JP2793661B2 - 油圧モータの駆動回路 - Google Patents

油圧モータの駆動回路

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JP2793661B2 JP30865389A JP30865389A JP2793661B2 JP 2793661 B2 JP2793661 B2 JP 2793661B2 JP 30865389 A JP30865389 A JP 30865389A JP 30865389 A JP30865389 A JP 30865389A JP 2793661 B2 JP2793661 B2 JP 2793661B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明な油圧モータの駆動回路の改良に関する。
(従来の技術) 例えば荷役ウインチなどに用いられる油圧モータの駆
動回路として、第3図のように構成したものが知られて
いる。
1はウインチドラム2を介して負荷Wの巻き上げ、巻
き降ろしを行う油圧モータで、油圧モータ1はメイン回
路3(管路3Aと3Bで構成される)を介して、同じく油圧
ポンプ4に接続される。
メイン回路3には圧油の流れを制御する方向切換弁5
と、負荷Wの巻き降ろし時での油圧モータ1吸込側の油
圧に応動してモータ1からの返流を流量制御するカウン
タバランス弁6及びチェック弁7が介装される。
そして、負荷Wの巻き上げ時には方向切換弁5を巻き
上げ位置に切り換えると、油圧ポンプ4からの圧油が管
路3A側からチェック弁7を介して、油圧モータ1を経由
して管路3B側へと流れ、モータ1が正回転してウインチ
ドラム2を巻き上げ方向に駆動する。
また、負荷Wの巻き下げ時には方向切換弁5を巻き下
げ位置に切り換えると、油圧ポンプ4からの油圧が今度
は管路3B側から管路3A側へと流れ、油圧モータ1が逆回
転してウインチドラム2を巻き降ろし方向に駆動する。
このとき、負荷Wはカウンタバランス弁6の作動により
落下することなく、一定の速度で降下する。
なお、油圧モータ1は切換弁5を中立位置に戻すと、
油圧ポンプ4からの圧油の供給が遮断されるため、ウイ
ンチドラム2の駆動を停止する。
ところで、ウインチドラム2の停止時に油圧モータ1
に負荷Wが作用すると、閉じ状態のカウンタバランス弁
6とモータ1との間に負荷Wに応じた圧力が発生する。
油圧モータ1はノーリーク構造でないため、負荷圧によ
ってリーク(油漏れ)が発生し、これに伴って巻き降ろ
し方向に回される。内部リークはモータ1内を循環する
が、外部リークはドレンライン8を介してタンク9に戻
されるため、管路3B側から次第に作動油不足を生じ、や
がてモータ1内の油が抜けてしまうと、油圧的に負荷を
支えることができず、油圧モータ1が空回りして負荷W
が落下するという危険性がある。
そこで、この場合にはメイン回路3にチェック弁10
A、10Bを介して接続したフィードライン11により、負荷
Wの宙吊り停止時にポンプ4からの作動油で外部リーク
を補償するようになっている。12はフィードライン11内
に所定のフィード圧を発生させるチェック弁、また13は
モータ1とカウンタバランス弁6間の管路圧を、14はポ
ンプ4の吐出圧を規制するリリーフ弁、15はカウンタバ
ランス弁6のパイロット圧としての油圧を絞るオリフィ
ス、16はフィルタを示す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来例では負荷Wの宙吊り
停止時にも外部リークを補充するだけのために、油圧ポ
ンプ4を駆動状態に保たなければならず、省エネの面で
問題があった。また、油圧ポンプ4が何らかの原因で停
止してしまうと、外部リークしたドレン量の補充が全く
得られず、復旧作業などに手間どっている間に油圧モー
タ1にエアが入り、負荷Wが落下するという可能性もあ
った。
(課題を解決するための手段) この発明はこのような問題点を解決するため、油圧ポ
ンプから方向切換弁を介して供給される油圧により負荷
の巻き上げ、巻き降ろしを行う油圧モータの駆動回路に
おいて、油圧モータ等からの外部ドレン量をタンクに戻
すドレンラインに第1のチェック弁を介装する一方、第
1のチェック弁上流のドレンラインを負荷宙吊り停止時
での油圧モータの吸込側に接続する分岐通路を形成し、
分岐通路にドレン油のモータ側への供給を許容する第2
のチェック弁を介装すると共に、第2のチェック弁のク
ラッキング圧力を第1のチェック弁のクラッキング圧力
よりも低く設定する。
(作用) 負荷の宙吊り停止時には外部リークに伴ってモータ吸
込側の油圧が低下すると、第2のチェック弁を介して油
圧モータの吸込側にドレン油が戻される。したがって、
従来のように油圧ポンプからの作動油で外部リーク分を
補充するまでもなく、長時間に亙って負荷の宙吊り状態
を保つことができる。
(実施例) 第1図において、1は負荷Wを巻き取るウインチドラ
ム2を駆動する油圧モータ、4は油圧モータ1に圧油を
供給する同じく油圧ポンプで、これらの間を連絡するメ
イン回路3は従前と同一構成のため、同一部品に同一符
号を付けて重複説明を省略する。
11は方向切換弁5の中立位置で油圧ポンプ側に連絡す
るフィードラインで、ポンプ4からの作動油をチェック
