JP2792887B2 - オフセット印刷用シートおよびその製造方法 - Google Patents

オフセット印刷用シートおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、通常の乾性油タイプのインキを用いてオフ
セット印刷が出来るシートおよびその製造方法に関する
ものである。
【従来の技術】
塩化ビニル系樹脂製のシートは独特の風合いを有して
おり、単独に、あるいは紙、織布または不織布等と重ね
合わせて多層シートとし、書籍やノート、アルバムなど
の表紙に使用されている。これらのシートは、表面に印
刷を施すことによってさらに多くの用途が期待される。 従来、樹脂シートへの印刷は、印刷インキの選択巾が
広くシートになじみの良いインキを選ぶことが出来るグ
ラビア印刷、フレキソグラビア印刷、スクリーン印刷な
どにより行なわれてきた。しかしこれらの印刷は製版代
が高価で作業性が悪かったり、印刷画の階調性が乏しか
ったり、画像が不鮮明になり易い等の何らかの欠点があ
った。 それに対しオフセット印刷は、製版代が易く手軽に出
来、画像の階調性が鮮明なので、樹脂シートにオフセッ
ト印刷出来ることが望まれている。 ところが、オフセット印刷のインキは、一般に着色
剤、樹脂、乾性油、高沸点石油系溶剤を主成分とし、そ
れにワックスコンパウンド、ドライヤ等の添加剤を加え
たもので、樹脂に対するインキの吸収が全く期待出来な
い。そのため、塩化ビニル系樹脂の表面にオフセット印
刷を行なっても、インキのセットが著しく遅く、接着性
も良くない。特に枚歯状のシートに印刷した場合は、イ
ンキの乾燥硬化が不完全なままシートが積み重ねられ、
インキの裏移りによる汚れが生じてしまう。従って、塩
化ビニル系樹脂にオフセット印刷するには、インキの吸
収性および乾燥硬化性を付与する必要がある。 印刷用シートの中には、表面に例えば炭酸カルシウム
やシリカのような多孔質の充填剤を混合したインキ定着
層を設けてインキの吸収性を付与したものがある。しか
しこの定着層は不透明なため、地色が白濁して塩化ビニ
ル系樹脂の色や風合いが失なわれ、デザイン的な発展や
応用が制限されてしまう。また、このインキ定着層は非
光沢性であるが、爪などで擦られた跡が光沢性に変わ
り、いわゆるチョークマークが発生するという欠点があ
る。 枚葉状のシートにオフセット印刷する場合には、積み
重ねられたシートが一枚ずつスムーズに印刷機に送られ
て排出される走行性が要求される。そのためシート同士
が摩擦帯電してタッキングすることを防ぐと共に表面摩
擦係数を下げ、しかもシート保存時の熱履歴、湿度履歴
によるブロッキングを防止する必要がある。従来は、樹
脂シートの裏面に滑り性の良い合紙を重ね、一部分を仮
留めして印刷を行なってきたが、合紙の着脱が面倒であ
るうえ余分な合紙を使うことになる。一方、片面が紙等
の多層シートは走行性が良好なため、合紙が不要であ
る。 特開昭62−236786号公報には、インキ定着層として多
孔質の充填剤を用いずにオフセット印刷を可能にしたプ
ラスチックフィルムが開示されている。これはフィルム
の表面にゴム系樹脂または/およびスチレン系樹脂を主
成分とするインキ定着層を形成したもので、印刷適性お
よび走行性が優れている。またインキ定着層は透明で基
材の色や風合いをそのまま保つことが出来、様々な樹脂
への応用が可能である。 ところが、多層シートに用いられる軟質塩化ビニル系
樹脂には可塑剤が含まれており、前述のインキ定着層を
応用することが出来ない。樹脂中の可塑剤によってイン
キ定着層の液がはじかれ、製膜が阻害されるからであ
る。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記の不都合を解決するためになされたもの
で、塩化ビニル系樹脂の外観的持ち味を保ち、インキの
定着性、乾燥硬化性に優れ、しかも印刷されたインキの
耐摩耗性、接着性が良く、チョークマークが発生しない
オフセット印刷用シートおよびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための本発明のオフセット印刷
用シートを、実施例に対応する図面を用いて説明する。 第1図は第1発明のオフセット印刷用シートの一実施
例の断面図である。 同図に示すように第1発明のオフセット印刷用シート
