JP2783591B2 - ディジタルカラー画像処理方法 - Google Patents

ディジタルカラー画像処理方法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対象画像に含まれるディジタル画像データ
の中から白色に相当する白画像データと該対象画像の平
均値に相当するデータを求め、該対象画像を色処理する
ディジタルカラー画像処理方法に関する。
〔従来の技術〕
撮像素子を有する装置例えばSV(スチルビデオ)装置
からのカラー画像信号はデジタル化され、メモリに取り
込んだ後に例えばマスキング処理等の信号処理してその
ままカラープリントをしていた。または、デジタル化さ
れる前にAGCやホワイトバランス制御回路によってデジ
タル化されるレベルを調整して取り込まれていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら前述の装置からのカラー画像信号はかか
る装置の製造メーカーや機種によりカラーバランスの取
り方及び録画レベル(明るさ)が異なっているので、単
にカラー画像信号をメモリに取り込んで、カラーモニタ
ーに表示したり、信号処理してカラープリントしたりす
ると、カラーバランスがズレて青ぽくなったり赤ぽくな
ったり、または暗かったりするという問題があった。
本発明はかかる問題を解決し、対象画像に応じた色処
理を行い良好な色再現を実現することができるディジタ
ルカラー画像処理方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するために、以下に構成要
件を有することを特徴とする。
本願第1の発明は、対象画像に含まれるディジタル画
像データの中から白色に相当する白画像データと該対象
画像の平均値に相当するデータを求め、前記白色に相当
する白画像データと前記平均値に相当するデータに基づ
き前記対象画像に対応する色処理パラメータを設定し、
前記設定された色処理パラメータに基づき、前記対象画
像を色処理することを特徴とする。
本願第2の発明は、対象画像に含まれるディジタル画
像データの中から白色に相当する白画像データと該対象
画像の平均値に相当するデータを求め、前記白色に相当
する白画像データおよび前記平均値に相当するデータを
各々に対応する所定値と比較し、前記比較結果に基づ
き、前記白色に相当する白色像データと前記平均値に相
当するデータに応じた前記対象画像に対応する色処理パ
ラメータを設定し、前記設定された色処理パラメータに
基づき、前記対象画像を色処理することを特徴とする。
〔実施例〕
以下説明する本発明の実施例によればSVカメラまたは
SVフロツピーからメモリに取込まれたRGB画像信号の平
均値と白レベルと思われる最大RGB値を求め平均値と最
大RGB値を使って画像データを補正するようにした方法
を用いた装置が開示されるが、本発明はかかる実施例に
限定されるものではなく、他の種々の方法に適用するこ
とが出来る。
第1図は、本発明の一実施例の構成を示す回路ブロツ
ク図である。SVカメラまたは例えばY信号と色差信号で
入力されるSVフロツピーからの画像信号はアナログデコ
ーダー1にはいる。ここでRGBのアナログ信号への変換
とAGCによるアナログ信号のレベルの補正を行う。次にA
/Dコンバータ2でデジタル化される。次いで一画面分の
記憶容量を有するメモリ3または8にとりこまれる。CP
U7はメモリー内の画像データからN点(1≦N≦全画素
数)を取り込みながらデータを処理しCPU7が最適な補正
テーブルをROM13から選択または作成して補正テーブル
4または9に設定する。選択して設定する場合補正テー
ブル4には第3図の〜の曲線から1本、補正テーブ
ル9には第2図の〜の中から1本選んで設定する。
次にメモリー内の画像データを使って補正テーブルを選
択する方法について述べる。第4図はかかる処理の過程
を示すフローチヤートである。まずメモリ内の画像デー
タNコをCPU7に順次取り込む(第4図1)。次いでRGB
の信号値Ri,Gi,Bi(i番目の画素データで1≦i≦N)
の中で信号値が飽和していない(et.8ビツトの時255で
ないこと)画素データをとり出し、その中でmin(Ri,G
i,Bi):Ri,Gi,Biの最大値がもっとも大きな画素を最大R
GB値のRmax,Gmax,Bmaxとし、1DMAX=1とおく、すべて
飽和してしまった時IDMAX=0とおく。一般に求まったR
max,Gmax,Bmaxはメモリ3又はメモリ8に記憶された一
画面中の白を表わす部分の画素データであると考えられ
る。したがってRmax,Gmax,Bmaxの最大値と最小値の差を
DSAとするとDSA=0であればカラーバランス(ホライト
バランス)がとれていることになるが、DSA≠0時は、D
SA=0になるような補正が必要である。尚Rmax,Gmax,Bm
axは必ずしもmin(Ri,Gi,Bi)が最大の画素でなくても
よく、例えば最大から2番目或いは3番目の画素でもよ
い。又例えば最大10画素の平均値をとってもよい。次に
第4図7においてNコの画像データ即ち一画面分全ての
画素データの平均値AVER,AVEG,AVEBを求め平均値の最大
と最小の差をSAとする。SA=0であれば前述の一画面分
中の平均濃度が無彩色になりある程度カラーバランスが
とれていることを表わしている。これは透過フイルムを
銀塩プリントする時に用いられるエバンスの定理をSVか
らの画像信号に応用したものである。SA≠0でなければ
カラーバランスがズレているのでSA=0にするような補
正が必要である。
次に補正テーブルを選択する条件部を第4図14〜19を
用いて説明する(第4図つづき)。C1,C2,C3,C4はあら
かじめ定めた定数である。基本的な考え方は平均値の差
SA及び最大RGB値の差DSAがある値C1,C3,C4よりも小さい
SV画像のみをカラーバランス補正の対象としかつ平均値
の最大値AVEMAXがある値C2よりも暗い画像に対しては明
るくなる補正もいっしょに行おうという考え方である。
さらに明るさの補正は平均値で補正し更にカラーバラン
スは最大RGB値を平均値より優先させて補正を行うよう
にしたものである。第4図14は、SA,DSAともにバランス
のズレがある値C1,C3の範囲内で、平均値の最大値AVEMA
XがC2より大きく明るい画像でかつ最大RGB値が飽和して
いない場合に最大RGB値を用いてカラーバランスのみ補
正する。尚、γRGはガンマ値で第2図の傾きを
あらわす。次いで第4図15は14の中で平均値の最大値AV
EMAXがC2より小さくC5より大きい場合であり、ある程度
暗い画像であり明るくする補正として平均値を使い、カ
ラーバランス補正は14に示すステツプと同じである。次
に16,17は最大RGB値の差DSAが少し大きかった場合を判
別するものであり、最大RGB値が一画面中の白部分から
少しズレた画素をひろった可能性があるのでカラーバラ
ンスは最大RGB値と平均値を併用して補正する。18,19は
DSAの値がさらに大きかった場合であり平均値がカラー
バランスの補正を行うようにしている。そして14〜19の
条件にかからなかった画像にはなにも補正をしないよう
にしてあり、γ=γ=γ=1となる。前述した様
にγRGは第2図の傾きを表わしており、〜
のうち近い傾きをRGBそれぞれ選択し補正テーブル9に
設定される。〜のいずれかのガンマ補正曲線に対応
して第3図のテーブルも選択され補正テーブル4に設定
される。以上のようにして補正テーブル4と9が設定さ
れる。
次に補正テーブルが設定されたあとの処理について説
明する。
補正テーブル4が設定されるとメモリ3のSV画像は補
正テーブル4でデガンマ処理(与えられた画像信号を2.
2乗する)と濃度変換(対数変換)処理がカラーバラン
ス明るさ補正も含め同時に行われ次のマスキング処理で
色のにごり取り及び下色除去等の処理が行われYMCBk
(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラツク)の信号が得
られてプリンター6に出力される。プリンター6は電子
写真方式でも、インクジエツト方式でも熱転写方式でも
よい。また、補正テーブル9が設定されるとメモリ9の
画像データは補正テーブル9によりカラーバランス及び
明るさ補正を行いD/Aコンバータ10でアナログ信号にな
りアナログエンコーダ11でモニター用のY、色差信号に
変換されカラーモニタ12で表示される。
〔他の実施例〕
第1図に示す実施例においてはテーブル4、9に書き
込むべきガンマ補正曲線を第2図、第3図の補正テーブ
ル〜の中から1つ選択したがかかるガンマ補正曲線
はCPU7でγRGの値から作成してもよいし、また
選択するテーブルの数を必要に応じて増減させてもよ
い。また明るさの補正を画面全体の平均値を使って補正
したが最大RGB値を使うことも考えられるしこれらの両
方を組合せることも考えられる。またカラーバランスの
補正の仕方も最大RGB値を優先させたが、優先のさせ方
をかえることも考えられる。また第5図に示すように補
正テーブル20をメモリの前段に設けて一旦かかる補正テ
ーブルをγ=γ=γ=1のテーブルに設定し、メ
モリ3に画像信号を取り込んでカラーバランス及び明る
さを第4図の処理で調べ求めたγRGから補正テ
ーブル20に設定し、さらにもう一度SVカメラまたはSVフ
ロツピーからメモリ3、8へ画像をとり込み補正テーブ
ル20によりカラーバランス及び明るさ補正された画像が
メモリに取り込まれるようにしてもよい。また、明るさ
が暗いものだけを明るくする処理をしているが、明るす
ぎるものを正常な明るさにもどすような補正の仕方を付
加することも可能である。
以上説明したように本実施例に依ればメモリに取り込
まれた画像信号をサンプリングして演算することにより
カラーバランス及び明るさを補正するテーブルを選択ま
たは作成することにより、スチルビデオカメラのメーカ
ーによる違いや機種の違いで発生するカラーバランスの
ズレや録画レベル(明るさ)の違いを補正することがで
き、自然な好ましい画像を得る効果がある。
以上の説明においてはスチルビデオカメラで撮影され
た画像を補正する例を示したが本発明はこれに限らず、
他のカラー画像信号例えばフイルムスキヤナーによって
フイルムの画像を光電変換し、得られたカラー画像信号
にも適用することが出来る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば対象画像に応じた色処
理を行い良好な色再現を実現することができる。
本願第1の発明によれば、対象画像に含まれる白色に
相当する白画像データと該対象画像の平均値に相当する
データという性質の異なる複数のデータに応じた色処理
を行うので、様々な特徴を有する画像に対して良好な色
再現を実現することができる。
さらに、本願第2の発明によれば、対象画像に含まれ
る白色に相当する白画像データおよび該対象画像の平均
値に相当するデータを各々に対応する所定値と比較する
ので、色処理において該対象画像における各データの重
要性を判断することができる。したがって、該対象画像
において重要なデータに応じた色再現を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロツク
図、 第2図,第3図はROM13に予め書き込まれる補正テーブ
ルの内容、 第4図は本発明の一実施例のフローチヤート、 第5図は本発明の他の実施例の回路構成を示すブロツク
図である。 1……アナログデコーダ、2……A/Dコンバータ、 3……メモリ、4……補正テーブル、 5……マスキング処理、6……プリンター、 7……CPU、8……メモリ、 9……補正テーブル、10……D/Aコンバータ、 11……アナログエンコーダ、12……カラーモニタ、 13……ROM、14〜19……条件部、 20……補正テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/79 - 9/797 H04N 9/73 H04N 1/46 H04N 1/56 - 1/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象画像に含まれるディジタル画像データ
    の中から白色に相当する白画像データと該対象画像の平
    均値に相当するデータを求め、 前記白色に相当する白画像データと前記平均値に相当す
    るデータに基づき前記対象画像に対応する色処理パラメ
    ータを設定し、 前記設定された色処理パラメータに基づき、前記対象画
    像を色処理することを特徴とするディジタルカラー画像
    処理方法。
  2. 【請求項2】前記色処理はカラーバランス及び、もしく
    は、明るさを補正することを特徴とする請求項1記載の
    ディジタルカラー画像処理方法。
  3. 【請求項3】対象画像に含まれるディジタル画像データ
    の中から白色に相当する白画像データと該対象画像の平
    均値に相当するデータを求め、 前記白色に相当する白画像データおよび前記平均値に相
    当するデータを各々に対応する所定値と比較し、 前記比較結果に基づき、前記白色に相当する白画像デー
    タと前記平均値に相当するデータに応じた前記対象画像
    に対応する色処理パラメータを設定し、 前記設定された色処理パラメータに基づき、前記対象画
    像を色処理することを特徴とするディジタルカラー画像
    処理方法。
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