JP2795697B2 - 回収商品券分類集計システム - Google Patents

回収商品券分類集計システム

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回収商品券分類集計システムにかかり、特に
デパート、スーパーマーケット等の大型小売店で使用さ
れる商品券を回収して分類集計する回収商品券分類集計
システムに関する。
〔従来の技術〕
一般に、デパート、スーパーマーケット等の大型小売
店では所定の金額、例えば500円、1000円等の額面金額
が記載された商品券を発行しており、特に贈答用として
多量に販売されている。第10図は従来使用されている商
品券の一例を示すものである。
このような商品券の発行元が経営する店舗あるいはそ
の発行元が契約している他社の店舗における各レジスタ
カウンタにおいて、商品券をレジスタカウンタ係員に渡
すことにより、商品券はその額面金額分の現金と同じ扱
いとなり、引替えで商品を購入することができるように
なっている。この引替え時には、レジスタカウンタ係員
によって商品券が取扱い可能なものであるかについて、
発行元や金額が目視確認され、取扱い可能と判断されて
回収された商品券はレジスタのドロア内にまとめて収納
される。
そして閉店後には、レジスタカウンタ係員が回収商品
券の枚数および金額を集計した後、これらは例えば出納
室に運ばれ、そこでさらに出納室の係員により手作業で
発行元や金額などの種類別に分類集計される。この分類
集計が手作業で行われるのは、商品券は紙幣や硬貨のよ
うに統一された模様や材料で作成されていないために、
紙幣や硬貨のように機械で自動的に処理することができ
ないためである。なお、ここでいう材料には模造防止の
ための磁気インクなども含まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来のシステムでは回収された商品券を
機械的に処理することができず、分類集計に多大の労力
を要していた。
このような問題を解決するため、識別可能な統一情報
を記録させて商品券を発行することも考えられるが、記
録形態や記録フォーマットを発行元が異なる他社の商品
券についてもすべて統一しなければならず、会社間の調
整が非常に困難である。また、記録および読取りのため
の設備投資費用も膨大なものになるため、1回きりしか
使用できない商品券のために識別可能な情報を記憶させ
ることは非常に不経済である。
本発明はこのような問題を解決するためなされたもの
で、現在流通している商品券を変更することなく、簡単
なシステムで回収後の商品券の分類集計作業を極めて容
易にする回収商品券分類集計システムを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、複数種類の商品券をレジスタカウン
タで回収し、その回収した商品券を一括して分類集計す
る回収商品券分類集計システムにおいて、レジスタカウ
ンタに設けられ、回収した商品券の所定位置に商品券の
分類情報に応じた異なる穿孔を行う穿孔機と、回収した
商品券を集計する集計所に設置され、穿孔機で穿孔済み
の商品券を一括して受入れ、分離繰出し手段で1枚ずつ
分離繰り出して商品券の穿孔位置を読取り、読取った穿
孔位置別に分類集計する商品券分類集計機とを備えたこ
とを特徴としている。
〔作 用〕
レジスタカウンタで回収された商品券は係員により穿
孔機で商品券の金額や発行元に応じて穿孔が行われる。
このような穿孔が行われた商品券は自動読取が可能にな
るため商品券分類集計機で機械的に高速で行うことがで
きる。
このため、現在流通している商品券に何等変更を加え
ることなく、しかも少ない設備投資で回収後の商品券の
分類集計作業を極めて容易化できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の構成を簡略に示すブロック図、第2
図は本発明のシステムにおける動作を説明するフローチ
ャートである。
同図によれば、店舗の売り場10におけるレジスタカウ
ンタに設置されたレジスタ11で商品券1の回収が行われ
るようになっており、係員により顧客から商品券1が受
取られると(ステップS101)、係員により発行元や金額
が目視確認されて取扱い可能な商品券であるかどうかが
判断される(ステップS102)。この段階で取扱い可能な
商品券でないと判断された場合には商品券1は顧客に返
却される。取扱い可能な商品券であると判断された場合
には、係員は商品券1による入金内容を現金外入金とし
てレジスタ11のキーボードを押鍵して入力する(ステッ
プS104)。次に係員は、レジスタの横に設置された穿孔
