JP2786300B2 - 光学的に活性なS,S―またはR,R―β―アミノアルコール類の立体選択的製造方法 - Google Patents

光学的に活性なS,S―またはR,R―β―アミノアルコール類の立体選択的製造方法

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JP2786300B2 JP2058234A JP5823490A JP2786300B2 JP 2786300 B2 JP2786300 B2 JP 2786300B2 JP 2058234 A JP2058234 A JP 2058234A JP 5823490 A JP5823490 A JP 5823490A JP 2786300 B2 JP2786300 B2 JP 2786300B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学的に活性な(S,S)−または(R,R)−
β−アミノアルコール類、特にスタチンおよびスタチン
同族体、の新規な立体選択的製造方法に関するものであ
る。
光学的に活性なβ−アミノアルコール類は生物学的に
活性な化合物、そして特に天然産出および合成的に製造
される活性化合物の両者の、製造方法用の重要な中間生
成物である。スタチン((3S,4S)−4−アミノ−3−
ヒドロキシ−6−メチルヘプタン酸)およびそれの同族
体が専門家に特に興味をもたれている。スタチンおよび
スタチン同族体は多くの高活性の特効薬であるアスパラ
チル−プロテアーゼ抑制剤の、特に抗高血圧症剤として
興味のレニン抑制剤の、中心単位である。速度論研究か
ら、スタチン中のヒドロキシル基はS−配置でなくては
ならないが炭素鎖はC−4上で化学的に改変できること
が示されている。
光学的に活性なβ−アミノアルコール類、特にスタチ
ンおよびそれの同族体、の興味ある生物学的活性のた
め、これらの光学的に活性なβ−アミアルコール類の経
済的な製造方法を発見しようとする試みが多くなされて
きている((a)ザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニ
ック・ケミストリイ(J.Org.Chem.)、43(1978)、362
4;(b)リービッヒス・アナーレン・デル・ヘミイ(Li
ebigs Ann.Chem.)、1975、2245;(c)ザ・ジャーナル
・オブ・メディカル・ケミストリイ(J.Med.Chem.)、3
0(1987)、374;(d)ザ・ジャーナル・オブ・ザ・オ
ーガニック・ケミストリイ(J.Org.Chem、)、47(198
2)、1981;(e)テトラヘドロン・レタース(Tetrahed
ron Lett.)、26(1985)、2973;(f)ザ・ジャーナル
・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ・パーキン・トラ
ンスレーション(J.Chem.Soc.Perkin Trans.)、I、19
85、1985;(g)ザ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサイエテイ・ケミカル・コミュニケーション(J.Ch
em.Soc.Chem.Commun.)、1987、311;(h)アンゲヴァ
ンドテ・ヘミイ(Angew.Chem.)100(3)、1988、414;
(j)ヨーロッパ特許出願288,764;および(k)ザ・ジ
ャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミストリイ(J.
Org.Chem.)、53(4)、(1989)、869参照)。しかし
ながら、スタチンおよびスタチン同族体のこれらの公知
の製造方法は工業的に利用できるスタチン合成に関して
課される条件、すなわち容易に入手できる出発化合物か
らの出発および/または容易に入手できる試薬の使用並
びに要求される3S,4S−配置の立体選択的な製造、に合
致していない。
驚くべきことに、アミノ基が一般的な保護基で遮蔽さ
れておらずある種の他の基で遮蔽されている光学的に活
性な(S)−α−アミノケトン類または(R)−α−ア
ミノケトン類を複合金属水素化物(complex metal hydr
ides)を用いて水素化する工程により容易に入手できる
光学的に活性な化合物から例えばスタチンおよびそれの
