JP2799349B2 - 飼料製造方法 - Google Patents
飼料製造方法Info
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- JP2799349B2 JP2799349B2 JP1116787A JP11678789A JP2799349B2 JP 2799349 B2 JP2799349 B2 JP 2799349B2 JP 1116787 A JP1116787 A JP 1116787A JP 11678789 A JP11678789 A JP 11678789A JP 2799349 B2 JP2799349 B2 JP 2799349B2
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- Japan
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- cooker
- oil
- raw material
- little
- processed
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Fodder In General (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、飼料の製造方法に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、飼料を製造する方法として、例えば、油温脱水
方法が用いられており、同油温脱水方法は、予め加熱さ
れた油を熱媒体として、クッカー内に投入した動物、魚
貝類等の原料を加熱し、さらに、同クッカー内の減圧処
理を行うことにより、原料の脱水処理を行うとともに、
異臭成分をも取り去っていた。
方法が用いられており、同油温脱水方法は、予め加熱さ
れた油を熱媒体として、クッカー内に投入した動物、魚
貝類等の原料を加熱し、さらに、同クッカー内の減圧処
理を行うことにより、原料の脱水処理を行うとともに、
異臭成分をも取り去っていた。
その後、圧搾機等で処理物を油分と固形物とに分離
し、同固形物より飼料や肥料等を製造していた。
し、同固形物より飼料や肥料等を製造していた。
しかも、その操作は、クッカー内に大量の原料を投入
して加熱、減圧処理を行い、大量の飼料を製造してい
た。
して加熱、減圧処理を行い、大量の飼料を製造してい
た。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところが、かかる油温脱水方法でもって飼料を製造す
る場合、大量の原料をクッカー内へ投入するため、大量
の原料によってクッカー内の熱媒体としての油の温度が
低下し、その為に、原料から含水分の分離蒸散がしにく
くなって、処理時間をも非常に長くかかっていた。
る場合、大量の原料をクッカー内へ投入するため、大量
の原料によってクッカー内の熱媒体としての油の温度が
低下し、その為に、原料から含水分の分離蒸散がしにく
くなって、処理時間をも非常に長くかかっていた。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明では、内部を減圧したクッカー内に収容した動
物、魚貝類等の原料を、予め加熱された魚油、植物油、
動物油等の熱媒体によって加熱して、上記原料中の水分
をクッカー内で蒸散すると共に、処理した上記原料をク
ッカーより取出して圧搾機等によって油分と処理物とに
分離させてなる飼料製造方法において、クッカーを後方
終端側に向けて上り勾配の傾斜状に配置すると共に、ク
ッカー内には螺旋状に多数の羽根を取付けた回転軸を収
納し、しかもクッカーの後部には熱媒体としての加熱油
を収納するための給油口を設け、更にはクッカーには真
空ポンプを連結してクッカー内を減圧することができる
ように構成し、また、クッカーの投入口には投入パイプ
を立設し、投入パイプの上下部にプレートバルブを取付
けて、上下のプレートバルブの交互の開閉操作により原
料をクッカー内へ少量づつ供給し、かつクッカーの排出
口には排出パイプを垂設し、同排出パイプの上下部にプ
レートバルブを取付けて、上下のプレートバルブの交互
の開閉操作により処理原料をクッカー外へ少量づつ取出
すようにしたことを特徴とする飼料製造方法を提供せん
とするものである。
物、魚貝類等の原料を、予め加熱された魚油、植物油、
動物油等の熱媒体によって加熱して、上記原料中の水分
をクッカー内で蒸散すると共に、処理した上記原料をク
ッカーより取出して圧搾機等によって油分と処理物とに
