JP2783356B2 - トンネル用換気設備における送風機制御方法 - Google Patents
トンネル用換気設備における送風機制御方法Info
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- JP2783356B2 JP2783356B2 JP14293894A JP14293894A JP2783356B2 JP 2783356 B2 JP2783356 B2 JP 2783356B2 JP 14293894 A JP14293894 A JP 14293894A JP 14293894 A JP14293894 A JP 14293894A JP 2783356 B2 JP2783356 B2 JP 2783356B2
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- JP
- Japan
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- amount
- tunnel
- air
- exhaust
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル用換気設備に
おける送風機制御方法に関する。
おける送風機制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル工事において、作業員の健康、
安全確保、施工能率の向上などのため十分な換気を行う
必要があり、トンネルが長大になるに従い、その換気設
備も大きいものになる。
安全確保、施工能率の向上などのため十分な換気を行う
必要があり、トンネルが長大になるに従い、その換気設
備も大きいものになる。
【0003】長大トンネル工事における換気方法は、送
排気併用方式が多く採用されている。そして、排気量を
粉塵センサや温度、湿度、有毒ガス量等の各センサによ
り制御しているものもあるが、送風量を制御しているも
のはなく一定である。
排気併用方式が多く採用されている。そして、排気量を
粉塵センサや温度、湿度、有毒ガス量等の各センサによ
り制御しているものもあるが、送風量を制御しているも
のはなく一定である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排気量をセンサにより
制御し、送風量を一定にしている場合、送風量が無駄に
なることがある。すなわち、排気量より送気量が多くな
っても、空気の流れがトンネル内で循環するだけで、外
には排出されない。
制御し、送風量を一定にしている場合、送風量が無駄に
なることがある。すなわち、排気量より送気量が多くな
っても、空気の流れがトンネル内で循環するだけで、外
には排出されない。
【0005】本発明は、送気量の無駄をなくすトンネル
用換気設備における送風機制御方法を提供することを目
的としている。
用換気設備における送風機制御方法を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるトンネル用
換気設備における送風機制御方法は、排気用送風機の排
気量を測定し、その測定した排気量より小さい送気量を
算出し、その算出した送気量に基づき送気用送風機の回
転数を制御することを特徴としている。
換気設備における送風機制御方法は、排気用送風機の排
気量を測定し、その測定した排気量より小さい送気量を
算出し、その算出した送気量に基づき送気用送風機の回
転数を制御することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明において、送気量は常に排気量より小さ
いので、送気量の無駄がなくなり、消費電力が低減され
る。
いので、送気量の無駄がなくなり、消費電力が低減され
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1には、本発明を実施する装置の一例が
示されている。
示されている。
【0010】トンネルT内には、排気用送風機である排
気ファン1と送気用送風機である送気ファン3とが平行
に設けられている。その排気ファン1の排気ダクト2
は、トンネルTの外部に延ばされ、送気ファン3の送気
ダクト4は,切羽T1側に延ばされている。
気ファン1と送気用送風機である送気ファン3とが平行
に設けられている。その排気ファン1の排気ダクト2
は、トンネルTの外部に延ばされ、送気ファン3の送気
ダクト4は,切羽T1側に延ばされている。
【0011】前記排気ファン1の風量を検出する回転セ
ンサ5が設けられ、送気ファン3に設けられた制御装置
6に接続されている。そして、制御装置6には、送気フ
ァン3の回転センサ7とモータ制御部8とがそれぞれ接
続されている。
ンサ5が設けられ、送気ファン3に設けられた制御装置
6に接続されている。そして、制御装置6には、送気フ
ァン3の回転センサ7とモータ制御部8とがそれぞれ接
続されている。
【0012】次に、図2をも参照して制御の態様を説明
する。
する。
【0013】制御装置6は排気ファン1の回転センサ5
からの信号に基づき、排気量Qeを測定する(ステップ
S1)。次いで、送気量Qbを排気量Qe×α(ただし
αはD<α<1の設定値)として算出する(ステップS
2)。そして、送風量Qbとなるような、送気ファン回
転数を算出する(ステップS3)。次にモータ制御部8
に制御信号を出力し、ステップS3で算出された送気フ
ァン回転数をセットして(ステップS4)、リターンす
る。
からの信号に基づき、排気量Qeを測定する(ステップ
S1)。次いで、送気量Qbを排気量Qe×α(ただし
αはD<α<1の設定値)として算出する(ステップS
2)。そして、送風量Qbとなるような、送気ファン回
転数を算出する(ステップS3)。次にモータ制御部8
に制御信号を出力し、ステップS3で算出された送気フ
ァン回転数をセットして(ステップS4)、リターンす
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
気量が変化しても、送気量を常に排気量より少なくなる
ように制御し、送気量の無駄をなくして消費電力を低減
することができる。
気量が変化しても、送気量を常に排気量より少なくなる
ように制御し、送気量の無駄をなくして消費電力を低減
することができる。
【図1】本発明を実施する装置の一例を示す全体構成
図。
図。
【図2】制御態様を説明する制御フローチャート図。
Qe・・・排気量 Qb・・・算出した送気量 QB・・・・現送気量 T・・・トンネル T1・・・切羽 1・・・排気ファン 2・・・排気ダクト 3・・・送気ファン 4・・・送気ダクト 5、7・・・回転センサ 6・・・制御装置 8・・・モータ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 隆 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21F 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 排気用送風機の排気量を測定し、その測
定した排気量より小さい送気量を算出し、その算出した
送気量に基づき送気用送風機の回転数を制御することを
特徴とするトンネル用換気設備における送風機制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14293894A JP2783356B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | トンネル用換気設備における送風機制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14293894A JP2783356B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | トンネル用換気設備における送風機制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084498A JPH084498A (ja) | 1996-01-09 |
JP2783356B2 true JP2783356B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=15327142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14293894A Expired - Fee Related JP2783356B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | トンネル用換気設備における送風機制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783356B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5865023B2 (ja) * | 2011-11-14 | 2016-02-17 | 株式会社フジタ | 施工中トンネルの発電方法および施工中トンネルの発電システム |
CN102777406B (zh) * | 2012-07-10 | 2015-04-01 | 胡玮琳 | 一种提前反应式调速型风量控制方法 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP14293894A patent/JP2783356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH084498A (ja) | 1996-01-09 |
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Legal Events
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