同族体の如き光学的に活性なβ−アミノアルコール類が
希望するS,S−またはR,R−配置形で良好な収率および高
い立体選択率で得られることを見いだした。ある種の方
法で窒素上で置換されたβ−アミノアルコール類を複合
金属水素化物を用いて還元すると立体選択的に光学的に
活性なβ−アミノアルコール類が得られ、それの生成は
キレート−調節されるものではなく、すなわち該還元は
光学的に活性な(S)−α−アミノケトン類の場合には
光学的に活性な(S,S)−β−アミノアルコール類をそ
して光学的に活性な(R)−α−アミノケトン類の場合
には光学的に活性な(R,R)−β−アミノアルコール類
を生成することも見いだした。
換言すると、ある種の方法で置換されたα−アミノケ
トン類を複合金属水素化物を用いて還元すると、2種の
可能なジアステレオマー類の1種である(S,S)もしく
は(S,R)、または(R,R)もしくは(R,S)を選択的に
生成するように進行するのみでなく、(S,S)−配置を
有するジアステレオマー類または(R,R)−配置を有す
るジアステレオマー類がα−アミノケトンの配置により
調節された方法で得られるということを見いだした。
従って、本発明は式 S,S−ジアステレオマー R,R−ジアステレオマー [式中、 R1は任意に置換されていてもよいアルキル、シクロア
ルキル、アルケニル、アラルキル、アリールまたはヘテ
ロアリール基を表わし、 R2およびR3は互いに独立して任意に置換されていても
よいシクロアルキルもしくはアラルキル基を示すか、或
いは一緒になって任意に置換されていてもよいフェニレ
ン−(1,2)−ビス−メチレン基を形成するか、或いはR
2が任意に置換されていてもよいシクロアルキルもしく
はアラルキル基でありそしてR3がR1と一緒になって1,3
−プロピレン基を形成し、そして R4は任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アラルキル、アリールまたはヘテロア
リール基を表わす] の(S,S)−または(R,R)−β−アミノアルコール類の
立体選択的製造方法において、式 [式中、 R1、R2、R3およびR4は式(I)に示されている意味を
有する] の光学的に活性なα−アミノケトン類を複合金属水素化
物を用いて還元することを特徴とする方法に関するもの
である。
複合金属水素化物として挙げられるものは、特に、水
素化アルミニウムリチウム、ホウ水素化ナトリウム、ホ
ウ水素化カリウムもしくはホウ水素化亜鉛、またはシア
ノホウ水素化ナトリウム、またはホウ水素化ナトリウム
であり、ホウ水素化ナトリウムが好適に使用される。
反応は水中または極性有機溶媒中で、好適には低級ア
ルコール類、例えばメタノール、グリコールエーテル
類、例えばグリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテルもしくはトリエチレングリコールジメ
チルエーテル、またはジメチルスルホキシドもしくはジ
メチルホルムアミド中で、−50〜+30℃の温度において
実施される。
複合金属水素化物はケトン類の還元用の一般的な量、
すなわち1モルのケト基当たり1〜1.5モルの金属水素
化物、で使用される。
本発明の概念では、簡単にするために式(I)のβ−
アミノアルコール類および式(II)のα−アミノケトン
類は過アルキル化されたアミノアルコール類およびアミ
ノケトン類と称されている。ベンジル基が特に容易に分
解可能であるため、式(I)の過ベンジル化されたアミ
ノアルコール類および式(II)の過ベンジル化されたア
ミノケトン類が好適である。
任意に置換されていてもよいアルキル基R1の例として
挙げられるものは、C1−C12−アルキル基、例えばメチ
ル、エチル、n−およびイソ−プロピル、n−ブチル、
セカンダリー−ブチル、イソ−ブチル、アミルおよびヘ
キシル基であり、アルキル基用の好適な可能な置換基は
シクロアルキル基、例えばシクロヘキシル基、アミノ、
ヒドロキシル、ベンジルオキシ、ベンジルメルカプトお
よびカルボキサミド基、またはN上で任意に置換されて
いてもよいイミダゾリ−4−ルもしくはインドリ−3−
−ル基である。置換されたアルキル基の例として挙げら
れるものは、1−ヒドロキシエチル、2−アルコキシカ
ルボニルエチル、3−アルコキシカルボニルプロピル、
ターシャリー−ブトキメチルおよびヒドロキシメチル
基、並びにベンジルオキシメチル、1−ベンジルオキシ
