JP2789445B2 - 自動式消火ガス噴射器具 - Google Patents

自動式消火ガス噴射器具

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JP2789445B2 JP29207395A JP29207395A JP2789445B2 JP 2789445 B2 JP2789445 B2 JP 2789445B2 JP 29207395 A JP29207395 A JP 29207395A JP 29207395 A JP29207395 A JP 29207395A JP 2789445 B2 JP2789445 B2 JP 2789445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動式消火ガス噴
射器具の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動式消火ガス噴射器具を構成す
る消火ガスを充填したボンベの固定機構である固定体の
上面部の中央に飛出する支持部の頭部に形成の凹部に嵌
挿し、押圧支持する拡開バネピンは、直線形状にて形成
され、テンションがきわめて大きかった。従って前記バ
ネピンのテンションによって、前記拡開バネピンと係止
している所定の温度になると熔解する温度ヒューズが老
化して、前記拡開バネピンが不意に拡開し、前記支持部
の頭部が降下してボンベの封板を打ち破るおそれがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の拡開
バネピンとは異なって、形状全体を折曲形状にて形成
し、テンションを著しく小となし、そのため、係止して
いる温度ヒューズの老化を未然に防止すると共に、器具
からの消火ガスの不意の噴射をも未然に防止し、製品価
値を著しく高めたものである。
【0004】さらに本発明は、第2に拡開バネピンが折
曲形状にて形成し、テンションを小にしたので、材質と
して細いピアノ線でも十分対応でき、従って製作費の節
減を図ることができた。
【0005】また本発明は、消火ガス噴射器具を構成す
る前記ボンベを螺着する固定体の頂部上面の広さがきわ
めて狭いにも拘らず、拡開バネピンのテンションを小に
した形状にして、前記支持部の飛出頭部を十分に係止せ
しめたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、消火ガスを充
填した封板付きボンベを螺着する手段と前記ボンベの封
板を打ち破る手段と、消火ガスを噴射する手段と、前記
ボンベの封板を打ち破る手段を支持する手段とからなる
自動式消火ガス噴射器具において、
【0007】前記ボンベを螺着する手段を構成する固定
体の上面部の中央に飛出した前記固定体の内側に形成さ
れた中央嵌挿部内に嵌挿せしめた落下用バネを圧縮状に
支持する支持部の頭部を、テンションを小にした拡開バ
ネピンによって支持すると共に、前記バネピンを温度ヒ
ューズに係止せしめた自動式消火ガス噴射器具である。
【0008】また本発明は、前記拡開バネピンが、拡開
バネピンを構成する脚部の基部を止め具を介して固着し
た自動式消火ガス噴射器具である。
【0009】さらに本発明は、前記拡開バネピンが、拡
開バネピンを構成する脚部を折曲形状にて形成した自動
式消火ガス噴射器具である。
【0010】また本発明は、前記拡開バネピンが、前記
バネピンを構成する2本の脚部の折曲端部を外側に折曲
延設して外側脚部を形成し、該外側脚部を2個の温度ヒ
ューズに係止した自動式消火ガス噴射器具である。
【0011】さらに本発明は、前記拡開バネピンの脚部
の外側脚部が、前記2個の温度ヒューズが所定温度で熔
解後、2個の固定部によって係止された自動式消火ガス
噴射器具である。
【0012】また本発明は、底面部より上方にかけ内側
