JP2794979B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2794979B2
JP2794979B2 JP3114378A JP11437891A JP2794979B2 JP 2794979 B2 JP2794979 B2 JP 2794979B2 JP 3114378 A JP3114378 A JP 3114378A JP 11437891 A JP11437891 A JP 11437891A JP 2794979 B2 JP2794979 B2 JP 2794979B2
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晃一 竹村
博久 今井
達規 桜武
光宏 今島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼熱により冷媒を加
熱し熱搬送を行なう空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機の制御装置
は、図6に示すように、モータ1で駆動されるファン2
によって送風される室内熱交換器3、冷媒熱搬送手段
4、燃焼手段5、冷媒加熱熱交換器6などから構成され
ている。
【0003】上記構成において、燃焼手段5によって加
熱され冷媒加熱熱交換器6で蒸発した冷媒が室内熱交換
器3で凝縮し放熱することで暖房を行なうものであっ
た。そして、暖房を行なう場合、室温が使用者の所望す
る温度に比べて低い場合には、燃焼手段5の最大能力で
燃焼し、所望温度に近づくと室温を一定に保つために、
温度上昇とともに燃焼量を低下させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の制御装置では、燃焼手段5の燃焼量の制御は室
内温度に応じて自動的に行っているが、ファン2の風量
は使用者が好みに応じて切り換えるものであった。した
がって燃焼手段5の能力が一定となった場合、吹き出し
風量が低い程、また室温が高い程吹き出し温度が高くな
る。また、吹き出し風量が低い場合に最大燃焼量で燃焼
し続ける程、吹き出し温度の上昇を招くことになるが、
このような状態で運転を続けると、冷媒温度が上昇して
冷媒圧力の上昇による配管の破裂等の危険を招くことに
なり安全面で問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、冷媒温度の上昇を低くし、冷媒圧力の上昇を防ぎ、
配管の破裂等がなく、安全性の高い空気調和機の制御装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、モータで駆動するファンによって送風され
る室内熱交換器と、冷媒熱搬送手段と、燃焼手段により
加熱される冷媒加熱熱交換器と、室温検知手段と、前記
モータの回転数と前記燃焼手段の燃焼量を制御する制御
部とを備え、前記制御部は前記モータの回転数を多段階
に設定可能な風量設定手段と、前記室温検知手段の検知
温度により燃焼量を演算する第1演算部と、前記風量設
定手段の設定値に応じて燃焼量の上限値を演算する第2
演算部と、第1演算部および第2演算部の出力値の低い
方の値で前記燃焼手段の燃焼量を制御する燃焼制御部と
を有するものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、第2演算部が風量設定
手段の設定回転数が低くなるに従って燃焼手段の燃焼量
の上限値を低く設定し、この上限燃焼量を越えない範囲
で室温に応じて燃焼量が制御されるので、モータの設定
回転数が低い場合でも、冷媒温度の上昇を未然に防止で
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照しながら説明する。なお、本実施例において、前
述の従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を
付して説明する。
【0009】図に示すように、冷媒回路はモータ1で駆
動するファン2によって送風される室内熱交換器3と圧
力差を利用し無動力で熱搬送を行なう冷媒熱搬送手段4
および燃焼手段5により加熱される冷媒加熱熱交換器6
などを順次連結して構成されており、また室内熱交換器
3の風上側には室温検知手段7が設けられている。8は
モータ1の回転数と燃焼手段5の燃焼量を制御する制御
部である。制御部8はモータ1の回転数NS を多段階に
設定できる風量設定手段9と、風量設定手段9の設定回
転数NS でモータ1を駆動するモータ駆動部10と、室
温検知手段7の検知温度TR より燃焼量QO を演算する
第1演算部11と、風量設定手段9の設定回転数NS
応じて上限燃焼量QX を演算する第2演算部12と、Q
O とQX を比較し低い方の燃焼量Qで燃焼手段5を制御
する燃焼制御部13から構成されている。
【0010】上記構成において、冷媒熱搬送手段4から
送られた液冷媒は、冷媒加熱熱交換器6で加熱され、飽
和ガスは二相状態になり室内熱交換器3に入り、室内で
放熱することによって過冷却状態の液冷媒となって室内
熱交換器3を出る。さらに冷媒熱搬送手段4で送られる
ことによって冷媒回路を循環する。図2は動作フローチ
ャートを示すものである。すなわち、運転を開始する