エチル、カルバモイルメチル、2−カルバモイルエチ
ル、3−(N,N−ジベンジルアミノ)−プロピル、4−
(N,N−ジベンジルアミノ)−ブチル、(イミダゾリ−
4−ル)メチルおよび(インドリ−3−ル)−メチル基
であり、任意に置換されていてもよいシクロアルキル基
の例として挙げられるものはシクロヘキシル、メチルシ
クロヘキシルおよびテトラヒドロナフチ−2−ル基であ
り、任意に置換されていてもよいアルケニル基の例とし
て挙げられるものはビニル基である。
任意に置換されていてもよいアラルキル基の例として
挙げられるものは、ベンジル基並びにOH、C1−C4−アル
キル、C1−C4−アルコキシ、ベンジルオキシまたはハロ
ゲン原子により置換されたベンジル基、例えば4−ヒド
ロキシベンジル並びに2−および4−メチルベンジル基
並びに4−メトキシベンジルおよび4−ベンジルオキシ
ベンジル基であり、インドリ−3−ル基が任意に置換さ
れていてもよいヘテロアリール基の例として挙げられ
る。
任意に置換されていてもよいアリール基の例として挙
げられるものは、フェニルおよびナフチル基並びにOH、
C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルキルにより置換
されたフェニル基、例えば4−ヒドロキシフェニル基、
4−メトキシフェニル基、並びに2−メチル−および4
−メチルフェニル基である。
任意に置換されていてもよいシクロアルキル基R2およ
びR3として挙げられるものはシクロペンチル、シクロヘ
キシル、メチルシクロヘキシルおよびジメチルシクロヘ
キシル基である。
任意に置換されていてもよいベンジル基R2およびR3
して挙げられるものは、C1−C4−アルキル基、C1−C4
アルコキシおよびベンジル基によりまたはハロゲンによ
り置換されているベンジルおよびフェニレン−(1,2)
−ビス−メチレン基であり、例は2−および4−メチル
ベンジル基、2−および4−メトキシベンジル基、並び
にα−メチルベンジル基である。
アルキル基R4として挙げられるものはC1−C12−アル
キル基であり、アルケニル基R4として挙げられるものは
好適にはビニルおよびアリル基であり、アルキニル基R4
として挙げられるものはプロパルギル基であり、アラル
キル基R4として挙げられるものは好適にはベンジルおよ
びα−メチルナフチル基であり、そしてヘテロアリール
基R4として挙げられるものは好適には2−チエニル基で
ある。
R4のアルキル、アルケニル、アルキニル、アラルキ
ル、フェニルおよびヘテロアリール用の置換基として挙
げられるものは、例えば、保護されたヒドロキシル、メ
ルカプト、アミノおよびカルボキシル基、並びにカルボ
ン酸エステル、スルホキシド、スルホンおよびシアノ基
である。
置換されたアルキル基の例として挙げられるものは、
例えば、シアノメチルおよびカルバルコキシメチル基で
ある。
ベンジル基は式(I)のβ−アミノアルコール類から
それ自体は公知の方法で接触水素化(水素化分解)によ
り分解することができる。水素化分解は好適には水素供
与体として蟻酸を使用してPd黒/木炭を用いて実施され
る。水素化分解で最初に生成したホルムアミド類を次
に、アルカリ条件下で塩基の添加によりまたは好適には
酸条件下でシリカゲルの存在下における希塩酸の添加に
より加水分解する。
本発明に従う方法用の出発化合物として必要な光学的
に活性なN−ジ置換されたα−アミノケトン類は、下記
の反応式に従い、対応する光学的に活性なアミノ酸類を
アルキル化し、好適にはベンジル化し、窒素下の過アル
キル化されたアミノ酸類を公知の方法で例えばジシクロ
ヘキシルカルボジイミドもしくはジエチルホスホリルシ
アニドおよびN,O−ジメチル−ヒドロキシルアミン塩酸
塩により対応する光学的に活性なN−メトキシ−N−メ
チル−アミノ酸アミド類に転化させるかまたはカルボニ
ルジイミダゾールにより対応する光学的に活性なアミノ
酸イミダゾリド類に転化させ、そしてアミノ酸アミド類
またはイミダゾリド類を例えば有機リチウム化合物の如
き有機金属化合物、グリニヤール化合物またはエノレー
トと反応させることにより、得られる。
光学的に活性なα−アミノケトン類は好適には、光学
的に活性なアミノ酸類、例えばアラニン、アミノ酸塩、
バリン、ノルバリン、ロイシン、イソロイシン、テルロ
イシン、フェニルグリシン、フェニルアラニン、ナフチ
