JP2794160B2 - つぼ形ケーシング構造のうず巻ポンプ - Google Patents
つぼ形ケーシング構造のうず巻ポンプInfo
- Publication number
- JP2794160B2 JP2794160B2 JP6085500A JP8550094A JP2794160B2 JP 2794160 B2 JP2794160 B2 JP 2794160B2 JP 6085500 A JP6085500 A JP 6085500A JP 8550094 A JP8550094 A JP 8550094A JP 2794160 B2 JP2794160 B2 JP 2794160B2
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- JP
- Japan
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- built
- casing
- pot
- spiral
- shaped casing
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/06—Multi-stage pumps
- F04D1/063—Multi-stage pumps of the vertically split casing type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/445—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for liquid pumps
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は請求項１の上位概念に記
載のうず巻ポンプに関する。
載のうず巻ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】２重ケーシング型ポンプ及び外被形ケー
シング型ポンプ及び／又はバレル型ポンプとしても公知
のこの形式のうず巻ポンプ構造は、つぼ形ケーシングに
より包囲されている。吸込管及び吐出管を備えるつぼ形
ケーシングは、軸に垂直に位置する平面の中で蓋により
密封閉鎖されている。
シング型ポンプ及び／又はバレル型ポンプとしても公知
のこの形式のうず巻ポンプ構造は、つぼ形ケーシングに
より包囲されている。吸込管及び吐出管を備えるつぼ形
ケーシングは、軸に垂直に位置する平面の中で蓋により
密封閉鎖されている。
【０００３】この場合、駆動軸は、蓋及び軸密封部材を
貫通案内される。このケーシング構造の利点は、ポンプ
を解体する際につぼ形ケーシングは導管及び基礎に接続
されたままでよいことにある。通常、このようなポンプ
は、高圧ポンプ及び最高圧ポンプ及び例えばボイラー給
水ポンプとして用いられる多段ポンプである。
貫通案内される。このケーシング構造の利点は、ポンプ
を解体する際につぼ形ケーシングは導管及び基礎に接続
されたままでよいことにある。通常、このようなポンプ
は、高圧ポンプ及び最高圧ポンプ及び例えばボイラー給
水ポンプとして用いられる多段ポンプである。
【０００４】つぼ形ケーシングとしては鋳造ケーシング
を用いることができる。何故ならば鋳造ケーシングは、
発生圧力に対して最高の耐圧性を有するからである。こ
のポンプ構造を可及的最高の効率で作動するために、羽
根車及び後続の案内車をその都度の用途に正確に調整す
ることが必要である。これにより、それぞれの用途のた
めに多大の構造及び製造コストをかけなければならな
い。
を用いることができる。何故ならば鋳造ケーシングは、
発生圧力に対して最高の耐圧性を有するからである。こ
のポンプ構造を可及的最高の効率で作動するために、羽
根車及び後続の案内車をその都度の用途に正確に調整す
ることが必要である。これにより、それぞれの用途のた
めに多大の構造及び製造コストをかけなければならな
い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に記載の形式のポンプケーシングのために、効率を改善
しかつ異なる装置への整合を容易にする構造形態を提供
