JP2799336B2 - 箱詰め方法と装置 - Google Patents

箱詰め方法と装置

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JP2799336B2 JP30978489A JP30978489A JP2799336B2 JP 2799336 B2 JP2799336 B2 JP 2799336B2 JP 30978489 A JP30978489 A JP 30978489A JP 30978489 A JP30978489 A JP 30978489A JP 2799336 B2 JP2799336 B2 JP 2799336B2
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一博 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は箱詰めの方法並びに箱詰め装置に関し、さら
に詳しくは、大箱に、2個以上の小箱を同時に投入する
際に双方の箱を損傷させることなく、且つ円滑に投入し
得る方法並びに該機構を有する装置に関する。
従来の技術および発明が解決しようとする問題点 様々な業界において、放送工程は製品の保護、あるい
は流通過程における円滑化という観点から重要な意味を
持つ。幾種類もの包装作業の中で、製品の最小単位であ
る小箱を同時に一定の単位ずつ、より大きな箱へ投入す
る箱詰め作業がある。この種類の包装は、例えば菓子
類、タバコ等の食料品、嗜好品類、あるいは写真用フィ
ルム、音楽用カセットテープ等の化成品、さらには医薬
品をはじめとする広範囲の業種の包装においては、しば
しば必要とされる。
特に医薬品の包装においては、製品の付加価値が高
く、製品自体の破損は言うまでもなく、箱の破損を含む
包装工程に於けるトラブルはそのまま製品全体のクレー
ム(苦情)となる危険性をはらんでいる。このことから
箱詰め工程においても100%の信頼性が確保されなけれ
ばならない。しかしながら、従来、特にこのような医薬
品に関する箱詰め作業を自動的に且つ円滑に行なうよう
に意図された装置は殆ど見あたらず、このような作業の
大半はヒトの手作業に依存するのが常であった。従っ
て、ヒトの熟練度に応じて作業速度が異なること、ま
た、不注意による製品の不備が生じる可能性も皆無では
ないといった問題があった。さらには、一連の工程の省
力化、省人化を図るうえで、作業の流れを中断させる
「問題箇所」となっていた。
ところで、小箱を集積した状態で大箱に投入する方法
としては、従来より主としてラップアラウンド方式とワ
ンタッチ箱方式とが知られている。ラップアラウンド方
式では、展開図様に平面的に展開した外箱の中に集積さ
れた小箱をセッティング後、これを包み込むように外箱
を組み上げていくものであるが、該方法は特に大型のダ
ンボール等を外箱とした場合にしばしば適用されてい
る。
一方、ワンタッチ箱方式では、外箱をワンタッチ操作
で開けば、小箱を投入可能な状態に容易に組み立てるこ
とのできる点が大きな特長と考えられ、本願発明はこの
方式を利用した箱詰め包装工程の自動化技術に関するも
のである。
従来から手作業主体であった包装作業環境のなかで
は、ワンタッチ箱が広く利用されている。この包装工程
を機械化する上では、包装工程それ自体が技術的に容易
なラップアラウンド方式への移行も検討される。ところ
が、ワンタッチ箱方式からラップアラウンド方式への移
行には、パッケージデザインの変更を伴うため、実現に
要する検討課題が大きいことや設備の大幅変更等に伴う
コスト面の制約が大きいことが予想され、実現の可能性
は極めて小さい。
これに対して、ワンタッチ箱方式では、パッケージデ
ザインの変更や設備の大幅変更等が不要なため、包装工
程自体の技術的問題を克服することさえできれば、コス
ト面での制約も少なく実現性の高いものと考えられる。
しかしながら、該ワンタッチ箱方式では、小箱投入時の
円滑な挿入を自動化することは非常に困難であり、これ
が最大の技術的ネックとなっていた。
発明の構成 本発明者はこのような状況を鑑み、研究を重ねた結
果、ワンタッチ箱方式を利用し、100%の信頼性をもっ
て2個以上の小箱を大箱へ同時に投入することが可能な
方法、並びに該方法の実施に使用できる箱詰め装置を提
供する本発明を完成するに至った。
本発明の方法は、2個以上の小箱を集積させ、その集
団の下部が上部よりも狭まったくさび状にし、この状態
のまま小箱の集団を大箱の真上に移動させ大箱に投入す
ることを特徴とするものである。また、本発明の箱詰め
装置は、小箱を押し出して集積させるためのプッシャー
(イ)、および小箱を箱の集団の下部が上部よりも狭ま
ったくさび状に集積させるため、集積される部分の中央
に対して左右のスロープを有する断面が台形状の底板
(ロ)を有する小箱集積部(A)、くさび状に集積され
た小箱の集団を把持し、大箱の真上まで移動させ大箱に
投入するための把持板(ハ)を有する移動部(B)、お
よび小箱を大箱に投入する際の円滑性を助長するための
投入ガイド(ニ)および押し板(ホ)を有する投入部
(C)から構成されることを特徴とする。
包装工程の流れに従って、逐次、小箱集積部に運ばれ
てくる小箱は、プッシャー(イ)によって押し出され一
定量の単位数量の小箱が集団の下部が上部よりも狭まっ
た形状、すなわちくさび状で集積される。集積された小
箱は、小箱の集団の側面を把持するための把持板(ハ)
が装着された移動部(B)によって、くさび状の状態の
まま把持され、収納されるべき大箱の真上に運ばれる。
投入部(C)にすえつけられた大箱には、投入ガイド
