JP2790785B2 - 蛸蒸し機 - Google Patents

蛸蒸し機

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JP2790785B2
JP2790785B2 JP7258698A JP25869895A JP2790785B2 JP 2790785 B2 JP2790785 B2 JP 2790785B2 JP 7258698 A JP7258698 A JP 7258698A JP 25869895 A JP25869895 A JP 25869895A JP 2790785 B2 JP2790785 B2 JP 2790785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蛸蒸し機、特
に、蛸の足の間隔を広げた状態で蒸す蛸蒸し機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、蛸を蒸す方法は、種々、知られて
いる。例えば、箱型の蒸し機に多段のネットを張って、
その上に蛸を並べて蒸す方法や、トンネル状蒸機の中に
2条のエンドレスチェーンを設けて、その間に連結棒を
配し、各連結棒にその連結棒と垂直方向に支持杆を配
し、この支持杆及び連結棒で蛸をささえてエンドレスチ
ェーンの移動と共に連続的に蛸を蒸す方法(特公平64
−195号公報参照)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蛸蒸し機においては、蛸の足のつけ根同士が接触したま
ま蒸されているため、赤く蒸された後の上記接触部分の
皮がむけやすく、不良品となりやすい。特に、北海蛸や
水蛸の場合は、足が長いため上記接触している部分が多
く、不良品となりやすい。
【0004】上記箱型蒸し機の場合は、蛸を並べるとき
に蛸の足同志が接触しないように足を広げて蛸を配置
し、蒸す方法が考えられる。しかし、この場合は、足を
広げて蛸を並べる広い場所が必要となり、また、蒸す作
業がバッチ式となるため、広い場所と時間が必要となり
効率が悪い。
【0005】場所と時間の効率を上げるには、上記連続
式の蒸し機が考えられるが、この場合は、支持杆及び連
結棒で蛸をささえるので、全ての蛸の足が接触しないよ
うに各々の足を広げることが難しい。また、蛸の足のつ
け根部分が上記支持杆及び連結棒と接触するので、この
部分で傷がつきやすく、不良品が発生しやすい。
【0006】そこで、この発明の課題は、効率がよく、
蛸の足のつけ根部分を接触させずに蛸を蒸すようにする
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、トンネル式蒸し機入口及び出
口の間に2条のエンドレスチェーンが水平方向に走行自
在に設けられ、上記両エンドレスチェーンのチェーンリ
ンク間に連結棒がチェーン長さ方向に所定間隔に取付け
られ、上記連結棒とこれと隣接する連結棒の各端部間に
各連結棒より高い部分を有する側枠がそれぞれ設けられ
ており、上記連結棒と上記の隣接連結棒の一端部に設け
られた上記側枠と、上記連結棒と上記の隣接連結棒の他
端部に設けられた上記側枠の間に、上記連結棒と平行に
蛸を支持する支持棒が配され、上記支持棒に蛸を保持す
る突起が設けられる構成としたのである。
【0008】上記支持棒が、上記連結棒とこれと隣接す
る連結棒の間の所定の位置から上記エンドレスチェーン
の外向きの垂直方向に所定の距離だけ離れた位置に上記
連結棒と平行に配されているので、上記支持棒に蛸の頭
をのせ、上記連結棒又は上記の隣接連結棒に蛸の足をそ
の間隔を広げてのせることができ、蛸の足のつけ根を接
触させずに連続的に蒸すことができる。
【0009】また、上記支持棒に設けられた突起によっ
て蛸の頭を上記支持棒に保持できるので、蛸の足を傷つ
けずに蛸を保持することができる。
【0010】さらに、上記支持棒が上記連続棒の位置よ
り高い位置にあるので、蛸を立体的に配置することがで
き、蛸をおく場所が節約され、より多くの蛸を蒸すこと
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0012】この発明に用いられる蒸機は、図1に示す
ように、トンネル型の蒸し機1の両端部にある入口2及
び出口3にそれぞれ2個のスプロケット6、7を水平方
向に所定間隔を開けて設け、このスプロケット6、7間
にエンドレスチェーン4をかけ渡し、出口3側のスプロ
ケット7をモータ8により駆動して両エンドレスチェー
ン4を入口2から出口3わたって走行させる。
【0013】両エンドレスチェーン4、4間には、図2
又は図5に示すように、エンドレスチェーン4のチェー
ンリンク21に連結棒22をチェーン4の長さ方向に所
定間隔に取り付ける。上記連結棒22のうち、所定の連
結棒22aとこれと隣接し、連結棒22aよりエンドレ
スチェーン4の進行方向側に配置された連結棒22bの
各端部間に、連結棒22a,22bより高い部分を有す
る側枠5がそれぞれ設けられる。また、上記連結棒22
aと連結棒22bの一端部間に設けられた側枠5と上記
連結棒22aと連結棒22bの他端部間に設けられた側
枠5の間に、上記連結棒22a又は22bと平行に蛸を
支持する支持棒23が設けられている。上記側枠5の形
状は、図2のように山形形状であってもよいが、上記支
持棒23が上記連結棒22a、22bからなる面より所
定の高さを有すれば、どのような形状でもよい。なお、
上記両側枠5は、連結棒22a,22bと回転自在に取
り付けられている。
【0014】図3〜図5に示すように、蛸の頭を支持棒
23の上にのせ、蛸17の足を連結棒22bにのせる。
蛸17の足が連結棒22bにのせられるので、蛸17の
足の広げた状態を保持することができ、蛸17の足のつ
け根同士を接触させずに蒸すことができる。このときの
支持棒23は、支持棒23と連結棒22bとの距離が、
蛸の足を充分に置くことのできる距離を有するような位
置に配置されればよく、上記距離によって連結棒22a
側に寄っても、連結棒22b側に寄ってもよい。また、
支持棒23には突起24が設けられており、蛸17の頭
が重さによって落下するのを防止する。突起24の位置
は、支持棒23の周面上に一直線上に設けられ、蛸17
の落下を防止できればどの位置でもよいが、特に頭で保
持する場合は、支持棒23の進行方向と逆の方向が好ま
しい。
【0015】支持棒23は、連結棒22aから連結棒2
2bの方に向かって移動し、また、図1に示すように、
蒸機1の入口付近でチェーン4が上方に傾斜を有するこ
とから、蛸17の足を連結棒22bにのせることによ
り、蛸17の足の広げたまま移動させることができる。
【0016】また、蛸17の足を連結棒22aにのせて
もよい。この場合、蒸し機1の入口付近のチェーン4の
傾斜が、蛸17の足が連結棒22aから離れない程度の
傾斜であれば、広げて置かれた蛸17の足の間隔を保持
できる。このときの突起24の位置は、蛸17の頭の位
置のある、支持棒23の進行方向と同方向が好ましい。
【0017】また、広げた蛸の足の間隔を確実に保持す
るため、図6に示すように、連結棒を波形とした波形連
結棒25にすると、波形の凹部に蛸の足を保持でき、振
動等によって蛸の足の間隔が狭まるのを防止できる。蒸
された蛸は、図1に示すように、出口3から第一水槽1
0の一端に落ちるが、このとき、スプロケット7の回転
により上記突起24が下方に向くので、容易に蛸を支持
棒23からはずすことができる。
【0018】第一水槽10に落ちた蛸は、第一水槽10
中のモータ15で駆動するネットコンベア11によって
第一水槽10の他端に搬送され、第二水槽12の一端に
落とされる。第二水槽12に落とされた蛸は、第二水槽
12中のモータ16で駆動するネットコンベア13によ
って第二水槽10の他端に搬送され、バケット14に送
り込まれる。第一水槽及び第二水槽には、水道水、冷却
水等が流通又は貯留されているので、これらの水槽中を
搬送される間に蒸された蛸は冷却される。第一水槽は蒸
された高温の蛸を一次冷却するので、井戸水や水道水を
流通又は貯留させてよく、また、第二水槽は完全に蛸を
冷却するため、冷凍機などを設けて第二水槽内の水温を
5℃程度に保つのが好ましいが、第一水槽のように、井
戸水や水道水を流通又は貯留させてもよい。
【0019】また、図1において、エンドレスチェーン
4の復路は、蒸し機1内に設けたが、蒸し機1外を走行
するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、上記支持棒が、所定
の距離を有して上記連結棒と平行に配されているので、
上記支持棒に蛸の頭をのせ、上記連結棒又は隣接する連
結棒に蛸の足をその間隔を広げてのせることができ、蛸
の足のつけ根を接触させずに連続的に蒸すことができ
る。
【0021】また、上記支持棒に設けられた突起によっ
て蛸の頭を上記支持棒に保持できるので、蛸の足を傷つ
けずに蛸を保持することができる。
【0022】さらに、上記支持棒が上記連続棒の位置よ
り高い位置にあるので、蛸をおくスペースを節約でき、
より多くの蛸を蒸すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蒸し機の一実施形態を示す模式図
【図2】図1のチェーン部分の一部拡大正面図
【図3】図1の側枠の一部拡大正面図
【図4】図3の一部側面図
【図5】図1の支持棒、連結棒及び側枠を示す一部拡大
斜視図
【図6】図5の他の一実施形態を示す斜視図
【符号の説明】
1 蒸し機 2 入口 3 出口 4 エンドレスチェーン 5 側枠 6 スプロケット 7 スプロケット 8 モータ 10 第一水槽 11 ネットコンベア 12 第二水槽 13 ネットコンベア 14 バケット 15 モータ 16 モータ 17 蛸 21 チェーンリンク 22 連結棒 23 支持棒 24 突起

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル式蒸し機入口及び出口の間に2
    条のエンドレスチェーンが水平方向に走行自在に設けら
    れ、上記両エンドレスチェーンのチェーンリンク間に連
    結棒がチェーン長さ方向に所定間隔に取付けられ、上記
    連結棒とこれと隣接する連結棒の各端部間に各連結棒よ
    り高い部分を有する側枠がそれぞれ設けられており、上
    記連結棒と上記の隣接連結棒の一端部に設けられた上記
    側枠と、上記連結棒と上記の隣接連結棒の他端部に設け
    られた上記側枠の間に、上記連結棒と平行に蛸を支持す
    る支持棒が配され、上記支持棒に蛸を保持する突起が設
    けられている蛸蒸し機。
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