所など医療施設の病室であってもよい。医療用ブース10は通常は、室内の床を利用して医療用ブース10の床が構成される。そして、室内の床はシート張などを行う場合もある。さらには、別途、床板を設けてもよい。
側壁300と天井パネル101との連結は、ビス、ボルト・ナットなど従来から公知の連結具を用いて行うことができる。
このように医療用ブース10を構成することにより、使用者に個室の環境を提供でき、また報知部150によって使用者の状態を外部に報知することができる。また、報知部150が設けられることで、使用者(患者)を診察する医療スタッフ(医者や看護師など)の診察やバイタルチェックといった診療行為の効率を向上させることができる。
以下に、各部材の構成について順次説明する。
(間仕切り310および側壁300)
図9〜11に示すように、間仕切り310は、主に、表面板312、裏面板314、および表面板312の周縁と裏面板314の周縁との間に設けられる補強部材316とを有する。補強部材316は間仕切り310の柱と床を固定するための概略L形をした金具であるが、補強部材316は四角枠状に構成することもできる。補強部材316の表裏面に、表面板312および裏面板314をビスなどの固着具を用いて固着することにより、間仕切り310を構成することができる。また、間仕切り310の表面板312と裏面板314との間に遮音性を高めるための充填材を配設してもよい。
複数枚の間仕切り310を連結するには、隣接する間仕切り310の補強部材316同士をビスなど連結具などを用いて連結してもよく、あるいは連結金物を用いて隣接する間仕切り310同士を連結してもよい。
以下の実施の形態では、図3、図5および図8に示すように、側壁300の正面側の一部に出入口330が形成され、その出入口330に引き戸340がスライド可能に配設されている。
具体的な構成は次のとおりである。
図3および図5に示すように、側壁300は、主に、正面板302と、正面視で左側の側板304と、右側の側板306と、背面板308と、を備えている。正面板302、両側板304,306および背面板308は、室内の床に立設した柱部材320にそれぞれ取り付けるようにしてもよく、あるいは正面板302、両側板304,306および背面板308を室内の床に固定具などを用いて直接固定してもよい。
本実施の形態では、室内の床に複数の柱部材320が立設され、柱部材320に正面板302、両側板304,306および背面板308が固着具、固定金物などを用いて固定されている。
(扉の取付け構造)
図9および図10に示すように、左側の側板304の上部と右側の側板306の上部との間に渡ってレールダイ324が架設され、レールダイ324に走行レール326が取り付けられている。引き戸340の上端に吊り車342が取り付けられ、吊り車342は走行レール326に走行可能に取り付けられている。従って、引き戸340を走行レール326に吊り下げた状態でスライド移動させることで、出入口330を開閉操作することができる。
また、図9に示すように、引き戸340の下方位置において、室内の床面にガイドローラー360が固定されている。引き戸340の下端に設けた下方に開口する断面コ字形のガイド部344がガイドローラー360に外嵌され、引き戸340の下端はガイド部344およびガイドローラー360によってガイドされている。
(天井100)
天井100は、複数の天井パネル101、102から構成される。それぞれの天井パネル101は、治療スペース50側に配設される放射板110と、放射板110の上側に配設される冷暖房装置200と、冷暖房装置200の上側に配設される断熱材130と、を有する。断熱材130としては、例えばグラスウール等の板材、岩綿吸音板や石膏ボード等を用いることができる。
(放射板110)
放射板110は、ほぼ長方形状の板である。放射板110の材質はアルミニウムが用いられるが、アルミニウム合金、ステンレス鋼、その他の熱伝導率の高い材料を用いてもよい。
(冷暖房装置200)
冷暖房装置200は、冷水または温水が流れる配管(パイプなど)、冷水または温水を配管内に循環させるポンプ、および熱源装置を含む。
配管は、銅管や樹脂管を用いることができる。配管は放射板110の裏面に接するように配置されており伝熱効率を高めることができる。また、配管は放射板110内に設けるようにしてもよい。
熱源装置としては、ヒートポンプや冷温水発生機等が用いられる。熱源装置で温度が調整された冷水(または温水)は配管を循環するように構成されている。
