JP2785876B2 - 芳香族ジチオールの製造方法 - Google Patents

芳香族ジチオールの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、芳香族ジチオールの製造法、さらに詳しく
は、有機溶媒の存在下に、芳香族ジスルホニルクロリド
を還元して芳香族ジチオールを得る方法に関する。
(従来の技術) 芳香族ジチオールは、工業薬品、染料の中間体や高分
子材料の原料として広範な用途を有する非常に有用な化
合物であり、以下のような、芳香族ジスルホニルクロリ
ドの金属/鉱酸還元による製造法が知られている。
亜鉛を用いる例として ソ連特許第499261号 J.Amer.Chem.Soc,73,1097(1951) 錫を用いる例として J.Indian.Chem.Soc.,33,812(1956) J.Pharm,Soc.Japan.,69,403(1949) しかし、これらの方法は、いずれも収率や転化率が低
い、過剰の還元剤を必要とする、高純度の製品が得られ
ない、容積効率が悪いなどの欠点を有しているため工業
的規模で実施するのに適当な方法とはいい難い。先に本
出願人は、芳香族ジスルホニルクロリドから芳香族ジチ
オールを得るに際し、一旦ジスルフィン酸にし、これを
亜鉛/塩酸還元することにより収率よく製造する方法を
特許出願した(特願平1−147513号)。この方法は生成
物の収率の点で優れたものであるが、芳香族スルフィン
酸を反応液から分離しなければならず、操作の繁雑性分
離の際の生成物の損失の点で未だ改良の余地がある。
また、一般に、芳香族ジスルホニルクロリドは、還元
される際、分子間で結合した中間体を生じ、オリゴマー
または高分子となり溶媒に解け難いエマルジョンを形成
する。そのため亜鉛が有効に使われず、鉱酸と反応して
無駄に消費されるばかりでなく、高度に高分子化した中
間体が析出した場合には撹拌が困難となり大量の溶媒の
添加が必要となって、著しく容積効率を減じ、工業的生
産に不利となる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の第一の目的は、収率の高い芳香族ジチオール
類の製造法を提供することであり、第二の目的は、還元
剤の使用量を削減し、容積効率の良い芳香族ジチオール
類の製造法を提供することであり、第三の目的は、純度
の高い、着色の少ない高品質の芳香族ジチオールの製造
法を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記した目的を達成するため鋭意検討
を重ねた結果、微量の鉛および/または鉛化合物の存在
下に亜鉛または錫と鉱酸を用いて芳香族ジルスルホニル
クロリドを還元すれば、前記従来技術の欠点を排除でき
ることを見出し本発明に到達した。本発明の方法を実施
することにより反応液中には高分子化した中間体が生成
せず、また比較的低分子量の化合物を溶解した有機層と
金属が溶解した水層が分離して撹拌抵抗の非常に少ない
反応経路をたどる。その結果、還元反応が大きく促進さ
れ還元効率が著しく向上し、高品質の芳香族ジチオール
が得られる等数々の優れた効果がみられた。
すなわち、本発明は、有機溶媒の存在下に、芳香族ジ
スルホニルクロリドを亜鉛または錫と鉱酸を用いて還元
して芳香族ジチオールを得るに際し、亜鉛または錫に対
して200〜10000ppmの割合の鉛および/または鉛化合物
の存在下に還元反応を行うことを特徴とする芳香族ジチ
オールの製造方法を提供するものである。
本発明で用いられる芳香族ジスルホニルクロリドとし
ては、例えば、一般式(I)または(II): (式中、RはC1〜C5のアルキル基、アルコキシ基、ハ
ロゲン原子または水素原子を、XはO,S,SO2,S2を、nは
1を示す) で表わされる化合物が挙げられる。
これらの具体例としては、4,4′−ビスベンゼンスル
ホニルクロリド、4,4′−ビス(3−メチルベンゼンス
ルホニルクロリド)、3,3′−ビス(4−メトキシベン
ゼンスルホニルクロリド)、4,4′−オキシビスベンゼ
ンスルホニルクロリド、4,4′−オキシビス(3−クロ
ロベンゼンスルホニルクロリド)、4,4′−チオビスベ
ンゼンスルホニルクロリド、2,2′−オキシビス(5−t
