JP2785268B2 - 編機のための配色データに基づく制御装置 - Google Patents

編機のための配色データに基づく制御装置

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JP2785268B2
JP2785268B2 JP9059088A JP9059088A JP2785268B2 JP 2785268 B2 JP2785268 B2 JP 2785268B2 JP 9059088 A JP9059088 A JP 9059088A JP 9059088 A JP9059088 A JP 9059088A JP 2785268 B2 JP2785268 B2 JP 2785268B2
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純二 吉川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は編機において配色データに基づき編針の選
択及び配色編糸の選択を制御する制御装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、編機本体の編成区間の外側所要位置に、複数の
配色編糸を格別に控止する編糸控止装置を備え、前記編
機本体上に装置されたキャリジを前記編糸控止装置と対
応するところに摺動させることによって、前記複数の配
色編糸の内今まで使用されていたある配色編糸を休ませ
ると共に選択された他の配色編糸を補捉するように構成
し、キャリジを編糸控止装置側から前記編成区間上に摺
動して編糸控止装置側に戻す一往復摺動を繰返すことに
よって、編成区間内で複数区分に選別される各区分の編
針群毎にそれぞれ各別の配色編糸を供給して2コース以
上の偶数コースを単位とする編成を施すことにより編地
の1段分の編成を為すすべり目編を可能とした編機が提
案されている。
そして、この編機において、前記編針の各区分ごとの
選択及び配色編糸の選択を制御するためには、まず、編
成しようとする編地と対応する模様パターンの各編目対
応部分に着色を施して配色データを作成し、次に、この
配色データを展開して、各1段ごとにその段で使用され
ている複数の配色編糸の選択順序を決定すると共に、各
配色編糸毎に2コース分宛の編成用データを作成し、こ
の編成用データに基づいて編針選択用の電磁石や編糸選
択用の電磁石等を駆動制御していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来装置では、前記配色データの作成及び
その配色データに基づく編成用データの展開作成を作業
者が手作業で行っていたため、それらの作成作業に相当
な熟練を要すると共に、多くの時間がかかるという問題
点があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、編成しようとする配色模様編地に対応する配色デ
ータの作成及びその配色データに基づく編成用データの
展開作成を、熟練を要することなく短時間に行うことが
できる編機のための配色データに基づく制御装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の制御装置に
おいては、編成区間内の前記複数区分の各編針群のため
の各配色編糸に対応する配色データを多段に互って記憶
する配色データ記憶手段と、その配色データ記憶手段が
記憶した各1段の配色データを、それぞれその段に使用
される各配色編糸毎に2コース分宛の編成用データに変
換するデータ変換手段とを備え、そのデータ変換手段に
よって変換された編成用データに基づいて前記編針の各
区分ごとの選択及び配色編糸の選択を制御するようにし
たものである。
[作用] 上記のように構成された制御装置において、各編針群
のための各配色編糸に対応する配色データを入力する
と、その配色データは配色データ記憶手段に順次記憶さ
れる。そして、所定段に互って配色データが記憶された
後、データの変換指示を行うと、データ変換手段により
配色データ記憶手段から配色データが読み出され、各1
段の配色データについて、それぞれその段に使用される
複数の配色編糸の選択順序が決定されると共に、各配色
編糸毎に2コース分宛の編成用データが変換作成され