することにある。
に記載の形式のポンプケーシングのために、効率を改善
しかつ異なる装置への整合を容易にする構造形態を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は個々のポンプ
羽根車の間に配置され流れを案内する段ケーシングを有
するつぼ形ケーシング構造のうず巻ポンプにおいて、つ
ぼ形ケーシング（８）の中の最後の段ケーシング（１
０）の領域内に、組込式案内部材（１３）と、半径方向
及び／又は軸方向で展開されている組込式うず巻部材
（１）と、ディフューザ状の組込式吐出管（２）とが配
置されていることを特徴とするつぼ形ケーシング構造の
うず巻ポンプにより解決される。
羽根車の間に配置され流れを案内する段ケーシングを有
するつぼ形ケーシング構造のうず巻ポンプにおいて、つ
ぼ形ケーシング（８）の中の最後の段ケーシング（１
０）の領域内に、組込式案内部材（１３）と、半径方向
及び／又は軸方向で展開されている組込式うず巻部材
（１）と、ディフューザ状の組込式吐出管（２）とが配
置されていることを特徴とするつぼ形ケーシング構造の
うず巻ポンプにより解決される。
【０００７】
【作 用】試験運転により、この構造により最後のポン
プ段の効率が３〜４％改善できることが分かった。これ
は、６段までのポンプでも全効率を顕著に改善でき、従
ってエネルギー節約が可能であり、これにより、ポンプ
にかかった費用を迅速に埋め合わせることができること
を意味する。
プ段の効率が３〜４％改善できることが分かった。これ
は、６段までのポンプでも全効率を顕著に改善でき、従
ってエネルギー節約が可能であり、これにより、ポンプ
にかかった費用を迅速に埋め合わせることができること
を意味する。
【０００８】組込式案内部材と組込式うず巻き部材が別
体で形成されているので、それぞれの機能を分離してそ
れぞれ最適の形状とできる。
体で形成されているので、それぞれの機能を分離してそ
れぞれ最適の形状とできる。
【０００９】組込部品構造として形成することにより、
仕様の異なるポンプの組立の際に異なる組込部品を組合
せて簡単にそれぞれの装置へ整合できる。
仕様の異なるポンプの組立の際に異なる組込部品を組合
せて簡単にそれぞれの装置へ整合できる。
【００１０】本発明の１つの実施形態では、組込式うず
巻部材はケーシング蓋及び／又は最後の段ケーシングと
は別体ではなく一体として形成することができる。
巻部材はケーシング蓋及び／又は最後の段ケーシングと
は別体ではなく一体として形成することができる。
【００１１】初めに半径方向で展開し次いで軸方向で展
開するうず巻部材が有利であることが実験により分かっ
た。これにより、つぼ形ケーシングの大型化が不要とな
り、有利である。これにより、うず巻ポンプから流出す
る搬送媒体を蓄積し吐出管に供給するためにこれまで用
いられたリング室を、効率改善の手段のために用いるこ
とができる。
開するうず巻部材が有利であることが実験により分かっ
た。これにより、つぼ形ケーシングの大型化が不要とな
り、有利である。これにより、うず巻ポンプから流出す
る搬送媒体を蓄積し吐出管に供給するためにこれまで用
いられたリング室を、効率改善の手段のために用いるこ
とができる。
【００１２】つぼ形ケーシングを閉鎖する蓋を、効率改
善のための流れ案内構成素子として利用できるよう形成
することにより、ポンプの構造容積を一定に保持でき
る。
善のための流れ案内構成素子として利用できるよう形成
することにより、ポンプの構造容積を一定に保持でき
る。
【００１３】本発明の１つの実施形態では、組込式うず
巻部材が流れに関して組込式案内部材の下流に配置され
ている。これにより、羽根車の所望のｎｑ領域の中で組
込式案内部材のみを、羽根車に整合すればよくなる。従
って、組込式うず巻部材の変更作業又は整合作業は不要
となる。
巻部材が流れに関して組込式案内部材の下流に配置され
ている。これにより、羽根車の所望のｎｑ領域の中で組
込式案内部材のみを、羽根車に整合すればよくなる。従
って、組込式うず巻部材の変更作業又は整合作業は不要
となる。
【００１４】組込式案内部材の羽根を除去して、組込う
ず巻部材へ搬送媒体を案内するいわばリングディフュー
