JP2786010B2 - 情報コンセントのジャック及び該ジャックを有するホームバスシステム - Google Patents
情報コンセントのジャック及び該ジャックを有するホームバスシステムInfo
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- JP2786010B2 JP2786010B2 JP2294731A JP29473190A JP2786010B2 JP 2786010 B2 JP2786010 B2 JP 2786010B2 JP 2294731 A JP2294731 A JP 2294731A JP 29473190 A JP29473190 A JP 29473190A JP 2786010 B2 JP2786010 B2 JP 2786010B2
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、情報コンセントのジャック及び該ジャック
を有するホームバスシステムに関し、特にホームバスシ
ステムにおける各端末装置のアドレス管理、運用に好適
する情報コンセントのジャック及び該ジャックを有する
ホームバスシステムに関する。
を有するホームバスシステムに関し、特にホームバスシ
ステムにおける各端末装置のアドレス管理、運用に好適
する情報コンセントのジャック及び該ジャックを有する
ホームバスシステムに関する。
[従来の技術] 第8図は、従来の情報コンセント(ツイストペアケー
ブル用8ピンモジュラー形コネクタ)のジャックの一例
を示す外観斜視図である。なお、第8図はジャックの内
部が分かるように一部を切り欠いて示してある。
ブル用8ピンモジュラー形コネクタ)のジャックの一例
を示す外観斜視図である。なお、第8図はジャックの内
部が分かるように一部を切り欠いて示してある。
第8図において、10はジャック本体、11は不図示のプ
ラグを挿入するための開口部、D1及びD2は制御信号及び
電源供給接点、L1〜L6は情報接点、20は制御信号及び電
源供給接点D1及びD2並びに情報接点L1〜L6をホームバス
に接続するツイストペアケーブルである。
ラグを挿入するための開口部、D1及びD2は制御信号及び
電源供給接点、L1〜L6は情報接点、20は制御信号及び電
源供給接点D1及びD2並びに情報接点L1〜L6をホームバス
に接続するツイストペアケーブルである。
プラグを有する各種の端末装置(エアコン、換気扇、
温度センサ、ルームコントローラ等)は上記のジャック
を介してホームバスに接続され、ホームバスコントロー
ラ(HBC)の制御下におかれる。従って、各端末装置に
はそれぞれユニークな端末アドレスがあり、従来は、各
端末装置で独自の端末アドレスを設定していた。
温度センサ、ルームコントローラ等)は上記のジャック
を介してホームバスに接続され、ホームバスコントロー
ラ(HBC)の制御下におかれる。従って、各端末装置に
はそれぞれユニークな端末アドレスがあり、従来は、各
端末装置で独自の端末アドレスを設定していた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、例えば新たに端末装置を設置又は増設しよう
とすると、ユーザはその度にユニークな端末アドレスを
探し出して端末装置に設定しなくてはならない。
とすると、ユーザはその度にユニークな端末アドレスを
探し出して端末装置に設定しなくてはならない。
しかも、このような方法でユーザが端末アドレスを無
作為に決定してゆく時は、端末アドレスは単なる識別子
以上の意味を持たないから、HBCはこの端末アドレスか
らは、どの部屋(グループ)に属する端末装置なのか、
どの種類に属する端末装置なのか等の合理的、有用な管
理情報を得られない。
作為に決定してゆく時は、端末アドレスは単なる識別子
以上の意味を持たないから、HBCはこの端末アドレスか
らは、どの部屋(グループ)に属する端末装置なのか、
どの種類に属する端末装置なのか等の合理的、有用な管
理情報を得られない。
このため、従来はホームバス上の端末アドレス管理、
運用が極めて煩雑になっていた。
運用が極めて煩雑になっていた。
また、特開平2−206249号「ホームバスケーブルの検
査装置」には、8ピンモジュラー情報コンセントが開示
されている。しかしながら、このものは、ケーブルに電
流を流す部分と他の端子に電流が帰ってくるかどうかを
検知する部分そを有する検査装置を情報コンセントに接
続し、オープン状態の検査をし、次に他の情報コンセン
トに端子間を短絡させる補助装置を接続し、端子間の導
通を検査することにより、オープン状態と短絡状態で電
流を流す端子を自動的に切り替えて検査できるようにし
ただけのものであり、ホームバスシステムに使用する8
ピンモジュラー情報コンセントの接続検査を自動化する
ことはできるが、情報コンセント自体にアドレス発信機
能が備わっていないため、ホームバスケーブルに接続さ
れる複数の機器を集中制御又は遠隔制御するホームバス
システムの構築が困難である等の課題を抱えるものであ
った。
査装置」には、8ピンモジュラー情報コンセントが開示
されている。しかしながら、このものは、ケーブルに電
流を流す部分と他の端子に電流が帰ってくるかどうかを
検知する部分そを有する検査装置を情報コンセントに接
続し、オープン状態の検査をし、次に他の情報コンセン
トに端子間を短絡させる補助装置を接続し、端子間の導
