JP2783372B2 - ロータリーコンプレッサ - Google Patents

ロータリーコンプレッサ

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JP2783372B2
JP2783372B2 JP3318929A JP31892991A JP2783372B2 JP 2783372 B2 JP2783372 B2 JP 2783372B2 JP 3318929 A JP3318929 A JP 3318929A JP 31892991 A JP31892991 A JP 31892991A JP 2783372 B2 JP2783372 B2 JP 2783372B2
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JP
Japan
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rotary compressor
filter
trap
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precooler
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秀俊 西原
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Matsushita Refrigeration Co
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用冷蔵庫や空調機
器等に用いられるロータリーコンプレッサの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用冷蔵庫や空調機器は、市場
での期待寿命が長くなってきており、ロータリーコンプ
レッサを含んだ冷凍システムの信頼性の向上は、重要な
課題となってきている。
【0003】以下、図面を参照しながら上述したロータ
リーコンプレッサの一例について説明を行う。
【0004】図8は実開昭59−196589号公報に
示されている従来のロータリコンプレッサの断面図であ
る。図8において、1は圧縮要素、2は圧縮要素1を駆
動するモータである。3は密閉容器で圧縮要素1及びモ
ータ2が固定されている。4は吐出マフラで圧縮要素1
に固定され、吐出バルブ5を覆っている。6は吐出管で
密閉容器3に固定され、システムの高圧側(図示せず)
へと連通している。8は吸入管で圧縮要素1に固定され
るとともに、システムの低圧側(図示せず)に連通して
いる。10は吸入管フィルタで、吸入管8内に固定され
ている。12はプリクーラで一端が吐出マフラ4に連通
し、密閉容器3の外を通って他端が密閉容器3内に連通
している。15は密閉容器3内に貯留されたオイルで、
圧縮要素1の潤滑を仕る。
【0005】以上のように構成されたロータリーコンプ
レッサにおいて、圧縮要素1はモータ2によって駆動さ
れ、吸入管8より吸入した冷媒ガスを圧縮する。圧縮さ
れた高温高圧の冷媒ガスは吐出バルブ5から吐出マフラ
4内に吐出され、プリクーラ12を通って直接密閉容器
3の外に導かれ、冷却された後、密閉容器3内に戻る。
冷却された冷媒ガスは、モータ2,圧縮要素1を冷却し
た後、吐出管6からシステムの高圧側(図示せず)へ吐
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、モータ2を構成するペットフィルム等から
オイル15内に抽出したオリゴマが、ミスト状になった
オイルと共に、冷媒によって吐出管6よりシステムに持
ち出され、吸入管フィルタ10を目詰まりさせたり、吐
出バルブ5に付着したりして、ロータリーコンプレッサ
の冷却不良を起こさせるといった問題があった。
【0007】また、プリクーラーの一部に濾材を設けた
ものが従来から知られているが、これは冷媒と潤滑油を
分離することが目的であり、従ってオリゴマを確実に除
去することは期待できないものであった。さらにプリク
ーラーの配管中に直接フィルターを設けることは配管を
複雑にするだけでなく、フィルター容量を十分にとるこ
とができないため、オイル分離器を接続し、その中に濾
材を設けるのが一般的であった。従って、オイル分離器
を必要としない小型冷凍装置においてはこのような構成
を採用することができないものであった。本発明は従来
の課題を解決するもので、配管を複雑にすることなく
記オリゴマがシステムに持ち出されにくくすることを目
的とする。
【0008】この目的を達成するため、本発明のロータ
リーコンプレッサは、プリクーラー配管の外部オリゴ
マを除去するフィルターを設けている。
【0009】すなわち、前記フィルターはプリクーラの
密閉容器内開口部に設けられている。
【0010】また、本発明のロータリーコンプレッサは
密閉容器内面にカップ状のトラップを有し、プリクーラ
の戻り側開口端をトラップの開口部にのぞませた構成と
なっている。
【0011】さらに、トラップは一部または全体が、メ
ッシュ状のフィルタにて形成されている。
【0012】
【作用】本発明のロータリーコンプレッサにおいては、
オイル内に折出したオリゴマは、プリクーラの一部に設
けたフィルタにかかり、システムに持ち出されにくくな
る。
【0013】また、さらにフィルタを密閉容器内開口部
に設けることでフィルタの容量を大きく取ることがで
き、また、プリクーラ配管はフィルタ内蔵の必要が無く
なり、作業性が良くなる。
【0014】そして、フィルター容量を大きく取ること
により目詰まりが少なくなる。
【0015】また、カップ状のトラップの開口部にプリ