ザとして設けることも可能である。これの適用可能性
は、ポンプの用途の全条件に依存する。
ず巻部材へ搬送媒体を案内するいわばリングディフュー
ザとして設けることも可能である。これの適用可能性
は、ポンプの用途の全条件に依存する。
【００１５】同様に整合を可能にする組込式吐出管を確
実に固定し、簡単に密封するために本発明の１つの実施
例では、組込式吐出管がケーシング内部から吐出管の中
に組込可能である。これにより、例えば突出フランジに
より組込式吐出管を直接につぼ形ケーシングに当接させ
ることができる。
実に固定し、簡単に密封するために本発明の１つの実施
例では、組込式吐出管がケーシング内部から吐出管の中
に組込可能である。これにより、例えば突出フランジに
より組込式吐出管を直接につぼ形ケーシングに当接させ
ることができる。
【００１６】さらに、最後のポンブ段の中での高い流速
に抗することができるように、耐性の高い材料によりデ
ィフューザ吐出管を製作できる。この場合、つぼ形ケー
シング自身は小コストの材料により製作できる。つぼ形
ケーシングは、耐摩耗性を高めるために液体案内面の領
域内は平坦化されている。
に抗することができるように、耐性の高い材料によりデ
ィフューザ吐出管を製作できる。この場合、つぼ形ケー
シング自身は小コストの材料により製作できる。つぼ形
ケーシングは、耐摩耗性を高めるために液体案内面の領
域内は平坦化されている。
【００１７】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１８】図１には、ディフューザが後置されている
組込式うず巻部材１の横断面図が示されている。
組込式うず巻部材１の横断面図が示されている。
【００１９】図２は、図１のＩＩ−ＩＩ切断線に沿って
切断して示す断面である。
切断して示す断面である。
【００２０】図４は、約１８０°うず巻角度でのポンプ
の最後の段を図１のＩＶ−ＩＶ切断線に沿って示す断面
図である。
の最後の段を図１のＩＶ−ＩＶ切断線に沿って示す断面
図である。
【００２１】最後の段ケーシング１０は、外部からつぼ
形ケーシング８の中に挿入される。
形ケーシング８の中に挿入される。
【００２２】図示の最後の羽根車１５は軸１６の上に配
置されている。軸１６は、蓋１２の中に設けられている
密封及び軸受ケーシング１７により保持される。
置されている。軸１６は、蓋１２の中に設けられている
密封及び軸受ケーシング１７により保持される。
【００２３】最後の段ケーシング１０の端面１１と、つ
ぼ形ケーシング８を閉鎖している蓋１２との間に組込式
案内部材１３が配置されている。組込式案内部材１３
は、ずれ回転防止素子１４によりその位置に保持され
る。
ぼ形ケーシング８を閉鎖している蓋１２との間に組込式
案内部材１３が配置されている。組込式案内部材１３
は、ずれ回転防止素子１４によりその位置に保持され
る。
【００２４】組込式案内部材１３は、羽根車１５から流
体に与えられた運動エネルギーを、流体がポンプのディ
フューザから出る前に、圧力に変換する機能を有するも
ので、この種のポンプでは慣用されているものである。
内部の羽根がある場合とない場合がある。
体に与えられた運動エネルギーを、流体がポンプのディ
フューザから出る前に、圧力に変換する機能を有するも
ので、この種のポンプでは慣用されているものである。
内部の羽根がある場合とない場合がある。
【００２５】本発明においては、さらに組込式うず巻部
材１が設けられている。
材１が設けられている。
【００２６】この実施例では、組込式案内部材１３は、
羽根車１５より僅かに大きい内径を有し、図示しない複
数の案内羽根を持ち、羽根車１５の外周に密接して配置
されている。
羽根車１５より僅かに大きい内径を有し、図示しない複
数の案内羽根を持ち、羽根車１５の外周に密接して配置
されている。
【００２７】羽根車１５から送られた流体は組込式案内
部材１３の中でうず巻き状の、すなわち半径方向速度成
分と円周方向速度成分を持った運動をする。
部材１３の中でうず巻き状の、すなわち半径方向速度成
分と円周方向速度成分を持った運動をする。
【００２８】組込式案内部材１３は単に運動エネルギー
を圧力に変換するだけでなく、羽根車に要求される特性
