JP2785911B2 - エアクッション型地中レーダーの運行装置 - Google Patents
エアクッション型地中レーダーの運行装置Info
- Publication number
- JP2785911B2 JP2785911B2 JP7264838A JP26483895A JP2785911B2 JP 2785911 B2 JP2785911 B2 JP 2785911B2 JP 7264838 A JP7264838 A JP 7264838A JP 26483895 A JP26483895 A JP 26483895A JP 2785911 B2 JP2785911 B2 JP 2785911B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cushion
- underground radar
- type underground
- underground
- boat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41H—ARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
- F41H11/00—Defence installations; Defence devices
- F41H11/12—Means for clearing land minefields; Systems specially adapted for detection of landmines
- F41H11/16—Self-propelled mine-clearing vehicles; Mine-clearing devices attachable to vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に敷設された埋設
物を探査する為の地中レーダーを搭載したエアクッショ
ン艇を安定して運行する為の装置に関する。
物を探査する為の地中レーダーを搭載したエアクッショ
ン艇を安定して運行する為の装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、地中に敷設された埋設物を探査す
る為の地中レーダーは、車両に搭載したり、特開平６−
３０９４号公報に記載されているようにエアクッション
艇に搭載したりしていた。
る為の地中レーダーは、車両に搭載したり、特開平６−
３０９４号公報に記載されているようにエアクッション
艇に搭載したりしていた。
【０００３】ところで、地中レーダーを車両に搭載した
場合、車輪の圧力により地表が破壊し、地中孔が表面に
表われ、陥没して車両が嵌まり込むことがあった。ま
た、地中レーダーをエアクッション艇に搭載した場合
は、上記の地中孔へ陥没することはないが、探査地域の
傾きにより左右に振れ、地中の状況を探査しない部分が
生じ、完全な探査ができなかった。しかもエアクッショ
ン艇は、従来、水上や砂地での運行を行うものであった
為、探査地域の地面では移動に伴い石をスカートの中に
ためてしまうという問題があった。
場合、車輪の圧力により地表が破壊し、地中孔が表面に
表われ、陥没して車両が嵌まり込むことがあった。ま
た、地中レーダーをエアクッション艇に搭載した場合
は、上記の地中孔へ陥没することはないが、探査地域の
傾きにより左右に振れ、地中の状況を探査しない部分が
生じ、完全な探査ができなかった。しかもエアクッショ
ン艇は、従来、水上や砂地での運行を行うものであった
為、探査地域の地面では移動に伴い石をスカートの中に
ためてしまうという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、地中
埋設物の探査地域に地中孔の陥没危険部があっても地中
の状況を完全に探査でき、また探査地域上での移動にお
いて石がスカートの中に入り込まないようにしたエアク
ッション型地中レーダーの運行装置を提供しようとする
ものである。
埋設物の探査地域に地中孔の陥没危険部があっても地中
の状況を完全に探査でき、また探査地域上での移動にお
いて石がスカートの中に入り込まないようにしたエアク
ッション型地中レーダーの運行装置を提供しようとする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明のエアクッション型地中レーダーの運行装置の１
つは、地中レーダーを搭載したエアクッション艇を、上
下方向に回動し左右方向に拘束されるリンク機構の一端
に対しリンク機構長手方向軸中心線を中心に回転可能に
連結し、リンク機構の他端を不整地車両に対し上下方向
に回転可能に連結し、不整地車両に搭載した圧力空気源
からエアクッション艇への圧力空気供給路をフレキシブ
ルにしたことを特徴とするものである。
本発明のエアクッション型地中レーダーの運行装置の１
つは、地中レーダーを搭載したエアクッション艇を、上
下方向に回動し左右方向に拘束されるリンク機構の一端
に対しリンク機構長手方向軸中心線を中心に回転可能に
連結し、リンク機構の他端を不整地車両に対し上下方向
に回転可能に連結し、不整地車両に搭載した圧力空気源
からエアクッション艇への圧力空気供給路をフレキシブ
ルにしたことを特徴とするものである。
【０００６】本発明のエアクッション型地中レーダーの
運行装置の他の１つは、上記構成のエアクッション型地
中レーダーの運行装置に於いて、エアクッション艇のフ
ィンガースカートの浮上用圧力空気噴出孔近傍に網を張
設したことを特徴とするものである。
運行装置の他の１つは、上記構成のエアクッション型地
中レーダーの運行装置に於いて、エアクッション艇のフ
ィンガースカートの浮上用圧力空気噴出孔近傍に網を張
設したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】上記構成の本発明のエアクッション型地中レー
ダーの運行装置の１つによれば、探査地域に地中孔の陥
没危険部があっても車両が嵌まり込むことなくその真上
をエアクッション艇に搭載された地中レーダーが移動で
き、また探査地域が傾いていても後方の車両によりエア
クッション艇が左右に振れて、即ちリンク長手方向軸中
心線を中心に回転して探査地域の地面と平行になり、そ
の際圧力空気供給路はフレキシブルなので、エアクッシ
ョン艇の動きはスムースで、地中状況は完全に探査で
き、探査していない部分が生ぜず、安全，確実な探査が
できる。
ダーの運行装置の１つによれば、探査地域に地中孔の陥
没危険部があっても車両が嵌まり込むことなくその真上
をエアクッション艇に搭載された地中レーダーが移動で
き、また探査地域が傾いていても後方の車両によりエア
クッション艇が左右に振れて、即ちリンク長手方向軸中
心線を中心に回転して探査地域の地面と平行になり、そ
の際圧力空気供給路はフレキシブルなので、エアクッシ
ョン艇の動きはスムースで、地中状況は完全に探査で
き、探査していない部分が生ぜず、安全，確実な探査が
できる。
【０００８】また上記構成の本発明のエアクッション型
地中レーダーの運行装置の他の１つによれば、上記作用
と同じ作用をする外、エアクッション艇を探査地域を移
動させた際、石がフィンガースカートの浮上用圧力空気
噴出孔近傍に張設した網により排除されてスカート内に
入ることが無いので、スカートが破損することが無い。
地中レーダーの運行装置の他の１つによれば、上記作用
と同じ作用をする外、エアクッション艇を探査地域を移
動させた際、石がフィンガースカートの浮上用圧力空気
噴出孔近傍に張設した網により排除されてスカート内に
入ることが無いので、スカートが破損することが無い。
【０００９】
【実施例】本発明のエアクッション型地中レーダーの運
行装置の１つの一実施例を図によって説明すると、図
１，図２に示すように地中レーダー１を搭載したエアク
ッション艇２を、上下方向に回動し左右方向への動きが
拘束されるリンク３，４から成るリンク機構５の一端、
即ち、リンク４の下端に対しリンク機構５の長手方向軸
中心線を中心に回転可能にブラケット６にて連結し、リ
ンク機構５の他端、即ち、リンク３の後端を不整地車両
７の前端のブラケット８に連結している。不整地車両７
に搭載した圧力源９からエアクッション艇２への圧力空
気供給路１０はフレキシブルにしてある。
行装置の１つの一実施例を図によって説明すると、図
１，図２に示すように地中レーダー１を搭載したエアク
ッション艇２を、上下方向に回動し左右方向への動きが
拘束されるリンク３，４から成るリンク機構５の一端、
即ち、リンク４の下端に対しリンク機構５の長手方向軸
中心線を中心に回転可能にブラケット６にて連結し、リ
ンク機構５の他端、即ち、リンク３の後端を不整地車両
７の前端のブラケット８に連結している。不整地車両７
に搭載した圧力源９からエアクッション艇２への圧力空
気供給路１０はフレキシブルにしてある。
【００１０】図３に示す他の実施例は、上記実施例と同
一構成のエアクッション型地中レーダーの運行装置に於
いて、エアクッション艇２のフィンガースカート１１の
浮上用圧力空気噴出孔１２の近傍に網１３を張設したも
のである。
一構成のエアクッション型地中レーダーの運行装置に於
いて、エアクッション艇２のフィンガースカート１１の
浮上用圧力空気噴出孔１２の近傍に網１３を張設したも
のである。
【００１１】上記各実施例のエアクッション型地中レー
ダーの運行装置は、地中に敷設された埋設物を探査する
際、先ず前側のエアクッション艇２に後方の不整地車両
７に搭載された圧力源９から圧力空気供給路１０を通し
て圧力空気を供給し、フィンガースカート１１内に圧力
空気を噴出し、エアクッション艇２を浮上させる。次に
不整地車両７を運転走行し、前側のエアクッション艇２
を移動すると共に該エアクッション艇２に搭載された地
中レーダー１を作動して、地中に敷設された埋設物Ｍを
探査していく。
ダーの運行装置は、地中に敷設された埋設物を探査する
際、先ず前側のエアクッション艇２に後方の不整地車両
７に搭載された圧力源９から圧力空気供給路１０を通し
て圧力空気を供給し、フィンガースカート１１内に圧力
