JP2783334B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP2783334B2
JP2783334B2 JP22896790A JP22896790A JP2783334B2 JP 2783334 B2 JP2783334 B2 JP 2783334B2 JP 22896790 A JP22896790 A JP 22896790A JP 22896790 A JP22896790 A JP 22896790A JP 2783334 B2 JP2783334 B2 JP 2783334B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、コンベアによって搬送中の商品にラベル
を自動貼付するラベル貼付装置に関する。
「従来の技術」 最近、豚肉等が発泡スチロール等のトレイ内に収納さ
れ、ストレッチフィルムで包装された商品の計量および
値付を高速かつ大量に処理するフルオートタイプの自動
計量値付装置が開発されている。この自動計量値付装置
は、商品の搬送ラインの上流側下部に計量部を配置し、
下流側上部にラベル貼付部を配置したものであり、コン
ベアにより商品を搬送中に計量すると共に、その計量値
に基づいて商品の値段を算出し、その算出した値段や商
品の品名、重量値等をラベルに印字し、この印字したラ
ベルをエアによる吹き付けにより、搬送中の商品に自動
貼付するようにしたものである。ここで、商品にラベル
を貼付する際、第7図に示すように、商品461〜463の前
端FRを基準としてラベル47を貼付する場合と、第8図に
示すように、商品461〜463の後端BAを基準としてラベル
47を貼付する場合とがあるが、この種の装置の中には、
作業者の選択により、前端、後端のいずれを基準とする
こともできるものがある。なお、第7図および第8図に
おいて、461〜463はそれぞれサイズの異なる商品であ
る。
上記従来の装置において、搬送中の商品は前端または
後端を検出するために、光反射型の検出器が使用されて
いる。この光反射型の検出器は、第11図に示すように、
光を照射する発光素子と光を受光して電気信号に変換す
る受光素子との対からなるセンサ48と反射板49とを商品
46を図中lからmへ搬送するコンベア50を挟んで対向し
て配置されている。そして、上記センサ48,反射板49の
下流側に、一定の距離を隔ててラベル貼付部51が配置さ
れている。
次に、第12図に、上記従来のセンサ48の電気的構成を
示す。この図において、符号50は発光素子、51は受光素
子であり、反射板49によって反射された光を受光して第
9図(a)に示すように反射光が有る場合に、すなわ
ち、センサ48と反射板49との間に商品が存在しない場合
に「0」、反射光が無い場合、すなわち、商品がセンサ
48と反射板49との間を横切っている状態である場合に
「1」の電気信号SEに変換する。したがって、信号SE
立上がりは商品の前端に対応し、信号SEの立下がりは商
品の後端に対応する。52はセンサ48の検出モードを前端
(フロント)検出モードあるいは後端(リア)検出モー
ドに手動で設定するためのモード切換部である。このモ
ード切換部52には、上記モード設定を行う際に使用する
設定スイッチが設けられている。また、53は設定モード
に応じて前端検出信号Pまたは後端検出信号Qを出力す
る波形整形回路である。すなわち、この波形整形回路53
は、信号SEを入力し、モード切換部52において前端検出
モードが設定されている場合には、第9図(b)に示す
ように、信号SEをそのまま前端検出信号Pとして出力端
子Kから出力するようになっている。一方、モード切換
部52において後端検出モードが設定されている場合に
は、第9図(c)に示すように、信号SEを反転して後端
検出信号Qとして出力端子Kから出力するようになって
いる。
さらに、装置各部を制御する制御部(図示せず)は、
その動作モードを作業者によって前端基準モードに設定
された場合には、第10図(a)に示すように、センサ48
が商品46の前端を検出した際に出力する前端検出信号P
