JP2790307B2 - 緩衝装置とその制御方法 - Google Patents

緩衝装置とその制御方法

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JP2790307B2
JP2790307B2 JP1063429A JP6342989A JP2790307B2 JP 2790307 B2 JP2790307 B2 JP 2790307B2 JP 1063429 A JP1063429 A JP 1063429A JP 6342989 A JP6342989 A JP 6342989A JP 2790307 B2 JP2790307 B2 JP 2790307B2
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flow
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split ring
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/48Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16F9/48Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車懸架装置に関し、殊に緩衝装置の中の
ピストンの移動を制御するための方法と装置に関する。
走行中に生ずる好ましくない振動を吸収するために、
自動車の懸架装置に関連して緩衝装置が用いられる。こ
の好ましくない振動を吸収するために、緩衝装置は一般
に自動車の車体と懸架装置の間に連結される。ピストン
が緩衝装置の中にあって、ピストン棒を介して自動車の
車体に結合される。緩衝装置が圧縮または伸長される
時、ピストンは緩衝装置の動作室内の減衰流体の流れを
制限することができるので、さもないと懸架装置から車
体に伝達されたであろう振動を打消す減衰力を緩衝装置
が発生することができる。
緩衝装置に対応する車輪が穴のような、路面の急な降
下に出会った時、ピストンは棒ガイドに接触するような
所まで緩衝装置ハウジングの中で上昇するものである。
ピストンが棒ガイドに近付く際に、緩衝装置の減衰特性
は変化しないことが多いので、ピストンはしばしば棒ガ
イドに比較的高速度にて衝突したものである。ピストン
のこの棒ガイドに対する高速度の衝突は車輌との協働に
おいてしばしば2つの有害な影響を生じた。第1に、ピ
ストンと棒ガイドの衝突はしばしば、ピストンが棒ガイ
ドに当る時に乗客が感ずる衝撃のために乗り心地を悪く
するものである。第2に、棒ガイドに対するピストンの
比較的高速度の衝突はピストン棒を損傷させる可能性を
生じ、緩衝装置の交換を必要とすることにもなるであろ
う。
よって、緩衝装置内のピストンの移動を強制する方法
と装置を与えることが本発明の主目的である。
ピストンの過大な運動を少なくするようにピストンの
移動を制御する方法と装置を与えることが本発明のいま
一つの目的である。
ピストンの過大な移動に対抗する減衰力がピストン移
動量が増すにつれて増大するように、ピストンの移動を
制御する方法と装置を与えることが本発明のさらに一つ
の目的である。
ピストンの過大な移動によるピストンの損傷の可能性
を減ずるように、ピストンの移動を制御する方法と装置
を与えることが本発明のいま一つの目的である。
ピストンと棒ガイドの衝突による乗り心地の悪さを減
ずるように、ピストンの移動を制御する方法と装置を与
えることが本発明のいま一つの目的である。
本発明は、減衰流体を格納する動作室を形成する圧力
円筒と、前記動作室の中に配設されて該動作室を第1お
よび第2の部分に分割する往復動ピストンと、前記動作
室の中に配設されて前記ピストンに結合され軸方向に延
在するピストン棒と、前記ピストンの移動を制御するた
めのピストン移動制御装置とを含む、自動車の車体の運
動を減衰させるための緩衝装置において、前記ピストン
移動制御装置が、 a. 前記圧力円筒に形成された軸方向に延在するテーパ
部分と、 b. 前記ピストン棒上に配設された環形カラーであっ
て、該環形カラーを貫通して減衰流体が流れることを可
能とする少くとも1つの流路を有する環形カラーと、 c. 該環形カラーの周囲に形成され、前記流路を横断す
るよう半径方向に延在する円環状みぞと、 d. 該円環状みぞ内に部分的に配設された分裂リング
と、 を含み前記分裂リングが前記圧力円筒のテーパ部分に沿
って摺動する際に該分裂リングが前記円環状みぞ内を前
記環形カラーに対して半径方向に変位することにより、
前記流路を通じる減衰流体の流れを制御することを特徴
とする緩衝装置を提供する。
又本発明は、減衰流体を格納する動作室を形成する円
筒形内面を有する圧力円筒と、前記動作室の中に配設さ
れて該動作室を第1および第2の部分に分割する往復動
ピストンと、前記動作室の中に配設されて前記ピストン
に結合され軸方向に延在するピストン棒と、 を含む減衰装置において、 a. 前記圧力円筒の円筒形内面に形成されたテーパ部分
と、 b. 前記ピストン棒上に配設された環形カラーであっ
て、該環形カラーを貫通して減衰流体が流れることを可
能とする第1の流路を有する環形カラーと、 c. 該環形カラーに形成され、前記流路を横断するよう
半径方向に延在する円環状みぞと、 d. 前記環形カラーの移動に応じて前記第1の流路を閉
鎖するための、前記円環状みぞ内に部分的に配設され、
かつ、第2の流路を有する分裂リングを含む閉鎖装置と
を含み、 該分裂リングは前記環形カラーの移動に応じて前記圧
力円筒の円筒形内面のテーパ部分に沿って摺動する際
に、該分裂リングが前記円環状みぞ内を前記環形カラー
に対し半径方向に変位することにより前記第1および第
2の流路を通じる減衰流体の流れを制御することを特徴
とする減衰装置を提供する。
更に本発明は、圧力円筒内に配設されたピストンを有
する緩衝装置の中でピストンの移動を制御するための方
法であって; a. 周囲に半径方向に延在する円環状みぞ、および減衰
流体が貫通して流れることを可能とする流路を有する環
形カラーを、前記圧力円筒に形成された軸方向に延在す
るテーパ部分の第1の直径を有する第1の領域から第2
の直径を有する第2の領域に動かす段階、および b. 前記環形カラーが前記圧力円筒の前記第1の領域か
ら前記圧力円筒の前記第2の領域に動かされるにつれ
て、前記円環状みぞ内に部分的に配設された分裂リング
が前記第1および第2の領域に沿って軸方向に摺動する
際に、該分裂リングが前記円環状みぞ内を前記環形カラ
ーに対し半径方向に変位することにより前記流路を通る
減衰流体の流れを制御する段階; を含む方法を提供する。
添付図面を参照しつつ、本発明の実施例を説明する。
第1図を参照すると、本発明の望ましい実施例による
4個の緩衝装置10が示される。緩衝装置10は従来の自動
車12の線図との作動関係において図解される。自動車12
は後輪16を支持するようにされた、横方向に延在する後
車軸組立体(図示せず)を有する後部懸架装置14を含
む。後車軸組立体はコイルバネ18と共に1対の緩衝装置
10により、自動車12に連結される。同様に、自動車12は
前輪22を支持する、横方向に延在する前車軸組立体(図
示せず)を含む前部懸架装置20を有する。前車軸組立体
は第2の対の緩衝装置10とコイルバネ24により自動車12
に連結される。緩衝装置10は、自動車のばね下部分(つ
まり前,後部懸架装置14,20)とばね上部分(つまり車
体26)との相対運動を減衰させるのに役立つ。自動車12
は乗用車として画かれているけれども、この緩衝装置10
は、他の型式の自動車輌、スノーモービル、飛行機およ
び一般の減衰装置にも同様に使用することができる。さ
らに本明細書に使用する「緩衝装置」という用語は一般
的な意味における緩衝装置を指し、マックファーソン
(MacPherson)支柱を含む。
殊に第2図および第3図を参照すると、本発明の望ま
しい実施例による緩衝装置10が示される。緩衝装置10
は、減衰流体を含む動作室32を画成する長い圧力円筒30