弁10Aと10Bを介して低圧側の管路3Aまたは3Bに補充す
る。なお、チェック弁12のセット圧は後述の第1と第2
のチェック弁20と21のセット圧よりも高く設定する。
そして、ドレンライン8にはドレン油の逆流を阻止す
る第1のチェック弁20が介装される。また、第1のチェ
ック弁20上流側のドレンライン8は分岐通路22を介して
管路3B、つまり負荷Wの宙吊り停止時でのモータ1吸込
側に接続され、分岐通路22にモータ1側へのドレン油の
供給を許容する第2のチェック弁21が介装される。
ここで、第1のチェック弁20のクラッキング圧力は、
モータ1のオイルシールの連続使用許容圧力程度に設定
し、また第2のチェック弁21のクラッキング圧力は第1
のチェック弁20のクラッキング圧力よりも低く設定す
る。
このような構成により、負荷Wの宙吊り停止時に例え
ば何らかの原因で油圧ポンプ4が停止したとしても、油
圧モータ1からの外部リークに伴って管路3B内の油圧が
低下すると、第2のチェック弁21が開いて、ドレンライ
ン8から分岐通路22を介してモータ吸込側にドレン油が
補給される。したがって、油圧ポンプ4が停止したまま
でも、油圧モータ1にエアが吸い込まれることがなく、
長時間に亙って負荷Wを宙吊り状態に保つことができ、
その間に復旧作業などを完全に終えることも可能とな
る。
なお、通常の油圧ポンプ4の駆動中は、フィードライ
ン11からの作動油の補充により、第2のチェック弁21は
閉じるため、油圧モータ1からの温度の高いドレン油は
第1のチェック弁20を介してタンク9へと戻される。し
たがって、ポンプ駆動時にはドレン循環による油圧モー
タ1の発熱などの不具合が生じることもない。
第2図は負荷の大小に拘わらず常に一定の速度で負荷
の巻き上げ、巻き降ろしが行えるように、油圧モータ1
を一定圧力保持型の可変ポンプ4Aと流量制御弁5Aなどを
介して接続した駆動回路への適用例で、前記実施例と機
能上同一の部分は同一符号を付ける。
これによっても、負荷の宙吊り停止状態で油圧ポンプ
4Aが停止したときにはドレンライン8から第2のチェッ
ク弁21を介して油圧モータ1の吸込側にドレン油が戻さ
れ、油圧モータ1の空転を防止できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるわけではな
く、要は分岐通路22のクラッキング圧力をドレンライン
8のクラッキング圧力よりも低く設定できさえすれば良
いことは明白である。
(発明の効果) 以上要するにこの発明によれば、油圧ポンプから方向
切換弁を介して供給される圧油により負荷の巻き上げ、
巻き降ろしを行う油圧モータの駆動回路において、油圧
モータ等からの外部ドレン量をタンクに戻すドレンライ
ンにモータのオイルシールの連続使用許容圧力以内にド
レン圧力を加圧する第1のチェック弁を介装する一方、
第1のチェック弁上流のドレンラインを負荷宙吊り停止
時での油圧モータの吸込側に接続する分岐通路を形成
し、分岐通路にドレン油のモータ側への供給を許容する
第2のチェック弁を介装すると共に、第2のチェック弁
のクラッキング圧力を第1のチェック弁のクラッキング
圧力よりも低く設定したので、負荷の宙吊り停止時に外
部リークに伴ってモータ吸込側の油圧が低下すると、ド
レンラインから第2のチェック弁を介してモータ吸込側
にドレン油が戻るため、従来のように油圧ポンプからの
作動油で外部リークを補充するまでもなく、長時間に亙
って負荷を宙吊り状態に保つことができ、安全性や省エ
ネの向上に役立つという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す回路構成図、第2図は
他の実施例を示す回路構成図、第3図は従来技術を説明
する回路構成図である。 1……油圧モータ、3……メイン回路、4……油圧ポン
プ、5……方向切換弁、8……ドレンライン、9……タ
ンク、20……第1のチェック弁、21……第2のチェック
弁、22……分岐通路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプから方向切換弁を介して供給さ
    れる油圧により負荷の巻き上げ、巻き降ろしを行う油圧
    モータの駆動回路において、油圧モータ等からの外部ド
    レン量をタンクに戻すドレンラインに第1のチェック弁
    を介装する一方、第1のチェック弁上流のドレンライン
    を負荷宙吊り停止時での油圧モータの吸込側に接続する
    分岐通路を形成し、分岐通路にドレン油のモータ側への
    供給を許容する第2のチェック弁を介装すると共に、第
    2のチェック弁のクラッキング圧力を第1のチェック弁
    のクラッキング圧力よりも低く設定したことを特徴とす
    る油圧モータの駆動回路。
JP30865389A 1989-11-28 1989-11-28 油圧モータの駆動回路 Expired - Fee Related JP2793661B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102526201B1 (ko) * 2022-12-21 2023-05-08 (주)유원엠텍 퀵릴리즈밸브가 구비된 유압윈치

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