分離させてなる飼料製造方法において、クッカーを後方
終端側に向けて上り勾配の傾斜状に配置すると共に、ク
ッカー内には螺旋状に多数の羽根を取付けた回転軸を収
納し、しかもクッカーの後部には熱媒体としての加熱油
を収納するための給油口を設け、更にはクッカーには真
空ポンプを連結してクッカー内を減圧することができる
ように構成し、また、クッカーの投入口には投入パイプ
を立設し、投入パイプの上下部にプレートバルブを取付
けて、上下のプレートバルブの交互の開閉操作により原
料をクッカー内へ少量づつ供給し、かつクッカーの排出
口には排出パイプを垂設し、同排出パイプの上下部にプ
レートバルブを取付けて、上下のプレートバルブの交互
の開閉操作により処理原料をクッカー外へ少量づつ取出
すようにしたことを特徴とする飼料製造方法を提供せん
とするものである。
(ホ) 作用及び効果 この発明では、クッカーの投入口の開閉弁を開閉させ
ることによって、投入口より、少量づつ動物、魚貝類等
の原料をクッカー内へ投入し、そして、クッカー内へ予
め供給された熱媒体たる油の温度の低下を防止すること
ができる。
ることによって、投入口より、少量づつ動物、魚貝類等
の原料をクッカー内へ投入し、そして、クッカー内へ予
め供給された熱媒体たる油の温度の低下を防止すること
ができる。
そのために、クッカー内にて処理される動物、魚貝類
等の原料から常に一定量の水分を分離蒸散させることが
でき、さらに、、原料の処理時間を短くすると共に、処
理された蛋白飼料を含水分の少ない高品質なものにする
ことができる また、クッカーの排出口の開閉弁を開閉させて、少量
づつ処理物を取り出すことによ、連続的に処理物をクッ
カー内より回収できる。
等の原料から常に一定量の水分を分離蒸散させることが
でき、さらに、、原料の処理時間を短くすると共に、処
理された蛋白飼料を含水分の少ない高品質なものにする
ことができる また、クッカーの排出口の開閉弁を開閉させて、少量
づつ処理物を取り出すことによ、連続的に処理物をクッ
カー内より回収できる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図
及び第2図は、本発明の飼料製造方法を実施する製造装
置を示したものであり、同製造装置(A)は、原料コン
テナとクッカーと圧搾機等よりなり、(1)は、原料コ
ンテナで、食品工場、料理店、家庭等から排出される原
料としての魚貝類、動物肉等を収納している。
及び第2図は、本発明の飼料製造方法を実施する製造装
置を示したものであり、同製造装置(A)は、原料コン
テナとクッカーと圧搾機等よりなり、(1)は、原料コ
ンテナで、食品工場、料理店、家庭等から排出される原
料としての魚貝類、動物肉等を収納している。
この原料コンテナ(1)は、スキップホイスト(2)
でもって上方向へ引き揚げられ、原料ホッパー(3)の
真上で反転させ、原料を原料ホッパー(3)へ収納す
る。
でもって上方向へ引き揚げられ、原料ホッパー(3)の
真上で反転させ、原料を原料ホッパー(3)へ収納す
る。
次に、原料ホッパー(3)に設けた投入口(3a)に
は、クッカーの投入パイプ(4)を介してクッカーを連
通しており、同パイプ(4)の上下部に、開閉弁として
のプレートバルブ(5a)(5b)を一定の間隔をあけて取
付けている。
は、クッカーの投入パイプ(4)を介してクッカーを連
通しており、同パイプ(4)の上下部に、開閉弁として
のプレートバルブ(5a)(5b)を一定の間隔をあけて取
付けている。
第3a図及び第3b図は、このプレートバルブ(5a)(5
b)の操作を示したものであり、第3a図に示すように、
まず、下部のプレートバルブ(5b)を閉じ、上部のプレ
ートバルブ(5a)を開き、投入パイプ(4)内へ原料
(A)を落下し、さらに、第3b図に示したように、上部
のプレートバルブ(5a)を閉じ、下部のプレートバルブ
(5b)を開き、投入パイプ(4)へ落し込まれた原料を
クッカー内に投入する。
b)の操作を示したものであり、第3a図に示すように、
まず、下部のプレートバルブ(5b)を閉じ、上部のプレ
ートバルブ(5a)を開き、投入パイプ(4)内へ原料
(A)を落下し、さらに、第3b図に示したように、上部
のプレートバルブ(5a)を閉じ、下部のプレートバルブ
(5b)を開き、投入パイプ(4)へ落し込まれた原料を
クッカー内に投入する。
また、第3a図に示すように、下部のプレートバルブ
(5b)を閉じ、上部のプレートバルブ(5a)を開き、原
料ホッパー(3)より投入パイプ(4)内へ原料を落下
させる。
