JP2798029B2 - 低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路 - Google Patents

低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路

Info

Publication number
JP2798029B2
JP2798029B2 JP7338189A JP33818995A JP2798029B2 JP 2798029 B2 JP2798029 B2 JP 2798029B2 JP 7338189 A JP7338189 A JP 7338189A JP 33818995 A JP33818995 A JP 33818995A JP 2798029 B2 JP2798029 B2 JP 2798029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
transistor
resistor
collector
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7338189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09153788A (ja
Inventor
順志 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7338189A priority Critical patent/JP2798029B2/ja
Publication of JPH09153788A publication Critical patent/JPH09153788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2798029B2 publication Critical patent/JP2798029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に関し、特に電流切換え型論理回路(カレントモードロ
ジック、「CML回路」という)を有する半導体論理回
路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCML回路の一例を図4に示す。
図4に示すように、エミッタが共通接続された差動対ト
ランジスタQ1、Q2のコレクタはそれぞれ抵抗RC
1、RC2を介して高電位側電源GNDに接続され、共
通接続されたエミッタは抵抗RS1を介して低電位側電
源VEEに接続され、差動対トランジスタQ1、Q2の
ベースには入力信号INと基準電圧Vrefが入力さ
れ、抵抗RC1に現れる電圧降下を論理振幅とする出力
信号を出力端子OUTから取り出している。
【0003】従来のCML回路の別の構成例を図5に示
す。図5に示すように、このCML回路は、差動対トラ
ンジスタQ1、Q2の共通接続されたエミッタに接続さ
れ定電流源として作用するトランジスタQSが付加され
ており、トランジスタQSのベースにはバイアス制御信
号VCSが入力され、エミッタは抵抗RS2を介して低
電位側電源VEEに接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来のCM
L回路において、出力の論理振幅は電源電圧に依存す
る。すなわち、Highの論理レベルは低電位側電源V
EEの電位とは無関係に高電位側電源GNDの電位とさ
れ、一方、Lowの論理レベルは抵抗RC1またはRC
2における電圧降下で定められる。
【0005】抵抗RC1またはRC2における電圧降下
はそれぞれの抵抗に流れる電流に依存し、その電流値は
実質的に抵抗RS1に流れる電流値に等しい。トランジ
スタQ1のベースとエミッタ間の電圧は一定の値であ
り、その値をVFとすると、抵抗RS1の両端の電圧
は、Highの論理レベルと低電位側電源VEE電位と
の電位差、すなわちGND電位とVEE電位の電位差、
からVFを引いた値となる。
【0006】従って、抵抗RS1に流れる電流、すなわ
ち抵抗RC1またはRC2に流れる電流は低電位側電源
VEEの電位が低くなればその電流値は大となり、この
ため、低電位側電源VEEの電位が低くなれば、出力L
owの論理レベルは低くなる。
【0007】このように、図4に示した従来のCML回
路は、低電位側電源VEEの電位が低くなると、論理振
幅が大きくなる。そして、トランジスタQ1のベースと