に雌ネジ部を刻設し、且雌ネジ部の上方に水平状の噴射
孔を穿設する下方嵌挿部と、前記下方嵌挿部の上方に落
下用バネと底部に鍔部とニードルと取着し、且前記鍔部
にOリングを嵌挿した支持部とを挿入可能な中央嵌挿部
と、前記下方嵌挿部と前記中央嵌挿部との間に下方係止
段部を形成し、前記中央嵌挿部の上方に前記支持部の上
方部が嵌挿し且飛出する上方嵌挿部と、前記中央嵌挿部
と前記上方嵌挿部との間に上方係止段部を形成した構成
からなる固定体を形成し、前記支持部に落下用バネを嵌
挿し、支持部を固定体の前記各嵌挿部に嵌挿して、支持
部の頭部を固定体の上方より飛出し、支持部の頭部に形
成した凹部に拡開バネピンの脚部を外側より嵌挿し、且
前記ピンの脚部を温度ヒューズによって支持せしめ、前
記固定体の下方嵌挿部の雌ネジ部に消火ガスを充填した
封板付きボンベを螺着し組立てた自動式消火ガス噴射器
具において、
【0013】前記固定体の上面部の中央に飛出した前記
支持部の頭部に形成した凹部に、前記凹部の内径より若
干広い幅員を有し、且平行状に折曲した拡開バネピンの
折曲端部を、前記固定体の上面部の外周縁部近く取着し
た止め具を介して固着し、前記拡開バネピンの折曲端部
より延設する2本の脚部を前記凹部内に嵌挿し、前記2
本の脚部の両端部を外側方に折曲せしめて外側脚部を夫
々形成し、前記固定体の上面部の外周縁部寄りに対称的
な固定部を設け、前記両固定部の内側方に温度ヒューズ
を取着し、前記外側脚部に延設する脚部が前記支持部の
凹部に嵌挿し支持部の落下を常時阻止するように前記外
側脚部を前記温度ヒューズに係止せしめた自動式消火ガ
ス噴射器具である。
【0014】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりである
が、請求項1〜6の発明は、共通部分が多いので一括し
て説明する。
【0015】本発明の要旨は、自動式消火ガス噴射器具
を構成するボンベを螺着する固定体の頂部より飛出する
ニードル付き支持部の頭部の凹部に嵌挿し、支持部の落
下を防止する拡開バネピンにある。
【0016】そして、本発明の前記バネピンは、前記ピ
ンを構成する2本の脚部の基部を止め具(ビス)を介し
て固着し、前記2本の脚部を、外側方に折曲し、且折曲
端部を、前記脚部と稍平行状に折曲形成した外側脚部
を、固定部に取着した温度ヒューズに係止する点であ
る。
【0017】前記のように、本発明は、支持部の頭部の
凹部に嵌挿する直線状脚部の先端部が、温度ヒューズと
係止する機構ではない。従って拡開バネピンを構成する
外側脚部と温度ヒューズとを係止させており、前記バネ
ピンにかゝるテンションが従来の拡開バネピンに比し
て、著しく減少せしめることができた。ぞのため前記バ
ネピンの資材を従来のものに比し細いピアノ線を使用で
きた。
【0018】さらに本発明は、火災等が発生し、室内又
は庫内等が所定の高温度に達すると、温度ヒューズが熔
解し、拡開バネピンの脚部が外側方に拡開する。拡開す
ると、支持部の頭部の凹部に嵌込んでいた脚部が外れ、
外れた瞬間に、前述したとおり支持部が降下し、前記支
持部の底部に取着しているニードルがボンベの封板を打
ち破り、充填されている高圧消火ガスが自動的に噴射さ
れる。
【0019】以上のように、拡開バネピンの外側脚部が
温度ヒューズの熔解によって2個の固定部によって係止
し拡開がストップする。
【0020】また上述のように拡開バネピンが、固定部
によって係止されるので、固定体よりはみ出たりしな
い。
【0021】さらに本発明の拡開バネピンは、2本の脚
部と2本の外側脚部とが、対称的な形状となっているの
で、支持部の頭部の凹部に嵌挿し、且支持する押圧支持
力が均一となっている。そのため支持部はバランスがと
れ、偏寄することがない。
【0022】本発明の自動消火ガス噴射器具は、コンピ