空気を噴出し、エアクッション艇２を浮上させる。次に
不整地車両７を運転走行し、前側のエアクッション艇２
を移動すると共に該エアクッション艇２に搭載された地
中レーダー１を作動して、地中に敷設された埋設物Ｍを
探査していく。
【００１２】この埋設物Ｍの探査作業に於いて、エアク
ッション艇２と不整地車両７とは上下方向に回動し左右
方向への動きが拘束されるリンク３，４から成るリンク
機構５で接続されているので、不整地車両７の運転走行
によるエアクッション艇２の移動により、エアクッショ
ン艇２が通過する部分の全面積の地中が探査される。ま
た探査地域に地中孔の陥没危険部があってもその部分の
真上をエアクッション艇２に保持された地中レーダー１
が移動でき、しかも探査地域が傾いていても後方の不整
地車両７にリンク機構５にて連結されたエアクッション
艇２がリンク４の下端に対し回転し得るので、探査地域
の地面と平行になり、その際圧力空気供給路１０はフレ
キシブルなので、エアクッション艇２の動きはスムース
で、地中状況は完全に探査でき、探査していない部分が
生ぜず、安全，確実な探査ができる。
ッション艇２と不整地車両７とは上下方向に回動し左右
方向への動きが拘束されるリンク３，４から成るリンク
機構５で接続されているので、不整地車両７の運転走行
によるエアクッション艇２の移動により、エアクッショ
ン艇２が通過する部分の全面積の地中が探査される。ま
た探査地域に地中孔の陥没危険部があってもその部分の
真上をエアクッション艇２に保持された地中レーダー１
が移動でき、しかも探査地域が傾いていても後方の不整
地車両７にリンク機構５にて連結されたエアクッション
艇２がリンク４の下端に対し回転し得るので、探査地域
の地面と平行になり、その際圧力空気供給路１０はフレ
キシブルなので、エアクッション艇２の動きはスムース
で、地中状況は完全に探査でき、探査していない部分が
生ぜず、安全，確実な探査ができる。
【００１３】然して図３に示すエアクッション型地中レ
ーダーの運行装置は、上記のようにエアクッション艇２
を探査地域を移動させて探査作業を行っている際、石が
フィンガースカート１１の浮上用圧力空気噴出孔１２の
近傍に張設した網１３により排除されてフィンガースカ
ート１１内に入ることが無いので、フィンガースカート
１１が破損することが無い。
ーダーの運行装置は、上記のようにエアクッション艇２
を探査地域を移動させて探査作業を行っている際、石が
フィンガースカート１１の浮上用圧力空気噴出孔１２の
近傍に張設した網１３により排除されてフィンガースカ
ート１１内に入ることが無いので、フィンガースカート
１１が破損することが無い。
【００１４】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明のエアク
ッション型地中レーダーの運行装置によれば、埋設物の
探査地域に地中孔の陥没危険部があってもその部分の真
上をエアクッション艇に保持された地中レーダーが移動
でき、しかも探査地域が傾いていてもエアクッション艇
が不整地車両に対し左右方向に回転し得るので、探査地
域の地面と平行となり、従って地中状況を完全に探査で
き、探査していない部分が生ぜず、安全，確実な探査が
できる。
ッション型地中レーダーの運行装置によれば、埋設物の
探査地域に地中孔の陥没危険部があってもその部分の真
上をエアクッション艇に保持された地中レーダーが移動
でき、しかも探査地域が傾いていてもエアクッション艇
が不整地車両に対し左右方向に回転し得るので、探査地
域の地面と平行となり、従って地中状況を完全に探査で
き、探査していない部分が生ぜず、安全，確実な探査が
できる。
【００１５】また、エアクッション艇のフィンガースカ
ートの浮上用圧力空気噴出孔近傍に網を張設したエアク
ッション型地中レーダーの運行装置にあっては、探査地
域を移動させて地中埋設物の探査作業を行っている際、
石が網により排除されてフィンガースカート内に入るこ
とが無いので、スカートが破損することが無い。
ートの浮上用圧力空気噴出孔近傍に網を張設したエアク
ッション型地中レーダーの運行装置にあっては、探査地
域を移動させて地中埋設物の探査作業を行っている際、
石が網により排除されてフィンガースカート内に入るこ
とが無いので、スカートが破損することが無い。
【図１】本発明のエアクッション型地中レーダーの運行
装置の一実施例を示す一部破断側面図である。
装置の一実施例を示す一部破断側面図である。
【図２】図１のエアクッション型地中レーダーの運行装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図３】本発明のエアクッション型地中レーダーの運行
装置の他の実施例を示す一部破断側面図である。
装置の他の実施例を示す一部破断側面図である。