コレクタ間の電圧は論理振幅に等しいため、論理振幅が
大きくなるとトランジスタQ1は飽和し、このため高速
動作しなくなるという問題点を有する。
【0008】図4に示した従来のCML回路の問題点を
改善したものが、図5に示した従来のCML回路であ
る。図5に示した従来のCML回路において、出力Lo
wの論理レベルは定電流源に流れる電流(トランジスタ
QSのエミッタ抵抗RS2に流れる電流)で決定され、
この定電流は電源電圧に対して一定とされる。
【0009】しかしながら、図5に示すCML回路にお
いては、定電流回路を構成するトランジスタQSが存在
するため、低電圧化するうえで不利である。すなわち、
トランジスタのコレクタとエミッタ間の最小電圧には限
界がある。この限界はトランジスタの飽和電圧で決定さ
れ、その値は素子の特性にもよるが、通常、400(m
V)程度とされている。
【0010】抵抗RS1と抵抗RC1の電圧を350
(mV)以上とすれば、図5に示したCML回路におけ
る電源電圧の限界は1.5(V)から2(V)程度であ
る。
【0011】このため、例えば1.5(V)以下の低電
圧電源においても、CML論理振幅の電源電圧に対する
依存性を低減することができる新たな回路技術が必要と
されている。
【0012】低電圧電源においても安定動作可能なCM
L(ECL)論理回路を提供することを目的として、例
えば特開平2−90809号公報には、図6に示すよう
に、差動対トランジスタの定電流源としてのトランジス
タを電源端子VEEに直接接続した構成が提案されてい
る。すなわち、図6に示す回路は低電圧化のため定電流
源をトランジスタのみで構成している。
【0013】図6に示す回路における、低電圧化の限界
は、差動対を構成するトランジスタQ1のベース−エミ
ッタ間の電圧と、定電流源を構成するトランジスタQS
のコレクタ−エミッタ間の電圧で決定され、電源電圧の
限界はおよそ1.2(V)である。
【0014】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、好ましくは1.2(V)以下の
低電源電圧でも動作可能であり、且つ電源電圧の変動に
対する論理振幅の変動が小さなCML回路を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、エミッタが共通接続されコレクタがそれ
ぞれ第1、第2の負荷抵抗素子を介して第1の電源に接
続されてなる第1、第2のトランジスタを備え、共通接
続された前記エミッタは第3の抵抗を介して前記第1の
電源よりも低電源電位の第2の電源に接続され、前記
1、第2のトランジスタの一方のトランジスタのベース
入力信号が入力され、他方のトランジスタのベース
には基準電圧または前記入力信号の相補信号が入力さ
れ、前記第1、第2のトランジスタのコレクタと前記
1、第2の負荷抵抗素子との接続点から出力信号を取り
出してなるCML回路と、前記第1、第2のトランジス
タのコレクタと前記第1、第2の負荷抵抗素子との
続点と、前記第2の電源と、の間にそれぞれ挿入される
第3、第4のトランジスタを含み、前記第3、第4のト
ランジスタは、それぞれ前記第1、第2のトランジスタ
のコレクタ電位がHighレベルの時にオン状態とさ
れ、前記第1の電源側からHighレベルのコレクタに
接続する前記第1又は第2の負荷抵抗素子を介してオン
状態とされた前記第3又は第4のトランジスタから前記
第2の電源側に向かって電流が流れ、前記第3、第4の
トランジスタは、前記第1、第2のトランジスタのコレ
クタ電位がLowレベルの時にはオフ状態とされ前記第
2の電源側に向かう電流が流れないように切替制御する
レベル制限回路と、を備える。
【0016】本発明において、前記レベル制限回路の前
記第3、第4のトランジスタは、それぞれ前記第1、第
2のトランジスタのコレクタ電位がLowレベルの時に
は、オフ状態とされ前記第2の電源側に向かう電流が流
れないように切替えられる。
【0017】本発明においては、低電圧化を実現するた
め、従来のCML回路(図4参照)と同様に、差動対ト
ランジスタの共通接続されたエミッタからは、抵抗のみ
を介して低電位側電源(第2の電源)VEEに接続し、
さらに電源電圧VEEの変動に対して論理振幅を安定化
するため、定電流源回路により出力Lowレベルを一定
に保つ代わりに、電源VEEの電位が低くなるととも
に、Highレベルも低くなるように、出力がHigh
のときのみ出力端子から低電位側電源VEEに向かって