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
まず、この実施例で使用される編機について述べる
と、第2図に示すように、編機本体1上にはキャリジ2
が摺動可能に装置され、編機本体1内に設けられた選針
装置の作用によって編機本体1上の編成区間の編針が選
針位置と非選針位置とに選択配置された状態でキャリジ
2が摺動されることにより、すべり目編等の編成が行わ
れる。編機本体1の編成区間の左外側所要位置には編糸
控止装置としてのチェンジヤ3が配設され、その前部に
は複数の配色編糸Tを糸口4と共に各別に控止する複数
(実施例では6個)の控止体5が突設されている。
そして、前記チェンジヤ3内に設けられた編糸選択装
置の作用により任意の控止体5が上方の作用位置に選択
配置されると共に、キャリジ2がチェンジヤ3と対応す
るところに摺動されることによって、作用位置の控止体
5とキャリジ2との間で糸口4を含む配色編糸Tの交換
が行われ、今まで使用されていたある配色編糸Tが休ま
せられると共に、選択された他の配色編糸Tが補捉され
る。又、キャリジ2をチェンジヤ3側から前記編成区間
上に摺動してチェンジヤ3側に戻す−往復動摺動を繰返
すことによって、前記選針装置にて編成区間内で複数区
分に選別される各区分の編針群毎にそれぞれ各別の配色
編糸Tが供給されて、2コース以上の偶数コースを単位
とする編成が施され、これにより編地の1段分の編成を
なすすべり目編が行われるようになっている。
なお、前記編機の選針装置は、この出願と同一の出願
人による実開昭62−60280号公報(編機の編針制御装
置)に記載されたものと同一であり、又、チェンジャの
編糸選択装置は、例えば特開昭53−90456号公報(手編
機の編糸控止体作動装置)に記載されたものとほぼ同一
である。
次に、この実施例の制御装置について述べると、第2
図に示すように、制御装置の装置本体6には表示装置と
してのカラーテレビジョン7、外部記憶装置としての磁
気ディスク駆動装置8、出力装置としてのプリンタ9、
及び前記編機本体1がそれぞれ接続解離可能に構成され
ている。第2図及び第3図に示すように、装置本体6の
後部上面にはカートリッジ装着口10が形成され、この装
着口10にはプログラムカートリッジ11が着脱可能に装着
される。
第1図に示すように、前記装置本体6にはデータ変換
手段としての中央処理装置(CPU)12が内蔵されてい
る。又、前記プログラムカートリッジ11には装置全体を
制御プログラムの記憶したプログラムROM13及び配色デ
ータ等を書き込み及び読み出し可能に一時記憶するため
の配色データ記憶手段としてのRAM14が内臓され、プロ
グラムカートリッジ11が装着口10に装着されたとき、プ
ログラムROM13及びRAM14がCPU12に電気的に接続され
る。
又、前記装置本体6には、定形パターンの模様データ
等を記憶した内蔵模様ROM15、表示制御部16及び表示デ
ータ用RAM17が内蔵され、それらがCPU12に電気的に接続
されている。さらに、前記CPU12には磁気ディスク駆動
装置8、プリンタ9及び編機本体1内の編成用データ記
憶装置18が電気的に接続されると共に、前記カラーテレ
ビジョン7が表示制御部16を介して電気的に接続されて
いる。又、編機本体1内において前記編成用データ記憶
装置18には、選針装置の編針選択用電磁石群19及び編糸
選択装置の編糸選択用電磁石群20がそれぞれ電気的に接
続されている。
そして、前記プログラムROM13には各種のプログラム
が記憶されている。そのプログラムは第5図(a)に示
すメインメニューと第5図(b)に示すヘルプメニュー
とに大別され、メインメニューは、すべり模様創作、ソ
ースデータ修正、消去、展開、及びソースデータ化を実
行するための各プログラムから構成されている。ヘルプ
メニューは、模様創作や展開を終了するプログラム、配
色データの入力位置を指定するカーソルCの移動プログ
ラム、糸口設定や配色変換を実行するプログラム等から
構成されている。
又、前記RAM14には第7図に示すように、配色データ
よりなるソースデータを記憶するためのソースデータ領
域21が設けられ、その領域21中には編成しようとする編
地の各編目に対応して前記編糸控止装置としてのチェン
ジャ3の使用糸口番号をそれぞれ記憶する領域21aと、
チェンジャ3の各糸口4に使用される編糸Tの色を糸口
番号と対応して記憶する領域21bとが設けられている。
さらに、RAM14には第8図に示すように、前記ソースデ
ータから変換した編成用データを記憶するための編成用
データ領域22が設けられ、その領域22中には編糸を選択
するデータを糸口番号で記憶する領域22aと、編針を選
択するデータを1が選針、Oが非選針で編成段毎に記憶
する領域22bとが設けられている。
一方、第3図に示すように、前記装置本体6の前部上
面に設けられた入力装置としてのキーボード23上には各
種キーが配列されている。すなわち、キーボード23の左
側部には模様の大きさを表わす編幅方向の目数や段数を
置数したり、配色データの入力に際して前記カラーテレ
ビジョン7の模様表示画面P上においてカーソルCで指
定された枡目Mの位置に配色編糸Tの糸口番号を指定し
て、その枡目Mを配色編糸Tと同一の色に変更させた
り、メニューを選択したりするためのテンキー24、置数
完了の指定等を行うためのステップキー25、及び置数さ
れた数値の取り消し等を行うためのクリアキー26が配列
されている。
前記キーボード23の右側部には、カラーテレビジョン
7の模様表示画面P上において、カーソルCを上下左右
及び対角線方向に移動させるための8個のカーソル移動
キー27が配列されている。又、キーボード23の中央部に
は、表示画面を1つ前の表示状態に戻したり、ヘルプメ
ニューを呼び出したりするためのヘルプキー28、配色デ
ータの入力に際してテンキー23により入力された糸口番
号データを消去すると共に、前記模様表示画面P上の枡
目Mの表示色を画面の地の色に戻すための消去キー29等
が配列されている。
さて、上記のように構成された配色すべり目編のため
の配色データを作成する場合には、装置本体6にカラー
テレビジョン7を接続した状態で、プログラムカートリ
ッジ11をカートリッジ装着口10に差し込み、装置本体6
に電源を投入する。第4図(a)のステップS1(以下、
単に1と表わす、他のステップも同様)で、CPU12は表
示制御部16を介して表示データ用RAM17に必要なデータ
を書き込み、表示制御部16は表示データ用RAM17を参照
して前記カラーテレビジョ7に第5図(a)に示すメイ
ンメニューを表示する。
そこで、すべり模様を創作するために、テンキー24の
操作によってメインメニューの「1」を選択すると、CP
U12はすべり編の2段に使用する配色数の指定を催促す
るために、「配色数の選択、1:3色、2:4色」の表示を行
う(S2〜S4)。これに応答して、テンキー24により
「1」又は「2」を置数すると、CPU12はRAM14に3色す
べり編又4色すべり編のモードを記憶させ、配色数の選
択をしないでステップキー25を操作すると、プログラム
がすべり模様創作以外の他のルーチンに進行する(S5,S
6)。その後、CPU12はこれらから創作する模様の番号を
表示すると同時に、配色データの目数の入力を催促する
ための表示を行う(S7)。これに応答して目数をテンキ
ー24及びステップキー25によって入力すると、CPU12は
入力された目数の表示、創作可能な最大段数の表示及び
段数の入力を催促するための表示を行う(S8,S9)。
段数入力の催促に応答して段数をテンキー24及びステ
ップキー25によって入力すると、CPU12は前記目数及び
最大段数と共に入力された段数を表示させ、かつ入力数
値の確認のため、「いいですか?、1:はい、2:いいえ」
の表示を行う(S10〜S12)。そこで、テンキー24によっ
て「2」を置数すると、前記S7〜S11の動作が繰返さ
れ、「1」を置数すると、次のS13でCPU12は模様表示画
面Pをカラーテレビジョン7に表示させる。
この模様表示画面Pは、第6図(a)に示すように、
先に置数された目数及び段数に応じて区画され、模様の
編幅方向及び段方向に連続する多数の枡目Mよりなる模
様エリアAと、カーソルCと、操作指示メッセージを表
示するための表示部D1と、先に選択された配色数を表示
するための表示部D2と、前記メルプメニューによって予
め指示された糸口番号に対応する編糸Tの色を表示する
ための表示部D3と、前記目数及び段数よりなる座標値を
表示するためのカーソル位置表示部D4とを含んでいる。