機30に商品券1を挿入し、穿孔内容をセットして穿孔を
行う(ステップS105)。このようにして穿孔が行われた
商品券1′はレジスタのドロア12内の商品券専用の収納
部に収納される(ステップS106)。
閉店時間になったかどうかは常にステップS107で調べ
られ、閉店となっていない限り以上のような商品券回収
は続行される。
閉店後には、回収された商品券1′は集計のために出
納室20に運ばれ(ステップS108)、分類集計機70にかけ
られて発行元別等に自動分類集計が行われる。
第3図は本発明で使用される穿孔された商品券1′の
一例を示すものである。
商品券1′の右辺の上半分のA領域には発行元を示す
切欠き状の穿孔2が設けられ、また、下半分のB領域に
は金額または種類(例えば、一般商品券または従業員用
の商品券等)を示す切欠き状の穿孔3が設けられてい
る。この実施例ではA領域には1〜mのm個の穿孔が可
能になっており、B領域には1〜nのn個の穿孔が可能
となっている。また、右上の角部には分類集計時の方向
決定を容易化するためのコーナカット部4が設けられて
いる。なお、穿孔の意味付けは任意の分類情報として設
定するこができる。
第4図はコーナカット部の機能を示す斜視図である。
回収された商品券1′を多数集めて揃えて並べた場合に
おいて、配列方向が異なる商品券1′があった場合に
は、コーナカット部4に配列方向が異なる商品券のカッ
トされていない角部5が表われるため、方向の異なるも
のを容易に発見することができる。
第5図は商品券に穿孔を行うための穿孔機30の外観を
示す斜視図である。この穿孔機30はパネル31面に電源ス
イッチ32、穿孔位置指示入力部としてのキーボード33、
および指示入力した内容を表示する表示部34を有してお
り、パネル面の下部には商品券の挿入口35が設けられて
いる。キーボード33は穿孔領域を指定する領域キー33a,
33bと、穿孔位置の番号を示すテンキー33cよりなってい
る。
第6図ないし第8図は穿孔機30の穿孔のための機構を
説明するものである。まず、第6図は商品券穿孔機30の
内部構造を上面から見たもので、挿入口3の左端、およ
び最奥端に突当て部材41,42が設けられている。これら
の突当て部材41,42は、商品券挿入突のガイドとなると
ともに、穿孔時の位置決め部材となるものである。これ
らの突当て部材41,42に商品券1が接していることを確
認するために、突当て部材41の近傍には光センサS1、突
当て部材42の近傍には光センサS2およびS3が設けられて
いる。
また、支持板43上には商品券挿入方向と直角方向に2
本の溝44が形成されており、これらの溝44内には後述す
る駆動ベルト45が配設されている。
2つの突当て部材41,42の交差部および突き当て部材4
2上にはそれぞれ穿孔機構50が設けられている。第6図
においては図面を簡略化するために下型55a,55bのみを
表示している。
第7図は穿孔機構50の一例を示す断面図であって、支
持板60に固定された筒状本体部58の内部には上下方向に
摺動可能で先端が刃状に形成された穿孔棹51が設けら
れ、この穿孔棹51はソレノイド52の励磁により引張られ
て支店53を中心として回動される押圧部材54により下方
に押され、下型55との間に位置した商品券1に孔を開け
るようになっている。商品券の穿孔により除去された部
分は穿孔カス56として下部に設けられた穿孔カス受け部
57に溜められる。穿孔棹51の大径部51aと支持板60との
間には圧縮ばね59が設けられており、穿孔時に下方に押
された穿孔棹51を通常の位置に復帰させる。
第8図は商品券の初期位置決めおよび穿孔位置を変化
させるための機構を示すものである。支持板43の下には
ステッピングモータ61で駆動されるベルト搬送機構62が
設けられ、搬送ベルト63の表面は支持板43の表面より僅
かに突出している。一方、支店64を中心として回動自在
に構成された2つの可動アーム65,65の一端に回転自在
に取り付けられた一対のプーリ66,66には押圧ベルト67
が張設されており、可動アーム65の他端はソレノイド68
により横方向に駆動される駆動棹69に枢支されている。
したがって、ソレノイド68を励磁させて駆動棹69を引寄
せると、プーリ66および押圧ベルト67は降下しつつ図の
左側へ商品券1を押し付ける。これにより、商品券1の
左端辺は左端の突出て部材41に当接されるようになり、
完全な初期位置決めを行うことができる。
この状態で穿孔機構を駆動させて、まずコーナカット
部4の切落としが行われ、続いて穿孔位置に応じてステ
ッピングモータ61が駆動されると商品券1を挟持しつつ
ベルト63およびフリー状態の押圧ベルト67が駆動され、
