JP2787930B2 - 選別装置 - Google Patents
選別装置Info
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- JP2787930B2 JP2787930B2 JP4272090A JP27209092A JP2787930B2 JP 2787930 B2 JP2787930 B2 JP 2787930B2 JP 4272090 A JP4272090 A JP 4272090A JP 27209092 A JP27209092 A JP 27209092A JP 2787930 B2 JP2787930 B2 JP 2787930B2
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Description
瓶、缶等の小物ごみや、絨毯、布団等の長大物や、電子
レンジ、一斗缶、大型玩具等の重量物を選別する選別装
置に関する。
は、鉄製あるいはアルミニウム製の缶類、瓶類、ペット
ボトル等の軽量樹脂ボトル類が含まれている。このよう
なごみは再利用が可能であり、特に最近では資源のリサ
イクル化が叫ばれていることから、このような資源化物
の選別、再利用が重視されてきている。
の中から資源化物を選別して収集場所に捨てたり、塵芥
車による収集時に選別して収集したりする方式が採用さ
れている。しかし、各家庭での負担や、収集作業者の負
担が増加するために、上記選別がなされないことがあ
り、十分な選別効果が得られていない。そのため、従来
は、ごみを収集した後、各資源化物を選別するようにし
ている。例えば、鉄等の磁性金属類については、磁選機
を用いて選別しており、アルミニウム缶については、ベ
ルトコンベアの前端部において交播磁界により落下軌道
に差を付けることにより選別している。また、瓶類およ
び軽量樹脂ボトル類等の丸物については、傾斜面を転が
すことによって角物から選別しており、さらに軽量樹脂
ボトル類については風選機を用いて選別している。
については、上記選別作業に先立って、破袋機により袋
を破砕して、ばらごみにすることが行われている。
物の選別は、収集された塵芥を一括して搬送しながら連
続的に行っているので、塵芥中に混在する絨毯、布団等
の長大物や、電子レンジ、一斗缶、大型玩具等の重量物
についても、各選別装置に供給されることがある。この
ため、これら長大物や重量物によって資源化物の選別が
妨げられて、選別効率が低下するという問題があった。
された場合には、破袋効率が低下するという問題があっ
た。この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、資源化物の選別効率や袋物ごみの破袋効率が低下す
るのを防止することができる選別装置を提供することを
目的とする。
のこの発明の選別装置としては、横軸回りに回転可能に
支持された回転ドラムと、回転ドラムの外周に沿って所
定ピッチで螺旋状に巻回され、塵芥中の小物ごみをピッ
チ隙間に導入して選別し、長大物を回転ドラムの軸心回
りに搬送して選別するスクリューブレードと、スクリュ
ーブレードの外周に近接して設けられ、当該スクリュー
ブレードの径方向斜め上方に塵芥を落下供給すると共
に、当該塵芥中の重量物を上記スクリューブレードと協
働して回転ドラムの軸方向へ搬送して選別するシュータ
と、回転ドラムを回転駆動する駆動部とを備えることを
特徴とするものである。
て回転ドラムを所定方向へ回転させた状態で、シュータ
を介してスクリューブレードの径方向斜め上方に塵芥を
落下供給すると、塵芥中の資源化物を含む小物ごみにつ
いては、スクリューブレードのピッチ隙間に導入して選
別することができる。また、長大物については、スクリ
ューブレードの外周で受け止められた状態で、スクリュ
ーブレードとの摩擦力によって、回転ドラムの軸心回り
に搬送させて選別することができる。さらに、重量物に
ついては、自重が重たく、しかもスクリューブレードと
の摩擦力が小さいために、回転ドラムの軸心回りに搬送
されることなくスクリューブレードとシュータとの間で
保持された状態で、スクリューブレードの搬送力を受け
て、軸方向へ搬送されて選別される。従って、資源化物
を含む小物ごみと、長大物と、重量物とを、それぞれ同
時に自動選別することができる。
物と、重量物とを、それぞれ同時に自動選別することが
できる。
明する。図1は、この発明の選別装置の一実施例を示す
側面図であり、図2はその正面図である。上記選別装置
は、架台1によって横軸回りに回転可能に支持された回
転ドラム2と、回転ドラム2の外周に沿って螺旋状に巻
回されたスクリューブレード3と、スクリューブレード
3に対して塵芥を落下供給するシュータ4と、上記回転
ドラム2を回転駆動する駆動部6等により主要部が構成
されている。
21の両端部を、一対の側板22によって閉塞し、この
一対の側板22に支軸23を挿通したものであり、軸心
Xを略水平に向けた状態で架台1に支持されている。ス
クリューブレード3は、所定幅の帯板を螺旋状に巻回し
たものであり、その内周は、回転ドラム2の外周に対し
て溶接されている。このスクリューブレード3は、回転
ドラム2の軸方向全長に亘って設けられており、そのピ
ッチ間隔L及び高さHは、ピッチ隙間S内に瓶、缶等の
資源化物を含む小物ごみAを導入可能で、且つ、電子レ
ンジ、一斗缶、及び大型玩具等の重量物B、並びに絨
毯、布団等の長大物Cを導入できない範囲に設定されて
いる。
搬送された塵芥を、スクリューブレード3の径方向斜め
上方に落下させる平板状のものであり、回転ドラム2の
母線と平行に、当該母線の全長に亘って設けられてい
る。このスクリューブレード3は、架台1に立設された
支柱11に対して傾斜角度を調整可能に支持されてい
る。また、シュータ4の下端部41は、スクリューブレ
ード3の外周に近接させてある。
1と、このモータ61の回転軸に固定された第1のプー
リ62と、回転ドラム2の支軸23に固定された第2の
プーリ63と、両プーリ62,63間に巻き掛けられた
Vベルト64とを備えている。上記駆動部6は、回転ド
ラム2を図1において反時計回りに回転駆動する。さら
に、上記回転ドラム2の背面側(図1における右側部)
の下方には、スクリューブレード3のピッチ隙間Sを通
して落下したごみを受け止めて所定部へ搬送するべルト
コンベア8が設けられている。また、回転ドラム2の前
面側(図1における左側部)には、スクリューブレード
3の頂部31を乗り越えたごみを回収するための回収缶
Yが設けられている。さらに、スクリューブレード3の