そして、前記S13では第6図(a)に例示するように、
表示部D2〜D4にそれぞれ予め指定されたデータが表示さ
れると共に、カーソル位置表示部D4に(1,1)の初期設
定値が表示される。
この状態で、例えば第6図(b)に示すような配色模
様を創作するために、カーソル移動キー27を操作する
と、カーソルCは前記模様エリアA内において移動さ
れ、その移動位置に応じてカーソル位置表示部D4の表示
が変更される(S14〜S16)。そして、カーソルCを所要
の枡目M上に配置した状態で、糸口番号に対応する
「1」〜「6」のテンキー24を選択操作すると、当該枡
目Mが模様表示画面Pの地の色から選択された糸口番号
に相当する表示色に変更されると共に、第7図に示すよ
うにRAM14のソースデータ領域21中の該当部分に糸口番
号が記憶される。又、消去キー29を操作すると、当該枡
目Mの表示色が地の色に戻されると共に、ソースデータ
領域21中の該当部分の糸口番号データが消去される(S1
7〜S24)。そして、前記S14〜S24の動作を繰返すことに
より、第6図(b)に示す配色模様が創作されると共
に、それに対応する配色データが第7図に示すようにソ
ースデータ領域21に記憶される。
その後、ヘルプキー28を操作すると、CPU12は第5図
(b)に示すヘルプメニューをカラーテレビジョン7に
表示させる。そこで、テンキー24の「1」キーを操作す
れば模様の創作を終了することができ、他の「2」〜
「8」のテンキー24を操作すれば、それに対応した他の
ヘルプ機能を実行することができる(S25〜S27)。
このように配色模様を創作した後、前記ソースデータ
領域21に記憶された配色データを実際の編機の編成に適
した編成用データに変換する場合には、前記S1において
第5図(a)に示すメインメニューを再び表示させた状
態で、「4」のテンキー24を選択操作すると、プログラ
ムが第4図(a)のS2を経て第4図(b)のS28,S29へ
と進行する。そして、CPU12は前記ソースデータ領域21
中の展開しようとする配色データの配色数をチェック
し、2段毎に使用される配色数が予め指定された3色又
は4色の配色数をオーバーしている場合にはカラーテレ
ビジョン7にそのオーバーしている段数とエラーメッセ
ージと共に表示する(S29〜S31)。
その後、CPU12はソースデータ領域21から2段にされ
ている糸口番号を呼び出し、その糸口を使用する編成順
序を、例えば第7図に示す2段の配色データ(ソースデ
ータ)において糸口番号順に「1」→「2」→「3」と
設定する(S32,S33)。次に、RAM14内で比較に使用する
ために設けられた第9図(a)〜(f)に示すようなデ
ータ領域31を「0」にし、前記糸口番号の順でソースデ
ータ中から当該糸口番号の目をさがして比較データ領域
31に書き込み、2段分の比較用データを作成してその比
較用データとソースデータとを比較する(S34〜S36)。
そして、比較用データとソースデータとが一致しない場
合には、糸口番号順の他の組み合せがあるか否かを判別
し、他の組み合せが存在するときには、糸口番号順を例
えば「1」→「3」→「2」のように変更し、他の組み
合せが存在しないときには、カラーテレビジョン7にそ
のエラーのある段数をエラーメッセージと共に表示する
(S37〜S39)。このS34〜S39の動作の繰返しにより糸口
の編成順序が決定される。
すなわち、第7図に示す2段のソースデータにおいて
は、糸口番号順を「1」→「2」→「3」に設定した
後、まず糸口番号「1」について、ソースデータの1段
目の当該糸口番号の目をさがしながら、第9図(a)に
示すようにその糸口番号を比較データ領域31の該当部分
に書き込む。次に、糸口番号「2」について、ソースデ
ータの1段目の当該番号の目をさがしながら、第9図
(b)に示すように比較データ領域31の該当部分のデー
タが「0」であれば書き込みを行う。さらに、ソースデ
ータの2段目の糸口番号「2」の目をさがし、第9図
(c)に示すように比較データ領域31の該当部分のデー
タが「0」であれば書き込みを行う。この場合、第9図
(b)の「2段、4目」位置のように、その下の「1
段、4目」位置のデータが「0」であるときには、その
下の位置に書き込みを行う。その後、糸口番号「3」に
ついても、前記糸口番号「2」と同様に、第9図(d)