通を検査することにより、オープン状態と短絡状態で電
流を流す端子を自動的に切り替えて検査できるようにし
ただけのものであり、ホームバスシステムに使用する8
ピンモジュラー情報コンセントの接続検査を自動化する
ことはできるが、情報コンセント自体にアドレス発信機
能が備わっていないため、ホームバスケーブルに接続さ
れる複数の機器を集中制御又は遠隔制御するホームバス
システムの構築が困難である等の課題を抱えるものであ
った。
また、実開昭62−191189号「ジャック装置」には、プ
ラグの差込位置によってジャック側からプラグ側へ異な
る信号を伝えるため、ジャック内の接触部材をプラグの
挿入方向に分割した装置が開示されている。しかしなが
ら、このものは、1本のプラグのジャック装置への挿入
深さに応じて録音出力装置又はイヤホン用出力装置とし
て使用できるようにしたに過ぎず、ジャックごとに自己
アドレスを割り当てる機能をもたないため、例えば外部
からアドレス指定して制御情報を与えることでジャック
の使用態様を録音出力装置か又はイヤホン用出力装置に
切り替えるといったシステム的な高度の利用形態は到底
実現できないといった課題を抱えるものであった。
ラグの差込位置によってジャック側からプラグ側へ異な
る信号を伝えるため、ジャック内の接触部材をプラグの
挿入方向に分割した装置が開示されている。しかしなが
ら、このものは、1本のプラグのジャック装置への挿入
深さに応じて録音出力装置又はイヤホン用出力装置とし
て使用できるようにしたに過ぎず、ジャックごとに自己
アドレスを割り当てる機能をもたないため、例えば外部
からアドレス指定して制御情報を与えることでジャック
の使用態様を録音出力装置か又はイヤホン用出力装置に
切り替えるといったシステム的な高度の利用形態は到底
実現できないといった課題を抱えるものであった。
本発明は上記従来の欠点を除去するものであり、自己
のアドレス情報を設定可能な新規有用な情報コンセント
のジャックの提供を目的とする。
のアドレス情報を設定可能な新規有用な情報コンセント
のジャックの提供を目的とする。
また、本発明はこのようなジャックを採用すること
で、いちいちユーザ端末アドレスを設定しなくても正し
く動作するホームバスシステムの提供を目的とする。
で、いちいちユーザ端末アドレスを設定しなくても正し
く動作するホームバスシステムの提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の情報コンセントの
ジャックは、端末装置のプラグを挿入するための開口部
を有するジャック本体と、前記開口部の内側に複数設け
られ、該複数のうちの特定のものが前記プラグの挿入方
向に分割されている接触部材と、前記ジャック本体に設
けられ、自己のアドレス情報を設定し、該設定した自己
のアドレス情報を前記分割されている接触部材を介して
前記プラグに伝えるアドレス設定手段とを具備すること
を特徴とするものである。
ジャックは、端末装置のプラグを挿入するための開口部
を有するジャック本体と、前記開口部の内側に複数設け
られ、該複数のうちの特定のものが前記プラグの挿入方
向に分割されている接触部材と、前記ジャック本体に設
けられ、自己のアドレス情報を設定し、該設定した自己
のアドレス情報を前記分割されている接触部材を介して
前記プラグに伝えるアドレス設定手段とを具備すること
を特徴とするものである。
また、前記アドレス設定手段が、前記分割された接触
部材のそれぞれに対応して配設したディップスイッチか
らなることを特徴とするものである。
部材のそれぞれに対応して配設したディップスイッチか
らなることを特徴とするものである。
また、本発明のホームバスシステムは、複数の端末装
置のプラグを情報コンセントのジャックに挿入すること
により、前記複数の端末装置をホームバスに接続するホ
ームバスシステムにおいて、前記情報コンセントのジャ
ックとして、請求項1に記載のものを適用し、前記プラ
グが前記ジャックの前記開口部の一部に挿入され、前記
プラグが前記ジャックの前記分割された接触部材の一方
の分割接触部材に電気的に接触されたときに、前記端末
装置が前記ジャックのアドレス情報を読み出して、これ
を自端末装置のアドレス情報の一部として自端末装置の
アドレス情報を完成し、次に、前記プラグが前記ジャッ
クの前記開口部の全部に挿入され、前記プラグが前記ジ
ャックの前記分割された接触部材の他方の分割接触部材
に電気的に接触されたときに、まず、前記端末装置が完
成された前記自端末装置のアドレス情報を前記ホームバ
ス側に通知し、その後、前記端末装置が完成された前記
自端末装置のアドレス情報を用いて前記ホームバス側と
の情報通信を行なうことを特徴とするものである。
置のプラグを情報コンセントのジャックに挿入すること
により、前記複数の端末装置をホームバスに接続するホ
ームバスシステムにおいて、前記情報コンセントのジャ
ックとして、請求項1に記載のものを適用し、前記プラ
グが前記ジャックの前記開口部の一部に挿入され、前記
プラグが前記ジャックの前記分割された接触部材の一方
の分割接触部材に電気的に接触されたときに、前記端末
装置が前記ジャックのアドレス情報を読み出して、これ
を自端末装置のアドレス情報の一部として自端末装置の
アドレス情報を完成し、次に、前記プラグが前記ジャッ
クの前記開口部の全部に挿入され、前記プラグが前記ジ
ャックの前記分割された接触部材の他方の分割接触部材
に電気的に接触されたときに、まず、前記端末装置が完
成された前記自端末装置のアドレス情報を前記ホームバ
ス側に通知し、その後、前記端末装置が完成された前記
自端末装置のアドレス情報を用いて前記ホームバス側と
の情報通信を行なうことを特徴とするものである。
[作用] 請求項1に記載の本発明の情報コンセントのジャック
は、特定の接触部材が分割されているので、情報を経由
させるだけでなく、一方の分割接触部材を利用して当該
ジャックに設定したアドレス情報をプラグを介して端末
装置に与えることができ、端末装置はこのアドレス情報
を利用することができる。
は、特定の接触部材が分割されているので、情報を経由
させるだけでなく、一方の分割接触部材を利用して当該
ジャックに設定したアドレス情報をプラグを介して端末
装置に与えることができ、端末装置はこのアドレス情報
を利用することができる。
請求項3に記載のホームバスシステムは、情報コンセ
ントのジャックとして、請求項1に記載の発明のものを
適用したため、前記プラグが前記ジャックの前記開口部
の一部に挿入され、前記プラグが前記ジャックの前記分
割された接触部材の一方の分割接触部材に電気的に接触
されたときに、前記ジャックのアドレス情報が与えられ
る。ホームバスシステムでは各端末装置についてのアド
レス情報が必要であるが、前記端末装置は前記ジャック
のアドレス情報を自端末装置のアドレス情報の一部とし
て自端末装置のアドレス情報を完成させる。完成したア
ドレス情報はホームバス側に与えなければならいが、前
記アラグが前記ジャックの前記開口部の一部に挿入され
た状態ではできない。そこで、前記プラグが前記ジャッ
クの前記開口部の全部に挿入され、前記プラグが前記ジ
ャックの前記分割された接触部材の他方の分割接触部材
に電気的に接触されたときに、まず、前記端末装置が完
成された前記自端末装置のアドレス情報を前記ホームバ
ス側に通知することとした。この後では、従来のホーム
バスシステムと同様に、前記端末装置は完成された前記
自端末装置のアドレス情報を用いて前記ホームバス側と
の情報通信を行なう。
ントのジャックとして、請求項1に記載の発明のものを
適用したため、前記プラグが前記ジャックの前記開口部
の一部に挿入され、前記プラグが前記ジャックの前記分
割された接触部材の一方の分割接触部材に電気的に接触
されたときに、前記ジャックのアドレス情報が与えられ
る。ホームバスシステムでは各端末装置についてのアド
レス情報が必要であるが、前記端末装置は前記ジャック
のアドレス情報を自端末装置のアドレス情報の一部とし
て自端末装置のアドレス情報を完成させる。完成したア
ドレス情報はホームバス側に与えなければならいが、前
記アラグが前記ジャックの前記開口部の一部に挿入され
た状態ではできない。そこで、前記プラグが前記ジャッ
クの前記開口部の全部に挿入され、前記プラグが前記ジ
ャックの前記分割された接触部材の他方の分割接触部材
に電気的に接触されたときに、まず、前記端末装置が完
成された前記自端末装置のアドレス情報を前記ホームバ
ス側に通知することとした。この後では、従来のホーム
バスシステムと同様に、前記端末装置は完成された前記
自端末装置のアドレス情報を用いて前記ホームバス側と
の情報通信を行なう。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第
1図は実施例の情報コンセント(ツイストベアケーブル
用8ピンモジュラー形コネクタ)のジャックの外観斜視
図である。なお、第1図において、第8図の同一機能を
果たす部分には同一符号が付してあり、またジャックの
内部が分かるように一部を切り欠いて示してある。
1図は実施例の情報コンセント(ツイストベアケーブル
用8ピンモジュラー形コネクタ)のジャックの外観斜視
図である。なお、第1図において、第8図の同一機能を
果たす部分には同一符号が付してあり、またジャックの
内部が分かるように一部を切り欠いて示してある。
第1図において、D1、D2は制御信号及び電源供給接点
であり、その開口部11における配置、形状、寸法は第8
図のものと同一である。L1〜L6は情報接点であり、その
開口部11における配置は第8図のものと同一(後側)で
あるが、その形状、寸法については図示の如く幾分短め
に構成されている。A1〜A6はアドレス接点であり、それ
ぞれは開口部11の前側にあって情報接点L1〜L6と同一の
ライン上に設けられている。12はアドレス設定手段(例
えばディップスイッチ)であり、アドレス接点A1〜A6に
接続する後述の6個のスイッチ回路を含んでいる。
であり、その開口部11における配置、形状、寸法は第8
図のものと同一である。L1〜L6は情報接点であり、その
開口部11における配置は第8図のものと同一(後側)で
あるが、その形状、寸法については図示の如く幾分短め
に構成されている。A1〜A6はアドレス接点であり、それ
ぞれは開口部11の前側にあって情報接点L1〜L6と同一の
ライン上に設けられている。12はアドレス設定手段(例
えばディップスイッチ)であり、アドレス接点A1〜A6に
接続する後述の6個のスイッチ回路を含んでいる。
第2図は、実施例の情報コンセントの電気的接続図で
ある。第2図において、アドレス接点A1〜A6の一方はプ
ルアップ抵抗Rを介して給電接点D1(+)に接続され、
もう一方はディップスイッチ12の各スイッチSを介して