の供給を受けてからT1秒経過後に、ラベル貼付部51に対
して、ラベル貼付信号を送出するようになっている。そ
して、ラベル貼付部51は、上記制御部からラベル貼付信
号を受けると、商品46にラベル47を貼付する。
また、上記制御部は、その動作モードを作業者によっ
て後端基準モードに設定された場合には、第10図(b)
に示すように、センサ48が商品46の後端を検出した際に
出力する後端検出信号Qの供給を受けてからT2秒経過後
に、ラベル貼付部51に対して、ラベル貼付信号を送出す
るようになっている。そして、ラベル貼付部51は、上記
制御部からラベル貼付信号を受けると、商品46にラベル
47を貼付する。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記したように従来の装置にあっては、前
端基準モードあるいは後端基準モードを選択する場合に
は、作業者は、制御部の動作モードを先端基準モードあ
るいは後端基準モードに設定すると共に、センサの検出
モードを先端検出モードあるいは後端検出モードに手動
設定しなければにらなかった。
このため、作業者がセンサのモード設定を忘れてしま
い、この結果、制御部の動作モードとセンサの検出モー
ドとの不一致を招き、ラベルの貼付エラーが生じるおそ
れがあった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、制御
部の動作モードに応じて、作業者がセンサの検出モード
を手動設定する必要がないラベル貼付装置を提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
商品を搬送するためのコンベアと、当該コンベアによっ
て搬送中の商品を検出するための商品検出手段と、前記
商品検出手段の下流側に配置され、当該搬送中の商品に
ラベルを貼付するラベル貼付部とを有するラベル貼付装
置において、第1の貼付モードあるいは第2の貼付モー
ドのいずれかを選択する貼付モード選択手段と、前記貼
付モード選択手段が、前記第1の貼付モードを選択した
時は第1の貼付モード選択信号を、前記第2の貼付モー
ドを選択した時は第2の貼付モード選択信号をそれぞれ
出力するモード選択信号出力手段と、前記モード選択信
号出力手段から、前記第1の貼付モード選択信号の供給
を受けた時は、搬送中の前記商品の前端を検出した時に
検出信号を出力し、前記第2の貼付モード選択信号の供
給を受けた時は、前記商品の後端を検出した時に検出信
号を出力する前記商品検出手段と、前記貼付モード選択
手段が、前記第1の貼付モードを選択した時は、前記商
品検出センサから前記検出信号の供給を受けた後所定の
時間(T1)経過後に、また、前記貼付モード選択手段
が、前記第2の貼付モードを選択した時は、前記商品検
出センサから前記検出信号の供給を受けた後所定の時間
(T2)経過後に、ラベルの貼付を指令する貼付指令信号
を前記ラベル貼付部に送出する制御部とを具備すること
を特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、商品を搬送するための
コンベアと、当該コンベアによって搬送中の商品を検出
するための商品検出手段と、前記商品検出手段の下流側
に配置され、当該搬送中の商品にラベルを貼付するラベ
ル貼付部とを有するラベル貼付装置において、商品毎に
第1の貼付モードあるいは第2の貼付モードのいずれか
に予め設定し、当該設定された貼付モードを商品番号に
対応して記憶しているメモリ部と、前記メモリ部から、
当該商品について、前記第1の貼付モードが読出された
時は第1の貼付モードを選択し、前記第2の貼付モード
が読出された時は第2の貼付モードを選択する貼付モー
ド選択手段と、前記貼付モード選択手段が、前記第1の
貼付モードを選択した時は第1の貼付モード選択信号
を、前記第2の貼付モードを選択した時は第2の貼付モ
ード選択信号をそれぞれ出力するモード選択信号出力手
段と、前記モード選択信号出力手段から、前記第1の貼
付モード選択信号の供給を受けた時は、搬送中の前記商
品の前端を検出した時に検出信号を出力し、前記第2の
貼付モード選択信号の供給を受けた時は、前記商品の後
端を検出した時に検出信号を出力する前記商品検出手段
と、前記貼付モード選択手段が、前記第1の貼付モード
を選択した時は、前記商品検出センサから前記検出信号
の供給を受けた後所定の時間(T1)経過後に、また、前
記貼付モード選択手段が、前記第2の貼付モードを選択
した時は、前記商品検出センサから前記検出信号の供給
を受けた後所定の時間(T2)経過後に、ラベルの貼付を
指令する貼付指令信号を前記ラベル貼付部に送出する制
御部とを具備することを特徴としている。
「作用」 上記構成において、第1(第2)の貼付モードが選択
されると、上記モード選択信号出力手段は商品検出手段
に第1(第2)の貼付モード選択信号を出力する。上記
商品検出手段は、第1(第2)の貼付モード選択信号に
基づいて、搬送中の商品の前端(後端)を検出すると、
検出信号を制御部に送出する。
上記構成によれば、操作者が商品検出手段のモード設
定を行う労力を省くことができる。また、制御部の動作
モードと商品検出手段の検出モードとの不一致を招くこ
とを防止でき、したがって、ラベルの貼付エラーを防止
することができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
(第1実施例) 第1図はこの発明の第1実施例であるラベル貼付装置
を適用した計量値付装置の外観構成を示す概略平面図、
第2図は同電気的構成を示すブロック図である。
これらの図において、符号1は搬送装置であり、商品
を搬入する搬入コンベア2と、搬入コンベア2によって
搬送された商品を受け取り、計量する計量コンベア3
と、計量コンベア3によって搬送された商品を受け取
り、この商品にラベル貼付作業を行うと共に、商品を搬
出する貼付コンベア4とから構成されている。なお、搬
入コンベア2はモータ5によって駆動され、計量コンベ
ア3はモータ6によって駆動され、貼付コンベア4はモ
ータ7によって駆動される。
また、計量コンベア3の近傍にコンソール部8が、計
量コンベア3の下方に計量部9がそれぞれ設けられてお
り、コンソール部8は、計量部9による商品の計量結果
の表示および装置各部の制御等を行う。また、計量部9
は、商品の重量を検出して重量信号を出力するロードセ
ル10および重量信号をデジタルデータに変換するA/D変
換器11から構成されている。
さらに、貼付コンベア4の上方にラベル印字部13およ
びラベル貼付部14から構成されるラベル貼付装置12が設
けられている。このラベル貼付装置12は、コンソール部
8から転送された品名および計量結果等の印字データを
ラベル印字部13によってラベルに印字した後、このラベ
ルをラベル貼付部14において圧縮空気により下方に吹き
飛ばして貼付コンベア4の上面に載置された商品の所定
の位置に貼付する。
加えて、第2図に示すコンソール部8において、15は
コンソール8内に設けられ、装置各部を制御するCPU
(中央処理装置)、16はCPU15において用いられる制御
プログラムが格納されたROMである。
17はバッテリーによりバックアップされているRAMで
あり、各種のフラグやレジスタが確保されたフラグ・レ
ジスタエリアと、商品番号に応じた品名、単価、風袋量
および有効期間等のデータが格納された商品データファ
イル(PLUファイル)と、商品番号に応じた累計重量お
よび累計値段の集計データを格納するための集計データ
エリア(実績ファイル)とから構成されている。
また、第2図のコンソール部8において、21はコンソ
ール部8の前面に配置された操作部であり、作業者が操
作することにより、単価、品名、モード設定およびコマ
ーシャルメッセージ等が入力できる。22は商品の品名、
単価等が表示される表示部、23はCPU15が計量部9とデ
ータの交換等を行う計量部インターフェイスである。
24はモータ制御インターフェイスであり、CPU15がこ
のモータ制御インターフェイス24を介してモータ制御回
路25を制御することにより、搬入コンベア2、計量コン
ベア3および貼付コンベア4をそれぞれ駆動するモータ
5〜7が回転駆動される。
26はセンサインターフェイスであり、CPU15がこのセ