冷暖房装置200の配管に温水または冷水を供給するヒートポンプは、比較的嵩があるので、天井に取り付けるのではなく、医療用ブース10の外側に設置し、あるいは側壁300の外側に取り付けるようにする。すなわち、天井にヒートポンプを取り付けた場合は、ヒートポンプの上面と室内の天井との間の空間が狭くなるため、医療用ブース10の天井100の位置を高く設定することができない。そのため、医療用ブース10内の治療スペース50の高さが低くなる。
それに対して、本実施の形態のように構成することにより、ヒートポンプの容積によってスペースの高さに制約を受けることがないので、医療用ブース10の設計の自由度が上がり、治療スペース50を大きくすることができる。
さらに、本実施の形態では、リクライニングシート20の直上に放射板110を配設したが、輻射による効果を高めるために、リクライニングシート20の直上以外の箇所にも放射板110を配設してもよい。
また、放射板110に設けられた配管とポンプ及び熱源装置とを結ぶ配管は、熱が逃げないように(または熱が入らないように)保温材で保温されていてもよい。配管は、医療用ブース10の側壁300の外側に配置されていてもよいし、側壁300の中を貫通するように設けられていてもよい。
このようにして、天井パネル101の配管と熱源装置との間を冷水(または温水)が循環する循環流路が形成される。
冷暖房装置200を備えた天井パネル101は、医療用ブース10の天井に1枚を設置するようにしてもよく、あるいは複数を医療用ブース10の天井に設置して天井を構成するようにしてもよい。
図4に示すように、天井100には、放射板110を備えた天井パネル101のほか、照明器具124、テレビカメラ121、スピーカ、マイク、火災報知器122、スプリンクラー123、換気扇120などを備えた天井パネル102が配設されている。天井パネル102のテレビカメラ121、スピーカ、マイク、火災報知器122等は、報知部150と接続されている。
天井パネル102は、医療用ブース10の用途および目的、または患者の容体等にあわせて、適宜必要な機能を備えた天井パネル102を選択することができる。
なお、天井パネル102には、換気扇120(静音タイプ)を設けることもできる。換気扇120によって医療用ブース10内の空気を外へ排出することで、安定した換気を行うことができる。医療用ブース10の扉の下端などにおいて床との間に隙間が形成されているため、この隙間から医療用ブース10内へ吸気することができる。
本実施例においては、放射板110を備えた天井パネル101が使用者の直上を囲むように4枚が配置され、照明器具等を備えた天井パネル102が使用者の直上に1枚が配置されている。
(血液透析装置60)
医療用ブース10の治療スペース50には、図3に示すように、椅子、リクライニングシートおよびベッドのうち少なくとも1つが配置される。本実施の形態では、医療用ブース10内に、リクライニングシート20および血液透析装置60が配置されている。
血液透析装置60は、透析装置を制御する制御装置等を収納する筐体、移動用のキャスター、タッチパネル等である操作部、ディスプレイ等である表示部を有する。
血液透析装置60は、患者の血液を体外循環させて血液透析を行う装置である。血液透析装置60は、典型的には、動脈側血液回路、静脈側血液回路、血液ポンプ、ダイアライザ、血液温度センサ、透析液供給装置、および透析液供給路を有する。動脈側血液回路と静脈側血液回路とは血液回路を構成する。
血液回路は、患者から動脈側血液回路を介して導出した血液を、ダイアライザを経由させて、静脈側血液回路を介して患者へ導入するための流路である。血液回路は、例えば塩化ビニル樹脂製のチューブで形成される。動脈側血液回路及び静脈側血液回路それぞれは、患者の血管とダイアライザとを接続する。
動脈側血液回路には、ローラーポンプ等である血液ポンプが設けられる。血液ポンプが正回転することで、動脈側血液回路内に充填された血液がダイアライザ側へ送出され、患者の血液が血液回路内を体外循環する。
(透析治療)
血液透析等を行う際には、患者自身が操作パネルを操作して、リクライニングシート20をリクライニング状態にする。患者は、このリクライニング状態のリクライニングシート20上に横になり、腎臓透析される。
透析の間、患者は操作パネルを操作することで、天井パネルに備えられたモニターをテレビ電話として機能させ、例えば、ナースステーションの看護師と会話をすることができる。
(報知部150)
報知部150は、側壁300や天井100に取り付け(または内蔵し)たモニター等と通信が連動する機能を有するものである。報知部150の形態は、限定するものではないが、例えば、使用者の健康を確認するための計測器、使用状態をモニターするカメラ、外部と連絡するテレビカメラ121、使用者を治療する治療装置、およびナースコール装置の少なくともいずれか1つと接続されている。