１ 地中レーダー ２ クッション艇 ３，４ リンク ５ リンク機構 ６ ブラケット ７ 不整地車両 ８ ブラケット ９ 圧力源 １０ 圧力空気供給路 １１ フィンガースカート １２ 浮上用圧力空気噴出孔 １３ 網 Ｍ 埋設物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 修一郎 千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山１−17−５ ４ Ａ−301 (72)発明者 飯高 不二男 神奈川県相模原市青葉１−14−４ (72)発明者 宇野 昌嘉 岐阜県各務原市川崎町１番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (72)発明者 加藤 正義 岐阜県各務原市川崎町１番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (72)発明者 亀谷 昭彦 岐阜県各務原市川崎町１番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (72)発明者 中嶋 勝己 岐阜県各務原市川崎町１番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (56)参考文献 特開 平７−134184（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F41H 11/12 F41H 11/16 B60V 3/02 G01V 3/08 G01V 3/12
Claims (2)
- 【請求項１】 地中レーダーを搭載したエアクッション
艇を、上下方向に回動し左右方向に拘束されるリンク機
構の一端に対しリンク機構長手方向軸中心線を中心に回
転可能に連結し、リンク機構の他端を不整地車両に対し
上下方向に回転可能に連結し、不整地車両に搭載した圧
力空気源からエアクッション艇への圧力空気供給路をフ
レキシブルにしたことを特徴とするエアクッション型地
中レーダーの運行装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のエアクッション型地中レ
ーダーの運行装置に於いて、エアクッション艇のフィン
ガースカートの浮上用圧力空気噴出孔近傍に網を張設し
たことを特徴とするエアクッション型地中レーダーの運
行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264838A JP2785911B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | エアクッション型地中レーダーの運行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264838A JP2785911B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | エアクッション型地中レーダーの運行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979799A JPH0979799A (ja) | 1997-03-28 |
| JP2785911B2 true JP2785911B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17408919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264838A Expired - Lifetime JP2785911B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | エアクッション型地中レーダーの運行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2785911B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10215220B4 (de) * | 2002-04-06 | 2006-09-07 | Rheinmetall Landsysteme Gmbh | Minensuch- und Räumsystem für Landminen |
| JP5935108B1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-06-15 | 防衛装備庁長官 | 前方側方同時監視型地中レーダ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0812253B2 (ja) * | 1993-11-09 | 1996-02-07 | 防衛庁技術研究本部長 | 埋設物探知装置 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP7264838A patent/JP2785911B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0979799A (ja) | 1997-03-28 |
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