JP2794108B2 - 絵画用イーゼル - Google Patents
絵画用イーゼルInfo
- Publication number
- JP2794108B2 JP2794108B2 JP5996295A JP5996295A JP2794108B2 JP 2794108 B2 JP2794108 B2 JP 2794108B2 JP 5996295 A JP5996295 A JP 5996295A JP 5996295 A JP5996295 A JP 5996295A JP 2794108 B2 JP2794108 B2 JP 2794108B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- mounting table
- easel
- front legs
- holes
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、絵画用イーゼルに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の絵画用イーゼルとして、
上下方向に所定間隔を隔てて複数の孔が設けられている
左右一対の前脚を有し、前記一対の前脚の左右対称位置
にある前記孔に差し込んだ一対の栓部材により載置台を
支持するようにしたもものは古くから知られている。
上下方向に所定間隔を隔てて複数の孔が設けられている
左右一対の前脚を有し、前記一対の前脚の左右対称位置
にある前記孔に差し込んだ一対の栓部材により載置台を
支持するようにしたもものは古くから知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のイーゼ
ルでは、前記栓部材による載置台の支持状態が不安定
で、がた付いたり脱落するおそれがあった。
ルでは、前記栓部材による載置台の支持状態が不安定
で、がた付いたり脱落するおそれがあった。
【０００４】そこで、本発明は、載置台の支持状態が安
定し、がた付いたり脱落することのない絵画用イーゼル
を提供することを目的とする。
定し、がた付いたり脱落することのない絵画用イーゼル
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上下方向に所定間隔を隔てて複数の孔が
設けられている左右一対の前脚を有し、前記一対の前脚
の左右対称位置にある前記孔に差し込んだ一対の栓部材
により載置台を支持する絵画用イーゼルにおいて、前記
載置台の少なくとも前壁面に沿って下拡がりの傾斜面を
有するＶ溝が設けられ、一方、前記栓部材の一端部に前
記載置台の底面と前記傾斜面に係合するＶ字状凹部を有
する係止突部が設けられていると共に、他端部に楔孔が
設けられ、さらに前記楔孔に嵌挿する楔片を備えている
ことを特徴とする。
に、本発明は、上下方向に所定間隔を隔てて複数の孔が
設けられている左右一対の前脚を有し、前記一対の前脚
の左右対称位置にある前記孔に差し込んだ一対の栓部材
により載置台を支持する絵画用イーゼルにおいて、前記
載置台の少なくとも前壁面に沿って下拡がりの傾斜面を
有するＶ溝が設けられ、一方、前記栓部材の一端部に前
記載置台の底面と前記傾斜面に係合するＶ字状凹部を有
する係止突部が設けられていると共に、他端部に楔孔が
設けられ、さらに前記楔孔に嵌挿する楔片を備えている
ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成により、両前脚の所定位置の孔に差し
込んだ一対の栓部材に載置台を載せて支持させた状態
で、各栓部材の楔孔に楔片を嵌挿すると、前記栓部材が
前記前脚側へ引き寄せられ、その係止突部のＶ字状凹部
が前記載置台の傾斜面に係合し、前記Ｖ字状凹部と前記
傾斜面との楔効果によって、前記載置台が前記一対の前
脚に強固、かつ確実に固定保持される。
込んだ一対の栓部材に載置台を載せて支持させた状態
で、各栓部材の楔孔に楔片を嵌挿すると、前記栓部材が
前記前脚側へ引き寄せられ、その係止突部のＶ字状凹部
が前記載置台の傾斜面に係合し、前記Ｖ字状凹部と前記
傾斜面との楔効果によって、前記載置台が前記一対の前
脚に強固、かつ確実に固定保持される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】図１は、本発明による絵画用イーゼルの不
使用状態における正面図と側面図である。該絵画用イー
ゼル１は、所定の間隔を隔ててハの字状に配置された左
右一対の前脚２，２を有し、両前脚２，２の上下両端部
を上棧３と下棧４により連結して平面状のフレーム５が
形成されている。上棧３の下方位置には後脚８を取り付
ける回動部材６が設けられている。該回動部材６は、両
端に突設した枢支ピン７，７を両前脚２，２の内側部に
設けた図示しない取付孔に嵌合して水平軸の周りに回動
自在に支持され、該回動部材６の中央部位に後脚８の上
端が固着連結されている。後脚８は回動部材６を支点に
して、図１に示す不使用位置から、図２に示す使用位置
まで後方へ回動可能となっており、かつ、後脚８の下端
内側部分を厚みの約１／２カットして係合段部８ａが形
成されている。そして、不使用位置において、該係合段
部８ａを下棧４の中央部位に設けた凹部９に係合させる
ことにより、図１（ｂ）及び図３に示すように、後脚８
がフレーム５からはみ出して蒿張ることなく両前脚２，
２間の空間内に収容されるようになっている。なお、図
示は省略したが、後脚８が図１に示す不使用位置にある
とき、係合段部８ａを下棧４に係止保持させる止め具を
設けることが望ましい。
