JP2798788B2 - 剥離性シート付き位相板 - Google Patents
剥離性シート付き位相板Info
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- JP2798788B2 JP2798788B2 JP2136385A JP13638590A JP2798788B2 JP 2798788 B2 JP2798788 B2 JP 2798788B2 JP 2136385 A JP2136385 A JP 2136385A JP 13638590 A JP13638590 A JP 13638590A JP 2798788 B2 JP2798788 B2 JP 2798788B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として液晶表示パネルの製造に用いられ
る剥離性シート付き位相板に関するものである。
る剥離性シート付き位相板に関するものである。
従来の技術 液晶表示パネルは、基本的には、液晶セルの両側に偏
光板を配置した構成を有する。このうち液晶セルは、透
明の電極層を形成した2枚の基板をスペーサを介して対
向配置し、両基板の間に液晶を封入すると共に周縁を完
全にシールした構成を有する。一方基板としては、光学
的に透明でかつ等方性であることが要求され、従来は専
らガラス板からなる基板が使用されていたが、最近では
合成樹脂フィルムからなる基板も使用されるようになっ
てきている。
光板を配置した構成を有する。このうち液晶セルは、透
明の電極層を形成した2枚の基板をスペーサを介して対
向配置し、両基板の間に液晶を封入すると共に周縁を完
全にシールした構成を有する。一方基板としては、光学
的に透明でかつ等方性であることが要求され、従来は専
らガラス板からなる基板が使用されていたが、最近では
合成樹脂フィルムからなる基板も使用されるようになっ
てきている。
液晶表示パネルは、現在ではOA機器等のディスプレイ
装置として大量に使用されており、特に大型の液晶表示
パネルには、STN(スーパーツイステド・ネマティッ
ク)方式の液晶が利用されている。
装置として大量に使用されており、特に大型の液晶表示
パネルには、STN(スーパーツイステド・ネマティッ
ク)方式の液晶が利用されている。
ところが、このSTN方式は、バックの色調が黄色や緑
色あるいは紺色に着色するためコントラストが悪く、ま
た斜め方向から見るとさらにコントラストが悪くなると
いう視角依存性の問題があった。
色あるいは紺色に着色するためコントラストが悪く、ま
た斜め方向から見るとさらにコントラストが悪くなると
いう視角依存性の問題があった。
しかるに、最近になって、液晶の構造と液晶材料の改
良によって、黒色レベルを上げたコントラストの良い大
容量の単純マトリックス液晶のサンプルが次々と公表さ
れており、高コントラストのほぼ完全な白黒表示のパネ
ルや、これをカラー化したパネルが生産されるようにな
ってきている。
良によって、黒色レベルを上げたコントラストの良い大
容量の単純マトリックス液晶のサンプルが次々と公表さ
れており、高コントラストのほぼ完全な白黒表示のパネ
ルや、これをカラー化したパネルが生産されるようにな
ってきている。
このうち最も注目されるものは、STN液晶セルを2枚
重ねて黄色、緑色あるいは紺色等の着色を消したもので
ある。2層目のセルでは、液晶分子の配列を逆にねじ
り、1層目で生じた着色を元に戻している。つまり液晶
セルのうちの一つを光学的位相機能を有する位相板とし
て用いている。
重ねて黄色、緑色あるいは紺色等の着色を消したもので
ある。2層目のセルでは、液晶分子の配列を逆にねじ
り、1層目で生じた着色を元に戻している。つまり液晶
セルのうちの一つを光学的位相機能を有する位相板とし
て用いている。
この液晶セル2枚重ね方式は、色調を中性色(グレー
色)にしてコントラストを改良しようとするものである
が、液晶セルを2枚用いることは液晶パネルがそれだけ
重くかつ厚くなることを免かれない上、斜め方向から見
ると着色を生ずるという視角依存性の問題もあった。
色)にしてコントラストを改良しようとするものである
が、液晶セルを2枚用いることは液晶パネルがそれだけ
重くかつ厚くなることを免かれない上、斜め方向から見
ると着色を生ずるという視角依存性の問題もあった。
本出願人は、この問題点を解決すべく、特開平1−12
7329号公報において、光学的位相差基板/粘着剤層/剥
離性シートよりなる層構成の光学的位相機能を有する積
層体を提案している。
7329号公報において、光学的位相差基板/粘着剤層/剥
離性シートよりなる層構成の光学的位相機能を有する積
層体を提案している。
発明が解決しようとする課題 上述の特開平1−127329号公報に開示の位相板は、軽
量で破損のおそれもなく、しかも色調の中性色化による
コントラストの改良および視角依存性を改良したもので
あるので、今後の位相板の主流になるものと期待される
が、次のような問題点を有していた。
量で破損のおそれもなく、しかも色調の中性色化による
コントラストの改良および視角依存性を改良したもので
あるので、今後の位相板の主流になるものと期待される
が、次のような問題点を有していた。
すなわち、この位相板の光学的性能を検査するときに
は、検査に先立ち一旦剥離性シートを剥離除去し、検査
終了後にもう一度剥離性シートの貼り直しをしなければ
ならない上、剥離面には粘着剤層が露出するので、検査
自体が行いにくいという煩わしさがあった。
は、検査に先立ち一旦剥離性シートを剥離除去し、検査
終了後にもう一度剥離性シートの貼り直しをしなければ
ならない上、剥離面には粘着剤層が露出するので、検査
自体が行いにくいという煩わしさがあった。
本発明は、このような状況に鑑み、剥離性シートを貼
着した状態のまま光学的検査を行うことのできる剥離性
シート付き位相板を提供することを目的とするものであ
る。
着した状態のまま光学的検査を行うことのできる剥離性
シート付き位相板を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明の剥離性シート付き位相板は、位相板(1)/
貼着性樹脂層(2)/剥離性シート(3)の層構成を有
し、かつ前記剥離性シート(3)がレターデーション値
30nm以下の光等方性シートからなることを特徴とするも
のである。
貼着性樹脂層(2)/剥離性シート(3)の層構成を有
し、かつ前記剥離性シート(3)がレターデーション値
30nm以下の光等方性シートからなることを特徴とするも
のである。
以下本発明を詳細に説明する。
位相板(1) 位相板(1)としては、配向された合成樹脂フィルム
からなる光学的位相差素膜(11)、または該光学的位相
差素膜(11)の少なくとも片面に光等方性非晶質フィル
ム(12)を積層した積層フィルムが用いられる。
からなる光学的位相差素膜(11)、または該光学的位相
差素膜(11)の少なくとも片面に光等方性非晶質フィル
ム(12)を積層した積層フィルムが用いられる。
ここで光学的位相差素膜(11)としては、ガラス転移
点が60℃以上の非晶質の高分子、たとえばポリカーボネ
ート、フェノキシ樹脂、ポリパラバン酸樹脂、フマール
酸樹脂、ポリアミノ酸樹脂、ポリスチレン、ポリスルホ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリビニ
ルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエス
テル、セルロース系高分子などの高分子からなる分子配
向されたフィルムが用いられる。
点が60℃以上の非晶質の高分子、たとえばポリカーボネ
ート、フェノキシ樹脂、ポリパラバン酸樹脂、フマール
酸樹脂、ポリアミノ酸樹脂、ポリスチレン、ポリスルホ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリビニ
ルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエス
テル、セルロース系高分子などの高分子からなる分子配
向されたフィルムが用いられる。
このような光学的位相差素膜(11)は、上述の如き高
分子のフィルムを適当な温度条件下において分子配向さ
せ、さらに必要に応じてエージング(熱緩和)を行うこ
とにより作製される。光学的位相差素膜(11)を延伸に
より得る場合、延伸温度、延伸倍率、エージング温度、
エージング時間などの条件は、使用する高分子の種類に
より異なるので一概に規定することはできないが、たと
えば、延伸温度はガラス転移点以上(特にガラス転移点
より10℃以上高い温度)、延伸倍率は1.1〜8倍程度、
エージング温度はガラス転移点以上、エージング時間は
1〜300秒程度とすることが多い。延伸は一軸方向に行
うのが通常であるが、高分子によっては二軸方向に行う
ことができる場合もある。
分子のフィルムを適当な温度条件下において分子配向さ
せ、さらに必要に応じてエージング(熱緩和)を行うこ
とにより作製される。光学的位相差素膜(11)を延伸に
より得る場合、延伸温度、延伸倍率、エージング温度、
エージング時間などの条件は、使用する高分子の種類に
より異なるので一概に規定することはできないが、たと
えば、延伸温度はガラス転移点以上(特にガラス転移点
より10℃以上高い温度)、延伸倍率は1.1〜8倍程度、
エージング温度はガラス転移点以上、エージング時間は
1〜300秒程度とすることが多い。延伸は一軸方向に行
うのが通常であるが、高分子によっては二軸方向に行う
ことができる場合もある。
このように分子配向は延伸により行うことが多いが、
延伸しなくとも製膜時に分子配向できる液晶高分子やポ
リアミノ酸樹脂はそれ自体が旋光性を有するため、その
まま使用する場合もある。
延伸しなくとも製膜時に分子配向できる液晶高分子やポ
リアミノ酸樹脂はそれ自体が旋光性を有するため、その
まま使用する場合もある。
上に説明した光学的位相差素膜(11)は、それ単独で
位相板(1)として用いることができるが、その少なく
とも片面に光等方性非晶質フィルム(12)が積層された
積層フィルムとして使用することもできる。積層構成の
例としては、(11)/(12)、(12)/(11)/(1
2)、(11)/(12)/(12)、(11)/(11)/(1
2)、(12)/(11)/(11)/(12)、(12)/(1
1)/(12)/(11)/(12)、(12)/(12)/(1
1)/(12)/(12)などがあげられる。各層間には接
着剤層を介在させることもできる。ここで光等方性非晶
質フィルム(12)としては、後述の剥離性シート(3)
の説明の項で述べるような光等方性を有する単層または
複層の光等方性シートが用いられる。
位相板(1)として用いることができるが、その少なく
とも片面に光等方性非晶質フィルム(12)が積層された
積層フィルムとして使用することもできる。積層構成の
例としては、(11)/(12)、(12)/(11)/(1
2)、(11)/(12)/(12)、(11)/(11)/(1
2)、(12)/(11)/(11)/(12)、(12)/(1
1)/(12)/(11)/(12)、(12)/(12)/(1
1)/(12)/(12)などがあげられる。各層間には接
着剤層を介在させることもできる。ここで光等方性非晶
質フィルム(12)としては、後述の剥離性シート(3)
の説明の項で述べるような光等方性を有する単層または
複層の光等方性シートが用いられる。
位相板(1)は、その全体のレターデーション値が60
nm以上、通常は70nm以上、殊に100nm以上であることが
望ましい。上限は特に限定はないが、1000nm程度とする
ことが多い。また、透明性は60%以上、耐熱性は60℃以
上であることが好ましい。位相板(1)の厚さは、5〜
3000μm、特に7〜300μm程度に設定することが好ま
しい。
nm以上、通常は70nm以上、殊に100nm以上であることが
望ましい。上限は特に限定はないが、1000nm程度とする
ことが多い。また、透明性は60%以上、耐熱性は60℃以
上であることが好ましい。位相板(1)の厚さは、5〜
3000μm、特に7〜300μm程度に設定することが好ま
しい。
貼着性樹脂層(2) 貼着性樹脂層(2)としては、位相板(1)に対し貼
着性を有する層、たとえば、ポリエステル系、アクリル
系、ポリオレフィン系、ポリアミド系等の感熱接着性樹
脂層;アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、ポリ
エーテル系、ゴム系等の感圧接着性樹脂層;飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステルウレタ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリブタジエンポリオー
ル、ポリオレフィンポリオール、官能基含有アクリル共
重合体等の官能基を有する樹脂に硬化剤を配合して製膜
し、部分架橋または不完全架橋させたフィルム層;など
が好ましいものとしてあげられる。この場合、当初は粘
着性を有するが、経時的に熱、光、湿気等により永久接
着性を具備するに至るものが特に好ましい。
着性を有する層、たとえば、ポリエステル系、アクリル
系、ポリオレフィン系、ポリアミド系等の感熱接着性樹
脂層;アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、ポリ
エーテル系、ゴム系等の感圧接着性樹脂層;飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステルウレタ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリブタジエンポリオー
ル、ポリオレフィンポリオール、官能基含有アクリル共
重合体等の官能基を有する樹脂に硬化剤を配合して製膜
し、部分架橋または不完全架橋させたフィルム層;など
が好ましいものとしてあげられる。この場合、当初は粘
着性を有するが、経時的に熱、光、湿気等により永久接
着性を具備するに至るものが特に好ましい。
貼着性樹脂層(2)としては、そのほか、ポリ塩化ビ
ニルに可塑剤をたとえば20重量%以上配合した軟質ポリ
塩化ビニル;飽和ポリエステル樹脂;アクリル系共重合
体;ブチルゴム、ウレタンゴム、ブタジエン系ゴム(ポ
リブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体等)、スチ
レン−イソプレン−スチレンゴムなどの合成ゴム;低分
子量ポリエチレン、アタクチックポリプロピレン、塩素
化ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体などのエチ
レン系共重合体などから形成された層も用いることがで
きる。
ニルに可塑剤をたとえば20重量%以上配合した軟質ポリ
塩化ビニル;飽和ポリエステル樹脂;アクリル系共重合
体;ブチルゴム、ウレタンゴム、ブタジエン系ゴム(ポ
リブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体等)、スチ
レン−イソプレン−スチレンゴムなどの合成ゴム;低分
子量ポリエチレン、アタクチックポリプロピレン、塩素
化ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体などのエチ
レン系共重合体などから形成された層も用いることがで
きる。
この貼着性樹脂層(2)は、光等方性であることが要
求される。
求される。
貼着性樹脂層(2)の厚さは、特に限定されるもので
はないが、通常3〜50μm程度、殊に10〜30μmとする
ことが多い。
はないが、通常3〜50μm程度、殊に10〜30μmとする
ことが多い。
剥離性シート(3) 剥離性シート(3)としては、本発明においては、上
記貼着性樹脂層(2)に対して剥離性を有すると共に、
光等方性を有する単層または複層のシートを用いる。
記貼着性樹脂層(2)に対して剥離性を有すると共に、
光等方性を有する単層または複層のシートを用いる。
このような光等方性シートとしては、ポリカーボネー
ト、ポリパラバン酸樹脂、フマール酸樹脂、ポリスチレ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリアリーレンエステル、
セルロース系高分子、ポリビニルアルコール、エチレン
−ビニルアルコール共重合体、アクリロニトリル共重合
体、フェノキシエーテル型架橋性樹脂、エポキシ樹脂、
アクリル樹脂、アクリルエポキシ樹脂、メラミン樹脂、
フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル、ポリス
ルホン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリアセテート、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1、ポリフェニレンオキサイドなどから形
成された単層または複層のフィルムが例示される。
ト、ポリパラバン酸樹脂、フマール酸樹脂、ポリスチレ
ン、ポリエーテルスルホン、ポリアリーレンエステル、
セルロース系高分子、ポリビニルアルコール、エチレン
−ビニルアルコール共重合体、アクリロニトリル共重合
体、フェノキシエーテル型架橋性樹脂、エポキシ樹脂、
アクリル樹脂、アクリルエポキシ樹脂、メラミン樹脂、
フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル、ポリス
ルホン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリアセテート、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1、ポリフェニレンオキサイドなどから形
成された単層または複層のフィルムが例示される。
剥離性シート(3)に用いる光等方性シートのレター
デーション値(複層用いるときは全体のレターデーショ
ン値)は、30nm以下とする。
デーション値(複層用いるときは全体のレターデーショ
ン値)は、30nm以下とする。
上に述べたような光等方性シートに剥離性を持たせる
ためには、この光等方性シートにオルガノポリシロキサ
ンによるシリコーン系剥離剤等を塗布、定着させる方
法、光等方性シートの成形にあたり剥離剤をブレンドす
る方法などが採用される。
ためには、この光等方性シートにオルガノポリシロキサ
ンによるシリコーン系剥離剤等を塗布、定着させる方
法、光等方性シートの成形にあたり剥離剤をブレンドす
る方法などが採用される。
剥離性シート(3)の厚さにも特に限定はないが、5
〜250μm、殊に10〜100μmとすることが多い。
〜250μm、殊に10〜100μmとすることが多い。
剥離性シート付き位相板 本発明の剥離性シート付き位相板は、位相板(1)/
貼着性樹脂層(2)/剥離性シート(3)の層構成を有
する。
貼着性樹脂層(2)/剥離性シート(3)の層構成を有
する。
積層の順序は任意であるが、位相板(1)が熱、溶
剤、引張張力等に影響を受けやすいことが多いので、ま
ず剥離性シート(3)側に貼着性樹脂層(2)を形成さ
せておき、ついでその形成された貼着性樹脂層(2)上
に位相板(1)を圧着積層する方が有利である。
剤、引張張力等に影響を受けやすいことが多いので、ま
ず剥離性シート(3)側に貼着性樹脂層(2)を形成さ
せておき、ついでその形成された貼着性樹脂層(2)上
に位相板(1)を圧着積層する方が有利である。
位相板(1)は、その製造工程からは、その光学的位
相差素膜(11)の分子配向の方向が長手方向となる長尺
フィルムまたはシートの状態で得られるが、後述の液晶
セルに貼着するに際しては光学的位相差素膜(11)の分
子配向の軸(つまり光軸)が10゜〜85゜というように斜
めになるように留意する。
相差素膜(11)の分子配向の方向が長手方向となる長尺
フィルムまたはシートの状態で得られるが、後述の液晶
セルに貼着するに際しては光学的位相差素膜(11)の分
子配向の軸(つまり光軸)が10゜〜85゜というように斜
めになるように留意する。
そのため、剥離性シート付き位相板製造後、所定の寸
法に裁断するときに、光軸が最適の角度となるようにす
る。また予め位相板(1)を所定の角度に裁断し、貼着
性樹脂層(2)付き剥離性シート(3)上に貼着して製
品とする。
法に裁断するときに、光軸が最適の角度となるようにす
る。また予め位相板(1)を所定の角度に裁断し、貼着
性樹脂層(2)付き剥離性シート(3)上に貼着して製
品とする。
液晶表示パネル 一般に液晶表示パネルは、液晶セルの両側に偏光板を
配置した構造を有する。液晶セルは、透明電極を設けた
2枚の基板間に液晶を封入した構成を有する。
配置した構造を有する。液晶セルは、透明電極を設けた
2枚の基板間に液晶を封入した構成を有する。
本発明の積層体から剥離性シート(3)を除去した後
の貼着性樹脂層(2)付き位相板(1)は、液晶セルの
片方の基板上に貼着され、さらにその位相板(1)の上
から偏光板を積層することになる。
の貼着性樹脂層(2)付き位相板(1)は、液晶セルの
片方の基板上に貼着され、さらにその位相板(1)の上
から偏光板を積層することになる。
ここで、液晶セルを構成する基板としては、最も一般
的にはガラス板が用いられるが、そのほか、剥離性シー
ト(3)の説明の項で述べた単層または複層の光等方性
シートからなる光学的等方性基板も好適に用いられる。
液晶セルを構成する片方の基板としてガラス板を用い、
他方の基板としてこの光学的等方性基板を用いることも
有効である。
的にはガラス板が用いられるが、そのほか、剥離性シー
ト(3)の説明の項で述べた単層または複層の光等方性
シートからなる光学的等方性基板も好適に用いられる。
液晶セルを構成する片方の基板としてガラス板を用い、
他方の基板としてこの光学的等方性基板を用いることも
有効である。
上記基板(ガラス板または光学的等方性基板)上に形
成する透明電極の素材としては、Sn、In、Ti、Pb、Tb等
の金属またはそれらの酸化物が汎用される。透明電極の
形成は、スパッタリング法、イオンプレーティング法、
真空蒸着法などの真空薄膜形成法によりなされる。
成する透明電極の素材としては、Sn、In、Ti、Pb、Tb等
の金属またはそれらの酸化物が汎用される。透明電極の
形成は、スパッタリング法、イオンプレーティング法、
真空蒸着法などの真空薄膜形成法によりなされる。
液晶としては、STN(スーパーツイステド・ネマティ
ック)液晶が好適に用いられるが、目的に応じ他の種類
の液晶も用いることができる。
ック)液晶が好適に用いられるが、目的に応じ他の種類
の液晶も用いることができる。
偏光板としては、 ポリビニルアルコール/ヨウ素系、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体/ヨウ素系、 ポリビニルアルコール/2色性染料系、エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体/2色性染料系、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体/ポリエン系、ポリビニルアルコ
ール/ポリエン系、ポリハロゲン化ビニル/ポリエン
系、ポリアクリロニトリル/ポリエン系、ポリアクリレ
ート/ポリエン系、ポリメタクリレート/ポリエン系、 などの偏光素膜または該素膜と上述のような光等方性シ
ートとの積層物が用いられる。
ルアルコール共重合体/ヨウ素系、 ポリビニルアルコール/2色性染料系、エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体/2色性染料系、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体/ポリエン系、ポリビニルアルコ
ール/ポリエン系、ポリハロゲン化ビニル/ポリエン
系、ポリアクリロニトリル/ポリエン系、ポリアクリレ
ート/ポリエン系、ポリメタクリレート/ポリエン系、 などの偏光素膜または該素膜と上述のような光等方性シ
ートとの積層物が用いられる。
作 用 本発明の剥離性シート付き位相板を使用するにあたっ
ては、まずこれから剥離性シート(3)を剥離除去す
る。貼着性樹脂層(2)は位相板(1)の方に残るの
で、その貼着性樹脂層(2)を液晶セルの片方の基板上
に貼着し、さらにその上から偏光板を積層する。また液
晶セルの他方の基板上にも偏光板を積層する。これによ
り液晶表示パネルが作製される。
ては、まずこれから剥離性シート(3)を剥離除去す
る。貼着性樹脂層(2)は位相板(1)の方に残るの
で、その貼着性樹脂層(2)を液晶セルの片方の基板上
に貼着し、さらにその上から偏光板を積層する。また液
晶セルの他方の基板上にも偏光板を積層する。これによ
り液晶表示パネルが作製される。
位相板(1)の組み込みにより、コントラストが顕著
に改良され、かつ視角依存性も顕著に改善される。
に改良され、かつ視角依存性も顕著に改善される。
実 施 例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。以下
「部」とあるのは重量部である。
「部」とあるのは重量部である。
実施例1 第1図は本発明の剥離性シート付き位相板の一例を示
した断面図であり、(1)は位相板、(2)は貼着性樹
脂層、(3)は剥離性シートである。
した断面図であり、(1)は位相板、(2)は貼着性樹
脂層、(3)は剥離性シートである。
位相板(1) ビスフェノールAから誘導されたポリカーボネート40
部を塩化メチレン150部中に加え、撹拌溶解した。この
溶液をガラス板上に流延し、まず40℃で、ついで60℃
で、さらに100〜130℃で乾燥して、厚さ170μmの透明
なフィルムを作成した。さらにこのフィルムを160℃の
雰囲気温度下で一方向に3倍に延伸し、ついでエージン
グした。これにより、厚さ85μm、レターデーション値
540nmの光学的位相差素膜(11)が得られた。
部を塩化メチレン150部中に加え、撹拌溶解した。この
溶液をガラス板上に流延し、まず40℃で、ついで60℃
で、さらに100〜130℃で乾燥して、厚さ170μmの透明
なフィルムを作成した。さらにこのフィルムを160℃の
雰囲気温度下で一方向に3倍に延伸し、ついでエージン
グした。これにより、厚さ85μm、レターデーション値
540nmの光学的位相差素膜(11)が得られた。
厚さ188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム上に、
エチレン含量32モル%のエチレン−ビニルアルコール共
重合体の水/イソプロピルアルコール(50/50)混合溶
剤による16%溶液を流延した後、乾燥して、厚さ12μm
のエチレン−ビニルアルコール共重合体層(12a)を形
成させると共に、さらにその上から直接に下記組成から
なるフェノキシエーテル樹脂系の架橋性樹脂組成物を流
延した後乾燥して、厚さ20μmの架橋性樹脂硬化物層
(12b)を形成させた。
エチレン含量32モル%のエチレン−ビニルアルコール共
重合体の水/イソプロピルアルコール(50/50)混合溶
剤による16%溶液を流延した後、乾燥して、厚さ12μm
のエチレン−ビニルアルコール共重合体層(12a)を形
成させると共に、さらにその上から直接に下記組成から
なるフェノキシエーテル樹脂系の架橋性樹脂組成物を流
延した後乾燥して、厚さ20μmの架橋性樹脂硬化物層
(12b)を形成させた。
ついで二軸延伸ポリエステルフィルムから積層フィル
ムを剥離することにより、(12a)/(12b)の層構成を
有する2層構造の光等方性非晶質フィルム(12)が得ら
れた。
ムを剥離することにより、(12a)/(12b)の層構成を
有する2層構造の光等方性非晶質フィルム(12)が得ら
れた。
次に、上記の光学的位相差素膜(11)の両面に、上記
で得た2層構造の光等方性非晶質フィルム(12a)/(1
2b)をアクリル系接着剤を介して接着積層して、(12
b)/(12a)/(11)/(12a)/(12b)の層構成を有
する位相板(1)を作製した。
で得た2層構造の光等方性非晶質フィルム(12a)/(1
2b)をアクリル系接着剤を介して接着積層して、(12
b)/(12a)/(11)/(12a)/(12b)の層構成を有
する位相板(1)を作製した。
この位相板(1)の厚さは約170μm、レターデーシ
ョン値は540nm、可視光線透過率は85%、表面の鉛筆硬
度はHであった。
ョン値は540nm、可視光線透過率は85%、表面の鉛筆硬
度はHであった。
剥離性シート(3) 上記と同様にして、(12a)/(12b)の層構成を有す
る厚さ32μmの2層構造の光等方性非晶質フィルム(1
2)を得、その層(12b)側の面にシリコーン剥離剤を1.
0g/m2塗布した後、加熱定着させた。これにより、レタ
ーデーション値2nm、可視光線透過率92%の剥離性シー
ト(3)が得られた。
る厚さ32μmの2層構造の光等方性非晶質フィルム(1
2)を得、その層(12b)側の面にシリコーン剥離剤を1.
0g/m2塗布した後、加熱定着させた。これにより、レタ
ーデーション値2nm、可視光線透過率92%の剥離性シー
ト(3)が得られた。
剥離性シート付き位相板 上述の剥離性シート(3)の剥離処理面に、アクリル
系貼着剤(綜研化学株式会社製のSKダイン801B)100部
にポリイソシアネート系硬化剤2.5部を配合した感圧接
着剤樹脂溶液を固形分が約25g/m2となるように塗布し、
乾燥して、貼着性樹脂層(2)を形成させた。
系貼着剤(綜研化学株式会社製のSKダイン801B)100部
にポリイソシアネート系硬化剤2.5部を配合した感圧接
着剤樹脂溶液を固形分が約25g/m2となるように塗布し、
乾燥して、貼着性樹脂層(2)を形成させた。
ついでその貼着性樹脂層(2)の上から、上記で得た
位相板(1)を圧着し、剥離性シート付き位相板を作製
した。
位相板(1)を圧着し、剥離性シート付き位相板を作製
した。
この積層体を光軸に対して45゜に裁断し、所定の寸法
の積層体となした。
の積層体となした。
裁断後の剥離性シート付き位相板は、剥離性シート
(3)が積層された状態のまま、位相板(1)の光学的
検査を行うことができる。
(3)が積層された状態のまま、位相板(1)の光学的
検査を行うことができる。
液晶表示パネル スパッタリング法により厚さ320オングストロームのI
TO層を設けた透明電極付きガラス板からなる基板を用意
し、この基板2枚の間に、エポキシ系接着剤をシール剤
として、STN液晶を封入し、STN液晶セルを作製した。
TO層を設けた透明電極付きガラス板からなる基板を用意
し、この基板2枚の間に、エポキシ系接着剤をシール剤
として、STN液晶を封入し、STN液晶セルを作製した。
この液晶セルの片面に、上記で得た裁断後の積層体か
ら剥離性シート(3)を剥離した後の貼着性樹脂層
(2)付き位相板(1)を貼着し、さらにその上から可
視光線透過率42%、偏光度86%のヨウ素系偏光板を積層
接着した。また液晶セルの他面にも、同じヨウ素系偏光
板を積層接着した。両偏光板は、それぞれの光軸を直交
させるようにした。
ら剥離性シート(3)を剥離した後の貼着性樹脂層
(2)付き位相板(1)を貼着し、さらにその上から可
視光線透過率42%、偏光度86%のヨウ素系偏光板を積層
接着した。また液晶セルの他面にも、同じヨウ素系偏光
板を積層接着した。両偏光板は、それぞれの光軸を直交
させるようにした。
実施例2 第2図は本発明の剥離性シート付き位相板の他の一例
を示した断面図である。
を示した断面図である。
位相板(1) ポリ塩化ビニル35部、ポリメチルメタクリレート15
部、テトラヒドロフラン/ジメチルホルムアミド混合溶
剤200部からなる溶液を用いて流延製膜し、ついで得ら
れたフィルムを80〜110℃で4倍に一軸延伸することに
より厚さ40μm、レターデーション値280nmの光学的位
相差素膜(11)を作製した。次に、この光学的位相差素
膜(11)2枚を光軸方向を合わせてエステルウレタン系
接着剤で積層接着して2枚重ねの光学的位相差素膜(1
1)とした。
部、テトラヒドロフラン/ジメチルホルムアミド混合溶
剤200部からなる溶液を用いて流延製膜し、ついで得ら
れたフィルムを80〜110℃で4倍に一軸延伸することに
より厚さ40μm、レターデーション値280nmの光学的位
相差素膜(11)を作製した。次に、この光学的位相差素
膜(11)2枚を光軸方向を合わせてエステルウレタン系
接着剤で積層接着して2枚重ねの光学的位相差素膜(1
1)とした。
このようにして得られた光学的位相差素膜(11)から
なる位相板(1)の厚さは約100μm、レターデーショ
ン値は560nm、可視光線透過率は87%であった。
なる位相板(1)の厚さは約100μm、レターデーショ
ン値は560nm、可視光線透過率は87%であった。
剥離性シート(3) 二軸延伸ポリエステルフィルム上に、エチレン含量44
モル%のエチレン−ビニルアルコール共重合体の水/n−
プロピルアルコール(50/50)混合溶剤による溶液を流
延した後、乾燥して、厚さ20μm、レターデーション値
2nm、可視光線透過率93%の光等方性のエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体フィルムを作製した。このフィル
ムの片面に、シリコーン剥離剤を0.3g/m2塗布した後、
加熱定着させた。これにより、レターデーション値3n
m、可視光線透過率93%の剥離性シート(3)が得られ
た。
モル%のエチレン−ビニルアルコール共重合体の水/n−
プロピルアルコール(50/50)混合溶剤による溶液を流
延した後、乾燥して、厚さ20μm、レターデーション値
2nm、可視光線透過率93%の光等方性のエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体フィルムを作製した。このフィル
ムの片面に、シリコーン剥離剤を0.3g/m2塗布した後、
加熱定着させた。これにより、レターデーション値3n
m、可視光線透過率93%の剥離性シート(3)が得られ
た。
剥離性シート付き位相板 上述の剥離性シート(3)の剥離処理面に、ブチルア
クリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/アクリル
酸の共重合割合が重量比で50/47/3のアクリル系共重合
体30部、トリレンジイソシアネート−トリメチロールプ
ロパンアダクト体1部および酢酸エチル70部からなる溶
液を流延し、60〜90℃で3分間乾燥することにより、厚
さ20μmの貼着性樹脂層(2)を形成させた。
クリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/アクリル
酸の共重合割合が重量比で50/47/3のアクリル系共重合
体30部、トリレンジイソシアネート−トリメチロールプ
ロパンアダクト体1部および酢酸エチル70部からなる溶
液を流延し、60〜90℃で3分間乾燥することにより、厚
さ20μmの貼着性樹脂層(2)を形成させた。
ついでその貼着性樹脂層(2)の上から、上記で得た
位相板(1)を圧着し、剥離性シート付き位相板を作製
した。
位相板(1)を圧着し、剥離性シート付き位相板を作製
した。
この積層体を光軸に対して45゜に裁断し、所定の寸法
を積層体となした。
を積層体となした。
裁断後の剥離性シート付き位相板は、剥離性シート
(3)が積層された状態のまま、位相板(1)の光学的
検査を行うことができる。
(3)が積層された状態のまま、位相板(1)の光学的
検査を行うことができる。
発明の効果 本発明の剥離性シート付き位相板にあっては、剥離性
シート(3)を貼着した状態のまま位相板(1)の光学
的性能を検査することができるので、検査に先立ち一旦
剥離性シートを剥離除去し、さらには検査終了後にもう
一度剥離性シートの貼り直しをする作業は一切省略する
ことができる。
シート(3)を貼着した状態のまま位相板(1)の光学
的性能を検査することができるので、検査に先立ち一旦
剥離性シートを剥離除去し、さらには検査終了後にもう
一度剥離性シートの貼り直しをする作業は一切省略する
ことができる。
第1図は本発明の剥離性シート付き位相板の一例を示し
た断面図である。 第2図は本発明の剥離性シート付き位相板の他の一例を
示した断面図である。 (1)……位相板、 (2)……貼着性樹脂層、 (3)……剥離性シート
た断面図である。 第2図は本発明の剥離性シート付き位相板の他の一例を
示した断面図である。 (1)……位相板、 (2)……貼着性樹脂層、 (3)……剥離性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 貴史 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16 号 藤森工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−30808(JP,A) 特開 昭61−93406(JP,A) 特開 平4−30120(JP,A) 特開 昭59−3421(JP,A) 特開 平2−63830(JP,A) 特開 平4−31442(JP,A) 特許2686751(JP,B2) 特公 平6−77084(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 5/30
Claims (1)
- 【請求項1】位相板(1)/貼着性樹脂層(2)/剥離
性シート(3)の層構成を有し、かつ前記剥離性シート
(3)がレターデーション値30nm以下の光等方性シート
からなることを特徴とする剥離性シート付き位相板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136385A JP2798788B2 (ja) | 1990-05-26 | 1990-05-26 | 剥離性シート付き位相板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136385A JP2798788B2 (ja) | 1990-05-26 | 1990-05-26 | 剥離性シート付き位相板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430104A JPH0430104A (ja) | 1992-02-03 |
JP2798788B2 true JP2798788B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=15173920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2136385A Expired - Fee Related JP2798788B2 (ja) | 1990-05-26 | 1990-05-26 | 剥離性シート付き位相板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798788B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5677024A (en) * | 1993-07-19 | 1997-10-14 | Teijin Limited | Laminate having improved polarization characteristics and release film used therefor |
JP3610403B2 (ja) * | 1994-11-10 | 2005-01-12 | 住友化学株式会社 | 光学異方体フィルムとその製造方法および液晶表示装置 |
JP4684447B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2011-05-18 | 三井化学株式会社 | 光学素子及びその製造方法 |
JP2010269604A (ja) * | 2010-08-04 | 2010-12-02 | Mitsubishi Plastics Inc | 離型用積層ポリエステルフィルム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2686751B2 (ja) | 1987-11-12 | 1997-12-08 | 藤森工業 株式会社 | 光学的位相機能を有する積層体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263830A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | Sun A Chem Ind Co Ltd | 表面保護フィルム |
-
1990
- 1990-05-26 JP JP2136385A patent/JP2798788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2686751B2 (ja) | 1987-11-12 | 1997-12-08 | 藤森工業 株式会社 | 光学的位相機能を有する積層体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430104A (ja) | 1992-02-03 |
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