ューター、キャビネット、エンジンルーム、船舶、車両
の原動室、配電室、電源庫、ボイラー室、発火物のコン
テナ、自動発電室、暖房機器室、重要品の保管庫、書
庫、美術品庫、発火性電化製品、ガス製品のキャビネッ
ト等の出火に備えて消火しやすい状態に装着せしめ防災
装備するものである。
【0023】そして前記室内、庫内、キャビネット内で
発火、又は引火の場合、当ガス噴射器具を自動的に作動
させて火元又は引火を防ぐものである。
【0024】上述のように自動消火ガス噴射器具を、消
火ガスが自動噴射して自動消火ができる状態に装着後、
例えば配電室の案内温度が、70℃になると、温度ヒュ
ーズが熔解し、拡開バネピンの脚部が温度ヒューズの熔
解によって解除されて外側方向に展開し、展開と同時に
前記脚部が支持部の凹部から離脱する。
【0025】この離脱と同時に、支持部が圧縮されてい
たスプリングの伸脹力によって下方向へ落下する。
【0026】そのとき、支持部の下方部に取着されてい
た撃針が、ボンベの封板を打ち破り、充填中の消火ガス
を噴射し、固定体の下方嵌挿部内に充満した高圧にて充
填中の消火ガスが、水平状の噴射孔から噴射して火元も
しくは引火を防止する。
【0027】また上述のように消火ガスが噴射孔から自
動噴射してボンベの外側部に−45℃前後の冷却熱が発
生しても、予め装着されているので、手指等のやけどと
は無関係である。
【0028】本発明の消火ガス噴射器具は、ボンベに充
填されている液体ガスの量にもよるが、火災発生個所と
の距離が2m以下ならば、広い室内でも、直接火災の火
元の個所に噴射させて消火が可能である。
【0029】本発明の噴射器具は、速効消火を目的とし
ているもので、構造簡単である。
【0030】さらにボンベから噴射された液体ガスが気
化して気化ガスとなり、その気化ガスが爆発的な拡大量
となって、室内又は庫内等を酸欠状態にする。その酸欠
は、酸欠消火に必要な、いわゆる消火目的の室内の21
%の酸素を15%以下に減少できるように室内又は庫内
を予め計算する。
【0031】また本発明の液体ガス自動噴射器具は、封
板が打ち破られてから前記ガスが噴射するまでの時間
は、従来の消火器の機構と全く異なり、きわめて強圧の
ためスピードと拡散が計られ、さらに最後まで圧力も減
ぜずに噴射気化し、冷却消火活動をすると同時に、気化
ガスの爆発的な大量化によって酸欠状態を作って消火活
動をなさしめる機能を有している点は、従来の手動消火
ガス噴射器具と全く同じである。
【0032】さらに本発明の液体ガスの噴射に伴う気化
ガスによって、室内の各種設備や重要品、書類等を水び
だしにして汚損するようなことが全く存しないものであ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は以下のとお
りである。本発明における請求項1〜6の発明は、共通
部分が多いので一括して説明する。
【0034】aは本発明の自動式消火ガス噴射器具であ
る。
【0035】1は上方に封板2を設け、内部に開封して
気化すると超マイナス温度(−45℃)になる炭酸系又
は窒素系の液体ガスを充填したボンベである。この液体
ガスは、気化直時前記のように超マイナス温度に冷却す
るし、液化の60cc量×500倍の気化量であるこ
と、さらに酸欠状態にするには、21%の酸素を15%
に減少すれば消火されることになっているので、気化量
が室内等の広さに応じて約4分の1になるように計算し
て、数量装備を計る。3は頭部4の外周に設けたネジ部
であり、以上をもってボンベ1を構成する。
【0036】5は固定体であり、以下の構成からなって
いる。
【0037】6は固定体5を構成する底面部7より上方
にかけ内側に雌ネジ部8を刻設し、且雌ネジ部8の上方
に水平状の噴射孔9を穿設する下方嵌挿部である。前記
噴射孔9は、図面では一個所だけであるが、複数形成し
