JP2799390B2 - 記録装置におけるペン昇降装置 - Google Patents

記録装置におけるペン昇降装置

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JP2799390B2
JP2799390B2 JP1127836A JP12783689A JP2799390B2 JP 2799390 B2 JP2799390 B2 JP 2799390B2 JP 1127836 A JP1127836 A JP 1127836A JP 12783689 A JP12783689 A JP 12783689A JP 2799390 B2 JP2799390 B2 JP 2799390B2
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JP
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pen
plunger
return spring
carriage
arm
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直孝 佐々木
謙二 菅谷
俊一 川俣
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日本サーボ株式会社
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は記録装置におけるペン昇降装置、特にプロッ
タ装置におけるペン昇降装置に関するものである。
(従来技術) 第3図は従来の作図用プロッタ装置を示し、1はプラ
テン、2は記録用紙、3はペンキャリッジ、4はペン、
5は記録用紙駆動ローラ、6はピンチローラ、7はキャ
リッジガイドシャフト、8はペンストッカ、9はキャリ
ッジガイドシャフト7に対しペンキャリッジ3を回動せ
しめるため前記キャリッジガイドシャフト7を中心とし
て記録ペン保持位置と対向する位置で設けたアーム、10
はこのアーム9を上下に駆動するためのペン上下装置で
あり、記録用紙2は記録用駆動ローラ5によってプラテ
ン1上でX方向に移動され、ペンキャリッジ3がY方向
に移動され、ペン4によって記録用紙2上に作図され
る。
第4図及び第5図は上記ペン上下装置10を示し、11は
その一端下面をペンキャリッジ3のアーム9の上面を当
接せしめたレバー、12はこのレバー11を回動自在に支持
するシャフト、13は前記レバー11の他端を支持するプラ
ンジャ、14はこのプランジャ13を上下動せしめるアクチ
ュエータとしての直動ソレノイド、15はプランジャの復
帰バネ、16は前記レバー11の中央部下面から突出する上
昇位置規制アームである。
第4図はペン4が記録用紙2から離れている状態を、
第5図はペン4が記録用紙2に接している状態を示す。
今第5図のように直動ソレノイド14に通電されてペン4
が記録用紙2に接している状態で直動ソレノイド14の通
電を遮断すると第4図のようになる。第4図で直動ソレ
ノイド14には通電されておらず、従って直動ソレノイド
14のプランジャ13に備えられたプランジャの復帰バネ15
によりレバー11の他端が所定の位置まで持ち上げられて
いる。レバー11はレバー支持シャフト12を中心として回
転自在であり、レバー11と一体化された上昇位置規制ア
ーム16はレバー11の他端の上昇と共に図示矢印方向に回
転する。この上昇位置規制アーム16の近傍には上昇位置
規制アーム16の回転動作を規制するストッパ17が設けら
れており、従ってプランジャの復帰バネ15によるレバー
11の他端の上昇位置規制はアーム16とストッパ17が接す
る位置で規制される。直動ソレノイド14のプランジャ13
がプランジャの復帰バネ15により上昇することによって
ペン4は記録用紙2から持ち上げられるがこのペン上昇
位置は、前述のように上昇位置規制アーム16とストッパ
17の接する位置で規制される。このストッパ17の位置は
ペン4が確実に記録用紙2から離れると共に、複数の交
換用ペンを収納しているペンストッカ8の高さ位置と所
定の関係位置を持ち、ペン交換が確実に行われるよう決
定されており、その時のペン先と記録用紙2の距離がお
よそ4〜5mmとなるように位置決めされている。しか
し、個々の構成部品の仕上がり精度や組み付け精度の関
係で、ストッパ17に位置は装置の組立工程で調整される
ことになる。
(発明が解決しようとする課題) 然しながら直動ソレノイド14の吸引特性及び従来のプ
ランジャの復帰バネ15のバネ特性は第6図に示すように
プランジャの復帰バネ15の長さXが最小値に近づくにつ