ルアラニン、シクロヘキシルグリシン、シクロヘキシル
アラニン、チロシン、トリプトファン、スレオニン、セ
リン、アスパルチン酸、グルタミン酸、オルニチンまた
はリシン、から誘導される。
N−過アルキル化されたα−アミノ酸類およびそれら
の製造は公知である(バイルスタイン(Beilstein)、E
IV、12巻、2287、2295−2297頁、システム番号169
9)。光学的に活性なN−過アルキル化されたα−アミ
ノ酸類は対応する光学的に活性なα−アミノ酸類、例え
ば天然産出アミノ酸類、のアルキル化により同様にして
製造される。
天然産出の光学的に活性なα−アミノ酸類が、光学的
に活性なα−アミノ酸類として好適に使用される。
光学的に活性なN−過アルキル化されたアミノ酸類か
らアミド窒素上でジ置換された酸アミド類への転化は、
公知の方法で、ジシクロヘキシルカルボジイミドまたは
ジエチルホスホリルシアニドの存在下における窒素下で
過アルキル化されたアミノ酸類とN,O−ジメチルヒドロ
キシルアミン塩酸塩との反応(例えばテトラヘドロン・
レタース(Tetrahedron Lett.)、1981、3815参照)ま
たはN,N−カルボニルジイミダゾールとの反応(例えば
リービッヒス・アナーレン・デル・ヘミイ(Liebigs An
n.Chem.)、655、(1962)、90参照)により実施され
る。
これらの酸アミド類と有機金属化合物との反応も同様
に公知の方法で実施される(例えばテトラヘドロン・レ
タース(Tetrahedron Lett.)、1980、3815;リービッヒ
ス・アナーレン・デル・ヘミイ(Liebigs Ann.Che
m.)、655、(1962)、90;ザ・ジャーナル・オブ・ザ・
オーガニック・ケミストリイ(J.Org.Chem.)、53、(1
988)、873;およびアンゲヴァンドテ・ヘミイ(Angew.C
hem.)、100(1988)、414参照)。
実施例1 a)270mg(=7.2ミリモル)のNaBH4を一部分ずつ2.0g
(=4.8ミリモル)のS−4−(N,N−ジベンジルアミ
ノ)−3−オキソ−5−フェニルペンタン酸エチルの10
mlのメタノール中溶液に−20℃において攪拌しながら加
えた。反応混合物を3時間攪拌した後に、水を加え、そ
して次に混合物をエーテルで抽出した。一緒にしたエー
テル抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして次
にエーテルを除去した。
13C−NMRスペクトルによると、粗製生成物(残渣)は
>95:<5のジアステレオマー比を有していた。
粗製生成物をシリカゲル上のクロマトグラフィー(移
動相:石油エーテル/酢酸メチル20:1)により精製した
後に、1.6g(=理論値の80%)の(3S,4S)−4−(N,N
−ジベンジルアミノ)−3−ヒドロキシ−5−フェニル
ペンタン酸エチルが無色の油状で得られた。エステルの
エナンチオマー純度:93%。
出発化合物として使用されたS−4−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−3−オキソ−5−フェニルペンタン酸エ
チルは下記の如くして得られた。
b)31.2g(=181ミリモル)の臭化ベンジルを10g(=6
0.5ミリモル)のS−フェニルアラニンおよび32.4g(=
240ミリモル)のK2CO3の100mlの水中溶液に100℃におい
て攪拌しながらゆっくり加えた。反応混合物を還流温度
においてさらに1時間攪拌し、次に冷却し、そして4.8g
(120ミリモル)のKOHで処理した。200mlのジオキサン
および220mlのメタノールの転化後に、混合物を還流温
度に約6時間加熱し、次に100mlの水を加え、そして混
合物を450mlのエーテルで抽出した。水相を2N塩酸で
(4−5のpHに)酸性化し、そして各回とも150mlのエ
ーテルで3回以上抽出した。一緒にしたエーテル抽出物
を塩化ナトリウム溶液で洗浄し、次に硫酸ナトリウム上
で乾燥し、そして真空中で溶媒を除去した。残渣をエー
テル/石油エーテル(1:9)から再結晶化させた。収量:
15.1g(=理論値の72%)のS−2−(N,N−ジベンジル
アミノ)−3−フェニルプロピオン酸。融点:54℃。
c)1.3gのN,N−カルボニルジイミダゾールを一部分ず
つ2.5g(=7.24ミリモル)のS−2−(N,N−ジベンジ
ルアミノ)−3−フェニルプロピオン酸の25mlのテトラ
ヒドロフラン中溶液に室温において攪拌しながら加え
た。気体の発生が止んだ後に、反応混合物を室温で1時
間攪拌した。
生成したS−2−(N,N−ジベンジルアミノ)−3−
フェニルプロピオン酸イミダゾリドを単離せずに、1.9g
(=14.5ミリモル)の蒸留したてのマロン酸モノエチル
および29ミリモルの塩化イソプロピルマグネシウムから
製造されたマロン酸モノエチルのマグネシウムエノレー
トのテトラヒドロフラン中溶液の半量を生成した混合物
に直接0℃において攪拌しながらゆっくり加えた。反応
混合物を45℃に加熱し、そして別の半量のマグネシウム
エノレート溶液を加えた。12時間攪拌した後に、反応混
合物を冷たい1N塩酸溶液上に注ぎそしてこの水性混合物
をエーテルで抽出した。有機相を塩化ナトリウム溶液で
洗浄しそして硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒の除去
後に残っている黄色の油状残渣をシリカゲル上のクロマ
トグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル50:1)により
精製した。収量2.34g(=理論値の78%)の無色の油状
のS−4−(N,N−ジベンジルアミノ)−3−オキソ−
5−フェニルペンタン酸エチル。
実施例2 a)工程は実施例1a)中に記されている如くであった
が、3.5g(=9.2ミリモル)のS−4−(N,N−ジベンジ
ルアミノ)−3−オキソ−6−メチルヘプタン酸エチル
を2.0gのS−4−(N,N−ジベンジルアミノ)−3−オ
キソ−5−フェニルペンタン酸エチルの代わりに使用し
た。
2.93g(=理論値の83%)の(3S,4S)−4−(N,N−
ジベンジルアミノ)−3−ヒドロキシ−5−メチルヘプ
タン酸エチル(融点:74−75℃)が得られた。エステル
のエナンチオマー純度:>99.5%。
出発化合物として使用されたS−4−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−3−オキソ−6−メチルヘプタン酸エチ
ルは下記の如くして得られた。
b)30g(=228ミリモル)のS−ロイシンを実施例1b)
中に記されている工程によりベンジル化した。49.5g
(=理論値の70%)のS−2−(N,N−ジベンジルアミ
ノ)−4−メチルペンタン酸が得られた。融点:84−88
℃。
c)10.0g(=32ミリモル)のS−2−(N,N−ジベンジ
ルアミノ)−4−メチルペンタン酸を、実施例1c)中に
記されている工程に従い、イミダゾリドへの転化および
イミダゾリドとマロン酸モノエチルのマグネシウムエノ
レートとの反応により、S−4−(N,N−ジベンジルア
ミノ)−3−オキソ−6−メチルヘプタン酸エチルに転
化させた。収量9.19g(=理論値の78%)。
d)(3S,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−3−ヒド
ロキシ−6−メチル−ヘプタン酸エチルのジベンジル化 2mlのメタノール中の2.7g(=7.05ミリモル)の(3S,
4S)−4−(ジベンジルアミノ)−3−ヒドロキシ−6
−メチル−ヘプタン酸エチルを20mlのメタノールおよび
3mlの蟻酸中の200mgncパラジウム黒に滴々添加した。混
合物を最初に室温で12時間そして次に50℃でさらに4時
間攪拌した。触媒を吸引濾別しそして濾液を真空中で濃
縮した。残渣をシリカゲル上でのクロマトグラフィー
(移動相:クロロホルム/メタノール19:1)により精製
した。1.28g(=理論値の89%)の(3S,4S)−4−アミ
ノ−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸エチルが
得られた。
実施例3 a)工程は実施例1a)中に記されている如くであった
が、0.40g(=0.95ミリモル)のS−4−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−3−オキソ−5−シクロヘキシルペンタ
ン酸エチルを2.0gのS−4−(N,N−ジベンジルアミ
ノ)−3−オキソ−5−フェニルペンタン酸エチルの代
わりに使用した。0.34g(=理論値の84%)の(3S,4S)
−4−(N,N−ジベンジルアミノ)−3−ヒドロキシ−
5−シクロヘキシルペンタン酸エチルが得られた。エス
テルのエナンチオマー純度:>99.5%。
出発化合物として使用されたS−4−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−3−オキソ−5−シクロヘキシルペンタ
ン酸エチルは下記の如くして得られた。
b)10g(=58ミリモル)のS−2−アミノ−3−シク
ロヘキシルプロピオン酸を実施例1b)中に記されている
工程に従いベンジル化した。14.1g(=理論値の69%)
のS−2−(N,N−ジベンジルアミノ)−3−シクロヘ
キシルプロピオン酸が得られた。融点:41℃。
c)0.50g(=1.42ミリモル)のS−2−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−3−シクロヘキシルプロピオン酸を、実
施例1c)中に記されている工程に従い、イミダゾリドへ
の転化およびイミダゾリドとマロン酸半エチルのマグネ
シウムエノレートとの反応により、S−4−(N,N−ジ
ベンジルアミノ)−3−オキソ−5−シクロヘキシルペ
ンタン酸エチルに転化させた。収量0.422g(=理論値の
71%)。
実施例4 a)21mg(=0.27ミリモル)のNaBH4を184mg(=0.27ミ
リモル)のS−3−(N,N−ジベンジルアミノ)−4−
フェニルブタノ−2−ンの4mlのメタノール中溶液に−1
5℃において攪拌しながら加えた。反応混合物を3時間
攪拌した後に、それを実施例1a)に記されている如く処
理した。162mg(=理論値の88%)の(2S,3S)−3−
(N,N−ジベンジルアミノ)−4−フェニルブタノ−2
−ールが得られた。粗製生成物中のジアステレオマー比
は95:5であった。粗製生成物のクロマトグラフィーによ
る精製後に得られた純粋生成物のエナンチオマー純度は
91%であった。
出発化合物として使用されたS−3−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−4−フェニルブタノ−2−ンは下記の如
くして得られた。
b)S−2−アミノ−3−フェニルプロピオン酸を実施
例1b)に記されている如くしてベンジル化した。
c1)68mg(0.68ミリモル)のN,O−ジメチルヒドロキシ
ルアミン塩酸塩を200mg(=0.58ミリモル)のS−2−
(N,N−ジベンジルアミノ)−3−フェニルプロピオン
酸および117mg(1.6ミリモル)のトリエチルアミンの20
0mlの塩化メチレン中溶液に室温において攪拌しながら
加えた。198mg(=1.6ミリモル)のジエチルホスホリル
シアニドを混合物に攪拌しながら加えた。反応混合物を
室温で12時間攪拌し、次に水中に攪拌しながら加え、そ
してエーテルで抽出した。一緒にしたエーテル抽出物を
炭酸水素ナトリウム溶液および1%強度HCl水溶液で連
続的に洗浄し、そして次に硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。溶媒の除去後に、残渣をシリカゲル上でクロマトグ
ラフィー(移動相:石油エーテル/酢酸エチル20:1)に
より精製した。163mg(=理論値の72%)のS−2−
(N,N−ジベンジルアミノ)−N−メトキシ−N−メチ
ル−3−フェニルプロピロンアミドが得られた。融点:5
6℃。
c2)0.56ミリモルのメチルリチウムを200mg(=0.52ミ
リモル)のS−2−(N,N−ジベンジルアミノ)−N−
メトキシ−N−メチル−3−フェニルプロピオンアミド
の5mlの乾燥テトラヒドロフラン中溶液に不活性雰囲気
下で0℃において攪拌しながら滴々添加した。反応混合
物を1時間攪拌し、次に水中に攪拌しながら加え、そし
て水性混合物をエーテルで抽出した。一緒にしたエーテ
ル抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、エーテルの除去
後に残った残渣をシリカゲル上でクロマトグラフィー
(移動相:石油エーテル/酢酸エチル4:1)により精製
した。157mg(=理論値の89%)のS−3−(N,N−ジベ
ンジルアミノ)−4−フェニルブタノ−2−ンが得られ
た。
実施例5 a)工程は実施例4a)中に記されている如くであった
が、200mg(=0.65ミリモル)のS−3−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−5−メチル−ペンタノ−2−ンを184mg
のS−3−(N,N−ジベンジルアミノ)−4−フェニル
ブタノ−2−ンの代わりに使用した。
180mg(=理論値の90%)の(2S,3S)−3−(N,N−
ジベンジルアミノ)−2−ヒドロキシ−5−メチルペン
タンが得られた。粗製生成物中のジアステレオマー比は
94:6であった。シリカゲル上で精製された生成物のエナ
ンチオマー純度は>99%であった。
出発化合物として使用されたS−3−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−5−メチル−ペンタノ−2−ンは下記の
如くして得られた。
b)S−2−アミノ−3−メチル−ブタンカルボン酸を
実施例1b)に記されている如くしてベンジル化した。
c1)180mg(=0.58ミリモル)のS−2−(N,N−ジベン
ジルアミノ−3−メチル−ブタン酸、132mg(=0.64ミ
リモル)のジシクロヘキシルカルボジイミドおよび触媒
量の4−ジメチルアミノピリジンの200mlの塩化メチレ
ン中溶液を室温で1時間攪拌した。68mg(=0.64ミリモ
ル)のN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩および1
29mg(=1.28ミリモル)のトリエチルアミンの3mlの塩
化メチレン中混合物を次に撹拌しながら加え、そして混
合物を室温で22時間攪拌した。それを水中に注ぎ、水性
混合物を塩化メチレンで抽出し、一緒にした塩化メチレ
ン抽出物を乾燥し、そして溶媒を除去した。142mg(=
理論値の69%)のS−2−(N,N−ジベンジルアミノ)
−N−メトキシ−N−メチル−3−メチルブタンアミド
が得られた。
c2)300mg(=0.84ミリモル)のS−2−(N,N−ジベン
ジルアミノ)−N−メトキシ−N−メチル−3−メチル
ブタンアミドを、S−2−(N,N−ジベンジルアミノ)
−N−メトキシ−N−メチル−3−フェニルプロピオン
アミドとメチルリチウムとの反応に関する実施例4c2
に記されている工程により、ヨウ化メチルマグネシウム
(テトラヒドロフラン中溶液の形状)との反応により、
S−3−(N,N−ジベンジルアミノ)−4−メチル−ブ
タノ−2−ンに転化させた。収量162mg(=理論値の92
%)。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
1.式 S,S−ジアステレオマー R,R−ジアステレオマー [式中、 R1は任意に置換されていてもよいアルキル、シクロア
ルキル、アルケニル、アラルキル、アリールまたはヘテ
ロアリール基を表わし、 R2およびR3は互いに独立してアルキル基または任意に
置換されていてもよいシクロアルキルもしくはアラルキ
ル基を示すか、或いは一緒になって任意に置換されてい
てもよいフェニレン−(1,2)−ビス−メチレン基を形
成するか、或いはR2がアルキルまたは任意に置換されて
いてもよいシクロアルキルもしくはアラルキル基であり
そしてR3がR1と一緒になって1,3−プロピレン基を形成
し、そして、 R4は任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アラルキル、アリールまたはヘテロア
リール基を表わす] の(S,S)−または(R,R)−β−アミノアルコール類の
立体選択的製造方法において、式 [式中、 R1、R2、R3およびR4は式(I)に示されている意味を
有する] の光学的に活性なα−アミノケトン類を複合金属水素化
物を用いて還元することを特徴とする方法。
2.R2およびR3が互いに独立して任意に置換されていても
よいベンジル基を示すか、またはR2が任意に置換されて
いてもよいベンジル基でありそしてR3がR1と一緒になっ
て1,3−プロピレン基を形成することを特徴とする、上
記1の方法。
3.R2およびR3がベンジル基であることを特徴とする、上
記1の方法。
4.使用される複合金属水素化物が水素化アルミニウムリ
チウム、ホウ水素化ナトリウム、カリウムもしくは亜
鉛、シアノホウ水素化ナトリウム、またはホウ水素化ナ
トリウムであることを特徴とする、上記1、2または3
のいずれかの方法。
5.使用される複合金属水素化物がホウ水素化ナトリウム
であることを特徴とする、上記1、2または3のいずれ
かの方法。
6.還元を水または極性有機溶媒中で−20〜+30℃の温度
において実施することを特徴とする、上記1〜5のいず
れかの方法。