本実施の形態において、図3に示すように、報知部150は使用者が操作可能なように側壁300に取り付けられている。そして、報知部150は、ノート型コンピュータまたはタブレット型コンピュータで構成されており、医療用ブース10内の様々な情報を集約して、有線または無線のLANを通じて、医療スタッフの端末に送信される。コンピュータは、パソコンなど汎用的なコンピュータであってもよいし、医療用ブース10に専用のコンピュータであってもよい。
医療用ブース10の天井パネル102に、テレビカメラ121、モニターを使用者が見える位置に設けられているため、使用者は医療スタッフを呼び出すコールスイッチを押してナースコールセンターを呼び出し、専門医または看護師とモニターを介し問診を受けることができる。
また、本実施の形態においては、テレビカメラの映像、計測器の情報、および治療装置の稼働情報は、常に医療スタッフに送信されている。これによって、患者がブース内で透析治療を受けている間に、血圧が急に低下するなど患者の様態が急変した場合であっても、医療スタッフは患者の処置を行うことができる。これにより、使用者のプライバシーを維持しつつも、緊急時には適切な処置を確実に行うことができる。
なお、医療用ブース10のモニターは、通常(異常がないとき)は、テレビ放送、DVD、テレビゲームなどを表示することができるため、長時間を要する治療の退屈および苦痛を低減することができる。
本発明では、使用者宅の一室、介護施設、あるいは医療施設内に本発明の医療用ブース10を組立て設置し、使用者の体調の変化を測定器を用い測定し、テレビカメラ121、モニターを介し医師又は看護師による問診を受けることができるとともに、その問診結果を記録録画し、さらに治療中の患者の様子をテレビカメラ121で監視することができる。
また、医療用ブース10内に設けたテレビカメラ121、モニターを活用し、透析中に、テレビカメラモニターを介しナースコールセンターと対話することで使用者に、安心感を与えることができる。
テレビカメラを常時回線で結び、ナースコールセンターで使用者の体調の変化、異常な行動等を管理監視し対応できる体制を整えておくことができる。
組み立てられた医療用ブース10の治療スペース50内の、使用者の日常の健康管理上必要とする計器計測器を用い、医療用ブース10内の使用者の行動を、テレビカメラ121を用いナースコールセンターで記録録画し、離れて暮らす使用者の健康生活の安否を心配する家族が求める時刻に応じて、記録した健康データ、容姿を写した画像を電子メール等で配信することができる。
使用者の体調の検診を医療用ブース10内に設置した計測器テレビカメラを用い常時、記録録画し、ナースコールセンターで監視管理し、使用者の状態を監視することができる。
また、使用者は、ナースコールセンター、および家族とテレビモニターを用い対話できるようにしてもよい。
(バイタルセンサ)
報知部150は、使用者の生体情報を検出するバイタルセンサを含み、バイタルセンサのデータに基づいて使用者の安否状態が判断される。
バイタルセンサは、患者の体温、脈拍、血圧、呼吸の少なくとも1つ以上を計測器を使って計測することができる。
バイタルセンサによって計測された検知データ信号は、集中管理用のコンピュータである報知部150に入力されるように構成されている。
報知部150に入力された処理データは、安否確認システムのプログラムに基づいて、モニターに患者の安否情報を表示して患者の安否確認が判断できるように構成されている。
報知部150にさらに表示部を備える場合には、表示部は例えば赤色に彩色された表示となるように設定されている。さらに、異常信号を入力した場合に、警報音が発音するようにしてもよく、このようにすることにより、医療スタッフがモニターを監視していない状態であっても、周囲の看護者に注意を喚起すると共に、患者の異常を早急に知らせることができる。
そして、透析中のある患者が異常状態となった場合に、モニターには任意の患者の医療用ブース内の表示部が赤色表示されることになる。この場合に、医療用ブース10は、ブース番号とともに表示されるため、看護者が赤色表示される表示部に対応する医療用ブース10の場所を直ちに認識し迅速に対処をすることができる。
(その他の報知部150)
報知部150は、側壁300の入り口付近に設けられた表示部を含み、表示部は、緊急時に表示部が点灯または表示部の色が変化するように構成されている。
(他の実施形態)
本実施の形態では、換気扇120のみを設けたが、換気扇120に排気ダクトを設けて、紫外線ランプを設けてもよい。この紫外線ランプによって空気中に飛散した菌の殺菌効果を向上させることができる。