は、可塑剤を含まない塩化ビニル共重合樹脂シート4の
少なくとも片面に易接着層5を有し、その易接着層5の
表面にゴム系樹脂または/およびスチレン系樹脂を主成
分とする透明なインキ定着層6が形成してある。 第2図は第2発明のオフセット印刷用シートの断面図
である。 同図に示すように第2発明のオフセット印刷用シート
は、紙、織布または不織布3と、可塑剤を含まない塩化
ビニル共重合樹脂層4とが重ねられた多層シート2の塩
化ビニル共重合樹脂4側に易接着層5を有し、その易接
着層の表面にゴム系樹脂または/およびスチレン系樹脂
を主成分とする透明なインキ定着層6が形成してある。 第3発明のオフセット印刷用シートは、第1発明また
は第2発明のオフセット印刷用シートの塩化ビニル共重
合樹脂4が塩化ビニル−ウレタン共重合体である。 第4発明のオフセット印刷用シートの製造方法は、第
1図に示すように可塑剤を含まない塩化ビニル共重合樹
脂シート4の少なくとも片面に易接着剤を塗布、乾燥し
て易接着層5を設ける。その易接着層5の表面にゴム系
樹脂または/およびスチレン系樹脂を主成分とする樹脂
溶液を塗布、乾燥して透明なインキ定着層6を形成す
る。得られたシートを130〜150℃で加熱して線圧20〜28
kg/cmで押圧する。 第5発明のオフセット印刷用シートの製造方法は、第
2図に示すように紙、織布または不織布3と、可塑剤を
含まない塩化ビニル共重合樹脂層4とが重ねられた多層
シート2の塩化ビニル共重合樹脂層4側に易接着剤を塗
布、乾燥して易接着層5を設ける。その易接着層5の表
面にゴム系樹脂または/およびスチレン系樹脂を主成分
とする樹脂溶液を塗布、乾燥して透明なインキ定着層6
を形成する。得られたシートを130〜150℃で加熱して線
圧20〜28kg/cmで押圧する。 多層シート2は、紙、織布または不織布3に塩化ビニ
ル共重合樹脂4をラミネーションやカレンダトッピング
したものである。紙、織布、不織布3は、例えば一般の
天然繊維や合成繊維製のものが使用可能である。 塩化ビニル共重合樹脂層4は可塑剤を含まないもの
で、例えば、塩化ビニル−ウレタン共重合体が使用出来
る。中でも塩化ビニル−ウレタン共重合体が好ましく、
塩化ビニルとウレタンとの重合比は2:1〜0.9:1.1が望ま
しい。 易接着層5は、例えばポリエステル系のプライマを用
いることが出来る。 インキ定着層6を構成するゴム系樹脂の組成物は、例
えばスチレン−ブタジエン共重合体、アクリルニトリル
−ブタジエン共重合体、メタクリル酸エステル−ブタジ
エン共重合体、アクリルニトリル−スチレン−ブタジエ
ン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン−ブタジ
エン共重合体またはこれらの置換誘導体である。置換誘
導体としては、例えばカルボキシル化したもの、または
それをアルカリ反応性にしたものなどがある。これらの
組成物は一種類でも複数種混合したものでも良い。 インキ定着層6を構成するスチレン系樹脂の組成物
は、例えばスチレン化アルキッド樹脂、スチレン−アク
リル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エス
テル共重合体またはこれらの置換誘導体である。置換誘
導体としては、例えばカルボキシル化したもの、または
それをアルカル反応性にしたものなどがある。これらの
組成物は一種類でも複数種混合したものでも良い。 インキ定着層6の主成分は、上記のようにゴム系樹
脂、スチレン系樹脂であるが、耐熱性、耐傷性などの必
要性に応じ、他の樹脂成分(例えばポリエステル樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニル
アルコール、繊維素誘導体)やシリカ粉末などのフィラ
ーを混合しても良い。なお、粉末フィラーなどの混合量
が多くなるとインキ定着層6の透明度が低下するため、
それらの混合量は基材2の地色や風合いを損なわない程
度に抑えておく。 インキ定着層6の厚さは1μm程度必要で、好ましく
は5〜10μm程度である。インキ定着層6を形成する際
の乾燥温度は約120〜130℃が好ましい。 なお、得られたオフセット印刷用シートを加熱して押
圧する工程では、例えば平滑な熱ローラを用いて加熱、
押圧を施しても、凹凸面を用いて加熱、押圧し、エンボ
ス加工を施しても良い。 また、本発明のオフセット印刷用シートを着色する場
