JP3443507B2 - スクリュ冷凍機 - Google Patents
スクリュ冷凍機Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/075—Details of compressors or related parts with parallel compressors
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
台の油冷式スクリュ圧縮機を備えたスクリュ冷凍機に関
するものである。
リュ圧縮機を備えたスクリュ冷凍機は公知である。例え
ば特開平6-241590号公報、特開平7-146018号公報に開示
されているスクリュ冷凍機の場合、図7に示すように、
並列配置した2台の油冷式スクリュ圧縮機1a、1bを
備えており、スクリュ圧縮機1a、1bの吸込側には、
図示しない蒸発器からの冷媒ガス等をろ過するフィルタ
2a、2bが設けられている。スクリュ圧縮機1a、1
bの吐出流路3には油分離器4が介設してある。この油
分離器4の内部は、二つの油分離エレメント5により仕
切られて三つの空間が形成されている。スクリュ圧縮機
1a、1bと油分離器4との間の吐出流路3の部分3
a、3bは油分離器4内の両側の空間に直接連通し、気
液分離後の冷媒ガスは中央の空間の上部から凝縮器6に
導かれ、油は中央の空間の下部から油タンク7に導かれ
ている。凝縮器6に導かれた冷媒ガスは、以後、周知の
冷凍サイクルを繰り返す。また、油タンク7に導かれた
油は、油冷却器8、油フィルタ9を経て、スクリュ圧縮
機1a、1b内の給油箇所に、それぞれ電磁弁10a、
10bを経て導かれるようになっている。なお、図7中
の二点鎖線で示す逆止弁11、左下がりの斜線について
は後述する。
凍機では、2台のスクリュ圧縮機1a、1bの内の1台
が休止中で、他の1台だけの運転を可能にするために
は、図7中、矢印Xで示す部分に、二点鎖線で示す逆止
弁11、或はこれと同等の働きをする手段が必ず必要と
なる。ここで、逆止弁11があるものとして、スクリュ
圧縮機1aが運転中で、スクリュ圧縮機1bが休止中の
場合を考える。油分離器4より飛散した油は、凝縮器6
から上記蒸発器等を経てスクリュ圧縮機1a、1bに戻
ってくる。この場合、スクリュ圧縮機1bは休止中であ
っても、図7中の左下がりの斜線で示す部分、即ちスク
リュ圧縮機1bの吸込側から逆止弁11までの部分が油
で充満した状態となる。そして、その後、スクリュ圧縮
機1bを起動すると、その内部に実質的に非圧縮性流体
と見なせる油が充満しているため、液圧縮を起こし、ス
クリュロータ、軸受に過大な力が作用することとなり、
装置の損傷を招来するか、スクリュ圧縮機1bが起動し
ないという問題が生じる。
報、特開平7-146018号公報および特開平1-210756号公報
にも、上述した装置と同様な装置が開示されており、休
止中のスクリュ圧縮機の起動時に上記同様な問題が生じ
る。本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされた
もので、休止中のスクリュ圧縮機が起動された場合で
も、液圧縮を起こさず、この液圧縮による装置の損傷を
防止し、かつスクリュ圧縮機を起動させようとする場合
に起動不能の事態が発生するのを防止することを可能と
したスクリュ冷凍機を提供しようとするものである。
に、第1発明は、並設配置された複数台の油冷式スクリ
ュ圧縮機とこの吐出側に配設された凝縮器との間に、冷
媒と油とを分離して、分離した油を一旦溜め、上記スク
リュ圧縮機のガス圧縮空間部、軸受、軸封部等の給油箇
所に向けて送り出す油分離回収器を備えたスクリュ冷凍
機において、蒸発器から上記油冷式スクリュ圧縮機の各
々への戻り配管部を、蒸発器の出口部に接続した第1配
管と、この第1配管の出口側の端部に接続した管状の共
通ヘッダと、一方の端部が、この共通ヘッダの側部或は
この側部よりも上方の位置にて、この共通ヘッダに接続
し、他方の端部が、上記スクリュ圧縮機のガス入口部に
接続した複数の管からなる第2配管と、上記共通ヘッダ
の下部から少なくとも開閉弁を介して上記第2配管の各
管に延びた複数の管からなる第3配管とから形成した。
閉弁の一次側の部分に絞り機能を有する手段を設けた構
成とした。
面にしたがって説明する。図1〜3は、第1発明に係る
スクリュ冷凍機を示したものである。このスクリュ冷凍
機は、並列配置した2台の油冷式スクリュ圧縮機21
a、21bの他、油分離回収器22、凝縮器23、膨張
弁24および蒸発器25を含む冷媒の閉じた循環流路I
を備え、基本的には周知の冷凍機の冷媒循環サイクルを
繰り返すように形成されている。さらに、詳述すると、
蒸発器25からスクリュ圧縮機21a、21bへの循環
流路Iの一部である戻り配管部31を、蒸発器25の出
口部に接続した第1配管32と、この第1配管32の出
口側の端部に接続した共通ヘッダ33と、一方の端部
が、この共通ヘッダ33の側部にて、この共通ヘッダ3
3に接続し、他方の端部が、スクリュ圧縮機21a、2
1bのガス入口部に接続した複数の管からなる第2配管
34と、共通ヘッダ33の下部から開閉弁35、例えば
電磁式開閉弁を介して第2配管34の各管に延びた複数
の管からなる第3配管36とから形成してある。
々と、油分離回収器22との間には、逆止弁37a、3
7bが介設してある。一方、油分離回収器22の下部の
油溜まり部からは、スクリュ圧縮機21a、21b内の
ガス圧縮空間部、軸受、軸封部等の給油箇所に通じ、油
を循環させるための周知の油供給流路38が延びてい
る。なお、図1中、※印は上記給油箇所に至ることを表
している。また、油分離回収器22は、油分離器と気液
分離された油を溜める油回収器とから構成してもよく、
この場合、油分離器と油回収器との間には両者に連通す
る管が設けられ、油回収器の下部から上記油供給流路3
8が延びることとなる。これらの点については、以下に
示すスクリュ冷凍機の場合でも同様である。
戻り配管部31に共通ヘッダ33を介在させてある。こ
のため、蒸発器25から冷媒ガスとともに流出した油
は、図3に示すように、一旦共通ヘッダ33の下部に溜
まる。そして、例えばスクリュ圧縮機1aが運転中で、
スクリュ圧縮機1bが休止中の場合を考えると、スクリ
ュ圧縮機1bに通じる第3配管36に介設した開閉弁3
5を閉とし、スクリュ圧縮機1aに通じる第3配管36
に介設した開閉弁35を開としておくことにより、共通
ヘッダ33の下部に溜まった油は、常に運転中のスクリ
ュ圧縮機1aに戻され、休止中のスクリュ圧縮機1bに
は流入しない。したがって、その後スクリュ圧縮機1b
を起動した場合にも、このスクリュ圧縮機1bに通じる
第3配管36に介設した開閉弁35を徐々に開くことに
より、液圧縮を起こすことはなく、スクリュロータ、軸
受に過大な力が作用することが防止され、液圧縮に伴う
装置の損傷もなくなり、スクリュ圧縮機1bが起動しな
いという問題も回避される。
示し、図1に示すスクリュ冷凍機とは、開閉弁35の一
次側の部分に新たに絞り機能を有する手段の一例として
オリフィス41を設けた点を除き、他は実質的に同一で
あり、互いに対応する部分には同一番号を付して説明を
省略する。このスクリュ冷凍機について、例えばスクリ
ュ圧縮機1bが休止中で、その後起動させられた場合を
考えると、これに通じる配管部に介設した開閉弁35が
直ちに開いても、オリフィス41により共通ヘッダ33
内の油が大量に開閉弁35が開くと同時にスクリュ圧縮
機1b内に流入するのは防止される。なお、図2、4お
よび5では、共通ヘッダ33の側部に第2配管34を接
続させた例を示したが、本発明はこれに限定するもので
はなく、この側部よりも上方の位置に接続部があればよ
く、例えば図6に示すように共通ヘッダ33の頂部に第
2配管34を接続するようにしてもよく、図6中、他の
部分は上記同様の番号を付してある。また、本発明は、
2台の並列配置した油冷式スクリュ圧縮機21a、21
bを備えたものに限定するものではなく、油冷式スクリ
ュ圧縮機を3台以上並列配置した構成を有するスクリュ
冷凍機も含むものである。
明によれば、並設配置された複数台の油冷式スクリュ圧
縮機とこの吐出側に配設された凝縮器との間に、冷媒と
油とを分離して、分離した油を一旦溜め、上記スクリュ
圧縮機のガス圧縮空間部、軸受、軸封部等の給油箇所に
向けて送り出す油分離回収器を備えたスクリュ冷凍機に
おいて、蒸発器から上記油冷式スクリュ圧縮機の各々へ
の戻り配管部を、蒸発器の出口部に接続した第1配管
と、この第1配管の出口側の端部に接続した管状の共通
ヘッダと、一方の端部が、この共通ヘッダの側部或はこ
の側部よりも上方の位置にて、この共通ヘッダに接続
し、他方の端部が、上記スクリュ圧縮機のガス入口部に
接続した複数の管からなる第2配管と、上記共通ヘッダ
の下部から少なくとも開閉弁を介して上記第2配管の各
管に延びた複数の管からなる第3配管とから形成してあ
る。このため、休止中のスクリュ圧縮機が起動された場
合でも、液圧縮を起こさず、この液圧縮による装置の損
傷を防止し、かつスクリュ圧縮機を起動させようとする