さらに、紫外線ランプの上流側および/または下流側に抗菌性高効率フィルター(HEPAフィルター)を設けてもよい。抗菌性高効率フィルターによって、菌の飛散による感染を防止することができる。
したがって、医療用ブース10内の空気が汚染されたとしても清浄された空気を外に排気することができる。このようにすることで、本発明の医療用ブース10で感染症患者などの治療を安全に行うことができる。
(さらに他の実施形態)
本実施の形態では第三種換気の例を示したが、医療用ブース10の気密性を高めて、吸気および排気を管理しつつ空気清浄することで、医療用ブース10をクリーンルームとして使用することもできる。
このようにすることで、免疫疾患患者の治療などを安全に行うことができる。
(さらに他の実施形態)
本発明の医療用ブース10は、災害、大規模事故が発生した場合に、体育館、大型テントなどの空間内に本発明の医療用ブースを設置して使用することができるため、特設の診療所として使用することができる。
本発明の医療用ブース10は、組み立て式となっているため、運搬、組み立てが容易に行える。また、本発明の冷暖房装置200は、配管内の水が循環式であるため、設営後は一度水を入れると冷暖房装置200を使用することができるためである。
さらに、本発明の医療用ブース10は、クリーンルームを簡易に設営することができるため、災害時等の仮設の手術室などの用途に用いることもできる。
本発明では、さらに次のように構成してもよい。
(1)医療用ブースの側壁に排気ダクトを設けることができる。
(2)手持ちカメラ(オプション)で治療している患部を医療スタッフに診てもらうこともできる。
(3)治療スペースの大きさは、ベッドを出し入れできる間取りと、スペースが必要である。
(4)天井パネルに、上記実施形態で示した部材以外に、スピーカ、スプリンクラー、火災報知器、マイクカメラ等を設置してもよい。
(5)本発明の医療用ブースによれば、避難所で簡易の診療所を作ることができる。
(6)医療ブースのメンテナンス時に、天井パネルの一部を配管のついた状態で降ろすことができる。
(7)通信用PCは、モニター、スピーカ、カメラ、マイクと接続することもできる。さらに透析装置とも接続して、アラームと連動させてもよい。
医療スタッフは、リアルタイムで常時監視することができる。
本発明においては、側壁300が『側壁』に相当し、天井100が『天井』に相当し、天井パネル101、102が『天井パネル』に相当し、治療スペース50が『治療スペース』に相当し、冷暖房装置200が『冷暖房装置』に相当し、報知部150が『報知部』に相当し、医療用ブース10が『医療用ブース』に相当し、血液透析装置60が『血液透析装置』に相当し、テレビカメラ121が『テレビカメラ』に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
10 医療用ブース
50 治療スペース
60 血液透析装置
100 天井
101、102 天井パネル
121 テレビカメラ
150 報知部
200 冷暖房装置
300 側壁

Claims (5)

  1. 間仕切りから構成される側壁と、天井パネルと、を有し、内部に使用者の治療スペースが設けられる医療用ブースであって、
    前記医療用ブースは室内に設置され、前記治療スペースは前記室内の空間から分離されており、
    前記天井パネルに冷暖房装置が設けられ、
    前記側壁および/または前記天井パネルに、前記使用者の治療状態を外部に報知する報知部が設けられている、医療用ブース。
  2. 前記報知部は、前記使用者の健康を確認するための計測器、前記使用者の状態をモニターするカメラ、外部と連絡するテレビカメラ、前記使用者を治療する治療装置、およびナースコール装置の少なくともいずれか1つと接続される、請求項1に記載の医療用ブース。
  3. 前記冷暖房装置は、冷水または温水が流れる配管、および冷水または温水を前記配管内に循環させるポンプを含む、請求項1または2に記載の医療用ブース。
  4. 前記天井パネルは、前記冷暖房装置が配設される第1の領域と、前記第1の領域以外の第2領域と、を有し、
    前記第2領域に、照明器具および前記報知部が配設され、
    前記報知部は、前記使用者の状態をモニターするカメラ、および外部と連絡するテレビカメラを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の医療用ブース。
  5. 前記冷暖房装置は、輻射熱を放射する熱輻射部を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の医療用ブース。
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