ンサインターフェイス26を介して後述するセンサ27〜30
の出力信号を入力する。
また、第1図および第2図において、センサ27は商品
が搬入コンベア2の計量コンベア3側の端部に到達した
ことを検出し、センサ28は計量コンベア3から商品の搬
出が開始されることを検出する。そして、これらのセン
サ27および28は、商品の計量中に計量コンベア3に商品
が2個以上搬入されないように、商品の搬送を制御する
ために設けられている。すなわち、センサ28により計量
コンベア3からの商品の搬出開始が検出された場合、搬
入コンベア2を駆動して商品を1個計量コンベア3へ搬
入する。また、センサ28により計量コンベア3からの商
品の搬出開始が検出される前にセンサ27により商品が検
出された場合には、搬入コンベア2を停止させる。
センサ29は計量コンベア3から貼付コンベア4へ商品
が搬出される直前を検出するセンサ、センサ30は商品に
ラベルを貼付するために商品を検出するセンサである。
なお、センサ27の搬入コンベア2を挟んで対向した位
置には反射板31が、センサ29の計量コンベア3を挟んで
対向した位置には反射板32が、センサ28および30の貼付
コンベア4を挟んで対向した位置には反射板33および34
がそれぞれ設けられており、各反射板31〜34は、各セン
サ27〜30から照射される光を反射して再び各センサ27〜
30へ入射させる。
第3図は、センサ30の電気的構成を示すブロック図で
ある。
この図において、35は発光素子、36は受光素子、37は
波形整形回路であり、反射板31によって反射された光を
受光する場合、すなわち、センサ30と反射板34との間に
商品が無い場合に「0」、一方、反射光が無い場合、す
なわち、商品がセンサ30と反射板34との間を横切ってい
る状態である場合に「1」の信号が波形整形回路37から
出力されるようになっている(第9図(a)参照)。38
は、CPU15から供給されるモード選択信号に基づいて、
前端検出信号P(第9図(b)参照)または後端検出信
号Q(第9図(c)参照)を出力するモード選択回路で
ある。このモード選択回路38は、インバータ39,40、ア
ンド回路41,42、およびオア回路43とから構成されてい
る。上記構成のモード選択回路38において、CPU15か
らレベル「1」(「1」は前端検出モードであることを
示す)のモード選択信号Mが供給されている場合であっ
て、波形整形回路37の出力信号も「1」(商品が検出さ
れたとき)のときは、モード選択回路38から「1」が出
力され、また、波形整形回路37の出力信号が「0」(商
品が検出されないとき)のときは、モード選択回路38か
ら「0」が出力される。したがって、モード選択信号M
が「1」の場合には、CPU15は、モード選択回路38から
送出されてくる出力波形のうち、「0」→「1」の立上
がり時点を前端検出信号Pの到来と判断する。CPU15
からレベル「0」(「0」は後端検出モードであること
を示す)のモード選択信号Mが供給されている場合であ
って、波形整形回路37の出力信号が「1」(商品が検出
されたとき)のときは、モード選択回路38から「0」が
出力され、また、波形整形回路37の出力信号が「0」
(商品が検出されないとき)のときは、モード選択回路
38から「1」が出力される。したがって、モード選択信
号Mが「0」の場合には、CPU15は、モード選択回路38
から送出されてくる出力波形のうち、「0」→「1」の
立上がり時点を後端検出信号の到来と判断する。
なお、他のセンサ27〜29の構成もセンサ30の構成と同
一であるので、これらの説明を省略する。これらのセン
サ27〜29も、検出モードの設定が可能であるが、この実
施例においては、センサ27〜29については前端検出モー
ドに固定し、センサ30のみ検出モードの切換えを行い得
るようになっている。
上記構成において、ある商品にラベルを貼付する処理
について説明する。
第4図のフローチャートを参照して、貼付モード設定
時におけるコンソール部8のCPU15の動作手順について
説明する。
まず、作業者は、コンソール部8の操作部21を操作す
ることによって、ラベル貼付モードを所望のモード(前
端基準モードあるいは後端基準モード)に設定する。
作業者によって、ラベル貼付モードの設定がなされる
と、これより、CPU15は、ステップSA1へ進み、前端基準
モードが設定されたか否かを判断する。この判断の結
果、「YES」が得られた時、すなわち、前端基準モード
が設定された場合には、CPU15は、ステップSA2へ進み、
センサ30によって商品を検出して(センサ30の出力が
「0」→「1」に立上がる時点)からその商品にラベル
を貼付するまでの時間として時間T1を選択する。次に、
ステップSA3へ進み、モード選択信号Mを「1」に設定
して、センサ30へ供給する。一方、ステップSA1におけ
る判断の結果が「NO」の時、すなわち、作業者によっ
て、後端基準モードが設定された場合には、CPU15は、
ステップSA4へ進み、センサ30によって商品を検出して
(センサ30の出力が「0」→「1」に立上がる時点)か
らその商品にラベルを貼付するまでの時間として時間T2
を選択する。その後、ステップSA5へ進み、モード選択
信号Mを「0」に設定して、センサ30へ供給する。
かくして、搬送中の商品に、第10図に示したと同様の
ラベル貼付が行われる。
このように上記構成によれば、CPU15から送出される
モード選択信号に応じて、センサの検出モードが自動的
に切換えられるので、操作者がセンサの検出モードの設
定を手動で行う労力を省くことができる。また、制御部
の動作モードとセンサの検出モードとの不一致を招くこ
とを防止でき、ラベルの貼付エラーを防止することがで
きる。
(第2実施例) 次に、第2実施例について説明する。
この第2実施例は、コンソール部8のRAM17内に設定
された商品データファイルに、商品番号に対応したラベ
ル貼付モード欄を付加した点(第5図参照)が、商品デ
ータファイルにラベル貼付モード欄が付加されていない
上記第1実施例と大きく異なるところである。
すなわち、この第2実施例は、ラベル貼付モードは、
商品によって決定される場合が多いこと、つまり、商品
が決まるとラベル貼付モードが決まってしまう場合が多
いことに注目し、商品データファイルにラベル貼付モー
ド欄を付加して、商品番号に対応して、ラベル貼付モー
ドを予め設定(プリセット)しておき、商品番号を入力
するとラベル貼付モードが自動的に設定されるようにし
たことを特徴としている。
なお、この例においては、商品データファイルのラベ
ル貼付モード欄の内容が、「1」の時は、前端基準モー
ドに設定すべきことを表し、「0」の時は、後端基準モ
ードに設定すべきことを表している(第5図)。
このような第2実施例の構成において、ある商品にラ
ベルを貼付する処理について説明する。
なお、上記したように、第2実施例の構成は、第1実
施例とほとんど同様であるので、同一の構成各部につい
ては第1実施例と同一符号を用いてこれらの説明を省略
する。
第6図のフローチャートを参照して、商品番号入力時
におけるコンソール部8のCPU15の動作手順について説
明する。
まず、作業者は、コンソール部8の操作部21を操作す
ることによって、当該商品の商品番号を入力する。
これより、CPU15は、ステップSB1において、RAM17内
の商品データファイルから、商品番号に対応する商品デ
ータを呼出す。
CPU15は、次に、ステップSB2へ進み、呼出した商品デ
ータを見て、センサの検出モードの内容が「1」である
か否か(前端基準モードであるか否か)を判断する。
ステップSB2における判断の結果が、「YES」の時、す
なわち、前端基準モードである時は、ステップSB3へ進
み、センサ30によって商品を検出してからその商品にラ
ベルを貼付するまでの時間として時間T1を選択する。
次に、ステップSB4へ進み、モード選択信号Mを
「1」に設定して、センサ30へ供給する。
一方、ステップSB2における判断の結果が「NO」の
時、すなわち、後端基準モードである時は、CPU15は、
ステップSB5へ進み、センサ30によって商品を検出して
からその商品にラベル40を貼付するまでの時間として時
間T2を選択する。その後、ステップSB6へ進み、モード