を有する。圧力円筒30は、直線円筒部分34と、軸方向に
延在するテーパ部分36と、を有する。動作室32内に往復
動ピストン38が配設される。往復動ピストン38は軸方向
に延在するピストン柱40の一端に取付けられ、ピストン
柱は軸方向に延在するピストン棒42に取付けられる。
ピストン38はハウジング44を含み、ハウジング44の環
状外面に複数のうね46が配設される。うね46は環形テフ
ロンスリーブ48を固定するのに用いられ、スリーブ48は
ピストンハウジング44のうね46と圧力円筒30との間に配
設される。テフロンチューブ48は、ピストン38が不当な
摩擦力を生ずることなく圧力円筒30に対して移動するこ
とを可能にする。
ピストン38の上向き運動はピストン柱40の半径方向に
延在する段付き部分50により制限される。ピストン38の
下向き運動は、ピストン柱40の下方部分54上にねじ受承
されるナット52または類似の型式の締付け要素により制
限される。コイルバネ56がナット52と同心に配置され、
ナット52の下端の半径方向外方に延在するフランジ58に
よって下端を支持される。バネの上はバネリテーナ60に
当接し、リテーナはハウジング44の下側に対して作用す
ることによりピストンを弾性的に上方に付勢する。ピス
トン38はさらに弁円板62を含み、弁円板は前記動作室32
の第1と第2の部分の間の減衰流体の流れを制御する装
置を与える。本発明は極く様々のピストンに使用するこ
とができるので、ピストン38は一般的な言い方で述べら
れていることは当然である。そのようなピストンの一つ
は引用により本明細書に取入れられる米国特許第4,113,
072号明細書に開示される。
緩衝装置10はさらに、圧力円筒30の下端内にあって動
作室32と環形流体タンク64の間の減衰流体の流れを制御
するのに用いられる基底弁(図示せず)を含む。環形流
体タンク64は、圧力円筒30の外部を実質的に取巻くタン
クチューブ、つまり円筒66の内周と円筒30の外周との間
の空間として画成される。基底弁の構成と作動は、引用
により本明細書に取入れられる米国特許第3,771,626号
明細書に記載される。
緩衝装置10の下端に、ほぼわん形の端末キャップ68が
設けられ、緩衝装置10の上端にほぼわん形の端末キャッ
プ70が設けられる。従来の態様で自動車の車体と車軸組
立体の間に緩衝装置10を取付けるために、下方キャップ
68の下端に適当な端末取付け金具72が固定される。ピス
トン棒42の上部は従来の態様で自動車12に取付けられ
る。円筒30の上端に、上方端末キャップ70の中に棒ガイ
ド74が配設される。ピストン棒42が圧力円筒30内でほぼ
軸方向に移動し得るように、棒ガイド74が用いられる。
本発明の第1の望ましい実施例によれば、ピストン38
の移動を制御するための装置76はピストン棒42上に同軸
状に配設される環形カラー78を含む。環形カラー78は、
環形カラー78の半径方向内方表面82と半径方向外方表面
84との間に配設される、軸方向に延在する複数の流路80
を有する。環形カラー78の半径方向内方表面82と半径方
向外方表面84との間に配設される半径方向内方表面88
と、これも環形カラー78の半径方向内方表面82と半径方
向外方表面84との間に配設される半径方向外方表面90
と、により部分的に流路80が画成される。流路80が下記
に述べる分裂リングによって妨げられない時は、流路80
は、環形カラー78の上方の動作室32の領域と、環形カラ
ー78およびピストン38の間の動作室32の部分と、の間で
減衰流体を通過させる。
下記の分裂リングを収容する装置を与えるために、環
形カラー78はさらにみぞ92を有する。みぞ92は環形カラ
ー78の半径方向外方表面の回りを円周方向に延在する。
さらにみぞ92は、円周状のリング座94を形成するように
流路80の半径方向内方表面88を横切ると同時に流路80の
半径方向外方表面90を横切って延在する。
前記環形カラー78の移動に応じて流路80を閉鎖する装
置を与えるために、装置76はさらに分裂リング96を有す
る。分裂リング96はみぞ92の中に挿入されるように働
