JP2781367B2 - 調理、殺菌用容器のリフト式収納カセット - Google Patents

調理、殺菌用容器のリフト式収納カセット

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隆一 堤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドンブリその他の形
状をした容器を収納し、レトルト殺菌機内に装填する調
理、殺菌用容器のリフト式収納カセットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の収納カセットにおいては、図4〜
図6に示すように、図4では、被処理物を収容したドン
ブリその他の形状の容器をそのままトレー上に載置した
り、レトルト殺菌機等内に装填していたが、これらの容
器が軟包材である場合、手荒く扱うと変形してひずみが
生じたり、収容した被処理物が飛び出す危険性があっ
た。
【0003】図4の従来例の欠点を除去するため、図
5、図6に示すようにドンブリその他の形状をした容器
の複数個を一列又は複数列に収容できるカセット本体
と、このカセット本体の側面及び底面又は側面と底面の
いずれかに複数個設けた通気孔と、前記カセット本体内
で上記容器数に応じて複数の容器導入部を設けたカセッ
ト中板と、前記カセット本体の上面を覆い、取外し可能
に設けた蓋とから成り、前記容器導入部へ容器を収容し
た時、容器の上方周縁部と容器導入部の周縁部との間に
蒸気その他の加熱媒体が通過可能な隙間ができるよう設
けた調理、殺菌用容器の収納カセットが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この例もカセ
ット本体の側面及び底面又は側面と底面のいずれかに複
数個設けた通気孔から外気が入り、被処理物にまで侵入
する危険性があった。本発明は、調理、殺菌装置による
加熱処理前後において、カセットの搬送時など外気の侵
入を防ぐ必要がある時には、容器内の被処理物に外気が
到達せず、一方、被処理物を熱処理するときには、蒸気
等の加熱媒体が被処理物に到達するよう調整ができる簡
易な調理、殺菌用容器のリフト式収納カセットを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ドンブリその他の形状をした容器の複数個を
一列又は複数列に収容できるカセット本体と、このカセ
ット本体の側面及び底面又は側面と底面のいずれかに複
数個設けた通気孔と、前記カセット本体の底面で上下に
可動に設けたカセット底板と、前記カセット本体内で上
記容器数に応じて複数の容器導入部を設けたカセット中
板と、前記カセット本体の上面を覆い、取外し可能に設
けた蓋とから成り、前記容器導入部の開口縁部へ容器の
つば部を引っ掛けて収容した時、前記カセット底板を押
し下げ、容器のつば部と容器導入部の開口縁部とが密接
触し、前記カセット底板を押し上げた時、容器のつば部
と容器導入部の開口縁部との間に蒸気その他の加熱媒体
が通過可能な隙間ができるよう配設した調理、殺菌用容
器のリフト式収納カセットとした。
【0006】(作用)本発明では、カセット本体の側面
又は底面に通気孔を設けているが、被処理物の加熱処理
の前後でカセットの搬出入時には容器のつば部が容器導
入部の開口縁部に引っ掛けられた形で、開口縁部に密接
触して開口部を閉塞すると共にカセット底板を押し下げ
た状態にして外気の侵入を防ぐことができる。また、熱
処理時にはカセット底板を押し上げた状態にして容器の
つば部と開口縁部との間に隙間ができるようにした。こ
の隙間は通常0.5〜5mm程度である。通気孔からの蒸
気等の加熱媒体がこの隙間を通過して被処理物に到達
し、加熱処理を行うようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は高温高圧の調理殺菌装置
へ装填されて、主として固体状の被処理物を調理殺菌す
るものである。この調理殺菌装置へ装填する場合に複数
の被処理物を一列又は複数列に配列できるよう各容器導
入部を設けたカセット本体を使用するようにした。
【0008】カセット本体の容器導入部へ被処理物を収
納したドンブリ状の容器等をセットすると、容器のつば
部が容器導入部の開口縁部に引っ掛かって垂下される形
で装填され、同時に上下に可動の底板が押し下げられ
る。この状態ではカセット本体に設けた通気孔からカセ
ット内へ入る空気は前記容器と開口縁部との密接触によ
り遮断されているので、被処理物にまで到達しない。従
って、調理殺菌処理の前後でカセットと共に被処理物を
搬送したり移動させたりするのに好都合である。
【0009】被処理物を収納したカセット本体を調理、
殺菌装置内へ装填した時には、例えばトレー上に前記カ
セット本体の底板を押し上げる仕掛けを設けておくこと
により、底板が押し上げられる。従って、容器のつば部
と容器導入部の開口縁部間に間隙が生じて、通気孔を通