値に合わせた形状とすることができるので、この実施例
のように羽根車の直接の下流に配置することが好まし
い。
を圧力に変換するだけでなく、羽根車に要求される特性
値に合わせた形状とすることができるので、この実施例
のように羽根車の直接の下流に配置することが好まし
い。
【００２９】この実施例では、流体の流れに関して組込
式案内部材１３の下流側に組込式うず巻部材１が配置さ
れている。
式案内部材１３の下流側に組込式うず巻部材１が配置さ
れている。
【００３０】組込式うず巻部材１は、組込式案内部材１
３を囲むように配置され、つぼ形ケーシング８の中に収
容されている。
３を囲むように配置され、つぼ形ケーシング８の中に収
容されている。
【００３１】組込式うず巻部材１と、組込式案内部材１
３と、羽根車１５を覆うように蓋１２がこれらを閉鎖し
ている。図２、図４から分かるように、組込式うず巻部
材１と蓋１２の間は静的にシールされ、軸１６と蓋１２
の間は動的にシールされている。
３と、羽根車１５を覆うように蓋１２がこれらを閉鎖し
ている。図２、図４から分かるように、組込式うず巻部
材１と蓋１２の間は静的にシールされ、軸１６と蓋１２
の間は動的にシールされている。
【００３２】組込式うず巻部材１と、最後の段ケーシン
グ１０と、組込式案内部材１３と、つぼ形ケーシング８
と、蓋１２の間に流体の通路が形成されるような形状
を、組込式うず巻部材１は有する。
グ１０と、組込式案内部材１３と、つぼ形ケーシング８
と、蓋１２の間に流体の通路が形成されるような形状
を、組込式うず巻部材１は有する。
【００３３】次に、その通路および組込式うず巻部材１
の形状を説明する。
の形状を説明する。
【００３４】図１においては組込式案内部材１３は省略
されているが、直径ＤＬより内部の部分に配置されてい
る。
されているが、直径ＤＬより内部の部分に配置されてい
る。
【００３５】組込式うず巻部材１と他の部材の間に作ら
れる流体の通路は、この発明においては、流体の流路断
面積が主として半径方向に増大する部分と、軸方向に増
大する部分からなる。
れる流体の通路は、この発明においては、流体の流路断
面積が主として半径方向に増大する部分と、軸方向に増
大する部分からなる。
【００３６】流路断面を主として半径方向に増大させる
部分には、図１に示すように、うず巻３が設けられてい
る。うず巻３は半径ＤＬ／２の位置にある始点から始ま
り、その点を０゜とするとき、約１００゜の位置まで徐
々に半径が大きくなる形状を有する。
部分には、図１に示すように、うず巻３が設けられてい
る。うず巻３は半径ＤＬ／２の位置にある始点から始ま
り、その点を０゜とするとき、約１００゜の位置まで徐
々に半径が大きくなる形状を有する。
【００３７】図３は第１図の０゜、３０゜、６０゜、９
０゜、１２０゜、１５０゜、１８０゜、２１０゜、２４
０゜、２７０゜、３００゜、３３０゜、３６０゜面で切
った時の流体の通路の半径方向断面を重ねて表示したも
のである。半径方向断面とは、軸６を通り、始点に対し
て所定の角度だけ回転させた半径方向の面で切ったとき
の断面をいう。
０゜、１２０゜、１５０゜、１８０゜、２１０゜、２４
０゜、２７０゜、３００゜、３３０゜、３６０゜面で切
った時の流体の通路の半径方向断面を重ねて表示したも
のである。半径方向断面とは、軸６を通り、始点に対し
て所定の角度だけ回転させた半径方向の面で切ったとき
の断面をいう。
【００３８】流体の通路は図２、図４では、うず巻横断
面１８として表わされている。
面１８として表わされている。
【００３９】図３の直線ｐは、通路と組込式案内部材１
３の境界であり、直線ｑは、通路とつぼ形ケーシング８
の境界であり、直線ＡとＢは、通路と段ケーシング１０
の境界であり、直線Ｄ１、Ｄ２、Ｄ３は通路と組込式う
ず巻部材１との境界である。
３の境界であり、直線ｑは、通路とつぼ形ケーシング８
の境界であり、直線ＡとＢは、通路と段ケーシング１０
の境界であり、直線Ｄ１、Ｄ２、Ｄ３は通路と組込式う
ず巻部材１との境界である。
【００４０】図３において直線ｐ、ｑ、Ａ、Ｂ、Ｄ１、
Ｄ２、Ｄ３で囲まれる領域の中の直線は、種々の位置に
おける通路と組込式案内部材１３の境界を表わす。
Ｄ２、Ｄ３で囲まれる領域の中の直線は、種々の位置に
