JP2789191B2 - 超音波距離センサ - Google Patents

超音波距離センサ

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JP2789191B2
JP2789191B2 JP62287051A JP28705187A JP2789191B2 JP 2789191 B2 JP2789191 B2 JP 2789191B2 JP 62287051 A JP62287051 A JP 62287051A JP 28705187 A JP28705187 A JP 28705187A JP 2789191 B2 JP2789191 B2 JP 2789191B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、単一の超音波送受信体により超音波を送
受信し反射波の到達時間を計時することにより近接距離
を検出する超音波距離センサの改良に関する。 〔従来の技術〕 近時、車両に搭載し、車高距離や車両と周辺障害物と
の距離等を計測する各種超音波距離センサが開発されて
いる。 前記車高距離を計測する超音波距離センサ、(以下単
に「路面センサ」という。)は、車両の床下に取付けら
れると共に車両床部と路面との距離を計測するために開
発されたセンサであり、車両の走行中に於ける路面と車
体間の距離を時系列的に計測するセンサである。そして
該路面センサの出力信号はサスペンションの硬さ及び車
高を制御するサスペンション制御装置へ接続され、例え
ば路面の凹凸により路面と車体間の距離が大きく変化す
る場合はサスペンションを硬く若しくは車高を高く制御
し、一方平坦な路面により距離が比較的変化しない場合
はサスペンションを軟らかく若しくは車高を低く制御す
るために用いられる。 又車両の周辺物体又は走行者等との距離を計測する超
音波距離センサ(以下単に「障害物センサ」という。)
は、車両のバンパ近傍や車両の側方に取付けられ車両の
車庫入れ時や右左折時等に於いて車両に相対的に接近す
る障害物及び歩行者等を検知し、車室内に設けられた表
示部に距離を表示する手段や接触防止の為に警報音又は
ボイスウォーニング音を発生する装置にいわゆる警報セ
ンサとして使用される。 これらの超音波距離センサは送信部(センダ)と受信
部(レシーバ)とが一対で構成されたものが一般的であ
るが、例えば、特開昭50−129252号公報に開示されるよ
うに単一の超音波送受信体で構成するほうが価格面及び
小型軽量化,部品点数の削減の面で有利であるといえ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら単一の超音波送受信体を車両に搭載し超
音波距離センサとして採用する場合、次の様な問題点を
解決する必要があった。 a) 例えば、路面センサは約20〜30〔cm〕程度の車高
距離を計測する必要がある。当該近接距離間で超音波を
送受信する場合、超音波送信タイミングから路面での反
射波を受信するタイミングまでに要する時間は常温で約
1.2〜1.8〔mSec〕である。ところが、超音波送受信体は
超音波を送信した後しばらくの間、例えば第7図の時間
t7例えば約20〔mSec〕の間、残響音を発しており、受信
信号rが残響信号s中に埋没してしまい、反射波の到達
時間を検知することが困難であった。この問題点は障害
物センサに於いても同様である。 b) 超音波送受信体は制御回路からのタイミング信号
により出力トランジスタを介して駆動される。前記タイ
ミング信号は例えば、約0.3〔mSec〕の短い時間のパル
ス幅の信号であり、所定時間毎例えば、約20〔mSec〕毎
に時系列的に発信される信号である。 そのため前記出力トランジスタの消費電力は小さく、
したがって小型の出力トランジスタを使用し得る。 しかし、制御回路の故障や誤配線等によって例えば、
第6図の時間t6で示すごとく出力トランジスタがオン作
動のままに成ると出力トランジスタの消費電力は一挙に
数十倍に上昇することに成り、出力トランジスタの焼損
等を生じることとなる。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は前述した出力トランジスタの焼損の問題点
に対処すべく発案されたものであり、単一の超音波送受
信体により超音波を送受信し反射波の到達時間を計時す
ることにより近接距離を検出する超音波距離センサに於
いて、超音波送信のタイミング信号を出力する制御回路
と前記超音波送受信体を駆動する出力トランジスタとの
間に、AND回路とワンショットマルチバイブレータから
成るタイマ回路とで構成すると共に、前記AND回路の一
方の入力部を前記制御回路に直接接続し、他方の入力部
をタイマ回路を介して制御回路に接続することで超音波
送信時間を規制する保護回路を介設したことを特徴とす
る超音波距離センサを提供する。 〔作用〕 前記単一の超音波送受信体は、制御回路からのタイミ
ング信号によって時系列的に超音波を発信し、又その反
射波を受信する。そして、保護回路は、前記制御回路か
ら入力したタイミング信号のパルス幅がタイマ回路によ
って設定したタイマ時間以内であるか否かを判断し、タ
イミング信号のパルス幅がタイマ時間より短い場合、タ
イミング信号はそのままAND回路を通過する。しかしな
がら、制御回路の故障等によってタインミング信号のパ
ルス幅がタイマ時間より長く成った場合、タイミング信
号はタイマ時間を超過した部分がAND回路を通過しな
い。これにより、制御回路の故障等でタイミング信号の
パルス幅が長く成っても、消費電力が上昇して出力トラ
ンジスタが焼損する事態が回避される。 〔実 施 例〕 第1図〜第5図は、この発明の好適な実施例を示した
図面であり、第1図は超音波送受信体をケースに取付け
た断面図、第2図は第1図に示すものを分解した立体
図、第3図は第1図に示すものを分解した上面図、第4
図は第1図に示す超音波送受信体を含む回路例を示した
電気回路図、第5図は第4図の各部の電気特性図であ
る。 図面に於いて、1は超音波送受信体、2は第1弾性部
材、3は第2弾性部材、4はケース、5はカバー、6は
タッピンネジ、7はリード線である。 前記超音波送受信体1は、圧電素子(図示せず)を内
設した振動体であり他励振によって例えば、約30〔KH
z〕の超音波を発生する。 第1弾性部材2は、ゴム等を円筒状に成形したもので
あり、ケース4の開口部41に位置する個所に第1ビード
21を有し、反対位置に第2ビード22を有している。 第2弾性部材3は、前記第1弾性部材2と同一の材料
を円盤状に成形したものであり、内周縁に第1ビード31
を外周縁に第2ビード32を有している。 ケース4及びカバー5は、プラスチック若しくはダイ
キャスト等の成形品であり、ケース4は第1弾性部材2
の外径寸法d1に比べてやや小径の内径寸法d2の収納部42
を有している。 ここで前記各構成の組付順序を説明すると、先す超音
波送受信体1に第1弾性部材2を装着し、次にこの組合
せ品をケース4に嵌装する。このとき第1弾性部材2の
外径寸法d1は第2ビード22の張出し寸法分だけケース4
の内径寸法d2より大きい外径寸法に形成されている。そ
のため、前記組合せ品はケース4内に圧入して装着され
ることとなる。 次に、第2弾性部材3を前記超音波送受信体1の上に
載置し、更にカバー5を被せ、タッピンネジ6でカバー
5をケース4に締付け固定する。このタッピンネジ6の
締付けによって第1弾性部材の第1ビード21がケース4
に圧接される。 しかして上述のように超音波送受信体1は第1弾性部
材2及び第2弾性部材3によってケース4に圧入固定さ
れるので、第5図Eに示す送信波形Sのように残響音が
減衰される。 次に、第4図に示す回路図について構成及び作動を説
明する。 第4図に於いて、10は制御回路、11は保護回路、12は
発振回路、13は出力回路、14はハイパスフィルタ、15は
増幅回路、16は検波回路、17は波形整形回路である。 制御回路10は、トランジスタ101、抵抗102,103及びイ
ンバータ104によって構成されており、前記トランジス
タ101のベースはマイクロコンピュータ(図示せず)等
の回路に接続されている。該制御回路10はマイクロコン
ピュータのプログラム等に従って、第5図Aに示すごと
く時間幅t1〔mSec〕例えばt1=0.3〔mSec〕のタイミン
グパルス信号をt2〔mSec〕例えばt2=20〔mSec〕毎に後
段の保護回路11へ出力する回路である。 保護回路11は、タイマ回路111とAND回路112とで構成
されたゲート回路であり、AND回路112の一方の入力部11
2aは制御回路10に接続され、他方の入力部112bはタイマ
回路111を介して制御回路10に接続されている。 前記タイマ回路111は、例えばワンショットマルチバ
イブレータで構成された回路であり、第5図Bの特性に
示すごとく前段の制御回路10からタイミングパルス信号
が入力される毎に時間幅t3〔mSec〕例えばt3=1〔mSe
c〕のワンショットパルス信号を後段のAND回路112へ出
力する回路である。 AND回路112は2つの入力が共に“1"レベル信号である
とき“1"レベル信号を出力する。すなわち、AND回路112
は第5図A及びBに示すような信号が入力されるとき、
時間幅の短い方の信号を選択し第5図Cに示すような信
号として出力することと成る。 したがって、制御回路10の内部配線の故障等によって
第5図Aに示す信号が“1"レベルの状態を保持しても第
5図Cに示す信号はタイマ回路111が出力するワンショ
ットパルス信号に規制され時間幅t3〔mSec〕のパルス信
号と成り、出力回路13がオン作動の状態を継続すること
が防止され、出力トランジスタ133等の焼損が防止され
る。 発振回路12は、発振部121とアンド回路122とで構成さ
れたゲート回路であり、AND回路122の一方の入力部122a
は前記保護回路11に接続され、他方の入力部122bは発振
部121に接続されている。そしてAND回路122は、第5図
Dに示すごとく前段の保護回路11を介してタイミングパ
ルス信号が入力される間に例えば、30〔KHz〕の発振信
号を後段の出力回路13に導出する。 出力回路13は、抵抗131,132、出力トランジスタ133及
び出力トランス134で構成され、詳しくは出力トランス1
33はダーリントン接続されたトランジスタで構成され、
出力トランジスタ134は1次側すなわち出力トランジス
タ133に接続された側の印加電圧を昇圧し、2次側に出
力するよう1次側と2次側の巻数比が設定されている。 又、ハイパスフィルタ14、増幅回路15、検波回路16及
び波形整形回路17は既知の回路で構成されたものであ
る。 ちなみに、増幅回路15の出力部には第5図Eに示すご
とく、超音波送受信体1によって出力される超音波の送
信波形S及び受信波形Rが出力される。そして、第5図
Eに示す受信波形Rが得られるまでの時間t5〔mSec〕を
計時することにより超音波送受信体1から反射物までの
距離を知ることができる。 尚、当該発明は車両に搭載し車高距離や車両と周辺障
害物との距離のように近接距離を計測する場合に適した
技術であるが、その応用範囲は広く例えば、自動ドアや
工場に於ける自動化ライン及びロボット等にも使用する
ことができる。 又、液面計等にも使用することが可能である。 又、保護回路は例えば超音波発信信号をカウントする
カウンタ回路によって構成し、超音波発信信号が所定カ
ウント値に相応した時間以上に継続して出力し得ないよ
う構成してもよい。 〔発明の効果〕 この発明は前述したように、単一の超音波送受信体に
より超音波を送受信し反いて、超音波送信のタイミング
信号を出力する制御回路と前記超音波送受信体を駆動す
る出力トランジスタとの間に、AND回路とワンショット
マルチバイブレータから成るタイマ回路とで構成すると
共に、前記AND回路の一方の入力部を前記制御回路に直
接接続し、他方の入力部をタイマ回路を介して制御回路
に接続することで超音波送信時間を規制する保護回路を
介設したことを特徴とするものであり、その為、制御回
路の故障等による出力トランジスタの焼損を防止する保
護回路をタイマ回路とAND回路とで成る単純な回路構造
によって構成することができるとともに、単純な回路構
造であるが故に使用する素子数も少ないのでそれに反比
例して信頼性が高く、かつプリント基板へ実装する場合
の占有スペースも狭いものと成り、価格的にも有利であ
るといった優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第5図は、この発明の好適な実施例を示した図
面であり、第1図は超音波送受信体をケースに取付けた
断面図である。 第2図は、第1図に示すものを分解した立体図である。 第3図は、第1図に示すものを分解した上面図である。 第4図は、第1図に示す超音波送受信体を含む電気回路
図である。 第5図は、第4図の各部の電気特性図である。 第6図及び第7図は、従来の技術における電気特性図で
ある。 1……超音波送受信体、2……第1弾性部材、3……第
2弾性部材、4……ケース、5……カバー、21……第1
弾性部材の第1ビード、22……第1弾性部材の第2ビー
ド、31……第2弾性部材の第1ビード、32……第2弾性
部材の第2ビード、10……制御回路、11……保護回路、
12……発振回路、13……出力回路、111……タイマ回
路、112……AND回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.単一の超音波送受信体により超音波を送受信し反射
    波の到達時間を計時することにより近接距離を検出する
    超音波距離センサに於いて、 超音波送信のタイミング信号を出力する制御回路と前記
    超音波送受信体を駆動する出力トランジスタとの間に、
    AND回路とワンショットマルチバイブレータから成るタ
    イマ回路とで構成すると共に、前記AND回路の一方の入
    力部を前記制御回路に直接接続し、他方の入力部をタイ
    マ回路を介して制御回路に接続することで超音波送信時
    間を規制する保護回路を介設したことを特徴とする超音
    波距離センサ。
JP62287051A 1987-11-13 1987-11-13 超音波距離センサ Expired - Lifetime JP2789191B2 (ja)

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