JP2781366B2 - 調理、殺菌用容器の収納カセット - Google Patents
調理、殺菌用容器の収納カセットInfo
- Publication number
- JP2781366B2 JP2781366B2 JP27860295A JP27860295A JP2781366B2 JP 2781366 B2 JP2781366 B2 JP 2781366B2 JP 27860295 A JP27860295 A JP 27860295A JP 27860295 A JP27860295 A JP 27860295A JP 2781366 B2 JP2781366 B2 JP 2781366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cassette
- containers
- cooking
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
状をした容器を収納してトレーに載せてレトルト殺菌機
等の高温高圧調理殺菌装置内に装填するカセットに関す
るものである。
の他の形状の容器をそのままトレー上に載置したり、レ
トルト殺菌機等内に装填していたが、これらの容器が軟
包材である場合、手荒く扱うと変形してひずみが生じた
り、収容した被処理物が飛び出す危険性があった(図4
参照)。
作られた容器の場合、複数個並べて互いに接触し合った
り、外力が加わると変形してひずみが生じる危険があ
り、これら容器を複数個まとめて収納しうると共に出し
入れを容易にすることのできるカセットを提供しようと
するものである。
リ容器のような場合でも、複数個を整列して同時に加熱
調理殺菌する際に調理殺菌装置内で適宜に蒸気等の加熱
媒体が容器周辺に十分に行き亘って加熱処理ができるよ
うにすると共に蒸気等のドレンの混入がなく、又、調理
殺菌装置から取出した場合に落下菌などで汚染されるこ
とのないカセットを提供しようとするものである。
に第1発明では、ドンブリその他の形状をした容器の複
数個を一列又は複数列に収容できるカセット本体と、こ
のカセット本体の側面及び底面又は側面と底面のいずれ
かに複数個設けた通気孔と、前記カセット本体内で上記
容器数に応じて複数の容器導入部を設けたカセット中板
と、前記カセット本体の上面を覆い、取外し可能に設け
た蓋とから成り、前記容器導入部へ容器を収容した時、
容器の上方周縁部と容器導入部の周縁部との間に蒸気そ
の他の加熱媒体が通過可能な隙間ができるよう設けた調
理、殺菌用容器の収納カセットとした。
を盛り上り部とし、容器の周縁部との間に微少間隔を設
けるようにした調理、殺菌用容器の収納カセットとし
た。第3発明では、複数の容器導入部の周縁部と容器の
周縁部との間に微少間隔を設けるよう容器とカセット本
体との高さを調節した調理、殺菌用容器の収納カセット
とした。
容器数に応じて一列又は複数列とした複数の容器導入部
を設けたため、容器の出し入れが便利で、しかも、カセ
ットの側面又は底面から蒸気その他の加熱媒体をカセッ
ト内へ導入し、容器の上方周縁部と容器導入部の周縁と
の間に設けた隙間から容器内の被処理物へ到達するよう
にした。従って、蒸気に伴う蒸気ドレンが被処理物に混
入することなく、調理、殺菌が効率良く行える。
縁部を盛り上り部とし、容器の周縁部との間に微少間隔
が構成されるようにしたので、気密性が保て、蒸気に伴
う蒸気ドレンの浸入がなくなった。さらに、第3発明で
は、複数の容器導入部の周縁部と容器の周縁部との間に
微少間隔を設けるよう容器とカセット本体との高さを調
節したので、容器の形体に応じて加熱媒体の導入に適し
た微少間隔を保持することができるようになった。
(海老)を用いた場合について説明する。まず、ブラッ
クタイガーの殻をむき、水洗い後、水切りする。これを
ドンブリ形状の容器に数個ずつ装填する。このようにし
てブラックタイガーを装填した容器を複数個カセットに
入れ、圧力容器に収納する。圧力容器内の空気を排除
し、圧力を20Torrの真空にする。蒸気を吹き込み、圧
力容器内を135℃、2.2Kg/cm2Gの高温高圧状態に
し、4分間保持する。
ルームでドンブリ形状の容器の上面をシールする。
セットの一部拡大断面図を示す。1はカセット本体で、
ドンブリその他の形状をした容器の複数個を一列又は複
数列に収容できるようになっている。2は通気孔で、カ
セット本体1の側面及び底面又は側面と底面のいずれか
に複数個設けている。3はカセット中板で、カセット本
体1内で容器数に応じて複数の容器を装填することので
きる容器導入部4を設けている。5は蓋で、カセット本
体1の上面を覆い、取外し可能に設けられている。6は
容器で、ドンブリその他の形状をし、被処理物を収容し
ている。この容器は軟包材からなる場合もある。7は容
器の上方周縁部、8は隙間で通常は0.5〜5mm程度に
してある。
り上り部である。カセット本体1内の容器導入部4に容
器6を収容した時、容器の上方周縁部7と容器導入部4
の周縁部との間に蒸気その他の加熱媒体が通過可能な隙
間ができるようになっている。図3は本発明のカセット