給電接点D2(−)に接続されている。これにより、アド
レス接点A1〜A6は各スイッチSの設定に応じて論理1
(LOW)レベル又は論理0(HIGH)レベルになる。30は
プラグであり、ジャック10と対応した位置に制御信号及
び電源供給接点d1,d2と情報接点l1〜l6とを有する。
ある。第2図において、アドレス接点A1〜A6の一方はプ
ルアップ抵抗Rを介して給電接点D1(+)に接続され、
もう一方はディップスイッチ12の各スイッチSを介して
給電接点D2(−)に接続されている。これにより、アド
レス接点A1〜A6は各スイッチSの設定に応じて論理1
(LOW)レベル又は論理0(HIGH)レベルになる。30は
プラグであり、ジャック10と対応した位置に制御信号及
び電源供給接点d1,d2と情報接点l1〜l6とを有する。
第3図(A)〜(C)は、ジャック10にプラグ30を挿
入する際の各接点の動作を説明する図である。
入する際の各接点の動作を説明する図である。
第3図(A)は、プラグ30の挿入前の状態を示してお
り、この図において、40は不図示の端末装置に接続する
装置ケーブル、13はプラグ30の挿入を途中で一時的に止
めるためのストッパ、D、dは制御信号及び電源供給接
点L、lは情報接点、Aはアドレス接点である。この状
態でプラグ30をジャック10に挿入開始すると、まず給電
接点Dとdとが接触して端末装置に給電され、これと同
時に又は少し遅れてアドレス接点Aと情報接点lが接触
して端末装置にジャック10のアドレス情報が送られる。
り、この図において、40は不図示の端末装置に接続する
装置ケーブル、13はプラグ30の挿入を途中で一時的に止
めるためのストッパ、D、dは制御信号及び電源供給接
点L、lは情報接点、Aはアドレス接点である。この状
態でプラグ30をジャック10に挿入開始すると、まず給電
接点Dとdとが接触して端末装置に給電され、これと同
時に又は少し遅れてアドレス接点Aと情報接点lが接触
して端末装置にジャック10のアドレス情報が送られる。
第3図(B)は、プラグ30をストッパ13の位置まで装
入した状態を示しており、この時点では給電接点Dと
d、及び、アドレス接点Aと情報接点lがまだ接触して
いる。これにより、端末装置にはアドレス情報を読み取
るのに十分な時間が与えられる。ユーザはプラグ30がス
トッパ13に当接した感触を得ると、さらにプラグ30を奥
に押し込み、これによって、給電接点Dとdとの接触は
保たれるが、アドレス接点Aと情報接点lとの接触は断
たれる。
入した状態を示しており、この時点では給電接点Dと
d、及び、アドレス接点Aと情報接点lがまだ接触して
いる。これにより、端末装置にはアドレス情報を読み取
るのに十分な時間が与えられる。ユーザはプラグ30がス
トッパ13に当接した感触を得ると、さらにプラグ30を奥
に押し込み、これによって、給電接点Dとdとの接触は
保たれるが、アドレス接点Aと情報接点lとの接触は断
たれる。
なお、通常の挿入速度でもアドレス接点Aと情報接点
lとの間に十分な接触時間が得られるならばストッパ13
を設ける必要はない。
lとの間に十分な接触時間が得られるならばストッパ13
を設ける必要はない。
第3図(C)は、プラグ30を最終位置まで挿入した状
態を示しており、この時点では給電接点Dとd、及び、
情報接点Lとlが接触している。こうして、以後は端末
装置はホームバスを介してHBCの制御下に置かれる。
態を示しており、この時点では給電接点Dとd、及び、
情報接点Lとlが接触している。こうして、以後は端末
装置はホームバスを介してHBCの制御下に置かれる。
第4図は、実施例の端末装置のブロック構成図であ
る。第4図において、50は情報コンセントであり、ジャ
ック10とプラグ30からなる。61は1チップCPUであり、H
BCの制御下で端末装置の主制御を行なう。このCPU61は
後述する自己の端末アドレスを保持するためのメモリ62
を有する。63はホームバスプロトコルコントローラ(HB
PC)であり、所定のホームバスプロトコルに従ってホー
ムバスとの間の制御信号のインタフェースを行なうと共
に、CPU61との間で制御情報のやり取りを行なう。Cは
コンデンサであり、給電線D1、D2上の制御信号を分離
し、又は給電線D1、D2上に制御信号を重畳するためのも
のである。64は受電・給電部であり、給電線D1、D2を介
して電力を受けると共に、これを所定の電圧にしてCPU6
1及びHBPC63に供給する。
る。第4図において、50は情報コンセントであり、ジャ
ック10とプラグ30からなる。61は1チップCPUであり、H
BCの制御下で端末装置の主制御を行なう。このCPU61は
後述する自己の端末アドレスを保持するためのメモリ62
を有する。63はホームバスプロトコルコントローラ(HB
PC)であり、所定のホームバスプロトコルに従ってホー
ムバスとの間の制御信号のインタフェースを行なうと共
に、CPU61との間で制御情報のやり取りを行なう。Cは
コンデンサであり、給電線D1、D2上の制御信号を分離
し、又は給電線D1、D2上に制御信号を重畳するためのも
のである。64は受電・給電部であり、給電線D1、D2を介
して電力を受けると共に、これを所定の電圧にしてCPU6
1及びHBPC63に供給する。
第5図は、実施例の端末装置と機器アドレスの関係を
示す図である。端末装置は、例えばその種類に応じた機
器アドレスを持つようにするとホームバス上の管理、運