き、隙間によって端部98が隔離される。環形カラー78が
円筒66の底部近くに配設される時、分裂リング96が第6
図に示すように流路80を通る減衰流体の流れを妨げない
範囲にまで分裂リング96がみぞ92から円筒30に向けて半
径方向に拡張する。しかし、カラー78が円筒30のテーパ
部分36で棒ガイド74の近くにある時は、分裂リング96は
テーパ部分36の内径の減少により、内方に動く。分裂リ
ング96が内方に動くと、流路80を通る減衰流体の流れが
妨げられる。よって、カラー78がテーパ部分36の上方に
行けば行く程、分裂リング96はより内方に配設されるこ
とになり、そのため、流路80を通る減衰流体の流れを妨
げて、流路80を通る減衰流体の流れを止める。
運用中、ピストン棒42の比較的小さな伸張では、分裂
リング96が流路80を塞ぐ程充分な分裂リング96の移動を
みぞ92の中で生じない。よって、動作室32の上,下部分
間の流れは単にピストン38によってのみ制約される。カ
ラー78が、直径の減少に増すテーパ部分36の領域に入る
まで上昇するにつれ、分裂リング96はみぞ92の中でさら
に半径方向内方に動く。そうなると、分裂リング96は流
路80を流れる減衰流体を妨げる。流路80を通る減衰流体
の流れを止める範囲まで分裂リング96が移動するような
円筒30の領域にカラー78がある時、ピストン棒42のそれ
以上の運動は、ほぼ環形カラー78と棒ガイド74の間の減
衰流体の圧縮によって許される値に限定される。
第9図ないし第13図に示す本発明の第2の望ましい実
施例によれば、ピストン138の移動を制御するための装
置176はピストン棒142上に同軸状に配設される環形カラ
ー178を有する。環形カラー178は、環形カラー178の半
径方向内方表面182と環形カラー178の半径方向外方表面
184との間に配設される、軸方向に延在する複数の流路1
80を有する。環形カラー178の半径方向内方表面182と半
径方向外方表面184の間に配設される半径方向内方表面1
88と、これも環形カラー178の半径方向内方表面182と半
径方向外方表面184の間に配設される半径方向外方表面1
90と、によって流路180が部分的に画成される。下記に
述べる分裂リングによって流路180が妨げられない時
は、流路180は、環形カラー178の上方の動作室132の領
域と、環形カラー178およびピストン138の間の動作室13
2の部分と、の間で減衰流体を流す。
下記の分裂リングを収容する装置を与えるために、環
形カラー178はさらにみぞ192を有する。みぞ192は環形
カラー178の半径方向外方表面の回りに円周状に延在す
る。さらにみぞ192は、円周状のリング座194を形成する
ように流路180の半径方向内方表面188を横切ると同時
に、流路180の半径方向外方表面190をも横切って延在す
る。さらにみぞ192は、分裂リング196の下記の環形流路
と流路1890とが少し不整合であってもよいように、流路
180の拡大領域193と組合せになっている。
前記環形カラー178の移動に応じて流路180を閉じる装
置を与えるために、装置176はさらに分裂リング196を含
む。分裂リング196はみぞ192に挿入されるように働くこ
とができ、隙間によって端部198が隔離される。分裂リ
ング196が円周状リング座194の中に着座した時に、環形
カラー178の流路180と流体連通するように働くことので
きる環形流路200を分裂リング196が含む。分裂リング19
6は、円筒130の直径の小さい部分206と直径の大きい部
分204との間に配設される円筒130の外方に傾斜した部分
136と協働する。環形カラー178が円筒130の部分206の近
くに配設される時、分裂リング196は円周状リング座194
の中に着座して、分裂リング196の流路200は環形カラー
178の流路180と流体連通する。よって装置176はピスト
ン130の運動を制約しない。
環形カラー178が部分204に近付くように円筒130の外
方テーパ部分136を上方に動くにつれて、環形カラー178