(5b)を閉じ、上部のプレートバルブ(5a)を開き、原
料ホッパー(3)より投入パイプ(4)内へ原料を落下
させる。
このように、上記のバルブ操作を繰り返して、クッカ
ー内へ少量づつ、定量の原料をクッカー内に投入するよ
うに構成している。
ー内へ少量づつ、定量の原料をクッカー内に投入するよ
うに構成している。
さらに、投入量を設定する場合、上下部のプレートバ
ルブ(5a)及び(5b)の間隔を変え、また投入パイプ
(4)の径等を変えることによりその調節を行うことが
できる。
ルブ(5a)及び(5b)の間隔を変え、また投入パイプ
(4)の径等を変えることによりその調節を行うことが
できる。
また、投入パイプ(4)に取り付けるバルブもプレー
トバルブに制限する必要もなく、ロータリーバルブや電
磁弁等各種のバルブを使用できる。
トバルブに制限する必要もなく、ロータリーバルブや電
磁弁等各種のバルブを使用できる。
次に、クッカーの構造について説明すると、第2図に
示すように、本実施例は、クッカーを第1クッカー
(6)と第2クッカー(7)とより形成しており、第1
クッカー(6)内で油温減圧処理した原料を連結管
(8)より第2クッカー(7)に搬送し、同クッカー
(7)で再び油温・減圧処理を行うように構成してい
る。
示すように、本実施例は、クッカーを第1クッカー
(6)と第2クッカー(7)とより形成しており、第1
クッカー(6)内で油温減圧処理した原料を連結管
(8)より第2クッカー(7)に搬送し、同クッカー
(7)で再び油温・減圧処理を行うように構成してい
る。
本実施例では、第1クッカー(6)及び第2クッカー
(7)を、直径500mm、長さ4000mmに形成しており、し
かも、支持台(M)を介してそれぞれ後方に向けて上り
勾配とした傾斜状に配置すると共に、第1クッカー
(6)の後部に設けた排出口の真下に第2クッカー
(7)の投入口を配設し、搬送連結管(8)に連通連結
している。
(7)を、直径500mm、長さ4000mmに形成しており、し
かも、支持台(M)を介してそれぞれ後方に向けて上り
勾配とした傾斜状に配置すると共に、第1クッカー
(6)の後部に設けた排出口の真下に第2クッカー
(7)の投入口を配設し、搬送連結管(8)に連通連結
している。
そして、第1クッカー(6)と第2クッカー(7)と
の後部には、熱媒体としての加熱油を収納するための給
油口(6a)(7a)を設け、同給油口(6a)(7a)にオイ
ルポンプ(P)を介してオイルタンク(T)を接続して
いる。
の後部には、熱媒体としての加熱油を収納するための給
油口(6a)(7a)を設け、同給油口(6a)(7a)にオイ
ルポンプ(P)を介してオイルタンク(T)を接続して
いる。
かかる第1クッカー(6)には、真空ポンプ(S)を
連結しており、オイルタンク(T)より予め95℃以上に
加熱された加熱油を入れて、原料(a)を加熱しながら
同クッカー(6)内を10〜20mmHgに減圧して原料(a)
の油温処理を行う。
連結しており、オイルタンク(T)より予め95℃以上に
加熱された加熱油を入れて、原料(a)を加熱しながら
同クッカー(6)内を10〜20mmHgに減圧して原料(a)
の油温処理を行う。
さらに、第1クッカー(6)内には、回転自在とした
撹拌羽根(9)を収納しており、同羽根(9)によって
油と原料(a)とを撹拌し、しかも処理された原料
(a)を同クッカー(6)内の後部方向へ輸送し、排出
口に取付けた搬送連結管(8)より第2クッカー(7)
へ搬送される。
撹拌羽根(9)を収納しており、同羽根(9)によって
油と原料(a)とを撹拌し、しかも処理された原料
(a)を同クッカー(6)内の後部方向へ輸送し、排出
口に取付けた搬送連結管(8)より第2クッカー(7)
へ搬送される。
本実施例では、撹拌羽根(9)を第1クッカー内に回
転軸(9a)を回転自在に架設し、同回転軸(9a)に螺旋
状に多数の羽根(9b)を取付けている。
転軸(9a)を回転自在に架設し、同回転軸(9a)に螺旋
状に多数の羽根(9b)を取付けている。
また、かかる回転軸(9a)の一端には、モーター
(m)を取付け、同モーター(m)によって回転羽根を
回転させ、原料(a)の撹拌と搬送を行うように構成し
ている。
(m)を取付け、同モーター(m)によって回転羽根を
回転させ、原料(a)の撹拌と搬送を行うように構成し
ている。
また、かかる第2クッカー(7)は、上記の第1クッ
カー(6)と同様に形成されており、オイルタンク
(T)より予め95℃以上に加熱された加熱油を入れて、
原料(a)を加熱しながら真空ポンプ(S)によって74
0〜760mmHgに減圧するように構成している。さらに、第