おける通路と組込式案内部材１３の境界を表わす。
【００４１】図１の角度０゜の位置における通路の半径
方向の断面は直線ｐで示され、角度３０゜、６０゜、９
０゜における通路の半径方向の断面は直線Ｂ、Ｃ、Ｐ
と、それぞれ３０゜、６０゜、９０゜の引出し線が出て
いる直線で囲まれる部分として示されている。
方向の断面は直線ｐで示され、角度３０゜、６０゜、９
０゜における通路の半径方向の断面は直線Ｂ、Ｃ、Ｐ
と、それぞれ３０゜、６０゜、９０゜の引出し線が出て
いる直線で囲まれる部分として示されている。
【００４２】このように角度が０〜１００゜の領域で
は、通路の半径方向の断面は半径方向に拡大している。
これは図１のうず巻３の内壁が角度とともに徐々に外側
に広がっていることによる効果である。
は、通路の半径方向の断面は半径方向に拡大している。
これは図１のうず巻３の内壁が角度とともに徐々に外側
に広がっていることによる効果である。
【００４３】図３の例では、角度が０〜１００゜の領域
における通路は、軸１６に垂直な平面ｒが通路と、組込
式うず巻部材１の境界になっている。
における通路は、軸１６に垂直な平面ｒが通路と、組込
式うず巻部材１の境界になっている。
【００４４】
【００４５】
【００４６】角度領域１００〜３６０゜においては、通
路の半径方向断面は一定の外径を有し、軸方向にのみ拡
大する。
路の半径方向断面は一定の外径を有し、軸方向にのみ拡
大する。
【００４７】例えば角度１８０゜における半径方向断面
は、直線ｐ、ｑ、Ａ、Ｂおよび１８０゜の引出し線が出
ている直線で囲まれた領域であるが、２１０゜において
は、１８０゜の引出し線が出ている直線が、２１０゜の
引出し線が出ている直線に変っているだけである。
は、直線ｐ、ｑ、Ａ、Ｂおよび１８０゜の引出し線が出
ている直線で囲まれた領域であるが、２１０゜において
は、１８０゜の引出し線が出ている直線が、２１０゜の
引出し線が出ている直線に変っているだけである。
【００４８】
【００４９】通路の形状を要約すると、組込式うず巻部
材１の中でうず巻３は始点から約１００゜にわたり最大
直径Ｄまで広がり、次いで直径はそのままで軸方向に横
断面を拡げ、うず巻室１から組込式ディフューザ２への
移行領域内でうず巻室１は最大横断面面積を有する。
材１の中でうず巻３は始点から約１００゜にわたり最大
直径Ｄまで広がり、次いで直径はそのままで軸方向に横
断面を拡げ、うず巻室１から組込式ディフューザ２への
移行領域内でうず巻室１は最大横断面面積を有する。
【００５０】図２から、つぼ形ケーシング８の中でポン
プ内部から組込式ディフューザ２が吐出管９の中に挿入
されているのが分かる。
プ内部から組込式ディフューザ２が吐出管９の中に挿入
されているのが分かる。
【００５１】組込式ディフューザ２の組込式うず巻部材
１から背いて位置する面６は、円筒状凹面として形成さ
れている。これにより面６は、組込式うず巻部材１に良
好に整合する。
１から背いて位置する面６は、円筒状凹面として形成さ
れている。これにより面６は、組込式うず巻部材１に良
好に整合する。
【００５２】突出しているフランジ７は、斜線により示
されているつぼ形ケーシングの中で組込式ディフューザ
２を保持するために設けられている。
されているつぼ形ケーシングの中で組込式ディフューザ
２を保持するために設けられている。
【００５３】組込式吐出管２の中にはディフューザ状拡
大部４が設けられている。ディフューザ状拡大部４は、
出口５の領域内で後続の圧力導管の横断面にほぼ等しく
なる。
大部４が設けられている。ディフューザ状拡大部４は、
出口５の領域内で後続の圧力導管の横断面にほぼ等しく
なる。
【００５４】組込式案内車と段ケーシングと組込式うず
巻部材と羽根車とを適切に組合せてその都度の装置の状
態に整合させることにより、簡単に効率を高めることが
可能である。
巻部材と羽根車とを適切に組合せてその都度の装置の状
態に整合させることにより、簡単に効率を高めることが
可能である。
【００５５】本実施例では独立した部品として形成され
ている組込式うず巻部材１は、つぼ形ケーシング８を閉
鎖する蓋１２の一部として形成することも可能である。
同様のことが、組込式案内車１３にも当てはまる。