用が極めて容易になる。例えばエアコンは「01」、換気
扇は「03」、温度センサは「10」、ルームコントローラ
は「90」の如くである。こうすれば、機器アドレスは予
め製造段階で設定できるので、ユーザは機器アドレスに
ついて無関心でいられる。
示す図である。端末装置は、例えばその種類に応じた機
器アドレスを持つようにするとホームバス上の管理、運
用が極めて容易になる。例えばエアコンは「01」、換気
扇は「03」、温度センサは「10」、ルームコントローラ
は「90」の如くである。こうすれば、機器アドレスは予
め製造段階で設定できるので、ユーザは機器アドレスに
ついて無関心でいられる。
第6図は、実施例の端末装置における端末アドレス形
成手順のフローチャートである。ジャック10にプラグ30
を挿入開始すると、まず受電・給電部64が受電・給電を
開始し、これによりCPU61又はHBPC63において不図示の
パワーオンリセット回路が働き、この回路がタイムアウ
トすると、これに付勢されてステップS1に進む。ステッ
プS1では所定の時間Tを持つことによって情報線l1〜l6
を介して送られるジャック10のアドレス情報の読み取り
を確実にする。ステップS2ではCPU61の入力ポートを介
してジャック10のアドレス情報(例えば「10」)を読み
取る。ステップS3では前記読み取ったジャック10のアド
レス情報「10」と予めCPU61に内蔵する機器アドレス
(例えば「01」)とを合成して端末アドレス「1001」を
形成する。ステップS4では形成した端末アドレス「100
1」をメモリ62に登録し、以後はこの端末装置は自己の
端末アドレスを「1001」として動作する。
成手順のフローチャートである。ジャック10にプラグ30
を挿入開始すると、まず受電・給電部64が受電・給電を
開始し、これによりCPU61又はHBPC63において不図示の
パワーオンリセット回路が働き、この回路がタイムアウ
トすると、これに付勢されてステップS1に進む。ステッ
プS1では所定の時間Tを持つことによって情報線l1〜l6
を介して送られるジャック10のアドレス情報の読み取り
を確実にする。ステップS2ではCPU61の入力ポートを介
してジャック10のアドレス情報(例えば「10」)を読み
取る。ステップS3では前記読み取ったジャック10のアド
レス情報「10」と予めCPU61に内蔵する機器アドレス
(例えば「01」)とを合成して端末アドレス「1001」を
形成する。ステップS4では形成した端末アドレス「100
1」をメモリ62に登録し、以後はこの端末装置は自己の
端末アドレスを「1001」として動作する。
第7図は、実施例のホームバスシステムの接続図であ
る。第7図において、ホームバス20はホームバスコント
ローラ(HBC)70に接続すると共に、図示の如く部屋100
及び部屋101を這って他の部屋に至っている。そして、
このホームバス20上には多くの情報コンセント50が設け
られ、例えば部屋100の情報コンセント50には全てアド
レス「10」が設定され、部屋101の情報コンセント50に
は全てアドレス「20」が設定されている。
る。第7図において、ホームバス20はホームバスコント
ローラ(HBC)70に接続すると共に、図示の如く部屋100
及び部屋101を這って他の部屋に至っている。そして、
このホームバス20上には多くの情報コンセント50が設け
られ、例えば部屋100の情報コンセント50には全てアド
レス「10」が設定され、部屋101の情報コンセント50に
は全てアドレス「20」が設定されている。
このような設定は予めホームバス20の設置工事時に行
なっておけば良く、ユーザは何ら関知する必要がない。
なっておけば良く、ユーザは何ら関知する必要がない。
次に、エアコン82を部屋100に設置した場合は、ユー
ザはエアコン82のプラグ30を最寄りのジャック10に差し
込むだけで良い。これにより、エアコン82は情報コンセ
ント50に接続された時点で、情報コンセント50のアドレ
ス「10」とエアコン82の機器アドレス「01」を合成した
端末アドレス「1001」を形成し、登録する。
ザはエアコン82のプラグ30を最寄りのジャック10に差し
込むだけで良い。これにより、エアコン82は情報コンセ
ント50に接続された時点で、情報コンセント50のアドレ
ス「10」とエアコン82の機器アドレス「01」を合成した
端末アドレス「1001」を形成し、登録する。
次に、温度センサ84を部屋100に設置した場合は、ユ
ーザは温度センサ84のプラグ30を最寄りのジャック10に
差し込むだけで、情報コンセント50のアドレス「10」と
温度センサ84の機器アドレス「10」を合成した端末アド
レス「1010」が形成され、登録される。この端末アドレ
ス「1010」はエアコン82の端末アドレス「1001」とは異
なるからユニークである。
ーザは温度センサ84のプラグ30を最寄りのジャック10に
差し込むだけで、情報コンセント50のアドレス「10」と
温度センサ84の機器アドレス「10」を合成した端末アド
レス「1010」が形成され、登録される。この端末アドレ
ス「1010」はエアコン82の端末アドレス「1001」とは異
なるからユニークである。
次に、エアコン82と部屋101に配置した場合は、ユー
ザはエアコン82のプラグ30を最寄りのジャック10に差し
込むだけで、情報コンセント50のアドレス「20」とエア