2クッカー(7)に設けた撹拌羽根(9)によって同ク
ッカーの原料(a)をクッカー(7)の後部に搬送する
ようにしている。
カー(6)と同様に形成されており、オイルタンク
(T)より予め95℃以上に加熱された加熱油を入れて、
原料(a)を加熱しながら真空ポンプ(S)によって74
0〜760mmHgに減圧するように構成している。さらに、第
2クッカー(7)に設けた撹拌羽根(9)によって同ク
ッカーの原料(a)をクッカー(7)の後部に搬送する
ようにしている。
そして、かかるクッカー(6)(7)内の原料(a)
は、加熱油が組織中に浸透し、組織内部を均一に加熱し
て、組織自体は、約90〜100℃に保持され、しかも、組
織内部が加熱されていくと、自己保有水分は脱水されて
いき、含水率が6%以下となる。
は、加熱油が組織中に浸透し、組織内部を均一に加熱し
て、組織自体は、約90〜100℃に保持され、しかも、組
織内部が加熱されていくと、自己保有水分は脱水されて
いき、含水率が6%以下となる。
さらに、組織そのものが熱変性により破壊されて、水
分と共に揮発性化合物、例えば、カルボニル化合物、ト
リメチルアミン、アンモニア等を蒸散分離し、同時に組
織中のゼラチン、水溶性蛋白質は熱変性を生じて凝固し
て、その流出を防止する。
分と共に揮発性化合物、例えば、カルボニル化合物、ト
リメチルアミン、アンモニア等を蒸散分離し、同時に組
織中のゼラチン、水溶性蛋白質は熱変性を生じて凝固し
て、その流出を防止する。
本実施例では、第2クッカー(7)内を、上記のよう
に高い減圧状態に調整しているため、原料(a)の内部
まで圧力が作用し、同時に含水分の分離、蒸散が円滑に
行われるようになって、原料中の含水率を均一分布で低
率な状態に調整できるものである。
に高い減圧状態に調整しているため、原料(a)の内部
まで圧力が作用し、同時に含水分の分離、蒸散が円滑に
行われるようになって、原料中の含水率を均一分布で低
率な状態に調整できるものである。
このように、第1クッカー(6)と第2クッカー
(7)とを連結管(8)でもって連通連結し、原料
(a)を投入口(3a)より少量づつ定量に調整しながら
投入することにより、連続的に油温減圧処理を行うよう
にしている。
(7)とを連結管(8)でもって連通連結し、原料
(a)を投入口(3a)より少量づつ定量に調整しながら
投入することにより、連続的に油温減圧処理を行うよう
にしている。
次に、第2クッカー(7)の後部には、排出口を設
け、同排出口に排出パイプ(10)を介してスクリューコ
ンベア(12)の基端部(12a)に連結し、上記排出パイ
プ(10)には、その上下部に、それぞれ開閉弁としての
プレートバルブ(11a)及び(11b)を設けてある。
け、同排出口に排出パイプ(10)を介してスクリューコ
ンベア(12)の基端部(12a)に連結し、上記排出パイ
プ(10)には、その上下部に、それぞれ開閉弁としての
プレートバルブ(11a)及び(11b)を設けてある。
かかるプレートバルブ(11a)(11b)は、前記した第
1クッカー(6)の投入パイプ(4)に設けたプレート
バルブ(5a)(5b)と同じ使用をさせるものであり、第
2クッカー(7)内の処理物をプレートバルブ(11a)
(11b)を交互に開閉させて、少量づつ抜き取り、スク
リューコンベア(12)へ落下させるものである。
1クッカー(6)の投入パイプ(4)に設けたプレート
バルブ(5a)(5b)と同じ使用をさせるものであり、第
2クッカー(7)内の処理物をプレートバルブ(11a)
(11b)を交互に開閉させて、少量づつ抜き取り、スク
リューコンベア(12)へ落下させるものである。
スクリューコンベア(12)は、第2図に示すように、
急傾斜に設置し、この傾斜角度を利用して回収物から油
を分散流下させるように構成している。
急傾斜に設置し、この傾斜角度を利用して回収物から油
を分散流下させるように構成している。
そして、スクリューコンベア(12)の先端部(12b)
には、連結シュート(13)を垂設して中間ホッパー(1
4)を連結し、更に、この中間ホッパー(14)よりスク
リューコンベア(15)(16)を介設して遠心分離機(1
7)に連結させ、ここで処理物中の油分を分離するもの
である。
には、連結シュート(13)を垂設して中間ホッパー(1
4)を連結し、更に、この中間ホッパー(14)よりスク
リューコンベア(15)(16)を介設して遠心分離機(1
7)に連結させ、ここで処理物中の油分を分離するもの
である。
そして、遠心分離機(17)からのスクリューコンベア
(18)より固形分を取出して、蛋白飼料・窒素肥料を製
造する。
(18)より固形分を取出して、蛋白飼料・窒素肥料を製
造する。
上記のような構造の製造装置(A)を利用して製造し
た蛋白飼料及び窒素肥料中には、蛋白70〜80%程度が含
まれ、含水分も4〜6%、含油分6〜8%と高品質の製
品として回収することができる。
た蛋白飼料及び窒素肥料中には、蛋白70〜80%程度が含
まれ、含水分も4〜6%、含油分6〜8%と高品質の製
品として回収することができる。
以上、本発明によれば、第1クッカー(6)と第2ク
ッカー(7)とを連結し、投入パイプ(4)及び排出パ
イプ(10)へそれぞれ二重のバルブを取り付け、このバ
ルブの開閉操作によって原料(a)の投入を連続的に少
量づつ調整できるようにし、同時に、処理物の排出量も
同様に連続的に少量ずつ調整できるようにしている。
ッカー(7)とを連結し、投入パイプ(4)及び排出パ
イプ(10)へそれぞれ二重のバルブを取り付け、このバ
ルブの開閉操作によって原料(a)の投入を連続的に少
量づつ調整できるようにし、同時に、処理物の排出量も
同様に連続的に少量ずつ調整できるようにしている。
かかる方法により、第1クッカー(6)の投入口(3
a)の開閉弁を開閉させることによって、投入口(3a)
より、少量ずつ動物、魚貝類等の原料を第1クッカー
(6)内へ投入し、また、第2クッカー(7)に搬送
し、そして、各クッカー(6)(7)内へ予め供給され
た熱媒体たる油の温度の低下を防止することができる。
a)の開閉弁を開閉させることによって、投入口(3a)
より、少量ずつ動物、魚貝類等の原料を第1クッカー
(6)内へ投入し、また、第2クッカー(7)に搬送
し、そして、各クッカー(6)(7)内へ予め供給され
た熱媒体たる油の温度の低下を防止することができる。
そのために、各クッカー(6)(7)内にて処理され
る動物、魚貝類等の原料から常に一定量の水分を分離蒸
散させることができ、さらに、原料の処理時間を短くす
ると共に、処理された蛋白飼料・窒素肥料を含水分の少
ない高品質なものにすることができる。
る動物、魚貝類等の原料から常に一定量の水分を分離蒸
散させることができ、さらに、原料の処理時間を短くす
ると共に、処理された蛋白飼料・窒素肥料を含水分の少
ない高品質なものにすることができる。
また、第2クッカー(7)の排出口の開閉弁を開閉さ
せて、少量づつ処理物を取り出すことにより、連続的に
処理物を同クッカー(7)内より回収できる。
せて、少量づつ処理物を取り出すことにより、連続的に
処理物を同クッカー(7)内より回収できる。
第1図及び第2図は、それぞれ本発明の飼料・肥料製造
方法の装置を示した平面図及び側面図。 第3a図及び第3b図は、本発明方法の要部を示した開閉弁
の操作説明図。 (A):製造装置 (6):第1クッカー (7):第2クッカー
方法の装置を示した平面図及び側面図。 第3a図及び第3b図は、本発明方法の要部を示した開閉弁
の操作説明図。 (A):製造装置 (6):第1クッカー (7):第2クッカー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−126463(JP,A) 特開 昭61−239846(JP,A) 特開 昭60−66943(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23K 1/00 A23K 1/10 A23K 1/18
Claims (1)
- 【請求項1】内部を減圧したクッカー内に収容した動
物、魚貝類等の原料を、予め加熱された魚油、植物油、
動物油等の熱媒体によって加熱して、上記原料中の水分
をクッカー内で蒸散すると共に、処理した上記原料をク
ッカーより取出して圧搾機等によって油分と処理物とに
分離させてなる飼料製造方法において、 クッカーを後方終端側に向けて上り勾配の傾斜状に配置
すると共に、クッカー内には螺旋状に多数の羽根を取付
けた回転軸を収納し、しかもクッカーの後部には熱媒体
としての加熱油を収納するための給油口を設け、更には
クッカーには真空ポンプを連結してクッカー内を減圧す
ることができるように構成し、また、クッカーの投入口
には投入パイプを立設し、投入パイプの上下部にプレー
トバルブを取付けて、上下のプレートバルブの交互の開
閉操作により原料をクッカー内へ少量づつ供給し、かつ
クッカーの排出口には排出パイプを垂設し、同排出パイ
プの上下部にプレートバルブを取付けて、上下のプレー
トバルブの交互の開閉操作により処理原料をクッカー外
