JP2796362B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JP2796362B2 JP2796362B2 JP1203974A JP20397489A JP2796362B2 JP 2796362 B2 JP2796362 B2 JP 2796362B2 JP 1203974 A JP1203974 A JP 1203974A JP 20397489 A JP20397489 A JP 20397489A JP 2796362 B2 JP2796362 B2 JP 2796362B2
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- Japan
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- print head
- nozzle
- cap
- ink
- jet recording
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非印字時に於けるヘッドのノズルの目詰まり
を防止するインクジェット記録装置に関する。
を防止するインクジェット記録装置に関する。
(従来の技術) 従来のインクジェット記録装置は印字ヘッドが非印字
領域に復帰した時に、ヘッドの吐出方向が水平のままキ
ャップ等をし、ノズルの目詰まりを防止していた。
領域に復帰した時に、ヘッドの吐出方向が水平のままキ
ャップ等をし、ノズルの目詰まりを防止していた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のノズルの目詰まり対策では、ノズルを水平のま
まキャップをしていたが、記録液として特に顔料インク
を使用した場合、ノズル部内のインクの溶剤等がキャッ
プ内の空間に揮発したり、更にはキャップを透過し揮発
したりし、またキャップの密閉が不完全であったりして
揮発しノズル内部の顔料インクの顔料分散系のバランス
が崩れてしまう。このためノズル部内で顔料が沈降しノ
ズルが目詰まる問題があった。
まキャップをしていたが、記録液として特に顔料インク
を使用した場合、ノズル部内のインクの溶剤等がキャッ
プ内の空間に揮発したり、更にはキャップを透過し揮発
したりし、またキャップの密閉が不完全であったりして
揮発しノズル内部の顔料インクの顔料分散系のバランス
が崩れてしまう。このためノズル部内で顔料が沈降しノ
ズルが目詰まる問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明のインクジェット記録装置は、上記問題点を解
決するためになされたものであり、インク滴をノズル部
より吐出し記録媒体に文字等の記録を行うインクジェッ
ト記録装置において、キャリッジに搭載されて、水平方
向に移動して印字する印字ヘッドが、キャップに対向す
る位置まで移動して非印字領域に復帰した時、印字ヘッ
ドのインク吐出のノズル部を、吐出方向が水平線に対し
て10度〜90度の角度で上向きになるように印字ヘッドの
向きを変えると共に、印字ヘッドの向きが変わった時に
上記キャップに当接してノズル部を密閉して保護する印
字ヘッド角度変換密閉手段を具備したことを特徴とす
る。
決するためになされたものであり、インク滴をノズル部
より吐出し記録媒体に文字等の記録を行うインクジェッ
ト記録装置において、キャリッジに搭載されて、水平方
向に移動して印字する印字ヘッドが、キャップに対向す
る位置まで移動して非印字領域に復帰した時、印字ヘッ
ドのインク吐出のノズル部を、吐出方向が水平線に対し
て10度〜90度の角度で上向きになるように印字ヘッドの
向きを変えると共に、印字ヘッドの向きが変わった時に
上記キャップに当接してノズル部を密閉して保護する印
字ヘッド角度変換密閉手段を具備したことを特徴とす
る。
(作用) 以上述べたように本発明のインクジェット記録装置に
よれば印字ヘッドにキャップをする際に印字ヘッドのノ
ズル部の吐出方向を上向きにするので、記録液として特
に顔料インクを使用した場合、ノズル部内のインクの溶
剤等がキャップ内の空間に揮発したり、更にはキャップ
を透過し揮発したりし、またキャップの密閉が不完全で
あったりして揮発しノズル内部の顔料インクの顔料分散
系のバランスが崩れる。このためノズル部内で顔料粒子
が沈降するが、ノズルの吐出口とは反対方向に沈降する
ためノズルは目詰まる事なく、また顔料粒子の沈降先は
ノズルの様な細い部位ではなくインク溜りにあるのでそ
のインク溜りのインクの顔料濃度の変化は微少であり顔
料分散系のバランスへの影響は問題にならない。
よれば印字ヘッドにキャップをする際に印字ヘッドのノ
ズル部の吐出方向を上向きにするので、記録液として特
に顔料インクを使用した場合、ノズル部内のインクの溶
剤等がキャップ内の空間に揮発したり、更にはキャップ
を透過し揮発したりし、またキャップの密閉が不完全で
あったりして揮発しノズル内部の顔料インクの顔料分散
系のバランスが崩れる。このためノズル部内で顔料粒子
が沈降するが、ノズルの吐出口とは反対方向に沈降する
ためノズルは目詰まる事なく、また顔料粒子の沈降先は
ノズルの様な細い部位ではなくインク溜りにあるのでそ
のインク溜りのインクの顔料濃度の変化は微少であり顔
料分散系のバランスへの影響は問題にならない。
ここでノズルの吐出口は水平線に対して10度〜90度、好
ましくは、90度上向きが望ましいが、10度以上の傾斜を
付ければ効果はある。
ましくは、90度上向きが望ましいが、10度以上の傾斜を
付ければ効果はある。
(実施例) 図面に基づき本発明の一実施例を説明する。1は印字
ヘッドでキャリッジ2の支点3を中心に回動可能にキャ
リッジ2に付設されており、印字ヘッド1が印字領域に
ある時には図2に示した如くノズル部4は支点3より下
側にありノズルの吐出方向は水平になっていて、キャリ
ッジ2と共にガイド軸5上をプラテン6に対して平行に
移動しインク滴を記録紙7に吐出して所望の印字を得る
ことができる。ここで印字ヘッド1はインク吐出機構部
とインク貯溜部が一体となっているが、別に配置された
インク貯溜部からインク供給管により随時供給されても
よい。
ヘッドでキャリッジ2の支点3を中心に回動可能にキャ
リッジ2に付設されており、印字ヘッド1が印字領域に
ある時には図2に示した如くノズル部4は支点3より下
側にありノズルの吐出方向は水平になっていて、キャリ
ッジ2と共にガイド軸5上をプラテン6に対して平行に
移動しインク滴を記録紙7に吐出して所望の印字を得る