コン82の機器アドレス「01」を合成した端末アドレス
「2001」が形成され、登録される。この端末アドレス
「2010」は既登録の端末アドレス「1001」、「1010」と
は異なるからユニークである。
ザはエアコン82のプラグ30を最寄りのジャック10に差し
込むだけで、情報コンセント50のアドレス「20」とエア
コン82の機器アドレス「01」を合成した端末アドレス
「2001」が形成され、登録される。この端末アドレス
「2010」は既登録の端末アドレス「1001」、「1010」と
は異なるからユニークである。
以下、同様にして換気扇81やルームコントローラ83を
任意の時点で配置でき、いつの場合でもユーザは端末ア
ドレスについて全く関知する必要がないばかりか、この
ホームバスシステムはそれぞれユニークな端末アドレス
によって正しく動作する。
任意の時点で配置でき、いつの場合でもユーザは端末ア
ドレスについて全く関知する必要がないばかりか、この
ホームバスシステムはそれぞれユニークな端末アドレス
によって正しく動作する。
なお、上述実施例では部屋番号と情報コンセントのア
ドレスを一致させたがこれに限らない。他の様々なグル
ープ化が可能であることは言うまでもない。
ドレスを一致させたがこれに限らない。他の様々なグル
ープ化が可能であることは言うまでもない。
また、上述実施例のようにして端末アドレスから得ら
れるグループ情報(情報コンセントのアドレス情報)及
び機器情報(機器アドレス)はHBCにとっても極めて有
用である。例えば、HBCは、ユーザからの指示がなくて
も、温度センサ84からの温度データに基づいてエアコン
82を制御するようなシステムを自動的に構築できる。
れるグループ情報(情報コンセントのアドレス情報)及
び機器情報(機器アドレス)はHBCにとっても極めて有
用である。例えば、HBCは、ユーザからの指示がなくて
も、温度センサ84からの温度データに基づいてエアコン
82を制御するようなシステムを自動的に構築できる。
また、ホームバスの設置時に情報コンセントのアドレ
スをHBCに登録しておけば、HBCはホームバスシステム全
体のグループ制御を行なうことができる。
スをHBCに登録しておけば、HBCはホームバスシステム全
体のグループ制御を行なうことができる。
また、エアコンやテレビ等のように1部屋に1台の場
合はよいが、例えば照明のように1部屋に複数の機器ア
ドレスを割り当てても良い。
合はよいが、例えば照明のように1部屋に複数の機器ア
ドレスを割り当てても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の情報コンセントのジャ
ックによれば、端末装置のプラグを挿入するための開口
部を有するジャック本体の前記開口部の内側に、複数の
接触部材を設け、これら複数の接触部材うちの特定のも
のをプラグの挿入方向に分割しておき、ジャック本体に
設けたアドレス設定手段が設定した自己のアドレス情報
を前記分割されている接触部材を介してプラグに伝える
構成としたから、分割した接触部材をジャック固有のア
ドレス設定に利用することができ、従って何らケーブル
線数を増すことなく、予め情報コンセントからアドレス
情報を読み出すことができ、複数の機器を集中又は遠隔
制御するホームバスシステム用のジャックに特に好適で
ある等の優れた効果を奏する。
ックによれば、端末装置のプラグを挿入するための開口
部を有するジャック本体の前記開口部の内側に、複数の
接触部材を設け、これら複数の接触部材うちの特定のも
のをプラグの挿入方向に分割しておき、ジャック本体に
設けたアドレス設定手段が設定した自己のアドレス情報
を前記分割されている接触部材を介してプラグに伝える
構成としたから、分割した接触部材をジャック固有のア
ドレス設定に利用することができ、従って何らケーブル
線数を増すことなく、予め情報コンセントからアドレス
情報を読み出すことができ、複数の機器を集中又は遠隔
制御するホームバスシステム用のジャックに特に好適で
ある等の優れた効果を奏する。
また、前記アドレス設定手段が、前記分割された接触
部材のそれぞれに対応して配設したディップスイッチか
らなるため、個々のディップスイッチはその開閉成状態
に対応してビットの「0」又は「1」を表すことができ
るため、分割された接触部材の数に応じたビット数のア
ドレスが容易に設定でき、また設定の変更も容易である
等の効果を奏する。
部材のそれぞれに対応して配設したディップスイッチか
らなるため、個々のディップスイッチはその開閉成状態
に対応してビットの「0」又は「1」を表すことができ
るため、分割された接触部材の数に応じたビット数のア
ドレスが容易に設定でき、また設定の変更も容易である
等の効果を奏する。
また、本発明の情報コンセントのジャックを有するホ
ームバスシステムは、情報コンセントのジャックとし
て、請求項1に記載の発明のものを適用しているため、
プラグがジャックの前記開口部の一部に挿入され、プラ
グがジャックの前記分割された接触部材の一方の分割接
触部材に電気的に接触されたときに、ジャックのアドレ
ス情報を与えることができ、特に各端末装置についての
アドレス情報が要求されるホームバスシステムにあって
は、ジャックのアドレス情報を自端末装置のアドレス情
報の一部として端末装置ごとにアドレス情報を完成させ
ることができ、また完成したアドレス情報をホームバス
側に与えるにしても、プラグがジャックの開口部の一部