使用状態における正面図と側面図である。該絵画用イー
ゼル１は、所定の間隔を隔ててハの字状に配置された左
右一対の前脚２，２を有し、両前脚２，２の上下両端部
を上棧３と下棧４により連結して平面状のフレーム５が
形成されている。上棧３の下方位置には後脚８を取り付
ける回動部材６が設けられている。該回動部材６は、両
端に突設した枢支ピン７，７を両前脚２，２の内側部に
設けた図示しない取付孔に嵌合して水平軸の周りに回動
自在に支持され、該回動部材６の中央部位に後脚８の上
端が固着連結されている。後脚８は回動部材６を支点に
して、図１に示す不使用位置から、図２に示す使用位置
まで後方へ回動可能となっており、かつ、後脚８の下端
内側部分を厚みの約１／２カットして係合段部８ａが形
成されている。そして、不使用位置において、該係合段
部８ａを下棧４の中央部位に設けた凹部９に係合させる
ことにより、図１（ｂ）及び図３に示すように、後脚８
がフレーム５からはみ出して蒿張ることなく両前脚２，
２間の空間内に収容されるようになっている。なお、図
示は省略したが、後脚８が図１に示す不使用位置にある
とき、係合段部８ａを下棧４に係止保持させる止め具を
設けることが望ましい。
【０００９】後脚８の下端部は一対の支持杆１０，１０
を介して両前脚２，２に連結支持されている。各支持杆
１０は、上端が前脚２の中間位置の内側部分に枢支ピン
１１を介して枢着連結されていると共に、下端が後脚８
の下端部分に横方向に貫通して配設した支持ピン１２の
両端部に枢着連結されている。一方、後脚８の下端部内
側には長手方向へ延びる凹溝１３が設けられていて、該
凹溝１３の対向する両側壁１４，１４に設けた長手方向
へ延びる長孔１５，１５に支持ピン１２が貫通し、長孔
１５，１５に沿って上下方向へ摺動自在に取り付けられ
ている。凹溝１３には引張りばね１６が収容され、その
上端は止め金具１７で後脚８に固定されていると共に、
下端は支持ピン１２に連結されていて、該引張りばね１
６により支持ピン１２は上方へ引張り勝手に付勢されて
いる。そして、後脚８を図１に示すように折り畳んで両
前脚２，２間に収容したとき、両支持杆１０，１０も両
前脚２，２間の空間内に収容され、第１図（ｂ）に示す
ように、全体として平面状のフレーム５内に納まるよう
になっている。
を介して両前脚２，２に連結支持されている。各支持杆
１０は、上端が前脚２の中間位置の内側部分に枢支ピン
１１を介して枢着連結されていると共に、下端が後脚８
の下端部分に横方向に貫通して配設した支持ピン１２の
両端部に枢着連結されている。一方、後脚８の下端部内
側には長手方向へ延びる凹溝１３が設けられていて、該
凹溝１３の対向する両側壁１４，１４に設けた長手方向
へ延びる長孔１５，１５に支持ピン１２が貫通し、長孔
１５，１５に沿って上下方向へ摺動自在に取り付けられ
ている。凹溝１３には引張りばね１６が収容され、その
上端は止め金具１７で後脚８に固定されていると共に、
下端は支持ピン１２に連結されていて、該引張りばね１
６により支持ピン１２は上方へ引張り勝手に付勢されて
いる。そして、後脚８を図１に示すように折り畳んで両
前脚２，２間に収容したとき、両支持杆１０，１０も両
前脚２，２間の空間内に収容され、第１図（ｂ）に示す
ように、全体として平面状のフレーム５内に納まるよう
になっている。
【００１０】一方、両前脚２，２にはそれぞれ上下方向
に所定間隔を隔てて複数の孔１８が設けられていて、所
定位置の孔１８に嵌挿した栓部材１９によりキャンバス
の載置台２０が支持されるようになっている。
に所定間隔を隔てて複数の孔１８が設けられていて、所
定位置の孔１８に嵌挿した栓部材１９によりキャンバス
の載置台２０が支持されるようになっている。
【００１１】載置台２０は、長尺の板状体により形成さ
れ、図４に良く示されているように、前面及び後面に沿
って下拡がりの傾斜面２１を有するＶ溝２２が全長に亘
って設けられていると共に、上面に浅い案内溝２３が設
けられている。一方、栓部材１９は、孔１８に挿通し得
る角棒体からなり、その一端部に係止突部２５が突設さ
れ、該係止突部２５の内側に載置台２０の底面２４と傾
斜面２１とに係合するＶ字状凹部２６が設けられている
と共に、他端部に楔孔２７が設けられており、さらに楔
孔２７に嵌挿する楔片２８を備えている。
れ、図４に良く示されているように、前面及び後面に沿
って下拡がりの傾斜面２１を有するＶ溝２２が全長に亘
って設けられていると共に、上面に浅い案内溝２３が設
けられている。一方、栓部材１９は、孔１８に挿通し得
る角棒体からなり、その一端部に係止突部２５が突設さ
れ、該係止突部２５の内側に載置台２０の底面２４と傾
斜面２１とに係合するＶ字状凹部２６が設けられている
と共に、他端部に楔孔２７が設けられており、さらに楔
孔２７に嵌挿する楔片２８を備えている。
【００１２】上記構成を有する絵画用イーゼル１は、図
１に示す不使用位置から後脚８を後方へ少し回動させる
と、引張りばね１６の作用で支持ピン１２を介して両支
持杆１０，１０が後方へ付勢され、これに連動して後脚
８が強制的に図２に示す使用位置まで跳ねるように一気
に回動せしめられる。したがって、ワンタッチ操作によ
り使用位置にセットされる。この使用位置において、両
前脚２，２の左右対称の所定位置の孔１８，１８に一対
の栓部材１９，１９を差し込み、両栓部材１９，１９間
に載置台２０を載架して支持させた状態で、両栓部材１
９，１９の楔孔２７に楔片２８を嵌挿すると、栓部材１
９が前脚２側へ引き寄せられ、係止突部２５のＶ字状凹
部２６が載置台２０の傾斜面２１に係合し、Ｖ字状凹部