と、モータ1は使用者の設定した回転数NS で駆動さ
れ、つぎに、第1演算部11と室温TR から燃焼量QO
を演算する。
【0011】図3は、室温検知手段7の検知温度TR
なわち室温TR と第1演算部11の演算結果による燃焼
量QO の関係を示した図である。T1 ,T2 ,T3 は使
用者が設定する設定温度により変化するものであり、室
温TR によって燃焼量QO を切り換えることにより設定
温度に一致するように制御する。図に示すように、室温
R がT1 に満たない場合は、燃焼手段5の最大燃焼量
H を出力し、室温T R がT1 を越えると室温TR を設
定温度に一致させるため、室温TR の上昇に従って燃焼
量QO の値を徐々に低下させ、室温TR =T2 に達する
と燃焼手段5の下限燃焼量QL を出力する。燃焼量QO
がQL に達してもさらに室温上昇が続きT3 となると燃
焼量QO =0を出力し燃焼を停止させる。つぎに第2演
算部12が設定回転数NS から上限燃焼量QX を演算す
る。
【0012】図4は、風量設定手段9の設定回転数NS
と第2演算部12の演算結果による上限燃焼量QX の関
係を示す図である。図に示すように、設定回転数NX
値が小さくなるにしたがい、上限燃焼量QX の値も小さ
く定められる。風量設定手段9で設定可能な回転数がN
L ,NM ,NH (NL <NM <NH )の3段階である場
合、各々の上限燃焼量QX の値はQl ,Qm ,Qh (Q
l <Qm <Qh )と定められる。ただし、ここでQh
H である。つづいて、燃焼制御部13により燃焼量Q
O とQX の比較を行ない、QX の値が低ければ燃焼手段
5の燃焼量QはQX に、逆にQO の方が低ければ燃焼手
段5の燃焼量QはQO に制御される。
【0013】図5は、室温TR と燃焼制御部13の出力
値すなわち燃焼手段5の燃焼量Qの関係を示した図であ
る。TR <T1 の場合QO =QH であるが、各設定回転
数におけるQX の値がQX ≦QH であるため燃焼手段5
の燃焼量Qは各設定回転数N S の上限値QX となる。そ
して、燃焼量QがQX より下降し始める室温は、N=N
L の時がTl ,NM の時がTm ,NH の時がTh =T1
となる。室温がTl を越えると、設定回転数NS の値に
かかわらず燃焼量Qの値は共通となる。以上のように、
第2演算部12では風量設定手段9の設定回転数NS
小さくなるに従って、燃焼量の上限値QX を低目の値に
設定する。したがって、一般に冷媒温度が上昇しやすい
低風量時であっても、冷媒温度の上昇が抑制され圧力上
昇などの危険を招くことがなく暖房運転が可能となる。
以降、運転停止するまで、モータ1と燃焼手段5は上記
動作を繰り返す。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機の制御
装置によれば、風量設定手段の設定したモータの回転数
に応じて燃焼量の上限値が定められるので、冷媒温度上
昇による冷媒圧力の上昇がなく、配管の破裂などを招く
ことのない安全な運転か可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の制御装
置のブロック構成図
【図2】同制御装置の動作フローチャート
【図3】同制御装置の室温と燃焼量との関係図
【図4】同制御装置のモータの設定回転数と上限燃焼量
との関係図
【図5】同制御装置の室温と燃焼量との関係図
【図6】従来の空気調和機の制御装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 モータ 2 ファン 3 室内熱交換器 4 冷媒熱搬送手段 5 燃焼手段 6 冷媒加熱熱交換器 7 室温検知手段 8 制御部 9 風量設定手段 11 第1演算部 12 第2演算部 13 燃焼制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今島 光宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−111153(JP,A) 特開 平3−39824(JP,A) 特開 平1−306779(JP,A) 特開 昭61−107055(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 7/00 F24F 11/02 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータで駆動するファンによって送風さ
    れる室内熱交換器と、冷媒熱搬送手段と、燃焼手段によ
    り加熱される冷媒加熱熱交換器と、室温検知手段と、前
    記モータの回転数と前記燃焼手段の燃焼量を制御する制
    御部とを備え、前記制御部は前記モータの回転数を多段
    階に設定可能な風量設定手段と、前記室温検知手段の検
    知温度により燃焼量を演算する第1演算部と、前記風量
    設定手段の設定値に応じて燃焼量の上限値を演算する第
    2演算部と、第1演算部および第2演算部の出力値の低
    い方の値で前記燃焼手段の燃焼量を制御する燃焼制御部
    とを有する空気調和機の制御装置。
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