場合に起動不能の事態が発生するのが防止されるという
効果を奏する。
上記開閉弁の一次側の部分に絞り機能を有する手段を設
けた構成としてある。このため、第1発明による効果に
加えて、休止中のスクリュ圧縮機が起動されると同時
に、閉じていた上記開閉弁を直ちに開いても大量の油が
一気にこのスクリュ圧縮機に流入することはなく、液圧
縮、装置の損傷事故、圧縮機の起動不能という事態の発
生の防止が可能になるという効果を奏する。
示す図である。
す斜視図である。
示す図である。
示す図である。
す斜視図である。
を示す図である。
る。
管 33 共通ヘッダ 34 第2配
管 35 開閉弁 36 第3配
管 41 オリフィス
Claims (2)
- 【請求項1】 並設配置された複数台の油冷式スクリュ
圧縮機とこの吐出側に配設された凝縮器との間に、冷媒
と油とを分離して、分離した油を一旦溜め、上記スクリ
ュ圧縮機のガス圧縮空間部、軸受、軸封部等の給油箇所
に向けて送り出す油分離回収器を備えたスクリュ冷凍機
において、蒸発器から上記油冷式スクリュ圧縮機の各々
への戻り配管部を、蒸発器の出口部に接続した第1配管
と、この第1配管の出口側の端部に接続した管状の共通
ヘッダと、一方の端部が、この共通ヘッダの側部或はこ
の側部よりも上方の位置にて、この共通ヘッダに接続
し、他方の端部が、上記スクリュ圧縮機のガス入口部に
接続した複数の管からなる第2配管と、上記共通ヘッダ
の下部から少なくとも開閉弁を介して上記第2配管の各
管に延びた複数の管からなる第3配管とから形成したこ
とを特徴とするスクリュ冷凍機。 - 【請求項2】 上記第3配管の上記開閉弁の一次側の部
分に絞り機能を有する手段を設けたことを特徴とする請
求項1に記載のスクリュ冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29368296A JP3443507B2 (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | スクリュ冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29368296A JP3443507B2 (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | スクリュ冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10141787A JPH10141787A (ja) | 1998-05-29 |
JP3443507B2 true JP3443507B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=17797873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29368296A Expired - Lifetime JP3443507B2 (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | スクリュ冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3443507B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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CN102566456B (zh) * | 2010-12-29 | 2013-08-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 风冷螺杆机组的回油控制方法及装置、风冷螺杆机组 |
CN202101340U (zh) * | 2011-05-24 | 2012-01-04 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 热泵型螺杆式压缩多联中央空调装置 |
JP2015224830A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP29368296A patent/JP3443507B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH10141787A (ja) | 1998-05-29 |
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