JP2789653B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JP2789653B2
JP2789653B2 JP6417189A JP6417189A JP2789653B2 JP 2789653 B2 JP2789653 B2 JP 2789653B2 JP 6417189 A JP6417189 A JP 6417189A JP 6417189 A JP6417189 A JP 6417189A JP 2789653 B2 JP2789653 B2 JP 2789653B2
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裕 早田
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Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は磁気記録媒体に関し、特に記録密度の高い磁
気記録媒体に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、磁気記録媒体において、ガードバンドを間
に挟んで記録トラツクを形成すると共に、ガードバンド
に光情報を記録することにより、記録密度を向上するこ
とができる。
C従来の技術 従来、磁気デイスクにおいては、例えばエツチング等
の手法を用いて、磁性媒体を除去して記録トラツク間に
ガードバンドを形成することにより、記録密度を向上す
るようにしたもの(以下デイスクリートトラツクデイス
クと呼ぶ)が提案されている(IEEE Trans on Magn.,Vo
l MAG−23,No.5,September 1987,P3690)。
このようにすれば、隣接する記録トラツクの側面から
滲み出す磁束の影響を低減し得ることから、トラツクピ
ツチを小さくして記録トラツクを高密度に形成し得る。
さらに、記録波長を短波長化し得、その分記録トラツ
クに高密度に情報を記録し得、これにより全体として記
録密度を向上し得る。
D発明が解決しようとする問題点 ところがこの種のデイスクリートトラツクデイスクに
おいては、記録トラツク間に情報の記録に寄与し得ない
ガードバンドが存在することから、磁気デイスク面全体
の60〜70%の領域しか情報を記録し得ない問題があつ
た。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に
比してさらに一段と記録密度を向上することができる磁
気記録媒体を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、ガー
ドバンド5を間に挟んで、基板6上に順次磁気記録領域
12を形成し、磁気記録領域12に所望の情報を磁気記録す
ると共に、ガードバンド5に光情報(P)を記録する。
F作用 ガードバンド5を間に挟んで、基板6上に順次形成さ
れた磁気記録領域12に所望の情報を磁気記録すると共
に、ガードバンド5に光情報(P)を記録すれば、記録
面を有効に利用して記録密度を向上し得る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体としてデイスク装置を示
し、磁気ヘツド2を用いて、磁気デイスク3に所望のデ
ータを記録再生し得るようになされている。
さらにデイスク装置1は、光ピツクアツプ4を有し、
磁気デイスク3から光情報を再生し得るようになされて
いる。
すなわち第2図に示すように、磁気デイスク3は、同
心円状に溝5を形成したガラス基板6上に、融解層7を
形成した後、所定のタイミングで間欠的に光ビームを照
射し、融解層7を融解して穴8を形成する(第2図
(A))。
因に光ビームの照射は、レーザ光源から射出された光
ビームを0次光、1次光及び−1次光の3つの光ビーム
に分離した後、1次光及び−1次光を溝5の両側に照射
することにより、その反射光ビームに基づいて0次光の
光ビームをトラッキング制御し、溝5の中央部分に0次
光の光ビームを照射するようになされている。
さらに磁気デイスク3は、例えばアルミニウムを蒸着
して反射膜9を形成し、これによりピツトPを形成する
ようになされている(第2図(B))。
さらに磁気デイスク3は、表面にガラス等の透明部材
を塗布して溝5を充填した後、表面を研磨してアルミニ
ウムの腐蝕防止用の保護膜10を形成する(第2図
(C))。
続いてスピンナを用いて表面に磁性層12を形成した
後、その上にレジスト層14を形成し、フオトリソグラフ
イの手法を用いて、溝5の上部のレジスト層14を除去す
る(第2図(D))。
さらにイオンエツチングの手法を用いて、レジスト層
14を除去した部分について、磁性層12を除去した後、残
つたレジスト層14が除去される。
従つて第3図に示すように、磁気デイスク3において
は、溝5の部分をガードバンドにして同心円状に磁気記
録領域が形成され、これによりデイスクリートトラツク
デイスクを形成するようになされている。
従つて磁気デイスク3においては、各磁気記録領域を
記録トラツクTにして、記録トラツクTを高密度に形成
し得ると共に、当該記録トラツクTに高密度にデータを
記録することができる。
これに対して溝5においては、両側の記録トラツクT
をグループとして利用して光ビームを照射し、順次ピツ
トPから再生信号を得ることにより、例えばOS(operea
ting system)や辞書等の書き換えを行わないプログラ
ムのデータを再生し得るようになされている。
従つて従来のデイスクリートトラツクデイスクにおい
て、データの記録再生に寄与していなかつたガードバン
ドの部分にも、光情報を記録し得、これにより従来に比
して高密度に情報を記録することができる。
以上の構成によれば、ガードバンドの部分にピツトを
形成したことにより、当該ガードバンドの部分にも光情
報を記録し得、これによりデイスク面を有効に利用して
高密度に情報を記録することができる。
なお上述の実施例においては、保護層よりも記録トラ
ツクが突出するように磁気デイスクを形成した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、第5図に示すよ
うに保護層10の表面と記録トラツクTの表面が同一平面
になるように磁気デイスクを構成してもよい。
さらに上述の実施例においては、融解層7に穴8を形
成した後、反射膜9を形成してピツトPを形成する場合
について述べたが、本発明はこれとは逆に、反射膜を先
に形成してピツトPを形成するようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、ガラス基板を用いて
磁気デイスクを形成する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、高分子材料の基板、アルミニウムにNi
Pメツキを施した基板等、種々の基板を広く適用するこ
とができる。
さらに上述の実施例においては、アルミニウムを蒸着
して反射膜を形成した場合について述べたが、本発明は
これに限らず、金、クロム等を蒸着して反射膜を形成す
るようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、イオンエツチングの
手法を用いて、磁性層をエツチングする場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、湿式メツキの手法を用
いる場合等、種々の方法を広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、光情報をピツトPで
記録する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、溝5に例えば光磁気記録媒体、相の変化を利用した
光記録媒体等の膜を形成するようにしてもよい。
このようにすれば、記録トラツクのガードバンドを利
用して、光情報を記録再生することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ガードバンドを間に挟
んで記録トラツクを形成し、当該ガードバンドに光情報
を記録したことにより、デイスク面を有効に利用して高
密度に情報を記録し得る磁気記録媒体を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるデイスク装置を示す略
線図、第2図は磁気デイスクの作成手順を示す断面図、
第3図は磁気デイスクを示す断面図、第4図は磁気デイ
スクを示す平面図、第5図は他の実施例を示す断面図で
ある。 1……デイスク装置、3……磁気デイスク、5……ガー
ドバンド、溝、12……磁性層、P……ピツト、T……記
録トラツク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 13/04 G11B 5/82

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガードバンドを間に挟んで、基板上に順次
    磁気記録領域を形成し、 上記磁気記録領域に所望の情報を磁気記録すると共に、 上記ガードバンドに光情報を記録するようにした ことを特徴とする磁気記録媒体。
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