JPH08191901A - 使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具 - Google Patents

使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具

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JPH08191901A
JPH08191901A JP2478295A JP2478295A JPH08191901A JP H08191901 A JPH08191901 A JP H08191901A JP 2478295 A JP2478295 A JP 2478295A JP 2478295 A JP2478295 A JP 2478295A JP H08191901 A JPH08191901 A JP H08191901A
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JP
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fixed body
fitting insertion
fitted
extinguishing gas
cylinder
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JP2478295A
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Shigeyuki Shiraishi
茂幸 白石
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Priority to EP95401216A priority patent/EP0684053A1/en
Priority to KR1019950013006A priority patent/KR950031354A/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧消火ガスを充填したボンベの外側部に被
覆カバー部を不要とし、安価に製作し、さらに消火器具
自体を使い捨てにしたものである。 【構成】 内側に雌ネジ部と連通する下方、中央、上方
嵌挿部と水平状の噴射孔とを有する固定体と、前記各嵌
挿部に嵌挿する鍔部と底部に取着したニードルと頭部に
凹部とを有する支持部と、拡開ピンと温度ヒューズキャ
ップと、高圧消火ガスを充填したボンベとをもって構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨て簡易自動消火
ガス噴射器具の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易手動消火ガス噴射器具とし
て、特願平6−133811号がある。
【0003】この手動式消火ガス噴射器具は、ボンベの
底部を除く他の外側部を被覆するカバー部を必要とし、
構造的には複雑であると共に、製作費が高価となってい
た。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、消火ガス
を充填したボンベの外側部に、ボンベを被覆するカバー
部を不要となし、従来の自動式消火ガス噴射器具より
も、より一層構造を簡単にして、製作費を著しく節減し
たものである。
【0005】さらに上述の如く、本発明の消火ガス噴射
器具は、ボンベの被覆カバー部を不要にして、製作費が
従来品に比し著しく安価となったので、使い捨てを可能
にした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、底面部より上
方にかけ内側に雌ネジ部を刻設し、且雌ネジ部の上方に
水平状の噴射孔を突設する下方嵌挿部と、前記下方嵌挿
部の上方に落下用バネと底部にOリングを嵌挿したニー
ドルを固着した支持部とを挿入可能な中央嵌挿部と、前
記中央嵌挿部の上方に前記支持部の上方部が嵌挿し且飛
出する上方嵌挿部とからなる固定体を形成し、
【0007】前記支持部に落下用バネを嵌挿し、支持部
を固定体の前記各嵌挿部に嵌挿して、支持部の頭部を固
定体の上方より飛出し、支持部の頭部に形成した凹部に
拡開バネピンの脚部を外側より挾み、且前記ピンの脚部
を固定体の頭部に被着した温度ヒューズキャップによっ
て支持し、
【0008】前記固定体の下方嵌挿部の雌ネジ部に消火
剤を充填した封板付きボンベを螺着し組立てたことを特
徴とする使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具である。
【0009】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0010】本発明の使い捨て自動消火ガス噴射器具
は、コンピューター室、エンジンルーム、船舶、車両の
原動室、配電室、電源庫、ボイラー室、発火物のコンテ
ナ、自動発電室、暖房機器室、重要品の保管庫、書庫、
美術品庫、発火性電化製品、ガス製品のキャビネット等
の出火に備えて消火しやすい状態に装着せしめ防災装備
するものである。
【0011】そして前記室内、庫内、キャビネット内で
発火、又は引火の場合、当ガス噴射器具を自動的に作動
させて火元又は引火を防ぐものである。
【0012】上述のように自動消火ガス噴射器具を消火
ガスが自動噴射して自動消火ができる状態に装着後、例
えば配電室の案内温度が、70℃になると、温度ヒュー
ズキャップが溶解し、拡開バネピンの脚部が外れて、も
ともと弾力性を有していた前記バネピンの脚部が、外側
方向に展開し、展開と同時に前記脚部が支持部の凹部か
ら離脱する。
【0013】この離脱と同時に、支持部が圧縮されてい
たスプリングの伸脹力によって下方向へ落下する。
【0014】そのとき、支持部の下方部に取着されてい
た撃針が、ボンベの封板を打ち破り、充填中の消火ガス
を噴射し、固定体の下方嵌挿部内に充満した高圧にて充
填中の消火ガスが、水平状の噴射孔から噴射して火元も
しくは引火を防止できる。
【0015】また上述のように消火ガスが噴射孔から自
動噴射してボンベの外側部に−45℃前後の冷却熱が発
生しても、予め装着されているので、手指等のやけどと
は無関係である。
【0016】本発明の消火ガス噴射器具は、ボンベに充
填されている液体ガスの量にもよるが、火災発生個所と
の距離が2m以下ならば、広い室内でも、直接火災の火
元の個所に噴射させて消火が可能である。
【0017】本発明の噴射器具は、初期消火を目的とし
ているもので、構造簡単である。
【0018】さらにボンベから噴射された液体ガスが気
化して気化ガスとなり、その気化ガスが爆発的な拡大量
となって、室内又は庫内等を酸欠状態にする。その酸欠
は、酸欠消火に必要な、いわゆる消火目的の室内の21
%の酸素を15%以下に減少できる室内又は庫内を計算
とするものであり、そのリューベー計算にともなった本