電流を流すための回路を出力にそれぞれ付加し、これに
より電源電圧VEEの変動に対して論理振幅を略一定範
囲に保つことが可能とされ、論理振幅の電源電圧依存性
を低減し、動作の安定化を達成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態の回
路構成を示す図である。
【0019】本実施形態に係るCML回路は、エミッタ
が共通接続されて抵抗RS1を介して低電位側電源VE
Eに接続され、ベースに相補入力信号IN、INB(記
号「B」は相補信号を示す)をそれぞれ入力し、コレク
タがそれぞれ抵抗RC1、RC2を介して高電位側電源
GNDに接続されてなる差動対トランジスタQ1、Q2
を備え、差動対トランジスタQ1、Q2のコレクタから
相補出力OUT、OUTBが取り出されている。さら
に、本実施形態においては、低電位側電源VEEの電圧
変動に対する出力論理振幅の変動を低減するため、出力
端子にはHigh(ハイ)レベル制御回路が付加されて
いる。
【0020】図1において、出力OUTのHighレベ
ル制御回路は、トランジスタQ3と抵抗R1、R2、R
3から構成されている。より詳細には、トランジスタQ
1のコレクタ、負荷抵抗RC1、及び出力端子OUTの
共通接続点にコレクタを接続し、エミッタを抵抗R3を
介して低電位側電源VEEに接続し、出力OUTと低電
位側電源VEE間に直列形態に接続された抵抗R1、R
2で分圧した電位をベース電位として入力するトランジ
スタQ3から構成されている。同様にして、出力OUT
の相補出力である出力OUTBのHighレベル制御回
路はトランジスタQ4と抵抗R4、R5、R6から構成
されている。
【0021】図1において、出力OUTと出力OUTB
は同様の動作をするので、出力OUTについて説明す
る。
【0022】CML回路を構成するための抵抗素子RC
1、RC2の抵抗値は互いに同一の値とされ、また差動
対トランジスタQ1、Q2の共通エミッタと低電位側電
源VEE間に接続された抵抗RS1の抵抗値は、抵抗
(負荷抵抗)RC1の抵抗値と同等ないし2分の1程度
の値が好適とされる。また、Highレベル制限回路を
構成する抵抗素子のうち、分圧抵抗R1、R2の抵抗値
は負荷抵抗RC1の好ましくは15倍から100倍程度
の値とされ、分圧抵抗R1とR2の値は出力OUTの論
理レベルがLowのときに、トランジスタQ3がオフす
る電位が分圧値としてトランジスタQ3のベースに入力
されるような値に設定されている。
【0023】トランジスタQ3のエミッタ抵抗R3の抵
抗値は負荷抵抗RC1の2分の1以下の値が好ましい。
そして、各素子の正確な(最適な)値は電源の電圧域に
より決定される。
【0024】本実施形態においては、抵抗R1とR2の
値が負荷抵抗RC1の値と比べて非常に大きいため、抵
抗R1とR2に流れる電流による負荷RC1での電圧降
下は無視できるほど小さい。
【0025】出力OUTのレベルがLowのときには、
トランジスタQ3が完全にカットオフしているため、出
力Lowレベルは、負荷抵抗RC1の抵抗値と、抵抗R
S1に流れる電流値のみで決まる。
【0026】CML回路の動作として、出力OUTの論
理レベルがHighのときにはトランジスタQ1がカッ
トオフ状態とされ、このため本実施形態における出力H
ighの電位は、抵抗RC1の抵抗値と抵抗R3に流れ
る電流によって決まる。
【0027】出力論理レベルがHighのとき、抵抗R
3に流れる電流は低電位側電源VEEの電位が低くなる
ほど大となるため、低電位側電源VEEの電位が低くな
ると出力Highの電位も低くなる(抵抗RC1の電圧
降下が大となり、論理Highの電位はGNDレベルか
ら下がる)。
【0028】このとき、出力Highレベルと低電位側
電源VEEの電位差が低電位側電源VEEの変動に対し
て、一定の値となるように回路定数が設定されていれ
ば、CML回路の出力論理振幅は低電位側電源VEEの
変動に対して一定となる。
【0029】図2は、図1に示した本発明の一実施形態
に係るCML回路について、論理レベルと論理振幅の低
電位側電源電圧VEEの変化に対する依存性を示してい
る。
【0030】図2において、横軸は低電位側電源電圧V
EEを、縦軸は該電源電圧VEEに対応した出力レベル
と論理振幅を示し、論理振幅は出力Highレベルから
出力Lowレベルを差し引いた振幅電位である。図2に
おいて、図1の回路構成における各抵抗素子の抵抗値と
して、抵抗RC1とRC2が1(KΩ)、RS1が0.