商品券1はA領域の所望の穿孔位置が穿孔機構の穿孔位
置と一致するまで搬送される。ここで前述したように穿
孔機構50が作動され、A領域での穿孔が行われる。同様
に、ステッピングモータ61が再度駆動されて、今度はB
領域の所望の穿孔位置が穿孔機構50の穿孔位置と一致す
るまで商品券が搬送され、そこでB領域での穿孔が行わ
れる。
穿孔終了後、ステッピングモータ61は逆転され、穿孔
済みの商品券1′は突き当て部材41に当接するまで移動
される。
第9図は商品券分類集計機70の内部構造を示す断面図
である。
回収された商品券は商品券挿入孔71から挿入されて載
置台72の上に載置され、繰出しローラ73により繰り出さ
れ、2枚送り防止のためのゲートローラ74,75により分
離され、搬送ベルト76により搬送される。この搬送経路
の途中には穿孔位置読取部77が設けられ、ここで位置読
取りが不可能であった場合にはゲート板GB7が回動し
て、リジェクト部S7に商品券を回収するようになってい
る。読取りが正常に行われた場合には穿孔位置読取り部
77で読取られた結果に応じて搬送路の延長上にあるゲー
ト板GB1〜GB5により6つの搬送先が切り替えられ、羽根
車HA1〜HA6により1枚ずつ分離されて一時保留部SH1〜S
H6の支持板P1a〜P6aおよびP1b〜P6bの上に集積される。
その後、これらの支持板が解放され、商品券はエレベー
タR1〜R6の上に落下して蓄積される。この商品券分類集
計機70は制御部78により動作の制御が行われる。
以上の実施例では商品券識別のための穿孔を切欠き状
に設けたが、これを任意の形の穴としても良い。
また、穿孔位置は実施例では商品券の右側の短辺とし
たが、他の辺や中央位置など店舗毎に任意に選択するこ
とができる。また、多数の店舗を有するチェーン店など
では、各店舗で穿孔位置フォーマットを共通にしておけ
ば、一括集計を行うことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、レジスタで回収された
商品券は穿孔機で商品券の金額や発行元に応じて穿孔が
行われ、商品券は商品券分類集計機で機械的に高速で行
うようにしているため、現在流通している商品券に何等
変更を加えることなく、回収後の商品券の分類集計作業
が極めて容易化され、省力化が図られる。また、設備費
用も安価であり、各社の統一的導入も容易である。
また、本発明のシステムでは回収された商品券は回収
時点で孔を開けられて金銭的に無価値なものとすること
ができるので、盗難等の事故の発生が防止され、安全面
での向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回収商品券分類集計システムを示す構
成ブロック図、第2図は本発明の装置における動作を示
すフローチャート、第3図は本発明で使用される穿孔さ
れた商品券の一例を示す正面図、第4図は商品券のカッ
ト部の機能を示す斜視図、第5図は商品券に穿孔を行う
ための穿孔機の外観を示す斜視図、第6図は穿孔機の商
品券挿入部の機構の説明図、第7図は穿孔機構を示す断
面図、第8図は商品券の初期位置決めのための機構の説
明図、第9図は商品券分類集計機の構造を示す断面図、
第10図は従来の商品券を示す正面図である。 1……商品券、2,3……穿孔、4……カット部、10……
売り場、11……レジスタ、12……ドロア、20……出納
室、30……穿孔機、35……挿入孔、41,42……突当て部
材、50……穿孔機構、51……穿孔棹、52……ソレノイ
ド、55……下型、61……ステッピングモータ、63……搬
送ベルト、64……支点、66……可動アーム、66……プー
リ、67……押圧ベルト、68……ソレノイド、69……駆動
棹、70……商品券分類集計機、77……穿孔位置読取部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の商品券をレジスタカウンタで回
    収し、その回収した商品券を一括して分類集計する回収
    商品券分類集計システムにおいて、 前記レジスタカウンタに設けられ、回収した商品券の所
    定位置に商品券の分類情報に応じた異なる穿孔を行う穿
    孔機と、 前記回収した商品券を集計する集計所に設置され、前記
    穿孔機で穿孔済みの商品券を一括して受入れ、分離繰出
    し手段で1枚ずつ分離繰り出して商品券の穿孔位置を読
    取り、読取った穿孔位置別に分類集計する商品券分類集
    計機とを備えた回収商品券分類集計システム。
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