へ少量づつ取出すようにしたことを特徴とする飼料製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1116787A JP2799349B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 飼料製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1116787A JP2799349B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 飼料製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335762A JPH0335762A (ja) | 1991-02-15 |
JP2799349B2 true JP2799349B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=14695692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1116787A Expired - Fee Related JP2799349B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 飼料製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2799349B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61137311A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | 松下電器産業株式会社 | 導電ペ−スト |
JPS61137312A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | 松下電器産業株式会社 | 電極ペ−スト |
JPS61137310A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | 松下電器産業株式会社 | 電極材料 |
JPS61139017A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-26 | 松下電器産業株式会社 | 電極材料 |
KR101109809B1 (ko) | 2003-06-26 | 2012-03-14 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 도공 페이스트용 결합제 수지 |
CN104278746A (zh) | 2006-04-27 | 2015-01-14 | 杰弗里·艾伦·帕克 | 铸造结构连接件 |
JP5224722B2 (ja) * | 2007-05-17 | 2013-07-03 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂組成物、導電ペースト及びセラミックペースト |
EP2360207B1 (en) | 2008-11-13 | 2013-10-09 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Polyvinyl acetal resin composition |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6066943A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-17 | Kazuo Ukimura | 動物,魚介類の飼料製造方法 |
JPH0622447B2 (ja) * | 1985-04-12 | 1994-03-30 | 修三 中園 | 脂身の処理法 |
JPH0716367B2 (ja) * | 1986-11-14 | 1995-03-01 | 修三 中園 | 養魚用餌料の製造法 |
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1989
- 1989-05-09 JP JP1116787A patent/JP2799349B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0335762A (ja) | 1991-02-15 |
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