クーラの戻り側開口端をのぞませることで、オイル内に
折出したオリゴマは、トラップに滞留し、システムに持
ち出されにくくなる。また、トラップにメッシュを設け
ることで、トラップにフィルタ効果が加わる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、従来例と同一構成の部分には同一符号を
付し、詳細な説明を省く。
【0017】
【0018】
【0019】図に本発明の第の実施例を示す。13
はプリクーラ12の密閉容器内開口部、23はオイル1
5中に析出するオリゴマを除去するフィルタでメッシュ
部24を保持部25によって密閉容器内開口部13に固
定することで構成されている。
【0020】以上の構成において、密閉容器3内にフィ
ルタ23を構成することで、フィルタ23の容量が大き
く取れ、メッシュ部24の目詰まりが起こりにくく、ま
た、プリクーラ12は従来例通りの配管が可能となり、
配管時の作業性が大きく向上する。
【0021】図に本発明の第の実施例を示す。13
はプリクーラ12の密閉容器内開口端、27はフィルタ
でメッシュ部28が密閉容器内開口端13を覆う位置に
あり、保持部29を介して密閉容器3内側に溶着されて
いる。動作は第1の実施例とほぼ同じである。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】図に本発明の第の実施例を示す。40
はカップ状に形成し、密閉容器3内側に固定したトラッ
プで、開口部41を有している。42はプリクーラ12
の戻り側開口端で、開口部41にのぞませてある。以上
の構成において、圧縮された高温高圧の冷媒ガスはプリ
クーラ12を通過中に冷却されるとともに、前記冷媒ガ
スに含まれるオイル中に析出したオリゴマは、冷媒ガス
と共にトラップ40内に吐出され、その内壁に付着す
る。従って密閉容器3から吐出管6を経てシステムの高
圧側(図示せず)に吐出されるオリゴマは非常に少なく
なるとともに、本発明はプリクーラ12の戻り側開口端
42が、密閉容器3内に開放されているため、冷媒ガス
の循環抵抗が少なく、プリクーラ12の冷却効果が損な
われない。図に、本発明の第の実施例を、図に第
の実施例を示す。図において、45はカップ状に形
成し、底部にメッシュ状のフィルタ46を取付けてある
トラップ、図において、トラップ47はメッシュ状の
フィルタにて形成されている。以上の構成において、冷
媒ガスに含まれるオイル中に析出したオリゴマは、冷媒
ガスと共にトラップ45,またはトラップ47内に吐出
され、オイルから分離されるため、システム(図示せ
ず)の高圧側(図示せず)に吐出されるオリゴマは非常
に少なくなる。その他の動作は、図に示した実施例と
同様である。
【0026】なお、図1〜図に示した実施例は、いず
れも横型のロータリーコンプレッサを用い示したが、縦
型のロータリーコンプレッサにおいても本発明の動作、
効果は同様である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はプリクー
ラの密閉容器開口部にオイル中に析出するオリゴマを除
去するフィルタを設けることで、オリゴマがシステムに
持ち出されにくくなるとともに、フィルタ容量を大きく
取れ、目詰まりが起きにくく、かつ、プリクーラの配管
も容易となる。
【0028】
【0029】また本発明は密閉容器内にカップ状のトラ
ップを有し、プリクーラの戻り側開口端を開口部にのぞ
ませたことでオリゴマはトラップ内に付属し、分離され
ることでシステムに持ち出されにくくなる。
【0030】また、冷媒ガスの循環抵抗が少なく、プリ
クーラの冷却効果が損なわれない。さらに、トラップの
一部、または全体がメッシュ状のフィルタにて形成され
ることで、トラップにフィルタ効果が加わり、オリゴマ
の分離能力が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータリーコンプレッサの第1の
実施例の要部断面図
【図2】本発明によるロータリーコンプレッサの第2の
実施例の要部断面図
【図3】本発明によるロータリーコンプレッサの第3の
実施例の断面図
【図4】本発明によるロータリーコンプレッサの第4の
実施例の要部断面図
【図5】本発明によるロータリーコンプレッサの第5の
実施例の要部断面図
【図6】従来のロータリーコンプレッサの一例の断面図
【符号の説明】
3 密閉容器 12 プリクーラ 13 密閉容器内開口部23,27,46 フィルタ 40,47 トラップ 42 戻り側開口端

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮されたガスを吐出マフラから密閉容
    器外に一旦導き、再び密閉容器内に戻すプリクーラを備
    えるとともに、密閉容器内に貯留されたオイル中に析出
    するオリゴマを除去するフィルタを前記プリクーラの密
    閉容器内開口部に設けたロータリーコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 圧縮されたガスを吐出マフラから密閉容
    器外に一旦導き、再び密閉容器内に戻すプリクーラを備
    えるとともに、前記密閉容器内面にカップ状のトラップ
    を有し、前記プリクーラの戻り側開口端を前記トラップ
    の開口部にのぞませたロータリーコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 前記トラップは、一部または全体が、メ
    ッシュ状のフィルタにて形成される請求項記載のロー
    タリーコンプレッサ。
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