に挿入された状態ではなく、プラグをジャックの開口部
の全部に挿入し、プラグがジャックの分割された接触部
材の他方の分割接触部材に電気的に接触したときに、端
末装置から前記完成された自端末装置のアドレス情報を
ホームバス側に通知することができ、この後に従来のホ
ームバスシステムと同様、完成された自端末装置のアド
レス情報を用いてホームバス側の情報通信を行うことが
でき、従ってユーザにとっては端末アドレスの管理負担
が軽減され、例えばホームバスの設置工事に情報コンセ
ントのアドレスを設定し、機器アドレスは製造者が設定
するようにすれば、端末アドレスを一切ユーザが関知し
なくとも、ホームバスシステムを正しく動作させること
ができる等の優れた効果を奏する。
ームバスシステムは、情報コンセントのジャックとし
て、請求項1に記載の発明のものを適用しているため、
プラグがジャックの前記開口部の一部に挿入され、プラ
グがジャックの前記分割された接触部材の一方の分割接
触部材に電気的に接触されたときに、ジャックのアドレ
ス情報を与えることができ、特に各端末装置についての
アドレス情報が要求されるホームバスシステムにあって
は、ジャックのアドレス情報を自端末装置のアドレス情
報の一部として端末装置ごとにアドレス情報を完成させ
ることができ、また完成したアドレス情報をホームバス
側に与えるにしても、プラグがジャックの開口部の一部
に挿入された状態ではなく、プラグをジャックの開口部
の全部に挿入し、プラグがジャックの分割された接触部
材の他方の分割接触部材に電気的に接触したときに、端
末装置から前記完成された自端末装置のアドレス情報を
ホームバス側に通知することができ、この後に従来のホ
ームバスシステムと同様、完成された自端末装置のアド
レス情報を用いてホームバス側の情報通信を行うことが
でき、従ってユーザにとっては端末アドレスの管理負担
が軽減され、例えばホームバスの設置工事に情報コンセ
ントのアドレスを設定し、機器アドレスは製造者が設定
するようにすれば、端末アドレスを一切ユーザが関知し
なくとも、ホームバスシステムを正しく動作させること
ができる等の優れた効果を奏する。
第1図は、本発明の一実施例の情報コンセント(ツイス
トペアケーブル用8ピンモジュラー形コネクタ)のジャ
ック部分を示す外観斜視図、第2図は、第1図に示した
情報コンセントの電気的接続図、第3図(A)〜(C)
は、第1図に示したジャックにプラグを挿入する際の各
接点の動作を説明する図、第4図は、本発明の一実施例
の端末装置のブロック構成図、第5図は、この実施例の
端末装置と機器アドレスの関係を示す図、第6図は、こ
の実施例の端末装置における端末アドレス形成手順のフ
ローチャート、第7図は、この実施例のホームバスシス
テムの接続図、第8図は、従来の情報コンセント(ツイ
ストペアケーブル用8ピンモジュラー形コネクタ)の一
例を示すジャックの外観斜視図である。 10……ジャック本体 11……開口部 12……アドレス設定手段(例えばディップスイッチ) 13……ストッパ 20……ホームバス(ツイストペアケーブル) 30……プラグ 40……機器ケーブル 50……情報コンセント 61……CPU 62……メモリ 63……ホームバスプロトコルコントローラ(HBPC) 64……受電・給電部 70……ホームバスコントローラ(HBC) 81……換気扇 82……エアコン 83……ルームコントローラ 84……湿度センサ 100,101……部屋 A1〜A6……アドレス接点 D1,D2,d1,d2……制御信号及び電源供給接点 L1〜L6,l1〜l6……情報接点
トペアケーブル用8ピンモジュラー形コネクタ)のジャ
ック部分を示す外観斜視図、第2図は、第1図に示した
情報コンセントの電気的接続図、第3図(A)〜(C)
は、第1図に示したジャックにプラグを挿入する際の各
接点の動作を説明する図、第4図は、本発明の一実施例
の端末装置のブロック構成図、第5図は、この実施例の
端末装置と機器アドレスの関係を示す図、第6図は、こ
の実施例の端末装置における端末アドレス形成手順のフ
ローチャート、第7図は、この実施例のホームバスシス
テムの接続図、第8図は、従来の情報コンセント(ツイ
ストペアケーブル用8ピンモジュラー形コネクタ)の一
例を示すジャックの外観斜視図である。 10……ジャック本体 11……開口部 12……アドレス設定手段(例えばディップスイッチ) 13……ストッパ 20……ホームバス(ツイストペアケーブル) 30……プラグ 40……機器ケーブル 50……情報コンセント 61……CPU 62……メモリ 63……ホームバスプロトコルコントローラ(HBPC) 64……受電・給電部 70……ホームバスコントローラ(HBC) 81……換気扇 82……エアコン 83……ルームコントローラ 84……湿度センサ 100,101……部屋 A1〜A6……アドレス接点 D1,D2,d1,d2……制御信号及び電源供給接点 L1〜L6,l1〜l6……情報接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H01R 23/02 H01R 13/33 H01R 13/70
Claims (3)
- 【請求項1】端末装置のプラグを挿入するための開口部
を有するジャック本体と、前記開口部の内側に複数設け
られ、該複数のうちの特定のものが前記プラグの挿入方
向に分割されている接触部材と、前記ジャック本体に設