本体1を用いて、トレー内へ装填した例を示す概略図で
ある。
用収納カセットを用いた加熱処理について説明する。ま
ず、被処理物を容器6に装填する。容器6をカセット本
体1内のカセット中板3に設けた容器導入部4に収容す
る。次に、カセット本体1の上面を蓋5で覆う。このカ
セットをトレーを介して又はトレーを必要としないレト
ルト殺菌機内に入れ、熱処理工程を進める。
菌機内の空気を排除し、真空に近く(望ましくは30To
rr以下)にする。その後、蒸気を吹き込み圧力容器内を
高温、高圧(100℃、大気圧以上)に保持し、被処理
物の食品を加熱処理する。カセット本体1の側面又は底
面に設けた通気孔2より蒸気等の加熱媒体がカセット本
体内へ導入される。従って、蒸気中に同伴する蒸気ドレ
ンが直接に被処理物に混入されたり接触しないようにな
っている。
7と容器導入部4の周縁部との間に設けた隙間8を通過
して被処理物に到達するようにしたので、乾燥した蒸気
による熱処理が行える。このようにして熱処理を完了し
た後、圧力容器内の蒸気を排除し、大気圧に戻す。
真空にし、真空冷却をした後に大気圧に戻すこともあ
る。大気圧に戻した状態でカセット本体をレトルト殺菌
機から取出し、熱処理を完了する。カセット本体の上面
には蓋を設けているので、加熱処理後、調理殺菌装置か
ら取出した場合も落下菌が被処理物に入り込むことがな
い。
蓋をはずして被処理物の入った容器を取出し、液状食品
を充填してから容器の上面をシールする。なお、液状食
品を充填しない場合もある。 (実施例2)図2において、容器導入部の周縁部に盛り
上り部9を設けることによって、隙間8の間隔をより緻
密にして蒸気等の通過を適宜に調節している。 (実施例3)容器導入部の周縁部と容器の周縁部との間
に微少間隔を設けるよう容器とカセット本体との高さを
調節することで、被処理物に合わせた容器ごとに最適の
隙間を形成することができる。
の容器を容易に整列して装填でき、高温高圧の調理殺菌
装置への出入れを容易にし、容器の保護もできるように
なった。又、調理殺菌装置内での処理に際して、通気孔
が容器の下方に設けられ、上方には蓋を有するので、蒸
気ドレンの混入を防止できる。容器の上方周縁部と容器
導入部の周縁部との間に設けた隙間から蒸気その他の加
熱媒体が容器内の被処理物に到達するようにしたので、
効率良く処理できるようになった。
周縁部を盛り上り部としたので、隙間の調節が容易で気
密性が保て、均一加熱処理ができるようになった。さら
に、第3発明では、容器導入部の周縁部と容器の周縁部
との間に微少間隔を設けるよう容器とカセット本体との
高さを調節するようにしたので、蒸気等の加熱媒体の通
過を適宜調節できるようになった。
面図
面図
填した状態を示す概略図
す図
Claims (3)
- 【請求項1】 ドンブリその他の形状をした容器の複数
個を一列又は複数列に収容できるカセット本体と、この
カセット本体の側面及び底面又は側面と底面のいずれか
に複数個設けた通気孔と、前記カセット本体内で上記容
器数に応じて複数の容器導入部を設けたカセット中板
と、前記カセット本体の上面を覆い、取外し可能に設け
た蓋とから成り、前記容器導入部へ容器を収容した時、
容器の上方周縁部と容器導入部の周縁部との間に蒸気そ
の他の加熱媒体が通過可能な隙間ができるよう設けたこ
とを特徴とする調理、殺菌用容器の収納カセット。 - 【請求項2】 複数の容器導入部の周縁部を盛り上り部
とし、容器の周縁部との間に微少間隔を設けるようにし
た請求項1記載の調理、殺菌用容器の収納カセット。 - 【請求項3】 複数の容器導入部の周縁部と容器の周縁
部との間に微少間隔を設けるよう容器とカセット本体と
の高さを調節した請求項1記載の調理、殺菌用容器の収
納カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27860295A JP2781366B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 調理、殺菌用容器の収納カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27860295A JP2781366B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 調理、殺菌用容器の収納カセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117268A JPH09117268A (ja) | 1997-05-06 |
JP2781366B2 true JP2781366B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=17599565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27860295A Expired - Fee Related JP2781366B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 調理、殺菌用容器の収納カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2781366B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE538970C2 (en) * | 2015-02-12 | 2017-03-07 | Micvac Ab | Method and means for cooking and sterilization |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27860295A patent/JP2781366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09117268A (ja) | 1997-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4727008B2 (ja) | 一体化した洗浄/滅菌処理方法 | |
AU733540B2 (en) | Lumen device reprocessor without occlusion | |
US6187266B1 (en) | Integrated cleaning/sterilization process with lumen devices | |
AU774646B2 (en) | Device processing apparatus and method having positive pressure with two partitions to minimize leakage | |
US7556767B2 (en) | Integrated washing and sterilization process | |
US20050163655A1 (en) | Integrated washing and sterilization process | |
AU733363B2 (en) | Apparatus and method for providing fluid to devices with reduced or without occlusion | |
JP2781366B2 (ja) | 調理、殺菌用容器の収納カセット | |
US6685895B1 (en) | Method and apparatus for processing device with reduced occlusion | |
JP3676125B2 (ja) | マイクロ波殺菌方法 | |
JP4031260B2 (ja) | 固形物の殺菌方法及び殺菌装置 | |
JP2781367B2 (ja) | 調理、殺菌用容器のリフト式収納カセット | |
US6645430B1 (en) | Method and apparatus for processing device with fluid submersion | |
JP2683227B2 (ja) | 食材の殺菌方法 | |
KR102586672B1 (ko) | 포장 식품의 제조 방법 | |
JP2004065033A (ja) | レトルト殺菌用圧力容器並びにレトルト殺菌方法 | |
JP3515827B2 (ja) | 無菌炊飯米の製造方法 | |
JP2907763B2 (ja) | 固形物含有食品の殺菌包装方法および装置 | |
JPH10271964A (ja) | 穀類、豆類、根菜類等の加熱調理方法及び装置 | |
JP3614497B2 (ja) | 海老類の殺菌処理方法 | |
JPH04144641A (ja) | 無洗米および無洗米包装体の製造方法 | |
JPH06237744A (ja) | レトルト食品用トレイ | |
JPH05131019A (ja) | 滅菌殺菌方法および装置 | |
JPH068973A (ja) | 高圧蒸気滅菌用包装袋 | |
JPS61185175A (ja) | マイクロ波による食品包装体の殺菌方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090515 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090515 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100515 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100515 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110515 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110515 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515 Year of fee payment: 16 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |