JP2798738B2 - 光デイスク及びその駆動装置 - Google Patents

光デイスク及びその駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は追記型ディスク、書換可能型ディスクのよう
にトラッキング用の連続グルーブを有する光ディスク及
びその駆動装置に関する。
(ロ) 従来の技術 コンパクトディスクにおいては、うず巻状の連続トラ
ック上にデジタル信号をピット有無により記録してお
り、ディスクは一定線速度(以下CLVという)になるよ
うに駆動制御される。この制御は読み取りビームスポッ
ト位置を検出して、その位置のトラック半径に反比例し
た信号を作成し、この信号に対応する再速度でディスク
を回転駆動することにより行なわれる(特公昭60−1442
1号公報参照)。また、コンパクトディスクの再生装置
においては、読み取りヘッドがトラック上に位置するよ
うにトラックサーボ機構を備えているが、追記型又は書
換可能型の光ディスクにおいては、信号の記録前ではコ
ンパクトディスクのようなピット列がないため、このピ
ット列を検出するトラッキングができず、トラッキング
を行なうための連続グルーブを設けている。
このため、追記型又は書換可能型ディスクにおいて、
そのグルーブの検出信号を利用してCLV制御を行うこと
が、この制御の簡単化のために望ましい。
そこで、第9図に示すようにディスクそのものに、う
ず巻状の連続トラック(ランド部)31と並行にグルーブ
32を設け、このグルーブを所定周期の波状(ウォブリン
グ)とし、トラックサーボにおける検出信号がグルーブ
32における谷部33と谷部33、33間のランド部位34とを交
互に検出することを利用して、その谷部33又はランド部
位34の検出周期から、ディスクの回転速度を検出し、デ
ィスクの回転をCLVに駆動するものがある(NIKKEI ELEC
TRONICS 1988,3,21 P88〜89)。尚、第9図にはディス
クのうず巻状トラックを直線状に示している。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 第9図に示すディスクにおいては、グルーブ32を波状
(ウォブリング)に形成する必要があるため、ディスク
の製造が困難である。また、このディスクのトラックサ
ーボとしてプッシュプル方式を採用しているため、3ビ
ーム方式を用いるものに比し、ディスクが傾く場合にこ
れを補償するための補償回路を必要とする。この補償
は、ウォブリンググルーブ32のうず巻途中にランド部31
と同一面の部位35を設け、この部位におけるトラックサ
ーボ用のプッシュプル検出信号の比較出力を基準にし
て、この部位35以外のときのプッシュプル検出信号を補
正するものである。
本発明は従来例におけるウォブリンググルーブの形成
の困難性を排し、トラックサーボの検出信号を利用して
CLV制御が可能な光ディスク及びその駆動装置を提供す
ることを解決課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 かかる課題を解決するための本発明の光ディスクは、
連続グルーブと径方向に隣接する連続グルーブ間のラン
ド部の一方を信号記録部にすると共に他方に、信号記録
部の再生周波数とトラックサーボの検出周波数との間の
中間周波数を有する線速度検出用信号を付与してなるも
のである。
また本発明による光ディスクの駆動装置は、上記光デ
ィスクに対して、3ビーム方式のトラックサーボ手段
と、この手段の1つのサブスポットにて検出される前記
線速度検出用信号を基準速度信号と比較する比較器とを
有し、この比較器の出力に基いて前記光ディスクを一定
線速度に駆動することを特徴とするものである。
(ホ) 作用 光ディスクが連続グルーブとランド部の一方に、線速
度検出用信号を設けているので、この検出用信号はウォ
ブリングとは異なり、たとえばコンパクトディスクで使
用されるピット列により構成することができる。従っ
て、従来のウォブリングを設けるものに比し、ディスク
の製造が簡単になる。
また検出用信号は、信号記録部における再生周波数と
トラックサーボの検出周波数間の中間の周波数を有する
ので、検出用信号が信号記録部の検出信号又はトラック
サーボ用の検出信号と混同されることがない。
一方、駆動装置にあっては、3ビームにおける1つの
サブスポットにて前記線速度検出用信号を検出して基準
速度信号と比較し、この比較出力にて光ディスクを回転
駆動するから、CLV制御が簡単になる。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図はうず巻状信号記録部を模式的に示す光ディス
クの正面図、第2図は第1図のII−II拡大断面図、第3
図は光ディスクの径方向に並ぶ複数のランド部と連続グ
ルーブを直線状に示す説明図、第4図は第3図のIV−IV
拡大断面図である。
これらの図面において、光ディスク1は第1図に模式
的に示すうず巻状信号記録部2を有し、内周側から外周
側に順次信号が記録、書込み又は書換えされる。このう
ず巻状信号記録部2は第2図に示すうず巻状連続グルー
ブ3と径方向に隣接する連続グルーブ3、3間のランド
部4の一方に形成される。この実施例ではランド部4を
信号記録部2にしている。尚、第2図において、光ディ
スク1は樹脂基体5と、この基体の上面に設けたグルー
ブ3及びランド部4上の記録層6と、この記録層上の保
護層7とからなる。
ランド部4に並設されるグルーブ3には、線速度検出
用信号8が形成され、この実施例においては、第3図及
び第4図に示すようにこの信号8がピット9とランド10
の周期的ピット列の構成により形成されている。このピ
ット9とランド10は基板1の形成時に同時に射出成型に
より形成され、このピット9とランド10によりなる線速
度検出用信号8は、信号記録部2の再生周波数(200KH
z)とトラックサーボの検出周波数(1KHz)との中間の
周波数、具体的には20KHzを有する。
次に、第5図は光ディスクの駆動装置の概念図であ
る。この図面において、光ディスク1は駆動モータ11に
より回転駆動され、光ディスク1の記録部2における記
録信号は光学式読み取りヘッド12により読み取られる。
このヘッド12は送りモータ13のねじ送り軸14の回転によ
り光ディスク1の径方向に移行せしめられる。また、こ
のヘッド12は3ビーム方式の読み取り器を具備し、第6
図に示すように主ビームスポット15は信号記録部2であ
るランド部4に照射され、2つのサブビームスポット1
6、16はランド部4に隣接するグルーブ3又はランド部
4とグルーブ3との境界部に照射される。第6図は光デ
ィスク上の3ビームスポットの反射光と移動モータの関
係を説明する図面である。
主ビームスポット15の反射光は記録信号部2の読み取
り信号e1として使用され、2つのサブビームスポット1
6、16の反射光はトラックサーボ信号e2として使用さ
れ、一方のサブビームスポット16の反射光は光ディスク
1のCLV制御信号e3として利用される。ヘッド12にて読
み取られる3ビームスポットの反射光は夫々光検出器17
を介して信号処理回路18に入力され、この回路から記録
信号の読み取り信号e1と、トラックサーボ信号e2と、CL
V制御信号e3とが出力される。上記ヘッド12、信号処理
回路18、送りモータ13及びねじ送り軸14はトラックサー
ボ手段TMを構成する。
読み取り信号e1は再生手段19に入力される。2つのサ
ブビームスポット16、16の反射光の検出信号e4とe5は信
号処理回路18内に設けた比較器19(第7図参照)に入力
され、この比較器19の出力であるトラックサーボ信号e2
が送りモータ13に制御信号として入力され、主ビームス
ポット15がランド部4を照射するように送りモータ13を
制御する。
一方のサブビームスポット16の反射光は、ヘッド12内
の光検出器17にて検出され、信号処理回路18内の帯域通
過フィルタ(BPF)20及び波形整形回路21により線速度
検出用信号8のピット9とランド10に応じたCLV制御信
号e3がCLV制御回路22に設けた検出器23の一方の入力端
に入力される。この比較器23の他方の入力端には、基準
クロック発信器24からの基準信号e6が入力され、CLV制
御信号e3と基準信号e6の誤差信号e7が駆動モータ11の制
御回路25に入力され、この制御回路の出力にて駆動モー
タ11をCLVに駆動制御する。
次に第8図は光磁気ディスクを用いた実施例を示し、
第6図と同様の図面である。この光磁気ディスク1はラ
ンド部4を信号記録部2とし、グルーブ3は線速度検出
用信号8を付与するものである。この線速度検出用信号
8は光磁気特性を利用して周波数20KHz程度の周期信号