２６と傾斜面２１との楔効果によって、載置台２０が両
前脚２，２に押し付けられた状態で強固、かつ確実に固
定保持される。
１に示す不使用位置から後脚８を後方へ少し回動させる
と、引張りばね１６の作用で支持ピン１２を介して両支
持杆１０，１０が後方へ付勢され、これに連動して後脚
８が強制的に図２に示す使用位置まで跳ねるように一気
に回動せしめられる。したがって、ワンタッチ操作によ
り使用位置にセットされる。この使用位置において、両
前脚２，２の左右対称の所定位置の孔１８，１８に一対
の栓部材１９，１９を差し込み、両栓部材１９，１９間
に載置台２０を載架して支持させた状態で、両栓部材１
９，１９の楔孔２７に楔片２８を嵌挿すると、栓部材１
９が前脚２側へ引き寄せられ、係止突部２５のＶ字状凹
部２６が載置台２０の傾斜面２１に係合し、Ｖ字状凹部
２６と傾斜面２１との楔効果によって、載置台２０が両
前脚２，２に押し付けられた状態で強固、かつ確実に固
定保持される。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の絵画用イ
ーゼルは、栓部材１９のＶ字状凹部２６と載置台２０の
傾斜面２１とが係合して、その楔効果により載置台２０
が両前脚２，２に強固、かつ確実に固定保持され、不測
にがた付いたり脱落することなく、安定した支持状態が
得られる。
ーゼルは、栓部材１９のＶ字状凹部２６と載置台２０の
傾斜面２１とが係合して、その楔効果により載置台２０
が両前脚２，２に強固、かつ確実に固定保持され、不測
にがた付いたり脱落することなく、安定した支持状態が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る絵画用イーゼルの不使用位置にあ
る状態を示しており、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図
である。
る状態を示しており、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図
である。
【図２】同使用位置にある状態を示す側面図である。
【図３】図１の３−３線に沿う拡大断面図である。
【図４】同要部の分解斜視図である。
１ 絵画用イーゼル ２ 前脚 ３ 上棧 ４ 下棧 ５ フレーム ６ 回動部材 ８ 後脚 １０ 支持杆 １１ 枢支ピン １２ 支持ピン １５ 長孔 １６ 引張りばね １８ 孔 １９ 栓部材 ２０ 載置台 ２１ 傾斜面 ２２ Ｖ溝 ２５ 係止突部 ２６ Ｖ字状凹部 ２７ 楔孔 ２８ 楔片
Claims (1)
- 【請求項１】 上下方向に所定間隔を隔てて複数の孔が
設けられている左右一対の前脚を有し、前記一対の前脚
の左右対称位置にある前記孔に差し込んだ一対の栓部材
により載置台を支持する絵画用イーゼルにおいて、 前記載置台の少なくとも前面に沿って下拡がりの傾斜面
を有するＶ溝が設けられ、一方、前記栓部材の一端部に
前記載置台の底面と前記傾斜面に係合するＶ字状凹部を
有する係止突部が設けられていると共に、他端部に楔孔
が設けられ、さらに前記楔孔に嵌挿する楔片を備えてい
ることを特徴とする絵画用イーゼル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5996295A JP2794108B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 絵画用イーゼル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5996295A JP2794108B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 絵画用イーゼル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228874A JPH08228874A (ja) | 1996-09-10 |
| JP2794108B2 true JP2794108B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13128308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5996295A Expired - Fee Related JP2794108B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 絵画用イーゼル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2794108B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101231959B1 (ko) * | 2012-07-25 | 2013-02-08 | 이종문 | 이젤 |
| KR101539201B1 (ko) * | 2015-02-25 | 2015-07-24 | 이종문 | 고정장치가 구비된 이젤 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP5996295A patent/JP2794108B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08228874A (ja) | 1996-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |