JP2786148B2 - 郵便受箱の本体構造 - Google Patents

郵便受箱の本体構造

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JP2786148B2
JP2786148B2 JP8067577A JP6757796A JP2786148B2 JP 2786148 B2 JP2786148 B2 JP 2786148B2 JP 8067577 A JP8067577 A JP 8067577A JP 6757796 A JP6757796 A JP 6757796A JP 2786148 B2 JP2786148 B2 JP 2786148B2
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哲雄 末岡
裕章 中島
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、郵便受箱の本体
構造に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、柔らかい外観で、加工生産性にも優れた、新しい郵
便受箱の本体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】郵便受箱は、通常は、たとえば図10に
示したように、本体(1)と底板(2)とによって筒状
体とし、後方開口部に裏板(3)を装着して箱型形状の
本体構造を構成し、次いで前方開口部(4)に、郵便投
入口や記名板、そしてドアホン子機やモニターカメラ等
まで備えた表板を装着することで製作されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
郵便受箱は、図10にも示したように、その本体構造に
おいて各々の角隅部(5)が鋭角状であって、ステンレ
スや鉄板の板金加工による冷たくて、硬質な感じを与え
るという問題があった。このことは、本体(1)と底板
(2)および裏板(3)の相互の接合がスポット溶接や
リベット止め等によって行われているため、各部材の端
縁エッジ部(6)が露出して、これらがさらに鋭利な冷
たい感じを与えることにも原因があった。
【0004】また、組立てのためのスポット溶接やリベ
ット止めは、生産性の点で必ずしも好ましいものでな
く、より簡便に、しかもコストダウンを図るための方策
も望まれていた。このような状況において、上記本体構
造の角隅部に丸みを与えることが考慮されるが、実際に
は容易なことではなく、各部材の端縁エッジ部()も
露出させることなく、しかも生産性向上させることは
大変に難しい課題であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のとお
りの従来の課題を解決するために、本体と底板とにより
筒状体とし、裏板を後方開口部に装着して箱型形状とし
た郵便受箱の本体構造であって、筒状体の角部は丸みを
もって湾曲されているとともに、本体と底板とははぜ組
み加工により接合され、かつ、本体と底板に対して裏板
はその端縁においてカーリング加工により巻込み接合さ
れていることを特徴とする郵便受箱の本体構造を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】の発明は、上記のとおり
の従来の課題を解決するために、本体と底板とにより筒
状体とし、開口部に裏板を装着して箱型形状に形成する
郵便受箱の本体構造において本体は、全角部丸みを
もたせた角型アーチ形状を有し、底板が接合する本体端
部は、これが近接する角部よりも内側まで回り込んでお
り、本体と底板とは、双方の端縁ではぜ組み加工されて
接合され、裏板は、これら本体および底板と端縁におい
てカーリング加工されて接合されることを特徴とする郵
便受箱の本体構造を提供する。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の郵便受箱本体構造
例示した斜視図であり、図2は、その分解斜視図で
ある。たとえばこれらの図1および図2に例示したよう
に、本体(1)と底板(2)とにより筒状体(10)
し、その開口部に、郵便物の取出し扉部等を設けた裏板
(3)を装着し、本体を箱型形状に形成するがこの発
明の郵便受箱の本体構造では、筒状体(10)の形状
、全角部(11)丸みをもたせた角型アーチ形状と
する。また、底板(2)が接合する本体(1)の端部
を、これが近接する角部(11)よりも内側まで回り込
ませる。そして、本体(1)と底板(2)と双方の端
はぜ組み加工により接合し、裏板(3)をこれら本
体(1)および底板(2)と端縁においてカーリング加
工によって巻込み接合する
【0008】はぜ組み加工は、図1のA部として拡大し
て示したように、たとえば、本体の下端縁(101)を
内側上方に折り曲げ、これに、底板(2)の外側下方に
折り曲げた端縁(201)をかみ込むように重ね合わせ
るものであって、これによって、各々の端縁(101)
(201)は露出することがなく、しかもスポット溶接
やリベット止めという従来の手段を一切採用することな
く接合可能とされる。
【0009】また、カーリング加工による巻込み接合
は、図1のB部として拡大して示したように、たとえば
本体(1)の後端縁(102)を外側上方に折り曲げ、
これに裏板(3)の端縁(301)が巻込まれて接合さ
れるようにしたものである。底板(2)の後端縁も同様
である。この場合にも、端縁(102)(301)は露
出することがなく、スポット溶接やリベット止めを全く
行うことなしに接合されることになる。
【0010】図3、図4および図5は、さらに具体的な
例としてのこの発明の郵便受箱本体構造を示したもので
ある。たとえば図3の要部正面図に示されているよう
に、本体(1)と底板(2)とは、その双方の端縁がは
ぜ組み(A)により接合されている。そして、この図3
の例では、拡大して示したように、本体(1)の角部
(11)に丸みをもたせるため、表板(図示せず)を装
着するための舌片部(12)をこの角部(11)におい
て切欠いている。また、図4の側面図に示したように、
本体(1)および底板(2)と裏板(3)とは、その端
縁がカーリング加工により巻込み(B)接合されてい
る。なお、図5の背面図は、裏板(3)を示している。
【0011】図6および図7は、上記本体(1)につい
て示した部材正面図と側面図であるが、図6に示したよ
うに、上記のはぜ組み(A)のために下端縁(101)
は外側下方に折り曲げ加工されている。この時の折り曲
げ角度θは、たとえば60°程度とすることができる。
また角部(11)では、舌片部(12)が切欠されて丸
みをもって湾曲されている。
【0012】また、図7からは、上記のカーリング加工
による巻込み接合のために、本体(1)の後端縁(10
2)は、外側上方に折り曲げられていることがわかる。
そしてこの例では、カーリング加工による巻込み接合に
よっても接合部が膨出して不具合とならないように、本
体(1)の後に段差部(13)が設けられているこ
ともわかる。
【0013】図8は、部材としての底板(2)を例示し
た図であるが、この図8からわかるように、はぜ組
(A)加工のために、端縁(201)は内側上方に折り
曲げられ、また、後端縁(202)は、カーリング加工
による巻込み接合のために、折り曲げられている。ま
た、前方には、本体の舌片部(12)と同様の舌片部
(22)が設けられてもいる。
【0014】そして、図9の裏板(3)の部材図に示さ
れているように、その周囲の端縁(301)は、上記の
カーリング加工による巻込み接合のために折り曲げられ
ている。もちろんこの発明は、以上の例によって何ら限
定されるものではない。その細部の態様は様々に可能で
ある。
【0015】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明したよ
うに、郵便受箱の全角部は丸みをもち、部材接合部での
端縁エッジの露出もないため、冷たく硬質な感じはな
く、柔らかな外観性を示す。しかも、スポット溶接、リ
ベット止め等の加工を必要とせず、板金加工だけで
、より生産性優れた低コスト製作を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本体構造の概略を例示した斜視図で
ある。
【図2】図1に対応する分解斜視図である。
【図3】具体例としての本体構造を例示した要部正面図
である。
【図4】図3に対応する側面図である。
【図5】図3および図4に対応する背面図である。
【図6】部材としての本体を例示した要部正面図であ
る。
【図7】図6に対応する側面図である。
【図8】部材としての底板を例示した正面、底面、およ
び側面図である。
【図9】部材としての裏板を例示した側面および正面図
である。
【図10】従来の本体構造を例示した斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 底板 3 裏板 4 前方開口部 5 角部 6 端縁エッジ部 10 筒状体 11 角部 12 舌片部 101 本体端縁 102 本体後端縁 201 底板端縁 202 底板後端縁 301 裏板端縁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 29/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と底板とにより筒状体とし、開口部
    裏板を装着して箱型形状に形成する郵便受箱の本体構
    において本体は、全角部丸みをもたせた角型アー
    チ形状を有し、底板が接合する本体端部は、これが近接
    する角部よりも内側まで回り込んでおり、本体と底板と
    、双方の端縁ではぜ組み加工されて接合され、裏
    、これら本体および底板と端縁においてカーリング加
    されて接合されることを特徴とする郵便受箱の本体構
    造。
  2. 【請求項2】 裏板が装着される本体端部には段差部が
    設けられている請求項1記載の郵便受箱の本体構造。
JP8067577A 1996-03-25 1996-03-25 郵便受箱の本体構造 Expired - Lifetime JP2786148B2 (ja)

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JPH09252921A JPH09252921A (ja) 1997-09-30
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