れて直動ソレノイド14の吸引力Fが第6図の曲線aに示
すように非線形に大きくなり、一方プランジャの復帰バ
ネ15の反発力は第6図の曲線bに示すように線形に変化
し、この両者の相殺力となるペン4の下降速度がXが最
小値となる近傍で急に速くなる。その結果ペン4が記録
用紙2に衝接する時大きな音を出し、且つペン先の傷み
が早くなる欠点がある。
この問題の解決策としてペン上下位置と上下速度の閉
ループ制御を行うことが考えられるが、これには複雑な
機構と回路が必要であり高価である。又、ゴムダンパで
解決しようとするとゴムの温度特性で上下動作の速度に
変動を生じ信頼性が低くなる。
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の記録装置におけるペン昇降装置は、キャリッ
ジガイドシャフトによって回動自在に支持したペンキャ
リッジと、このペンキャリッジの一端部に設けたペンホ
ルダと、他端部に形成したアームと、このアームを上下
動せしめるプランジャと、このプランジャを駆動するソ
レノイドと、上記プランジャの復帰バネとより成り、上
記復帰バネが互いにその自由長さの異なる少なくとも2
個のコイルバネであることを特徴とする。
(作用) 本発明の記録装置におけるペン昇降装置においては直
動ソレノイドによる吸引力とプランジャの復帰バネの復
帰バネ特性の相殺結果が略一定となる。
(実施例) 以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明においては第1図に示すようにプランジャの復
帰バネ15として互いにその自由長さの異なる少なくとも
2個のコイルバネ15a,15bを例えば同心状に配置したも
のとし、その合成のバネ特性を第2図の折線eに示すよ
うに少なくともペン4が記録用紙2に衝接する近傍で直
動ソレノイド14の吸引特性曲線aに沿ったものとなるよ
うにする。
本発明の記録装置におけるペン昇降装置は上記のよう
な構成であるから直動ソレノイド14の吸引力とプランジ
ャの復帰バネ15の反発力との相殺結果を少なくともプラ
ンジャの復帰バネ15の長さXが最小値に近い部分で略一
定とすることが出来、従ってペン4が記録用紙2に衝接
する近傍でペン2の下降速度が急激に増加する等のこと
がない。
(発明の効果) 本発明の記録装置におけるペン昇降装置によればペン
の衝接する際の騒音を防止出来、オフィス環境に適した
低騒音プロッタを安価に提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録装置におけるペン昇降装置の説明
図、第2図はその特性線図、第3図は従来の記録装置の
説明図、第4図,第5図は従来のペン昇降装置の説明
図、第6図はその特性線図である。 1……プラテン、2……記録用紙、3……ペンキャリッ
ジ、4……ペン、5……記録用紙駆動ローラ、6……ピ
ンチローラ、7……キャリッジガイドシャフト、8……
ペンストッカ、9……アーム、10……ペン上下装置、11
……レバー、12……レバー支持シャフト、13……プラン
ジャ、14……直動ソレノイド、15……プランジャの復帰
バネ、15a,15b……コイルバネ、16……上昇位置規制ア
ーム、17……ストッパ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−159298(JP,A) 特開 昭60−220799(JP,A) 実開 昭58−56919(JP,U) 実開 昭58−128035(JP,U) 実開 昭63−87087(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43L 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリッジガイドシャフトによって回動自
    在に支持したペンキャリッジと、このペンキャリッジの
    一端部に設けたペンホルダと、他端部に形成したアーム
    と、このアームを上下動せしめるプランジャと、このプ
    ランジャを駆動するソレノイドと、上記プランジャの復
    帰バネとより成り、上記復帰バネが互いにその自由長さ
    の異なる少なくとも2個のコイルバネであることを特徴
    とする記録装置におけるペン昇降装置。
JP1127836A 1989-05-23 1989-05-23 記録装置におけるペン昇降装置 Expired - Lifetime JP2799390B2 (ja)

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