ことができる。ここで印字ヘッド1はインク吐出機構部
とインク貯溜部が一体となっているが、別に配置された
インク貯溜部からインク供給管により随時供給されても
よい。
次に印字動作を行なわないときは、印字ヘッド1はキャ
ップ8に対向する位置まで移動し、印字ヘッド角度変換
密閉手段により、キャリッジ2の支点3を中心に回動
し、図3にに示した如くノズル部4が水平になりノズル
の吐出方向が上向きになった時、ノズル部4はキャップ
8に当接し密閉状態となる。印字ヘッド1の回動は、手
動または図示していないが印字ヘッド1がキャップ8に
対向する位置に移動した時、自動的に印字ヘッド1を回
動させる機構を付設すればよい。
ップ8に対向する位置まで移動し、印字ヘッド角度変換
密閉手段により、キャリッジ2の支点3を中心に回動
し、図3にに示した如くノズル部4が水平になりノズル
の吐出方向が上向きになった時、ノズル部4はキャップ
8に当接し密閉状態となる。印字ヘッド1の回動は、手
動または図示していないが印字ヘッド1がキャップ8に
対向する位置に移動した時、自動的に印字ヘッド1を回
動させる機構を付設すればよい。
ここで、キャップ8は非吸水性の弾力に富むシリコンゴ
ム等の材質で出来ておりノズル部4に当接すると変形し
てノズルに密着し吐出口を密閉するようになる、更にキ
ャップ8はキャップ支持9に付設されている。
ム等の材質で出来ておりノズル部4に当接すると変形し
てノズルに密着し吐出口を密閉するようになる、更にキ
ャップ8はキャップ支持9に付設されている。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明のインクジェット記録装置
によれば印字ヘッドにキャップをする際に印字ヘッドの
ノズルの吐出方向を上向きにするので、記録液として特
に顔料インクを使用した場合、ノズル部内のインクの溶
剤等がキャップ内の空間に揮発したり、更にはキャップ
を透過し揮発たりし、またキャップの密閉が不完全であ
ったりして揮発しノズル内部の顔料インクの顔料分散系
のバランスが崩れることによりノズル部内で顔料粒子が
沈降しても、ノズルの吐出口とは反対方向に沈降するこ
ととなり、このため印字ヘッドのキャップの密閉が多少
不完全であったり、またインクジェット記録装置に長期
間装着されたままでキャップからインクが透過揮発して
もノズルが目詰まることはない優れた効果を有する。
によれば印字ヘッドにキャップをする際に印字ヘッドの
ノズルの吐出方向を上向きにするので、記録液として特
に顔料インクを使用した場合、ノズル部内のインクの溶
剤等がキャップ内の空間に揮発したり、更にはキャップ
を透過し揮発たりし、またキャップの密閉が不完全であ
ったりして揮発しノズル内部の顔料インクの顔料分散系
のバランスが崩れることによりノズル部内で顔料粒子が
沈降しても、ノズルの吐出口とは反対方向に沈降するこ
ととなり、このため印字ヘッドのキャップの密閉が多少
不完全であったり、またインクジェット記録装置に長期
間装着されたままでキャップからインクが透過揮発して
もノズルが目詰まることはない優れた効果を有する。
第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示す図、第2図は印字ヘッドが印字領域にある時の図、
第3図は印字ヘッドが回動してキャップがされた図であ
る。 1……印字ヘッド、2……キャリッジ、3……支点、4
……ノズル部、5……ガイド軸、6……プラテン、7…
…記録紙、8……キャップ、9……キャップ支持
示す図、第2図は印字ヘッドが印字領域にある時の図、
第3図は印字ヘッドが回動してキャップがされた図であ
る。 1……印字ヘッド、2……キャリッジ、3……支点、4
……ノズル部、5……ガイド軸、6……プラテン、7…
…記録紙、8……キャップ、9……キャップ支持
Claims (1)
- 【請求項1】インク滴をノズル部より吐出し記録媒体に
文字等の記録を行うインクジェット記録装置において、
キャリッジに搭載されて、水平方向に移動して印字する
印字ヘッドが、キャップに対向する位置まで移動して非
印字領域に復帰した時、印字ヘッドのインク吐出のノズ
ル部を、吐出方向が水平線に対して10度〜90度の角度で
上向きになるように印字ヘッドの向きを変えると共に、
印字ヘッドの向きが変わった時に上記キャップに当接し
てノズル部を密閉して保護する印字ヘッド角度変換密閉
手段を具備したことを特徴とするインクジェット記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1203974A JP2796362B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1203974A JP2796362B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367656A JPH0367656A (ja) | 1991-03-22 |
JP2796362B2 true JP2796362B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16482709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1203974A Expired - Fee Related JP2796362B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796362B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4378655B2 (ja) | 2007-03-07 | 2009-12-09 | 株式会社ダイフク | 物品処理設備 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02188259A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-24 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP1203974A patent/JP2796362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0367656A (ja) | 1991-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |