JP2783961B2 - クリーム半田印刷方法及び装置 - Google Patents

クリーム半田印刷方法及び装置

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JP2783961B2 JP5094133A JP9413393A JP2783961B2 JP 2783961 B2 JP2783961 B2 JP 2783961B2 JP 5094133 A JP5094133 A JP 5094133A JP 9413393 A JP9413393 A JP 9413393A JP 2783961 B2 JP2783961 B2 JP 2783961B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上にクリ
ーム半田を印刷する方法及び装置、すなわちクリーム半
田印刷方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板の製造工程を自動化するための
技術として、従来から、プリント基板上へのクリーム半
田印刷という技術が用いられている。プリント基板は、
絶縁基板(例えばガラスエポキシ基板、アルミナ基板)
上に金属(例えば銅)等のパターンをエッチング等の手
法により形成して得られる基板である。クリーム半田
は、加熱により溶融するクリーム状の半田である。クリ
ーム半田印刷は、プリント基板上に形成されたパターン
のうち、部品搭載個所等、半田付けを行いたい個所にク
リーム半田を印刷する手法である。クリーム半田が印刷
されたプリント基板は、所定の工程を経てリフロー炉等
により加熱されこれにより半田付けが行われる。
【0003】クリーム半田をプリント基板上に印刷する
にあたっては、従来から、メタルマスクを用いた半田印
刷用マスクが採用されている。図6には、従来における
半田印刷用マスクの構成が示されている。特に、図6は
斜視図、図7はA−A断面図である。
【0004】メタルマスク10は、0.1〜0.3mm
程度の金属薄板であり、通常、ステンレス等から形成さ
れる。メタルマスク10上には、クリーム半田を印刷す
べき個所に対応して孔12が形成されている。この孔1
2は、例えばエッチング等の化学的工程で形成される。
メタルマスク10は、孔12が形成された後、接着テー
プ14によりシルクスクリーン16に接着固定され、更
にこのシルクスクリーン16は版枠18に固定される。
このようにしてメタルマスク10を版枠18に固定する
ことにより、メタルマスク10の取扱いが容易となる。
すなわち、メタルマスク10は変形しやすい薄板である
ため、これを作業者が直接手等で取り扱うと、クリーム
半田を好適に印刷することができない。版枠18への固
定は、このような不具合を防止すべく、取扱性を向上さ
せている。
【0005】また、図6において符号20で示されてい
るのは、メタルマスク認識マークである。メタルマスク
認識マーク20は、後述するように、プリント基板とメ
タルマスク10との位置合せを行う際に使用される。す
なわち、メタルマスク認識マーク20の位置を画像認識
する一方で、プリント基板側に設けたプリント基板認識
マーク(後述)を画像認識し、両者の位置が一致するよ
う、位置合せを行った上でクリーム半田印刷を実行す
る。
【0006】図8には、一従来例に係るクリーム半田印
刷装置の構成が示されている。この図に示される装置
は、第1及び第2収納部22及び24、マスク用第1及
び第2コンベア26及び28、基板送給コンベア30、
基板搬出コンベア32並びに印刷部34から構成されて
いる。
【0007】第1及び第2収納部22及び24は、いず
れも、半田印刷用マスク保持機構36を所定個数備えて
いる。第1及び第2収納部22及び24は、それぞれ、
図示しない昇降機構を有しており、この昇降機構により
半田印刷用マスク保持機構36のうちいずれかを、マス
ク用第1又は第2コンベア26又は28の端部に位置決
めする。半田印刷用マスク保持機構36は図に示される
ようにコンベア等から構成されており、その上に半田印
刷用マスク38が載置された状態でマスク用第1又は第
2コンベア26又は28の端部に位置決めされると、当
該半田印刷用マスク38をマスク用第1又は第2コンベ
ア26又は28に送給するよう動作する。また、その上
に半田用印刷マスク38が載置されていない状態でマス
ク用第1又は第2コンベア26又は28の端部に位置決
めされると、マスク用第1又は第2コンベア26又は2
8によって移送されてきた半田印刷用マスク38を受容
し、これをその上に保持する。なお、半田印刷用マスク
38は、図6及び図7に示される構成を有している。
【0008】マスク用第1及び第2コンベア26及び2
8は、半田印刷用マスク保持機構36から印刷部34
へ、あるいは印刷部34から半田印刷用マスク保持機構
36へ、半田印刷用マスク38を移送するコンベアであ
る。また、基板送給コンベア30はクリーム半田印刷前
のプリント基板40を印刷部34に送給するコンベアで
あり、基板搬出コンベア32はクリーム半田印刷済みの
プリント基板40を印刷部34から搬出するコンベアで
ある。印刷部34は、これらのコンベアにより送給され
る半田印刷用マスク38及びプリント基板40をそれぞ
れ保持し、両者を位置合せした上で、クリーム半田によ
る印刷を行う。印刷が済んだプリント基板34は、基板
搬出コンベア32により搬出される。
【0009】図9には、この従来例における制御回路の
概略構成が示されている。この図に示される回路は、印
刷制御部42、マスク搬送制御部44及び46並びに基
板搬送制御部48から構成されている。
【0010】印刷制御部42は、この図に示される回路
全体を統括する機能を有している。すなわち、印刷制御
部42は、印刷部34を構成する各機構及び各電子回路
の動作を、外部から与えられる生産情報に基づき制御す
る。ここにいう生産情報とは、クリーム半田を印刷すべ
きプリント基板40の種別、ロット、数量等である。印
刷制御部42は、この生産情報に応じてマスク搬送制御
部44及び46に送給指令又は回収指令を与える。マス
ク搬送制御部44及び46は、この指令に応じて動作
し、半田印刷用マスク38の送給に係る動作を実行す
る。印刷制御部42は、印刷制御部42によりその時点
で発せられる送給終了の通知または図示しないセンサに
より、送給終了を検出する。
【0011】マスク搬送制御部44は、第1収納部22
及びマスク用第1コンベア26を制御する手段である。
マスク搬送制御部44は、印刷制御部42から送給指令
が与えられると、この指令によって指定される仕様の半
田印刷用マスク38を、第1収納部22の対応する半田
印刷用マスク保持機構36から、マスク用第1コンベア
26上に送出させる。具体的には、送給指令に係る半田
印刷用マスク38が載置された半田印刷用マスク保持機
構36を昇降制御によってマスク用第1コンベア26の
端部に位置決めし、その上で半田印刷用マスク保持機構
36を構成するベルトコンベアを駆動する。マスク搬送
制御部44は、更に、マスク用第1コンベア26を駆動
し、当該半田印刷用マスク38を印刷部34へ移送す
る。
【0012】また、マスク搬送制御部44は、印刷制御
部42から回収指令が与えられると、第1収納部22の
半田印刷用マスク保持機構36のうちいずれか空いてい
るものを、マスク用第1コンベア26の端部に位置決め
する。マスク搬送制御部44は、その上でマスク用第1
コンベア26を駆動して、回収すべき半田印刷用マスク
38を位置決めされた半田印刷用マスク保持機構36ま
で移送する。マスク搬送制御部44は、移送された半田
印刷用マスク38を半田印刷用マスク保持機構36上に
回収する。その際、後にこれを送給する際に選択を可能
にするため、回収された半田印刷用マスク38の仕様を
チェックする。
【0013】なお、マスク搬送制御部46も同様の機能
を有している。マスク搬送制御部46の制御対象は、第
2収納部24及びマスク用第2コンベア28である。
【0014】基板搬送制御部48は、印刷部34に対す
るプリント基板40の送給及び搬出を制御する手段であ
る。すなわち、基板搬送制御部48の制御対象は基板送
給コンベア30及び基板搬出コンベア32である。
【0015】図10〜図12には、この従来例における
制御回路各部の動作の流れが示されている。また、図1
3には、印刷部34のより詳細な構成が示されている。
次に、図13を参照しつつ、図10〜図12の流れに沿
って、この従来例の動作について説明する。
【0016】まず、図10には、この従来例における印
刷制御部42の動作の流れが示されている。印刷制御部
42は、外部から生産情報を受け取った上で、必要な半
田印刷用マスク38を送給すべき旨を、マスク搬送制御
部44又は46に指令する(100)。印刷制御部42
は、この送給指令を発した後、当該マスク搬送制御部4
4又は46から送給終了の通知があるまで、あるいは送
給終了がリミットスイッチ等により検出されるまで、待
機する(102)。
【0017】図11には、マスク搬送制御部44及び4
6の動作の流れが示されている。この図に示されるよう
に、マスク搬送制御部44及び46は、印刷制御部42
から送給指令又は回収指令が発せられるまで(104,
106)、待ち状態を採る。前述のステップ100にお
いて印刷制御部42から送給指令が与えられると、マス
ク搬送制御部44又は46は、ステップ108〜114
の動作を実行する。すなわち、マスク搬送制御部44又
は46は、送給指令によって指定される半田印刷用マス
ク38がどの仕様に係るものであるかを判別した上で
(108)、当該仕様に係る半田印刷用マスク38を保
持している半田印刷用マスク保持機構36をマスク用第
1又は第2コンベア26又は28の端部に位置決めする
よう昇降制御を実行する(110)。マスク搬送制御部
44又は46は、その上で、当該半田印刷用マスク保持
機構36を駆動して半田印刷用マスク38をマスク用第
1又は第2コンベア26又は28上に送給すると共に、
マスク用第1又は第2コンベア26又は28を駆動し
て、半田印刷用マスク38を印刷部34まで移送する
(112)。マスク搬送制御部44又は46は、このよ
うな動作が終了した後印刷制御部42に送給修了を通知
し(114)、指令待ち状態に戻る。
【0018】送給終了の通知を受け取ると、あるいは送
給終了を検出すると(102)、印刷制御部42は、ス
テップ116以降の動作を実行する。図13に示される
ように、印刷部34は半田印刷用マスク38を保持する
手段としてレール50及び固定クランプ52を有してい
る。ステップ116においては、印刷制御部42は、印
刷部34に指令を与え、固定クランプ52を駆動して、
半田印刷用マスク38をレール50に押圧固定させる。
固定クランプ52は、半田印刷用マスク38の版枠18
の四隅を押圧するよう設けられており、これにより、メ
タルマスク10の変形等を伴うことなく、当該メタルマ
スク10を間接的に保持することができる。
【0019】次に、印刷制御部42は、メタルマスク1
0の位置及び姿勢を認識する(118)。この認識は、
前述のメタルマスク認識マーク20を用いて実行され
る。印刷部34は、プリント基板40を保持すべく、基
板保持テーブル54を備えており、当該基板保持テーブ
ル54にはカメラ56が上方を向く姿勢で固定されてい
る。印刷制御部42は、図示しない駆動機構に指令を与
え、基板保持テーブル54を図のX及びY方向に駆動さ
せつつ、カメラ56によりメタルマスク認識マーク20
を撮影させる。メタルマスク認識マーク20は、メタル
マスク10の隅部に少なくとも2個所設けられているた
め、カメラ56により得られる画像情報から各メタルマ
スク認識マーク20の中心(重心)を求めることによ
り、メタルマスク10の位置及び姿勢を好適に認識する
ことができる。ステップ118においては、印刷制御部
42はこのような認識に係る演算を実行する。
【0020】このようにしてメタルマスク10の位置及
び姿勢が認識されると、印刷制御部42は、基板保持テ
ーブル54を基板送給コンベア30の終端部30aにセ
ットする(120)。すなわち、印刷部34のX,Y駆
動機構に指令を与え、図13において2点鎖線で示され
る位置に、基板保持テーブル54を移動させる。一方、
基板搬送制御部48は、図12に示されるように、基板
送給コンベア30の終端部30aに基板保持テーブル5
4がセットされたことを検出し(122)、予めステッ
プ124において終端部30aまで送給されているプリ
ント基板40を、基板保持テーブル54に送給させる
(126)。印刷制御部42は、このようにして基板送
給コンベア30から送給されてくるプリント基板40
を、基板保持テーブル54によって保持させる(12
8)。
【0021】このようにして基板保持テーブル54によ
って保持されるプリント基板40には、プリント基板認
識マーク58が少なくとも2個所に設けられている。こ
のマーク58は、プリント基板40の姿勢を認識するた
めのマークである。印刷部34は、そのため、下方を向
いたカメラ60を備えている。印刷制御部42は、プリ
ント基板40が基板保持テーブル54によって保持され
た後、基板保持テーブル54を図中X,Y方向に移動さ
せつつ複数のプリント基板認識マーク58を撮影させ
る。印刷制御部42は、カメラ60により得られるプリ
ント基板認識マーク58の画像情報に基づきその中心
(重心)を算出し、これによりプリント基板40の保持
姿勢を認識する(130)。
【0022】印刷制御部42は、この後、基板保持テー
ブル54をX,Y方向に移動させる。すなわち、ステッ
プ118において認識したメタルマスク10のX,Y方
向の位置及び姿勢と、プリント基板40のX,Y方向の
位置及び姿勢が一致するよう、保持テーブル54をX,
Y方向に移動させる(132)。これにより、図13に
おいて実線で示されるように、プリント基板40がメタ
ルマスク10の直下に位置した状態となる。
【0023】印刷制御部42は、図中破線で示される昇
降装置62を駆動し、プリント基板40の表面がメタル
マスクの下面にほぼ密着するよう、当該プリント基板4
0をZ方向に移動させる(134)。印刷制御部42
は、この状態で、メタルマスク10上にクリーム半田を
吐出させ(136)、更にスキージ64を図中矢印方向
に駆動する(138)。これにより、クリーム半田がプ
リント基板40上に、メタルマスク10上の穿孔パター
ンに応じたパターンで印刷されることとなる。なお、ク
リーム半田を吐出させる機構としては周知のものを用い
ることができる。
【0024】印刷制御部42は、この後、昇降装置62
を駆動してプリント基板40を下降させる(140)。
その際、現在使用している半田印刷用マスク38の交換
の必要が生じているならば(例えば規定枚数印刷したな
らば)、半田印刷用マスク38のクランプを解除する。
印刷制御部42は、クリーム半田の印刷が済んだプリン
ト基板40を基板搬出コンベア32により搬出させるべ
く、基板保持テーブル54を基板搬出コンベア32の始
端部32aにセットさせる(142)。基板搬送制御部
48は、基板搬出コンベア32の始端部32aに基板保
持テーブル54がセットされたことを、印刷制御部42
から供給される情報又は始端部32a近傍に設けられた
センサにより検出し(144)、基板保持テーブル54
上の印刷済みのプリント基板40を基板搬出コンベア3
2によって後工程に搬出させる(146)。基板搬送制
御部48の動作はこの後ステップ124に戻る。
【0025】半田印刷用マスク38を交換する場合、印
刷制御部42は、次に、マスク搬送制御部44又は46
に対し半田印刷用マスク38の回収を指令する(14
8)。この指令、すなわち回収指令を受けたマスク搬送
制御部44又は46は(106)、マスク用第1又は第
2コンベア26又は28を駆動することにより半田印刷
用マスク38を第1又は第2収納部22又は24まで移
送し(150)、半田印刷用マスク保持機構36の昇降
制御により、当該半田印刷用マスク38を空いている半
田印刷用マスク保持機構36上に収納する(152)。
その際、マスク搬送制御部44又は46は、後に送給指
令が発せられた場合に対応する仕様に係る半田印刷用マ
スク38を送給できるよう、回収されてきた半田印刷用
マスク38の仕様を確認する(154)。この後、マス
ク搬送制御部44又は46の動作はステップ104に戻
り、印刷制御部42の動作はステップ100に戻る。交
換の必要がなければ、ステップ148、100、10
2、116及び118を実行せずに、ステップ142か
らステップ120に移行する。
【0026】このように、従来においては、版枠18に
シルクスクリーン16を介してメタルマスク10を取り
付けた構成を有する半田印刷用マスク38を、適宜印刷
部34に送給/回収してクリーム半田の印刷を行うこと
が可能であった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、半田印刷用マスクの取扱性を確保しメタルマ
スクの歪みや変形等を防止するため、メタルマスクが版
枠に固定されていた。このため、半田印刷用マスクを収
納する収納部の体積の増大あるいは収納可能枚数の制限
が生じていた。具体的には、版枠に固定しているため収
納すべき半田印刷用マスクの体積が大きく、このような
大きな体積を有する半田印刷用マスクを多数収納しよう
とすると収納部の体積が大きくなり、逆にある制限され
た体積で収納しようとすると収納可能な枚数が制限され
てしまう。
【0028】また、従来においては、別工程で製造され
た半田印刷用マスクを作業者が収納部にセットする必要
があった。すなわち、メタルマスクの製造工程は前述の
ようなエッチング等の化学的工程であり、一方でクリー
ム半田の印刷工程は顕著な化学的処理を伴わない機械的
な工程であるため、これらの工程を一貫化することは困
難である。従って、半田印刷用マスクの製造とクリーム
半田の印刷は別工程とするのが一般的であった。このよ
うに両工程を別工程とすると、別途作成された半田印刷
用マスクを、作業者が、クリーム半田印刷にあたって収
納部にセットする必要が生じる。この作業を、メタルマ
スクの変形等なしに行うため、版枠が必要であった。
【0029】更に、半田印刷用マスクを製造するにあた
ってメタルマスクをシルクスクリーン、ひいては版枠に
固定する作業が必要であった。この作業は、半田印刷用
マスクの製造に要する時間を長大化させる。従って、ク
リーム半田印刷工程における半田印刷用マスクの交換を
頻繁に行うことは困難であり、その耐久使用が余儀無く
されていた。
【0030】本発明は、このような問題点を課題として
なされたものであり、メタルマスクの歪や変形等の発生
を防止しつつ、収納部のメタルマスク1枚あたり占有体
積を低減させ、クリーム半田印刷工程の自動化をより一
層推進し、更に半田印刷用マスクの耐久使用の必要を無
くすことを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のクリーム半田印刷装置は、薄板状の
金属素材をプレスにより穿孔してメタルマスクを製造す
るプレス装置と、このプレス装置から印刷装置へと製造
されたメタルマスクを薄板状のまま自動搬送するメタル
マスク搬送装置と、搬送されたメタルマスクを薄板状の
まま保持しこのメタルマスクを介してプリント基板上に
クリーム半田を印刷する印刷装置と、を備えることを特
徴とする。
【0032】また、本発明のクリーム半田印刷装置は、
メタルマスク搬送装置が、プレス装置からメタルマスク
を搬出するマスク用第1コンベア機構と、搬出されたメ
タルマスクを選択送給可能に収納する収納機構と、収納
されているメタルマスクを印刷装置に送給するマスク用
第2コンベア機構と、メタルマスク搬送装置に送給すべ
きメタルマスクを収納機構に収納されているメタルマス
クから選択しマスク用第2コンベア機構に送出させる制
御手段と、を備えることを特徴とする。
【0033】更に、本発明のクリーム半田印刷装置は、
印刷装置が、自動搬送されたメタルマスクの一端を薄板
状のまま自動押圧固定する固定クランプ機構と、当該メ
タルマスクの他端を薄板状のまま自動押圧固定する摺動
クランプ機構と、摺動クランプ機構を固定クランプ機構
と逆側に所定張力で引っ張る張力機構と、上記各押圧固
定及び引っ張りの後にメタルマスクを介してプリント基
板上にクリーム半田を印刷する印刷機構と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0034】そして、本発明のクリーム半田印刷方法
は、薄板状の金属素材をプレスにより穿孔してメタルマ
スクを製造する工程と、メタルマスクの製造工程からク
リーム半田の印刷工程へと製造されたメタルマスクを薄
板状のまま自動搬送する工程と、自動搬送されたメタル
マスクの一端を薄板状のまま自動押圧固定し他端を自動
押圧固定しかつ引っ張り、このメタルマスクを介してプ
リント基板上にクリーム半田を印刷する工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0035】
【作用】本発明のクリーム半田印刷方法及び装置におい
ては、まず、プレス装置によりメタルマスクが製造され
る。すなわち、薄板状の金属素材をプレスすることによ
り、当該金属素材が穿孔され、これによりメタルマスク
が製造される。製造されたメタルマスクは、プレス装置
(工程)から印刷装置(工程)へと、薄板状のまま自動
搬送される。搬送されたメタルマスクは、やはり薄板状
のまま保持され、このメタルマスクを介してプリント基
板上にクリーム半田が印刷される。従って、本発明にお
いては、プレスにより製造されたメタルマスクが薄板状
のまま自動搬送され印刷に使用されるため、版枠への固
定に伴う装置体積の増大が生じない。また、作業者がメ
タルマスクを印刷装置に供給する必要がないため、クリ
ーム半田印刷工程の一層の自動化が実現される。このよ
うな自動化が実現されることにより、作業者がメタルマ
スクを手で扱う等の必要がなくなるため、取扱いに起因
して発生するメタルマスクの歪や変形が防止される。更
には、メタルマスクをプレスにより製造しているため、
メタルマスクの製造速度が向上し、クリーム半田印刷に
あたってメタルマスクを耐久使用する必要がなくなる。
【0036】また、本発明においては、メタルマスク搬
送装置がマスク用第1コンベア機構、収納機構、マスク
用第2コンベア機構及び制御手段から構成される。すな
わち、プレスによって製造されたメタルマスクは、マス
ク用第1コンベア機構によって搬出され、収納機構にお
いて選択送給可能に収納される。制御手段は、メタルマ
スク搬送装置に送給すべきメタルマスクを選択し、収納
機構からマスク用第2コンベア機構に送出させる。マス
ク用第2コンベア機構は、このメタルマスクを、印刷工
程又は印刷装置に供給する。上述のように、本発明にお
いてはメタルマスクが薄板状のまま取扱われているた
め、メタルマスク搬送装置、特にその収納機構の小型化
が実現される。また、基板の使用に応じたメタルマスク
を印刷装置に供給可能となる。
【0037】更に、本発明においては、印刷装置が固定
クランプ機構、摺動クランプ機構、張力機構及び印刷機
構から構成される。すなわち、搬送されたメタルマスク
の一端が固定クランプ機構により、他端が摺動クランプ
機構により、それぞれ薄板状のまま自動押圧固定され
る。摺動クランプ機構は、張力機構により固定クランプ
機構と逆側に所定張力で引っ張られる。印刷機構は、こ
のような自動押圧固定及び引っ張りの後に、すなわちメ
タルマスクが歪等が生じないよう保持された後に、この
メタルマスクを介してプリント基板上にクリーム半田を
印刷する。従って、本発明においては、メタルマスクが
版枠に固定されていないにもかかわららず、当該メタル
マスクがクリーム半田印刷時において好適に固定される
こととなる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づき
説明する。なお、図6〜図13に示される従来例と同様
の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0039】図1には、本発明の一実施例に係るクリー
ム半田印刷装置の構成が示されている。この図に示され
る装置は、素材用コンベア66、プレス装置68、マス
ク用第1コンベア70、第1及び第2収納部72及び7
4、マスク用第2コンベア76、マスク用第3コンベア
78、基板送給コンベア30、基板搬出コンベア32並
びに印刷部80から構成されている。
【0040】素材用コンベア66は、金属素材、例えば
0.1〜0.3mm程度の厚さを有するステンレス板8
2を、プレス装置68まで搬送する。プレス装置68
は、本願出願人が先に提案している実願平4−3241
7に開示されているように、クリーム半田印刷に用いる
程度の径を有する孔12を好適に穿孔し得るプレス装置
である。マスク用第1コンベア70は、プレス装置68
によって製造されたメタルマスク、すなわち本願出願人
の先提案に係る技術により好適に製造されたメタルマス
ク10を、第1収納部72に搬送する。
【0041】第1収納部72は、複数の半田印刷用マス
ク保持機構36から構成されている。第1収納部72
は、更に、図示しない昇降駆動機構を備えており、これ
により、必要な保持機構36をマスク用第1コンベア7
0の終端部又はマスク用第2コンベア76の端部に位置
決めする。半田印刷用マスク保持機構36は、このよう
に位置決めされた状態で駆動される。これにより、半田
印刷用マスク保持機構36は、マスク用第1コンベア7
0によって送給されるメタルマスク10を収納し、ある
いはマスク用第2コンベア76にメタルマスク10を送
給しあるいは回収する。
【0042】メタルマスク10は、マスク用第2コンベ
ア76によって印刷部80に搬送される。メタルマスク
10は、印刷部80において、後述する機構により保持
され、クリーム半田の印刷に供される。印刷部80に対
しては、前述の従来例と同様基板送給コンベア30によ
りプリント基板40が送給され、印刷済みのプリント基
板40は基板搬出コンベア32によって後工程に搬出さ
れる。
【0043】第2収納部74及びマスク用第3コンベア
78は、第1収納部72及びマスク用第2コンベア76
と同様の構成を有している。すなわち、必要に応じ、第
1収納部72に収納されているメタルマスク10であっ
ても第2収納部74に収納されているメタルマスク10
であっても選択することができ、選択されたメタルマス
ク10を印刷部80に送給してクリーム半田印刷に供す
ることができる。
【0044】図2には、この実施例における制御回路の
構成が示されている。この実施例の制御回路は、印刷制
御部84、プレス制御部86、マスク搬送制御部44及
び46並びに基板搬送制御部48から構成されている。
【0045】これらのうち基板搬送制御部48は、従来
例と同様、基板送給コンベア30及び基板搬出コンベア
32を、図12に示される流れに沿って制御する。ま
た、マスク搬送制御部44及び46は、それぞれ第1収
納部72及びマスク用第2コンベア76又は第2収納部
74及びマスク用第3コンベア78を制御対象としてい
る他は、従来におけるマスク搬送制御部44及び46と
同様である。すなわち、図11に示される流れに沿って
制御を実行する。
【0046】プレス制御部86は、この実施例において
新たに設けられた素材用コンベア66、プレス装置68
及びマスク用第1コンベア70を制御する手段である。
プレス制御部86は、素材用コンベア66を駆動して必
要な金属素材82をプレス装置68に送給させる。プレ
ス装置68は、プレス制御部86の制御の下プレスを実
行し、これによりメタルマスク10が製造される。製造
されたメタルマスクはマスク用第1コンベア70によっ
て搬出される。プレス制御部86は、その際、印刷制御
部84との間で、必要に応じて状態等の情報を送受信す
る。プレス制御部86は、かかる制御を、前述の生産情
報により実行する。
【0047】印刷制御部84は、印刷部80を制御する
と共に、マスク搬送制御部44及び46に対し送給指令
や回収指令を与え、あるいはこれらの制御部44又は4
6から送給終了の通知を受領する。
【0048】次に、この実施例の動作について図3〜図
5を参照しつつ説明する。特に、図3はこの実施例にお
ける印刷制御部84の動作の流れであり、図4はプレス
制御部86の動作の流れである。図5は、印刷部80の
構成のうち、メタルマスク10を保持するための機構の
構成である。
【0049】この実施例が特徴とするところは、メタル
マスク10を版枠18に固定した状態で取扱うのではな
く、メタルマスク10を薄板状のまま、すなわち変形・
歪が生じやすい状態のまま取り扱うことを可能にしてい
る点である。このような取扱いが可能となっているの
は、本願出願人の先提案に係る技術を利用したプレス装
置68により、すなわちエッチング等の化学的工程を用
いることなくメタルマスク10を製造していること、製
造したメタルマスク10を印刷部80に供給して印刷を
行っていること、従って作業者がメタルマスク10を取
扱う必要をなくしていることにある。
【0050】プレス制御部86は、図4に示されるよう
に、まず金属素材82をプレス装置68に送給すべく、
素材用コンベア66を制御し(156)、その後プレス
装置68を駆動してプレスを実行する(158)。製造
されたメタルマスク10は、プレス制御部86の制御の
下、マスク用第1コンベア70により第1収納部72に
搬出される(160)。プレス制御部86の動作はこの
後ステップ156に戻る。
【0051】印刷制御部84の動作は、押圧クランプの
対象が版枠18を有する半田印刷用マスク38ではなく
メタルマスク10である点で、従来例と相違している。
すなわち、従来におけるステップ116に代え、ステッ
プ162が、印刷制御部84により実行される。
【0052】ステップ162においては、印刷制御部8
4は、マスク用第2コンベア76又はマスク用第3コン
ベア78によって送給されるメタルマスク10の一端
を、固定クランプ88によりクランプさせる。すなわ
ち、印刷部80は、固定クランプ88及び固定台90を
有しており、固定クランプ88によりメタルマスク10
の一端が固定台90に押圧される。
【0053】メタルマスク10の他端は、これと同時
に、摺動クランプ機構92によってクランプされる。摺
動クランプ機構92は、モータ94及びこのモータ94
によって回転駆動される偏心カム96を有している。ス
テップ162においては、印刷制御部84の制御の下固
定クランプ88によりメタルマスク10がクランプされ
る一方で、モータ94が駆動され偏心カム96が回転す
る。すると、モータ94及び偏心カム96と同様固定台
98に軸102により支持されている可動クランプ10
0が、メタルマスク10を押圧クランプする方向に、軸
102を中心として回転駆動される。可動クランプ10
0と固定台98の間には、バネ104が配設されてお
り、可動クランプ100は、このバネ104の付勢力に
逆らって、メタルマスク10をクランプする。
【0054】摺動クランプ機構92は、更に、ガIドレ
ール106上を摺動可能に設けられている。すなわち、
ステップ162においては、上述のようなクランプが実
行された後に、図中右方向に摺動クランプ機構92が引
っ張られる。印刷制御部84は、この引っ張りに係る張
力を張力センサ108により検出し、所定の張力に至っ
た時点で引っ張りを停止し、その張力を保持する。
【0055】このように、本実施例においては、メタル
マスクをクランプすると共にその一端を引っ張ってメタ
ルマスク10の変形や歪が生じないようにしているた
め、メタルマスク10を版枠18に固定せずに取り扱っ
ているにもかかわらず、好適なクリーム半田印刷を実行
することができる。なお、ステップ148においてマス
ク10の回収指令を発する際に、上述の押圧クランプ動
作と逆の手順でマスク10をリリースしていることは説
明するまでもない。
【0056】このように、本実施例によれば、プレス装
置68により金属素材82のプレスによってメタルマス
ク10を製造するようにしているため、メタルマスク1
0の取扱いに起因した歪や変形を考慮する必要がなくな
る。すなわち、プレス装置68において製造したメタル
マスク10を、版枠18等に取り付けずに印刷部80へ
供給することができるため、作業者が収納に係る手作業
を実行する必要がない。更に、版枠18への取付けに係
る製造時間が発生しないため、メタルマスク10を消耗
品として取扱うことが可能となり、クリーム半田印刷工
程においてメタルマスク10を耐久使用する必要がなく
なる。この結果、図5に示されるような比較的簡素な機
構により、メタルマスク10を保持してクリーム半田を
印刷することができる。
【0057】更に、このメタルマスク10の保持機構
は、メタルマスク10の両端をクランプすると共に一端
を引っ張って固定するようにしているため、歪や変形を
伴うことなく、メタルマスク10を半田印刷に使用する
ことができる。
【0058】更に、プレス装置68として、本願出願人
の先提案に係るプレス装置を用いているため、クリーム
半田印刷に適した形状の孔12を形成することが可能と
なる。
【0059】なお、本発明は、以上説明した構成への限
定を要するものではない。例えば図2に示される制御回
路の構成や、各フローチャートに示される制御手順に限
定を要するものではない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクリーム
半田印刷方法及び装置によれば、薄板状の金属素材をプ
レスすることによりメタルマスクを製造し、製造された
メタルマスクを薄板状のまま取扱ってクリーム半田印刷
を実行するようにしたため、メタルマスクを版枠に固定
した状態で取扱うことに起因した問題点を解決できる。
すなわち、クリーム半田印刷に供給するマスクを収納す
る収納部の体積を低減しあるいは収納可能枚数を増大さ
せることが可能になり、版枠へのメタルマスク取り付け
作業を排除して製造を迅速化することができ、クリーム
半田印刷工程におけるマスクの耐久使用を排除して消耗
品として使用することが可能となる。
【0061】また、本発明によれば、メタルマスクを搬
送する際に一旦収納機構に収納するようにしたため、必
要なメタルマスクのみを選択してクリーム半田印刷に使
用することが可能となる。また、この収納機構は小型に
実現することができ、あるいはその収納可能枚数を多く
することができる。
【0062】そして、本発明によれば、メタルマスクの
両端を薄板状のまま押圧固定すると共に、その一端を引
っ張るようにしたため、メタルマスクを版枠に固定して
いないにもかかわらず、メタルマスクに歪や変形を発生
させることなくクリーム半田を印刷することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクリーム半田印刷装置
の構成を示す斜視図である。
【図2】この実施例における制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】この実施例における印刷制御部の流れを示すフ
ローチャートである。
【図4】この実施例におけるプレス制御部の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図5】この実施例の印刷部におけるマスククランプ機
構の構成を示す斜視図である。
【図6】従来例における半田印刷用マスクの構成を示す
斜視図である。
【図7】従来例における半田印刷用マスクの構成を示す
A−A断面図である。
【図8】従来例におけるクリーム半田印刷装置の構成を
示す斜視図である。
【図9】従来例における制御回路の構成を示すブロック
図である。
【図10】従来例における印刷制御部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】実施例及び従来例におけるマスク搬送制御部
の動作を示すフローチャートである。
【図12】実施例及び従来例における基板搬送制御部の
動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】従来例における印刷部の構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 メタルマスク 30 基板送給コンベア 32 基板搬出コンベア 36 半田印刷用マスク保持機構 40 プリント基板 44,46 マスク搬送制御部 66 素材用コンベア 68 プレス装置 70 マスク用第1コンベア 72 第1収納部 74 第2収納部 76 マスク用第2コンベア 78 マスク用第3コンベア 80 印刷部 82 金属素材 84 印刷制御部 86 プレス制御部 88 固定クランプ 90,98 固定台 92 摺動クランプ機構 94 モータ 96 偏心カム 100 可動クランプ 102 軸 104 バネ 106 ガイドレール 108 張力センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 15/36 B41F 15/08 303 H05K 3/12 H05K 3/34 505

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の金属素材をプレスにより穿孔し
    てメタルマスクを製造するプレス装置と、このプレス装置から印刷装置へと 製造されたメタルマス
    クを薄板状のまま自動搬送するメタルマスク搬送装置
    と、 搬送されたメタルマスクを薄板状のまま保持しこのメタ
    ルマスクを介してプリント基板上にクリーム半田を印刷
    する上記印刷装置と、 を備えることを特徴とするクリーム半田印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクリーム半田印刷装置に
    おいて、 メタルマスク搬送装置が、 プレス装置からメタルマスクを搬出するマスク用第1コ
    ンベア機構と、 搬出されたメタルマスクを選択送給可能に収納する収納
    機構と、 収納されているメタルマスクを印刷装置に送給するマス
    ク用第2コンベア機構と、 メタルマスク搬送装置に送給すべきメタルマスクを収納
    機構に収納されているメタルマスクから選択しマスク用
    第2コンベア機構に送出させる制御手段と、 を備えることを特徴とするクリーム半田印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のクリーム半田印刷装置に
    おいて、 印刷装置が、自動 搬送されたメタルマスクの一端を薄板状のまま自動
    押圧固定する固定クランプ機構と、 当該メタルマスクの他端を薄板状のまま自動押圧固定す
    る摺動クランプ機構と、 摺動クランプ機構を固定クランプ機構と逆側に所定張力
    で引っ張る張力機構と、 上記各押圧固定及び引っ張りの後にメタルマスクを介し
    てプリント基板上にクリーム半田を印刷する印刷機構
    と、 を備えることを特徴とするクリーム半田印刷装置。
  4. 【請求項4】 薄板状の金属素材をプレスにより穿孔し
    てメタルマスクを製造する工程と、メタルマスクの製造工程からクリーム半田の印刷工程へ
    製造されたメタルマスクを薄板状のまま自動搬送する
    工程と、自動 搬送されたメタルマスクの一端を薄板状のまま自動
    押圧固定し他端を自動押圧固定しかつ引っ張り、このメ
    タルマスクを介してプリント基板上にクリーム半田を印
    刷する工程と、 を有することを特徴とするクリーム半田印刷方法。
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