って導入される蒸気等の加熱媒体が被処理物まで到達し
て処理が行われるようになっている。
【0010】
【実施例】図1及び図2は本発明の調理、殺菌用容器の
リフト式収納カセットの断面を示す要部断面図である。
図1は容器を容器導入部へ装填した状態でカセット底板
は押し下げられている。
【0011】図2は底板を押し上げて容器のつば部と開
口縁部との間に間隙を設けた状態を示す。1はカセット
本体で、ドンブリその他の形状をした容器の複数個を一
列又は複数列に収容できるようになっている。2は通気
孔で、カセット本体1の側面及び底面又は側面と底面の
いずれかに複数個設けている。3はカセット底板で、カ
セット本体1の底面に設け、上下に可動である。可動幅
は1〜5mm程度である。
【0012】4はカセット中板で、カセット本体1内で
容器数に応じた複数の容器導入部5を設けている。6は
蓋で、カセット本体1の上面を覆い、取外し可能に設け
られている。7は容器で、ドンブリその他の形状をし、
主に固体状の被処理物を収容している。この容器は軟包
材からなる場合もある。8は容器のつば部、9は開口縁
部で、カセット中板4の容器導入部5周縁で盛り上がる
ように設けた。10は隙間で、底板3が押し上げられた
時、容器7のつば部8と容器導入部5の開口縁部9との
間に形成される。
【0013】容器7内に固体状の食品等を装填した状態
で、カセット本体1の容器導入部5にセットした時、容
器7のつば部8が開口縁部9に引っ掛けられた形で支持
される。この時、カセット底板3は押し下げられるが、
容器のつば部8と容器導入部5の開口縁部9とが密接触
するので、通気孔2からの空気は被処理物に到達しな
い。従って、カセット本体内の被処理物は上面の蓋で覆
われると同時に通気孔からの空気を遮断されているの
で、調理殺菌装置の外部で雑菌の侵入を防止できるよう
になっている。このカセットを調理殺菌装置へ入れた時
は、カセット底板3を押し上げるように設定されている
ので、容器のつば部8と容器導入部5の開口縁部9との
間に蒸気その他の加熱媒体が通過可能な隙間10ができ
るよう配設されている。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、カセット底板を上下
に可動としたので、高温高圧の調理殺菌装置に装填する
前後において、カセットを移動したり搬出入するとき、
容器がカセット内の開口縁部に垂下された形で装填され
るので、カセット底板を押し下げると共に容器のつば部
が外気の侵入を遮断するので外気が被処理物まで到達し
ない。
【0015】一方、カセットを処理機内に入れ、熱処理
工程を進めるときには、カセット底板を押し上げて、容
器のつば部と容器導入部の開口縁部との間に蒸気その他
の加熱媒体が通過可能な隙間ができるよう配設したの
で、被処理物に蒸気が到達し、調理殺菌が充分行える。
さらに、カセット上蓋を設けているので、圧力容器から
取出しても容器内の食品に落下菌が入り込むこともな
く、極めて衛生的に食品の熱処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフト式収納カセットの要部断面図
【図2】本発明のリフト式収納カセットの要部断面図
【図3】本発明のリフト式収納カセットをレトルト殺菌
機内に装填した状態を示す図
【図4】従来例の収納カセットを用いない場合を示す図
【図5】従来例の収納カセットを示す外観図
【図6】従来例の収納カセットを示す断面図
【符号の説明】
1 カセット本体 2 通気孔 3 カセット底板 4 カセット中板 5 容器導入部 6 蓋 7 容器 8 つば部 9 容器の開口縁部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドンブリその他の形状をした容器の複数
    個を一列又は複数列に収容できるカセット本体と、この
    カセット本体の側面及び底面又は側面と底面のいずれか
    に複数個設けた通気孔と、前記カセット本体の底面で上
    下に可動に設けたカセット底板と、前記カセット本体内
    で上記容器数に応じて複数の容器導入部を設けたカセッ
    ト中板と、前記カセット本体の上面を覆い、取外し可能
    に設けた蓋とから成り、前記容器導入部の開口縁部へ容
    器のつば部を引っ掛けて収容した時、前記カセット底板
    を押し下げ、容器のつば部と容器導入部の開口縁部とが
    密接触し、前記カセット底板を押し上げた時、容器のつ
    ば部と容器導入部の開口縁部との間に蒸気その他の加熱
    媒体が通過可能な隙間ができるよう配設したことを特徴
    とする調理、殺菌用容器のリフト式収納カセット。
JP27860395A 1995-10-26 1995-10-26 調理、殺菌用容器のリフト式収納カセット Expired - Fee Related JP2781367B2 (ja)

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