7(KΩ)、R1が25(KΩ)、R2が65(K
Ω)、R3が0.1(KΩ)とされている。
【0031】また、図3は、比較例として、図4に示し
た従来のCML回路ついて、論理レベルと論理振幅の低
電位側電源電圧VEEに対する依存性を示したものであ
る。この場合、図4の回路構成における各抵抗素子の抵
抗値は、抵抗RC1、RC2及びRS1が1(KΩ)と
される。
【0032】ここでは、低電位側電源VEEの電圧がV
C(図2及び図3の例では1.2V)の時に、論理振幅
が等しくなるように回路定数を設定した。
【0033】図3と比較して、図2においては、電源電
圧VEEの変動に対して論理振幅があまり変化せず、ま
た動作電圧範囲が低電圧方向に向かって大幅に拡大され
ていることがわかる。このことは、図1に示すような回
路構成により、電源電圧の変動に対して論理振幅が比較
的安定な回路が得られることを示している。
【0034】また、本実施形態においては、図1に示す
ように、回路中のどの部分をとっても、高電位側電源G
NDと低電位側電源VEEとの間に直列に接続されたト
ランジスタは2個以上となることがないため、電源電圧
が1(V)程度の低電圧電源でも動作可能である。
【0035】さらに、差動対トランジスタのベースに入
力される入力信号INB(入力INの相補信号)の代わ
りに、基準電源を用いた場合や、低電位側電源VEEの
代わりに正極性電源を用いた場合であっても、本実施形
態に示した回路と同様の作用効果を奏する回路を構成す
ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、低電源電
圧における動作が可能なCML回路を実現するものであ
り、さらに電源電圧の変動に対して比較的安定な論理振
幅を確保することが可能であるという効果を有する。こ
のことは、例えば電池一個の低電圧における安定動作が
可能であると共に、電圧が低下したときの動作を保証す
る必要があるシステムで好適に用いることができるとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCML回路の構成を
示す図である。
【図2】本発明の一実施形態のCML回路の電源電圧−
論理レベル特性を示す図である。
【図3】従来のCML回路(図4参照)の電源電圧−論
理レベル特性を示す図である。
【図4】従来CML回路の構成の一例を示す図である。
【図5】従来CML回路の構成の別の例を示す図であ
る。
【図6】特開平2−90809号公報に提案される従来
のCML回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
GND、VEE 電源 Vref 基準電位 IN、INB 入力信号 OUT、OUTB 出力信号 Q1〜Q4、QS バイポーラトランジスタ RC1、RC2、RS1、RS2、R1〜R6 抵抗

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタが共通接続されコレクタがそれぞ
    第1、第2の負荷抵抗素子を介して第1の電源に接続
    されてなる第1、第2のトランジスタを備え、 共通接続された前記エミッタは第3の抵抗を介して前記
    第1の電源よりも低電源電位の第2の電源に接続され、 前記第1、第2のトランジスタの一方のトランジスタの
    ベースに入力信号が入力され、他方のトランジスタの
    ベースには基準電圧または前記入力信号の相補信号が入
    力され、 前記第1、第2のトランジスタのコレクタと前記第1、
    第2の負荷抵抗素子との接続点から出力信号を取り出し
    てなるCML回路と、 前記第1、第2のトランジスタのコレクタと前記第1、
    第2の負荷抵抗素子との接続点と、前記第2の電源
    と、の間にそれぞれ挿入される第3、第4のトランジス
    タを含み、前記第3、第4のトランジスタは、それぞれ
    前記第1、第2のトランジスタのコレクタ電位がHig
    hレベルの時にオン状態とされ、前記第1の電源側から
    Highレベルのコレクタに接続する前記第1又は第2
    の負荷抵抗素子を介してオン状態とされた前記第3又は
    第4のトランジスタから前記第2の電源側に向かって電
    流が流れ、前記第3、第4のトランジスタは、前記第
    1、第2のトランジスタのコレクタ電位がLowレベル
    の時にはオフ状態とされ前記第2の電源側に向かう電流
    が流れないように切替制御するレベル制限回路と、 を備えた ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記レベル制限回路が、前記第1、第2ト
    ランジスタのコレクタ電位と前記第2の電源の電位との
    電位差を抵抗で分圧する第1、第2の分圧手段を備え、 前記レベル制限回路を構成する前記第3、第4のトラン
    ジスタは、それぞれ前記第1、第2の分圧手段で分圧さ
    れた電圧をベース入力とし、コレクタが前記第1、第2
    のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続され、エミッ
    タがそれぞれ第4、第5の抵抗を介して前記第2の電源
    に接続されてなる ことを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路。
  3. 【請求項3】エミッタが共通接続された第1及び第2の
    トランジスタを備え、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタは第1及び
    第2の抵抗を介して第1の電源に接続され、 前記第1及び第2のトランジスタの前記エミッタは第3
    の抵抗を介して前記第1の電源よりも低電位の第2の電
    源に接続され、 前記第1及び第2のトランジスタのうちの一方のトラン
    ジスタのベースには入力信号が印加され、他方のトラン
    ジスタのベースには基準電圧または前記入力信号の相補
    信号が印加され、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタから相補出
    力信号が出力されるCML回路と、 前記第1、第2のトランジスタのコレクタと前記第1、
    第2の抵抗との各接続点と、前記第2の電源との間に接
    続され、前記コレクタ電位がHighレベルの時にはオ
    ン状態とされ前記第1の電源側からコレクタ電位がHi
    ghレベルのコレクタに対応する前記第1又は第2の抵
    抗を介して前記第2の電源側に向かって電流が流れ、前