合は、多層シート2を構成する紙、織布、不織布や塩化
ビニル共重合樹脂を着色すれば良い。
【作用】
本発明のオフセット印刷用シートは、表面に透明なイ
ンキ定着層6が設けてあり、その面に対する印刷インキ
の密着性、吸収性および乾燥硬化性が優れている。オフ
セット印刷のインキは、ビヒクル中の溶剤成分が吸収乃
至は蒸発されつつ酸化重合してゆくものと考えられ、酸
化重合が完了して乾燥硬化するには時間がかかる。この
シートではインキ定着層6にインキが強く保持され、溶
剤成分がインキ定着層6に吸収されてインキの粘度が十
分上がるため、インキのセットが速く、乾性油の酸化重
合による乾燥硬化が不完全なままシートが積み重ねられ
ても汚れることがない。またインキ定着層6は透明なた
め、塩化ビニル共重合樹脂4の外観的持味はそのまま保
たれる。 また、本発明の製造方法に基いて製造された印刷用シ
ートは、塩化ビニル共重合樹脂層4と易接着層5の接着
強度が高められており、シート全体としてインキの接着
性が向上している。
【実施例】
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。なお、比較
例は本発明を適用外の例である。 ・試料シートの作製 実施例1 第2図に示すように厚さ0.13mmの紙3に厚さ0.13mmの
塩化ビニル−ウレタン共重合体4(重合比2:1、東ソー
社製、K800C)をラミネートした多層シート2の共重合
体層4側に、グラビアコータを用いてポリエステル系プ
ライマを塗布、乾燥し、厚さ5μmの易接着層5を設け
る。その表面にリバースロールコータを用いてメタクリ
ル酸メチル−ブタジエン共重合ラテックス(固形分30重
量%)を塗布し、120℃の乾燥炉で1分間乾燥してオフ
セット印刷用シートを作製した。得られたシートには、
厚さ7μmのインキ定着層6が形成された。 また、多層シート2の替わりに第1図に示す厚さ0.13
mmの塩化ビニル−ウレタン共重合体シート4を用い、そ
の片面に上記と同様にして易接着層5およびインキ定着
層6を形成し、オフセット印刷用シートを作製した。 実施例2 インキ定着層6として、メタクリル酸メチル−ブタジ
エン共重合ラテックス(固形分30重量%)に0.5重量%
のシリカ粉末(平均粒径10ミリμm)を混入した液を用
いる他は実施例1と同様にしてオフセット印刷用シート
を作製した。得られたシートには、厚さ7μmのインキ
定着層6が形成された。 実施例3 インキ定着層6として、スチレン−アクリル共重合樹
脂(ヘキスト合成(株)製、モビニール860)を水で固
形分30%に希釈した液をワイアーバーコータを用いて塗
布し、送風乾燥する他は実施例1と同様にしてオフセッ
ト印刷用シートを作製した。得られたシートには、厚さ
10μmのインキ定着層6が形成された。 実施例4〜6 実施例1〜3で作製した印刷用シートを熱ロール間を
通して加熱し、線圧25kg/cmで押圧して加熱、押圧処理
を施した。 比較例1 実施例1で使用した多層シート2および塩化ビニル−
ウレタン共重合体シート4をそのまま試料として用い
る。 比較例2 厚さ0.13mmの紙と可塑剤を含む軟質塩化ビニル系樹脂
(厚さ0.13mm)とラミネートした多層シートおよび可塑
剤を含む軟質塩化ビニル系樹脂単独のシートを試料とす
る。 比較例3 厚さ0.13mmの紙と可塑剤を含む軟質塩化ビニル系樹脂
(厚さ0.13mm)とをラミネートした多層シートの樹脂側
に、グラビアコータを用いてポリエステル系プライマを
塗布、乾燥し、厚さ5μmの易接着層5を形成する。そ
の表面にリバースロールコータを用いてメタクリル酸メ
チル−ブタジエン共重合ラテックス(固形分30重量%)
を塗布したが、濡れが悪く製膜出来なかった。 比較例4 厚さ0.13mmの紙と可塑剤を含む軟質塩化ビニル系樹脂
(厚さ0.13mm)とをラミネーションした多層シートの樹
脂側に、リバースロールコータを用いてポリエステル樹
脂と炭酸カルシウムとの混合液を塗布、乾燥し、厚さ5
μmのインキ定着層を形成した。また、厚さ0.13mmの塩
化ビニル−ウレタン共重合体シート4の片面に上記と同
様にしてインキ定着層を形成した。 ・シートの評価 前述した実施例および比較例により得られたシートと
定着層を形成する前の多層シートの色や風合いを目視で
比較し、差異の有無を判定する。またシートの表面を爪
でこすり、チョークマークの発生度合を観察する。 次に得られたシートを所定の大きさに裁断し、枚葉シ
ートを作製する。その枚葉シートをオフセット印刷機に
かけて実際に印刷を行ない、インキの乾燥時間、耐摩耗
性および接着性の評価を行なった。インキの乾燥時間
は、印刷局式インキ乾燥試験方法(加重200g)で評価す
る。耐摩耗性は、学振型摩擦試験機を用いて良否を判定
する。接着性は印刷面にセロテープを貼り付けて勢いよ
く剥すセロテープ剥離試験方法によりインキが剥離する
度合を判定した。評価結果を第1表に示す。 第1表に示すように本発明のオフセット印刷用シート
はいずれもインキ接着性が優れている。中でも本発明の
製造方法に基いて加熱して押圧した実施例4〜6のシー
トは、インキ接着性が特に優れている。
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明のオフセット印刷用
シートの表面には、透明なインキ定着層が形成されてお
り、オフセット印刷において、インキの定着性および乾
燥硬化性が良好である。印刷後、シートを積み重ねても
裏移りすることがなく、印刷されたインキは耐摩耗性お
よび接着性が優れている。また、インキ定着層は透明な
ため、塩化ビニルの色や風合いがそのまま生かされる
他、他の物品と擦れてもチョークマークが発生せず、美
観が保たれ、用途が広い。 また、本発明の製造方法に基いて製造したオフセット
印刷用シートは、上記の効果に加え、インキ接着性が特
に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明を適用するオフセット印刷
用シートの断面図である。 2……多層シート、3……紙、織布または不織布 4……塩化ビニル共重合樹脂層 5……易接着層、6……インキ定着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41M 5/00 B41M 5/00 Z (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 1/30 B41M 5/00 B32B 25/08 B32B 27/30 B32B 27/10 B32B 27/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可塑剤を含まない塩化ビニル共重合樹脂シ
    ートの少なくとも片面に易接着層を有し、前記易接着層
    の表面にゴム系樹脂または/およびスチレン系樹脂を主
    成分とする透明なインキ定着層が形成してあることを特
    徴とするオフセット印刷用シート。
  2. 【請求項2】紙、織布または不織布と、可塑剤を含まな
    い塩化ビニル共重合樹脂層とが重ねられた多層シートの
    塩化ビニル共重合樹脂層側に易接着層を有し、前記易接
    着層の表面にゴム系樹脂または/およびスチレン系樹脂
    を主成分とする透明なインキ定着層が形成してあること
    を特徴とするオフセット印刷用シート。
  3. 【請求項3】前記塩化ビニル共重合樹脂が塩化ビニル−
    ウレタン共重合体であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のオフセット印刷用シート。
  4. 【請求項4】可塑剤を含まない塩化ビニル共重合樹脂シ
    ートの少なくとも片面に易接着剤を塗布、乾燥して易接
    着層を設け、前記易接着層の表面にゴム系樹脂または/
    およびスチレン系樹脂を主成分とする樹脂溶液を塗布、
    乾燥して透明なインキ定着層を形成し、得られたシート
    を加熱して押圧することを特徴とするオフセット印刷用
    シートの製造方法。
  5. 【請求項5】紙、織布または不織布と、可塑剤を含まな
    い塩化ビニル共重合樹脂層とが重ねられた多層シートの
    塩化ビニル共重合樹脂層側に易接着剤を塗布、乾燥して
    易接着層を設け、前記易接着層の表面にゴム系樹脂また
    は/およびスチレン系樹脂を主成分とする樹脂溶液を塗
    布、乾燥して透明なインキ定着層を形成し、得られたシ
    ートを加熱して押圧することを特徴とするオフセット印
    刷用シートの製造方法。
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