てもよい。
【0038】10は前記下方嵌挿部6の上方に落下用バ
ネ11と底部12に鍔部13とニードル14とを固着し
た支持部15とを挿入可能な中央嵌挿部である。16は
下方嵌挿部6と中央嵌挿部10との間に形成した下方段
部、17は前記鍔部13の下方に嵌挿したOリング、1
8は前記中央嵌挿部10の上方に前記支持部15の上方
部が嵌挿し且飛出する上方嵌挿部である。前記の各嵌挿
部6、10、18は、連通している。19は中央嵌挿部
10と上方嵌挿部18との間に形成した係止段部であ
る。
【0039】前記支持部15に落下用バネ11を嵌挿
し、前記支持部15の頭部20は、固定体5の前記各嵌
挿部6、10、18に嵌挿して、支持部15の頭部20
を固定体5の上方より飛出する。21は支持部15の頭
部20に形成した凹部である。22は固定体5の頭部の
上面であり、通常フラットである。23は支持部15の
頭部20を結ぶ軸線上に位置する前記上面22の外周縁
部の近くに突設した固定部である。これら固定部23の
内側に所定の温度(例えば70℃)で熔解する温度ヒュ
ーズ24を取着する。
【0040】bは拡開バネピンであり、前記バネピンb
は、折曲する所定の長さ、例えば固定体5の上面22の
広さより短い長さの脚部25を形成し、且両脚部25の
端部を外側方に対称的に折曲し、さらに先端部を前記両
脚部25と稍平行状に折曲して形成する。26は前記脚
部25の先端部に外側方に折曲して形成の外側脚部であ
る。27は脚部25の基部である。
【0041】以上のように構成された拡開バネピンb
は、図面図示のように、基部27を止め具28をもって
固定体5の上面22に固定する。そして両脚部25を支
持部15の凹部21に嵌挿せしめ、外側脚部26の先端
部を温度ヒューズ24の内側面に係止する。
【0042】
【発明の効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0043】本発明は、ボンベを螺着する固定体内にガ
スボンベの封板を打ち破るニードルを取着する落下用バ
ネを圧縮状に支持する支持部嵌挿させ、且支持部の頭
部を固定体の上面に飛出せしめ、飛出した支持部の頭部
に形成する凹部に嵌挿し、押圧支持する拡開バネピンを
折曲形成して、テンションを従来の拡開バネピンに比
し、きわめて小にしたので、前記拡開バネピンを構成す
る外側脚部と係止する温度ヒューズが長期間に亘って係
止しても、老化現象を起し形状変化を生ずることがな
く、従って製品寿命を従来のものに比して著しく高める
ことができた。
【0044】さらに本発明は、拡開バネピンのテンショ
ンを小にすることができたので、資材として細目のピア
ノ線を使用することができ、従って安価に製造できる。
【0045】また本発明は、温度ヒューズを固着する固
定部によって、温度ヒューズが熔解しても、拡開バネピ
ンの外側脚部がはみ出したりしないので、きわめて安全
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自動式消火ガス噴射器具の一部切欠縦断
正面図である。
【図2】同要部の拡開バネピンの使用状態の平面図であ
る。
【図3】図2における拡開バネピンの外側方に展開後の
平面図である。
【符号の説明】
a・・・自動式消火ガス噴射器具 1・・・ボンベ
2・・・封板 3・・・ネジ部 4、20・・・
頭部 5・・・固定体 6・・・下方嵌挿部 7・・・底面部 8・・・雌ネジ部 9・・・噴射
孔 10・・・中央嵌挿部 11・・・落下用バネ
12・・・底部 13・・・鍔部 14・・・ニードル 15・・・支持部 16・・
・下方段部 17・・・Oリング 18・・・上方
嵌挿部 19・・・係止段部 21・・・凹部
22・・・上面 23・・・固定部 24・・・温
度ヒューズ b・・・拡開バネピン 25・・・脚