    記コレクタ電位がLowレベルの時にはオフとされ前記
    第2の電源側に向かう電流が流れないように切替制御す
    る第3、第4のトランジスタを含むレベル制限回路と、 を備え たことを特徴とする半導体論理回路。
  4. 【請求項4】前記CML回路からの前記出力信号が取り
    出される前記第1のトランジスタのコレクタに、前記第
    3のトランジスタのコレクタと第4の抵抗の一端が接続
    され、前記第4の抵抗の他端と前記第3のトランジスタ
    のベースは共に第5の抵抗を介して前記第2の電源に接
    続され、前記第3のトランジスタのエミッタは第6の抵
    抗を介して前記第2の電源に接続された回路を備え、前
    記第1のトランジスタのコレクタの出力レベルがHig
    hのときには前記第3のトランジスタのコレクタからエ
    ミッタと前記第6の抵抗を介して前記第2の電源に電流
    が流れ込み、前記第1のトランジスタのコレクタの出力
    Highレベルと前記第2の電源の電位差が大となるほ
    ど、前記第1のトランジスタの出力Highレベルが低
    くなり、 前記CML回路からの他の出力信号が取り出さ
    れる前記第2のトランジスタのコレクタに、前記第4の
    トランジスタのコレクタと第7の抵抗の一端が接続さ
    れ、前記第7の抵抗の他端と前記第4のトランジスタの
    ベースは共に第8の抵抗を介して前記第2の電源に接続
    され、前記第4のトランジスタのエミッタは第9の抵抗
    を介して前記第2の電源に接続された回路を備え、前記
    第2のトランジスタのコレクタの出力レベルがHigh
    のときには前記第4のトランジスタのコレクタからエミ
    ッタと前記第9の抵抗を介して前記第2の電源に電流が
    流れ込み、前記第2のトランジスタのコレクタの出力H
    ighレベルと前記第2の電源の電位差が大となるほ
    ど、前記第2のトランジスタの出力Highレベルが低
    くなるようにしたHighレベル制限回路を備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の半導体論理回路。
JP7338189A 1995-11-30 1995-11-30 低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路 Expired - Lifetime JP2798029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7338189A JP2798029B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7338189A JP2798029B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09153788A JPH09153788A (ja) 1997-06-10
JP2798029B2 true JP2798029B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=18315767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7338189A Expired - Lifetime JP2798029B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2798029B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4784210B2 (ja) * 2005-08-31 2011-10-05 横河電機株式会社 電流スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09153788A (ja) 1997-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5619169A (en) Variable gain differential amplifier
JP2004508761A (ja) 低電圧差動信号を生成するための回路
JP2734963B2 (ja) 低電圧コンパレータ回路
US4259601A (en) Comparison circuit having bidirectional hysteresis
GB2232547A (en) Amplifiers
IE54648B1 (en) A differential signal receiver
JP2798029B2 (ja) 低電圧動作cml回路の電源電圧補償回路
JP2852972B2 (ja) 差動出力端を有するttlからecl/cmlへの変換回路
US4403200A (en) Output stage for operational amplifier
US5066876A (en) Circuit for converting ecl level signals to mos level signals
JP2963188B2 (ja) スタンバイ電力散逸を減少させたeclカットオフドライバ回路
JPH05267954A (ja) バイモス増幅装置
US6211722B1 (en) Low voltage high speed multiplexer and latch
JP2591301B2 (ja) 折れ線特性回路
US4910477A (en) Bridge-type linear amplifier with wide dynamic range and high efficiency
US6559706B2 (en) Mixer circuitry
JP3401084B2 (ja) ディジタルスイッチング段
KR100394301B1 (ko) Btl증폭회로
JP3130791B2 (ja) レベル変換回路
EP0930707A1 (en) Voltage controlled oscillation ciruit
JPH08139531A (ja) 差動アンプ
JP2790095B2 (ja) サンプルホールド回路
US5614865A (en) Differential amplifier with improved operational range
JP3003594B2 (ja) スリーステート型ecl回路
JP3327938B2 (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980602