の流路180は分裂リング196の環形流路200と流体連通し
なくなって、流路180を通る減衰流体の流れは妨げられ
る。よって、減衰流体は流路180を流れることができな
いので、装置176はピストン138の運動を制限する。
明らかに、本発明の多くの変形および変更が以上の教
示に照して可能である。単管形室および外部タンク付き
単管形室のような他の型式の緩衝装置は勿論、他の型式
の基底弁、ピストンと共に本発明を使用し得ることは明
らかである。さらに、様々な弁特性を得るために、オリ
フィスのサイズや形態を変え、分裂リングやカラーのサ
イズを変えることもできる。従って、特許請求の範囲内
で、具体的に記載されたものと異なるように本発明を実
施し得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の望ましい実施例の教示による、ピス
トンの移動を制御するための方法と装置、を用いる自動
車の斜視図、 第2図は、本発明の望ましい実施例の教示による、ピス
トンの移動を制御するための装置を用いる緩衝装置の、
部分切断された縮少側面図、 第3図は、本発明の第1の望ましい実施例による、第2
図に示す、ピストンの移動を制御するための装置を用い
る緩衝装置の拡大側面図、 第4図は、第3図の4−4線にそう、本発明の第1の望
ましい実施例による、ピストンの移動を制御するための
装置の断面図、 第5図は、圧力室の上方部分に装置がある時の、第4図
の5−5線にそう、本発明の第1の望ましい実施例によ
る、ピストンの移動を制御するための装置の側断面図、 第6図は、圧力室の下方部分近くに装置がある時の、第
5図に示す第1の望ましい実施例による、ピストンの移
動を制御するための装置の側断面図、 第7図は、第6図に示す分裂リングの上面図、 第8図は、第7図の8−8線の方向に見た分裂リングの
側面図、 第9図は、本発明の第2の望ましい実施例による、ピス
トンの移動を制御するための装置を用いる緩衝装置の拡
大側断面図、 第10図は、第9図に示す、ピストンの移動を制御するた
めの装置のカラーの平面図、 第11図は、第10図の11−11線にそうカラーの側断面図、 第12図は、第9図に示す分裂リングの上面図、 第13図は、第12図の13−13線の方向に見た分裂リングの
側面図である。 10……緩衝装置、30……圧力円筒 38……ピストン、40……ピストン柱 78,178……環形カラー、80,180……流路 92,192……円環状みぞ、96,196……分裂リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−204342(JP,A) 実公 昭57−50613(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 9/00 - 9/54 B60G 17/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減衰流体を格納する動作室を形成する圧力
    円筒と、前記動作室の中に配設されて該動作室を第1お
    よび第2の部分に分割する往復動ピストンと、前記動作
    室の中に配設されて前記ピストンに結合され軸方向に延
    在するピストン棒と、前記ピストンの移動を制御するた
    めのピストン移動制御装置とを含む、自動車の車体の運
    動を減衰させるための緩衝装置において、前記ピストン
    移動制御装置が、 a. 前記圧力円筒に形成された軸方向に延在するテーパ
    部分(36、136)と、 b. 前記ピストン棒上に配設された環形カラーであっ
    て、該環形カラーを貫通して減衰流体が流れることを可
    能とする少くとも1つの流路(80、180)を有する環形
    カラー(78、178)と、 c. 該環形カラーの周囲に形成され、前記流路を横断す
    るよう半径方向に延在する円環状みぞ(92、192)と、 d. 該円環状みぞ内に部分的に配設された分裂リング
    (96、196)と、を含み前記分裂リングが前記圧力円筒
    のテーパ部分に沿って摺動する際に該分裂リングが前記
    円環状みぞ内を前記環形カラーに対して半径方向に変位
    することにより、前記流路を通じる減衰流体の流れを制
    御することを特徴とする緩衝装置。
  2. 【請求項2】前記圧力円筒内の前記ピストンの移動に応
    じて前記緩衝装置が発生する減衰力を増すように、前記
    ピストン移動制御装置が作動する、請求項1記載の緩衝
    装置。
  3. 【請求項3】前記ピストンは、前記動作室の前記第1及
    び第2の部分の間の減衰流体の流れを制御するための流
    れ制御装置を含み、前記ピストン移動制御装置は、前記
    流れ制御装置とは独立して作動する、請求項1記載の緩
    衝装置。
  4. 【請求項4】前記ピストン移動制御装置は前記ピストン
    の過大な移動を防ぐように作動する、請求項1記載の緩
    衝装置。
  5. 【請求項5】前記環形カラーが、該環形カラーを貫通し
    て減衰流体が流れることを可能とする複数の流路を有す
    る請求項1記載の緩衝装置。
  6. 【請求項6】減衰流体を格納する動作室を形成する円筒
    形内面を有する圧力円筒と、前記動作室の中に配設され
    て該動作室を第1および第2の部分に分割する往復動ピ
    ストンと、前記動作室の中に配設されて前記ピストンに
    結合され軸方向に延在するピストン棒と、 を含む減衰装置において、 a. 前記圧力円筒の円筒形内面に形成されたテーパ部分
    (36、136)と、 b. 前記ピストン棒上に配設された環形カラーであっ
    て、該環形カラーを貫通して減衰流体が流れることを可
    能とする第1の流路(80、180)を有する環形カラー(7
    8、178)と、 c. 該環形カラーに形成され、前記流路を横断するよう
    半径方向に延在する円環状みぞ(92、192)と、 d. 前記環形カラーの移動に応じて前記第1の流路を閉
    鎖するための、前記円環状みぞ内に部分的に配設され、
    かつ、第2の流路(200)を有する分裂リング(96、19
    6)を含む閉鎖装置とを含み、 該分裂リングは前記環形カラーの移動に応じて前記圧力
    円筒の円筒形内面のテーパ部分に沿って摺動する際に、
    該分裂リングが前記円環状みぞ内を前記環形カラーに対
    し半径方向に変位することにより前記第1および第2の
    流路を通じる減衰流体の流れを制御することを特徴とす
    る減衰装置。
  7. 【請求項7】前記環形カラーが、該環形カラーを貫通し
    て減衰流体が流れることを可能とする複数の流路を有す
    る、請求項6記載の減衰装置。
  8. 【請求項8】前記円環状みぞが、前記環形カラーの周囲
    に配設されている請求項6記載の減衰装置。
  9. 【請求項9】圧力円筒内に配設されたピストンを有する
    緩衝装置の中でピストンの移動を制御するための方法で
    あって; a. 周囲に半径方向に延在する円環状みぞ(92、19
    2)、および減衰流体が貫通して流れることを可能とす
    る流路(80、180)を有する環形カラー(78、178)を、
    前記圧力円筒に形成された軸方向に延在するテーパ部分
    (36、136)の第1の直径を有する第1の領域から第2
    の直径を有する第2の領域に動かす段階、および b. 前記環形カラーが前記圧力円筒の前記第1の領域か
    ら前記圧力円筒の前記第2の領域に動かされるにつれ
    て、前記円環状みぞ内に部分的に配設された分裂リング
    (96、196)が前記第1および第2の領域に沿って軸方
    向に摺動する際に、該分裂リングが前記円環状みぞ内を
    前記環形カラーに対し半径方向に変位することにより前
    記流路を通る減衰流体の流れを制御する段階; を含む方法。
  10. 【請求項10】前記円環状みぞは前記流路を横断する、
    請求項9記載の方法。
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