部 26・・・外側脚部 27・・・基部 28
・・・止め具

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消火ガスを充填した封板付きボンベを螺着
    する手段と、前記ボンベの封板を打ち破る手段と、消火
    ガスを噴射する手段と、前記ボンベの封板を打ち破る手
    段を支持する手段とからなる自動式消火ガス噴射器具に
    おいて、 前記ボンベを螺着する手段を構成する固定体の上面部の
    中央に飛出した前記固定体の内側に形成された中央嵌挿
    部内に嵌挿せしめた落下用バネを圧縮状に支持する支持
    部の頭部を、テンションを小にした拡開バネピンによっ
    て支持すると共に、前記バネピンを温度ヒューズに係止
    せしめることを特徴とする自動式消火ガス噴射器具。
  2. 【請求項2】前記拡開バネピンが、拡開バネピンを構成
    する脚部の基部を止め具を介して固着したことを特徴と
    する請求項1記載の自動式消火ガス噴射器具。
  3. 【請求項3】前記拡開バネピンが、拡開バネピンを構成
    する脚部を折曲形状にて形成したことを特徴とする請求
    項1記載の自動式消火ガス噴射器具。
  4. 【請求項4】前記拡開バネピンが、前記バネピンを構成
    する2本の脚部の折曲端部を外側に折曲延設して外側脚
    部を形成し、該外側脚部を2個の温度ヒューズに係止し
    たことを特徴とする請求項1記載の自動式消火ガス噴射
    器具。
  5. 【請求項5】前記拡開バネピンの脚部の外側脚部が、前
    記2個の温度ヒューズが所定温度で熔解後、2個の固定
    部によって係止されることを特徴とする請求項1記載の
    自動式消火ガス噴射器具。
  6. 【請求項6】底面部より上方にかけ内側に雌ネジ部を刻
    設し、且雌ネジ部の上方に水平状の噴射孔を穿設する下
    方嵌挿部と、前記下方嵌挿部の上方に落下用バネと底部
    に鍔部とニードルと取着し、且前記鍔部にOリングを嵌
    挿した支持部とを挿入可能な中央嵌挿部と、前記下方嵌
    挿部と前記中央嵌挿部との間に下方係止段部を形成し、
    前記中央嵌挿部の上方に前記支持部の上方部が嵌挿し且
    飛出する上方嵌挿部と、前記中央嵌挿部と前記上方嵌挿
    部との間に上方係止段部を形成した構成からなる固定体
    を形成し、前記支持部に落下用バネを嵌挿し、支持部を
    固定体の前記各嵌挿部に嵌挿して、支持部の頭部を固定
    体の上方より飛出し、支持部の頭部に形成した凹部に拡
    開バネピンの脚部を外側より嵌挿し、且前記ピンの脚部
    を温度ヒューズによって支持せしめ、前記固定体の下方
    嵌挿部の雌ネジ部に消火ガスを充填した封板付きボンベ
    を螺着し組立てた自動式消火ガス噴射器具において、 前記固定体の上面部の中央に飛出した前記支持部の頭部
    に形成した凹部に、前記凹部の内径より若干広い幅員を
    有し、且平行状に折曲した拡開バネピンの折曲端部を、
    前記固定体の上面部の外周縁部近く取着した止め具を介
    して固着し、前記拡開バネピンの折曲端部より延設する
    2本の脚部を前記凹部内に嵌挿し、前記2本の脚部の両
    端部を外側方に折曲せしめて外側脚部を夫々形成し、前
    記固定体の上面部の外周縁部寄りに対称的な固定部を設
    け、前記両固定部の内側方に温度ヒューズを取着し、前
    記外側脚部に延設する脚部が前記支持部の凹部に嵌挿し
    支持部の落下を常時阻止するように前記外側脚部を前記
    温度ヒューズに係止せしめたことを特徴とする自動式消
    火ガス噴射器具。
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