JP2782210B2 - 遊戯用車両 - Google Patents

遊戯用車両

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JP2782210B2
JP2782210B2 JP63299403A JP29940388A JP2782210B2 JP 2782210 B2 JP2782210 B2 JP 2782210B2 JP 63299403 A JP63299403 A JP 63299403A JP 29940388 A JP29940388 A JP 29940388A JP 2782210 B2 JP2782210 B2 JP 2782210B2
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国明 古沢
正人 服部
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株式会社鈴鹿サーキットランド
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、遊園地等で大人や子供などの遊戯者が乗
って楽しむ自走式の遊戯用車両に係り、特に、2台の自
走車両を組合せて斬新な走行感覚を楽しむことができる
遊戯用車両に関する。
〔従来の技術〕
一般に、遊園地等では大人や子供などの遊戯者が乗っ
て楽しむ乗物として、ゴーカート等の遊戯用車両があ
り、この車両はハンドル、アクセル及びブレーキの各ペ
ダルを有して小型エンジン等により走行可能に構成され
ており、この車両を遊戯者が自ら運転操作して、広い敷
地を走行しながら楽しむようになっている。
そして、従来のこの種の遊戯用車両は、1人用・2人
用の違いはあっても、1台の自走車両で構成されている
のが一般的である。そして・2人用であっても、1人が
1台の車両を実際に運転して走らせ、ハンドルと各ペダ
ルの操作で衝突を避けながら走行を続ける楽しみを満た
すように構成されているのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の遊戯用車両にあっては、1
台の車両を1人で運転することが前提になっているた
め、運転者は必然的に1人に制限されることとなり、複
数の者が一緒になって運転走行しながら楽しむことはで
きない。また、1台の車両を1人が運転して走らせるだ
けの機能しか有していないため、数回乗るとマスターで
き、それ以上の娯楽性が望めない等の問題を有してい
た。
ところで、遊園地は、その性質上、兄弟、友人等、複
数の人達が一緒に行く場合が殆どであり、このため、遊
戯用車両でも複数の者が同時に楽しむことができるのが
望ましい。
また、自走式車両の操作は比較的容易にマスターでき
るので、斬新で変則的な走行を楽しむことができる遊戯
用車両の出現が強く望まれているのが現状である。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、複数の者が同時に運転走
行でき、お互いの協力関係で斬新で多種多様の走行バリ
エーションが得られると共に、遊戯性を大幅に拡大する
ことができる遊戯用車両を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明にあっては、2台
の自走車両を有し、互いに連結した2つのアウターリン
グ内に、各自走車両をそれぞれフリー回転自在に収容し
設置すると共に、上記自走車両の周囲に円形のインナー
リングを一体に配設し、該インナーリングをアウターリ
ングに摺動回転可能に嵌合してなる遊戯用車両を技術的
前提とし、上記2つのアウターリングを、球面軸受と連
結棒とで連結したことを特徴とするものである。
〔作用〕
それ故、この発明に係る遊戯車両にあっては、上記の
ように構成したので、2台の自走車両に、それぞれ1人
ないし2人の乗員が乗り、各自が各搭乗車両を運転走行
して楽しむことが可能になる。そして、2台の自走車両
の走行条件の同一または違いにより、縦走行、併走の直
進走行または旋回走行の各走行バリエーションが自由に
得られる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基づき、この発明を
詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る遊戯用車両1
は、2台の自走車両2,2′が組み合されて構成されてい
る。
一方の自走車両2は、車体3に4つの車輪4が車体前
後部に各一対づつ振り分けて取り付けられており、か
つ、ハンドル5が転舵可能に設けられていると共に、ア
クセルとブレーキのペダル6,7が自走車両2を走行・停
止すべく設置されている。勿論、この自走車両2は、1
人或は2人の乗員が乗って走行することができるように
構成されている。
また、かかる車体3の周囲には、フレーム8により円
形のインナーリング9が一体的に装架されており、か
つ、このインナーリング9は、同じ円形のアウターリン
グ10に遊嵌されている。
アウターリング10は、第2図に示すように、断面コの
字形に形成され、また、上記インナーリング9の3辺に
は球状ローラ11が突設され、この球状ローラ11が上記ア
ウターリング10の内面に接した状態で上記アウターリン
グ10はインナーリング9に遊嵌されており、インナー及
びアウターの各リング9,10の一方が他方に対しフリー回
転可能に取り付けられている。
尚、他方の自走車両2′も、上記自走車両2と全く同
一に構成されているので、図中同一部分には同一符号に
ダッシュを付け、その詳細な説明をここでは省略する。
また、上記2台の自走車両2,2′のアウターリング10,
10′は、第1図に示すように、連結棒12と、この連結棒
12の両端に配設された球面軸受13により、自走車両2,
2′が繋がった状態で走行するように連結されている。
次に、上記のように構成された遊戯用車両1の動作に
ついて説明する。
先ず、2人の乗員が2台の自走車両2,2′に乗り、各
自がハンドル5,5′とペダル6,6′及び7,7′を操作する
ことで、独立して運転走行する。
そこで、第1図のように、縦に並んだ状態でそのまま
直進すると、連結棒12により連結した車両2,2′が縦走
し、この状態から90度同じ方向に転舵して左右に並ぶと
車両2,2′が併走して共に直進走行が可能となる。
また、この実施例に係る遊戯用車両にあっては、連結
棒12により連結した2つのアウターリング10,10′の内
部において、上記各車両2,2′が自由に回転し得るた
め、車両2,2′の一方を低速し、かつ、他方を高速で走
行させると、低速側車両を支点にして高速側車両がその
周囲を旋回走行する。
そして、2台の車両2,2′の走行速度、転舵方向を異
ならしめることにより、多種多様の旋回態様が得られ
る。
このようにして、走行中に2台の車両2,2′の運転操
作を、相互に協力し合ったり、または、逆に反発し合う
ことで、縦走、併走及び旋回の各走行を自由に行うこと
ができる。
また、軸受13の部分では、前記連結棒12が自由に倒れ
るため、車両2,2′は接したりまたは離れて走行するこ
とができる。
尚、上記実施例では、球状ローラ11によりインナーリ
ング9がアウターリング10に対し、その摺動抵抗が非常
に小さくなるように構成した場合を例にとり説明した
が、この発明にあってはこれに限定されるものではない
こと勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、この発明に係る遊戯用車両に
あっては、1台の遊戯用車両に1人ないし2人の乗員が
乗り、各自が走行して一緒に楽しむことができると共
に、2台の自走車両は、フリー回転可能に連結されてい
るため、斬新で変則的な種々の走行バリエーションも得
ることができ、娯楽性が大幅に向上する。
また、この発明によって得られる走行バリエーション
は、2人から4人の乗員の運転操作により多種多様に変
化するので、協調性等が養われ、しかも、従来の遊戯車
両では全く得られなかった。2人,3人,4人の乗員の『か
けひき』による楽しみも得られ、さらには、2台の自走
車両をインナーリングとアウターリング等で組み合せた
構成であるため、既存の遊戯車両を用いることができる
と共に、アウターリングを球面軸受と連結棒とで連結し
たので、上記軸受部分で連結棒が自由に倒れ、従って、
アウターリングが自在に接離するため、さらに走行バリ
エーションが増大する他、構造も簡単であるため廉価に
提供することができる等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る遊戯用車両の構成を
概略的に示す平面図、第2図は第1図II−II線拡大断面
図である。 〔符号の説明〕 1……遊戯用車両 2,2′……自走車両 10,10′……アウターリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2台の自走車両を有し、互いに連結した2
    つのアウターリング内に、各自走車両をそれぞれフリー
    回転自在に収容し設置すると共に、上記自走車両の周囲
    に円形のインナーリングを一体に配設し、該インナーリ
    ングをアウターリングに摺動回転可能に嵌合してなる遊
    戯用車両において、上記2つのアウターリングを、球面
    軸受と連結棒とで連結したことを特徴とする遊戯用車
    両。
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