選択信号Mを「0」に設定して、センサ30へ供給する。
かくして、搬送中の商品に、第10図に示したと同様の
ラベル貼付が行われる。
上記構成によれば、(印字データの設定上必須の操作
である)商品番号を入力するだけで、商品検出センサの
検出モードの選択が自動的に行われるものなので、上記
第1実施例よりも、さらに一段の操作者の労力軽減およ
び貼付エラーの軽減を図ることができる。
なお、従来より、商品番号に対応して商品の品名、単
価、有効期間等を予めプリセットしておき、このプリセ
ットされたデータを商品番号を入力することにより、呼
出して用いることが行われているので、このように構成
しても、従来に較べて、全く負担とならない。
なお、上述の実施例においては、センサをインバー
タ、アンド回路、オア回路等により構成および出力する
場合について述べたが、要は、モード選択信号によっ
て、その前端/後端検出信号が切換えられる構成である
限り、センサの具体的構成や出力信号の種類には限定さ
れるものではない。
たとえば、実施例では、検出素子部とモード選択部と
を一体に構成しているが、それぞれ別個に構成するよう
にしても良い。
また、上述の実施例においては、ラベル貼付装置を自
動計量値付装置に適用する場合について述べたが、定額
値付装置(計量部がない)でも良いことは勿論である。
すなわち、ラベル印字部がなく予め印刷されたラベルを
セットし、このラベルを貼付する装置にもこの発明を適
用することができる。
また、上述の実施例においてはラベル貼付装置が1台
の場合について述べたが、通常ラベル用の他、縦貼り
用、横貼り用、プロモーションラベル用、P0Pラベル
用、バーコードラベル用等のラベル貼付装置を複数台配
置しても良い。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明は、第1(第2)の貼
付モードが選択されると、上記モード選択信号出力手段
が商品検出手段に第1(第2)の貼付モード選択信号を
送出するようになっており、上記商品検出手段は、上記
モード選択信号出力手段から供給を受けた第1(第2)
の貼付モード選択信号に基づいて、搬送中の商品の前端
(後端)を検出し、前端(後端)検出信号を制御部に送
出するようになっているので、上記商品検出手段の検出
モードは自動的に切換えられ、したがって、操作者が商
品検出手段の検出モードの設定を手動で行う労力を省く
ことができる。また、制御部の動作モードと商品検出手
段の検出モードとの不一致を招くことを防止でき、した
がって、ラベルの貼付エラーを防止することができる。
また、請求項2記載の発明は、商品毎に第1の貼付モ
ードあるいは第2の貼付モードのいずれかに予め設定
し、当該設定された貼付モードを商品番号に対応して記
憶しているメモリ部を有し、(印字データの設定上必須
の操作である)商品番号を入力するだけで、商品検出手
段の検出モードの選択が自動的に行われるものなので、
請求項1記載の発明よりも、さらに一段と操作者の労力
軽減および貼付エラーの軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるラベル貼付装置を適用
した計量値付装置の外観構成を概略的に示す正面図、第
2図は同電気的構成を示すブロック図、第3図は同実施
例のセンサ27〜30の電気的構成を示す回路図、第4図は
この発明の第1実施例の動作を説明するための説明図、
第5図はこの発明の第2実施例に適用されるRAM17の商
品ファイル19の構成を示す概念図、第6図は同第2実施
例の動作を説明するための説明図、第7図は様々なサイ
ズの商品461〜463に前端基準でラベル47を貼付した例を
示す図、第8図は様々なサイズの商品461〜463に後端基
準でラベル47を貼付した例を示す図、第9図は商品検出
手段から出力される信号の波形図、第10図(a)および
(b)はそれぞれラベル貼付部51が商品46にラベル47を
貼付する動作を説明するための図、第11図は従来の自動
計量値付装置に配置された検出器の構成例を示す図、第
12図は従来のセンサ48の電気的構成を示すブロック図で
ある。 1……搬送装置、8……コンソール部(制御部)、12…
…ラベル貼付部(ラベル貼付装置)、14……ラベル貼付
部、15……CPU(制御部、モード選択信号出力手段)、1
7……RAM(メモリ部)、21……操作部(貼付モード選択
手段)、27〜30……センサ(商品検出センサ)、31〜34
……反射板、37……波形整形回路、38……モード選択回
路、46……商品、FR……商品の前端、BA……商品の後
端、47……ラベル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を搬送するためのコンベアと、当該コ
    ンベアによって搬送中の商品を検出するための商品検出
    手段と、前記商品検出手段の下流側に配置され、当該搬
    送中の商品にラベルを貼付するラベル貼付部とを有する
    ラベル貼付装置において、 第1の貼付モードあるいは第2の貼付モードのいずれか
    を選択する貼付モード選択手段と、 前記貼付モード選択手段が、前記第1の貼付モードを選
    択した時は第1の貼付モード選択信号を、前記第2の貼
    付モードを選択した時は第2の貼付モード選択信号をそ
    れぞれ出力するモード選択信号出力手段と、 前記モード選択信号出力手段から、前記第1の貼付モー
    ド選択信号の供給を受けた時は、搬送中の前記商品の前
    端を検出した時に検出信号を出力し、前記第2の貼付モ
    ード選択信号の供給を受けた時は、前記商品の後端を検
    出した時に検出信号を出力する前記商品検出手段と、 前記貼付モード選択手段が、前記第1の貼付モードを選
    択した時は、前記商品検出センサから前記検出信号の供
    給を受けた後所定の時間(T1)経過後に、また、前記貼
    付モード選択手段が、前記第2の貼付モードを選択した
    時は、前記商品検出センサから前記検出信号の供給を受
    けた後所定の時間(T2)経過後に、ラベルの貼付を指令
    する貼付指令信号を前記ラベル貼付部に送出する制御部
    とを具備することを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】商品を搬送するためのコンベアと、当該コ
    ンベアによって搬送中の商品を検出するための商品検出
    手段と、前記商品検出手段の下流側に配置され、当該搬
    送中の商品にラベルを貼付するラベル貼付部とを有する
    ラベル貼付装置において、 商品毎に第1の貼付モードあるいは第2の貼付モードの
    いずれかに予め設定し、当該設定された貼付モードを商
    品番号に対応して記憶しているメモリ部と、 前記メモリ部から、当該商品について、前記第1の貼付
    モードが読出された時は第1の貼付モードを選択し、前
    記第2の貼付モードが読出された時は第2の貼付モード
    を選択する貼付モード選択手段と、 前記貼付モード選択手段が、前記第1の貼付モードを選
    択した時は第1の貼付モード選択信号を、前記第2の貼
    付モードを選択した時は第2の貼付モード選択信号をそ
    れぞれ出力するモード選択信号出力手段と、 前記モード選択信号出力手段から、前記第1の貼付モー
    ド選択信号の供給を受けた時は、搬送中の前記商品の前
    端を検出した時に検出信号を出力し、前記第2の貼付モ
    ード選択信号の供給を受けた時は、前記商品の後端を検
    出した時に検出信号を出力する前記商品検出手段と、 前記貼付モード選択手段が、前記第1の貼付モードを選
    択した時は、前記商品検出センサから前記検出信号の供
    給を受けた後所定の時間(T1)経過後に、また、前記貼
    付モード選択手段が、前記第2の貼付モードを選択した
    時は、前記商品検出センサから前記検出信号の供給を受
    けた後所定の時間(T2)経過後に、ラベルの貼付を指令
    する貼付指令信号を前記ラベル貼付部に送出する制御部
    とを具備することを特徴とするラベル貼付装置。
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