ert−ブチルベンゼンスルホニルクロリド)、4,4′−チ
オビス(3−ブロモベンゼスルホニルクロリド)、4,
4′−スルホニルビスベンゼンスルホニルクロリド、4,
4′−ジチオビスベンゼンスルホニルクロリド、4,4′−
ジチオビス(3−メトキシベンゼンスルホニルクロリ
ド)、2,2′−ジチオビス(5−tert−ブチルベンゼン
スルホニルクロリド)などが挙げられ、単離精製したも
のはもちろん、単離することなく該芳香族ジスルホニル
クロリドを含んだ塩素化反応液をそのまま使用すること
もできる。例えば、公知のスルホニルクロリド合成法
(特公昭51−15029号、特公平1−28742号等)による反
応液が使用できる。
本発明の金属/鉱酸による還元では、微量の鉛および
/または鉛化合物の存在下に亜鉛または錫と鉱酸により
実施することを特徴とするが、微量の鉛および/または
鉛化合物は、反応液にあらかじめ添加しておいて、その
後、亜鉛または錫を添加しても良いし、亜鉛または錫に
混入して添加してもよい。また不純物として鉛および/
または鉛化合物を含有する亜鉛または錫を用いてもよ
い。鉛および/または鉛化合物の亜鉛または錫に対する
割合は、200〜10000ppm、好ましくは500〜5000ppm、さ
らに好ましくは1000〜3000ppmである。200ppmより少な
い場合には鉛および/または鉛化合物添加の効果が見ら
れず、また10000ppmより多くてもそれに見合う効果はみ
られない。かえって反応液の毒性を増すこととなり後処
理が困難となるので好ましくない。
鉛化合物としては、塩化鉛、臭化鉛、硝酸鉛、硫酸
鉛、酢酸鉛のような鉛塩や酸化鉛などが用いられる。か
かる鉛および/または鉛化合物の添加により、これらの
不存在下に還元を行った場合に比べて使用される亜鉛ま
たは錫の量を1/2〜1/4に削減できるばかりでなく、鉱酸
の使用量の削減、反応時間の実質的短縮、目的物である
ジチオールの収量の実質的増加をもたらすことができ
る。本反応に使用する鉱酸としては、塩酸、硫酸などが
あるが塩酸が好ましく用いられる。その使用量は理論値
の1.0〜1.8倍、好ましくは1.2〜1.5倍量の範囲である。
本発明の還元反応の溶媒としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、トリクロロベンゼンなどの芳香族炭化水素、二塩化
エチレン、クロロホルム、テトラクロロエチレン、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素などの公知の一般的に用
いられる溶媒が使用できるが、還元反応の中間体である
高分子エマルジョンを可溶化させるためには芳香族炭化
水素、なかでもクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ト
リクロロベンゼンなどの芳香族ハロゲン化炭化水素が好
適に用いられる。
本発明の方法で製造できる芳香族ジチオールとして
は、先の芳香族ジスルホニルクロリドを原料としもの、
即ち4,4′−ビスベンゼンチオール、4,4′−ビス(3−
メチルベンゼンチオール)、3,3′−ビス(4−メトキ
シベンゼンチオール)、4,4′−オキシビスベンゼンチ
オール、4,4′−オキシビス(3−クロロベンゼンチオ
ール)、4,4′−チオビスベンゼンチオール、2,2′−オ
キシビス(5−tert−ブチルベンゼンチオール)、4,
4′−チオビス(3−ブロモベンゼンチオール)、4,4′
−スルホニルビスベンゼンチオール、1,4−ベンゼンジ
チオール、2−メトキシ−1,4−ベンゼジチオール、4
−tertブチル−1,2−ベンゼンジチオールなどが挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
(実施例) つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明す
る。
実施例1 4,4′−チオビスベンゼンスルホニルクロリド76.7g
(0.2モル)を35%塩酸440gおよびモノクロルベンゼン6
0g中に加えた。撹拌しながら金属鉛0.24gを添加し、40
〜80℃で実質的に鉛を含まない亜鉛末125.2g(1.92モ
ル)を4時間かけて添加した。次に80〜90℃で2時間熟