になるようにN、Sの磁性パターンを周期的に設けて形
成されている。
読み取りヘッド12からの3ビームの内、主ビームスポ
ット15はランド部4に照射され、2つのサブビームスポ
ット16、16はグルーブ3又はグルーブ3とランド部4と
の境界部に照射される。各ビームスポットの反射光は、
照射部位の磁気特性によりカー効果を受け、夫々偏光検
出光学系26を通して検出器27にて検出される。主ビーム
スポット15の反射光が記録信号の読み取り信号e1として
使用され、2つのサブビームスポット16、16の反射光が
トラックサーボ信号e2として使用され、一方のサブビー
ムスポット16の反射光が光ディスク1のCLV制御信号e3
として使用されることは、第5図、第7図及び第8図に
示すように、前述の実施例と同じである。
以上実施例においては、光ディスクの連続グルーブに
線速度検出用信号を設け、ランド部を信号記録部にした
が、連続グルーブを信号記録部とし、ランド部に線速度
検出用信号を設けるようにしてもよい。また、実施例で
は線速度検出用信号を、ピットとランドにより形成する
ものと、光磁気特性を利用して形成するものについて説
明したが、相変化を利用して形成するもの、記録膜の穴
形成を利用して形成するもの、又は記録膜の形状変化を
利用して形成するもの等であっても本発明を適用するこ
とができる。
(ト) 発明の効果 本発明による光ディスクは、連続グルーブと径方向に
隣接する連続グルーブ間のランド部の一方を信号記録部
にすると共に他方に、信号記録部の再生周波数とトラッ
クサーボの検出周波数間の中間周波数を有する線速度検
出用信号を付与してなるものであるから、線速度検出用
信号のためのウォブリングを設ける必要がなくディスク
の製造が簡単になり、また線速度検出用信号が信号記録
部の再生周波数とトラックサーボの検出周波数間の中間
周波数を有するので、線速度検出用信号が信号記録部の
検出信号又はトラックサーボ用の検出信号と混合するこ
とがない。
本発明における駆動装置にあっては、3ビームスポッ
トにおける1つのサブビームスポットの反射光にて前記
線速度検出用信号を検出して、この検出信号を基準速度
信号と比較し、この比較出力にて光ディスクを回転駆動
するから、CLV制御が従来のものに比し精度が良くな
り、且つ簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示し、第1図は光
ディスクの正面図、第2図は第1図のII−II拡大断面
図、第3図は光ディスクの径方向に並ぶ複数のランド部
とグルーブを直線状に示す説明図、第4図は第3図のIV
−IV拡大断面図、第5図は光ディスクの駆動装置の概念
図、第6図は光ディスク上の3ビームスポットの反射光
と駆動モータの関係説明図、第7図は比較器の信号説明
図、第8図は異なる実施例の光ディスク上の3ビームス
ポットの反射光と駆動モータの関係説明図、第9図は従
来の光ディスクのウォブリンググルーブとランド部を直
線状に示す説明図である。 1……光ディスク、2……信号記録部、3……グルー
ブ、4……ランド部、8……線速度検出用信号、11……
駆動モータ、15……主ビームスポット、16、16……サブ
ビームスポット、22……CLV制御回路、23……比較器、T
M……トラックサーボ手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続グルーブと径方向に隣接する連続グル
    ーブ間のランド部の一方を信号記録部にすると共に他方
    に、信号記録部の再生周波数とトラックサーボの検出周
    波数間の中間周波数を有する線速度検出用信号を付与し
    てなる光ディスク。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の光ディスクの駆動装置
    であって、3ビーム方式のトラックサーボ手段と、この
    トラックサーボ手段の1つのサブスポットにて検出され
    る前記光ディスクの線速度検出用信号を3基準速度信号
    と比較する比較器とを有し、この比較器の出力に基いて
    前記光ディスクを一定線速度に駆動することを特徴とす
    る光ディスクの駆動装置。
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