及び第9図(e)に示すように、比較データ領域31の1
段目及び2段目の順で書き込みを行い、最後に、糸口番
号「1」について、第9図(f)に示すように比較デー
タ領域31の2段目の書き込みを行う。
このように比較データ領域31に2段分の比較データを
作成した後、その比較データとソースデータ領域7のソ
ースデータとを比較する。前述した第9図(f)の比較
用データにおいては、「1段、4目」位置と「2段、4
目」位置とのデータがソースデータと一致しないため、
糸口番号の順序を他の組み合せ、例えば「1」→「3」
→「2」に変更設定し、この状態で前記の書き込みや比
較の動作が再び行われて、糸口の編成順序が決定され
る。
その後、CPU12は第8図に示すようにRAM14中の編成用
データ領域22の編糸選択データ領域22aに、前記の決定
された糸口の編成順序を、例えば「1」→「3」→
「3」→「2」→「2」→「1」のようにキャリジ2の
往復摺動に対応した2コースの編成に展開して記憶させ
る(S40)。そして、第7図に示すソースデータ領域21
における2段の配色データについて前記の処理が終了す
る毎に、次の2段の配色データがセットされてそのデー
タの処理が行われ、このようにしてソースデータ領域21
の配色データの全段にわたって糸口の順序の記憶が行わ
れる。(S41,S42,S32〜S40)。
この状態で、CPU12はソースデータの最初の2段につ
いて糸口の編成順序を読み出し、ソースデータの段と編
成用データ領域22の編針選択データ領域22bの段の初期
化を行うと共に、展開に用いる編針選択データ領域22b
のすべての編目対応位置に非選針を意味する「0」を書
き込む(S43〜S45)。その後、CPU12はソースデータの
2段について、第8図に示す編糸選択データ領域22aの
最初の糸口番号「1」を読み出すと共に、第7図に示す
ソースデータ領域21の「1段、1目」位置のデータを読
み出し、両データを比較して同じである場合には、第8
図に示す編針選択データ領域22b内の対応する位置のデ
ータを「0」から「1」に変換する(S46〜S50)。
このようにして編針選択データ領域22bの1段分の各
目について順次データの書き込みを行って全目数分の処
理が終了すると、データ領域22bの書き込みする段を1
つ繰り上げて「2段目」にすると共に、次の編成順序の
糸口番号「3」を読み出し、ソースデータにおいてチェ
ックする最初の目の位置を「1段、1目」のようにセッ
トし(S51〜S56)内容を読出すソースデータの段をセッ
トする(S56a)。そして、前記S47〜S56aの動作を繰返
すことにより、例えば第7図及び第8図に示すデータ例
では、編針選択データ領域の2段目については糸口番号
「3」とソースデータの1段目のデータとの比較に基づ
き「0」から「1」へのデータの変換を行い、さらに編
針選択データ領域22bの3段目においては、糸口番号
「3」とソースデータの2段目のデータとの比較で、
又、データ領域22bの4,5,6段目においては、糸口番号
「2」,「2」,「1」とソースデータの1段目、2段
目、2段目の各データとの比較で、それぞれ「0」から
「1」へのデータの変換を行う。
その後、CPU12は読み出したソースデータ2段の全て
の目についてのチェックを終了すればソースデータの全
段について展開動作を終了したか否かの判別を行い、全
段の展開動作が終了していない場合には、次の2段の糸
口編成順序を読み出した後に、ソースデータの1段分の
繰り上げを行う(S57〜S60)。そして、前記S46〜S60の
動作を繰返すことにより、第7図のソースデータ領域21
に記憶されたソースデータの全段にわたって、第8図に
示すような編成用データが作成されて展開動作が終了す
る。
その後、第2図から明らかなように、磁気ディスク駆
動装置8と装置本体6との接続を解離して、装置本体6
と編機本体1とを接続し、編機本体1上の操作パネル30
の所定キー等を操作すれば、それに応答して、CPU12はR
AM15の編成用データ領域22から編機本体1の編成用デー
タ記憶装置18に編成用データを転送して記憶させる。従
って、この編成用データを利用して、選針装置の編針選
択用電磁石群19及びチェンジャ3内の編糸選択用電磁石
群20を作動させながらすべり目編の編成を行えば、その
編成される編地に創作模様を具現することができる。
一方、第8図に示すように編成用データに変換した
後、データの修正等のために第7図に示すソースデータ
に戻したい場合には、第4図(a)のS1で第5図(a)
に示すメインメニューを読み出して、「5」のテンキー
24を操作すると、プログラムが第4図(a)のS2及び第
4図(b)のS28を経て第4図(c)のS61,S62へと進行
する。そして、CPU12は配色モードのチェックを行った
後、編成用データ領域22から糸口番号を読み出すと共
に、その糸口番号の編糸で配色される目をサーチし、サ
ーチした目と対応するソースデータ領域21の目に糸口番
号を書き込む。このように、ソースデータ領域21のすべ
ての目について、次の目に順に移行しながら糸口番号デ
ータの書き込みを行い、全目の処理が終了したとき、ソ
ースデータ化の動作が終了する(S63〜S67)。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているた
め、編成しようとする配色模様編地に対応する配色デー
タの作成ほもとより、その配色データに基づいて実際の
編機の編成動作に適した編成用データの展開作成につい
ても、熟練を要することなく短時間に行うことかできる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した制御装置及び編機等の接
続状態を示すブロック図、第2図は制御装置及び編機等
の接続状態を示す斜視図、第3図は制御装置の装置本体
を拡大して示す平面図、第4図(a)〜第4図(c)は
模様創作、展開及びソースデータ化のためのフローチャ
ート、第5図(a)及び第5図(b)はカラーテレビジ
ョンのメニュー表示状態を示す説明図、第6図(a)及
び第6図(b)は模様創作時におけるカラーテレビジョ
ンの表示状態を示す説明図、第7図及び第8図はソース
データ領域及び編成用データ領域のデータ構成を示す説
明図、第9図(a)〜第9図(f)は編成用データの変
換時において糸口の編成順序を決定するための比較デー
タ領域の書き込み方法を順に示す説明図である。 1……編機本体、2……キャリジ、3……編糸控止装置
としてのチェンジャ、6……制御装置の装置本体、12…
…データ変換手段としてのCPU、14……配色データ記憶
手段としてのRAM。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編機本体(1)の編成区間の外側所要位置
    に、複数の配色編糸(T)を格別に控止する編糸控止装
    置(3)を備え、前記編機本体(1)上に装置されたキ
    ャリジ(2)を前記編糸控止装置(3)と対応するとこ
    ろに摺動させることによって、前記複数の配色編糸
    (T)の内今まで使用していたある配色編糸(T)を休
    ませると共に選択された他の配色編糸(T)を補捉する
    ように構成し、キャリジ(2)を編糸控止装置(3)側
    から前記編成区間上に摺動して編糸控止装置(3)側に
    戻す−往復摺動を繰返すことによって、編成区間内で複
    数区分に選別される各区分の編針群毎にそれぞれ各別の
    配色編糸(T)を供給して2コース以上の偶数コースを
    単位とする編成を施すことにより編地の1段分の編成を
    為すすべり目編を可能とした編機に於いて、 前記編成区間内の前記複数区分の各編針群のための各配
    色編糸(T)に対応する配色データを多段に互って記憶
    する配色データ記憶手段(14)と、 その配色データ記憶手段(14)が記憶した各1段の配色
    データを、それぞれその段に使用される各配色編糸毎に
    2コース分宛の編成用データに変換するデータ変換手段
    (12)とを備え、 そのデータ変換手段(12)によって変換された編成用デ
    ータに基づいて前記編針の各区分ごとの選択及び配色編
    糸(T)の選択を制御するようにしたことを特徴とする
    編機のための配色データに基づく制御装置。
JP9059088A 1988-04-13 1988-04-13 編機のための配色データに基づく制御装置 Expired - Lifetime JP2785268B2 (ja)

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