成した後、熱時分液した。モノクロルベンゼン層を7%
の塩酸40gで洗浄した後、減圧蒸留し、純度99.5%の4,
4′−チオビスベンゼンチオール48.6g(収率97.2%)を
得た。
実施例2〜5 種々の芳香族ジスルホニルクロリドを、表−1記載の
条件で実施例1と同様に還元反応、後処理を行って相当
する芳香族ジチオールを得た。結果を併せて表−1に示
す。
実施例6 4,4′−チオビスベンゼンスルホニルクロリド76.7g
(0.2モル)を35%塩酸559g、テトラクロロエチレン100
g中に加えた。撹拌しながら硫酸鉛0.94gを添加し、40〜
80℃で粉末錫256.4g(2.16モル)を4時間かけて添加し
た。その後、80〜90℃で2時間熟成した。実施例1と同
様に後処理を行って4,4′−チオビスベンゼンチオール
を47.2g(収率94.4%)を得た。
比較例1 4,4′−チオビスベンゼンスルホニルクロリド76.7g
(0.2モル)に二塩化エチレン100gと35%塩酸1400gと実
質的に鉛を含まない亜鉛末353.2g(5.4モル)を添加
し、25〜75℃で4時間還元反応を行った。その後2時間
熟成し、反応を終了した。反応液を実施例1と同様にし
て洗浄し、不溶性のタール分を除いた後濃縮した。黄橙
色に着色した純度87.3%の4,4′−チオビスベンゼンチ
オールを37.1gを収率74.1%で得た。
(発明の効果) 以上のごとく本発明によれば芳香族ジスルホニルクロ
リドを微量の鉛および/または鉛化合物の存在下に亜鉛
または錫を用いて還元するというきわめて簡単な操作に
より、これまでにない高収率、高純度で効率よく芳香族
ジチオールを得ることができる。
また、従来の還元法に比べ、金属、鉱酸の使用量を削
減でき金属塩を含む廃水処理量が大幅に低下するほか容
積効率が向上するなどの利点を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 323/65 C07C 323/65 (72)発明者 金田 克哉 兵庫県加古郡播磨町宮西346番地の1 住友精化株式会社内 (56)参考文献 特公 昭40−3975(JP,B1) 特公 昭45−19046(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 321/26,321/30 C07C 323/09,323/20,323/65 C07C 319/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機溶媒の存在下に、芳香族ジスルホニル
    クロリドを亜鉛または錫と鉱酸を用いて還元して芳香族
    ジチオールを得るに際し、亜鉛または錫に対して200〜1
    0000ppmの割合の鉛および/または鉛化合物の存在下に
    還元反応を行うことを特徴とする芳香族ジチオールの製
    造方法。
  2. 【請求項2】鉛化合物が、塩化鉛、臭化鉛、硝酸鉛、硫
    酸鉛、酢酸鉛、酸化鉛から選ばれた少なくとも1種であ
    る請求項(1)記載の方法。
  3. 【請求項3】鉱酸が塩酸である請求項(1)記載の方
    法。
  4. 【請求項4】有機溶媒が芳香族炭化水素である請求項
    (1)記載の方法。
  5. 【請求項5】芳香族炭化水素がモノクロロベンゼン、ジ
    クロロベンゼン、トリクロロベンゼン、ベンゼン、トル
    エン、キシレンから選ばれた少なくとも1種である請求
    項(4)記載の方法。
  6. 【請求項6】有機溶媒がハロゲン化炭化水素である請求
    項(1)記載の方法。
  7. 【請求項7】ハロゲン化炭化水素が、二塩化エチレン、
    クロロホルム、テトラクロロエチレン、四塩化炭素から
    選ばれた少なくとも1種である請求項(6)記載の方
    法。
  8. 【請求項8】芳香族ジスルホニルクロリドが下記一般式
    (I)または(II): (式中、RはC1〜C5のアルキル基、アルコキシ基、ハロ
    ゲン原子または水素原子を、XはO、S、SO2、S2を、
    nは1を示す) で表わされる化合物である請求項(1)記載の方法。
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