7.R1が任意に置換されていてもよいC1−C12−アルキル
基、シクロヘキシルもしくはテトラヒドロナフチ−2−
ル基、または任意に置換されていてもよいベンジルもし
くはフェニル基、またはインドリ−3−ル基を表わすこ
とを特徴とする、上記1〜6のいずれかの方法。
8.R1がブチルを表わしそしてR4がカルバルコキシメチル
基を表わすことを特徴とする、上記1〜6のいずれかの
方法。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 229/34 C07C 229/34 // C07M 7:00 (72)発明者 クラウス・レニツク ドイツ連邦共和国デー3550マールブル ク・フリードリツヒ‐エーベルト‐シユ トラーセ 47 (56)参考文献 特開 昭62−209047(JP,A) 特開 昭57−144231(JP,A) 特開 昭63−258838(JP,A) 特開 昭63−91352(JP,A) 特開 昭53−105401(JP,A) 特開 平2−118(JP,A) 特開 平2−172956(JP,A) 特開 平2−217(JP,A) 特開 昭62−70349(JP,A) Journal of the Ch emical Society,Per kin Trans.1,1983, (7),1449−1451 Tetrahed ron,1974,30(16),2801−2809 Bullrtin de la So ciete Chimiqne de France,1969,(7),2395− 2407 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 213/00 C07C 227/16 C07C 229/34 C07C 215/28 C07B 53/00 C07B 41/02 REGISTRY(STN) CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 S,S−ジアステレオマー R,R−ジアステレオマー [式中、 R1は任意に置換されていてもよいアルキル、シクロアル
    キル、アルケニル、アラルキル、アリールまたはヘテロ
    アリール基を表わし、 R2およびR3は互いに独立して任意に置換されていてもよ
    いシクロアルキルもしくはアラルキル基を示すか、或い
    は一緒になって任意に置換されていてもよいフェニレン
    −(1,2)−ビス−メチレン基を形成するか、或いはR2
    が任意に置換されていてもよいシクロアルキルもしくは
    アラルキル基でありそしてR3がR1と一緒になって1,3−
    プロピレン基を形成し、そして R4は任意に置換されていてもよいアルキル、アルケニ
    ル、アルキニル、アラルキル、アリールまたはヘテロア
    リール基を表わす] の(S,S)−または(R,R)−β−アミノアルコール類の
    立体選択的製造方法において、式 [式中、 R1、R2、R3およびR4は式(I)に示されている意味を有
    する] の光学的に活性なα−アミノケトン類を複合金属水素化
    物を用いて還元することを特徴とする方法。
JP2058234A 1989-03-15 1990-03-12 光学的に活性なS,S―またはR,R―β―アミノアルコール類の立体選択的製造方法 Expired - Fee Related JP2786300B2 (ja)

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Bullrtin de la Societe Chimiqne de France,1969,(7),2395−2407
Journal of the Chemical Society,Perkin Trans.1,1983,(7),1449−1451 Tetrahedron,1974,30(16),2801−2809

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JPH02273650A (ja) 1990-11-08
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DE59005150D1 (de) 1994-05-05
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