けられ、自己のアドレス情報を設定し、該設定した自己
のアドレス情報を前記分割されている接触部材を介して
前記プラグに伝えるアドレス設定手段とを具備すること
を特徴とする情報コンセントのジャック。 - 【請求項2】前記アドレス設定手段は、前記分割された
接触部材のそれぞれに対応して配設したディップスイッ
チからなることを特徴とする請求項1記載の情報コンセ
ントのジャック。 - 【請求項3】複数の端末装置のプラグを情報コンセント
のジャックに挿入することにより、前記複数の端末装置
をホームバスに接続するホームバスシステムにおいて、
前記情報コンセントのジャックとして、請求項1に記載
のものを適用し、前記プラグが前記ジャックの前記開口
部の一部に挿入され、前記プラグが前記ジャックの前記
分割された接触部材の一方の分割接触部材に電気的に接
触されたときに、前記端末装置が前記ジャックのアドレ
ス情報を読み出して、これを自端末装置のアドレス情報
の一部として自端末装置のアドレス情報を完成し、次
に、前記プラグが前記ジャックの前記開口部の全部に挿
入され、前記プラグが前記ジャックの前記分割された接
触部材の他方の分割接触部材に電気的に接触されたとき
に、まず、前記端末装置が完成された前記自端末装置の
アドレス情報を前記ホームバス側に通知し、その後、前
記端末装置が完成された前記自端末装置のアドレス情報
を用いて前記ホームバス側との情報通信を行なうことを
特徴とするホームバスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294731A JP2786010B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 情報コンセントのジャック及び該ジャックを有するホームバスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294731A JP2786010B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 情報コンセントのジャック及び該ジャックを有するホームバスシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167896A JPH04167896A (ja) | 1992-06-15 |
JP2786010B2 true JP2786010B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17811578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2294731A Expired - Lifetime JP2786010B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 情報コンセントのジャック及び該ジャックを有するホームバスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2786010B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2870538B2 (ja) * | 1997-05-14 | 1999-03-17 | 株式会社セガ・エンタープライゼス | データ伝送方法及びこれを用いたゲームシステム |
TW375529B (en) | 1997-05-14 | 1999-12-01 | Sega Corp | Data transmission method and game system using the same |
DE19722115C2 (de) * | 1997-05-27 | 2003-06-18 | Bosch Gmbh Robert | Adressierungsvorrichtung und -verfahren |
CH708503B1 (de) * | 2013-09-02 | 2017-06-15 | Ceconet Ag | Universalanschlussdose zum Abgriff von HF-Multimediasignalen. |
CN114512844B (zh) * | 2022-01-20 | 2024-04-02 | 杭州奔晷新能源科技有限公司 | 一种电源连接器及其自动获取通讯地址的方法和系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191189U (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-04 | ||
JPH02206249A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-16 | Sharp Corp | ホームバスケーブルの検査装置 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2294731A patent/JP2786010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04167896A (ja) | 1992-06-15 |
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