搬送方向下流側(図2における右側)の端部には、スク
リューブレード3によって搬送されたごみを回収するた
めの回収缶Zが設けられている。
スクリューブレード3の斜め上方に落下供給された塵芥
のうち、資源化物を含む小物ごみAについては、スクリ
ューブレード3のピッチ隙間Sを通して落下させて、ベ
ルトコンベア8によって所定部に搬送することができ
る。また、電子レンジ、一斗缶、大型玩具等の重量物B
については、自重が重たく、しかも、スクリューブレー
ド3との間の摩擦力が小さいために、軸心X回りに搬送
することなく、シュータ4の下端部41とスクリューブ
レード3の外周との間で保持した状態で、スクリューブ
レード3によって軸方向へ搬送して、回収缶Zにより回
収することができる。さらに、絨毯や布団等の長大物C
については、スクリューブレード3の外周によって受け
止めた状態で、当該スクリューブレード3との摩擦力に
よって軸心X回りに搬送して、回収缶Yにより回収する
ことができる。
中に混在する資源化物を含む小物ごみA、重量物B、及
び長大物Cを、それぞれ同時に自動選別することができ
るので、上記資源化物の選別に際して、重量物Bや長大
物Cによって当該選別作業が邪魔される虞がない。この
ため、資源化物の選別を効率よく行なうことができる。
れた塵芥が、シュータ4の直下で滞留すると、選別効率
が低下するので、当該塵芥をスクリューブレード3によ
って軸方向へ素早く移動させるのが好ましく、このため
には、スクリューブレード3のリード角を大きくとっ
て、ピッチ間隔Lを広くするのが好ましい。しかし、上
記リード角を大きくすればするほど、スクリューブレー
ド3が水平方向へ傾倒することになるので、スクリュー
ブレード3に塵芥中の特に小物ごみAが受け止められる
確率が高くなり(図3参照)、却って塵芥が滞留してし
まうおそれがある。そこで、リード角を大きくする場合
には、スクリューブレード3が水平方向に対してより起
立するように、回転ドラム2の軸心Xを、図2において
右下がりとなるように、水平方向に対して所定角度θだ
け傾けておくのが好ましい。
る。この実施例においては、上記スクリューブレード3
の塵芥が落下供給される中央部を挟んだ両側を、互いに
逆巻きに巻回していると共に、シュータ4の下端部41
を挟んだ両側の軸方向へ沿って、帯板状の搬送補助部材
5を設けている。この実施例によれば、シュータ4から
落下供給された塵芥を、スクリューブレード3によって
左右両方向へ素早く振り分けることができるので、選別
効率をさらに高めることができる。
に限定されるものでなく、例えば、図1に示す実施例に
おいてシュータ4の幅を狭くして、図4に示すような搬
送補助部材5を配置する等、種々の設計変更を施すこと
ができる。
れば、資源化物を含む小物ごみ、重量物、及び長大物の
それぞれの自動選別が可能であるので、重量物や長大物
が混在することに起因して、資源化物の選別効率が低下
したり、袋物ごみの破袋効率が低下したりするのを防止
することができるという特有の効果を奏する。
ある。
合を示す要部平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】横軸回りに回転可能に支持された回転ドラ
ムと、 回転ドラムの外周に沿って所定ピッチで螺旋状に巻回さ
れ、塵芥中の小物ごみをピッチ隙間に導入して選別し、
長大物を回転ドラムの軸心回りに搬送して選別するスク
リューブレードと、 スクリューブレードの外周に近接して設けられ、当該ス
クリューブレードの径方向斜め上方に塵芥を落下供給す
ると共に、当該塵芥中の重量物を上記スクリューブレー
ドと協働して回転ドラムの軸方向へ搬送して選別するシ
ュータと、 回転ドラムを回転駆動する駆動部とを備えることを特徴
とする選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4272090A JP2787930B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP4272090A JP2787930B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121969A JPH06121969A (ja) | 1994-05-06 |
JP2787930B2 true JP2787930B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=17508947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4272090A Expired - Fee Related JP2787930B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2787930B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101414687B1 (ko) * | 2013-10-25 | 2014-07-22 | (주)에이스플랜트 | 감자 선별장치 |
CN104986511A (zh) * | 2015-07-14 | 2015-10-21 | 孙立民 | 一种自动选料送料机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112562A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社夕原テクノグループ | 計量判別装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3884800A (en) * | 1974-08-16 | 1975-05-20 | Polymer Machinery Corp | Automatic sorting auger conveyer |
JPS6122692U (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-10 | 保幸 網蔵 | 光学プリズム型分度器 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4272090A patent/JP2787930B2/ja not_active Expired - Fee Related
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