(ニ)が作動し、大箱は上蓋を含む三方のフラップおよ
び該投入ガイドによって前後左右をテーパ状にガイドさ
れた状態で小箱の投入を待機する。大箱の真上にある小
箱は下降し、把持板による把持を解除され、押し板
(ホ)によって押し込まれることによって一度に円滑に
大箱へ投入され、一度の箱詰め操作が完了する。
以下にその内容を実施例に対応する第1図、第2図、
および第3図を用いて詳細に説明する。
実施例 第1図において、の方向より送られてきた小箱
(1)は、逐次、プッシャー(イ)によっての方向へ
押し出され、底板(ロ)によりガイドされながら整列、
集積される。この底板(ロ)には左右に直線のスロープ
が施されている。すなわち、図1に示すように、底板
(ロ)は断面が台形の形状を呈し、かくして底板(ロ)
によってガイドされる複数の小箱はその箱の集団の下部
が上部よりも狭まったくさび状に集積されることが可能
となる。集積された小箱はくさび状に整列された状態で
把持板(ハ)により把持される。把持されたくさび状の
小箱の集団は、の動作を経て、集積部(A)から離
れて投入する大箱(2)の真上に移動する。一方、大箱
は投入ガイド(ニ)が作用し、当該投入ガイド(ニ)、
上蓋を含む三方のフラップ(3)によってガイドされ待
機している。この状態で、大箱の真上に移動してきたく
さび状の小箱の集団が下降し、把持板(ハ)による把持
が解除され、押し板(ホ)で押し込まれることによって
大箱に投入される。
第2図は、投入時の経過を側面から説明したものであ
る。で投入ガイドが大箱にセッティングされ、で小
箱が下降を開始する。は、いよいよ小箱が大箱に投入
される瞬間を示しており、小箱の前部(図の左部)は投
入ガイドのテーパ部によりクリアランスが設けられ、小
箱の後部(図の右部)は大箱の後部フラップ(上蓋)に
よりテーパ状にガイドされ、さらに、くさび状の小箱の
集団の左右は、大箱の左右フラップによってガイドされ
る。以上のように、投入される2個以上の小箱を下部が
大箱の間口よりもせまくなるようにくさび状に把持する
ことによって、また、大箱の前後左右をテーパ状に確実
にガイドすることによって、のように100%の信頼性
で投入を完了することができる。
なお、上記の第1図、および第2図を用いた説明にお
いては、直方体の形状を有する5個の小箱を同時に大箱
に投入する例を示したが、投入する小箱の形状、および
数量はこれらに限定されるものではない。すなわち、本
願発明においては、平面的な側面を有する形状で平面的
な把持板で把持され得る小箱であればすべて適用可能で
あり、数量も該把持板で把持され得る限り、何等制約は
ない。ただし、小箱の数量に応じて、大箱のサイズおよ
び小箱集積部の大きさならびに底板の形状は適宜変更さ
れ得る。
発明の効果 本発明の利点とするところは次のとおりである。すな
わち、本発明によって提供される方法、および箱詰め装
置を利用することによって、従来、ヒトの手作業に依存
していた工程を自動的に行なうことが可能となり、作業
の労力と時間が大幅減となった。この結果、製造工程の
自動化の流れの中に本工程を組み込むことが容易になっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の箱詰め装置の好適な実施例の一連の流
れを示す説明図である。第2図は小箱の大箱への投入時
の経過を側面から説明した図である。第3図は投入ガイ
ドを示す図である。 (A)小箱集積部、(イ)プッシャー、(ロ)底板 (B)移動部、(ハ)把持板 (C)投入部、(ニ)投入ガイド、(ホ)押し板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個以上の小箱を、これらがちょうど納ま
    る大きさの大箱に詰める方法であって、2個以上の前記
    小箱をその集団の下部が上部よりも狭まったくさび状に
    集積させ、くさび状に集積された小箱の集団をそのまま
    把持し、前記大箱の真上に移動させて大箱に投入するこ
    とを特徴とする箱詰めの方法。
  2. 【請求項2】2個以上の小箱を、これらがちょうど納ま
    る大きさの大箱に詰める箱詰め装置であって、小箱を押
    し出して集積させるためのプッシャー(イ)、ならびに
    2個以上の小箱を箱の集団の下部が上部よりも狭まった
    くさび状に集積させるための左右のスロープ、および小
    箱を保持するための側板を備えた、断面が台形状の底板
    (ロ)を有する小箱集積部(A)と、くさび状に集積さ
    れた小箱を把持し大箱の真上まで移動させ大箱に投入す
    るための把持板(ハ)を有する移動部(B)と、小箱と
    大箱に投入する際の円滑性を助長するための投入ガイド
    (ニ)を有する投入部(C)から構成されることを特徴
    とする箱詰め装置。
  3. 【請求項3】前記投入ガイド(ニ)が、小箱を大箱に円
    滑に投入するためにクリアランスを設けるためのテーパ
    部を有し、該テーパ部下部に設けられたつめが大箱のフ
    ラップを有しない部分の壁面の内側にセッティングされ
    ることによって大箱に固定され、さらに当該投入ガイド
    は固定された壁面と同方向に伸張する機能を有し、大箱
    のフラップを有する左右の壁面を内側より押し広げ、フ
    ラップを確実に外側に広げるようになっていることを特
    徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の箱詰め装置。
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