数の打ち込みを行うものとする。
【0019】また本発明の液体ガス自動噴射器具は、封
板が打ち破られてから前記ガスが噴射するまでの時間
は、従来の消火器の機構と全く異なり、きわめて強圧の
ためスピードと拡散が計られ、さらに最後まで圧力も減
ぜずに噴射気化し、冷却消火活動をすると同時に、気化
ガスの爆発的な大量化によって酸欠状態を作って消火活
動をなさしめる機能を有している点は、従来の手動消火
ガス噴射器具と全く同じである。
【0020】さらに本発明の液体ガスの噴射に伴う気化
ガスによって、室内の各種設備や重要品、書類等を水び
だしにして汚損するようなことが全く存しないものであ
る。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を説明する。aは本発明の使
い捨て簡易自動消火ガス噴射器具である。
【0022】1は上方に封板2を設け、内部に開封して
気化すると超マイナス温度(−45℃)になる炭酸系又
は窒素系の液体ガスを充填したボンベである。この液体
ガスは、気化直時前記のように超マイナス温度に冷却す
るし、液化の60cc量×500倍の気化量であるこ
と、さらに酸欠状態にするには、21%の酸素を15%
に減少すれば消火されることになっているので、気化量
が室内等の広さに応じて約4分の1になるように計算し
て、数量装備を計る。3は頭部4の外周に設けたネジ部
であり、以上をもってボンベ1を構成する。
【0023】5は固定体であり、以下の構成からなって
いる。
【0024】6は固定体5を構成する底面部7より上方
にかけ内側に雌ネジ部8を刻設し、且雌ネジ部8の上方
に水平状の噴射孔9を突設する下方嵌挿部である。前記
噴射孔9は、図面では一個所だけであるが、複数形成し
てもよい。
【0025】10は前記下方嵌挿部6の上方に落下用バ
ネ11と底部12にOリングを13’を嵌挿したニード
ル13を固着した支持部14とを挿入可能な中央嵌挿部
である。
【0026】15は前記中央嵌挿部10の上方に前記支
持部14の上方部が嵌挿し且飛出する上方嵌挿部であ
る。前記の各嵌挿部6、10、15は、連通している。
16は中央嵌挿部10と上方嵌挿部15との間に形成し
た係止段部である。17は支持部14の下端部に形成し
た鍔部である。
【0027】前記支持部14に落下用バネ11を嵌挿
し、支持部14を固定体5の前記各嵌挿部6、10、1
5に嵌挿して、支持部14の頭部18を固定体5の上方
より飛出する。そして支持部14の頭部18に形成した
凹部19に拡開バネピン20の脚部21を外側より挾
み、且前記ピン20の脚部21を、固定体5の頭部18
に被着した温度ヒューズキャップ22によって支持す
る。
【0028】前記固定体5の下方嵌挿部6の雌ネジ部8
に、消火剤を充填した封板付きボンベ1を螺着し組立て
る。
【0029】
【効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0030】本発明は、ボンベの外側部を被覆するカバ
ー部を不要にしたので、従来の自動式消火ガス噴射器具
よりも、より一層構造が簡単となり、製作費を著しく節
減することができた。
【0031】さらに本発明は、上述の如くボンベの外側
部を被覆するカバー部が不要となったので、従来の自動
式消火ガス噴射器具よりも、著しく安価となり、使い捨
てが可能となった。
【0032】また拡開バネピンの脚部を、支持部の切欠
部を挾み込み、さらに脚の端部を温度ヒューズキャップ
によって支持する機構にしたので、組立てが容易とな
り、安価に製作できる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具の一
部切欠縦断正面図である。
【図2】同要部の平面図である。
【符号の説明】
a・・・使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具 1・・
・ボンベ 2・・・封板 3・・・ネジ部 4・
・・頭部 5・・・固定体 6・・・下方嵌挿部
7・・・底面部 8・・・雌ネジ部 9・・・噴
射孔 10・・・中央嵌挿部 11・・・落下用バ
ネ 12・・・底部 13・・・ニードル 1
3’・・・Oリング 14・・・支持部 15・・
・上方嵌挿部 16・・・係止段部 17・・・鍔部 18・・・
頭部 19・・・凹部 20・・・拡開バネピン
21・・・脚部 22・・・温度ヒューズキャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面部より上方にかけ内側に雌ネジ部を刻
    設し、且雌ネジ部の上方に水平状の噴射孔を突設する下
    方嵌挿部と、前記下方嵌挿部の上方に落下用バネと底部
    にOリングを嵌挿したニードルを固着した支持部とを挿
    入可能な中央嵌挿部と、前記中央嵌挿部の上方に前記支
    持部の上方部が嵌挿し且飛出する上方嵌挿部とからなる
    固定体を形成し、 前記支持部に落下用バネを嵌挿し、支持部を固定体の前
    記各嵌挿部に嵌挿して、支持部の頭部を固定体の上方よ
    り飛出し、支持部の頭部に形成した凹部に拡開バネピン
    の脚部を外側より挾み、且前記ピンの脚部を固定体の頭
    部に被着した温度ヒューズキャップによって支持し、 前記固定体の下方嵌挿部の雌ネジ部に消火剤を充填した
    封板付きボンベを螺着し組立てたことを特徴とする使い
    捨て簡易自動消火ガス噴射器具。
JP2478295A 1994-05-24 1995-01-19 使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具 Pending JPH08191901A (ja)

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JP2478295A JPH08191901A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 使い捨て簡易自動消火ガス噴射器具
TW084104976A TW287112B (ja) 1994-05-24 1995-05-19
US08/446,051 US5615743A (en) 1994-05-24 1995-05-19 Fire extinguisher
EP95401216A EP0684053A1 (en) 1994-05-24 1995-05-24 Fire extinguisher
KR1019950013006A KR950031354A (ko) 1994-05-24 1995-05-24 소화기
US08/735,246 US5676190A (en) 1994-05-24 1996-10-22 Fire extinguisher
US08/840,539 US5848649A (en) 1994-05-24 1997-04-22 Fire extinguisher

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