ている組込式うず巻部材１は、つぼ形ケーシング８を閉
鎖する蓋１２の一部として形成することも可能である。
同様のことが、組込式案内車１３にも当てはまる。
【００５６】組込式うず巻部材１及び／又は組込式案内
車１３の機能を最後の段ケーシング１０に移行すること
も簡単に可能である。すなわち、これらを段ケーシング
１０の一部分として作ることも可能である。
車１３の機能を最後の段ケーシング１０に移行すること
も簡単に可能である。すなわち、これらを段ケーシング
１０の一部分として作ることも可能である。
【図１】吐出管及び組込式うず巻部材の横断面である。
【図２】最後のポンプ段の領域内のポンプケーシングの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図３】組込式うず巻部材の展開図である。
【図４】約１８０゜のうず巻展開の横断面である。
１ 組込式うず巻部材 ２ 組込式吐出管すなわち組込式ディフューザ ３ うず巻 ４ ディフューザ状拡大部 ６ 組込式ディフューザの面 ７ フランジ ８ つぼ形ケーシング ９ 吐出管 １０ 段ケーシング １１ 端面 １２ 蓋 １３ 組込式案内部材 １４ ずれ回転防止素子 １５ 羽根車 １７ 密封及び軸受ケーシング １８ うず巻横断面 Ｄ 組込式うず巻部材の最大直径 ＤＬ 組込式案内部材の出口での直径
フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・シル ドイツ連邦共和国、67273 ヴァイゼン ハイム、バッハヴェーク 10 (56)参考文献 特開 平６−33891（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F04D 29/62 F04D 29/42
Claims (5)
- 【請求項１】 個々のポンプ羽根車の間に配置され流れ
を案内する段ケーシングを有するつぼ形ケーシング構造
のうず巻ポンプにおいて、つぼ形ケーシング（８）の中
の最後の段ケーシング（１０）の領域内に、組込式案内
部材（１３）と、半径方向及び／又は軸方向で展開され
ている組込式うず巻部材（１）と、ディフューザ状の組
込式吐出管（２）とが配置されていることを特徴とする
つぼ形ケーシング構造のうず巻ポンプ。 - 【請求項２】 半径方向及び／又は軸方向で展開されて
いる組込式うず巻部材（１）がケーシング蓋（１２）及
び／又は最後の段ケーシング（１０）と一体に形成され
た部品であることを特徴とする請求項１に記載のつぼ形
ケーシング構造のうず巻ポンプ。 - 【請求項３】 組込式うず巻部材（１）が流体の流れに
関して組込式案内部材（１３）の下流に配置されている
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のつぼ形
ケーシング構造のうず巻ポンプ。 - 【請求項４】 ディフューザ状の組込式吐出管（２）が
ケーシング内部から吐出管（９）の中に組込可能である
ことを特徴とする請求項１から請求項３のうちのいずれ
か１つの請求項に記載のつぼ形ケーシング構造のうず巻
ポンプ。 - 【請求項５】 組込式案内部材（１３）が、羽根を除去
されていることを特徴とする請求項１から請求項４のう
ちのいずれか１つの請求項に記載のつぼ形ケーシング構
造のうず巻ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4310467A DE4310467A1 (de) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | Topfgehäusepumpe |
| DE4310467.3 | 1993-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754798A JPH0754798A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2794160B2 true JP2794160B2 (ja) | 1998-09-03 |
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